JPH0524772A - リニアモータ駆動エレベーター - Google Patents

リニアモータ駆動エレベーター

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Publication number
JPH0524772A
JPH0524772A JP20876191A JP20876191A JPH0524772A JP H0524772 A JPH0524772 A JP H0524772A JP 20876191 A JP20876191 A JP 20876191A JP 20876191 A JP20876191 A JP 20876191A JP H0524772 A JPH0524772 A JP H0524772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary conductor
linear motor
shaped portion
elevator
primary winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP20876191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sugita
和彦 杉田
Katsumi Shibata
勝美 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0524772A publication Critical patent/JPH0524772A/ja
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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアモータで駆動されるエレベーターにお
いて、ガイドレールを兼用する二次導体の剛性を上げ
て、安定した走行が得られるようにする。 【構成】 つり合おもり8にリニアモータの一次巻線1
3を搭載し、昇降路壁1につり合おもり8の走行案内を
兼用するリニアモータの二次導体21を設置する。この
二次導体21をアルミニウム板等の薄導板で形成する。
二次導体21の横断面は、U字部21aと基部21bか
らなり、U字部21aに鋼板製の補強板22を挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリニアモータで駆動さ
れるエレベーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、例えば特開平1−27
1381号公報に示された従来のリニアモータ駆動エレ
ベーターを示す図で、図7は昇降路縦断面図、図8は昇
降路横断面図である。
【0003】図において、1は昇降路壁、2は昇降路、
3は昇降路壁1に固定されたかご側ガイドレール、4は
かご、5はかご4に設けられガイドレール3と係合して
かご4を案内するかご側ガイドシュー、6はガイドレー
ル3との間に制動力を作用させるブレーキ、7は昇降路
2の上部に設けられた綱車、8はつり合おもり、9は綱
車7に巻き掛けられ、端部にそれぞれかご4及びつり合
おもり8が結合された主索である。
【0004】10はブラケット11を介して昇降路壁1
に固定されたおもり側ガイドレールを兼用するリニアモ
ータの二次導体、12はつり合おもり8に設けられ二次
導体10の先端部と係合してつり合おもり8を案内する
おもり側ガイドシュー、13はつり合おもり8に搭載さ
れ二次導体10と対面配置されたリニア駆動モータの一
次巻線、14はつり合おもり8と昇降路壁1の間に懸垂
された移動ケーブルである。
【0005】従来のリニアモータ駆動エレベーターは上
記のように構成され、つり合おもり8に搭載された一次
巻線13が励磁されると、二次導体10の間に相対的な
推力が発生し、つり合おもり8が駆動され、つり合おも
り8は二次導体10の先端を、ガイドシュー12に案内
されて昇降する。このつり合おもり8の動きは、主索9
を介してかご4に伝えられ、かご4はガイドレール3に
沿ってガイドシュー5に案内されて昇降する。停止時又
は非常停止時は、ブレーキ6がガイドレール3を把持す
ることにより、かご4を保持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
ニアモータ駆動エレベーターでは、つり合おもり8は二
次導体10に案内されて昇降するようにしているが、二
次導体10は巻上式のエレベーターのガイドレールとは
異なって剛性が小さく、かつ昇降路壁1からの突出量が
長いため、更に剛性が小さくなり、つり合おもり8が揺
動してガイドレールとしての機能を充分に発揮できない
という問題点がある。また、上記案内機能が不充分であ
ると、二次導体10と一次巻線13との間隙は1〜2m
mと狭いため、つり合おもり8の走行中、二次導体10
と一次巻線13が接触する可能性があるという問題点が
ある。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、二次導体のガイドレールとしての機能を
高め、走行の安定性を向上できるようにしたリニアモー
タ駆動エレベーターを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るリニアモータ駆動エレベーターは、二次導体を、U
字部とこのU字部の開口端部がそれぞれ外方へ屈曲され
た基部とで形成された横断面を持つ非磁性体の長手の薄
導体で形成し、上記U字部に補強板を挿入したものであ
る。
【0009】また、第2の発明に係るリニアモータ駆動
エレベーターは、第1の発明の二次導体の基部の端部を
それぞれコ字状に反転屈曲し、隣接する二次導体のコ字
状部に、両二次導体を互いに結合する目板を挿入したも
のである。
【0010】また、第3の発明に係るリニアモータ駆動
エレベーターは、二次導体を、U字部とこのU字部の開
口端部がそれぞれ外方へ屈曲された部分で形成された横
断面を持つ非磁性体の長手の薄導体で形成し、隣接する
二次導体のU字部に、両二次導体を互いに結合する横断
面T字状の目板を挿入したものである。
【0011】
【作用】この発明の第1の発明は、U字部とこのU字部
の開口端部が外部へ屈曲された基部を持つ非磁性体の長
手の薄導体で形成された二次導体の上記U字部に補強板
を挿入したため、二次導体の剛性は大となる。
【0012】また、第2の発明は、二次導体の基部をコ
字状に反転屈曲し、二次導体を直列配置して、その継目
部の上記コ字状部に目板を挿入したため、継目の剛性は
大となると共に、継目段差がなくなる。
【0013】また、第3の発明では、二次導体の継目部
にT字状の目板を挿入したため、継目全周の段差がなく
なる。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1〜図4はこの発明の第1及び第2の発明
の一実施例を示す図で、図1は図3のI−I線断面図、
図2は二次導体の継目部分の横断面拡大図、図3はつり
合おもり部分の正面図、図4は全体斜視図であり、従来
装置と同様の部分は同一符号で示す。
【0015】図において、21は二次導体で、肉厚2〜
3mmのアルミニウム板等の非磁性体の薄導板の長手部
材で形成され、その横断面図は、U字部21aと、この
U字部21aの開口端部がそれぞれ外方へ屈曲された基
部21bと、更に端部がコ字状に反転屈曲された把持部
21cとでT字状を形成している。そして、U字部21
aに鋼板で形成された補強板22が挿入され、ボルト2
3で二次導体21のU字部21aに締結されている。ま
た、二次導体21は把持部21cでクリップ24によっ
てブラケット11に固定されている。更に、二次導体2
1の継目部では、図2に示すように把持部21cに目板
25が挿入されている。
【0016】26はつり合おもり8の枠体で、その縦枠
26aはU字溝状に形成されその内側に一次巻線13が
固定されている。27は縦枠26aの外側に固着され一
次巻線13の位置に配置されたリブであり、穴27aが
設けられ、一次巻線13から引き出された電線28が挿
通されている。29は枠体26内に複数枚積層され縦枠
26aの外側と係合するおもり体、30は枠体26に装
着され二次導体21上を転動してつり合おもり8の昇降
を案内するローラを持つ案内子、31はつり合おもり8
の下部に設置されたブレーキ6により動作するブレーキ
シューである。
【0017】上記のように構成されたリニアモータ駆動
エレベーターにおいて、基本的な動作は既述のとおりで
ある。二次導体21のU字部21aには補強板22が挿
入されているので、剛性は大になり、推力及びブレーキ
力に対して二次導体21の変形が少なくなり、つり合お
もり8の揺動は減少する。そのため、二次導体21はつ
り合おもり8のガイドレールとしての機能も充分とな
り、安定した走行が得られる。
【0018】また、二次導体21の継目部には、相互の
把持部21cに目板25が挿入されているので、継目部
の剛性及び強度が向上する。更に、目板25により二次
導体21に継目段差がなくなり、案内子30のローラは
円滑に転動し、一次巻線13と二次導体21の間隙も確
保できる。
【0019】実施例2.図5はこの発明の第1の発明の
他の実施例を示す二次導体の横断面図であり、二次導体
21の把持部21dをU字部21aの方へ屈曲したもの
である。この把持部21dでもクリップ24で把持でき
ることは明らかであり、その他の部分の機能も図1のも
のと同様である。
【0020】実施例3.図6はこの発明の第3の発明の
一実施例を示す二次導体の横断面図であり、二次導体2
1の継目部にT字状の目板26を挿入したもので、二次
導体21の継目段差を全周にわたってなくすことが可能
である。
【0021】実施例4.図6には二次導体21の継目部
にT字状の目板26を挿入するものを示したが、図1に
示す補強板22をT字状に形成して挿入しても有用であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、二次導体をU字部とこのU字部の開口端部がそ
れぞれ外方へ屈曲された基部で形成された横断面図を持
つ非磁性体の長手の薄導板で形成し、上記U字部に補強
板を挿入したので、二次導体の剛性は大となり、二次導
体のガイドレールとしての機能を高め、走行の安定を向
上することができる効果がある。
【0023】また、第2の発明では、二次導体の基部を
それぞれコ字状に反転屈曲し、隣接する二次導体のコ字
状部に目板を挿入したので、継目の剛性は大となると共
に、継目段差がなくなり、昇降体の案内を円滑にでき、
かつ一次巻線との関隙も確保できる効果がある。
【0024】また、第3の発明では、二次導体の継目部
にT字状の目板を挿入したので、継目全周の段差がなく
なり、昇降体の案内をいっそう円滑にできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図で、図3のI−I
線断面図。
【図2】図1の二次導体部分の拡大図。
【図3】この発明の実施例1を示すつり合おもり部分の
正面図。
【図4】この発明の実施例1を示す全体斜視図。
【図5】この発明の実施例2を示す二次導体の横断面拡
大図。
【図6】この発明の実施例3を示す二次導体の横断面拡
大図。
【図7】従来のリニアモータ駆動エレベーターを示す昇
降路縦断面図。
【図8】図7の横断面図。
【符号の説明】
1 昇降路壁 8 昇降体(つり合おもり) 13 リニアモータの一次巻線 21 リニアモータの二次導体 21a U字部 21b 基部 21c コ字状部(把持部) 22 補強板 25,26 目板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降体にリニアモータの一次巻線を搭載
    し、昇降路壁に上記一次巻線と対向して配置され上記昇
    降体の走行案内を兼用する上記リニアモータの二次導体
    を設置したエレベーターにおいて、上記二次導体を、U
    字部とこのU字部の開口端部がそれぞれ外方へ屈曲され
    た基部とで形成された横断面を持つ長手の非磁性体の薄
    導板で形成し、上記二次導体のU字部に補強板を挿入し
    たことを特徴とするリニアモータ駆動エレベーター。
  2. 【請求項2】 二次導体の基部の端部をそれぞれコ字状
    に反転屈曲し、上記二次導体を複数本直列に配置し、こ
    の隣接する上記二次導体のコ字状部に上記両二次導体を
    互いに結合する目板を挿入したことを特徴とする請求項
    1記載のリニアモータ駆動エレベーター。
  3. 【請求項3】 昇降体にリニアモータの一次巻線を搭載
    し、昇降路壁に上記一次巻線と対向して配置され上記昇
    降体の走行案内を兼用する上記リニアモータの二次導体
    を設置したエレベーターにおいて、上記二次導体を、U
    字部とこのU字部の開口端部がそれぞれ外方へ屈曲され
    た基部とで形成された横断面を持つ長手の非磁性体の薄
    導板で形成し、上記二次導体を複数本直列に配置し、こ
    の隣接する上記二次導体のU字部に上記両二次導体を互
    いに結合する横断面T字状の目板を挿入したことを特徴
    とするリニアモータ駆動エレベーター。
JP20876191A 1991-07-26 1991-07-26 リニアモータ駆動エレベーター Pending JPH0524772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7261186B2 (en) * 2002-01-31 2007-08-28 Inventio Ag Elevator with transverse flux drive

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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