JPH05248290A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH05248290A
JPH05248290A JP5094592A JP5094592A JPH05248290A JP H05248290 A JPH05248290 A JP H05248290A JP 5094592 A JP5094592 A JP 5094592A JP 5094592 A JP5094592 A JP 5094592A JP H05248290 A JPH05248290 A JP H05248290A
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air
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cylinder
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JP5094592A
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Masakazu Yamada
山田  正和
Masakazu Ninomiya
正和 二宮
Hideto Mori
英人 森
Hiroshi Okano
博志 岡野
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空燃比制御において平均有効トルク値の誤差
を低減しドライバビリティー及びエミッションを改善す
ることにある。 【構成】 本空燃比制御は内燃機関の気筒内の圧力を検
出する圧力検出手段116〜119と、基準の気筒内圧
力の値と、気筒内の燃焼圧力の値とからトルク変動量を
演算するトルク変動量演算手段122と、そのトルクの
変動量に基づいて、空燃比を調整する空燃比調整手段と
を備える。前記圧力検出手段116〜119は、前記燃
焼圧力の検出とは異なるタイミングにおいて複数回気筒
内圧力を検出する。前記トルク変動量演算手段122は
その複数回検出された圧力値を平均化して、その平均値
を前記基準の気筒内圧力として設定するように構成され
ている。基準の気筒内圧力値が平均化されているため、
外乱等のノイズの影響を直接受けることはなく、正確で
安定した値を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のトルクの変
動量に基づいて空燃比を調節するようにした内燃機関の
空燃比制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、理論空燃比より薄い混合気を燃焼
させる希薄燃焼方式(リーンバーンシステム)が採用さ
れている。希薄燃焼方式はNOx、COを低減でき、低
燃費を達成できるが、その反面燃焼が不安定でドライバ
ビリティーが悪化する等の問題がある。対策の一つとし
て希薄燃焼限界(リーンリミット)におけるトルク量の
変動を検出して空燃比をフィードバック制御する方法が
ある。このトルク変動量を利用したリーンバーンシステ
ムにおいて、トルク変動量を気筒内圧力センサとクラン
ク角度位置センサとを用いて算出するシステムが特開平
2−153243号公報で提案されている。このシステ
ムにおいては図8に示すように、トルク変動量は複数の
クランク角位置における燃焼圧P1,P2,P3,P4 を測定
し、以下の演算式によりトルク代用値としての平均有効
トルク値を得る。
【0003】
【数1】 TRQ=0.5・P1 +2.0・P2 +3.0・P3 4.0・P4 この燃焼圧を得るためには気筒内基準圧力の測定が必要
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
ように、複数の測定位置における検出値V0,V1,V2,V
3,V4 は外乱及び気筒内圧センサ自体が発生するノイズ
によって変動し、トルクの計算値が一定しなかった。そ
の為、安定した空燃比制御ができなくなり、ドライバビ
リティーあるいはエミッションが悪化するという問題が
ある。
【0005】そこで、上記のようなノイズによる変動誤
差を小さくするためには、図9に示すように測定点を増
やすことが考えられる。すなわち、平均有効トルク値T
RQは以下の式で算出される。
【0006】
【数2】 TRQ=(2/10)P1 +(3/10)P1'+(5/10)P2 + (6/10)P2'+(8/10)P3 +(9/5)P3'+ (11/5)P4 +(11/5)P4' ここで、2/10〜11/5は各測定点における定数で
ある。そして、P1 〜P4'は、V0 を基準の気筒内圧力
として、(V1 −V0 )〜(V4'−V0 )で得られる気
筒内の圧力値である。
【0007】従って、基準の気筒内圧力V0 の値が不安
定であると、結果として、平均有効トルク値に誤差が生
じ、空燃比制御を正確に行い得ない。本発明の目的は、
空燃比制御において誤差を低減し、安定した空燃比制御
ができて、ドライバビリティー及びエミッションを改善
できる内燃機関の空燃比制御装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では内燃機関の気筒内の圧力を検出する圧力
検出手段と、基準の気筒内圧力の値と、検出された気筒
内の燃焼圧力の値と比較し、その結果に基づいてトルク
変動量を演算するトルク変動量演算手段と、演算された
トルクの変動量に基づいて、空燃比を調整する空燃比調
整手段とを備え、前記圧力検出手段は、前記燃焼圧力の
検出とは異なるタイミングにおいて複数回気筒内圧力を
検出し、前記トルク量演算手段はその複数回検出された
圧力値を平均化して、その平均値を前記基準の気筒内圧
力として設定するように構成されていることをその要旨
としている。
【0009】又、本発明においては、基準の気筒内圧力
を設定するための複数回の圧力検出は、例えば、吸気弁
が開いてから閉じるまでの吸気行程の圧力安定領域で行
われることをその要旨としている。
【0010】
【作用】従って、本発明においては、基準の気筒内圧力
値が平均化されているため、外乱等のノイズの影響を直
接受けることはなく、正確で安定した値を得ることがで
きる。従って、空燃比の調整をトルク変動に応じて正確
に行うことができる。
【0011】又、本発明においては、基準の気筒内圧力
の検出を気筒内圧力が安定している領域で行うため、そ
の圧力値を一層正確なものにし得る。
【0012】
【実施例】以下に本発明を具体化した実施例について図
1〜7に従って説明する。図1に示すように、この実施
例において内燃機関はガソリンエンジンにより構成され
ている。シリンダーヘッド1の吸気通路2には吸入圧セ
ンサ3が設けられている。吸入圧センサ3は吸入空気圧
の絶対値を計測するものであって、例えば半導体式セン
サであり、吸入空気圧に応じたアナログ電圧の出力信号
を発生する。この吸入圧センサ3は制御回路4のマルチ
プレクサ内蔵A/D変換器5に接続されている。ディス
トリビュータ6には、クランク角に換算して720°毎
に位置検出用パルスを発生するクランク角検出手段とし
ての第1のクランク角センサ7及びクランク角に換算し
て30°毎に位置検出用パルス信号を発生する同じくク
ランク角検出手段としての第2のクランク角センサ8が
設けられている。この二つのクランク角センサ7,8は
インターフェース回路9を介してトルク変動量演算手段
としてのマイクロプロセッサ10の割り込みポートに接
続されている。シリンダヘッド1のウォータージャケッ
ト11内には水温センサ12が設けられている。この水
温センサ12はウォータージャケット11の冷却水の温
度を検出するためのもので、アナログ出力を発生し、そ
の出力は制御回路のA/D変換器5に供給される。シリ
ンダヘッド1の上部には各気筒内の圧力を検出する気筒
内圧センサ14が埋設されている。この気筒内圧センサ
14は例えば耐熱性の圧電式圧力センサで、気筒内圧に
応じたアナログ出力を発生し、その出力はA/D変換器
5に供給される。この気筒内圧センサ14、A/D変換
器5、マイクロプロセサ10等により圧力検出手段が構
成されている。
【0013】吸気通路2には燃料噴射弁15が各気筒毎
に設けられている。この燃料噴射弁15はエンジンへ燃
料を噴射して供給する噴射機構で、例えば電気的に弁の
開閉を行う電磁弁方式等がある。この燃料噴射弁15は
電気的には制御回路4の駆動回路16に接続されてい
る。この燃料噴射弁15、駆動回路16、マイクロプロ
セッサ10、後述のRAM20,バックアップRAM2
1等により空燃比制御手段が構成されている。
【0014】排気マニホルド17より下流の排気系に
は、排気ガス中の有害成分NOx を浄化するためのリー
ンNOx 触媒を収容した触媒コンバータ18が設けられ
ている。なお、リーンバーンシステムではHC,COの
排出量が少ないためにHC,CO,NOx を同時に浄化
する三元触媒を使用しない。
【0015】制御回路4においてはマイクロプロセッサ
10と、記憶素子としてのROM19、RAM20、バ
ックアップRAM21、A/D変換器5、インターフェ
ース回路9等とがバス22によってリンク構成されてい
る。ROM19はこの実施例の装置を制御するためのプ
ログラム、例えば図3〜図5に示すプログラムを格納し
ている。RAM20は燃焼圧等のデータを一時的に記憶
する。バックアップRAM21はトルク変動量に応じた
空燃比のデータマップを格納している。マイクロプロセ
ッサ10にはクロック発振回路23が接続されている。
駆動回路16はフリップフロップ24及びダウンカウン
タ25を介してインターフェース回路9に接続されてい
る。カウンタ25、フリップフロップ24、および駆動
回路16は燃料噴射弁15を制御するためのものであ
る。すなわち、後述のルーチンにおいて、燃料噴射量が
演算されると、その燃料噴射量がカウンタ25にプリセ
ットされると共にフリップフロップ24もセットされ
る。この結果、駆動回路16が燃料噴射弁15の付勢を
開始する。地方、カウンタ25がクロック信号(図示せ
ず)を計数して、最後にそのキャリアウト端子が”1”
レベルとなったときに、フリップフロップ24がリセッ
トされて、駆動回路16は燃料噴射弁15の付勢を停止
する。つまり、上述の燃料噴射量だけ燃料噴射弁15は
付勢され、従って、燃料噴射量に応じた量の燃料がシリ
ンダヘッド1の燃焼室13に送り込まれて、空燃比が制
御される。
【0016】なお、吸入圧センサ3による吸入空気圧デ
ータおよび水温センサ12による冷却データは、所定時
間に実行されるA/D変換ルーチンによって割り込まれ
てRAM20の所定領域に格納される。つまり、RAM
20におけるそれらのデータは所定時間毎に更新され
る。また、回転速度データは第2のクランク角センサ8
の30°CA(クランクアングル)の出力毎の割り込み
によって演算されて、RAM20の所定領域に格納され
る。それ以外の割り込み発生は、A/D変換器5のA/
D変換終了時、インターフェース回路9が第1のクラン
ク角センサ7の出力信号を受信した時、クロック発振回
路23からの割り込み信号を受信した時、等である。
【0017】次に、この実施例の空燃比制御装置の作用
を説明する。図2に示すように、第1のクランク角セン
サ7はクランク角が30°変位する毎にパルス信号(3
0°CA信号)を出してマイクロプロセッサ10に割り
込みを発生させる。この割り込みルーチンではその割り
込み毎にカウントアップするアングルカウンタNAが設
定され、アングルカウンタNAの値に応じて検出された
圧力信号がA/D変換される。このアングルカウンタN
Aの値は第2のクランク角センサ8からの720°CA
信号によりクリアされる。トルク変動量は圧力信号によ
り演算されるとともに、このトルク変動量から燃料噴射
量が演算される。
【0018】さらにトルク変動量の演算方法について詳
述する。気筒内圧力の基準値V0 は気筒内圧センサ14
の温度等による出力ドリフト、オフセット電圧のばらつ
き等が吸収されるように、吸気弁が開いてから閉じるま
での吸気行程、特に排気弁とのオーバーラップ期間を除
く安定領域で複数回圧力測定して平均化したものであ
る。又、複数のクランク角位置ATDC5°CA(上死
点後5°)、ATDC20°CA、ATDC35°、A
TDC50°CAの4点における圧力P1 、P2
3 、P4 が演算され、これらの一燃焼行程における瞬
時の燃焼圧を加算することにより得られる平均有効燃焼
圧がトルク代用値とされる。
【0019】さらに詳述すると、図3のフローチャート
及び図2、図6において、マイクロプロセッサ10はス
テップ100〜107にてクランク角位置がBTDC2
05°CA(上死点前205°)、BTDC190°C
A、BTDC175°CA、BTDC160°CA、A
TDC5°CA、ATDC20°CA、ATDC35°
CA、もしくはATDC50°CA、か否か、すなわち
燃焼状態であるか否かを判断する。いずれのクランク角
位置でもなければステップ123に進む。
【0020】クランク角位置BTDC205°CAであ
れば、ステップ108に進み圧力センサ14からの出力
がA/D変換されてV00として取り込まれる。又、同様
にステップ109〜111にてBTDC190°CAに
おけるV01、BTDC175°CAにおけるV02、BT
DC160°CAにおけるV03、がそれぞれ取り込ま
れ、ステップ120にてV0=(V00+V01+V02
03)/4が演算される。このようにして、圧力信号が
平均化されて、基準圧力値としてRAM20に設定され
る。
【0021】続いて図4に示すように、クランク角位置
がATDC5°CAであればステップ112に進み、圧
力センサ14の出力がA/D変換されてV1 として取り
込まれる。次に、ステップ116にて、基準値V0 を減
算した値P1 (V1-V0 )がATDC5°CAでの燃焼
圧として演算される。同様にステップ113〜115、
ステップ117〜119においてATDC20°CAに
おけるV2 及びP2 (V2-V0 )、ATDC35°CA
におけるV3 及びP3 (V3-V0 )、ATDC50°C
AにおけるV4 及びP4 (V4-V0 )が取り込まれて演
算される。
【0022】次に、ステップ121にて平均有効トルク
値TRQ=(0.5*P1 +2.0*P2 +3.0*P
3 +4.0*P4 )が演算され、ステップ122にてこ
の平均有効トルク値TRQと、あらかじめRAM20に
設定されている正常トルク値とが比較されて、トルク変
動量が演算される。
【0023】なお、図3及び図4のルーチンにおいて、
30°CA割り込みルーチンによって行われ、720°
CA信号に応じてクリアされるアングルカウンタNAの
値、すなわち、30°CA割り込み毎にカウントアップ
するアングルカウンタNAの値に応じて検出圧力がA/
D変換されるものであるが、例えばATDC5°CA,
ATDC35°CA等の位置は30°CA割り込み時点
と一致しない。したがって、ATDC5°CA,ATD
C35°CAでのA/D変換は、その直前の30°CA
割り込み時点(NA=”0”,”1”)で15°CA時
間を演算して、タイマに設定し、タイマによってマイク
ロプロセッサ10に割り込ませることにより行う。
【0024】トルク変動量が算出されると、マイクロプ
ロセッサ10は、図5に示すルーチンのステップ201
において、希薄燃焼限界(リーンリミット)実行条件が
満たされているか否かを判別する。リーンリミット実行
とは、空燃比がリーンリミットよりもリッチ側の安定領
域に設定されることを示す。このリーンリミット実行条
件は、例えばエンジンの回転数が所定値以下、冷却水温
が所定値以上の場合に満たされる。このリーンリミット
実行条件が満たされている場合は、ステップ202にお
いて前記のトルク変動量が所定値より大きいか否かが判
断され、大きい場合はバックアップRAM21上のマッ
プに従ってステップ203において空燃比がリッチ側に
調整されて、トルク増大が図られ、トルク変動が収束す
る。又、トルク変動が少ない場合は、ステップ204に
おいて空燃比がリーン側に調整される。前記リーンリミ
ット実行条件が満たされない場合、及びステップ20
3、204の処理が終了した場合は、プログラムがステ
ップ205に進行する。
【0025】以上のように、この空燃比制御装置におい
ては、基準値V0 だけを複数個取り込み、平均化するこ
とにより、ノイズがゼロに収束して、基準の気筒内圧力
値が変動することがない。従って、トルク変動の演算に
おける誤差を小さくすることができる。図7は基準値V
0 のデータ取り込み数が増えるに従って誤差が小さくな
ることを示す実測値である。
【0026】加えて、前記実施例においては、基準値V
0 の取り込みを、吸気弁が開いてから閉じるまでの吸気
行程、特に排気弁とのオーバーラップ期間を除く圧力安
定領域で行うため、検出圧力の変動が一層少なくなっ
て、より誤差の少ないトルク変動演算を行うことができ
る。
【0027】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、以下のような態様で具体化することも可能
である。 (1)基準値V0 の取り込みを前記実施例とは異なる領
域、例えば排気行程、あるいは圧縮行程の前半等で行う
こと。
【0028】(2)基準値V0 の取り込み回数を4回以
外の複数回にすること。 (3)燃焼圧力の検出を4回以外の回数にすること。 (4)前記実施例では、燃料噴射弁により吸気系への燃
料噴射を制御する内燃機関を示したが、キャブレタ式内
燃機関にも本発明を適用すること。例えば、エレクトリ
ック・エア・コントロールバルブ(EACV)により機
関の吸入空気量を調整した空燃比を制御するもの、エレ
クトリック・エア・コントロールバルブによりキャブレ
タのエアプリート量を調整してメイン系通路およびスロ
ー系通路への大気の導入により空燃比を制御するもの、
機関の排気系へ送り込まれる2次元空気量を調節するも
の、等に本発明を具体化すること。
【0029】(5)基準値V0 として平均値(V00+V
01+V02+V03)/4のかわりに累積値(V00+V01
02+V03)を用いること。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関の空燃比制御
装置において、トルク変動量の演算誤差を低減して、安
定した空燃比制御ができ、ドライバビリティー及びエミ
ッションを改善できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した内燃機関の空燃比制御装置
の一実施例を示す全体概略図である。
【図2】同じく燃焼圧信号及びデータ取込時を示すタイ
ミング図である。
【図3】同じく平均有効トルク演算方法を説明するため
のフローチャートである。
【図4】同じく平均有効トルク演算方法を説明するため
のフローチャートである。
【図5】制御回路の動作の概略を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】本発明に係わるクランク角度と気筒内圧信号の
関係を示す特性図である。
【図7】本発明の効果を採取データ数とトルク誤差の関
係で示す特性図である。
【図8】従来例の燃焼圧信号及びデータ取込時を示すタ
イミング図である。
【図9】取り込みデータを増やした場合の燃焼圧信号及
びデータ取込時を示すタイミング図である。
【符号の説明】
5 圧力検出手段を構成するA/D変換器、7、8 ク
ランク角検出手段を構成するクランク角センサ、10
トルク変動量演算手段を構成するマイクロプロセッサ、
14 圧力検出手段を構成する気筒内圧センサ、15
空燃比調整手段を構成する燃料噴射弁、16 空燃比調
整手段を構成する駆動回路、20 空燃比調整手段を構
成するRAM、21 空燃比調整手段を構成するバック
アップRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 英人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 岡野 博志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の気筒内の圧力を検出する圧力
    検出手段と、 基準の気筒内圧力の値と、検出された気筒内の燃焼圧力
    の値と比較し、その結果に基づいてトルクの変動量を演
    算する変動量演算手段と、 演算されたトルクの変動量に基づいて、空燃比を調整す
    る空燃比調整手段とを備え、 前記圧力検出手段は、前記燃焼圧力の検出とは異なるタ
    イミングにおいて複数回気筒内圧力を検出し、前記トル
    ク量演算手段はその複数回検出された圧力値を平均化し
    て、その平均値を前記基準の気筒内圧力として設定する
    ように構成されていることを特徴とする内燃機関の空燃
    比制御装置。
  2. 【請求項2】 基準の気筒内圧力を設定するための複数
    回の圧力検出は、吸気弁が開いてから閉じるまでの吸気
    行程の間で行われる請求項1に記載の内燃機関の空燃比
    制御装置。
  3. 【請求項3】 燃焼圧力の検出は一燃焼行程で複数回行
    われて、それらの検出結果により平均有効トルク値が演
    算される請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
JP5094592A 1992-03-09 1992-03-09 内燃機関の空燃比制御装置 Pending JPH05248290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507340A (ja) * 2000-06-02 2004-03-11 ビバンデイ・ユニベルサル ナノ濾過モジュールまたは逆浸透モジュール、あるいはそのようなモジュールのシステムの完全性をチェックする方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507340A (ja) * 2000-06-02 2004-03-11 ビバンデイ・ユニベルサル ナノ濾過モジュールまたは逆浸透モジュール、あるいはそのようなモジュールのシステムの完全性をチェックする方法

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