JPH05248975A - 半導体圧力センサ回路 - Google Patents
半導体圧力センサ回路Info
- Publication number
- JPH05248975A JPH05248975A JP5100492A JP5100492A JPH05248975A JP H05248975 A JPH05248975 A JP H05248975A JP 5100492 A JP5100492 A JP 5100492A JP 5100492 A JP5100492 A JP 5100492A JP H05248975 A JPH05248975 A JP H05248975A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- pressure sensor
- adjustment
- offset
- adjusting circuit
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気掃除機などに用いられる圧力センサ回路
において、圧力調整を容易におこなわせしめ、調整ミス
および調整後の誤動作を防止することを目的とする。 【構成】 圧力センサ２と、複数の抵抗体１２と複数の
スイッチ素子１３とからなるオフセット調整用回路１４
と、複数の抵抗体１５と複数のスイッチ素子１６とから
なるゲイン調整用回路１７と、前記オフセット調整用回
路に接続される増幅回路２０と、差動アンプ２１とマイ
クロコンピュータ２２などから構成され、前記増幅回路
２０の出力は前記ゲイン調整用回路１７に接続され、前
記増幅回路２０の入力端子ＡおよびＢ、差動アンプ２１
の出力端子Ｄに、前記マイクロコンピュータ２２のＡ／
Ｄポートに接続されている。そしてマイクロコンピュー
タ２２には、調整内容を記憶するＥ2ＰＲＯＭからなる
記憶手段２４が接続されている。
において、圧力調整を容易におこなわせしめ、調整ミス
および調整後の誤動作を防止することを目的とする。 【構成】 圧力センサ２と、複数の抵抗体１２と複数の
スイッチ素子１３とからなるオフセット調整用回路１４
と、複数の抵抗体１５と複数のスイッチ素子１６とから
なるゲイン調整用回路１７と、前記オフセット調整用回
路に接続される増幅回路２０と、差動アンプ２１とマイ
クロコンピュータ２２などから構成され、前記増幅回路
２０の出力は前記ゲイン調整用回路１７に接続され、前
記増幅回路２０の入力端子ＡおよびＢ、差動アンプ２１
の出力端子Ｄに、前記マイクロコンピュータ２２のＡ／
Ｄポートに接続されている。そしてマイクロコンピュー
タ２２には、調整内容を記憶するＥ2ＰＲＯＭからなる
記憶手段２４が接続されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体圧力センサに係
り、特に自動調整手段を有した圧力センサ回路に関す
る。
り、特に自動調整手段を有した圧力センサ回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の圧力センサ回路７は、図２のよう
に、圧力センサ１とオフセット調整用可変抵抗器２と．
ゲイン調整用可変抵抗器３などから構成されていた。
に、圧力センサ１とオフセット調整用可変抵抗器２と．
ゲイン調整用可変抵抗器３などから構成されていた。
【０００３】前記圧力センサ回路７を例えば電気掃除機
などに搭載する場合は、搭載前にオフセットおよびゲイ
ン調整用可変抵抗器２，３を調整する必要がある。
などに搭載する場合は、搭載前にオフセットおよびゲイ
ン調整用可変抵抗器２，３を調整する必要がある。
【０００４】その調整方法は、調整用の圧力発生装置４
に前記圧力センサ１を接続した後、圧力センサ１に加わ
る圧力を大気圧に設定し、オフセット調整用可変抵抗器
２でもって、増幅回路５のＡ−Ｂ間の電圧ＶａをＶａ≒
０Ｖになるように調整する。
に前記圧力センサ１を接続した後、圧力センサ１に加わ
る圧力を大気圧に設定し、オフセット調整用可変抵抗器
２でもって、増幅回路５のＡ−Ｂ間の電圧ＶａをＶａ≒
０Ｖになるように調整する。
【０００５】次に、圧力センサ１に圧力発生装置４によ
って所定の圧力（例えば電気掃除機であれば、その掃除
機の特性である最大真空圧とする）を印加し、ゲイン調
整用可変抵抗器３でもって、増幅器６のＣ−Ｄ間の電圧
Ｖｃを設定電圧になるように調整する。
って所定の圧力（例えば電気掃除機であれば、その掃除
機の特性である最大真空圧とする）を印加し、ゲイン調
整用可変抵抗器３でもって、増幅器６のＣ−Ｄ間の電圧
Ｖｃを設定電圧になるように調整する。
【０００６】このようにして調整完了した圧力センサ回
路２が製品の組立工程で製品に搭載されるのである。
路２が製品の組立工程で製品に搭載されるのである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の圧力セ
ンサ回路１では、オフセット調整、ゲイン調整は可変抵
抗器３，４を手動で回動させて調整するため、設定され
た値になるよう測定器を見ながら、また調整用の治具を
見ながらおこなわなければならず、そのため調整にかな
りの時間を要し、また調整ミスの原因にもなっていた。
ンサ回路１では、オフセット調整、ゲイン調整は可変抵
抗器３，４を手動で回動させて調整するため、設定され
た値になるよう測定器を見ながら、また調整用の治具を
見ながらおこなわなければならず、そのため調整にかな
りの時間を要し、また調整ミスの原因にもなっていた。
【０００８】また、一担調整しても、製品使用中の振動
により可変抵抗器３，４の調整位置がずれて誤動作の要
因にもなっていた。
により可変抵抗器３，４の調整位置がずれて誤動作の要
因にもなっていた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による手段は、圧力センサと、複数の抵抗体と
複数のスイッチ素子からなるオフセット調整用回路と、
複数の抵抗体と複数のスイッチ素子からなるゲイン調整
用回路と、前記オフセット調整用回路とゲイン調整用回
路に接続される増幅回路と、前調オフセット調整用回路
とゲイン調整用回路のスイッチ素子を自動的に切換える
マイクロコンピュータと、前記スイッチ素子の開閉状態
を記憶するＥ2ＰＲＯＭからなる記憶手段等からなる半
導体圧力センサ回路を構成するのである。
の本発明による手段は、圧力センサと、複数の抵抗体と
複数のスイッチ素子からなるオフセット調整用回路と、
複数の抵抗体と複数のスイッチ素子からなるゲイン調整
用回路と、前記オフセット調整用回路とゲイン調整用回
路に接続される増幅回路と、前調オフセット調整用回路
とゲイン調整用回路のスイッチ素子を自動的に切換える
マイクロコンピュータと、前記スイッチ素子の開閉状態
を記憶するＥ2ＰＲＯＭからなる記憶手段等からなる半
導体圧力センサ回路を構成するのである。
【００１０】
【作用】上記半導体圧力センサ回路を調整用の圧力発生
装置に接続するだけで、自動的にオフセット、ゲイン調
整がおこなわれる。
装置に接続するだけで、自動的にオフセット、ゲイン調
整がおこなわれる。
【００１１】また、調整内容は記憶手段に記憶され、調
整後電源電圧を取り去っても調整内容は記憶されてい
る。
整後電源電圧を取り去っても調整内容は記憶されてい
る。
【００１２】
【実施例】図１は本発明の一実施例の半導体圧力センサ
回路を調整する調整回路である。
回路を調整する調整回路である。
【００１３】本発明の半導体圧力センサ回路１１は、圧
力センサ１とオフセット調整手段として、複数の抵抗体
１２と複数のスイッチ素子１３からなるオフセット調整
用回路１４と、ゲイン調整手段として、複数の抵抗体１
５と複数のスイッチ素子１６からなるゲイン調整用回路
１７と、前記オフセット調整用回路１４に接続されるイ
ンスツルメンテーションアップ１８および１９（以後ア
ンプと云う）からなる増幅回路２０と、差動アンプ２１
と、マイクロコンピュータ２２などから構成されてい
る。
力センサ１とオフセット調整手段として、複数の抵抗体
１２と複数のスイッチ素子１３からなるオフセット調整
用回路１４と、ゲイン調整手段として、複数の抵抗体１
５と複数のスイッチ素子１６からなるゲイン調整用回路
１７と、前記オフセット調整用回路１４に接続されるイ
ンスツルメンテーションアップ１８および１９（以後ア
ンプと云う）からなる増幅回路２０と、差動アンプ２１
と、マイクロコンピュータ２２などから構成されてい
る。
【００１４】前記増幅回路２０の出力は、前記ゲイン調
整用回路１７に接続され、増幅率を可変可能としたの
ち、前記アンプ２１に接続されている。
整用回路１７に接続され、増幅率を可変可能としたの
ち、前記アンプ２１に接続されている。
【００１５】前記アップ１８および１９の入力端子Ａお
よびＢ、差動アンプ２１の出力端子Ｄは、それぞれマイ
クロコンピュータ２２のＡ／Ｄポートに接続されてい
る。
よびＢ、差動アンプ２１の出力端子Ｄは、それぞれマイ
クロコンピュータ２２のＡ／Ｄポートに接続されてい
る。
【００１６】前記マイクロコンピュータ２２はオフセッ
ト調整用回路１４のスイッチ素子１３とゲイン調整用回
路１７のスイッチ素子１６を切換える出力と、圧力発生
装置２３にオフセット調整中、ゲイン調整中を知らせる
制御信号を出力する。
ト調整用回路１４のスイッチ素子１３とゲイン調整用回
路１７のスイッチ素子１６を切換える出力と、圧力発生
装置２３にオフセット調整中、ゲイン調整中を知らせる
制御信号を出力する。
【００１７】さらに、前記マイクロコンピュータ２２に
は、前記のオフセット調整用回路１４とゲイン調整用回
路１７の調整内容を記憶する記憶手段２４が接続されて
いる。なお、この記憶手段２４は、調整後電源電圧を取
り去っても記憶内容が消去されないＥ2ＰＲＯＭ（ＥＬ
ＥＣＴＲＩＣＡＬＬＹ ＥＲＡＳＡＢＬＥ ＰＲＯＭ）
を用いている。
は、前記のオフセット調整用回路１４とゲイン調整用回
路１７の調整内容を記憶する記憶手段２４が接続されて
いる。なお、この記憶手段２４は、調整後電源電圧を取
り去っても記憶内容が消去されないＥ2ＰＲＯＭ（ＥＬ
ＥＣＴＲＩＣＡＬＬＹ ＥＲＡＳＡＢＬＥ ＰＲＯＭ）
を用いている。
【００１８】以上説明したように構成された半導体圧力
センサ回路１１の調整方法について以下に説明する。
センサ回路１１の調整方法について以下に説明する。
【００１９】本発明の圧力センサ回路１１を圧力発生装
置２３に接続し、電源電圧を印加すると、マイクロコン
ピュータ２２はオフセット調整用ポートからオフセット
中である信号を前記圧力発生装置２３に入力する。
置２３に接続し、電源電圧を印加すると、マイクロコン
ピュータ２２はオフセット調整用ポートからオフセット
中である信号を前記圧力発生装置２３に入力する。
【００２０】圧力発生装置２３は、大気圧（０ｋｇ／ｃ
ｍ2）を出力し、圧力センサ２に印加する。
ｍ2）を出力し、圧力センサ２に印加する。
【００２１】一方、マイクロコンピュータ２２はオフセ
ット調整用回路１４のスイッチ素子１３のスイッチＡＳ
Ｗ１〜ＡＳＷ４を順次切り換えながら、アンプ１８のＡ
点とアンプ１９のＢ点の電圧を連続的に読み込み、Ａ，
Ｂ間の電圧ＶａがＶａ≒０Ｖになるように調整され、Ｖ
ａ≒０Ｖになるとオフセット調整が完了する。
ット調整用回路１４のスイッチ素子１３のスイッチＡＳ
Ｗ１〜ＡＳＷ４を順次切り換えながら、アンプ１８のＡ
点とアンプ１９のＢ点の電圧を連続的に読み込み、Ａ，
Ｂ間の電圧ＶａがＶａ≒０Ｖになるように調整され、Ｖ
ａ≒０Ｖになるとオフセット調整が完了する。
【００２２】そして、前記オフセット調整の調整内容が
記憶手段２４に入力される。
記憶手段２４に入力される。
【００２３】オフセット調整が完了すれば、次にマイク
ロコンピュータ２２は、ゲイン調整用ポートからゲイン
調整中の信号が圧力発生装置２３に入力される。
ロコンピュータ２２は、ゲイン調整用ポートからゲイン
調整中の信号が圧力発生装置２３に入力される。
【００２４】すると、圧力発生装置２３は、予め設定さ
れた圧力を出力し、圧力センサ２に印加する。
れた圧力を出力し、圧力センサ２に印加する。
【００２５】一方、マイクロコンピュータ２２は、ゲイ
ン調整用回路１７のスイッチ素子１６のスイッチＡＳＷ
５〜ＡＳＷ８を順次切り換えながら、差動アンプ２１の
Ｄ点の電圧を連続的に読み込み、Ｃ，Ｄ間の電圧が予め
設定された値以内になるように調整され、電圧Ｖｃが規
格値以内になるとゲイン調整が完了する。
ン調整用回路１７のスイッチ素子１６のスイッチＡＳＷ
５〜ＡＳＷ８を順次切り換えながら、差動アンプ２１の
Ｄ点の電圧を連続的に読み込み、Ｃ，Ｄ間の電圧が予め
設定された値以内になるように調整され、電圧Ｖｃが規
格値以内になるとゲイン調整が完了する。
【００２６】そして、前記ゲイン調整の調整内容が記憶
手段２４に入力される。
手段２４に入力される。
【００２７】以上で圧力センサ回路１１の調整作業が完
了する。なお、記憶手段２４には、Ｅ2ＰＲＯＭを使用
しているので調整後、電源電圧を取り除いても記憶内容
は消去されることはない。
了する。なお、記憶手段２４には、Ｅ2ＰＲＯＭを使用
しているので調整後、電源電圧を取り除いても記憶内容
は消去されることはない。
【００２８】本発明の圧力センサ回路１１はマイクロコ
ンピュータ２２によって、自動的にオフセット、ゲイン
調整がおこなわれるものである。
ンピュータ２２によって、自動的にオフセット、ゲイン
調整がおこなわれるものである。
【００２９】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成となっ
ているので下記に記載するような効果を奏する。
ているので下記に記載するような効果を奏する。
【００３０】自動調整されるので測定器や調整治具をみ
なくてもよく、調整時間も短縮でき、調整ミスも皆無と
なる。
なくてもよく、調整時間も短縮でき、調整ミスも皆無と
なる。
【００３１】また調整後、製品使用中の振動によって調
整がずれることがなく、誤動作が生じない。
整がずれることがなく、誤動作が生じない。
【図１】図１は本発明の半導体圧力センサ回路を用いた
調整方法の回路図である。
調整方法の回路図である。
【図２】図２は従来の圧力センサ回路を用いた調整方法
の回路図である。
の回路図である。
２ 圧力センサ １１ 半導体圧力センサ回路 １４ オフセット調整用回路 １７ ゲイン調整用回路 １８，１９ 増幅器 ２１ 差動アンプ ２２ マイクロコンピュータ ２３ 圧力発生装置 ２４ 記憶手段
Claims (1)
- 【請求項１】 圧力センサと、複数の抵抗体と複数のス
イッチ素子からなるオフセット調整用回路と、複数の抵
抗体と複数のスイッチ素子からなるゲイン調整用回路
と、前記オフセット調整用回路と、ゲイン調整用回路に
接続される増幅器と、前記オフセット調整用回路とゲイ
ン調整用回路のスイッチ素子を自動的に切換えるマイク
ロコンピュータと、前記スイッチ素子の開閉状態を記憶
するＥ2ＰＲＯＭからなる記憶手段などからなることを
特徴とする半導体圧力センサ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100492A JPH05248975A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 半導体圧力センサ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100492A JPH05248975A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 半導体圧力センサ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248975A true JPH05248975A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12874630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5100492A Pending JPH05248975A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 半導体圧力センサ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248975A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322836A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Denso Corp | 圧力センサ装置 |
| US7312733B2 (en) | 2004-10-12 | 2007-12-25 | Nec Electronics Corporation | Semiconductor apparatus with an analog-to-digital converter and amplifier |
| JP2009156658A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Renesas Technology Corp | 半導体圧力センサ装置、データ処理装置、血圧計、掃除機及び気圧計 |
| JP2011220831A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | New Japan Radio Co Ltd | センサ装置 |
| JP6345322B1 (ja) * | 2017-07-28 | 2018-06-20 | 新光商事株式会社 | 見守りシステム |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP5100492A patent/JPH05248975A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7312733B2 (en) | 2004-10-12 | 2007-12-25 | Nec Electronics Corporation | Semiconductor apparatus with an analog-to-digital converter and amplifier |
| JP2006322836A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Denso Corp | 圧力センサ装置 |
| JP2009156658A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Renesas Technology Corp | 半導体圧力センサ装置、データ処理装置、血圧計、掃除機及び気圧計 |
| US7926352B2 (en) | 2007-12-26 | 2011-04-19 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor pressure sensor and data processing device |
| JP2011220831A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | New Japan Radio Co Ltd | センサ装置 |
| JP6345322B1 (ja) * | 2017-07-28 | 2018-06-20 | 新光商事株式会社 | 見守りシステム |
| JP2018134372A (ja) * | 2017-07-28 | 2018-08-30 | 新光商事株式会社 | 見守りシステム |
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