JPH0524983Y2 - - Google Patents

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JPH0524983Y2
JPH0524983Y2 JP15017587U JP15017587U JPH0524983Y2 JP H0524983 Y2 JPH0524983 Y2 JP H0524983Y2 JP 15017587 U JP15017587 U JP 15017587U JP 15017587 U JP15017587 U JP 15017587U JP H0524983 Y2 JPH0524983 Y2 JP H0524983Y2
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JP
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lever
cable
motor
output shaft
spring
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JP15017587U
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JPS6454117U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両におけるケーブルコントロー
ル装置に好敵なリンク機構に関する。
(従来の技術) 車両にはケーブルでコントロールされる被作動
部が種々搭載されている。例えば可変サスペンシ
ヨンの油圧は、油圧コントロールバルブをケーブ
ルで開閉することにより制御される。この場合、
ケーブルの形式としては、これを引いた時にのみ
上記バルブを開くよう作動させるいわゆるプル式
ケーブルが用いられる。そして、このケーブル
は、アクチユエータによつて引かれる。
第5図において、アクチユエータ50は、運転
席に設けられたスイツチを操作することによつて
オン・オフされる駆動源としてのモータ51と、
このモータの回転を減速して伝達される出力軸5
2と、この軸に固定されたレバー53とからなつ
ている。レバー53の自由端には、ケーブル54
の一端に固着されたストツパ55が係合させられ
ている。ケーブル54の図示されない他端は被作
動部に連結されている。ケーブル54は、ケーブ
ル・アウタ54aに摺動自在に挿通されている。
そして、操作スイツチのオン動作によつてモータ
51が起動されてレバー53が矢示方向に回動す
ると、これに連結されているケーブル54が矢示
方向に引かれて被作動部を作動させる。出力軸す
なわちレバー53が所定位置まで回動すると、図
示されないリミツトスイツチが作動してモータ5
1をオフにする。
(考案が解決しようとする問題点) 車両においてはケーブル54が車体下部に配設
される場合が多いため、ケーブルが何らかの原因
で固着してしまうことがある。かる状態でモータ
51がオンになつても、レバー53が回動できな
いために、リミツトスイツチが作動せず、モータ
はオンのままとなつてやがて焼損してしまう、と
いう問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のケーブルコントロール装置のリンク機
構は、ケーブルが固着した場合であつてもモータ
を焼損させないようにしたものであつて、出力軸
に固定された第1レバーと、この第1レバーとは
独立して回動可能に設けられていて、その一端に
上記ケーブルの端部を連結された第2レバーと、
上記第1レバーと第2レバーとを互いに連結して
いて、第1レバーの回動を第2レバーに伝達する
スプリングとからなつている。
(作用) モータがオンになつて第1レバーが回動する
と、これにスプリングで連結された第2レバーが
回動してケーブルを引く。ケーブルが引けない場
合、第2レバーは回動し得ないが、モータの駆動
力を受けている第1レバーは、両レバーを連結し
ているスプリングを引き延ばしながら回動する。
第1レバーがリミツトスイツチを作動させる位置
まで回動すると、モータがオフにされる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図において、ケーシング1には、駆動源と
してのモータ2が装着されている。モータ2の回
転は、ケーシングに収納された減速歯車列(図示
せず)を介して出力軸3に減速して伝達される。
出力軸3の先端部には、第2図にも示すように、
第1レバー4がキー結合して固定されている。出
力軸3にはスリーブ5を介して第2レバー6が該
軸に回転自在に支承されている。第1レバー4と
第2レバー6との間にはスプリング7が掛けられ
ていて、両レバーをそれぞれ独立して回動可能に
連結している。第2レバー6の一端6aには、ケ
ーブル8のケーブル・インナ8aの端部に固着さ
れたストツパ8bが係合させられている。ケーブ
ル8のケーブル・アウタ8cは、ブラケツト9に
螺合された調整パイプ10に固定されていて、図
示されない被作動部との間の長さ調整をしたの
ち、ナツト11で固定されている。スプリング7
は、第1レバー4の回動を第2レバー6に伝達す
るとき、図示されない被作動部の作動部材例えば
コントロールバルブを移動させるに充分なばね定
数を与えられている。ケーブル8の他端が図示さ
れない被作動部に連結されていることは言うまで
もない。
以上のように構成された実施例の作用を説明す
る。いま、図示されない操作スイツチがオンにさ
れて、モータ2が起動し出力軸3が矢印a方向に
回転すると、第1レバー4が同方向に回動する。
第1レバー4の回動は、スプリング7を介して第
2レバー6に伝達され、該レバー6を同方向に回
動させてケーブル・インナ8aを示矢方向に引つ
張る。引かれたケーブル・インナ8aは、図示し
ない被作動部を作動させる。被作動部が作動させ
られるに充分な長さlだけケーブルが引かれる
と、第2レバー6の回動がケーブルによつて阻止
される。このとき、第1レバー4は実線で示す角
度まで回動している。こののち、モータの駆動力
を受けて回動する第1レバー4は、スプリング7
を引き伸ばしながら鎖線で示す所定角度まで回動
し、モータ2をオフにする図示しないリミツトス
イツチを作動させる。モータがオフになると、第
1レバーの回動は停止させられる。
次に、何らかの原因によつてケーブル・インナ
8aが固着してしまつた場合の作用を説明する。
モータ2が起動して第1レバー4が矢印a方向に
回動する。このとき、第2レバー6は、ケーブ
ル・インナ8aが固着していることにより、回動
不能であるため、スプリング7は、第1レバー4
の回動に連れて引き伸ばされる。そして、第1レ
バー4が所定角度回動した鎖線位置4A(第3図
参照)まで来ると、図示されないリミツトスイツ
チが作動させられてモータ2をオフにする。すな
わち、ケーブルが引けなくなつた場合には、第1
レバー4のみが回動させられてリミツトスイツチ
を作動させることにより、モータ2への痛電を断
つので、モータがオンのままに放置されることが
ない。
以上は、第1・第2レバー4,6を出力軸3と
同軸に取り付けた例であるが、両レバーは、それ
ぞれの支軸が別であつてもよい。第4図におい
て、出力軸3には、第1レバー40が固定されて
いる。一方、第2レバー60は、支軸30によつ
てケーシング10に回動自在に支持されている。
第1レバー40と第2レバー60とは、スプリン
グ70によつて互いに連結されている。そして、
第1レバー40が示矢方向に回動すると、ケーブ
ル8になんら問題がない場合には、これに第2レ
バー60が追従して回動し、これに連結されたケ
ーブル・インナ8aを示矢方向に引つ張り被作動
部を作動制御する。ケーブル8が固着したような
場合には、第1レバー40がスプリング70を引
き伸ばしながら第2レバー60とは独立して回動
する。第2レバー60とは独立して回動する第1
レバー40が図示しないリミツトスイツチを作動
させてモータをオフにするのは前記実施例と同じ
である。
(効果) 以上のように、本考案のケーブルコントロール
装置のリンク機構によれば、車体下部の悪環境下
に配設されるケーブルが固着してしまつても、モ
ータを焼損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すケーブルコン
トロール装置のリンク機構の側面図、第2図は同
上の要部平断面図、第3図は第1図の作用図、第
4図は本考案の他の実施例を示す要部側面図、第
5図は従来のケーブルコントロール装置のリンク
機構の一例を示す側面図である。 2……駆動源、3……出力軸、4,40……第
1レバー、6,60……第2レバー、7,70…
…スプリング、8……ケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動源によつて回転させられる出力軸と、この
    出力軸に固定されたレバーと、このレバーに連結
    されたケーブルと、上記出力軸が所定角度回動し
    たとき駆動源をオフにするリミツトスイツチとか
    らなつていて、上記レバーを回動させることによ
    つて上記ケーブルを引くことによつて被作動部を
    制御するケーブルコントロール装置において、 上記出力軸に固定された第1レバーと、 この第1レバーとは独立して回動可能に設けら
    れていて、その一端に上記ケーブルの端部を連結
    された第2レバーと、 上記第1レバーと第2レバーとを互いに連結し
    ていて、第1レバーの回動を第2レバーに伝達す
    るスプリングとからなるリンク機構。
JP15017587U 1987-09-30 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0524983Y2 (ja)

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JP15017587U JPH0524983Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP15017587U JPH0524983Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6454117U JPS6454117U (ja) 1989-04-04
JPH0524983Y2 true JPH0524983Y2 (ja) 1993-06-24

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