JPH05249575A - 放射線照射野認識方法 - Google Patents

放射線照射野認識方法

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JPH05249575A
JPH05249575A JP4048293A JP4829392A JPH05249575A JP H05249575 A JPH05249575 A JP H05249575A JP 4048293 A JP4048293 A JP 4048293A JP 4829392 A JP4829392 A JP 4829392A JP H05249575 A JPH05249575 A JP H05249575A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照射野絞りをかけて放射線画像情報が記録さ
れた記録シートから得られた画像信号に基づいて、放射
線照射野を認識する方法において、放射線遮蔽物を用い
て撮影がなされていても所望とする照射野を認識する。 【構成】 記録シートから得られた画像信号から、照射
野内に含まれる複数の方向に沿った画像信号に基づいて
エッジ候補点を求める。一方、この画像信号の複数方向
での微分値が所定の点から記録シート端部に向かう間に
所定の値を越えて負となりかつ正となる点が存在する場
合は、各点間の画像信号が存在する領域をエッジ候補点
に沿った線で囲まれる領域から除き、この領域を放射線
照射野とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線画像情報が記録
された記録シートから放射線画像情報を読み取る際に、
上記シートにおける放射線照射野を認識する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】記録された放射線画像を読み取って画像
信号を得、この画像信号に適切な画像処理を施した後、
画像を再生記録することは種々の分野で行なわれてい
る。たとえば、後の画像処理に適合するように設計され
たガンマ値の低いX線フィルムを用いてX線画像を記録
し、このX線画像が記録されたフィルムからX線画像を
読み取って電気信号に変換し、この電気信号(画像信
号)に画像処理を施した後コピー写真等に可視像として
再生することにより、コントラスト,シャープネス,粒
状性等の画質性能の良好な再生画像を得ることのできる
システムが開発されている(例えば特公昭61-5193 号公
報参照)。
【0003】また本願出願人により、放射線(X線,α
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の
励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽
発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
人体等の被写体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍
光体に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー
光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られ
た輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この
画像信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等
の記録材料、CRT等に可視像として出力させる放射線
画像記録再生システムがすでに提案されている(特開昭
55-12429号,同56-11395号,同55-163472 号,同56-104
645 号,同55- 116340号等)。
【0004】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。すなわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露
光量に対して蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光
の光量が極めて広い範囲にわたって比例することが認め
られており、従って種々の撮影条件により放射線露光量
がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放
射される輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設
定して光電変換手段により読み取って電気信号に変換
し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、
CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力さ
せることによって、放射線露光量の変動に影響されない
放射線画像を得ることができる。
【0005】上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シー
トに照射された放射線の線量等に応じて最適な読取条件
で読み取って画像信号を得る前に、予め低レベルの光ビ
ームにより蓄積性蛍光体シートを走査してこのシートに
記録された放射線画像の概略を読み取る先読みを行な
い、この先読みにより得られた先読み画像信号を分析
し、その後、上記シートに上記先読みの際の光ビームよ
りも高レベルの光ビームを照射して走査し、この放射線
画像に最適な読取条件で読み取って、画像信号を得る本
読みを行なうように構成されたシステムもある(特開昭
58-67240号,同58-67241号,同58-67242号等)。
【0006】ここで読取条件とは、読取りにおける輝尽
発光光の光量と読取装置の出力との関係に影響を与える
各種の条件を総称するものであり、例えば入出力の関係
を定める読取ゲイン,スケールファクタあるいは、読取
りにおける励起光のパワー等を意味するものである。
【0007】また、光ビームの高レベル/低レベルと
は、それぞれ、上記シートの単位面積当りに照射される
光ビームの強度の大/小、もしくは上記シートから発せ
られる輝尽発光光の強度が上記光ビームの波長に依存す
る(波長感度分布を有する)場合は、上記シートの単位
面積当りに照射される光ビームの強度を上記波長感度で
重みづけした後の重みづけ強度の大/小をいい、光ビー
ムのレベルを変える方法としては、異なる波長の光ビー
ムを用いる方法、レーザ光源等から発せられる光ビーム
の強度そのものを変える方法、光ビームの光路上にND
フィルター等を挿入,除去することにより光ビームの強
度を変える方法、光ビームのビーム径を変えて走査密度
を変える方法、走査速度を変える方法等、公知の種々の
方法を用いることができる。
【0008】また、この先読みを行なうシステムか先読
みを行なわないシステムかによらず、得られた画像信号
(先読み画像信号を含む)を分析し、画像信号に画像処
理を施す際の最適な画像処理条件を決定するようにした
システムもある。この画像信号に基づいて最適な画像処
理条件を決定する方法は、蓄積性蛍光体シートを用いる
システムに限られず、たとえば従来のX線フィルム等の
記録シートに記録された放射線画像から画像信号を得る
システムにも適用されている。
【0009】上記画像信号(先読み画像信号を含む)を
分析して最適な読取条件、画像処理条件を求める方法は
種々提案されているが、その方法の一つとして、画像信
号のヒストグラムを作成する方法が知られている(例え
ば、特開昭60-156055 号)。
【0010】画像信号のヒストグラムを求めることによ
り、たとえば画像信号の最大値,最小値や、頻度が最大
となる点の画像信号の値等を知ることができ、これらの
各値から蓄積性蛍光体シート,X線フィルム等の記録シ
ートに記録された放射線画像の特徴を把握することがで
きる。そこでこのヒストグラムに基づいて最適な読取条
件,画像処理条件を求めることにより、観察適正のすぐ
れた放射線画像を再生出力することが可能となる。
【0011】一方、記録シートに放射線画像を撮影記録
するに際しては、被写体の観察に必要の無い部分に放射
線を照射しないようにするため、あるいは観察に不要な
部分に放射線を照射するとその部分から観察に必要な部
分に散乱線が入り画質性能が低下するため、放射線が被
写体の必要な部分および記録シートの一部にのみ照射さ
れるように放射線の照射域を制限する照射野絞りを使用
して撮影を行なうことも多い。
【0012】ところが、前述のようにして画像信号を分
析して読取条件,画像処理条件を求めるにあたって、分
析に用いる画像信号が、照射野を絞って撮影されたもの
である場合、画像全面からヒストグラムを求めて分析を
行なうと、散乱線の影響により正しい読取条件、画像処
理条件を求めることができず観察適正の優れた放射線画
像が再生記録されない場合が生ずる。
【0013】これを解決するためには、読取条件,画像
処理条件を求める前に、照射野を認識し、照射野内の画
像信号に基づいて読取条件,画像処理条件を求める必要
がある。
【0014】照射野を認識する方法には各種の方法があ
るが、そのうち、放射線照射野が不規則な形状をしてい
ても正確に照射野を認識することのできる汎用性のある
方法として、例えば、照射野内に含まれる所定の点とシ
ート端部とを結ぶ放射状の複数の線分上に沿った各画素
に対応する画像信号に基づいて、照射野の輪郭上にある
と考えられる輪郭点を上記各線分について求め、これら
の輪郭点に沿った線で囲まれる領域を照射野と認識す
る、円形照射野認識とも言える方法が、本出願人により
既に提案されている(特開昭63-259538 号)。
【0015】ところで、前述した記録シートに放射線画
像情報を記録(撮影)する場合に、診断に必要の無い部
分に放射線を照射しないようにするため、被写体の一部
に鉛板等の放射線遮蔽板を当てがって撮影を行なうこと
も多い。また、人工骨を使用した患者の放射線画像の撮
影を行なうことも多い。このような放射線遮蔽板や人工
骨はともに放射線吸収性が高いので、再生放射線画像に
おいては特に低濃度の部分として再生される。
【0016】そのため、前述したようにして記録シート
の放射線画像情報を把握する場合、これらの人工骨ある
いは放射線遮蔽板(両者のように放射線吸収性の高い物
質を、以下、放射線遮蔽物と総称する)が写し込まれて
いる記録シートにあっては、得られたヒストグラム上に
おいて、被写体の低濃度部と放射線遮蔽物とを分離する
ことが困難であり、放射線遮蔽物を被写体の低濃度部で
あると誤認してしまうことが起こる。このため、放射線
遮蔽物を必要以上に高濃度に抽出してしまい、被写体の
真の濃度が適切な濃度と比べて大幅に上昇してしまうと
いう問題がある。
【0017】上述の問題を無くすために従来より、先読
み画像信号のヒストグラムから、放射線遮蔽物部分を担
持する低濃度側の範囲を除き、残りのヒストグラムから
放射線画像情報を把握するという方法が考えられてい
る。ところが、画像信号のヒストグラムにおいて、放射
線遮蔽物部分を担持する画像信号がとる範囲は、被写体
の撮影部位や撮影方法等によって変化するものであり、
そのため上記従来の方法にあっては、放射線遮蔽物部分
を担持する画像信号の範囲を(裏返せば、この放射線遮
蔽物部分を除いた所望部分を担持する画像信号の範囲
を)正確に把握できないこともあった。
【0018】上述の問題は、記録シート上において放射
線遮蔽物以外の観察したい部分が記録されている領域
(これを本明細書においては所望画像領域という)を正
確に求めて、この領域のみについての放射線画像情報に
基づいて読取条件や画像処理条件を設定するようにすれ
ば解決可能である。そこで本出願人により人工骨等の放
射線遮蔽物と被写体とで構成された画像信号に対して、
放射線遮蔽物を横切るラインを含む複数のラインに沿っ
て微分処理し、それによって得られた微分値の絶対値が
所定のしきい値を超える点における画像信号を抽出し
て、それらの画像信号のヒストグラムを作成し、このヒ
ストグラムにおける頻度最大点から定まる特定信号値よ
りも高濃度側の信号範囲を画像信号の範囲として決定す
る所望画像信号範囲決定方法(特開平2-81277 号公報)
および放射線遮蔽物を横切るラインを含む複数のライン
に沿って微分処理し、それによって得られた微分値の絶
対値が所定のしきい値を超える点の出現割合を、該記録
媒体の小ブロック毎に調べ、この出現割合が所定割合以
下となるブロックの集合を所望画像領域とする所望画像
領域決定方法(特開平2-81278 号公報)が提案されてい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、照射野を絞
り放射線遮蔽物とともに被写体の撮影を行なった場合
は、得られた画像信号からまず照射野を認識する必要が
あるが、前述した特開昭63-259538 号公報に開示された
方法では、放射線遮蔽物を含む領域を照射野として認識
してしまうため、照射野内の画像信号のみから作成され
たヒストグラムは低濃度側に不要な信号が表われたもの
となってしまう。
【0020】一方、前述した特開平2-81277 号公報およ
び同2-81278 号公報に開示された所望画像範囲決定方法
では、記録シート全体の画像信号に基づいて所望とする
画像の範囲を決定しているため、照射野が絞られて放射
線が照射されていない領域が多く含まれる記録シートか
らは、所望とする画像の範囲を適切に決定することは困
難である。
【0021】本発明は上記事情に鑑み、照射野を絞り放
射線遮蔽物とともに被写体の撮影が行なわれた記録シー
トから得られた画像信号に基づいて所望とする照射野を
認識することができる放射線照射野認識方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による放射線照射
野認識方法は、照射野を絞った状態で撮影された被写体
の放射線画像情報が記録された記録シートから該放射線
画像情報を担う画像信号を得、放射線照射野内に含まれ
る所定の点から前記記録シート端部に向かう放射状の複
数の方向に沿った画像信号に基づいて前記記録シート上
の放射線照射野のエッジ部分であると考えられるエッジ
候補点を求め、これらのエッジ候補点に沿った線で囲ま
れる領域を放射線照射野と認識する放射線照射野認識方
法において、前記画像信号を前記放射状の複数の方向に
沿って微分処理し、該微分処理により得られた微分値
が、前記所定の点から前記記録シート端部へ向かう間に
所定の値を越えて負となる点と所定の値を越えて正とな
る点とが存在する場合は、前記エッジ候補点に沿った線
で囲まれる領域から前記各点間の画像信号が存在する領
域を除いた領域を前記放射線照射野と認識することを特
徴とするものである。
【0023】
【作用】本発明による放射線照射野認識方法は、記録シ
ートから放射線画像情報を担う画像信号を得、照射野内
に含まれる所定の点から記録シートの端部に向かう放射
状の複数の方向に沿った画像信号に基づいて、記録シー
ト上のエッジ候補点を求めて放射線照射野を認識すると
ともに、放射状の複数の方向に沿った画像信号を微分処
理し、この微分処理により得られた微分値が所定の点か
ら記録シートの端部へ向かう間に、所定の値を越えて負
となる点と所定の値を越えて正となる点とが存在する場
合は、これらの各点間の画像信号が存在する領域、すな
わち、放射線画像の値が小さい放射線遮蔽物の画像を担
う画像信号が存在する領域を、前述した放射線照射野か
ら除くようにした。このため照射野を絞り放射線遮蔽物
とともに撮影がなされた記録シートから所望とする照射
野を認識することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の方法によって放射線照射野
を認識するようにした放射線画像情報記録再生システム
を示すものである。この放射線画像情報記録再生システ
ムは基本的に、放射線画像撮影部20、先読み用読取部3
0、本読み用読取部40、および画像再生部50から構成さ
れている。放射線画像撮影部20においては、例えばX線
管球等の放射線源100 から被写体101 に向けて、放射線
102 が照射される。この被写体101 を透過した放射線10
2 が照射される位置には、先に述べたように放射線エネ
ルギーを蓄積する蓄積性蛍光体シート103 が配置され、
この蓄積性蛍光体シート103 に被写体101 の透過放射線
画像情報が蓄積記録される。なお放射線源100 と被写体
101 との間には、放射線102 の照射野を絞る絞り104 が
配されている。
【0026】このようにして被写体101 の放射線画像情
報が記録された蓄積性蛍光体シート103 は、移送ローラ
等のシート移送手段110 により、先読み用読取部30に送
られる。先読み用読取部30において先読み用レーザ光源
201 から発せられたレーザ光202 は、このレーザ光202
の励起によって蓄積性蛍光体シート103 から発せられる
輝尽発光光の波長領域をカットするフィルター203 を通
過した後、ガルバノメータミラー等の光偏向器204 によ
り直線的に偏向され、平面反射鏡205 を介して蓄積性蛍
光体シート103 上に入射する。ここでレーザ光源201
は、励起光としてのレーザ光202 の波長域が、蓄積性蛍
光体シート103 が発する輝尽発光光の波長域と重複しな
いように選択されている。他方、蛍光体シート103 は移
送ローラ等のシート移送手段210 により矢印206 の方向
に移送されて副走査がなされ、その結果、蛍光体シート
103 の全面にわたってレーザ光202 が照射される。ここ
で、レーザ光源201 の発光強度、レーザ光202 のビーム
径、レーザ光202 の走査速度、蓄積性蛍光体シート103
の移送速度は、先読みの励起光(レーザ光202 )のエネ
ルギーが、後述する本読み用読取部40で行なわれる本読
みのそれよりも小さくなるように選択されている。
【0027】上述のようにレーザ光202 が照射される
と、蓄積性蛍光体シート103 は、それに蓄積記録されて
いる放射線エネルギーに対応した光量の輝尽発光光を発
し、この発光光は先読み用光ガイド207 に入射する。輝
尽発光光はこの光ガイド207 内を導かれ、射出面から射
出してフォトマルチプライヤー等の光検出器208 によっ
て受光される。該光検出器208 の受光面には、輝尽発光
光の波長域の光のみを透過し、励起光の波長域の光をカ
ットするフィルターが貼着されており、輝尽発光光のみ
を検出し得るようになっている。検出された輝尽発光光
は蓄積記録情報を担持する電気信号に変換され、増幅器
209 により増幅される。増幅器209 から出力された信号
はA/D変換器211 によりデジタル化され、先読み画像
信号Spとして本読み用読取部40の本読み制御回路314
に入力される。この本読み制御回路314 は、先読み画像
信号Spが示す蓄積記録情報に基づいて、読取ゲイン設
定値a、収録スケールファクター設定値b、再生画像処
理条件設定値cを決定する。また上記先読み画像信号S
pは、後に詳述する照射野認識回路220 にも入力され
る。
【0028】以上のようにして先読みを完了した蓄積性
蛍光体シート103 は本読み用読取部40へ移送される。本
読み用読取部40において本読み用レーザ光源301 から発
せられたレーザ光302 は、このレーザ光302 の励起によ
って蓄積性蛍光体シート103から発せられる輝尽発光光
の波長領域をカットするフィルター303 を通過した後、
ビームエクスパンダー304 によりビーム径の大きさが厳
密に調整され、ガルバノメータミラー等の光偏向器305
によって直線的に偏向され、平面反射鏡306 を介して蓄
積性蛍光体シート103 上に入射する。光偏向器305 と平
面反射鏡306 との間にはfθレンズ307 が配され、蓄積
性蛍光体シート103 上を走査するレーザ光302 のビーム
径が均一となるようにされている。他方、蓄積性蛍光体
シート103 は移送ローラなどのシート移送手段320 によ
り矢印308 の方向に移送されて副走査がなされ、その結
果、蓄積性蛍光体シート103 の全面にわたってレーザ光
が照射される。このようにレーザ光302 が照射される
と、蓄積性蛍光体シート103はそれに蓄積記録されてい
る放射線エネルギーに対応した光量の輝尽発光光を発
し、この発光光は本読み用光ガイド309 に入射する。本
読み用光ガイド309 の中を全反射を繰返しつつ導かれた
輝尽発光光はその射出面から射出され、フォトマルチプ
ライヤー等の光検出器310 によって受光される。光検出
器310 の受光面には、輝尽発光光の波長域のみを選択的
に透過するフィルターが貼着され、光検出器310 が輝尽
発光光のみを検出するようになっている。
【0029】蓄積性蛍光体シート103 に記録されている
放射線画像を示す輝尽発光光を光電的に検出した光検出
器310 の出力は、前記制御回路314 が決定した読取ゲイ
ン設定値aに基づいて読取ゲインが設定された増幅器31
1 により、適正レベルの電気信号に増幅される。増幅さ
れた電気信号はA/D変換器312 に入力され、収録スケ
ールファクター設定値bに基づいて、信号変動幅に適し
た収録スケールファクターでデジタル信号に変換されて
信号処理回路313 に入力される。上記デジタル信号は、
この信号処理回路313 において、観察読影適性の優れた
放射線画像が得られるように再生画像処理条件設定値c
に基づいて信号処理(画像処理)され、出力される。
【0030】信号処理回路313 から出力された読取画像
信号(本読み画像信号)Soは、画像再生部50の光変調
器401 に入力される。この画像再生部50においては、記
録用レーザ光源402 からのレーザ光403 が光変調器401
により、上記信号処理回路313 から入力される本読み画
像信号Soに基づいて変調され、走査ミラー404 によっ
て偏向されて写真フィルム等の感光材料405 上を走査す
る。そして感光材料405 は上記走査の方向と直交する方
向(矢印406 方向)に走査と同期して移送され、感光材
料405 上に、上記本読み画像信号Soに基づく放射線画
像が出力される。放射線画像を再生する方法としては、
このような方法の他、前述したCRTによる表示等、種
々の方法を採用することができる。
【0031】ここで蓄積性蛍光体シート103 には、図2
に示すように照射野を絞るとともに被写体101 の一部を
放射線遮蔽板Jで覆って放射線画像撮影がなされること
もある。また、図3に示すように照射野を絞り人工骨K
を使用している人の撮影がなされることもある。これら
の放射線遮蔽板Jや人工骨Kは、診断に供する被写体部
分に比べると極めて低濃度の部分として記録される。以
下、このような部分が記録されている場合にも、前記読
取ゲイン設定値a、収録スケールファクター設定値b、
画像処理条件設定値cが制御回路314 において適正に決
定される仕組みについて、図4を参照して説明する。
【0032】図4に示されるように照射野認識回路220
においては、先読み画像信号Spが走査中心から放射状
に走査されてエッジ候補点が検出され、次いで、エッジ
候補点の性質、すなわち、照射野絞りによるエッジであ
るか、放射線遮蔽物によるエッジであるかの判定がなさ
れる。この判定の後、有効画像領域が2値化され、この
2値化された画像に基づいてヒストグラムが作成され、
このヒストグラムより読取ゲイン設定値a、収録スケー
ルファクター設定値b、画像処理条件設定値cが決定さ
れるものである。以下その詳細について説明する。
【0033】照射野認識回路220 においてはデジタル化
されているこの先読み画像信号Spを、まず図5に示す
方向D1 に沿って抽出し、以下同様に方向D2 、D3
…Dn に沿って抽出する。これら複数の方向D1 〜Dn
は、蓄積性蛍光体シート103の放射線画像内にある点O
からシート端部に向かう放射状の方向であり、本例では
各方向D1 〜Dn が互いに等角度間隔に設定されてい
る。
【0034】ここで照射野103 A内についての画像信号
のレベルは、照射野103 A外の領域についての画像信号
のレベルに比べて明らかに高い値をとるので、例えば図
5に示す方向D1 に沿った先読み画像信号Spの値は図
6(a) に示すような分布を示す。また、放射線遮蔽物内
についての画像信号のレベルは、それ以外の領域につい
ての画像信号のレベルに比べて全体的に明らかに低い値
をとるので、図5に示す方向Diに沿った先読み画像信
号Spの値は図6(b) に示すような分布となる。
【0035】このように抽出された先読み画像信号Sp
は、前述した複数の方向D1 〜Dnに沿って微分処理さ
れる。このような微分処理を行なうことにより差分値
(微分値)が求められる。次いで、この差分値から、蓄
積性蛍光体シート103 上の放射線照射野103 Aのエッジ
部分であると考えられるエッジ候補点が求められる。す
なわち図6(a) に示すような分布を示す画像信号の差分
の値は図7(a) に示すように、照射野エッジ部分におい
て特異的に大きく変化する。そこで例えばこの差分値が
所定のしきい値を超える点のうちで最も放射線画像内の
点Oに遠い点が検出されて、エッジ候補点が求められ
る。
【0036】一方、図6(b) に示すような分布を示す画
像信号の差分の値は図7(b) に示すように、照射野エッ
ジ部分と同様に点P1 ,P2 においても大きく変化す
る。ここで点P1 において、差分値は所定のしきい値T
hを越えて負となっており、点P2 においては所定のし
きい値Thを越えて正となっている。抽出された先読み
画像信号Spの差分値が放射状の方向にこのように変化
する場合は、差分値がしきい値Thを越えて負となる点
1 としきい値Thを越えて正となる点P2 との間の画
像信号が存在する領域についての画像信号を0、その他
の照射野エッジまでの領域の画像信号を1として2値化
が行なわれる。
【0037】この2値化の方法であるが、前述した放射
状の方向D1 〜Dn を十分に細かく設定し、差分値が、
しきい値Thを越えて負となる点P1 と、しきい値Th
を越えて正となる点P2 との間に存在する走査線上の各
画素についての画像信号の値を0、その他の領域でエッ
ジ候補点内に存在する走査線上の各画素についての画像
信号の値を1とするように行なえばよい。また、放射状
の方向D1 〜Dn を120 方向程度に設定し、この走査線
上に存在する画素を中心とする近傍領域(例えば走査線
上に存在する画素をとり囲む画素数3×3の範囲に存在
する画素)の画素を、中心となる画素の画像信号の値と
同様の画像信号の値となるように2値化を行なってもよ
い。すなわち、走査線上のある画素がエッジ候補点内に
存在する場合は、その画素と同様にその画素を取り囲む
8個の画素の画像信号の値を1とするようにしてもよい
ものである。
【0038】また、2値化画像を作成する前に、隣接す
る複数の方向のエッジ候補点の情報からエッジ候補点の
位置を修正し、照射野の形状が滑らかになるような処理
を行ってもよい。
【0039】次いで、前述した2値化により値が1とな
った領域の画像信号、すなわち放射線照射野103 Aを表
わす情報のみが抽出されてこの情報に基づいて制御回路
314においてヒストグラムが作成される。このヒストグ
ラムは、蓄積性蛍光体シート103 上の実際に放射線が照
射された領域のうち放射線遮蔽物が存在する領域を除い
た領域のみについてのヒストグラムとなる。制御回路31
4 においてはこのヒストグラムに基づいてヒストグラム
解析が行なわれるため、前述の設定値a、bおよびc
は、実際の蓄積記録情報に対して最適のものとなる。
【0040】以上説明した実施例においては、蓄積性蛍
光体シート端部に向かって画像信号を抽出する起点を照
射野内の放射線画像内の点Oとしているが、放射線照射
野内に存在する点ならばどのような点が利用されてもよ
い。例えば放射線照射野が極めて小さく絞られる場合
は、シート中心点が照射野外に位置することもあるの
で、その場合は蓄積性蛍光体シート内の濃度最大点、濃
度重心点、さらには画像濃度を2値化した際の高濃度側
領域の重心等、必ず照射野内に存在することになる点を
利用するのが望ましい。
【0041】また上記実施例では、信号抽出の方向D1
〜Dn を放射線画像内の点のまわりに等角度間隔で設定
しているが、これらの方向は特に等角度間隔に設定され
なくても構わない。例えば図8に示すように蓄積性蛍光
体シート103 の辺部に等距離間隔の点を複数設定し、照
射野103 A内の点Pからそれらの点に向かう各方向D1
〜Dn を微分処理の方向とするようにしてもよい。
【0042】また図9に示すように、照射野103 A内の
点Pからエッジ候補点Eまでの距離gがさほど変化しな
い所では信号抽出の方向Dを比較的粗く設定し(図中h
1 の範囲)、上記距離gがかなり変化するようになった
ら信号抽出の方向Dを比較的精細に設定する(図中h2
の範囲)ようにしてもよい。
【0043】なお以上説明したような「先読み」は、通
常「本読み」におけるよりも粗い画素単位で行なわれ
る。前述のエッジ候補点を求めるための微分処理は、こ
のような比較的粗い読取り操作によって得られた画像信
号そのものに対して行なってもよいし、これらの画像信
号を補間してより精細な画像信号を得てからそれらの画
像信号に対して行なってもよい。さらには、前述した通
り、複数画素の画像信号を平均した画像信号に対して上
記微分処理を行なうようにしても構わない。
【0044】なお蓄積性蛍光体シート103 上の放射線照
射野が絞られておらず放射線遮蔽物も使用されていない
場合、求められる照射野は当然蓄積性蛍光体シート103
の全域を示すものとなるから、この場合も設定値a、b
およびcは適正に設定される。しかしこの際は照射野認
識回路220 において、いわば無用の処理がなされること
になるので、このようなことを回避するため、照射野認
識回路220 の作動をON、OFFするスイッチを設ける
とともに、該照射野認識回路220 がOFF状態のときは
制御回路314 が全先読み画像信号Spを通過させるよう
にしておくのが好ましい。そうすれば、照射野を絞らず
に撮影がなされた蓄積性蛍光体シート103 からの読取り
であることが予め分かっている場合には、マニュアル操
作などにより素早く全先読み画像信号Spのヒストグラ
ム解析がなされる。
【0045】また、求められた放射線照射野を示す情報
に基づいて、本読み用読取部40における読取領域を制御
するようにしてもよい。そうすれば、蓄積性蛍光体シー
ト103 上の放射線照射野のみについて本読みがなされる
ようになり、読取処理の高速化が達成される。
【0046】さらに図1に示される装置は、本読み用読
取部と先読み用読取部とを個別に有しているが、例えば
特開昭58ー 67242号に示されるように本読み用読取系と
先読み用読取系とを兼用し、先読みが終了したならばシ
ート移送手段により蓄積性蛍光体シートを読取系に戻し
て本読みを行ない、先読み時には励起光エネルギー調整
手段により、励起光エネルギーが本読み時のそれよりも
小さくなるように調整してもよく、本発明方法はそのよ
うな装置によって放射線画像情報読取りを行なう場合に
おいても適用可能である。
【0047】さらに、以上述べた実施例においては、先
読み画像信号から放射線照射野を認識するようにしてい
るが、本読み画像信号を利用して本発明方法により放射
線照射野を認識することも勿論可能である。このような
場合は、認識した照射野情報を、例えば画像処理条件設
定値cを適正に設定するために利用することができる。
【0048】なお、上記実施例は蓄積性蛍光体シートか
ら画像信号を読み取られた画像信号を用いた照射野認識
について説明したが、X線フイルムから読み取られた画
像信号等、その他の記録シートから得られた画像信号を
用いるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る放射線照射野認識方法は、照射野を絞り、放射線遮蔽
物を使用して撮影がなされた記録シートからであって
も、照射野を認識できるとともに放射線遮蔽物が存在す
る部分の画像信号を除くことができるため、放射線画像
情報を読み取る際の読取条件や画像処理を施す際の画像
処理条件等を正確に決定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により照射野を検出して放射線画像
情報読取りを行なう装置の概略構成図
【図2】本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を表わす説明図
【図3】本発明に係る蓄積性蛍光体シートへの放射線画
像情報記録状態を表わす別の説明図
【図4】照射野認識回路での処理を表わすブロック図
【図5】本発明方法における画像信号抽出の方向を説明
する説明図
【図6】本発明に係る画像信号の分布状態を表わすグラ
【図7】本発明に係る画像信号差分値の分布状態を表わ
すグラフ
【図8】本発明における信号抽出の方向設定の別の例を
表わす説明図
【図9】本発明における信号抽出の方向設定のさらに別
の例を表わす説明図
【符号の説明】
20 放射線画像撮影部 30 先読み用読取部 40 本読み用読取部 100 放射線源 101 被写体 102 放射線 103 蓄積性蛍光体シート 104 絞り 201 先読み用レーザ光源 202 先読み用レーザ光 204 先読み用光偏向器 208 先読み用光検出器 210 先読み用シート移送手段 220 照射野認識回路 301 本読み用レーザ光源 302 本読み用レーザ光 305 本読み用光偏向器 310 本読み用光検出器 311 増幅器 312 A/D変換器 313 信号処理回路 314 制御回路 320 本読み用シート移送手段 a 読取ゲイン設定値 b 収録スケールファクター設定値 c 再生画像処理条件設定値 D1 〜Dn 信号抽出の方向 So 本読み画像信号 Sp 先読み画像信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射野を絞った状態で撮影された被写体
    の放射線画像情報が記録された記録シートから該放射線
    画像情報を担う画像信号を得、放射線照射野内に含まれ
    る所定の点から前記記録シート端部に向かう放射状の複
    数の方向に沿った画像信号に基づいて前記記録シート上
    の放射線照射野のエッジ部分であると考えられるエッジ
    候補点を求め、これらのエッジ候補点に沿った線で囲ま
    れる領域を放射線照射野と認識する放射線照射野認識方
    法において、 前記画像信号を前記放射状の複数の方向に沿って微分処
    理し、該微分処理により得られた微分値が、前記所定の
    点から前記記録シート端部へ向かう間に所定の値を越え
    て負となる点と所定の値を越えて正となる点とが存在す
    る場合は、前記エッジ候補点に沿った線で囲まれる領域
    から前記各点間の画像信号が存在する領域を除いた領域
    を前記放射線照射野と認識することを特徴とする放射線
    照射野認識方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898511A (en) * 1986-04-26 1990-02-06 Kolbus Gmbh & Co. Kg Apparatus for stacking products that are highly susceptible to damage, particularly books
US5993700A (en) * 1995-08-21 1999-11-30 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Aggregrates of substituted (6)helicene compounds that show enhanced optical rotatory power and nonlinear optical response and uses thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898511A (en) * 1986-04-26 1990-02-06 Kolbus Gmbh & Co. Kg Apparatus for stacking products that are highly susceptible to damage, particularly books
US5993700A (en) * 1995-08-21 1999-11-30 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Aggregrates of substituted (6)helicene compounds that show enhanced optical rotatory power and nonlinear optical response and uses thereof

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