JPH05249567A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05249567A
JPH05249567A JP4048317A JP4831792A JPH05249567A JP H05249567 A JPH05249567 A JP H05249567A JP 4048317 A JP4048317 A JP 4048317A JP 4831792 A JP4831792 A JP 4831792A JP H05249567 A JPH05249567 A JP H05249567A
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film
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image forming
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JP4048317A
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Kazuyoshi Tsutsumi
一善 堤
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Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、複数のフィルムから画像形成さ
せるとき、フィルムを収容するフィルムキャリアの種類
を判別することによりフィルムの種類を自動的に判別す
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 この発明の画像形成装置は、原稿を載置する
ための原稿台と、この原稿台に載置された原稿上の画像
情報を読取る読取手段と、この読取手段にて読取られた
画像情報に対応した像を像坦持体上に形成する像形成手
段と、原稿台上に載置できると共に、複数枚のフィルム
を取り付け可能であり、フィルムに形成された画像を読
取るためのフィルム投影手段と、このフィルム投影手段
にて読取られたフィルムに形成された画像に対応する像
を前記像形成手段にて前記像坦持体上に形成させる処理
手段と、フィルム投影手段に取り付けられたフィルムの
種類を検知する為に設けられた検知手段と、フィルムの
種類を識別する為に、検知手段で検知されたフィルムの
種類を判別する判別手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置に係
り、特に、フィルム原稿に光を照射してフィルム画像を
投影する投影装置を装着可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多色画像形成装置は、原稿の画
像情報を読取る画像読取部、この画像読取部で読取った
画像情報を転写材に転写する画像形成部などを備えてい
る。
【0003】画像読取部は、印字(複写)枚数、印字倍
率、印字モ−ド等の印字(複写)条件、及び、印字開始
信号が入力される操作パネル、原稿が載置される原稿
台、この原稿台上に載置される原稿に光を照射し、この
原稿からの反射光を検知する光学装置、及び、この光学
装置によって検知された反射光を受光し、電気信号に変
換する光電変換装置を備えている。
【0004】また、画像処理部は、上記読取部によって
読込まれ、即ち電気信号に変換された原稿上の情報を所
定の方法に従って処理及び符号化し、印字信号として画
像形成部へ出力する画像処理回路、この画像処理回路を
駆動させるとともに、画像形成装置全体の動作を制御す
る主制御回路等の複数の制御装置を備えている。
【0005】一方、画像形成部は、上記画像処理部から
供給される印字信号に基づき、転写材に対して複数色の
色材を順次転写する印字装置、及び、この印字装置に対
して転写材を供給するとともに、この印字装置によって
印字された転写材を排出させる給排出装置などを備えて
いる。
【0006】上述した多色画像形成装置では、原稿上の
画像情報は、色分解機構を含む結像光学装置、即ち3色
分解フィルタ、結像レンズ及び複数の折返しミラ−等の
光学部材を介して光電変換装置即ち画像読取センサに伝
達され、この画像読取センサによって電気信号即ち画像
信号に変換される。この画像信号は、画像処理部によっ
てそれぞれの色成分毎に強度補正、輪郭補正或いは色補
正等の画質改善、及び、階調情報を含んだ2値信号化等
の所定の方法に従った画像処理などがなされ、印字装置
へ出力される。この印字装置は画像処理部からの印字信
号によって対応する印字ヘッドが駆動され、印字ヘッド
と転写材の間に供給されたインクリボンから予め所定の
位置に給送されて印字開始位置で待機させられている転
写材に対して色材が転写される。
【0007】さらに、この種の画像形成装置では、フィ
ルムプロジェクタが装着可能に形成されている。フィル
ムプロジェクタは、フィルム上に記録されている像を画
像として形成させる際に用いられ、原稿が載置される原
稿台の上に配置される。このフィルムプロジェクタで
は、フィルムを通過したフィルムプロジェクタからの光
は、反射ミラ−により透明な原稿台に入射され、上記に
示した方法と同じ方法にて画像が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルムに
は、ネガ型、ポジ型などの種類がある。ネガ型フィルム
は補色及び逆転した濃度を有し、ポジ型フィルムは被写
体とほぼ同様な色及び濃度を有している。これらのフィ
ルムがフィルムプロジェクタに装着されて画像が形成さ
れる。ところが、従来のフィルムプロジェクタでは、こ
の2種類のフィルムのうちのどちらが装着されているの
かは判断できず、オペレ−タがその判断を行う必要があ
る。この為、オペレ−タがその判断を行わなかったり、
また、誤った判断をすると、誤った画像が出力されてし
まう可能性がある。すると、要求される画像を形成させ
るに要する時間が余分にかかると共に、用紙、トナ−な
どを余分に消費してしまう問題がある。
【0009】そこで、この発明は、複数のフィルムから
画像形成させるとき、フィルムを収容するフィルムキャ
リアの種類を判別することによりフィルムの種類を自動
的に判別することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、原稿を載置するための原稿台と、この原稿台に載置
された原稿上の画像情報を読取る読取手段と、この読取
手段にて読取られた画像情報に対応した像を像坦持体上
に形成する像形成手段と、原稿台上に載置できると共
に、複数枚のフィルムを取り付け可能であり、フィルム
に形成された画像を読取るためのフィルム投影手段と、
このフィルム投影手段にて読取られたフィルムに形成さ
れた画像に対応する像を前記像形成手段にて前記像坦持
体上に形成させる処理手段と、フィルム投影手段に取り
付けられたフィルムの種類を検知する為に設けられた検
知手段と、フィルムの種類を識別する為に、検知手段で
検知されたフィルムの種類を判別する判別手段とを備え
ている。
【0011】
【作用】フィルムを収容したフィルムキャリアは識別す
る為の識別部が設けられているので、これにより、収納
されているフィルムの種類が識別可能である。
【0012】
【実施例】図1、図2はこの発明の画像形成装置の一例
をして、カラ−複写の作成が選択的に可能な熱転写式の
カラ−複写機を示すものである。すなわち、1は複写機
本体で、この本体1の上面前部には操作パネル2が設け
られている。そして、本体1の上部は原稿台(透明ガラ
ス)4上にセットされた図示しない原稿Dを走査して読
取る原稿走査部6、また下部には画像形成部8となって
いる。なお、10は原稿台4上に開閉自在に設けられた
原稿カバ−である。
【0013】原稿台4の長手方向端部には、図2に示す
ように、原稿Dのセット基準となる固定スケ−ル16が
設けられている。上記固定スケ−ル16は透明部と白色
の不透明部とで構成されている。上記透明部には、サイ
ズインジケ−タとしての図示しない指針が対向するよう
になっている。また、上記固定スケール16の下部の原
稿台4の端部上面には、図示しない白色基準板(基準
板)が設けられている。
【0014】原稿走査部6は、以下に記述するように構
成される。すなわち、第1の光源としての照明ランプ2
2を設置した第1キャリッジ20、ミラ−により光路を
折曲げる第2キャリッジ30、レンズ42、色分解フィ
ルタ44、原稿Dからの反射光を光電変換器48へ導
き、変倍時に光路長の補正を行うミラ−部46、原稿D
からの反射光を受光する光電変換器(変換手段)48、
およびこれらを各部の位置を変更する駆動系(図示しな
い)により構成されている。
【0015】第1キャリッジ20には原稿Dに光を照射
する照明ランプ22、この照明ランプ22からの光を原
稿面上に集める反射鏡としてのリフレクタ24、および
原稿Dからの反射光を第2のキャリッジ30側へ導くミ
ラ−28が搭載されている。
【0016】第2キャリッジ30にはミラー28によっ
て導かれた光をレンズ42、色分解フィルタ44へ導く
ミラー32、34が搭載されている。第1、第2キャリ
ッジ20、30は互いに図示しないタイミングベルトで
結ばれており、第2キャリッジ30は第1キャリッジ2
0の1/2の速さで同じ方向に移動するようになってい
る。これにより、レンズ42、色分解フィルタ44まで
の光路長が一定になるように走査できるようになってい
る。レンズ42は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向
へ移動されるようになっている。また、ズームレンズの
ように焦点距離可変のレンズでもよい。
【0017】また、この画像走査部4は、第2キャリッ
ジ30からの反射光L即ちに原稿Dの画像情報に集束性
を与えるとともに、自身が移動することで、この画像情
報を所望の倍率で結像させる図示しない駆動機構を介し
て移動可能に配置される結像装置であるレンズ42、反射
光Lを3原色に分解する色分解フィルタ44、互いに直
角に配置され、この反射光Lを変換装置48の受光面に
向かって再び折返すとともに、レンズ42の移動に伴う
焦点距離の変動を補正するために、図示しない駆動機構
によって光軸に沿って移動可能なミラ−44、46及
び、上述したミラ−によって導かれた原稿Dからの反射
光Lを受光し、この反射光Lを画像信号に変換する光電
変換器48を備えている。
【0018】ミラー部46は2つのミラーにより構成さ
れ、選択された変倍率に対応する光路長の変化に合せて
それらのミラーの位置が変化されるもので、レンズ4
2、色分解フィルタ44からの光を上記2枚のミラーで
光路を曲げることにより、その光を光電変換器48へ導
くようになっている。
【0019】光電変換器48は、原稿Dからの反射光を
光電変換することにより、原稿Dの画像をシアン、グリ
ーン、イエロウ(またはレッド、グリーン、ブルー)の
光の色信号として分離出力するもので、たとえばCCD
形ラインイメージセンサなどを主体に構成される。この
場合、原稿Dの1画素がCCDセンサの連続した3つの
素子(C,G,YまたはR,G,B)に対応している。
光電変換器48の出力は後述するA/D変換器191へ
出力されるようになっている。第1,第2キャリッジ2
0、30、レンズ42、44、ミラー46の移動は、そ
れぞれステッピングモータ(図示しない)により行われ
るようになっている。
【0020】第1、第2キャリッジ20、30は、ステ
ッピングモータの回転軸に連結された図示しないドライ
ブプーリと図示しないアイドルプーリ間に掛渡された図
示しないタイミングベルトの動作に応じて移動されるよ
うになっている。
【0021】ミラー46およびレンズ42、44は、そ
れぞれ別々のステッピングモータ(図示しない)によっ
て移動されるものである。レンズ42、44は、対応す
るステッピングモータによりスパイラルシャフト(図示
しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸
方向へ移動されるようになっている。
【0022】画像形成部8は、以下に記述するように構
成されている。すなわち、画像形成部8の略中央部に位
置してプラテンドラム70が配置されている。このプラ
テンドラム70は、その周囲がゴム等の弾性体で構成さ
れ、サーマルヘッド76のプラテンローラとしての機能
を持っている。上記プラテンドラム70は、自身が反時
計方向へ回転することにより用紙Pを自身に巻き付け、
重ね合せ印刷の際に用紙Pがずれないようにしている。
上記プラテンドラム70の周囲には、所定間隔で用紙P
がプラテンドラム70から浮上らないようにするための
加圧ローラ74が設けられている。上記プラテンドラム
70の円周は、最大用紙サイズの長手方向の長さよりも
少し長いものとなっている。
【0023】プラテンドラム70の左斜め下方部にはサ
ーマルヘッド76が配設されている。サーマルヘッド7
6は、ホルダの後端面に一体的に形成された放熱器に取
着されている。そして、プラテンドラム70とサーマル
ヘッド76との間には、画像形成媒体としてのインクリ
ボン78aが介在した状態となる。サーマルヘッド76
は、印字動作が可能になった時点で、偏心カム76aの
回転によってプラテンドラム70へ押付けられる。ま
た、インクリボン78aの右側近傍のプラテンドラム7
0周囲には、グリッパ72の位置を検知する為のグリッ
パ検知器75が配置されている。
【0024】インクリボン78aの巻芯78b、78c
は、図示しない駆動力伝達機構を介して図示しないモー
タの駆動軸に連結され、必要に応じて回転駆動されるよ
うになっている。
【0025】本体1の下方部位には、給紙ローラ81が
設けられていて、給紙カセット82内に収容された被画
像形成媒体としての用紙Pを1枚ずつ取出すようになっ
いる。給紙ローラ81で取出された用紙Pは、搬送ロー
ラ84aによってこの搬送ローラ84aの左斜め上方に
あるプラテンドラム70に向けて移送され、グリッパ7
2、加圧ローラ74によってプラテンドラム70に巻掛
けられた状態となり、これにより正確に送られる。ここ
に、給紙カセット82は本体1の側面から着脱自在とな
っている。なお、82aは用紙P等を手差しで供給する
ための手差し給紙装置である。この手差し給紙装置82
aから供給された用紙Pも上記同様にプラテンドラム7
0に巻掛けられるようになっている。
【0026】上記グリッパ72により先端が固定された
用紙Pは、反時計方向の回転により上記プラテンドラム
70に巻きつき、先端が印刷エリアを通過した後、サー
マルヘッド76がプラテンドラム70に加圧され、印刷
が行われる。
【0027】一色目の印刷が終了したとき、プラテンド
ラム70はほぼ1回転したことになっている。ここで、
サーマルヘッド76が一度解除され、インクリボン78
aが巻き取られて次の色の頭出しが行われる。そして、
上記プラテンドラム70が再び反時計方向に回転を始
め、サーマルヘッド76による印刷が行われ、次の色が
重ね印刷(印刷)される。
【0028】このようにして、フルカラー複写の場合、
イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4回、またはイ
エロ、マゼンタ、シアンの3回の動作で画像形成が行な
われる。ブラック等の単色の場合は、1回の動作で行な
われる。
【0029】排紙する際は、用紙Pの後端が、排紙用の
排紙ガイド86に到達するまで上記プラテンドラム70
を時計方向に回転し、到達した際、そのプラテンドラム
70を時計方向へ回転し、図示しない分離爪により用紙
Pの後端をプラテンドラム70から分離して排紙ガイド
86へ導く。そして、最後に、用紙Pの先端がグリッパ
72から開放され、その排紙ガイド86で搬送される複
写が行なわれた用紙Pが排紙トレイ86a上へ排出され
る。また、画像形成装置2の全体を制御する本体制御部
60が配置され、画像処理部50が設けられている。
【0030】また、この画像形成装置2の原稿台4の上
には、フィルムプロジェクタ100が配置されている。
このフィルムプロジェクタ100には、図3に示される
ように、光源である、例えばハロゲンランプ104、ハ
ロゲンランプ104からの光を集光させる為のコンデン
サレンズ106、内部に複数枚のフィルム102を収納
するフィルムホルダ103を収容するフィルムキャリア
108、このフィルムキャリア108を支持するキャリ
ア装着部109、フィルム102を通過した光を投影さ
せる為の投影レンズ110などが収容されている。ま
た、図4に示されるように、キャリア装着部109の近
傍には、フィルム102の種類を検知する為の検知部1
16a、116bが設けられている。
【0031】フィルムプロジェクタ100からの光を反
射させるための反射ミラ−120を有した反射装置10
1が原稿台4の上に配置されると共に、フィルムプロジ
ェクタ100からの光が通過する原稿台4の上には集光
の為のフレネルレンズ122が配置されている。
【0032】このフィルムプロジェクタ100では、図
3に示されるように、ハロゲンランプ104からの光
は、コンデンサレンズ106を通過することにより適切
に調光されて、フィルム102を通過する。フィルム1
02からの光は、適切にピントが合うように調整される
投影レンズ110に入射される。投影レンズ110は、
図5(a)、(b)、(c)に示されるように、フィル
ム102のずれに対して、正確な像が形成できるよう
に、位置を光軸方向に移動させることができる。投影レ
ンズ110からの光は、反射ミラ−120により反射さ
れてフレネルレンズ122に入射される。フレネルレン
ズ122からの光は、通常は原稿が置かれる原稿台を通
過して、画像形成装置の原稿走査部6に入射される。原
稿走査部6のレンズ42により、図6(a)、(b)、
(c)に示されるように、フレネルレンズ122からの
光のピントが適切に合うように調整される。そして、原
稿走査部6の光電変換部48により光が電気に変換され
る。以下の画像形成は、原稿Dを原稿台4に載置した場
合と同様である。
【0033】ところで、投影レンズ110からの光が正
確に画像形成されるようにピント合せをする必要がある
が、そのピント合せには、画像を正しく見る必要があ
る。この為に、反射装置101のピント調整シ−ト13
0が用いられる。この反射装置101が図7(a)、
(b)、(c)に示されている。図7(a)は反射装置
101が用いられていない状態であり、図7(b)は画
像形成の為に反射装置101の反射ミラ−120が用い
られている状態であり、図7(c)はピント合せの為に
反射装置101のピント調整シ−ト130が用いられて
いる状態である。投影される画像を見る為には、図7
(c)に示されるように、反射装置101の反射ミラ−
120をたたんで、反射装置101のピント調整シ−ト
130を引上げる。このピント調整シ−ト130の状態
が図8(a)、(b)、(c)に詳しく示されている。
図8(a)のピント調整シ−ト130が用いられていな
い、ア−ム132が折り畳まれた状態から、図8(b)
のように一方が上蓋134に固定されたピント調整シ−
ト130が引上げられて、図8(c)に示された上蓋1
34に接続されたア−ム132が伸びてピント調整シ−
ト130が光軸に対して垂直に張られた状態で用いられ
る。ピント調整シ−ト130は、投影レンズ110から
の距離が投影レンズ110から反射ミラ−120を介し
た原稿台までの光軸の距離と等しい位置に配置される。
これにより、投影レンズ110からの光がピント調整シ
−ト130に投影されて、容易にピント合せを行うこと
ができる。この発明では、ピント調整シ−ト130を用
いているので、このピント調整シ−ト130を用いない
ときには図7(a)のように小さく収納することができ
る。よって、投影レンズ110からの光を受ける面積を
有する投影部分を備えた従来の反射装置に比べて非常に
小さくできる。よって、反射装置101は非常に小さく
できる。
【0034】図4に示されるように、このフィルムプロ
ジェクタ100は、フィルム102を収納するフィルム
キャリア108を装着するフィルムキャリア装着部10
9を有している。このフィルムキャリア装着部109の
近傍には、フィルム102の種類を検知する為の複数の
検知部116a、116bが設けられている。この実施
例では、押しボタン式のスイッチとして形成されてい
る。これらの検知部116a、116bの周辺部が図9
に詳しく示されている。フィルムキャリア108はフィ
ルムキャリア装着部109に装着されている。このフィ
ルムキャリア108には、フィルムの種類を判別する為
の突出部111が設けられており、この突出部111が
検知部116bであるスイッチを押し下げている。この
検知部116bはあるフィルムの種類に応じたスイッチ
として機能する。これにより、検知部116bにより電
気信号が発生されて、フィルムの種類がフィルムプロジ
ェクタ100の制御部114を介して本体の制御部18
1に伝達される。これにより、フィルムの種類が自動的
に認識される。また、図示されていない別の種類のフィ
ルムキャリア108では、突出部111が検知部116
aを押し下げる位置に設けられているので、その位置に
対応したフィルムの種類がフィルムプロジェクタ100
の制御部114を介して本体の制御部181に伝達され
る。
【0035】このフィルムキャリア108の具体的な例
が図10、図11に示されている。図10には、ポジ型
フィルムを装着したポジ用フィルムキャリア108が示
され、図11には、ネガ型フィルムを装着したネガ用フ
ィルムキャリア108が示されている。これらの例で
は、ポジ用フィルムキャリア108は、突出部111が
検知部116bを押し下げる位置に設けられており、ネ
ガ用フィルムキャリア108は、突出部111が検知部
116aを押し下げる位置に設けられている。これによ
り、そのフィルムキャリア108の種類に応じた情報が
本体の制御部181に伝達されるので、自動的に認識さ
れる。これにより、オペレ−タの指示によることなく、
正しい判断が行われる。
【0036】図12は画像形成装置の全体的な制御系統
を概略的に示すもので、主制御部181、第1副制御部
182および第2副制御部183を有している。主制御
部181は、操作パネル2、メモリ199、補正回路1
84、輝度色差分離回路185、画質改善回路186、
色信号変換回路187、2値化回路188、第1副制御
部182および第2副制御部183とそれぞれ接続さ
れ、これらを制御する。
【0037】第1副制御部182は、光源制御部18
9、モータ駆動部190、前記光電変換器48、A/D
変換器191、および解像度変換部192とそれぞれ接
続され、これらの制御をつかさどる。光源制御部189
は、前記照明ランプ22と接続され、その点灯制御、光
量制御を行なう。すなわち、通常の画像読取り動作時に
照明ランプ22を点灯するようになっている。モータ駆
動部190は、走査用モータの駆動を行なう。第2副制
御部183は、サーマルヘッド温度制御部193、サー
マルヘッド76、各種検出スイッチ194および駆動部
195とそれぞれ接続され、これらの制御をつかさど
る。駆動部195は、モータおよびソレノイドなどの駆
動系196と接続され、その駆動を行なう。上記メモリ
199は、白色基準板による反射光をA/D変換した基
準データを記憶するものである。補正回路184は、原
稿Dからの反射光をA/D変換した画像データ(解像度
変換後)とメモリ199に記憶されている基準データに
より規格化(シェーディング補正、つまり光電変換器4
8のばらつき補正)を行なうものである。
【0038】また、主制御部181には、フィルムプロ
ジェクタ100を制御するプロジェクタ制御部114が
接続される。プロジェクタ制御部114には、フィルム
キャリア108のフィルムの種類を検知する検知部11
6とが接続されている。
【0039】上述の実施例では、押しボタン式の検知部
が設けられていたが、これに限定されずに光学式スイッ
チや、磁石を用いたスイッチなどを代りに使用すること
ができる。また、上述の実施例では2つの検知部が設け
られていたが、これに限定されずに他の種類のフィルム
の検知部を加えた2つ以上の検知部が設けられていても
よい。更に、フィルムの種類で検知部が設けられていた
が、これに限定されずに検知部をフィルムキャリアの種
類により設けることも可能である。
【0040】この発明の画像形成装置は、従来ではでき
なかったフィルムの種類を判別を行うことができる。こ
れにより、オペレ−タがフィルムの種類を入力する必要
がなくなり、省力化できると共に画像形成に要する時間
を短縮できる。更に、画像形成装置にフィルムの種類を
入力させるスイッチを設けることも不要となるので、画
像形成装置のコストダウンも可能となる。
【0041】
【発明の効果】この発明の画像形成装置では、フィルム
プロジェクタを利用して要求されるフィルムの画像形成
が適切にできるので、画像形成に必要な所用時間を最小
限にすることができると共に、用いるトナ−、用紙など
の消耗品の使用量を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る1実施例の画像形成装置を示
す斜視図。
【図2】 この発明に係る図1に示された画像形成装置
の断面図。
【図3】 この発明の画像形成装置のフィルムプロジェ
クタとフィルムプロジェクタの近傍の光学系を示す図。
【図4】 この発明の画像形成装置のフィルムプロジェ
クタを示す斜視図。
【図5】 この発明のフィルムプロジェクタの投影レン
ズを動かした場合の光学系を示す図。
【図6】 この発明の画像形成装置のレンズを動かした
場合の光学系を示す図。
【図7】 この発明の反射装置を詳しく示した斜視図。
【図8】 この発明の反射装置の反射シ−トの状態を詳
しく示した断面図。
【図9】 この発明のフィルムプロジェクタの検知部の
周辺を示した平面図。
【図10】 この発明のフィルムプロジェクタに用いら
れる一例のフィルムキャリアを示した斜視図。
【図11】 この発明のフィルムプロジェクタに用いら
れる別のフィルムキャリアを示した斜視図。
【図12】 この発明の画像形成装置の制御回路の概略
を示した図。
【符号の説明】
2…原稿台、4…原稿走査部、6…画像形成部、22…
照明ランプ、48…光電変換器、70…プラテンドラ
ム、76…サーマルヘッド、78a…インクリボン(画
像形成媒体)、81…主制御部、82,83…副制御
部、84…補正回路、91…A/D変換器、92…解像
度変換部、99…メモリ、100…フィルムプロジェク
タ、104…ハロゲンランプ、106…コンデンサレン
ズ、108…フィルムキャリア、110…投影レンズ。
112…プロジェクタモ−タ、116…検出部、130
…ピント調整シ−ト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置するための原稿台と、 この原稿台に載置された原稿上の画像情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段にて読取られた画像情報に対応した像を像
    坦持体上に形成する像形成手段と、 前記原稿台上に載置できると共に、複数枚のフィルムを
    取り付け可能であり、フィルムに形成された画像を読取
    るためのフィルム投影手段と、 このフィルム投影手段にて読取られたフィルムに形成さ
    れた画像に対応する像を前記像形成手段にて前記像坦持
    体上に形成させる処理手段と、 前記フィルム投影手段に取り付けられたフィルムの種類
    を検知する検知手段と、 フィルムの種類を識別する為に、前記検知手段で検知さ
    れたフィルムの種類を判別する判別手段と、を備えてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿を載置するための原稿台と、 この原稿台に載置された原稿上の画像情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段にて読取られた画像情報に対応した像を像
    坦持体上に形成する像形成手段と、 前記原稿台上に載置できると共に、複数枚のフィルムを
    取り付け可能であり、フィルムに形成された画像を読取
    るためのフィルム投影手段と、 このフィルム投影手段にて読取られたフィルムに形成さ
    れた画像に対応する像を前記像形成手段にて前記像坦持
    体上に形成させる処理手段と、 前記フィルム投影手段に取り付けられたフィルムの種類
    を検知する検知手段と、 フィルムの種類を識別する為に、前記検知手段で検知さ
    れたフィルムの種類を判別する判別手段と、 前記フィルム投影手段からの画像を投影できるピント調
    整シ−トを有する反射装置と、を備えていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿を載置するための原稿台と、 この原稿台に載置された原稿上の画像情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段にて読取られた画像情報に対応した像を像
    坦持体上に形成する像形成手段と、 前記原稿台上に載置できると共に、複数枚のフィルムを
    取り付け可能であり、フィルムに形成された画像を読取
    るためのフィルム投影手段と、 このフィルム投影手段にて読取られたフィルムに形成さ
    れた画像に対応する像を前記像形成手段にて前記像坦持
    体上に形成させる処理手段と、 前記フィルム投影手段に取り付けられたフィルムの種類
    を検知する検知手段と、 フィルムの種類を検知する為にフィルムの種類に応じた
    検出部を有するフィルムキャリアと、 フィルムの種類を識別する為に、前記検知手段で検知さ
    れたフィルムの種類を判別する判別手段と、を備えてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP4048317A 1992-03-05 1992-03-05 画像形成装置 Pending JPH05249567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018428A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha dispositif d'évacuation de papier

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008018428A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha dispositif d'évacuation de papier
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