JPH05248384A - 横形密閉圧縮機 - Google Patents
横形密閉圧縮機Info
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- JPH05248384A JPH05248384A JP5188992A JP5188992A JPH05248384A JP H05248384 A JPH05248384 A JP H05248384A JP 5188992 A JP5188992 A JP 5188992A JP 5188992 A JP5188992 A JP 5188992A JP H05248384 A JPH05248384 A JP H05248384A
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- Japan
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- chamber
- compressed gas
- compression
- motor
- compression chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮部チャンバーの容積を増加させることな
く、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減少させ、
圧縮ガスへの潤滑油の混入が少ない横形密閉圧縮機を提
供する。 【構成】 横形密閉圧縮機１のケーシング２内にモータ
部３を収納するモータ部チャンバー９と、圧縮部４を収
納する圧縮部チャンバー１０とを形成し、吐出管１４を
ケーシング２の内部に延設し、圧縮部チャンバー１０及
びモータ部チャンバー９の双方に連通させた。
く、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減少させ、
圧縮ガスへの潤滑油の混入が少ない横形密閉圧縮機を提
供する。 【構成】 横形密閉圧縮機１のケーシング２内にモータ
部３を収納するモータ部チャンバー９と、圧縮部４を収
納する圧縮部チャンバー１０とを形成し、吐出管１４を
ケーシング２の内部に延設し、圧縮部チャンバー１０及
びモータ部チャンバー９の双方に連通させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はケーシング内部に水平に
圧縮部とモータ部とを配設した横形密閉圧縮機に関す
る。
圧縮部とモータ部とを配設した横形密閉圧縮機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般にケーシング内部に水平に圧縮部と
モータ部とを配設し、前記圧縮部とモータ部とをシャフ
トで連結した横形密閉形圧縮機において、吐出管がケー
シングの壁体を貫通し、内端が圧縮部を収納する圧縮部
チャンバーに連通している横形密閉圧縮機が知られてい
る。図２は上記従来の横形密閉圧縮機の断面を示してい
る。横形密閉圧縮機２１は、円筒状のケーシング２２を
有している。このケーシング２２は水平に配置され、内
部にモータ部２３と圧縮部２４とを有している。モータ
部２３はケーシング２２の内周面に固定されたステータ
２５と、ステータ２５の内側に組み込まれたロータ２６
とを有している。ロータ２６と圧縮部２４の回転部材は
シャフト２７によって一体に回転するように連結されて
いる。ケーシング２２の内部は仕切板２８によってモー
タ部チャンバー２９と圧縮部チャンバー３０とに分割さ
れている。モータ部チャンバー２９と圧縮部チャンバー
３０は、シャフト７内部に軸方向に穿設されたガス流路
３１を介して互いに連通している。圧縮部チャンバー３
０側のシャフト２７の端部には、第１吐出カバー３２と
第２吐出カバー３３が取り付けられている。第１吐出カ
バー３２と第２吐出カバー３３との間に形成された空間
は、第２吐出カバー３３に形成された吐出孔３４を介し
て圧縮部チャンバー３０と連通している。圧縮部チャン
バー３０を形成するケーシング２２の一部には吐出管３
５が設けられている。吐出管３５はケーシング２２の壁
体を貫通し、外部と圧縮部チャンバー３０とを連通して
いる。符号３６は潤滑油を示している。上記従来の横形
密閉圧縮機２１では、圧縮ガスは図２に示す矢印のよう
に、圧縮部２４で圧縮された後にモータ部チャンバー２
９内に吐出される。モータ部チャンバー２９では、圧縮
ガスはモータ部２３を冷却した後にシャフト２７のガス
流路３１を通って圧縮部チャンバー３０に流れる。圧縮
部チャンバー３０では、圧縮ガスは第２吐出カバー３３
と接触してガス中の油分を分離した後に、吐出孔３４を
から圧縮部チャンバー３０内に流出する。圧縮部チャン
バー３０内の圧縮ガスは吐出管３５を経て外部に排出さ
れる。
モータ部とを配設し、前記圧縮部とモータ部とをシャフ
トで連結した横形密閉形圧縮機において、吐出管がケー
シングの壁体を貫通し、内端が圧縮部を収納する圧縮部
チャンバーに連通している横形密閉圧縮機が知られてい
る。図２は上記従来の横形密閉圧縮機の断面を示してい
る。横形密閉圧縮機２１は、円筒状のケーシング２２を
有している。このケーシング２２は水平に配置され、内
部にモータ部２３と圧縮部２４とを有している。モータ
部２３はケーシング２２の内周面に固定されたステータ
２５と、ステータ２５の内側に組み込まれたロータ２６
とを有している。ロータ２６と圧縮部２４の回転部材は
シャフト２７によって一体に回転するように連結されて
いる。ケーシング２２の内部は仕切板２８によってモー
タ部チャンバー２９と圧縮部チャンバー３０とに分割さ
れている。モータ部チャンバー２９と圧縮部チャンバー
３０は、シャフト７内部に軸方向に穿設されたガス流路
３１を介して互いに連通している。圧縮部チャンバー３
０側のシャフト２７の端部には、第１吐出カバー３２と
第２吐出カバー３３が取り付けられている。第１吐出カ
バー３２と第２吐出カバー３３との間に形成された空間
は、第２吐出カバー３３に形成された吐出孔３４を介し
て圧縮部チャンバー３０と連通している。圧縮部チャン
バー３０を形成するケーシング２２の一部には吐出管３
５が設けられている。吐出管３５はケーシング２２の壁
体を貫通し、外部と圧縮部チャンバー３０とを連通して
いる。符号３６は潤滑油を示している。上記従来の横形
密閉圧縮機２１では、圧縮ガスは図２に示す矢印のよう
に、圧縮部２４で圧縮された後にモータ部チャンバー２
９内に吐出される。モータ部チャンバー２９では、圧縮
ガスはモータ部２３を冷却した後にシャフト２７のガス
流路３１を通って圧縮部チャンバー３０に流れる。圧縮
部チャンバー３０では、圧縮ガスは第２吐出カバー３３
と接触してガス中の油分を分離した後に、吐出孔３４を
から圧縮部チャンバー３０内に流出する。圧縮部チャン
バー３０内の圧縮ガスは吐出管３５を経て外部に排出さ
れる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の横形密閉圧縮機では、圧縮ガスの全部が圧縮部チャ
ンバーから吐出管を経て外部に吐出されるので、圧縮部
チャンバー内での圧縮ガスの流速が大きかった。このた
め、圧縮ガスが吐出される際に圧縮部チャンバー内の潤
滑油を巻き込んで吐出されることがあった。この場合、
圧縮部チャンバー内の潤滑油が減少し、潤滑油レベルが
低下して横形密閉圧縮機の故障の原因になることがあっ
た。これに対し、圧縮部チャンバーの容積を大きくして
圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減少させること
が考えられるが、この方法によれば横形密閉圧縮機が大
形化し、近来の装置の小形化の要求を満たすことができ
ない。そこで、本発明の目的は上記従来の横形密閉圧縮
機の課題を解決し、圧縮部チャンバーの容積を増加させ
ることなく、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減
少させ、圧縮ガスへの潤滑油の混入が少ない横形密閉圧
縮機を提供することにある。
来の横形密閉圧縮機では、圧縮ガスの全部が圧縮部チャ
ンバーから吐出管を経て外部に吐出されるので、圧縮部
チャンバー内での圧縮ガスの流速が大きかった。このた
め、圧縮ガスが吐出される際に圧縮部チャンバー内の潤
滑油を巻き込んで吐出されることがあった。この場合、
圧縮部チャンバー内の潤滑油が減少し、潤滑油レベルが
低下して横形密閉圧縮機の故障の原因になることがあっ
た。これに対し、圧縮部チャンバーの容積を大きくして
圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減少させること
が考えられるが、この方法によれば横形密閉圧縮機が大
形化し、近来の装置の小形化の要求を満たすことができ
ない。そこで、本発明の目的は上記従来の横形密閉圧縮
機の課題を解決し、圧縮部チャンバーの容積を増加させ
ることなく、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速を減
少させ、圧縮ガスへの潤滑油の混入が少ない横形密閉圧
縮機を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による横形密閉圧縮機は、ケーシングの内部に
水平に圧縮部とモータ部とを配設し、圧縮部とモータ部
とをシャフトで連結した横形密閉形圧縮機において、ケ
ーシングはモータ部を収納するモータ部チャンバーと圧
縮部を収納する圧縮部チャンバーとを有し、圧縮ガスを
吐出する吐出管は、ケーシング内部に延設され、圧縮部
チャンバー及びモータ部チャンバーの双方に連通した構
造としている。
に本発明による横形密閉圧縮機は、ケーシングの内部に
水平に圧縮部とモータ部とを配設し、圧縮部とモータ部
とをシャフトで連結した横形密閉形圧縮機において、ケ
ーシングはモータ部を収納するモータ部チャンバーと圧
縮部を収納する圧縮部チャンバーとを有し、圧縮ガスを
吐出する吐出管は、ケーシング内部に延設され、圧縮部
チャンバー及びモータ部チャンバーの双方に連通した構
造としている。
【０００５】
【作用】本発明による横形密閉圧縮機によれば、吐出管
がケーシング内部に延設され、モータ部チャンバーと圧
縮部チャンバーの双方に連通しているので、圧縮ガスの
一部はモータ部チャンバーから吐出管に流入して外部に
吐出される。このことにより、圧縮部チャンバーから吐
出管を経て外部に吐出される圧縮ガスの流量が減少し、
圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速が減少する。圧縮
部チャンバーから外部に吐出される圧縮ガスの流速が小
さいことにより、圧縮ガスへの潤滑油の混入が少なく、
潤滑油レベルの安定した横形密閉圧縮機を得ることがで
きる。
がケーシング内部に延設され、モータ部チャンバーと圧
縮部チャンバーの双方に連通しているので、圧縮ガスの
一部はモータ部チャンバーから吐出管に流入して外部に
吐出される。このことにより、圧縮部チャンバーから吐
出管を経て外部に吐出される圧縮ガスの流量が減少し、
圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速が減少する。圧縮
部チャンバーから外部に吐出される圧縮ガスの流速が小
さいことにより、圧縮ガスへの潤滑油の混入が少なく、
潤滑油レベルの安定した横形密閉圧縮機を得ることがで
きる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の一実施例について、添付の図面
を参照して説明する。図１は本発明による横形密閉圧縮
機の縦断面を示している。横形密閉圧縮機１は、両端が
閉じられた円筒形状のケーシング２を有している。この
ケーシング２は水平に配置され、内部に水平に配設され
たモータ部３と圧縮部４とを有している。圧縮部４は任
意の公知の圧縮装置とすることができ、例えばロータリ
式圧縮装置或いはスクロール式圧縮装置とすることがで
きる。モータ部３はケーシング２の内周面に固定された
ステータ５と、ステータ５の内側に組み込まれたロータ
６とを有している。モータ部３のロータ６と圧縮部４の
回転部材はシャフト７によって一体に回転するように連
結されている。ケーシング２の内部は仕切板８によって
モータ部３を収納するモータ部チャンバー９と、圧縮部
４を収納する圧縮部チャンバー１０とに分割されてい
る。このモータ部チャンバー９と圧縮部チャンバー１０
は、シャフト７内部に軸方向に穿設されたガス流路１１
を介して互いに連通している。圧縮部チャンバー１０側
のシャフト７の端部には、吐出カバー１２が取り付けら
れている。この吐出カバー１２の一部には圧縮ガスを排
出する吐出孔１３が設けられている。また、横形密閉圧
縮機１はケーシング２内部に延設された吐出管１４を有
している。この吐出管１４は大径部１４ａと小径部１４
ｂとを有している。吐出管１４の大径部１４ａはケーシ
ング２の壁体を貫通し、一端が吐出管１４の吐出口１５
を形成し、他端がモータ部チャンバー９内部に達してい
る。吐出管１４の小径部１４ｂは、一端が大径部１４ａ
と接続し、他端が圧縮部チャンバー１０に達している。
大径部１４ａと小径部１４ｂとの異径部分には、吐出管
１４の第１流入口１６が形成され、小径部の内端には第
２流入口１７が形成されている。図中符号１８は横形密
閉圧縮機１内の潤滑油を示している。
を参照して説明する。図１は本発明による横形密閉圧縮
機の縦断面を示している。横形密閉圧縮機１は、両端が
閉じられた円筒形状のケーシング２を有している。この
ケーシング２は水平に配置され、内部に水平に配設され
たモータ部３と圧縮部４とを有している。圧縮部４は任
意の公知の圧縮装置とすることができ、例えばロータリ
式圧縮装置或いはスクロール式圧縮装置とすることがで
きる。モータ部３はケーシング２の内周面に固定された
ステータ５と、ステータ５の内側に組み込まれたロータ
６とを有している。モータ部３のロータ６と圧縮部４の
回転部材はシャフト７によって一体に回転するように連
結されている。ケーシング２の内部は仕切板８によって
モータ部３を収納するモータ部チャンバー９と、圧縮部
４を収納する圧縮部チャンバー１０とに分割されてい
る。このモータ部チャンバー９と圧縮部チャンバー１０
は、シャフト７内部に軸方向に穿設されたガス流路１１
を介して互いに連通している。圧縮部チャンバー１０側
のシャフト７の端部には、吐出カバー１２が取り付けら
れている。この吐出カバー１２の一部には圧縮ガスを排
出する吐出孔１３が設けられている。また、横形密閉圧
縮機１はケーシング２内部に延設された吐出管１４を有
している。この吐出管１４は大径部１４ａと小径部１４
ｂとを有している。吐出管１４の大径部１４ａはケーシ
ング２の壁体を貫通し、一端が吐出管１４の吐出口１５
を形成し、他端がモータ部チャンバー９内部に達してい
る。吐出管１４の小径部１４ｂは、一端が大径部１４ａ
と接続し、他端が圧縮部チャンバー１０に達している。
大径部１４ａと小径部１４ｂとの異径部分には、吐出管
１４の第１流入口１６が形成され、小径部の内端には第
２流入口１７が形成されている。図中符号１８は横形密
閉圧縮機１内の潤滑油を示している。
【０００７】上記構造に基づいて本実施例の作用につい
て以下に説明する。本実施例によれば、流体は図１の矢
印に示すように、図示しない吸入管から圧縮部４に吸入
され、圧縮部４で圧縮された後に圧縮ガスとしてモータ
部チャンバー９に排出される。モータ部チャンバー９内
に排出された圧縮ガスの一部は、吐出管１４の第１流入
口１６より吐出管１４の内部に流入して吐出される。第
１流入口１６に流入しない残りの圧縮ガスはシャフト７
のガス流路１１を通って圧縮部チャンバー１０側に流れ
る。シャフト７の圧縮部チャンバー１０側の端部では、
圧縮ガスは吐出カバー１２内に排出される。圧縮ガスと
吐出カバー１２と接触と流速の変化により、圧縮ガス内
の潤滑油１８の一部は分離される。圧縮ガスは吐出カバ
ー１２内に排出された後に吐出孔１３より圧縮部チャン
バー１０内部に排出される。圧縮部チャンバー１０に排
出された圧縮ガスは吐出管１４の第２流入口１７より吐
出管１４の内部に流入して吐出される。
て以下に説明する。本実施例によれば、流体は図１の矢
印に示すように、図示しない吸入管から圧縮部４に吸入
され、圧縮部４で圧縮された後に圧縮ガスとしてモータ
部チャンバー９に排出される。モータ部チャンバー９内
に排出された圧縮ガスの一部は、吐出管１４の第１流入
口１６より吐出管１４の内部に流入して吐出される。第
１流入口１６に流入しない残りの圧縮ガスはシャフト７
のガス流路１１を通って圧縮部チャンバー１０側に流れ
る。シャフト７の圧縮部チャンバー１０側の端部では、
圧縮ガスは吐出カバー１２内に排出される。圧縮ガスと
吐出カバー１２と接触と流速の変化により、圧縮ガス内
の潤滑油１８の一部は分離される。圧縮ガスは吐出カバ
ー１２内に排出された後に吐出孔１３より圧縮部チャン
バー１０内部に排出される。圧縮部チャンバー１０に排
出された圧縮ガスは吐出管１４の第２流入口１７より吐
出管１４の内部に流入して吐出される。
【０００８】本実施例においては、圧縮ガスの一部が第
１流入口１６より吐出管１４内部に流入するので、圧縮
部チャンバー１０に流れる圧縮ガスの流量が少ない。こ
のため、圧縮部チャンバー１０内での圧縮ガスの流速は
小さくなり、圧縮部チャンバー１０内で圧縮ガスが潤滑
油１８を巻き込みながら吐出されることがない。また、
第２流入口１７より吐出管１４内に流入した圧縮ガス
が、第１流入口１６に達するまで油分を分離し、分離さ
れた潤滑油１８が第１流入口１６よりモータ部チャンバ
ー９内に戻される効果もある。すなわち、本実施例の横
形密閉圧縮機１によれば、圧縮部チャンバー１０の容積
を大きくすることなく、圧縮部チャンバー１０内の圧縮
ガスの流速を減少でき、このことにより、圧縮ガス内に
巻き込まれる潤滑油１８が減少し、圧縮部チャンバー１
０内の潤滑油１８のレベルが安定して信頼性の高い横形
密閉圧縮機１を得ることができる。なお、吐出管はモー
タ部チャンバー内の圧縮ガスを一部吐出できれば本実施
例に示す形状に限られることなく、例えば集合管のよう
な形状としても良いことは明らかである。
１流入口１６より吐出管１４内部に流入するので、圧縮
部チャンバー１０に流れる圧縮ガスの流量が少ない。こ
のため、圧縮部チャンバー１０内での圧縮ガスの流速は
小さくなり、圧縮部チャンバー１０内で圧縮ガスが潤滑
油１８を巻き込みながら吐出されることがない。また、
第２流入口１７より吐出管１４内に流入した圧縮ガス
が、第１流入口１６に達するまで油分を分離し、分離さ
れた潤滑油１８が第１流入口１６よりモータ部チャンバ
ー９内に戻される効果もある。すなわち、本実施例の横
形密閉圧縮機１によれば、圧縮部チャンバー１０の容積
を大きくすることなく、圧縮部チャンバー１０内の圧縮
ガスの流速を減少でき、このことにより、圧縮ガス内に
巻き込まれる潤滑油１８が減少し、圧縮部チャンバー１
０内の潤滑油１８のレベルが安定して信頼性の高い横形
密閉圧縮機１を得ることができる。なお、吐出管はモー
タ部チャンバー内の圧縮ガスを一部吐出できれば本実施
例に示す形状に限られることなく、例えば集合管のよう
な形状としても良いことは明らかである。
【０００９】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の横形密閉圧縮機は吐出管をケーシング内に延設し、モ
ータ部チャンバーと圧縮部チャンバーの双方に連通させ
ているので、圧縮ガスの一部はモータ部チャンバーから
吐出され、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速が減少
する。このことにより、圧縮部チャンバーの容積を大き
くすることなく、圧縮ガスに混入する潤滑油が少ない横
形密閉圧縮機を得ることができる。
の横形密閉圧縮機は吐出管をケーシング内に延設し、モ
ータ部チャンバーと圧縮部チャンバーの双方に連通させ
ているので、圧縮ガスの一部はモータ部チャンバーから
吐出され、圧縮部チャンバー内の圧縮ガスの流速が減少
する。このことにより、圧縮部チャンバーの容積を大き
くすることなく、圧縮ガスに混入する潤滑油が少ない横
形密閉圧縮機を得ることができる。
【図１】本発明による横形密閉圧縮機を示した縦断面
図。
図。
【図２】従来の横形密閉圧縮機を示した縦断面図。
１ 横形密閉圧縮機 ２ ケーシング ３ モータ部 ４ 圧縮部 ７ シャフト ９ モータ部チャンバー １０ 圧縮部チャンバー １４ 吐出管 １８ 潤滑油
Claims (1)
- 【請求項１】ケーシングの内部に水平に圧縮部とモータ
部とを配設し、前記圧縮部とモータ部とをシャフトで連
結した横形密閉形圧縮機において、前記ケーシングはモ
ータ部を収納するモータ部チャンバーと圧縮部を収納す
る圧縮部チャンバーとを有し、圧縮ガスを吐出する吐出
管は、ケーシング内部に延設され、前記圧縮部チャンバ
ー及びモータ部チャンバーの双方に連通していることを
特徴とする横形密閉圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5188992A JPH05248384A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 横形密閉圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5188992A JPH05248384A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 横形密閉圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248384A true JPH05248384A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12899451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5188992A Pending JPH05248384A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 横形密閉圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248384A (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP5188992A patent/JPH05248384A/ja active Pending
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