JPH05246569A - 折り畳まれた主製品に挿入製品を挿入するための方法および装置 - Google Patents

折り畳まれた主製品に挿入製品を挿入するための方法および装置

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JPH05246569A
JPH05246569A JP4252680A JP25268092A JPH05246569A JP H05246569 A JPH05246569 A JP H05246569A JP 4252680 A JP4252680 A JP 4252680A JP 25268092 A JP25268092 A JP 25268092A JP H05246569 A JPH05246569 A JP H05246569A
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ヴェルナー・ホーネッガー
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い生産スピードでも大きなボリュームの挿
入製品を挿入することができ、製造が簡単で特別なイン
ターフェースなしに搬送システムに組み込むことができ
る印刷物の挿入方法および装置を提供する。 【構成】 ２つの折畳み部分に折り畳まれた主製品
（Ｈ）が受取りステーション（Ｕ）内へ搬送され、そこ
から挿入部（１）を経て移送ステーション（Ａ）内へ搬
送され、挿入部（１）に沿って挿入製品（Ｅ）が挿入さ
れる。折り畳まれた主製品（Ｈ）は、受取りステーショ
ン（Ｕ）内へ搬送され、受取りステーション（Ｕ，Ｕ
´）にて各主製品（Ｈ）の２つの折畳み部分が搬送方向
（Ｆ）に互いに間隔を有する２つの搬送手段により折目
に対向するエッジの付近でつかまれ、自由に下方に吊り
下がって搬送手段により搬送され、挿入製品（Ｅ）が搬
送手段の間で上方から主製品（Ｈ）に挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として印刷された製
品のより進んだ処理の分野に関するもので、折り畳まれ
た主製品にその連続する搬送中に異なる挿入製品を挿入
することができる対応する特許請求の範囲の独立項の前
提部分にかかる方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術とその問題点】配送の準備が整ったユニッ
ト（最終製品）を得るために、たとえば予備製品もしく
は付録（挿入製品）が折り畳まれた新聞（主製品）に挿
入される。この目的のために、主製品の連続する搬送の
間に有利に、上記折り畳まれた主製品が開かれるととも
に、挿入製品もしくは挿入物が主製品の折畳み部分の間
に配置される。たとえば、挿入ドラムがかかる連続挿入
のために使用される。ドラムは複数のセルを有し、その
中に上記主製品が搬送されるとともに、それに対して上
記主製品が連続して供給される。
【０００３】挿入ドラムはたとえば本出願人のスイス特
許第５８４，１５３号に述べられている。それらはセル
のドラムからなり、その中に主製品が、たとえばうろこ
状の流れ（ｓｃａｌｅ ｆｌｏｗ）として、各場合セル
当たり一つの製品が挿入される。第１の回転の間に、主
製品は開かれて上記セルのドラムの軸の方向に動く。第
２の回転の間に、第１の単一の挿入製品もしくはかかる
挿入製品の第１のグループが挿入されて、主製品が挿入
製品とともに、さらなる挿入過程のためにドラムの軸方
向に変位される。同様にして、いくつかの挿入製品もし
くは挿入製品のグループを挿入することがまた可能であ
る。製造のスピードを高く維持するために、上記セルは
できるだけ狭くしなければならない。より広いセルは、
同じ製造スピードのために、より大きいドラム径もしく
はより高い回転数に導くとともに、これらの要求の両方
は好ましくないより高い質量の加速に導く。公知の挿入
ドラムを使用すると、挿入可能な製品のボリュームは主
製品の形状およびサイズによる制限が挿入ドラムのセル
の形状およびサイズによるよりも少ない。加えて、上記
製品はセルの中に動かされなければならず、そのこと
は、打ち勝たれなければならない、機械的な摩擦に導
く。
【０００４】印刷された製品を収集するための連続法が
知られており、この目的のために、たとえば収集ポケッ
トを有する搬送手段が使用されるとともに、引張り部材
により異なる供給点を連続して通過し、これらの供給点
にてそれが製品を載せる。かかる方法および対応する装
置は、たとえば本出願人のスイス特許第６６８，２４５
号に述べられている。上記収集のときにまた、収集可能
な製品のボリュームはポケットの形状およびサイズに主
として依存する。より高い製品のボリューム、および同
じ製品のスピードのためにより広いポケットがより高い
搬送スピードに導くことがここで再度適用される。非常
に異なった収集ボリュームのために、異なった製品が有
利に利用されるが、それは装置の再度の装備を意味す
る。
【０００５】本発明の目的は、改善された方法およびそ
れに対応する改善された装置であってその補助により挿
入製品が折り畳まれた主製品の連続する流れの中へ挿入
することができる装置を提供することである。挿入可能
な印刷製品のボリュームはこのタイプの公知の装置にお
ける場合よりも装置に依存するのがより少なくされるこ
とである。高い生産スピードでも大きな挿入製品ボリュ
ームを挿入することが可能でなければならない。装置は
製造が簡単でなければならず、かつ特別なインターフェ
ースなしに公知の印刷製品の搬送システムに組み込むこ
とができなければならない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲の独立項の特徴事項にかかる方法および装置によっ
てのみ達成することができる。
【０００７】本発明にかかる製品は、折り畳まれた主製
品をいわゆる収集ポケットとして使用するという事実に
基づいている。この目的のために、搬送方向における主
製品の後部折畳み部分および後続するもしくは追従する
製品の前部折畳み部分の上から各つかみが保持するよう
に折目を下方に向けるとともに搬送方向に直角に、複数
のつかみにより、引張り部材に搬送される。したがっ
て、主製品の２つの折畳み部分は各場合に一つのつかみ
により頂部でつかまれ、２つのつかみの間に吊り下がっ
た主製品は上に開いた挿入ポケットを形成する。つかみ
の間で、挿入製品もしくはかかる挿入製品のグループの
複数の挿入点にて上から供給が起こる。挿入されるべき
製品のトータルのボリュームは、この場合、つかみのス
ペースにより予め決定される。個々の挿入過程において
挿入することができる製品のボリュームは、つかみの間
のスペースにより決定される。つかみのスペース、した
がってそれらの間で接近することができるスペースは公
知の方法により可変にすることができるので、少なくと
も限られた搬送距離にわたって、挿入製品の可能なボリ
ュームは実質的に装置と独立であり、主製品のザイズお
よび形状にのみ依存する。
【０００８】本発明にかかる方法において、主製品は上
で保持されて搬送されるとともに、挿入はまた上から起
こる。その結果、挿入パスのための引張り部材は、搬送
される製品の上ではなく、そのかわりにその横方向に配
置される。
【０００９】
【発明の効果】本発明の方法により主製品になされるだ
た一つの要求は、それが折り畳まれるか折畳み可能であ
ることである。それは、たとえば単一もしくは二重の折
目、単一の折畳みシートもしくは互いに挿入される複数
の折畳みシートであってもよい。
【００１０】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明にかか
る方法および本発明にかかる装置を詳細に説明する。
【００１１】図１は、折り畳まれた主製品に挿入製品を
挿入するための本発明の方法の一実施例のダイヤグラム
である。主製品Ｈは、底部に折目を有して、挿入部１へ
開き状態で連続的に供給される。これは、ここでは公知
とされる、たとえば本願の出願人にかかるスイス特許第
５８４，１５３号もしくはヨーロッパ特許第２４１，６
３４号により知られているような、たとえば挿入ドラム
２により実行される。上記挿入ドラム２内へ、主製品は
各場合に（図示しない）セル当たり１部の主製品を有す
るうろこ状の流れ（ｓｃａｌｅ ｆｌｏｗ）の形態で導
入される。上記ドラム内での主製品の回転の間に、それ
らは搬送方向に対して直角でかつ上記ドラムの軸に平行
に少なくともそれらの幅だけドラムの軸の方向に開かれ
るとともに変位される。挿入ドラムにおけるこの単一の
回転に続いて、上記主製品は、（一点鎖線で図式的に示
すように）挿入ドラムに対して実質的に引張り部材３に
より接線方向に動かされる複数のつかみ４により挿入ド
ラム（受取り点Ｕ）から取り出される。各つかみ４は、
搬送方向Ｆにおいて注目した主製品の後部折畳み部分お
よびそれに続くもしくは追従する主製品の前部折畳み部
分をつかむ。これらの２つの折畳み部分は、折目から離
れ、かつ、上記挿入ドラムの隣接するセルと互いに直接
的に隣接して突出しており、上記挿入ドラムと同期して
セルの仕切りとともに向き付けられて動かされる、つか
みにより容易につかむことができる。主製品Ｈおよびつ
かみＦは、受取り点に対して変位した状態で搬送され
る、すなわち、それらは実質的に同じ間隔を有している
が、しかし上記主製品の中心に関して１／２の間隔だけ
位相がシフトしている。
【００１２】引張り部材３は、ともに実質的に連続する
折畳みベルトを形成している、つかみ４および主製品Ｈ
を、任意の数の挿入ステーション５の下側の挿入部１に
て搬送するとともに、挿入ステーションより上記の個々
の挿入印刷物Ｅもしくは挿入印刷物のグループをつかみ
の間から主製品内へ挿入するように挿入ステーションを
通過する。挿入印刷物の上からの供給は、たとえば制御
可能なクリップもしくはクランプ５．２を有する供給コ
ンベヤ５．１により行われ、それは自由に吊り下げるか
もしくは吊した状態で挿入印刷物Ｅを搬送するととも
に、上記供給コンベヤ５．１は挿入部１と実質的に同じ
搬送方向を有し、鋭角をなして上から挿入部に近付く。
【００１３】その中に全ての挿入印刷物Ｅが挿入されて
いる、最終製品ＨＥ、すなわち主製品Ｈは、出口ステー
ションＡにて、たとえば移送システム６に移送される。
この移送システム６はさらに制御可能なクリップもしく
はクランプ６．２を有するコンベヤ６．１であり、これ
らクリップもしくはクランプは最終製品ＨＥを下側か
ら、すなわち主製品の折目部分でつかむ。上記移送シス
テム６は挿入部１と同期しているので、クリップ間隔の
時間は同じであり上記移送システム６のクリップは、挿
入部１のつかみ４が開いて主製品を離す前に最終製品Ｈ
Ｅを確実に案内する。
【００１４】本発明にかかる挿入方法の主たる利点は、
挿入が発生したときに、主製品Ｈがつかみ４により同じ
側で保持され、公知のシステムのように、折目側では保
持されないことである。各々の主製品Ｈは、上記折目が
２つのつかみ４の間に下方に自由に吊り下げられる。折
目領域は機械的に保持されていないので、その形状はよ
り特別には既に挿入されている挿入製品に依存する。挿
入製品Ｅは、重力によりまた搬送動作の結果として生じ
る主製品Ｈの僅かな動きにより、折目に向かってできる
だけ低くなるように動く。
【００１５】さらに挿入印刷物Ｅが挿入されたときに、
主製品Ｈ内に既に位置している挿入印刷物Ｅがそれに関
して明確に規定された位置を取るようにするためには、
正確に垂直方向に吊り下がるように主製品を搬送しない
で、各主製品の折目が、製品を保持する、２つのつかみ
の間で中央の垂線に関して搬送方向に前方に変位してい
ることが有利である。したがって、搬送方向における主
製品の後側の折畳み部分Ｈｈは、挿入製品のための収納
面を構成する。これは、図３、図４、図５および図６と
ともに、より詳細に説明する、挿入点におけるつかみの
対応する位置により特に、異なった方法で遂行すること
ができる。
【００１６】挿入部１のつかみ４による主製品Ｈの受取
りの間および移送システム６への最終製品ＨＥの移送の
間にまた、主製品Ｈが吊り下がりもしくは吊り下げられ
た位置をある程度制御することができることが有利であ
り、それによりそれらは摩擦なしで受け入れられもしく
は移送される。したがって、図１に示すように、挿入ド
ラムからの受取りのためには、後側の折畳み部分のエッ
ジの位置を持つことが有利であり、一方、移送のために
は前側の折畳み部分のエッジの位置を持つことが有利で
ある。
【００１７】図１に示された方法の変形例は、挿入ドラ
ム２によっては起こらないが、しかしいくつかの他の搬
送手段によっては起こる挿入部１内への主製品Ｈの供給
を含む。他の搬送手段に関しては、各々の主製品の２つ
の折畳み部分（Ｈｖ，Ｈｈ）が上記折畳み部分のエッジ
に対向するエッジで個々につかむことができるような方
法で、主製品Ｈが搬送方向に対して直角で折目のエッジ
で（頂部もしくは底部に向かって）供給されるとともに
受入れ点（Ｕ）に開き状態で供給されるという要求がな
される。
【００１８】いま一つの変形例によれば、挿入印刷物Ｅ
の供給は、クリップ５．２を有する供給コンベヤ５．１
を通しては起こらないが、しかし異なるコンベヤシステ
ムによって起る。上記異なるコンベヤシステムは、挿入
印刷物もしくはそのグループが実質的に垂直な位置で搬
送されるとともに自由なもしくは案内された下部エッジ
で挿入点へ搬送されるという条件を満足しなければなら
ない。
【００１９】他の変形例は、クリップ６．２を有するコ
ンベヤ６．１に移送されるのではなく、異なる搬送シス
テムに移送される最終製品ＨＥを含む。異なる搬送シス
テムは、それが主製品Ｈの下方に向いた折目のエッジと
実質的に垂直な位置にて最終製品ＨＥを受けることがで
きるとともに、挿入部１のつかみ４が開いて主製品を離
す前に折目側から最終製品を支持するとともに案内する
ことができるように構成されなければならない。
【００２０】他の方法の変形例は、一定のつかみの間隔
を有する搬送部ではなく、つかみの間隔が変化する搬送
部である挿入部を含む。かかる搬送部のための装置は、
たとえば出願人にかかるヨーロッパ特許第３０９，７０
２号に述べられており、それはここでは公知であるもの
とする。かかる搬送部は、つかみの間隔が挿入点にて増
加するとともに、よりボリュームのある挿入製品の挿入
のための主製品により形成されるポケットがより広く開
くように、たとえば設計および制御される。
【００２１】他の変形例は、各々の主製品の各々の折畳
み部分が分離したつかみによりつかまれるとともに挿入
部に搬送され、主製品の折畳み部分をつかむつかみの間
の間隔が隣接する主製品の折畳み部分をつかむつかみの
間の間隔よりも大きいことを含む。
【００２２】他の方法の変形例は、２つのつかみの間の
中央の垂線に関して主製品が非対称な吊り位置を生じる
ことを含み、それらは上記２つの折畳み部分の折目から
離れたつかまれたエッジが上記折目から同じ距離でつか
まれないように主製品の２つの折畳み部分を保持する。
いいかえれば、搬送方向の主製品の前部折畳み部分Ｈｈ
はより短く形成され、搬送方向の後部折畳み部分Ｈｖは
主製品により形成される挿入ポケットのより長い吊り下
げ壁を形成し、その結果対応するつかみ位置がなくて
も、上記ポケットは挿入の目的のために好ましい吊り下
げ位置をとる。挿入ドラムからの対応する移送は図４と
ともに詳細に説明される。
【００２３】図１は、実質的に直線的な搬送部としての
挿入部を示す。挿入部の引張り部材３のかかる案内は限
定されない。上記挿入部は、これが本発明の方法にいか
なる影響も与えることなく勾配および／またはカーブを
持つことができる。
【００２４】図２は、図１よりもより詳細に、挿入部１
のつかみ４により挿入ドラム２から折り畳まれた主製品
を受けるための方法を示す。挿入ドラム２はセルを有
し、これらセルは、径方向の仕切り２１．１ないし２
１．４により互いに分離されている。セルの仕切りは、
上記ドラムの軸の方向において２１．１から２１．４
へ、主製品が挿入される後部の領域（入口領域２１．１
および２１．２）から上記主製品が挿入部のつかみによ
り受け取られるかまたは取り上げられるドラムの領域
（受取り領域２１．３および２１．４）にかけて、階段
状に変位した断面を有する断面形態で示されている。再
び、断面図において、主製品Ｈ．１からＨ．３はしたが
って異なった受取り段階にあることを示している。
【００２５】挿入ドラムのセルは、仕切り２１．１から
２１．４により実質的に互いに径方向に分離されるとと
もに、処理されるべき主製品の幅の少なくとも２倍だけ
ドラムの軸方向に伸びている。各々のセルの底部には、
搬送用スライド２２が配置され、それはドラムの軸の方
向に上記セル内で印刷製品を上記入口領域から受取領域
内へ搬送する一方、一つの搬送スライド側に対抗して圧
力レバー２３により押圧されるように固定される。セル
の開口付近のセルの仕切りには、上記ドラムの軸の方向
に変位可能な支持板があり、それは２つの隣接するセル
内に伸びている。（一点鎖線で図式的に示された）挿入
部１の引張り部材３は挿入ドラムの上に案内されるの
で、ドラムの上部領域のつかみ４はドラムの周に到達す
るとともにセルの仕切りの上に向き付けられる。
【００２６】折り畳まれた主製品は、挿入ドラム２のセ
ルに挿入されるとともに開かれており（図面では見るこ
とができない）、そして、圧力レバー２３により固定さ
れ、それらは搬送用スライド２２における折目で支持さ
れる。開くと上記折畳み部分は互いに分離するととも
に、上記セルを規定する２つの仕切りの上に実質的に係
合する。折目から離れた折畳み部分のエッジの付近にお
いて、折畳み部分がそれらの上をスライドする支持板２
４によりこの位置に保持される。搬送用スライド２２、
圧力レバー２３および支持板２４はいまや（図面の紙面
に対して直角に）ドラムの軸の方向に動くとともに、上
を挿入部１のつかみ４が動くドラム受取り領域内へ主製
品を動かす。上記セル仕切り２１．３および２１．４
は、この領域および少なくともセルの開口付近における
薄板として構成される。上記主製品は、挿入部１のつか
み４付近に搬送されるまで支持板２４により支持される
が、ここでは上記つかみ４は支持機能を有しており、上
記支持板２４はドラムの入口領域内に戻り、この入口領
域で再度それらは入ってくる製品を支持する。主製品が
つかみ４の付近に入るとすぐ、圧力レバー２３が開放さ
れ、つかみ４は閉じ、そしてそれにより続く製品の前側
の折畳み部分（たとえばＨ．２ｖ）とともに搬送方向Ｆ
の主製品の後側の折畳み部分（たとえばＨ．３ｈ）を固
定する。搬送用スライド２２に固定されない主製品はも
はや、挿入ドラムから挿入部内へ実質的に無端の折畳み
ベルトの形態で搬送される。
【００２７】図３は、挿入部の一部を通して搬送方向Ｆ
においてつかみ４により搬送される主製品を示す。つか
み４は主製品の折畳みエッジが２つのつかみの間で中央
の垂線の上流へ動くように制御される。詳細部分はどの
ようにしていま一つの製品Ｅ．４が主製品Ｈに挿入され
るかを示しており、上記主製品Ｈは既に３つの挿入製品
Ｅ．１／２／３を含んでいる。挿入製品Ｅ．４は、自由
に吊り下げられた下側のエッジを有する任意の図示しな
い、搬送システムにより、上から上記挿入部付近に動か
される。挿入製品Ｅ．４は、この製品の下側のエッジが
搬送方向においてその上側のエッジの前にある配置によ
って有利に、２つのつかみ４の間で案内部材３１により
案内される。挿入製品Ｅ．４の下部エッジがつかみ４の
間で適切に案内されると、それは供給手段により開放さ
れて、主製品Ｈにより形成されるポケット内に落ちる。
もし、折目が搬送方向で２つのつかみの間の中央の垂線
の上流となるように挿入点に主製品が搬送されると、主
製品に既に挿入されている製品Ｅ．１／２／３は後部折
畳み部分Ｈｈに係合するとともに、前の下側エッジから
挿入された製品Ｅ．４は搬送方向において既に挿入され
ている製品の上に配置される。上記主製品のかかる「傾
斜」吊り下げ配置の結果、上記挿入製品の明確に規定さ
れた位置決めとさらなる挿入プロセスのための常時の自
由挿入開口を達成することが可能である。
【００２８】図４は、図２と同じ表現で挿入部のつかみ
４による主製品Ｈのための受入れステーションＵ´の他
の方法の変形例を示す。この変形例は再び挿入ドラムか
らの受入れの問題に関連しており、この挿入ドラムで
は、主製品は搬送方向Ｆに導かれる各主製品の折畳み部
分（たとえばＨ．４ｖ）が搬送方向において前側の折畳
み部分（たとえばＨ．５ｈ）よりも下方、すなわち折目
により近いところでつかまれるように搬送される。スタ
ートすると、これは２つのつかみの間の中央の垂線に関
して主製品の挿入に好都合で、非対称な吊り下げ位置に
導くことができ、その結果、主製品の折目は搬送方向に
おいて上記中央の垂線の上流に位置する。図２において
説明したものと同じ部分には、図４にも同じ符号が付さ
れている。
【００２９】図２に示された搬送と比較して主要なちが
いは、主製品が挿入ドラムの上部領域においてつかみに
よりつかまれず、しかもドラムのセルから引き出されず
に、そのかわりに製品が上方に動いてセルの仕切りがほ
ぼ水平位置を有するドラムのセクタでこのことが起こる
ということである。この挿入ドラムの領域において、各
々の製品はまだ圧力レバー２３によりセル内に保持され
ている。
【００３０】主製品Ｈ．４からＨ．７により占められた
挿入ドラムの４つのセルが図４に見ることができるとと
もに、仕切り２１．５，２１．６および２１．７により
互いに分離され、これら仕切りはドラムの軸に対して直
角の断面で示されている。主製品Ｈ．４，Ｈ．５，Ｈ．
６およびＨ．７はまた断面で示されるとともに異なる受
入れ段階で示されている。挿入ドラムの軸方向における
主製品および主製品の開口の動きはすでにドラムのこの
領域で終わっている。その折目の付近において、各主製
品は（搬送スライド２２の前部に事実上に対抗してい
る）前側のセルの仕切りに対抗する圧力レバー２３によ
り押圧される。搬送方向における各々の主製品の前側の
折畳み部分（たとえばＨ．４ｖ）は、案内部材、たとえ
ば案内ロッド２５により、それが実質的に前側のセルの
仕切りに係合するように保持される。搬送方向における
後部折畳み部分（たとえばＨ．５ｈ）は、それが前部折
畳み部分とともに圧力レバー２３により保持されるとと
もに、受入れステーションＵ´にて重力によって後部セ
ルの仕切りである、他のものに対抗して押圧される点か
らセル内に自由に吊り下がる。このため、前部折畳み部
分は、実質的に前部セル仕切りと係合する一方、後部折
畳み部分は前部から後部セル仕切りまでのび、したがっ
て後部にて外方へより少なく伸びている。よって、つか
みによりつかまれた２つの製品のエッジは往復変位を行
い、その結果、つかみは先行する主製品の後部の折畳み
部分（たとえばＨ．５ｈ）よりも折目に近い主製品の前
部保持部分（たとえばＨ．４ｖ）をつかむ。
【００３１】つかみ４は、図２のつかみと同じ機能を有
しており、挿入ドラムと同期しているので、それらはセ
ルの仕切りに向き付けられた挿入ドラムに対抗して動
く。
【００３２】図５および図６は、搬送方向に対して直角
に見た図（図５）および搬送方向に平行に後部から見た
図（図６）として、本発明にかかる挿入方法の実施を可
能にするつかみの実施例を示している。上記つかみは、
同じ出願人によるスイス特許第６４４，８１６号にかか
るものでここでは公知とされるものよりもさらに進歩し
たものである。しかしながら、ほかのつかみも使用する
ことできることは明らかである。
【００３３】上記つかみは、準停止状態のクランプ用の
舌部４１を含み、それは、図示しないつる巻きばねの一
部に構成される、移動可能なクランプ用の舌部４３と同
様に、つかみのケーシング４２の一部に構成される。上
記つかみはシャフト４４で引張り部材３に接続される。
シャフトは引張り部材のベアリング４５およびケーシン
グ４２に回転状態に取り付けられる。ケーシングは第１
の制御ロール４６によりシャフト４４の軸の周りに軸支
され、第１の制御ロール４６はケーシング４２に固定さ
れた制御シャフト４６．１に回転可能に配置されて制御
リンク４７の挿入部に沿って回動することができる。
【００３４】第２の制御ロール４８は、シャフト４４に
固定された接続片４９に回転可能に配置されるととも
に、対応するリンク５０上で回動しているシャフト４４
の回転位置を決定する。移動可能なクランプ用の舌部４
３の上に形成されたつる巻きばねはシャフト４４に固定
され、それにより、シャフト４４の回転位置およびケー
シングの枢支位置が移動可能なクランプ用の舌部４３の
位置および上記つる巻きばねのばね力を決定する。
【００３５】固定のクランプ用舌部に関して、移動可能
なクランプ用の舌部４３は、上記第２の制御ロール４８
が対応するリンク５０の上を走るときに、（一点鎖線の
形態で示された）開き位置に保持される。もし、第２の
制御ロール４８およびそれとともに、シャフト４４が矢
印Ｃの方向において、しかも変化せずに維持されている
ケーシング４２の枢支位置で対応する制御リンク５０に
より回動されると、回動可能なクランプ用の舌部４３が
固定のクランプ用の舌部４１に対抗して動く、すなわ
ち、つかみが閉じる。上記可動舌部が固定舌部に対して
停止すると、上記ばねは付勢力が作用する。上記つかみ
はラッチングシステムを有し、このラッチングシステム
は上記閉じ位置で２つの舌部を固定する。上記ラッチン
グシステムは、たとえば、シャフト４４に固定された止
め金５１およびケーシングに枢着された対応する切欠５
２を含む。この切欠はばねによりそのラッチ位置に押入
されるとともに制御リンク５３により開かれる。ラッチ
ングシステムが係合すると、移動可能なクランプ用の舌
部４３は固定のクランプ用の舌部４１に固く接続され、
それによりシャフト４４に関するケーシング４２の旋回
がブロックされる。開き状態と閉じ状態の両方で、つか
みの枢着位置は、第１の制御ロール４６が対応する制御
リンク４７により旋回され、移動可能なクランプ用の舌
部の旋回が対応するリンク５０により妨げられないなら
２つのクランプ用の舌部がまた回動して、修正すること
ができる。図５は中心位置におけるつかみを示し、それ
では印刷物が実質的に垂直につかまれる、すなわち、２
つの隣接するつかみによりつかまれる折り畳まれた印刷
製品が対称に下方に吊り下げられる。第１の制御ロール
４６の枢支、したがってつかみは、矢印Ｂの方向におい
て、図３に示すように、挿入位置内に後部を持ち込む。
反対の方向における旋回は、受取り領域において有利で
あるように（図２および図４と比較）、受取り位置を生
じる。
【００３６】つかみ支持要素５４．１および５４．２
が、間隔をおいて、両側に設けられるとともにシャフト
４４に固定される。これらの要素はつかみの閉成の間
（受入れ）に移動可能なクランプ用の舌部とともに動い
て、それに対応して製品のエッジがつかまれるように案
内する。案内部で、それらは上記つかみとともに挿入位
置内に持ち込まれ、それによりそれらの下部は上部の前
側にある。もし、搬送されるべき主製品があまり堅くな
く、かつ、その中心領域におけるつかみによる支持が完
全に満足すべき挿入プロセスのために充分でないなら
ば、かかる支持要素は特に有利である。引張り部材３
は、たとえばチャンネル５５における駆動チェーン５４
として、構成することができる。つかみ４の上の空間は
挿入のために自由でなければならないので、引張り部材
３の横方向につかみ４を配置することが必要である。製
品および装置の実施例のものの重量の故に、引張り部材
は単に一側に配置されていてもよく、あるいはかかる引
張り部材が両側に設けられる。図５および図６にかかる
実施例において、一側に引張り部材がありまた他側にレ
ール５６上で回転する支持ロール５７がある。
【００３７】図７および図８は、本発明にかかる方法に
適したつかみ（４´）のさらに他の実施例を示すととも
に、再度、搬送方向に直角にみた図面（図７）および搬
送方向に平行にみた図面（図８）として示す。それは図
５および図６にかかるつかみのさらに発展したものであ
る。つかみ４´は実質的に対応する引張り部材３´の下
に位置しているが、しかし、つかみのケーシング８１の
上に形成された準固定のクランプ用舌部は横方向に拡幅
されているので、それは少なくともつかみのケーシング
８１の横方向に処理されるべき主製品Ｈの幅だけ広が
る。つかみを搬送するシャフト８３はまた同じ幅にわた
って伸びるとともに、それに対して２つの可動のクラン
プ用の舌部８４．１および８４．２が拡大された、準固
定のクランプ用の舌部８２の付近に取り付けられる。つ
かみ４´の機能は図５および図６の機能と同じである。
【００３８】つかみのケーシング８１から一側に突出す
るシャフト８３の上に、挿入型板８５が屋根状に配置さ
れ、この挿入型板は全挿入部を通して上記つかみととも
に動き、挿入されるべき製品のための案内部材として機
能する。
【００３９】図９は、挿入部１のつかみ４により折り畳
まれた主製品Ｈの受入れと関連するさらに他の変形例を
示す。この変形例において、挿入ドラムは主製品の供給
および開きのために使用されないで、それは供給搬送手
段９０により置換され、この供給搬送手段９０は折目に
て吊り下げられるとともにつかまれた主製品を搬送し、
開き手段９１は主製品の自由に吊り下がった折畳み部分
を分離し、すなわち、主製品を分離し、開き保持手段９
２は、主製品の開きを保持する。供給搬送手段はクリッ
プもしくはクランプコンベヤにより構成することがで
き、それは主製品を、たとえば、うろこ状の流れもしく
は収集ドラムから転送ステーションにて取り上げる。開
き手段および開き保持手段は周知であって、たとえば出
願人自身の２つのスイス特許出願２０７４／９１−９
（出願９１年７月１１日）および１１１６／９２−１
（出願９２年４月６日）に述べられている。
【００４０】図９にも示されているように、主製品の開
きを保持するために、たとえば、開き手段９１により開
かれた製品内に横方向に挿入される案内手段９３が用い
られ、それがまた搬送方向Ｆに動くと、主製品がまた非
対称に開かれる。このことは、上記案内手段９３が供給
搬送手段９０によりつかまれた折目の下で実質的に垂直
に単に僅かに開かれた主製品内に導入されて、それから
手段９０よりもいくらかよりゆっくりと搬送方向に動く
ということにより達成される。したがって、搬送方向に
おける前側の折畳み部分Ｈｖは、実質的に垂直に吊り下
げられる一方、搬送方向における後側の折畳み部分Ｈｈ
は、後方に片寄らせられる。もし、後側の折畳み部分か
ら離れたそのエッジが続く製品の前の折畳み部分に近付
く程度に上記後側の折畳み部分が片寄ると、２つの折畳
み部分が挿入部からつかみによりつかむことができる。
このようにしてつかまれた主製品により形成された挿入
ポケットは、図４のもののように、前側の折畳み部分Ｈ
ｖが後側の折畳み部分Ｈｈよりも折目に近くでつかまれ
ることで、搬送方向において前側の折畳み部分を有す
る。
【００４１】挿入部１のつかみ４により供給搬送手段か
らつかまれた主製品は、かたより手段９４により下方に
吊り下げられる折目を有する挿入に必要な位置に回動
し、挿入プロセスが前記したように発生する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 折り畳まれた主製品に印刷された製品を挿入
するための本発明にかかる方法の一実施例のダイヤグラ
ムである。
【図２】 搬送方向に対して直角にみた主製品の受取部
の詳細図である。
【図３】 搬送方向に対して直角にみた挿入部の詳細図
である。
【図４】 いま一つの実施例のための主製品の受取部の
図２と同様の詳細図である。
【図５】 搬送方向に対して直角にみたつかみの一実施
例である。
【図６】 搬送方向に平行にみた図５にかかるつかみで
ある。
【図７】 搬送方向に直角にみたつかみのいま一つの実
施例である。
【図８】 搬送方向に平行にみた図７にかかるつかみで
ある。
【図９】 挿入部の搬送手段による主製品の受取り部の
変形例である。
【符号の説明】
１ 挿入部 ２ 挿入ドラム ３ 引張り部材 ３´ 引張り部材 ４ つかみ ４´ つかみ ５ 挿入ステーション ５．１ 供給コンベヤ ５．２ クリップもしくはクランプ ６ 移送システム ６．１ コンベヤ ６．２ クリップもしくはクランプ ２１．１ 仕切り ２１．２ 仕切り ２１．３ 仕切り ２１．４ 仕切り ２１．５ 仕切り ２１．６ 仕切り ２１．７ 仕切り ２２ 搬送用スライド ２３ 圧力レバー ２４ 支持板 ２５ 案内ロッド ３１ 案内部材 ４１ 舌部 ４２ ケーシング ４３ 舌部 ４４ シャフト ４５ ベアリング ４６ 制御ロール ４６．１ 制御シャフト ４７ 制御リング ４８ 第２の制御ロール ４９ 接続片 ５０ リンク ５１ 止め金 ５２ 切欠 ５３ 制御リンク ５４ 駆動チェーン ５４．１ つかみ支持要素 ５４．２ つかみ支持要素 ５５ チャンネル ５６ レール ５７ 支持ロール ８１ ケーシング ８２ 舌部 ８３ シャフト ８４．１ 舌部 ８４．２ 舌部 ８５ 挿入型板 ９０ 供給搬送手段 ９１ 開き手段 ９２ 開き保持手段 ９３ 案内手段 ９４ かたより手段 Ａ 出口ステーション Ｅ 挿入製品 Ｈ 主製品 Ｕ 受取り点 Ｕ´ 受取り点 Ｈｖ 前部折畳み部分 Ｈｈ 後部折畳み部分 ＨＥ 最終製品

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ２つの折畳み部分に折り畳まれた主製品
    （Ｈ）が受取りステーション（Ｕ）内へ搬送されるとと
    もにそこから挿入部（１）を経て移送ステーション
    （Ａ）内へ搬送され、上記挿入部（１）に沿って挿入製
    品（Ｅ）が挿入される折り畳まれた主製品（Ｈ）に挿入
    製品（Ｅ）を挿入するための方法において、折り畳まれ
    た主製品（Ｈ）が上記受取りステーション（Ｕ）内へ搬
    送方向（Ｆ）に対して直角に向き付けられた折目を有し
    て搬送され、受取りステーション（Ｕ，Ｕ´）にて各主
    製品（Ｈ）の２つの折畳み部分が上記搬送方向（Ｆ）に
    て互いに間隔を有する２つの搬送手段により上記折目に
    対向するエッジの付近でつかまれ、上記主製品（Ｈ）が
    上記挿入部にわたって折目が自由に下方に吊り下がって
    上記搬送手段により搬送され、上記挿入製品（Ｅ）が上
    記搬送手段の間で上方から上記主製品（Ｈ）に挿入され
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 搬送方向（Ｆ）における主製品（Ｈ）の
    後部折畳み部分（Ｈｈ）が上記搬送方向において次に続
    く主製品の前部折畳み部分（Ｈｖ）と同じ搬送手段によ
    りつかまれて搬送されることを特徴とする請求項１記載
    の方法。
  3. 【請求項３】 上記主製品（Ｈ）の吊下げ位置が上記受
    取りステーション（Ｕ）から挿入部（１）を経由して移
    送ステーション（Ａ）へのその搬送の間に修正されるこ
    とを特徴とする請求項１または２のいずれかに記載の方
    法。
  4. 【請求項４】 上記挿入点における主製品（Ｈ）の吊下
    げ位置は、上記搬送方向（Ｆ）において、上記製品の２
    つの折畳み部分を保持する、２つの搬送手段の間の中央
    の垂線の上流に上記折目が配置される請求項３記載の方
    法。
  5. 【請求項５】 上記受取りステーション（Ｕ´）におい
    て搬送方向（Ｆ）の各主製品（Ｈ）の前部折畳み部分
    （Ｈｖ）が後部折畳み部分（Ｈｈ）よりも上記折目によ
    り近くでつかまれ、前部折畳み部分の吊下げ部分が後部
    折畳み部分の吊下げ部分よりも短いことを特徴とする請
    求項１または２のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項６】 挿入製品（Ｅ）が自由に吊り下げられた
    状態で挿入部（１）に案内されるとともに、各挿入製品
    （Ｅ）の下側エッジが挿入のために固定のガイド（３
    １）により案内されることを特徴とする請求項４または
    ５のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項７】 上記挿入製品がまた上記搬送手段ととも
    に動く挿入板（８５）により案内される請求項６記載の
    方法。
  8. 【請求項８】 主製品の２つの折畳み部分を保持する２
    つの搬送手段の間隔を修正して挿入部（１）を搬送する
    間に、上記主製品がより大きい程度もしくはより小さい
    程度開かれる請求項１から７のいずれか一に記載の方
    法。
  9. 【請求項９】 折り畳まれた主製品（Ｈ）がうろこ状の
    流れ（ｓｃａｌｅｆｌｏｗ）として挿入ドラム（２）内
    に案内され、その中で開くとともに挿入部（１）の搬送
    手段によりそこから取り出されることを特徴とする請求
    項１から８のいずれか一に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 折り畳まれた主製品（Ｈ）が自由に吊
    り下げられた状態でかつ実質的に上方に向けられた折目
    を有して供給搬送手段（９０）により供給され、各主製
    品の吊下げ折畳み部分が開き手段（９１）により互いに
    分離され、上記折り畳まれた主製品が開き保持手段（９
    ２）により開きが保持される一方、上記折畳み部分が挿
    入部（１）のつかみ（４，４´）によりつかまれ、上記
    主製品（Ｈ）がかたよりにより下方に向けられた折目で
    挿入のために必要な位置に持ち込まれることを特徴とす
    る請求項１から８のいずれか一に記載の方法。
  11. 【請求項１１】 上記開き保持手段が単に主製品の後部
    折畳み部分（Ｈｈ）に作用し、前部折畳み部分（Ｈｖ）
    が実質的に自由に吊り下がっていることを特徴とする請
    求項１０に記載の方法。
  12. 【請求項１２】 上記開き保持手段（９２）は案内手段
    （９３）であって、この案内手段は開かれた主製品
    （Ｈ）内に横方向で実質的に折目の下に挿入されるとと
    もに、供給搬送手段（９３）のスピードよりも低いスピ
    ードで実質的に上記折目と平行に動き、各主製品の後部
    折畳み部分（Ｈｈ）が搬送方向において後方にかたよせ
    られる一方、前部の折畳み部分（Ｈｖ）が実質的に自由
    に吊り下がることを特徴とする請求項１１に記載の方
    法。
  13. 【請求項１３】 主製品（Ｈ）および少なくとも一つの
    挿入された挿入製品（Ｅ）を含む最終製品（ＨＥ）が挿
    入部（１）に続いて移送システム（６）に移送されるこ
    とを特徴とする請求項１から１２のいずれか一に記載の
    方法。
  14. 【請求項１４】 折り畳まれた主製品を開き状態で受取
    り部（Ｕ，Ｕ´）に案内する折り畳まれた主製品のため
    の供給手段（２，９０／９１／９２）を有し、受取りス
    テーション（Ｕ，Ｕ´）より前方にある挿入部（１）で
    あって少なくとも一つの引張り部材（３，３´）および
    つかみ（４，４´）およびさらに上記挿入部（１）に対
    抗して上から向き付けられる挿入製品（Ｅ）のための供
    給部分を有する挿入部（１）を有し、主製品（Ｈ）のた
    めの供給手段（２）および挿入部（１）のつかみ（４，
    ４´）が互いに同調して上記つかみ（４）および主製品
    （Ｈ）の中心が受取りステーション（Ｕ）にて互いに関
    して変位することを特徴とする請求項１から１３のいず
    れか一に記載の方法を実施するための装置。
  15. 【請求項１５】 上記主製品（Ｈ）のための供給手段
    （２）が挿入ドラムであることを特徴とする請求項１４
    記載の装置。
  16. 【請求項１６】 上記挿入部の引張り部材（３，３´）
    は上記受取り部（Ｕ）が挿入ドラムの上部領域にあるよ
    うに配置される請求項１５記載の装置。
  17. 【請求項１７】 上記挿入部の引張り部材（３，３´）
    は上記挿入ドラムのセルの仕切りが上昇形態でほぼ水平
    位置を経て動く領域に上記受取りステーション（Ｕ´）
    が位置するように配置されることを特徴とする請求項１
    ５記載の装置。
  18. 【請求項１８】 上記供給手段は下方に向けられた折畳
    み部分を有する主製品の自由吊下げ供給のための供給搬
    送手段（９０）と、吊り下がって供給された製品の吊り
    下がっている折畳み部分を分離するための開き手段（９
    １）と、上記挿入部（１）の搬送手段（４，４´）によ
    る受取りのための開かれた主製品を開き保持するための
    開き保持手段（９３）とを有し、上記挿入部の引張り部
    材（３，３´）が受取りステーションと第１の挿入点と
    の間でかたよりを有することを特徴とする請求項１４記
    載の装置。
  19. 【請求項１９】 上記開き保持手段（９２）は開かれた
    主製品に横方向に挿入可能で上記供給搬送手段（９０）
    に平行な搬送方向において移動可能な案内手段（９３）
    を有することを特徴とする請求項１８記載の装置。
  20. 【請求項２０】 上記つかみ（４，４´）が引張り部材
    （３，３´）の水平軸（４４，８３）の周りに旋回する
    ように配置されていることを特徴とする、少なくとも一
    つの引張り部材（３，３´）およびつかみを含む請求項
    １４から１９のいずれか一に記載の装置の挿入部のため
    のコンベヤ。
  21. 【請求項２１】 上記つかみ（４，４´）が横方向もし
    くは引張り部材の下に配置されていることを特徴とする
    請求項２０記載のコンベヤ。
  22. 【請求項２２】 各つかみ（４，４´）がシャフト（４
    ４，８３）に配置され、このシャフトはその一方側で上
    記引張り部材（３，３´）に接続されるとともに、他方
    側でレール（５６）上を走る支持ロール（５７）を保持
    していることを特徴とする請求項２１記載のコンベヤ。
  23. 【請求項２３】 上記つかみ（４，４´）が２つの引張
    り部材の間に配置されていることを特徴とする請求項２
    １記載のコンベヤ。
  24. 【請求項２４】 各つかみ（４，４´）はシャフト（４
    ４，８３）で引張り部材（３）に固定されるとともに、
    準固定クランプ用の舌部（４１，８２）と少なくとも一
    つの可動クランプ用舌部（４３，８４．１，８４．２）
    とを有し、上記シャフト（４４）が引張り部材のベアリ
    ング（４５）に枢着されており、上記固定クランプ用舌
    部（４１，８２）が上記シャフトに回動可能に配置され
    るかまたは上記可動クランプ用舌部（８４．１，８４．
    ２）がスプリングによりシャフト（４４，８３）に接続
    されていることを特徴とする請求項２０から２３のいず
    れか一に記載のコンベヤ。
  25. 【請求項２５】 上記つかみが制御手段を有し、この制
    御手段により準固定クランプ用舌部（４１）の枢支位置
    および上記固定クランプ用舌部（４１）に関する可動ク
    ランプ用舌部（４３）の位置を制御することが可能であ
    ることを特徴とする請求項２４記載のコンベヤのための
    シャフトを有するつかみ。
  26. 【請求項２６】 上記制御手段として第１および第２の
    制御ロール（４６，４８）を備えていることを特徴とす
    る請求項２５記載のつかみ。
  27. 【請求項２７】 上記つかみがロック手段（５０，５
    １）を有し、これらロック手段により２つのクランプ用
    舌部（４１，４３）が閉じ位置に固定することができる
    と同時に上記シャフト（４４）に関する固定クランプ舌
    部（４１）の回動可能性をブロックすることができるこ
    とを特徴とする請求項２５または２６のいずれか一に記
    載のつかみ。
  28. 【請求項２８】 上記つかみは上記シャフト（４４）の
    中央部に配置されるとともに、上記つかみ（４）のいず
    れかの側に上記シャフト（４４）に固定される支持要素
    （５４．１，５４．２）があることを特徴とする請求項
    ２５から２７に記載のつかみ。
  29. 【請求項２９】 上記つかみ（４´）が上記シャフトの
    一側に配置されるとともに、それが一側につかみのケー
    シング（８１）の上に突出する準固定のクランプ用舌部
    （８２）を有するとともに、その横方向に少なくとも２
    つの可動クランプ用舌部（８４．１，８４．２）を有す
    ることを特徴とする請求項２４記載のコンベヤのための
    シャフトを有するつかみ。
  30. 【請求項３０】 挿入型材（８５）が上記つかみのケー
    シング（８１）の横方向に上記シャフト（８３）を覆っ
    て屋根状に配置されていることを特徴とする請求項２９
    記載のつかみ。
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