JPH05250532A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
- Publication number
- JPH05250532A JPH05250532A JP4050217A JP5021792A JPH05250532A JP H05250532 A JPH05250532 A JP H05250532A JP 4050217 A JP4050217 A JP 4050217A JP 5021792 A JP5021792 A JP 5021792A JP H05250532 A JPH05250532 A JP H05250532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- voltage
- power supply
- terminal
- parent device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電池電圧検出用端子と接続する親装置側の回路
が常時直流が流れる回路であっても、親装置によるIC
カード内蔵の電池の消耗がないようにする。 【構成】ゲートに電池電圧を受けドレインを電源端子T
M1と接続しドレインを電池電圧検出用端子TM2と接
続するトランジスタQ1を設ける。
が常時直流が流れる回路であっても、親装置によるIC
カード内蔵の電池の消耗がないようにする。 【構成】ゲートに電池電圧を受けドレインを電源端子T
M1と接続しドレインを電池電圧検出用端子TM2と接
続するトランジスタQ1を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードに関し、特に
揮性性メモリのデータをバックアップする電池の電圧チ
ェック機能を備えたICカードに関する。
揮性性メモリのデータをバックアップする電池の電圧チ
ェック機能を備えたICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のICカードは、一例とし
て図3に示すように、親装置と結合したとき親装置から
の電源電圧Vccを受入れる電源端子TM1と、揮発性
のメモリセルを含むメモリ集積回路3と、親装置と結合
していないときにメモリ集積回路3に所定の電圧を供給
するための電池1と、メモリ集積回路3に、親装置と結
合しているときには電源端子TM1からの電源電圧Vc
cを供給し結合していないときには電池1の電圧を供給
する電源制御回路2と、電池1の電圧を前記親装置に伝
達するための電池電圧検出用端子TM2と、電池1の陽
極と電源制御回路2及び電池電圧検出用端子TM2との
間にそれぞれ接続された抵抗R1,R3と、基準電位点
接続用端子TM3とを有する構成となっていた。
て図3に示すように、親装置と結合したとき親装置から
の電源電圧Vccを受入れる電源端子TM1と、揮発性
のメモリセルを含むメモリ集積回路3と、親装置と結合
していないときにメモリ集積回路3に所定の電圧を供給
するための電池1と、メモリ集積回路3に、親装置と結
合しているときには電源端子TM1からの電源電圧Vc
cを供給し結合していないときには電池1の電圧を供給
する電源制御回路2と、電池1の電圧を前記親装置に伝
達するための電池電圧検出用端子TM2と、電池1の陽
極と電源制御回路2及び電池電圧検出用端子TM2との
間にそれぞれ接続された抵抗R1,R3と、基準電位点
接続用端子TM3とを有する構成となっていた。
【0003】このICカードでは、親装置に挿入、結合
すると、親装置により電池1の電圧が電池電圧検出用端
子TM2を介して直接測定することができる。
すると、親装置により電池1の電圧が電池電圧検出用端
子TM2を介して直接測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のICカードでは、親装置と結合しているとき、電池
電圧検出用端子TM2と接続する親装置側の回路によっ
て電池1から電流が流れ、電池が消耗して可能性がある
という問題点があった。
来のICカードでは、親装置と結合しているとき、電池
電圧検出用端子TM2と接続する親装置側の回路によっ
て電池1から電流が流れ、電池が消耗して可能性がある
という問題点があった。
【0005】本発明の目的は、電池電圧検出用端子と接
続する親装置側の回路が常時直流電流の流れる回路であ
っても、この回路によって電池が消耗しないICカード
を提供することにある。
続する親装置側の回路が常時直流電流の流れる回路であ
っても、この回路によって電池が消耗しないICカード
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
親装置と結合したとき前記親装置からの電源電圧を受入
れる電源端子と、揮発性のメモリセルを含むメモリ集積
回路と、前記親装置と結合していないときに前記メモリ
集積回路に所定の電圧を供給するための電池と、前記メ
モリ集積回路に前記親装置と結合しているときには前記
電源端子からの電源電圧を供給し結合していないときに
は前記電池の電圧を供給する電源制御回路と、前記電池
の電圧を前記親装置に伝達するための電池電圧検出用端
子と、ゲートに前記電池の電圧を受けソース,ドレイン
の一方を前記電源端子と接続し他方を前記電池電圧検出
用端子と接続するトランジスタとを有している。
親装置と結合したとき前記親装置からの電源電圧を受入
れる電源端子と、揮発性のメモリセルを含むメモリ集積
回路と、前記親装置と結合していないときに前記メモリ
集積回路に所定の電圧を供給するための電池と、前記メ
モリ集積回路に前記親装置と結合しているときには前記
電源端子からの電源電圧を供給し結合していないときに
は前記電池の電圧を供給する電源制御回路と、前記電池
の電圧を前記親装置に伝達するための電池電圧検出用端
子と、ゲートに前記電池の電圧を受けソース,ドレイン
の一方を前記電源端子と接続し他方を前記電池電圧検出
用端子と接続するトランジスタとを有している。
【0007】また、電源端子とトランジスタのソース,
ドレインの一方との間に、電池電圧検出時に導通状態と
なるスイッチ回路を挿入した構成を有している。
ドレインの一方との間に、電池電圧検出時に導通状態と
なるスイッチ回路を挿入した構成を有している。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
である。
【0010】この実施例と図3に示された従来のICカ
ードとの相違点は、電池電圧を測定する回路が、従来の
ICカードでは電池1の陽極と電池電圧検出用端子TM
2との間に抵抗R3を接続した構成であるのに対し、こ
の実施例では、ゲートを抵抗R1を介して電池1の陽極
と接続しドレインを電源端子TM1と接続するNチャネ
ルのトランジスタQ1と、このトランジスタQ1のソー
スと電池電圧検出用端子との間に接続された抵抗R2と
を備えた構成とした点である。
ードとの相違点は、電池電圧を測定する回路が、従来の
ICカードでは電池1の陽極と電池電圧検出用端子TM
2との間に抵抗R3を接続した構成であるのに対し、こ
の実施例では、ゲートを抵抗R1を介して電池1の陽極
と接続しドレインを電源端子TM1と接続するNチャネ
ルのトランジスタQ1と、このトランジスタQ1のソー
スと電池電圧検出用端子との間に接続された抵抗R2と
を備えた構成とした点である。
【0011】次にこの実施例の動作について説明する。
【0012】このICカードが親装置と結合すると、メ
モリ集積回路3には、電源端子TM1を介して親装置か
ら電源電圧Vccが供給されるため電池1に電流は流れ
ず、従ってトランジスタQ1のゲートには電池1の陽極
電圧が供給される。
モリ集積回路3には、電源端子TM1を介して親装置か
ら電源電圧Vccが供給されるため電池1に電流は流れ
ず、従ってトランジスタQ1のゲートには電池1の陽極
電圧が供給される。
【0013】トランジスタQ1のゲートに電池1の陽極
電圧が供給されると、トランジスタQ1のソース(S)
には電池1の陽極電圧(以下、電池電圧という)に応じ
た電圧が発生する。
電圧が供給されると、トランジスタQ1のソース(S)
には電池1の陽極電圧(以下、電池電圧という)に応じ
た電圧が発生する。
【0014】ここで、トランジスタQ1のドレイン
(D)の電圧Vdがゲート電圧Vg以上のとき、つまり
Vd≧Vgのとき、ソースの電圧Vsとゲート電圧Vg
としきい値Vtの間には Vs=Vg−Vt の関係が成り立ち、トランジスタQ1にしきい値Vtが
0Vに近いトランジスタを使えば、VsとVgとはほぼ
等しくなり、電池電圧検出用端子TM2には、電池電圧
とほぼ等しい電圧が発生する。
(D)の電圧Vdがゲート電圧Vg以上のとき、つまり
Vd≧Vgのとき、ソースの電圧Vsとゲート電圧Vg
としきい値Vtの間には Vs=Vg−Vt の関係が成り立ち、トランジスタQ1にしきい値Vtが
0Vに近いトランジスタを使えば、VsとVgとはほぼ
等しくなり、電池電圧検出用端子TM2には、電池電圧
とほぼ等しい電圧が発生する。
【0015】例えば、電源電圧Vccを5V、電池電圧
を3Vとし、しきい値が0Vに近いトランジスタQ1に
は一般的なノンドープトランジスタを用いているとす
る。このときVtは(−0.1±0.1)Vと一般的に
知られているので、Vs=3−(−0.1±0.1)と
なり、Vsは(3.0〜3.2)Vとなる。
を3Vとし、しきい値が0Vに近いトランジスタQ1に
は一般的なノンドープトランジスタを用いているとす
る。このときVtは(−0.1±0.1)Vと一般的に
知られているので、Vs=3−(−0.1±0.1)と
なり、Vsは(3.0〜3.2)Vとなる。
【0016】この実施例においては、電池1の陽極と電
池電圧検出用端子TM2との間が、トランジスタQ1の
ソース・ゲート間で直流的に絶縁されているので、電池
電圧検出用端子TM2と接続する親装置側の回路が直流
が流れる回路であっても、この回路に電池1から電流が
流れることはなく、この回路による電池1の消耗はな
い。また、この回路への電流は、親装置の電源から、電
源端子TM1,トランジスタQ1及び抵抗R2を介して
供給される。
池電圧検出用端子TM2との間が、トランジスタQ1の
ソース・ゲート間で直流的に絶縁されているので、電池
電圧検出用端子TM2と接続する親装置側の回路が直流
が流れる回路であっても、この回路に電池1から電流が
流れることはなく、この回路による電池1の消耗はな
い。また、この回路への電流は、親装置の電源から、電
源端子TM1,トランジスタQ1及び抵抗R2を介して
供給される。
【0017】図2は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
である。
【0018】この第2の実施例が図1に示された第1の
実施例と相違する点は、トランジスタQ1のドレインと
電源端子TM1との間に、電池電圧検出時に導通状態
(オン状態)となるスイッチ回路4を設けた点にある。
実施例と相違する点は、トランジスタQ1のドレインと
電源端子TM1との間に、電池電圧検出時に導通状態
(オン状態)となるスイッチ回路4を設けた点にある。
【0019】このスイッチ回路4は、手動で直接オン,
オフするスイッチであってもよいし、半導体スイッチ素
子等によって電気的にオン,オフする回路であってもよ
い。また、電気的にオン,オフする場合、その操作部分
は親装置側、ICカード側何れであってもよい。
オフするスイッチであってもよいし、半導体スイッチ素
子等によって電気的にオン,オフする回路であってもよ
い。また、電気的にオン,オフする場合、その操作部分
は親装置側、ICカード側何れであってもよい。
【0020】このスイッチ回路4を、電池電圧検出時の
みオンとすることにより、電池電圧検出用端子TM2と
接続する親装置側の回路が常時直流が流れる回路であっ
ても、親装置の電源を無駄に使用しなくて済む。なおこ
の実施例においても第1の実施例と同様の効果があるこ
とは言うまでもない。
みオンとすることにより、電池電圧検出用端子TM2と
接続する親装置側の回路が常時直流が流れる回路であっ
ても、親装置の電源を無駄に使用しなくて済む。なおこ
の実施例においても第1の実施例と同様の効果があるこ
とは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゲートに
電池の陽極電圧を受けソース,ドレインの一方を電源端
子と接続し他方を電池電圧検出用端子と接続するトラン
ジスタを設けることにより、電池電圧検出用端子と接続
する親装置側の回路が常時直流を流す回路であっても、
このトランジスタによって電池の陽極と電池電圧検出用
端子との間が直流的に絶縁されるので、親装置による電
池の消耗を防止することができる効果がある。
電池の陽極電圧を受けソース,ドレインの一方を電源端
子と接続し他方を電池電圧検出用端子と接続するトラン
ジスタを設けることにより、電池電圧検出用端子と接続
する親装置側の回路が常時直流を流す回路であっても、
このトランジスタによって電池の陽極と電池電圧検出用
端子との間が直流的に絶縁されるので、親装置による電
池の消耗を防止することができる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来のICカードの一例を示す回路図である。
1 電池 2 電源制御回路 3 メモリ集積回路 4 スイッチ回路 Q1 トランジスタ TM1 電源端子 TM2 電池電圧検出用端子
Claims (3)
- 【請求項1】 親装置と結合したとき前記親装置からの
電源電圧を受入れる電源端子と、揮発性のメモリセルを
含むメモリ集積回路と、前記親装置と結合していないと
きに前記メモリ集積回路に所定の電圧を供給するための
電池と、前記メモリ集積回路に前記親装置と結合してい
るときには前記電源端子からの電源電圧を供給し結合し
ていないときには前記電池の電圧を供給する電源制御回
路と、前記電池の電圧を前記親装置に伝達するための電
池電圧検出用端子と、ゲートに前記電池の電圧を受けソ
ース,ドレインの一方を前記電源端子と接続し他方を前
記電池電圧検出用端子と接続するトランジスタとを有す
ることを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 トランジスタのソースを電池電圧検出用
端子に接続しドレインを電源端子に接続し、前記トラン
ジスタのしきい値をほぼ0Vとした請求項1記載のIC
カード。 - 【請求項3】 電源端子とトランジスタのソース,ドレ
インの一方との間に、電池電圧検出時に導通状態となる
スイッチ回路を挿入した請求項1記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4050217A JPH05250532A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4050217A JPH05250532A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250532A true JPH05250532A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12852900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4050217A Withdrawn JPH05250532A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05250532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074443A3 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-09-23 | 삼성에스디에스 주식회사 | 접촉식 아이씨카드 판독기의 전원 인터페이스회로 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP4050217A patent/JPH05250532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074443A3 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-09-23 | 삼성에스디에스 주식회사 | 접촉식 아이씨카드 판독기의 전원 인터페이스회로 |
JP2012513720A (ja) * | 2008-12-24 | 2012-06-14 | サムスン エス.ディー.エス シーオー., エルティーディー. | 接触式集積回路カード読み取り機の電源インターフェース回路 |
US8610468B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-12-17 | Samsung Sds Co., Ltd. | Power interface circuit of contact IC card reader |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |