JPH05248049A - フレーム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造 - Google Patents

フレーム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造

Info

Publication number
JPH05248049A
JPH05248049A JP5004903A JP490393A JPH05248049A JP H05248049 A JPH05248049 A JP H05248049A JP 5004903 A JP5004903 A JP 5004903A JP 490393 A JP490393 A JP 490393A JP H05248049 A JPH05248049 A JP H05248049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
frame member
wall
side walls
intermediate wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5004903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH076266B2 (ja
Inventor
Johann Stilling
スティリング ジョハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05248049A publication Critical patent/JPH05248049A/ja
Publication of JPH076266B2 publication Critical patent/JPH076266B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • E04F10/005Rigidly-arranged sunshade roofs with coherent surfaces
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • G09F13/0413Frames or casing structures therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B7/00Roofs; Roof construction with regard to insulation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B7/00Roofs; Roof construction with regard to insulation
    • E04B7/08Vaulted roofs
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • E04F10/02Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/52Devices affording protection against insects, e.g. fly screens; Mesh windows for other purposes
    • E06B9/521Frameless fly screens; Tensioning means therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F10/00Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins
    • E04F10/02Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins
    • E04F10/06Sunshades, e.g. Florentine blinds or jalousies; Outside screens; Awnings or baldachins of flexible canopy materials, e.g. canvas ; Baldachins comprising a roller-blind with means for holding the end away from a building
    • E04F10/0633Arrangements for fastening the flexible canopy material to the supporting structure
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F2201/00Joining sheets or plates or panels
    • E04F2201/05Separate connectors or inserts, e.g. pegs, pins, keys or strips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Insects & Arthropods (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Blinds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームに装着されるカバー部材の裁断、裁
縫、仕立てを不要にした構造簡単なフレーム部材、及び
フレーム部材を用いた覆い構造を提供すること。 【構成】 フレームにカバー部材を張設して構成される
日除け等の覆い構造において、フレームを構成するフレ
ーム部材として、一対の対向側壁(30,32)と、該
側壁(39,32)を連結する底壁(38)と、底壁の
中間部から側壁と略平行に延びる中間壁(34)と、そ
れら側壁及び底壁により画成される略U字型の溝(3
6)の開放口部近傍で、側壁、中間壁を一体に連結する
一対のブリッジ壁(46,48)とを備えるものが提供
される。両ブリッジ壁にそれぞれカバー部材(14)を
固定することで、覆い構造の簡単に組み立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日除けや看板等の覆い構
造、特にフレームにカバー部材を張設して構成される覆
い構造に用いられるフレーム部材、及びかかるフレーム
部材を使用した覆い構造に関する。フレームを用いた覆
い構造は屋内、屋外の店先や、ショッピング遊歩道に面
する店舗・大きな公共の建築物等の正面に使用され、更
に、家庭用、商業用、工業用の別無く、日除け用、装飾
用、或いは単に標識として幅広く応用して使用すること
が出来る。
【0002】
【従来の技術】フレーム部材を用いた覆い構造を店先の
看板として、また店の窓の装飾用として使用したり、装
飾及び遮光の両方を目的として個人の住居や、商業用及
び工業用建築物に使用することは一般的になっている。
【0003】このような覆い構造の設計には数多くの異
なる事項を考慮しなければならない。従って、日除け等
の覆いは人の目を楽しませる外観を有すると共に、多く
の場合,風や他の厳しい気候条件に耐え得るものでなけ
ればならず、耐用年数も長くなければならない。
【0004】一方、覆い構造は費用を最小限に抑えるべ
く、手工具の最も簡単なものを用いて容易に組立られる
ように、構成要素の種類の数を最小限に抑えて簡単な方
法で作ることが出来なければならない。
【0005】実際には、この種の覆い構造の大半は、キ
ャンバス地、ビニル地、或いはナイロンで被覆した布等
の布地製のカバー部材を、通常アルミニウムを押出し成
形して得た或る形状のフレームに支持するという構成を
基本として作られている。
【0006】このような構成要素として様々なものが入
手可能であり、消費者は種々の理由によりいずれかを選
択することが出来、従って消費者の好みや予算に応じて
出来るだけ広いバリエーションに対応できるシステムを
設けることが望まれている。
【0007】日除け等の覆い構造の設計で消費者の多く
が望む一般的な要素の一つとして、凸面状に湾曲した或
いは輪郭付けされた外形を有しているということがあ
る。通常、覆い構造は建物の垂直壁面上に、大抵は窓や
出入り口の直ぐ上に,略垂直に取付けられる平坦な面を
有している。店先に使用されるこの種の覆いは、その覆
いから建物の正面に向けて下方に光を照射出来るよう
に、電気のコンセント及び蛍光灯を通常備えている。
【0008】かかる覆い構造のフレームは通常底部フレ
ームを有し、その底部フレームは場合によっては底壁を
備える。底部フレームは一般的に略水平に設けられる
が、必要であれば或る角度で傾斜させて設けられる。底
部フレーム或いは底壁は、照明付きの覆いに使用される
場合、蛍光灯等の照明手段の光を通過させる或る種のレ
ンズ構造を通常有する。殆どの場合、レンズ構造は、卵
ケースの如き多くの穴の開いた,例えば半透明の合成樹
脂製の単なるグリッド状部材に形成される。しかし、他
にも種々の材料で作られた数多くの他の形態のレンズ構
造が入手可能である。
【0009】看板の他の形態として、様々な照明効果を
得るべく照明手段の取付け具を所望の角度に向けられる
ように、上記レンズ構造に替えて、それ自体が照明手段
の取付け具を備えたパネルを用いても良い。
【0010】覆い構造において、垂直部の頂部から、水
平部の外方に突出する縁部へと延びる部分は通常湾曲し
た形状をなしている。この湾曲部分はある場合には滑ら
かな曲線に、また場合によっては曲線部と直線部を含む
形状とされる。各端部は丸く形成しても良く、或いは平
坦なパネルを有しても良い。
【0011】覆い構造を構成する布地の材料を、この湾
曲したフレーム上にきつく張設すると共に、フレームの
端部にもきつく巻き付ける必要があり、これにより覆い
はその各端部が、協働して略L字状をなす垂直な側縁部
及び水平な側縁部と、L字状のそれら縁部の自由端間に
延びる湾曲部とを有する略垂直な端部パネルを画成する
ことになる。
【0012】従って、覆い構造の各端部の布地は、概ね
四半円形に或いは円弧を連ねた形状をなすように裁断さ
れ、所望の形状に仕立てられる。
【0013】このような布地のカバー部材を支持するフ
レーム自体の設計に重大な問題があるとは実際上思われ
ないが、布材をフレーム上にきつく張設するように仕立
てて取付ける時に問題が生じる。従来、多くの場合にお
いては、布材を少なくとも3つの部分、例えば、覆い構
造の前方に突出する湾曲面を覆う長方形の部分と、両端
を覆う2つの四半円形の部分とに裁断する必要があっ
た。次いでこれら3つの部分は一体に縫製され、フレー
ム上にきつく被せられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
裁断や縫製に要する熟練や技術は、家具のカバーや椅子
張り材の正確な装着に要する熟練や技術と幾分似たとこ
ろがあり、これらの技術を習得するには長年の訓練を要
し、誰にでも容易に得られるものではない。
【0015】また、布材の裁縫が必要ということは、日
除けや看板、標識を製造する工場が裁縫の設備を備えて
いなければならないことを意味する。このような裁縫設
備で頑丈な布材を縫う必要があり、適切に訓練され技術
を身につけた人員を配備していなければならない。看板
や日除け等に使用する布材は比較的高価である。また、
看板の前面には何らかの形式のメッセージを例えばシル
クスクリーン等により印刷するが普通である。これは更
に熟練を要し、看板の費用を引き上げる。
【0016】看板の裁断或いは縫製工程で誤りが生じた
場合、布材を全部捨てて、作業を再度やり直す必要があ
るかもしれない。これは材料費の無駄になるだけではな
く、看板のシルクスクリーン印刷に関わる作業等も無駄
になる。
【0017】これら全ての理由により、従来の日除けや
看板等の製造で必要とされる裁縫、装着、仕立ての技術
の使用は当業者には相当不便なものと考えられている。
【0018】これまで、この問題を克服するために様々
な試みがなされてきた。例えば、1987年9月1日に発行
された米国特許No.4,690,192(Replaceable Awning「交
換自在な日除け」の発明、発明者:Johann Stilling)
は、日除け用のフレームの1つの形態を開示しており、
その日除けの布地部を、押出し成形した一本の連続する
熱可塑性プラグ部材或いは楔部材により適所に保持し、
これにより布地の縁部を押出し成形材の溝に圧力嵌入し
て所定位置に固定するというものである。これにより縫
製を不要としている。
【0019】この技術の別の変形として、押出し成形材
に受容体を固定し、布地部の縁部を掴んでそれを合成樹
脂製の押出し成形材上にきつく張り渡し、その後合成樹
脂製の押出し成形材の受容体にその布地部を単に止め金
で固定するというものがある。
【0020】このシステムは過去に用いられた縫製・運
針技術の一種の改良を示している。しかし、上記特許の
フレームの設計には固有の欠点があった。上述したよう
に、日除けの前部は、いわば「ボンネット」或いは
「傘」の様に見せるべく輪郭付ける或いは湾曲させるの
が一般に望ましい。これを達成するためには、看板或い
は日除けの輪郭をその長さ方向に沿って均一にすべく数
多いフレーム部材を所定の曲率半径で湾曲させたフレー
ムを製造する必要がある。
【0021】上述の特許が開示すフレームの押出し成形
材の横断面は幾分複雑であり、これは、その成形材の曲
げ加工時に申し分の無い滑らかな曲線を得るという観点
からすると少々難点となる。実際のところ、この押出し
成形材で満足のいく曲線を繰り返し生産するためには特
殊な曲げ加工用の機械を開発しなくてはならなかった。
【0022】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、上記問題を全て解決し得るようにしたフレー
ム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造を提供する
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴によれば、フレームにカバー部
材を張設して構成される覆い構造において前記フレーム
に使用されるフレーム部材であって、相対向する一対の
側壁と、それら側壁を連結して一端に開放口部を有する
略U字型の溝を画成する底壁と、該底壁の中間部から両
側壁に対し間隔を置いて平行に延びる中間壁と、前記U
字型溝の開放口部近傍で前記側壁及び中間壁を一体に連
結すると共に前記カバー部材を固定可能な断面略円弧状
の一対のブリッジ壁とからなる、フレーム部材が提供さ
れる。
【0024】上記構成により、フレーム部材は基本的に
閉断面を有することになり、その剛性が増し、強風等の
厳しい気候条件下での使用にも耐えられる覆い構造のフ
レームが得られる。また、比較的簡単な構成とされるの
で、曲げ加工も比較的容易となる。また、U字型溝の開
放口部付近に中間壁を挟んで一対のブリッジ壁手段が設
けられるため、フレーム部材の幅が比較的小さくなり、
小寸法の覆い構造にも使用することが出来る。
【0025】上記第1の特徴に加え、前記フレーム部材
にヒンジ部を連設すれば、このフレーム部材を用いて回
動可能な構造部材を得ることが出来る。
【0026】また,前記ブリッジ壁を前記側壁よりも薄
く形成すれば、固定手段をこのブリッジ壁に容易に貫通
させることが出来、このフレーム部材を用いた覆い構造
の組み立て作業を容易にすることが出来る。
【0027】加えて,前記中間壁に保持手段を形成し、
溝の開放口部を閉じるフレームカップ部材を保持手段に
着脱自在とすれば、その溝の開放口部に埃や塵等が溜ま
ることも無い。また、このフレーム部材を覆い構造のフ
レームに用いた時に、カバー部材の切断縁や固定部が、
フレームカップ部材により外部から覆われ,覆い構造全
体の外観を美しく保つことが出来る。
【0028】更に本発明の第2の特徴によれば、長さの
異なる複数のフレーム部材よりなるフレームと、該フレ
ーム上にきつく固定されるカバー部材とを有する覆い構
造であって、前記フレーム部材の少なくとも幾つかは所
定の形状に形成され、前記フレームは略垂直な取付け部
と、該垂直な取付け部の下端から外方に延びる張出し部
とを少なくとも画成し、前記所定の形状に形成された前
記幾つかのフレーム部材は前記垂直な取付け部と前記張
出し部との間に延びて配設され、前記フレーム部材は同
じ横断面形状を有するフレーム部材を複数含み、それら
横断面形状の同じフレーム部材はそれぞれ、相対向する
一対の側壁と、該側壁を連結する底壁とを有し、それら
側壁及び底壁は協働して略U字型の溝を画成すると共に
前記側壁は底壁から離隔する側に開放口部を画成し、前
記横断面形状の同じフレーム部材は更に、前記側壁間に
おいて前記底壁から延びる中間壁と、該中間壁及び前記
各側壁との間に延設されるブリッジ壁とを有し、前記側
壁及び中間壁は互いに離隔し且つ平行に延びる平面上に
配設され、前記ブリッジ壁は前記開放口部から内方に間
隔を置いて設けられると共に概ね円弧状の断面を有して
なる、覆い構造が提供される。
【0029】上記構成により、立体的な形状を有するフ
レームへのカバー部材の装着、固定を、フレーム部材の
一対のブリッジ壁を利用して、容易に行うことが出来、
従来の、布材を予めフレーム形状に合わせて縫製し、仕
立ててから装着するという煩雑な工程が不要となる。特
に、略垂直な取付け部及び下部の間に延びる所定の形状
の複数のフレーム部材上に弛み無く且つ容易にカバー部
材を張設することが可能となり、かかる取付け作業が大
幅に簡略化される。
【0030】上記第2の特徴に加え、前記中間壁に保持
手段を更に設ければ、カバー部材とブリッジ壁手段との
固定部分を外部から覆う手段をこの保持手段に取り付け
ることが出来、構造の簡素化を図ることが出来る。
【0031】また,前記カバー部材を、前記フレーム部
材間にそれぞれ展張される、可撓性のある複数の布材で
構成し、2枚の布材の隣接する縁部の一方を,前記中間
壁の一側で前記フレーム部材に、また他方の布材の縁部
を前記中間壁の他側で同一のフレーム部材にそれぞれ別
々の作業で固定し、中間壁にフレームカップ部材を固定
して前記各布材の固定縁部を外部から覆うようにすれ
ば、フレーム部材の配置及び数を適宜設定することによ
り、所望の立体形状に形成したフレームに複数枚の布材
を効率良く簡単に取り付けることが可能となる。また、
カバー部材を構成する布材の一部が損傷しても、その部
分の布材だけを交換すれば良い。
【0032】更に、前記フレーム部材で前記フレームの
下部を形成し、該フレーム部材にパネル手段を支持する
支持壁手段を形成すれば、フレームの底壁を形成するパ
ネルを支持する手段として、フレーム部材を兼用するこ
とが出来、フレームの構成要素の数を低減して、構造が
簡略化される。
【0033】以下,本発明の幾つかの実施例を,添付の
図面に沿って説明する。
【0034】
【実施例】先ず図1を参照し、本発明の第1実施例によ
る覆い構造を参照符号10で示す。かかる覆い構造は家
庭用、商業用、工業用、また勿論小売店用の建築物の外
部に付設する日除け等の装飾物として見慣れたものであ
る。また、かかる覆い構造は店先の標識、看板としての
役割を果たすものとしても良く知られており、その場
合、この覆い構造は通常、蛍光灯等の照明手段を備え、
外部には名前或いは標章が通常、シルクスクリーン或い
はプリント印刷で表示される。図11はこの覆い構造1
0の使用例を示すものである。
【0035】また、店の窓やそこに展示された商品を照
らす光線を覆いから店先に下向きに当てるべく、レンズ
等の構造を付設しても良い。
【0036】これは総て本技術分野では当然良く知られ
ており、ここでは単に予備知識として述べるにとどめ
る。
【0037】図1に示すように、例えば日除けとして機
能し得る覆い構造10は全体を符号12で示したフレー
ムに布地製のカバー部材14を装着してなる。フレーム
12内に照明手段16を設けてあり、また下方に光を落
とすためにレンズ18を支承することもできる。
【0038】フレーム12は、店等の建物の壁面に取り
付けられる垂直な取付け部12aと、この取付け部12
aの下端から前方に延びる張出し部12bと、取付け部
12aの上端及び張出し部12bの前端を連結するアー
チ型の曲面部12cとからなる。覆い構造10は取付け
部12aに設けた図示しない手段により、建物の壁面に
取付けられる。
【0039】図2、3及び4から一層明瞭に理解できる
ように、フレーム12は複数の第1フレーム部材20、
中央の複数の第2フレーム部材22、複数の第3フレー
ム部材24、及び第4フレーム部材26よりなる。
【0040】これらフレーム部材20、22、24及び
26は本実施例ではアルミニウム材を押出し成形加工し
て形成される。これらフレーム部材はアルミニウム溶接
技術により或いは本技術分野で良く知られているような
接合装置(図示せず)により互いに接合することが出来
る。図1に示される実施例では、ここで記載される目的
のために、中間のフレーム部材26が併せて使用されて
おり、同様にアルミニウム材を押出し成形して得られ
る。
【0041】図3及び4において、第1フレーム部材2
0は平行な二重の溝を備えた構造に概ね形成されてお
り、相対向する一対の側壁30及び32と、その中間
の、2つの溝を離隔する中間壁34と、底壁38とを有
する。壁30,32及び34は互いに平行で且つ互いに
間隔を開けて設けられる。より具体的には、一対の側壁
30,32と底壁38とにより一端が開口した、即ち、
開放口部とされた横断面略U字型の溝が画成されるもの
であり、該U字型溝は更に、中間壁34により、横断面
略長方形の一対の連続した細長い溝36,36に分割さ
れる。
【0042】溝36,36の底壁38は壁30、32及
び34の下端を一体に連結する。
【0043】側壁30及び32の上方に延びる自由端は
それぞれ溝壁リップ部40及び42を形成し,前記開放
口部を画成する。
【0044】中間壁34は、両溝壁リップ部40及び4
2間に延びる保持手段としての係合延出部44を先端に
有する。
【0045】パネルとしてのカバー部材14の縁部を固
定して保持するために、一方の側壁30と中間壁34と
の間、及び中間壁34と他方の側壁32との間にブリッ
ジ壁46及び48がそれぞれ一体的に架設される。
【0046】図4に最も明瞭に示すように、これら一対
のブリッジ壁46及び48はそれぞれ略円弧状に形成さ
れ、中央の円弧状部54と、両側の屈曲された側縁部5
0及び52とを有する。
【0047】側壁30及び32は所定の第1の厚さを有
し、中間壁34はそれよりも幾分薄い第2の厚さを有す
る。
【0048】ブリッジ壁46及び48の厚さは側壁30
及び32よりもかなり薄い。
【0049】このようにこれらのブリッジ壁48は比較
的薄肉に形成されて、金属製の止め具或いはステープル
56(図4)等の固定手段が挿通し易い構成とされる。
【0050】止め具56は好ましくは鋭利な先端を備え
た焼入鋼製とされ、これら止め具56は、カバー部材1
4を構成する布地及び断面円弧状のブリッジ壁46、4
8を貫通させるのに充分な力を有する本技術分野で良く
知られた動力式ステープリング装置により挿通される。
【0051】従って、本実施例の第1フレーム部材20
は2つの円弧状のブリッジ壁46及び48により,互い
に間隔を設けた2つの固定手段を提供している。これら
ブリッジ壁46及び48は中央に位置する中間壁34の
直立した保持手段としての係合延出部44により互いに
離隔される。これにより、2つの固定手段を備えなが
ら、第1フレーム部材20は比較的小さな幅を有するよ
うに形成される。
【0052】上記構成により、布地製のカバー部材14
の前面パネル部分17の縁部17a及び端部パネル部分
15の縁部15aを同じフレーム部材20に固定するこ
とが出来る。
【0053】図1に示される覆い構造10を典型例とす
れば、カバー部材14の前面パネル部分17は単に長方
形に裁断すれば良く、続いてこの前面パネル部分17の
縁部17aを掴んで引張りながら、フレーム12の各端
部の第1フレーム部材20のブリッジ壁46或いは48
の一方に宛って止め具56を直接打ち込むことで容易に
フレーム12上に固定することが出来る。また、固定後
は縁部17aの溝36から上方にはみ出た部分を切り落
とすことになるため、その切り落とし作業は極めて簡単
である。例えば、カッターの刃先をブリッジ壁46,4
8の側縁部52近傍で縁部17aに当てると共にそのカ
ッター腹を中間壁34の係合延出部44の先端側面に押
し当て、その先端側面をなぞる様にカッターを第1フレ
ーム部材20の長手方向に動かせば余分なカバー部材1
4を容易に切り落とせる。従って、1つのフレーム部材
20に並んで設けられた2つの溝に色や材質の異なる2
枚の布地を取付けることも容易に出来、覆い構造10全
体の配色やデザインの選択の自由度も向上する。
【0054】カバー部材14の端部パネル部分15は、
フレーム12の端部の形状(本実施例では概ね四半円形
であり90°のコーナーを有する)に略対応するように
裁断することが出来る。この形状はフレームの形状によ
り変化する。これらの端部パネル部分15の縁部15a
は、上記前面パネル部分17の縁部17aが固定される
同じ第1フレーム部材20のブリッジ壁46及び48の
他方に止め具56で固定される。このように、縫製や慎
重な仕立てを含む熟練を要する労働の必要性が最小限ま
で低減される。
【0055】溝壁リップ部40及び42間に画成される
開放口部を閉鎖すべく、帯状のフレームカップ部材60
が設けられる。フレームカップ部材60は熱可塑性材、
典型的には押出し成形した熱可塑性材で形成した、連続
する細長い帯状部材62よりなる。該帯状部材62は、
内方に向けられた2つの側壁或いはフィンガ手段64、
64として形成された係合手段を有する。側壁64,6
4は間に一本の連続する溝66を画成する。溝66は中
間壁34の端部の係合延出部44に嵌合するよう構成さ
れる。
【0056】中間の第2フレーム部材22は本実施例で
は内側の控え支持部としての役割を果たし、殆どの場
合、カバー部材14自体に固定する必要はない。このた
め、第2フレーム部材22は図5に示す通り、側壁7
0,70、底壁72及び控えウェブとしての上壁74を
備えた、単一の溝を有する構造とされる。
【0057】側壁70,70の自由縁部76,76は上
壁74から離れて更に延びて溝を両者間に形成する。こ
の溝は、フレーム12を一体的に固着させるための補助
の役割をなしても良く、或いは他の有効な目的のために
用いても良い。図5では,止め具56で前面パネル部分
17を控えウェブ74に固定してフレームカップ部材7
8で固定部分を覆った構造を示したが,止め具56及び
フレームカップ部材78を省略して、前面パネル部分1
7の裏側を第2フレーム部材22上に支持させるだけに
しても良い。
【0058】フレーム12の下部の張出し部12bを構
成する第3フレーム部材24の構造は、図2に示される
ように第1フレーム部材20と略同じであるが、第1フ
レーム部材20について図3,4に関連して記載した総
ての特徴の他に、組み付け状態で横方向に、即ち、一方
の側壁32から下方に延設されたフランジ状のレンズ支
持壁80を有する点が異なる。この第3フレーム部材2
4は一方の側壁32を下方に、他方の側壁30を上方に
位置させて90°倒した姿勢で用いられ、上方側に位置
するブリッジ壁部46にパネル部分15,17の縁部1
5a,17aが適宜止め具56で固定される。
【0059】図2に示される第4フレーム部材26は第
3フレーム部材24と共にフレーム12の張出し部12
bを構成し、覆い構造10の寸法或いは長さにより、常
に必要とは限らないが、本実施例では直立した一対の溝
壁90、90と、その両側から横方向に延びる支持壁9
2,92とからなるものが用いられる。このように、第
4フレーム部材26の両側にはフレーム12のパネル手
段としてのレンズ18を支持するフランジ部92,92
が設けられることになる。
【0060】この支持フランジ部は、製造上の理由或い
は追加支持を行う必要性から、レンズ18の単片の長さ
を制限したり、また考慮すべき他の要因等によって特定
の環境下では必要となろう。
【0061】蛍光灯16及びレンズ18は、レンズ18
が散光手段として機能することにより、ルーバ照明を行
うことが出来る。
【0062】上述のように、照明源として例えば図示し
ない個々のスポットライトを用いる場合があるかも知れ
ない。この場合には、レンズ18の代わりに支持パネル
(図示せず)を使用し、スポットライトをその支持パネ
ル内に或いはパネル上に取付けることになろう。
【0063】図6〜7は第2実施例による看板101の
縦断側面図を示す。前述の第1実施例における第1フレ
ーム部材20が本実施例の看板にも応用されている。看
板101は、前面を開放された箱型のフレーム102
と、その開放された前面を覆うようにフレーム102に
取付けられるカバー部材107とからなる。この看板1
01は、底部に脚を設けて路上に立てたり、上方から吊
るしたり、或いは垂直な壁面に取付けたりして任意の態
様で使うことが出来る。
【0064】フレーム102は長期の使用に耐え得る強
度を有する任意の材料、例えば合成樹脂や金属で形成さ
れ(図示例では合成樹脂製の本体103を有する構造と
した)、その内部には表示部として機能するカバー部材
107に背面から光を照射する照明手段104が適宜設
けられる。図示例では、複数の蛍光灯が上下に並べて配
設される。フレーム102の開放された前面は四方の側
縁部をフレーム部材105で形成されている。
【0065】協働して四角形をなす各フレーム部材10
5の前面側の一方のブリッジ壁部48には、布材で形成
されたカバー部材107がその縁部107aを前述の実
施例と同様にして止め具56により取付けられる。上下
のフレーム部材105はそれら両フレーム部材105間
に架設された支持ブラケット手段106により互いに連
結される。支持ブラケット手段106は看板101の寸
法に合わせて適当数使用され、且つ照明手段104の光
によってカバー部材107上に影を落とさない位置、例
えば、左右一対が、フレーム102の左右両壁部の各内
面に近接した位置に配置される。
【0066】フレーム部材105は、図7に示す通り、
前述の実施例の第1フレーム部材20と基本的に同じ横
断面を有するが、加えて、一方の側壁30の側壁リップ
部40の上端から横方向(フレーム102後方)に一体
に延設された取付けフランジ部105aを備えている。
この取付けフランジ部105aをフレーム102の本体
103の側壁の前縁部外面に重ねてネジ等の固着手段1
09で一体に結合することにより、フレーム部材105
は本体103の前面に一体的に取り付けられる。
【0067】この看板101においても、表示面となる
カバー部材107の取付け、交換等は極めて簡単に行う
ことが出来る。
【0068】図8〜9は,第2実施例におけるカバー部
材107をフレーム本体103に対して、上下左右の少
なくとも一つの側縁部回りで回動可能に取り付けられる
ようにした第3実施例を示す。従って、対応する部材は
同一の符号を付して表示した。
【0069】この実施例では、看板110のカバー部材
107は箱型のフレーム111の本体113に対して、
上下の側縁部を形成するフレーム部材112の少なくと
も一方の回りで回動可能に構成される。図8,9に示す
通り、上下のフレーム部材112は基本的には前述の第
1,第2実施例のフレーム部材20,105と同じ横断
面を有している。しかし、本実施例においては、更に、
フレーム部材112の一方の側壁30の溝壁リップ部4
0の上端から横方向(フレーム111の後方)に向けて
突設部112aが延設されると共に、同じ側壁30と底
壁38の連結部から突設部112aと略平行に横方向に
ヒンジ基部112bが延び、このヒンジ基部112bの
先端に断面略L字型のヒンジ部112cが段部を介して
連設される。一方、箱型のフレーム本体113の上下の
側壁部116は、フレーム部材112同様アルミニウム
を押出し加工して形成されており、本体113の後壁部
115および左,右側壁部にネジ等の固着手段118に
より固着される。そして、上下の側壁部116の前縁部
には、フレーム部材112のヒンジ部112cと協働し
て、本体113に対するカバー部材107の回動を許容
するヒンジ支持部117が一体に設けられる。
【0070】図9において、ヒンジ支持部117は、側
壁部116の前端116aから略直角をなして延びる底
面部117aと、該底面部117aの左右方向中間部か
ら前方に延びる中間支持壁部117bと、底面部117
aの先端部から中間支持壁部117bと平行に前方に延
びるガイド壁部117cを有する。底面部117a、中
間支持壁部117b及びガイド壁部117cは互いに協
働して前方,即ち,フレーム部材112側に開放された
断面U字型の溝119を画成し、組み付け状態において
該溝119にフレーム部材112のL字型ヒンジ部11
2cが収容される。この溝119からのヒンジ部112
cの脱落を防止すべくネジ等の保持手段114が中間支
持壁部117bに固定され、保持手段114の先端はそ
の固定状態で溝119内に突入している。上下一方のヒ
ンジ支持部117の回りでのフレーム部材112の回動
を許容すべく、他方のフレーム部材112の保持手段1
14は省略されるか、或いは容易に取り外せる着脱自在
な構造とされる。
【0071】この実施例によれば、看板110のメンテ
ナンス時、例えば、照明手段104の交換時等に、カバ
ー部材107を固定されたフレーム部材112を一方の
ヒンジ支持部117の回りで回動させることにより、フ
レーム111の内部を外部に開放させることが出来る。
回動に際しては、例えば、図8における下方のヒンジ支
持部117の中間壁部117bに取付けた保持手段11
4を取り外し、そのヒンジ支持部117と係合するフレ
ーム部材112の突設部112aを掴んで前方(図8の
右方)へ引けば、カバー部材107は、図8における上
方のフレーム部材112において、鎖線示の如くヒンジ
部112cを中心として右側上方へと回動する。その
際、溝119内に突入している保持手段114の先端に
より、上方のフレーム部材112のヒンジ部112cは
溝119から外へ移動して脱落することなく、ヒンジ支
持部117との係合を保持した状態で底面部117a及
びガイド壁部117cの内面上を慴動するように回動す
る。略45°回動すると、上方のフレーム部材112の
突設部112aの屈曲部がヒンジ支持部117に連設さ
れる側壁部116の前端116aに当接することによ
り、それ以上のカバー部材107の回動は阻止される。
カバー部材107を再びフレーム111の前面に固定す
る場合には、図8下方のフレーム部材112のヒンジ部
112cが対応すうヒンジ支持部117の溝119内に
収容されるまでフレーム部材112に取付けられたカバ
ー部材107を回動させた後、保持手段114をその先
端が溝119内に突入する固定位置まで中間支持壁部1
17bに螺合させれば良い。
【0072】本実施例においては、カバー部材107を
フレーム111の左右の側壁部に固定するフレーム部材
には先述の第1実施例のフレーム部材20,22を使用
することが出来る。
【0073】また、この実施例において、ヒンジ部11
2cを備えたフレーム部材112を看板110の左右に
配し、対応してヒンジ支持部117をフレーム111の
左右の側壁部の前縁部に取付ければ、カバー部材107
が垂直な軸線回りで左方或いは右方に回動可能となるこ
とは明らかであろう。
【0074】図10は前後両面が表示部として使用され
る箱型の看板120に本発明によるフレーム部材を適用
した第4実施例を示し、基本的な構造は前述の第3実施
例と同じである。前後の表示部として機能するカバー部
材107,107はそれぞれ上下のフレーム部材112
により、フレーム122の上下の側壁部123,123
に固定され、フレーム122の前後の開放面を閉塞す
る。照明手段124は、フレーム122の左右の壁部の
一方或いは両方に適宜設けられる。尚、本実施例におい
ては、ヒンジ支持部117が上下の側壁部123,12
3の前後両端にそれぞれ形成される。
【0075】この実施例においても,前後の表示部を左
右に回動可能とすべく、ヒンジ構造を各表示部の左右縁
部に設けることが出来る。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、覆い構造
に使用されるフレーム部材は、相対向する一対の側壁
と、それら側壁を連結して一端に開放口部を有する略U
字型の溝を画成する底壁と、該底壁の中間部から側壁に
対し間隔を置いて平行に延びる中間壁と、前記U字型溝
の開放口部付近で前記底壁に略平行に延びて側壁及び中
間壁を一体に連結すると共に前記カバー部材を固定可能
な断面略円弧状の一対のブリッジ壁とからなるため、フ
レーム部材は基本的に閉断面を有することになり、その
剛性が増し、従って、強風等の厳しい気候条件下での使
用にも耐えられる覆い構造のフレームが得られる。ま
た、比較的簡単な構成とされるので、曲げ加工も比較的
容易となり滑らかな曲線が得られる。また、U字型溝の
開放口部付近に中間壁を挟んで一対のブリッジ壁が設け
られるため、2枚のカバー部材を同一のフレーム部材に
固定することが可能となる。このため、一つのフレーム
部材に並行して設けられた2つのブリッジ壁手段に色や
材質の異なる2枚の布材を互いに近接させて容易に取付
けることが出来、かかるフレーム部材を用いた覆い構造
全体の配色やデザインの選択の自由度を向上させること
が出来る。また、フレーム部材の幅を比較的小さく抑え
られるので、小型の覆い構造にも、所望の滑らかな外形
を確保しながら、不自由無く使用することが出来る。従
って、このフレーム部材を用いることで、覆い構造全体
の外観を従来より一層美しくすることが出来る。
【0077】請求項4記載の発明によれば、前記フレー
ム部材にヒンジ部が連設されるので、このフレーム部材
を用いて回動可能な構造部材を得ることが出来、かかる
フレーム部材を用いて種々の覆い構造を提供することが
可能となる。
【0078】請求項11記載の発明によれば、前記ブリ
ッジ壁は前記側壁よりも薄く形成されるので、固定手段
をこのブリッジ壁に容易に貫通させることが出来、この
フレーム部材を用いた組み立て作業が容易になる。ま
た、その固定手段の貫通の際にブリッジ壁に無理な荷重
が加わっても、側壁を変形させることは無いので、フレ
ーム部材を肉厚に形成することによる重量化を防ぐこと
が出来る。
【0079】請求項13記載の発明によれば、前記中間
壁に保持手段が形成され、ブリッジ壁を外部から遮蔽す
るためのフレームカップ部材が保持手段に取付け可能と
されるので、フレーム部材の開放口部に埃や塵等が溜ま
るのを防ぐことが出来る。また、このフレーム部材を覆
い構造のフレームに用いた時に、フレーム部材のブリッ
ジ壁部にカバー部材を取付けた部分がフレームカップ部
材により外部から覆われ,覆い構造全体の外観を止め具
や切り取られたカバー部材の縁部により損なう心配も無
い。
【0080】請求項14記載の発明によれば、長さの異
なる複数のフレーム部材よりなるフレームと、該フレー
ム上にきつく固定されるカバー部材とを有し、前記フレ
ーム部材の少なくとも幾つかは所定の形状に形成され、
前記フレームは略垂直な取付け部と、該垂直な取付け部
の下端から外方に延びる張出し部とを少なくとも画成
し、前記所定の形状に形成された前記幾つかのフレーム
部材は前記垂直な取付け部と前記張出し部との間に延び
て配設され、前記フレーム部材は同じ横断面形状を有す
るフレーム部材を複数含み、それら横断面形状の同じフ
レーム部材はそれぞれ、互いに対向する一対の側壁と、
該側壁を連結する底壁とを有し、それら側壁及び底壁は
協働して略U字型の溝を画成すると共に前記側壁は底壁
から離隔する側に開放口部を画成し、前記横断面形状の
同じフレーム部材は更に、前記側壁間において前記底壁
から延びる中間壁と、該中間壁及び前記各側壁との間に
延設されるブリッジ壁とを有し、前記側壁及び中間壁は
互いに離隔し且つ平行に延びる平面上に配設され、前記
ブリッジ壁は前記開放口部から内方に間隔を置いて設け
られると共に概ね円弧状の断面を画成してなる、覆い構
造が提供されるので、立体的な形状を有するフレームへ
のカバー部材の装着、固定を、フレーム部材の一対のブ
リッジ壁を利用して、容易に行うことが可能となる。従
来の、布材を予めフレーム形状に合わせて縫製し、仕立
ててから装着するという煩雑な工程が不要となる。特
に、略垂直な取付け部及び下部の間に延びる所定の形状
の複数のフレーム部材上に弛み無く且つ容易にカバー部
材を張設することが可能となり、かかる取付け作業が大
幅に簡略化される。このため、覆い構造の製造コストが
低減されると共に、覆い構造全体の形状を、消費者の好
みに合わせて一層バリエーションに富んだものとするこ
とが出来る。
【0081】請求項21記載の発明によれば、前記カバ
ー部材は、前記フレーム部材間にそれぞれ展張される、
可撓性のある複数の布材で構成され、2枚の布材の隣接
する縁部の一方を,前記中間壁の一側で前記フレーム部
材に、また他方の布材の縁部を前記中間壁の他側で同一
のフレーム部材にそれぞれ別々の作業で固定し、中間壁
にフレームカップ部材を固定して前記各布材の固定縁部
を外部から覆うので、フレーム部材の配置及び数を適宜
設定することにより、所望の立体形状に形成したフレー
ムに複数枚の布材を効率良く簡単に取り付けることが可
能となる。しかも覆い構造全体の外観はフレームカップ
部材により美しく保たれるので、外観全体の統一性を損
なわずに人目につく箇所でカバー部材をフレームに固定
することも出来、構造全体の設計の自由度が増す。ま
た、カバー部材を構成する布材の一部が損傷しても、そ
の部分の布材だけを交換すれば良い。
【0082】請求項23記載の発明によれば、前記フレ
ーム部材は前記フレームの下部を形成し、該フレーム部
材にパネル手段を支持する支持壁手段が形成されるの
で、フレームの底壁を形成するパネルを支持する手段と
して、フレーム部材を兼用することが出来、フレームの
構成要素の数を低減し、構造の簡略化、低コスト化を図
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による典型的な覆い構造の
斜視図であり、その内部を示すべく一部を切欠いた図
【図2】図1の2−2線に沿う覆い構造のフレーム部材
の一部の拡大断面図
【図3】図1の3−3線に沿うフレーム部材の一部切欠
き斜視図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図1の5−5線に沿うフレーム部材の一部切欠
き斜視図
【図6】第2実施例による看板の縦断側面図
【図7】図6の矢印7で示した部分の拡大図
【図8】第3実施例による看板の縦断側面図
【図9】図8の矢印9で示した部分の拡大図
【図10】第4実施例による看板の縦断側面図
【図11】図1の実施例の使用状態を示す図
【符号の説明】
10,101,110,120 覆い構造 12,102,111,122 フレーム 14,107 カバー部材 20,24,105,112 フレーム部材 30,32 フレーム部材の側壁 34 フレーム部材の中間
壁 36 U字型の溝 38 フレーム部材の底壁 46,48 ブリッジ壁手段

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(12;102;111;12
    2)にカバー部材(14;107)を張設して構成され
    る覆い構造(10;101;110;120)において
    前記フレーム(12;102;111;122)に使用
    されるフレーム部材(20,24;105;112)で
    あって、相対向する一対の側壁(30,32)と、それ
    ら側壁(30,32)を連結して一端に開放口部を有す
    る略U字型の溝(36)を画成する底壁(38)と、該
    底壁(38)の中間部から両側壁(30,32)に対し
    間隔を置いて平行に延びる中間壁(34)と、前記U字
    型溝(36)の開放口部近傍で前記側壁(30,32)
    及び中間壁(34)を一体に連結すると共に前記カバー
    部材(14;107)を固定可能な断面略円弧状の一対
    のブリッジ壁(46,48)とからなる、フレーム部
    材。
  2. 【請求項2】 前記側壁(30,32)の一方には、前
    記底壁(38)との連結部から延びる連設部分(80)
    が設けられる、請求項1記載のフレーム部材。
  3. 【請求項3】 前記連設部分(80)は、前記覆い構造
    (10;101;110;120)の、略水平に配置さ
    れる構造部材(18)を支持するために用いられる、請
    求項2記載のフレーム部材。
  4. 【請求項4】 前記フレーム部材(112)にはヒンジ
    部(112c)が連設される、請求項1記載のフレーム
    部材。
  5. 【請求項5】 前記ヒンジ部(112c)は断面略L字
    型に形成される、請求項4記載のフレーム部材。
  6. 【請求項6】 前記フレーム部材(20)は長手方向に
    アーチ型に湾曲して形成される、請求項1記載のフレー
    ム部材。
  7. 【請求項7】 前記フレーム部材(112)のヒンジ部
    (112c)は、前記フレーム(111,112)に設
    けられたヒンジ支持部(117)に付設される溝(11
    9)に収容可能である、請求項4又は5記載のフレーム
    部材。
  8. 【請求項8】 前記連設部分(80)は、前記覆い構造
    (10)の下部に設けられるレンズ(18)を支持す
    る、請求項2又は3記載のフレーム部材。
  9. 【請求項9】 前記フレーム部材(20,24)は日除
    けとして構成された覆い構造(10)のフレーム(1
    2)に用いられてなる、請求項1ないし8のいずれかに
    記載のフレーム部材。
  10. 【請求項10】 前記フレーム部材(105;112)
    は看板として構成された覆い構造(101;110;1
    20)のフレーム(102;111;122)に用いら
    れてなる、請求項1,4,5又は7に記載のフレーム部
    材。
  11. 【請求項11】 前記ブリッジ壁(46,48)は前記
    側壁(30,32)よりも薄く形成される、請求項1な
    いし10のいずれかに記載のフレーム部材。
  12. 【請求項12】 前記フレーム部材(20)は前記覆い
    構造(10)のフレーム(12)を構成する複数の長さ
    の異なるフレーム構成要素(20,22,24,26)
    の少なくとも一部であり、前記フレーム(12)は略垂
    直に延びる取付け部(12a)と,該取付け部(12
    a)の下端から外方に延びる張出し部(12b)と,そ
    れら取付け部(12a)と張出し部(12b)との間に
    亘って延びる連結部(12c)とからなる、請求項1な
    いし11のいずれかに記載のフレーム部材。
  13. 【請求項13】 前記中間壁(34)には保持手段(4
    4)が形成され,該保持手段(44)には前記U字型溝
    (36)の開放口部を閉じるフレームカップ部材(6
    0)が着脱自在である、請求項1ないし12のいずれか
    に記載のフレーム部材。
  14. 【請求項14】 長さの異なる複数のフレーム部材(2
    0,24,26;105;112)よりなるフレーム
    (12;102;111;122)と、該フレーム(1
    2;102;111;122)上にきつく固定されるカ
    バー部材(14;107)とを有する覆い構造(10;
    101;110;120)であって、前記フレーム部材
    の少なくとも幾つかは所定の形状に形成され、前記フレ
    ームは略垂直な取付け部(12a)と、該取付け部(1
    2a)の下端から外方に延びる張出し部(12b)とを
    少なくとも画成し、前記所定の形状に形成された前記幾
    つかのフレーム部材は前記垂直な取付け部(12a)と
    前記張出し部(12b)との間に延びて配設され、前記
    フレーム部材は同じ横断面形状を有するフレーム部材
    (20,24;105;112)を複数含み、それら横
    断面形状の同じフレーム部材(20,24;105;1
    12)はそれぞれ,相対向する一対の側壁(30,3
    2)と、該側壁(30,32)を連結する底壁(38)
    とを有し,それら側壁(30,32)及び底壁(38)
    は協働して略U字型の溝(36)を画成すると共に前記
    側壁(30,32)は底壁(38)から離隔する側に開
    放口部を画成し,前記横断面形状の同じフレーム部材
    (20,24;105;112)は更に,前記側壁(3
    0,32)間において前記底壁(38)から延びる中間
    壁(34)と,該中間壁(34)及び前記各側壁(3
    0,32)との間に延設されるブリッジ壁(46,4
    8)とを有し,前記側壁(30,32)及び中間壁(3
    4)は互いに離隔し且つ平行に延びる平面上に配設さ
    れ、前記ブリッジ壁(46,48)は前記開放口部から
    内方に間隔を置いて設けられると共に概ね円弧状の断面
    を有してなる、覆い構造。
  15. 【請求項15】 前記中間壁(34)に形成された保持
    手段(44)を更に有してなる、請求項14記載の覆い
    構造。
  16. 【請求項16】 前記保持手段(44)はU字型溝(3
    6)の開放口部近傍で終端する、請求項15記載のフレ
    ーム部材。
  17. 【請求項17】 前記フレーム(12)は第2フレーム
    部材(22)を更に含み、該第2フレーム部材(22)
    は互いに間隔を置いた平行な平面上に配設される一対の
    対向側壁(70,70)と、該側壁(70,70)間に
    延びる底壁(72)とを有して溝を画成し、前記側壁
    (70,70)はそれらの自由縁部(76,76)で開
    放口部を画成し、第2フレーム部材(22)は更に,前
    記開放口部に近接するが内方に離隔する位置で前記側壁
    (70,70)間に延びる控えウェブ(74)を有して
    なる、請求項14記載の覆い構造。
  18. 【請求項18】 前記側壁(30,32)は所定の厚さ
    を有し、前記ブリッジ壁(46,48)は該所定の厚さ
    よりも薄い厚さを有し、これにより固定手段(56)が
    前記側壁(30,32)を変形させずに前記ブリッジ壁
    (46,48)を貫通可能である、請求項14記載の覆
    い構造。
  19. 【請求項19】 フレームカップ部材(60)を更に有
    し、該フレームカップ部材は、前記フレーム部材(2
    0,24;105;112)の側壁(30,32)間に
    架設されて前記開放口部を覆いこれを塞ぐ連続壁部(6
    2)と、該連続壁部(62)から互いに間隔を置いて内
    方に延びる複数のフィンガ手段(64,64)とを有
    し、該フィンガ手段(64,64)は前記フレーム部材
    (20,24;105;112)の中間壁(34)の自
    由端と係合可能であり、それらフィンガ手段(64,6
    4)及び中間壁(34)の自由端の係合により、前記フ
    レームカップ部材(60)は前記フレーム部材(20,
    24;105;112)上の適所に固定保持されてな
    る、請求項14記載の覆い構造。
  20. 【請求項20】 前記フレームカップ部材(60)は更
    に、前記一対の側壁(30,32)の各自由端(40,
    42)と係合可能なリブを備える、請求項19記載のフ
    レーム部材。
  21. 【請求項21】 前記カバー部材(14)は、前記フレ
    ーム部材間にそれぞれ展張される、可撓性のある複数の
    布材よりなり、該布材はそれぞれ,固定手段(56)が
    該布材及び前記ブリッジ壁(46,48)を貫通して布
    材の縁部を前記側壁(30,32)及び前記中間壁(3
    4)間に固定することにより前記フレーム部材の少なく
    とも一部に固定され、これにより2枚の布材の隣接部
    は,前記中間壁(34)によって互いに離隔されながら
    同一のフレーム部材(20)に固定して、隣接する前記
    2枚の布材の一方の縁部を前記中間壁(34)の一側で
    前記フレーム部材(20)に、また他方の布材の縁部を
    前記中間壁(34)の他側で同一のフレーム部材(2
    0)にそれぞれ別々の作業で固定し、前記中間壁(3
    4)にフレームカップ部材(60)を固定することによ
    り、フレーム部材(20)に固定された前記各布材の縁
    部を覆ってなる、請求項14記載の覆い構造。
  22. 【請求項22】 前記カバー部材(14)は、前記フレ
    ーム部材間にそれぞれ展張される複数の布材よりなり、
    互いに隣接する2枚の布材の一方の縁部を前記中間壁
    (34)を隔てた一方のブリッジ壁(46,48)上に
    重ねて該布材及びブリッジ壁手段の両方を固定手段(5
    6)で貫通し、前記隣接する布材の他方の縁部を前記中
    間壁を隔てた他方のブリッジ壁(46,48)に重ねて
    別の固定手段(56)で貫通することにより、これら隣
    接する2枚の布材を同一の前記フレーム部材に固定し、
    フレームカップ部材(60)が前記開放口部を塞ぐよう
    にフレーム部材に固定されて前記隣接する2枚の布材の
    縁部を覆ってなる、請求項14記載の覆い構造。
  23. 【請求項23】 前記フレーム部材(24)は前記フレ
    ーム(12)の下部を形成し,該フレーム部材(24)
    にパネル手段(18)を支持する支持壁手段(80)が
    形成される、請求項14記載の覆い構造。
JP5004903A 1992-01-21 1993-01-14 フレーム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造 Expired - Lifetime JPH076266B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/822737 1992-01-21
US07/822,737 US5242004A (en) 1992-01-21 1992-01-21 Awning structures

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05248049A true JPH05248049A (ja) 1993-09-24
JPH076266B2 JPH076266B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=25236835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5004903A Expired - Lifetime JPH076266B2 (ja) 1992-01-21 1993-01-14 フレーム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5242004A (ja)
JP (1) JPH076266B2 (ja)
KR (1) KR0132138B1 (ja)
CA (1) CA2087365A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200458190Y1 (ko) * 2010-02-23 2012-01-25 권구중 엘이디 파이프 결합형 어닝장치
JP2012092558A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Otis:Kk 遮熱シートの取付構造

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5555695A (en) * 1989-06-05 1996-09-17 Patsy, Jr.; Glorio J. Extrusions providing for low deformability
US5545488A (en) * 1994-02-14 1996-08-13 Awnex, Incorporated Self-stabilizing extrusion for closure assemblies
US5613544A (en) * 1995-01-10 1997-03-25 Schaefer; Jerry E. Molding system
US5577352A (en) * 1995-05-17 1996-11-26 Fisher; Larry M. Composite frame member
US6112444A (en) * 1996-06-27 2000-09-05 Milliken; Les Framing member for use in assembling a bleed sign face construction
US5794400A (en) * 1996-10-22 1998-08-18 Larry M. Fisher Composite frame member
EP0876776B1 (en) * 1997-03-12 2005-09-28 Juan Moreno Jumilla Arrangements for fastening fabrics to supporting structural members and standing sunshade made according thereof.
US6088942A (en) 1997-04-11 2000-07-18 Abc Sign Products, Inc. Method and apparatus for retaining flexible material in a sign system
US5934349A (en) * 1997-11-26 1999-08-10 Carefree/Scott Fetzer Company Retractable awning with cooling fan
CA2306307C (en) * 1999-09-16 2007-01-02 Toto Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet fixing device
CA2374434C (en) * 2000-03-20 2008-05-20 Marc Fontaine Elements of stretched false ceiling, use of same for producing false walls and false ceilings
KR100455604B1 (ko) * 2001-09-04 2004-11-08 (주) 건축사 사무소 도시건축 차양장치
US6938389B2 (en) 2001-10-03 2005-09-06 Steel Stitch Corporation Roll formed staple-in awning frame and method
US6976330B2 (en) * 2002-04-04 2005-12-20 Milliken & Milliken Hinge assembly for sign box face
KR100458264B1 (ko) * 2002-04-30 2004-12-03 윤상인 차양장치
NL1021101C2 (nl) * 2002-07-18 2004-01-20 Pooltechnics B V Afdekconstructie, en steunbalk daarvoor.
US6758014B2 (en) * 2002-10-15 2004-07-06 Tai-Shan Chen Trellis structure
AU2003903146A0 (en) * 2003-06-20 2003-07-03 Williams, Kaye Adelle A structural assembly
DE60325655D1 (de) * 2003-07-22 2009-02-12 Isermatic Systemes Profilleiste zur befestigung eines gespannten tuchs
US7699091B2 (en) 2003-08-11 2010-04-20 Steel Stitch Corporation Awning system with snap-on functional components
US20080142064A1 (en) * 2004-05-14 2008-06-19 Chrisi Maraki Aluminum Frame For the Construction of a Sunshade With Double Layer of Fabric and Adjustable to Any Kind of Sunshade
CN1295997C (zh) * 2004-10-21 2007-01-24 常州灵通展览用品有限公司 拼装式方柱组件
DE102005035174B4 (de) * 2005-07-27 2008-10-30 Greiner, Switbert, Dr.-Ing. Verkleidung einer, insbesondere ebenen, Fläche mit einem flexiblen Abdeckmaterial, insbesondere Textilmaterial, sowie Verfahren zur Verkleidung
US8051868B2 (en) * 2008-03-17 2011-11-08 Johnson Outdoors Inc. Tent rafter end cap and tent incorporating same
US7938134B2 (en) * 2008-03-28 2011-05-10 Paul Adams Protective shelter
US7814727B2 (en) * 2008-11-17 2010-10-19 Jake & Elwood Holding Company Wall structure assembly
US8037645B2 (en) * 2008-11-21 2011-10-18 Tim Michel Trellis and accent band
US8739473B2 (en) 2008-11-21 2014-06-03 Division 8 Products, Inc. Trellis and accent band
US8056602B1 (en) * 2009-01-20 2011-11-15 Marhaygue, Llc Screen cover retainer strip assembly
FR2948390B1 (fr) * 2009-07-22 2016-09-02 Normalu Lisse a double enclenchement
BE1019069A5 (nl) * 2009-12-09 2012-02-07 Kestelyn Nv Bevestiging van een scherm bij een schermconstructie.
DE102010060082A1 (de) * 2010-01-26 2011-07-28 Rittal GmbH & Co. KG, 35745 Tragprofil für ein Tragarmsystem
US9546486B2 (en) * 2010-11-09 2017-01-17 Tara L. Desjardins Patio extrusion beam cap
US8959854B1 (en) * 2011-05-25 2015-02-24 Management Resources Group, LLC Weatherproof fabric-covered building system
US20140077540A1 (en) * 2012-09-20 2014-03-20 Steelcase Inc. Chair Assembly
US9759008B2 (en) * 2012-12-06 2017-09-12 Hunter Douglas Inc. End cap for a rail for a window covering
US9340238B2 (en) * 2013-03-14 2016-05-17 Glorio J. Patsy, Jr. Extrusion
ES2804827T3 (es) * 2013-05-14 2021-02-09 Trotter Properties B V Señal transportable
US9328516B2 (en) 2013-10-14 2016-05-03 Division 8 Products, Inc. Trellis with internal drainage system
US10285337B2 (en) * 2016-05-31 2019-05-14 Christopher Garrison Wark Compact plant enclosure
US11008805B2 (en) * 2018-01-08 2021-05-18 Pgt Innovations, Inc. Roll-up screen panel

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3006409A (en) * 1958-04-02 1961-10-31 Biltwell Accessories Proprieta Foldable doors or partitions
FI34703A (fi) * 1960-01-19 1964-12-10 Ramkonstruktion med en därpå utspänd folie
US4189880A (en) * 1978-06-16 1980-02-26 Gene Ballin Combination mounting frame and film for a window
US4547987A (en) * 1983-01-18 1985-10-22 Johann Stilling Sign structure
US4516343A (en) * 1983-01-18 1985-05-14 Johann Stilling Sign structure
GB8323006D0 (en) * 1983-08-26 1983-09-28 Serac Ltd Clip fixing for retaining thin film
US4566236A (en) * 1984-02-09 1986-01-28 Pound John A Greenhouse structure element
US4554754A (en) * 1984-07-06 1985-11-26 Johann Stilling Sign with flexible face
US4682433A (en) * 1985-03-28 1987-07-28 Johann Stilling Fabric sign panel
US4920714A (en) * 1986-03-20 1990-05-01 Sease R Gregg Assembly of molding strips adapted to mount flexible coverings on support surfaces
US4690192A (en) * 1986-04-29 1987-09-01 Johann Stilling Replaceable awning
US4817655A (en) * 1986-12-16 1989-04-04 Abc Extrusion Company Canopy assembly
CA1288591C (en) * 1987-12-07 1991-09-10 Johann Stilling Illuminated display
FR2639879B2 (fr) * 1988-01-26 1995-01-06 Lefebvre Pascal Perfectionnement a un chassis pour toile d'artiste peintre
US4860778A (en) * 1988-03-04 1989-08-29 Venderbush Industrial Corporation Contaminant shield and method of constructing same
US5076033A (en) * 1990-04-03 1991-12-31 Patsy Jr Glorio J Method and apparatus for connecting fabric frame structure elements
US5044131A (en) * 1990-05-18 1991-09-03 Fisher Larry M Fabric awning assembly and divider bead for use therein

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200458190Y1 (ko) * 2010-02-23 2012-01-25 권구중 엘이디 파이프 결합형 어닝장치
JP2012092558A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Otis:Kk 遮熱シートの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
CA2087365A1 (en) 1993-07-22
US5242004A (en) 1993-09-07
KR0132138B1 (ko) 1998-04-18
KR930016620A (ko) 1993-08-26
JPH076266B2 (ja) 1995-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05248049A (ja) フレーム部材、及びフレーム部材を用いた覆い構造
US4817655A (en) Canopy assembly
US4865066A (en) Canopy assembly
US5209029A (en) Construction assembly for awnings
AU620095B2 (en) False ceiling consisting of a tensioned sheet hooked along its edges to a support fixed to the walls of a room in a building
US3848380A (en) Device for fixing sheets to surface
US4692847A (en) Illuminated awning assembly
US4512094A (en) Plastic poster frame with articulated bias member
WO2014080124A1 (fr) Lisse éclairée pour une fausse paroi tendue, et fausse paroi tendue équipée d'une telle lisse
US4759143A (en) Illuminated sign assembly
GB2127686A (en) Improved spring-loaded poster frame
US20020170216A1 (en) Non-integral frame
DE10253343A1 (de) Spannwand oder -decke
US6112444A (en) Framing member for use in assembling a bleed sign face construction
US6367204B1 (en) Method and apparatus for decorating doors
US5700083A (en) Device for displaying electric lamps
US5732755A (en) Double track awning fabric mounting strip
US4878531A (en) Wall covering support structure and method
US4873776A (en) Hinged illuminated sign
JP3561486B2 (ja) 間仕切壁へのアッパーボードの取り付け装置
JPH06248727A (ja) クロステープファスナー連結式の間仕切パネルのフレ ーム
EP0212996B1 (fr) Ensemble d'éléments pour l'agencement de salles d'exposition, de magasins et autres lieux
FR2752372A1 (fr) Lambrequin lumineux pour store a rouleau
CN211846789U (zh) 拼接式吊顶
GB2561201A (en) A pelmet and a method of installing a pelmet for a blind