JPH05246568A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05246568A
JPH05246568A JP4084485A JP8448592A JPH05246568A JP H05246568 A JPH05246568 A JP H05246568A JP 4084485 A JP4084485 A JP 4084485A JP 8448592 A JP8448592 A JP 8448592A JP H05246568 A JPH05246568 A JP H05246568A
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JP
Japan
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sheet
paper
image forming
feeding
placing
Prior art date
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Application number
JP4084485A
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English (en)
Inventor
Tomoko Takahashi
朋子 高橋
Hiroshi Yoshizawa
浩 吉沢
Naomoto Sato
直基 佐藤
Kimiko Maruyama
王子 丸山
Yutaka Fukuchi
豊 福地
Keisuke Hayashi
圭介 林
Masayuki Koga
雅之 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙補給にかかる作業性を改善し,補給動作
を簡便にして,用紙の補給を容易に行う。また,用紙補
給を容易に,且つ,効率的に行える新しい機能を提供す
る。 【構成】 用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送手段
と,用紙に画像形成を行う画像形成手段と,装置外部に
露出した状態で配設された用紙載置手段と,用紙載置手
段に載置された用紙を,用紙収納部,或いは,画像形成
手段の何れかへ択一的に搬送するための搬送手段と,搬
送先を指定する搬送先指定手段と,用紙載置手段に用紙
が載置されており,且つ,搬送先として用紙収納部が指
定されている時に,用紙載置手段上の用紙と同一サイズ
の用紙を使用する画像形成動作の開始が指示されると,
搬送手段を制御して用紙載置手段に載置されている用紙
を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行する制御
手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写装置等の画像形成装
置に関し,より詳細には,用紙補給を行うための用紙載
置台を,装置外部に露出した状態で設けた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している複写装置等の画
像形成装置にあっては,装置内部に用紙を収納するため
のカセット等の用紙収納部を有しており,該用紙収納部
から給送される用紙上に画像形成を行う構成である。従
って,画像形成装置では,所定量の用紙を装置内の用紙
収納部に収納し,必要に応じて一枚ずつ画像形成部に送
り出している。
【0003】即ち,用紙は画像形成によって消費される
消耗品であるため,定期的に補給する必要がある。従
来,この用紙の補給動作は,人手によって行われるのが
一般的である。また,補給頻度は,画像形成装置に収納
できる用紙の量が一定であるため,画像形成装置の使用
頻度が多くなる程頻繁に行う必要が生ずる。
【0004】一方,このような用紙の補給動作を簡便に
行えるようにするものとして,例えば,特開昭60−
97145号公報「給送装置」,実開昭49−105
431号公報「給送用カットシート束」,特開平1−
242336号公報「シート給送装置」等が提案されて
いる。
【0005】特開昭60−97145号公報「給送装
置」は,シートの包装材を,ボール紙,樹脂等の腰の強
い材料で箱状に構成し,給送用ローラ及び分離爪等が当
接する部分を該箱状部材により切り離した後に,画像形
成装置本体の給紙位置に装着する。即ち,シートの包装
材を該箱状部材のシート給送用のカセットとして使用す
ることにより,シートを包装材に収納したままの状態で
容易に取り扱えるようにし,人手による補給動作の操作
性の向上を図ったものである。
【0006】また,実開昭49−105431号公報
「給送用カットシート束」は,シート束側端部をバンド
によって固定した状態とし,カセットへのシート補給の
際のシート揃え動作を不要とすることにより,補給動作
の操作性の向上を図ったものである。
【0007】また,特開平1−242336号公報
「シート給送装置」は,移送ベルト上に第1,第2カセ
ットを載置し,第1カセット内のシートが無くなると第
2カセットをシート搬送位置に移送し,それに伴い第1
カセットを装置外に自動的に排出するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
画像形成装置において,用紙の補給を行う場合,基本的
に人手を介して装置内部の用紙収納部(例えば,カセッ
ト等)に用紙を積載する必要があるため,以下のような
問題点があった。
【0009】画像形成装置では,用紙収納部から装置内
部の画像形成部に用紙を効率的に送り出す必要上,用紙
収納部の装置本体における位置が必然的に定まってお
り,用紙補給の際には用紙収納部のある位置に用紙を補
給する必要がある。即ち,従来からあるカセット方式の
場合,用紙補給動作は,装置本体からカセット(用紙収
納部)を取り外し,該カセットに用紙を積載し,再び装
置本体に装着するという動作となるため,非常に面倒で
あるという問題点があった。
【0010】また,近年,広く普及しつつあるフロント
ローディング方式の場合,用紙補給動作は,装置本体か
らトレイ(用紙収納部)を引き出し,該トレイ内に用紙
を積載し,装置本体にトレイを収めるという動作とな
る。これは,カセット方式と比較すると,重いカセット
を持つ必要がないという利点があるが,フロントローデ
ィング方式の構成上,用紙収納部であるトレイは装置下
方に設けられている場合が多いため,腰をかがめて用紙
補給を行わなければならず,作業性が悪いという問題点
があった。
【0011】また,用紙収納部は,積載された用紙を長
期間収納し,吸湿や,落下物等から保護する必要がある
ため,例えば,カセット方式では用紙収納部(カセッ
ト)に対するカバーを必要とし,フロントローディング
方式では用紙収納部(トレイ)が装置本体内に収納され
ている。従って,用紙補給においては,カバーを取り除
いたり,装置本体から引き出したりする必要があるた
め,補給動作が更に煩雑となり,面倒であるという問題
点もあった。
【0012】また,複数の用紙収納部を有する画像形成
装置では,用紙の無くなった用紙収納部に対して用紙を
補給する必要があるため,オペレータは用紙のない用紙
収納部を特定するために装置本体の表示部において確認
し,補給を必要とする用紙収納部を捜さなければなら
ず,作業が煩雑であるという問題点もあった。
【0013】一方,特開昭60−97145号公報
「給送装置」によれば,シートの包装材をシート給送用
のカセットとして使用することにより,人手による補給
動作の操作性の向上を図っているが,シートの包装材に
カセットとして使用できるだけの強度を与える必要があ
るため,本来のシート収納のみを目的とする場合と比較
して,必然的にコストが上がるという問題点や,包装材
及び装置本体の受入れ部が共に専用品となり汎用性に欠
けるという問題点があった。
【0014】また,実開昭49−105431号公報
「給送用カットシート束」によれば,シート揃え動作を
不要とすることにより,補給動作の操作性の向上が図れ
るものの,カセットの取り外し及び装着,或いは,トレ
イの引き出し及び収納等の動作や,用紙の積載動作等が
必要であり,依然として用紙補給にかかる煩雑さが残っ
ていた。
【0015】また,特開平1−242336号公報
「シート給送装置」によれば,カセットを自動的に交換
することにより,操作性の向上が図れるものの,交換用
カセットへの用紙補給にかかる煩雑さが残っていた。
【0016】更に,従来の画像形成装置によれば,大別
して,転写紙に画像を形成するための画像形成機能,原
稿を自動的に搬送するための原稿自動搬送機能,用紙収
納部から転写紙を供給し,所定の排紙部へ排紙する用紙
搬送機能等のように,直接,画像形成プロセスにかかわ
る機能は充実しているものの,用紙補給にかかわる手間
は仕方がないものとして受け入れられているため,用紙
収納部に対する用紙補給を自動化するという概念自体が
適用されておらず,用紙の補給動作のための機能が備え
られていないという問題点もあった。
【0017】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,用紙補給にかかる作業性を改善し,補給動作を簡便
にして,用紙の補給を容易に行えるようにすることを目
的とする。
【0018】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,用紙補給を容易に,且つ,効率的に行える新
しい機能を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,用紙を収納するための用紙収納部を有し
た画像形成装置において,用紙収納部に収納されている
用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送手段と,分離給送
手段によって送り出された用紙に画像形成を行う画像形
成手段と,装置外部に露出した状態で配設された用紙載
置手段と,用紙載置手段に載置された用紙を,用紙収納
部,或いは,画像形成手段の何れかへ択一的に搬送する
ための搬送手段と,搬送手段による搬送先を指定する搬
送先指定手段と,用紙載置手段に用紙が載置されてお
り,且つ,搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収
納部が指定されている時に,用紙載置手段に載置されて
いる用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形成動作の
開始が指示された場合,搬送手段を制御して用紙載置手
段に載置されている用紙を画像形成手段に搬送し,画像
形成動作を実行する制御手段とを備えた画像形成装置を
提供するものである。尚,前述した制御手段は,用紙載
置手段に用紙が載置されており,且つ,搬送先指定手段
を介して搬送先として用紙収納部が指定されている時
に,用紙載置手段に載置されている用紙と同一サイズの
用紙を使用する画像形成動作の開始が指示され,更に用
紙収納部に該当するサイズの用紙がない場合,搬送手段
を制御して用紙載置手段に載置されている用紙を画像形
成手段に搬送し,画像形成動作を実行することが望まし
い。
【0020】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,用紙を収納するための用紙収納部を有した画像形成
装置において,用紙収納部に収納されている用紙を一枚
ずつ分離給送する分離給送手段と,分離給送手段によっ
て送り出された用紙に画像形成を行う画像形成手段と,
装置外部に露出した状態で配設された用紙載置手段と,
用紙載置手段に載置された用紙を,用紙収納部,或い
は,画像形成手段の何れかへ択一的に搬送するための搬
送手段と,搬送手段による搬送先を指定する搬送先指定
手段と,画像形成手段が分離給送手段によって送り出さ
れた用紙に画像形成を行っている時に,用紙載置手段に
使用中のサイズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,
搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定
された場合,分離給送手段の分離給紙を中止し,搬送手
段を制御して用紙載置手段に載置されている用紙を画像
形成手段に搬送し,画像形成動作を実行する制御手段と
を備え画像形成装置を提供するものである。
【0021】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,用紙を収納するための用紙収納部を有した画像形成
装置において,用紙収納部に収納されている用紙を一枚
ずつ分離給送する分離給送手段と,分離給送手段によっ
て送り出された用紙に画像形成を行う画像形成手段と,
装置外部に露出した状態で配設された用紙載置手段と,
用紙載置手段に載置された用紙を,用紙収納部,或い
は,画像形成手段の何れかへ択一的に搬送するための搬
送手段と,搬送手段による搬送先を指定する搬送先指定
手段と,画像形成手段が分離給送手段によって送り出さ
れた用紙に画像形成を行っている時に,用紙載置手段に
使用中のサイズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,
搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定
された場合,分離給送手段から画像形成手段までの搬送
距離と用紙載置手段から画像形成手段までの搬送距離と
を比較して,搬送距離の短い方から用紙を給送して画像
形成動作を実行する制御手段とを備えた画像形成装置提
供するものである。尚,前述した制御手段は,分離給送
手段から画像形成手段までの搬送距離の方が短い場合に
は,分離給送手段より送り出された用紙に画像形成を行
い,同時に用紙載置手段から該当する用紙収納部へ用紙
を搬送する搬送制御を実行することが望ましい。
【0022】
【作用】本発明の画像形成装置(請求項1〜5)におい
て,用紙載置手段に用紙を載置し,搬送先指定手段で搬
送先(用紙収納部)を指定すると,用紙載置手段に載置
された用紙が搬送手段によって用紙収納部に搬送され
る。
【0023】本発明の画像形成装置(請求項1)におい
て,制御手段は,用紙載置手段に用紙が載置されてお
り,且つ,搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収
納部が指定されている時に,用紙載置手段に載置されて
いる用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形成動作の
開始が指示された場合,搬送手段を制御して用紙載置手
段に載置されている用紙を画像形成手段に搬送し,画像
形成動作を実行する。
【0024】本発明の画像形成装置(請求項2)におい
て,制御手段は,用紙載置手段に用紙が載置されてお
り,且つ,搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収
納部が指定されている時に,用紙載置手段に載置されて
いる用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形成動作の
開始が指示され,更に用紙収納部に該当するサイズの用
紙がない場合,搬送手段を制御して用紙載置手段に載置
されている用紙を画像形成手段に搬送し,画像形成動作
を実行する。
【0025】本発明の画像形成装置(請求項3)におい
て,制御手段は,画像形成手段が分離給送手段によって
送り出された用紙に画像形成を行っている時に,用紙載
置手段に使用中のサイズと同一サイズの用紙が載置さ
れ,且つ,搬送先指定手段を介して搬送先として用紙収
納部が指定された場合,分離給送手段の分離給紙を中止
し,搬送手段を制御して用紙載置手段に載置されている
用紙を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行す
る。
【0026】本発明の画像形成装置(請求項4及び5)
において,制御手段は,画像形成手段が分離給送手段に
よって送り出された用紙に画像形成を行っている時に,
用紙載置手段に使用中のサイズと同一サイズの用紙が載
置され,且つ,搬送先指定手段を介して搬送先として用
紙収納部が指定された場合,分離給送手段から画像形成
手段までの搬送距離と用紙載置手段から画像形成手段ま
での搬送距離とを比較して,搬送距離の短い方から用紙
を給送して画像形成動作を実行する。また,分離給送手
段から画像形成手段までの搬送距離の方が短い場合に
は,分離給送手段より送り出された用紙に画像形成を行
い,同時に用紙載置手段から該当する用紙収納部へ用紙
を搬送する搬送制御を実行する。
【0027】
【実施例】以下,本発明の画像形成装置を複写装置に適
用した場合を〔実施例1〕,〔実施例2〕,〔実施例
3〕の順序で説明する。
【0028】〔実施例1〕実施例1の複写装置は,装置
外部に露出した状態で配設された用紙載置手段に用紙を
載置し,搬送先指定手段で搬送先(用紙収納部)を指定
すると,搬送手段により用紙載置手段に載置された用紙
を用紙収納部に搬送する構成である。以下,実施例1の
複写装置について, 複写装置の概略構成 自動原稿・転写紙搬送装置の構成 電源系統及びメイン制御部の構成 ドア機構の構成 定着装置の構成 メイン制御部の制御動作 割込み処理 具体的な動作例(請求項1に対応) 具体的な動作例(請求項3に対応) の順序で図面を参照して詳細に説明する。
【0029】複写装置の概略構成 図1は,実施例1の複写装置(画像形成装置)の外観図
を示し,複写装置本体100の上方投影面内の装置上面
に自動原稿・転写紙搬送装置200が載置されている。
自動原稿・転写紙搬送装置200には,図示の如く,2
つの用紙載置台201,202が設けられている。ま
た,複写装置本体100の前面には操作表示部300が
設けられている。
【0030】図2は,複写装置本体100及び自動原稿
・転写紙搬送装置200の構成を示す。自動原稿・転写
紙搬送装置200は,複写装置本体100のプラテンガ
ラス111の上に装備されており,用紙(原稿或いは転
写紙)を載置する用紙載置台201,202と,用紙載
置台201,202から送り出された用紙をプラテンガ
ラス111側,或いは,後述する給紙カセット131〜
134側へ導くための切替部203,204,205
と,用紙載置台201,202から送り出された用紙を
プラテンガラス111上に搬送する搬送ベルト206
と,露光処理の終了した用紙を排紙するための排紙台2
07とを備えている。
【0031】複写装置本体100は,大別して,光学系
110,作像系120,用紙収納・給送系130,補給
搬送系140とから成る。
【0032】光学系110は,原稿を載置するためのプ
ラテンガラス111と,原稿照明用の露光ランプ112
と,反射光を後述する感光体ベルト121へ導くための
Vミラー113,レンズ114,ミラー115とから構
成される。
【0033】作像系120は,感光体ベルト121と,
感光体ベルト121の表面を一様に帯電する帯電チャー
ジャー122と,感光体ベルト121上に形成された静
電潜像をトナー現像して可視像化する現像装置123
と,現像によって得られた感光体ベルト121上のトナ
ー像を転写紙に転写するための転写チャージャー124
と,転写の終了した転写紙を感光体ベルト121から分
離するための分離チャージャー125と,転写紙分離後
の感光体ベルト121の表面上に残存するトナーを除去
するクリーニング装置126と,転写紙上のトナー像を
定着させるための定着装置127とから構成される。
【0034】用紙収納・給送系130は,転写紙を収納
する4つの給紙カセット131,132,133,13
4と,これら給紙カセット131〜134から給送され
た転写紙を作像系120へ導くための搬送路から成る。
給紙カセット131〜134は,上段の2つの給紙カセ
ット131,132が用紙サイズ固定給紙カセット,下
段の2つの給紙カセット133,134が用紙サイズ可
変給紙カセットとなっている。上2段は,使用頻度の高
いA4サイズ,レターサイズ等として,ファーストコピ
ータイム(プリントスタートキーONから転写紙が複写
装置本体100から排出されるまでの時間)を最短とし
たり,カセットの用紙容量を多くし,高い使用頻度に対
応させることが可能である。これら4つの給紙カセット
131〜134は単独で引き出し可能であり,上下段の
交換も可能である。用紙の使用要求に対し,上段から下
段へ自由に給紙カセット(固定,可変の別なく)を差し
替え可能としている。
【0035】用紙サイズ固定の給紙カセット131,1
32は,収納する用紙サイズが決まっているため,後述
する補給搬送系140から送られてくる用紙をそのまま
収納すると,カセット内で用紙が揃った状態で積載され
る構成である。一方,用紙サイズ可変の給紙カセット1
33,134は,収納する用紙サイズが可変であり,用
紙をカセット内に揃えて積載するためには,用紙サイズ
によって用紙後端部の搬送終了タイミングを変える必要
がある。このため,実施例1では給紙カセット133,
134内に用紙を搬送する複数の搬送コロ136と,用
紙サイズによって用紙後端部の搬送終了タイミングを調
整するための,切替部137a,137b,137c,
137dが設けられている。尚,135は給紙カセット
131〜134内に補給された用紙をカセット先端部分
に寄せる寄せコロ,138は給紙カセット131〜13
4内に載置された用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送
装置である。
【0036】補給搬送系140は,自動原稿・転写紙搬
送装置200から送られてきた用紙を,作像系120,
或いは,用紙収納・給送系130へ搬送するための搬送
路であり,用紙を作像系120へ導くための切替部14
1と,用紙を用紙収納・給送系130の給紙カセット1
31,132,133,134へ導くための切替部14
2,143,144を有している。また,補給搬送系1
40の線速度(用紙搬送速度)は,画像形成動作時に作
像系120へ搬送する線速度に比較して,給紙カセット
131〜134へ用紙を補給する線速度を高速にできる
ため,用紙載置台201,202から切替部141の間
の搬送経路上のコロ或いはローラを駆動するモータとし
て,速度可変なモータ(例えば,ステッピングモータ)
を使用している。
【0037】また,自動原稿・転写紙搬送装置200,
及び,複写装置本体100にはS1〜S12の各センサ
が図示の如く配置されている。
【0038】ここで,センサS1は,用紙載置台20
1,202に載置された用紙(原稿,或いは,転写紙)
のサイズを検知するサイズ検知センサであり,複数のフ
ォトセンサの組合せからなる。
【0039】センサS2は,用紙載置台201,202
から給紙された用紙の先端を検知し,送り出しのタイミ
ングを計るタイミングセンサである。
【0040】センサS3は,露光処理の終了した原稿が
排紙台207へ排紙されたことを検知する排紙センサで
ある。
【0041】センサS4は,用紙載置台201,202
から給紙された用紙が補給搬送系140に搬送されたこ
とを検知する搬送センサである。
【0042】センサS5は,補給搬送系140の搬送路
において,作像系120及び用紙収納・給送系130の
共通の搬送路に配置され,用紙搬送の有無を検知する搬
送センサである。
【0043】センサS6は,補給搬送系140の搬送路
において,用紙収納・給送系130側に用紙が搬送され
たことを検知する搬送センサである。
【0044】センサS7は,切替部142の直後,給紙
カセット131の直前に配置された搬送センサ,センサ
S8は,切替部143の直後,給紙カセット132の直
前に配置された搬送センサ,センサS9は,切替部14
4の直後,給紙カセット133の直前に配置された搬送
センサ,センサS10は,給紙カセット134の直前に
配置された搬送センサである。即ち,センサS7〜10
は,それぞれ給紙カセット131〜134に用紙が搬送
されたことを検知する搬送センサである。
【0045】センサS11は,給紙カセット131〜1
34内に積載された用紙が満杯になったことを高さによ
り検知するセンサであり,積載できる限界の高さより余
裕のある高さで検知する。
【0046】センサS12は,定着装置127の下流側
に配設された用紙の排紙を検知する排紙センサである。
【0047】図3は,複写装置本体100の駆動系を示
し,実施例1では,第1駆動系と第2駆動系の2構成か
ら成り,各々独立したモータを有している。第1駆動系
は,用紙載置台201,202から寄せコロ135まで
の駆動を連動させている。第2駆動系は,分離給紙機構
138から作像系120の駆動を連動させている。各々
の駆動系は独立に制御可能である。
【0048】図4は,操作表示部300の構成を示し,
コピー枚数セットのためのテンキー301と,クリア/
ストップキー302と,コピースタート用のスタートキ
ー303と,各種モードをイニシャルするモードクリア
キー304と,特殊モードで数値入力時に認識のために
押下するエンターキー305と,割込みモードの設定及
び解除を行うための割込みキー306と,その他各種モ
ード(例えば,用紙選択,変倍,画像濃度等)を選択す
るモード選択キー群307と,各種メッセージの表示を
行うための液晶表示部308とを備えている。尚,液晶
表示部308は,コピー枚数等のモードの状態を表示す
る固定パターン部308aと,文字表示が可能なキャラ
クタ(ドット)表示部308bとを有している。
【0049】自動原稿・転写紙搬送装置の構成 次に,図5〜図9を参照して自動原稿・転写紙搬送装置
200の構成について更に詳細に説明する。
【0050】図5は,自動原稿・転写紙搬送装置200
の装置右前からの斜視図を示す。自動原稿・転写紙搬送
装置200は,前述した用紙載置台201,202と,
用紙載置台201,202に載置された用紙を一枚ずつ
分離給紙する分離給紙部210と,自動原稿・転写紙搬
送装置200の機能を選択するための機能選択部220
と,前述した搬送ベルト206が収納された搬送・反転
部230とを有している。
【0051】ここで,搬送・反転部230は,本等の厚
みのあるものを複写する場合,圧板として用いる必要が
あるため,ヒンジ部AAを中心に回動する構成である
(図2参照)。ヒンジ部AAを中心として回動するの
は,用紙載置台201,202が搬送・反転部230の
上方に位置するためであり,図6に示すように,用紙載
置台201,202と干渉しない最大の位置まで回動す
る。図6では,A部にて回動位置が規制される。尚,2
31は,搬送・反転部230を圧板として回動させる際
に使用する取手部である。
【0052】また,分離給紙部210及び用紙載置台2
01,202は,ヒンジ部BBを中心に回動する。この
回動角度は図2に示すように,左上方に45°程度で用
紙載置台201,202の先端部分が複写装置本体10
0左端部延長線上より左側へ倒れないように構成されて
いる。これは回動時の省スペース化と過剰回動による隣
接物或いは用紙載置台自体の破損を防止するためであ
る。分離給紙部210及び用紙載置台201,202の
回動によって,複写装置本体100との連結部で発生し
た紙詰まりや連結部のメンテナンスを可能としている。
尚,図示を省略するが,分離給紙部210及び搬送・反
転部230には透過形フォトセンサを用いた開放検知セ
ンサが設けられており,それぞれの開放状態が独立して
認識される。
【0053】図7は,用紙載置台201,202及び分
離給紙部210の構成を示す。用紙載置台201,20
2には,載置した用紙の後端を規制し,且つ,用紙を前
方(給紙方向)に押し出す後端規制板201a,202
aが設けられている。この後端規制板201a,202
aは,用紙を載置後,操作表示部300のスタートキー
303を押下すると,自動的に移動して用紙の後端を規
制する。
【0054】分離給紙部210は,前述した用紙載置台
201,202から送り出された用紙をプラテンガラス
111側,或いは,補給搬送系140側へ導くための切
替部203,204,205に加えて,用紙載置台20
1,202の最上位の用紙に対して所定の加圧力で圧接
しながら回転するピックアップコロ211と,ピックア
ップコロ211によって移動した用紙を送り出すフィー
ドコロ212と,重送防止用のリバースコロ213とを
備えている。尚,これらのコロを駆動するモータは,速
度可変なモータ(例えば,ステッピングモータ)を使用
している。
【0055】また,用紙載置台201,202に載置さ
れた用紙(原稿,或いは,転写紙)のサイズを検知する
サイズ検知センサS1は,図8に示すように,複数のフ
ォトセンサの組合せからなる。この複数のフォトセンサ
の全てが用紙を検知してない場合に,用紙載置台20
1,202に用紙が載置されていないと判断することに
より,用紙有無を検知する用紙検知センサとしても使用
される。
【0056】図9(a)は,自動原稿・転写紙搬送装置
200の機能を選択するための機能選択部220を示
す。実施例1の自動原稿・転写紙搬送装置200は,
(1)用紙載置台201,202に載置された用紙(こ
の場合は,転写紙)を給紙カセット131〜134側に
搬送する補給機能,(2)用紙載置台201,202に
載置された用紙(この場合は,転写紙)を作像系120
へ搬送する手差し機能,(3)用紙載置台201,20
2に載置された用紙(この場合は,原稿)をプラテンガ
ラス111上に搬送するADF機能(自動原稿搬送機
能),の3つの機能を有しており,機能選択部220
は,用紙載置台上(201),下(202)に対してそ
れぞれ補給機能を選択するための補給キー221a,手
差し機能を選択するための手差しキー222a,及び,
選択された機能を表示するLED221b,222b,
223bとで構成され,使用頻度の最も高いADF機能
を初期値として用紙載置台201,202に用紙が載置
されると自動的に選択されるようにしている。従って,
ADF機能以外を使用する場合には,所望の選択キーを
押下する。また,特に機能選択解除手段を持たず,載置
された用紙を取り除くことにより,選択した機能を解除
する構成である。
【0057】図9(a)の構成によれば,用紙が載置さ
れた時,ADFとして使用を優先選択するので,通常最
も使用されるADFの操作性の低下を防ぐことができ
る。また,誤って原稿が作像系120や,給紙カセット
131〜134に送られる事態を未然に防ぐことができ
る。
【0058】尚,実施例1では,機能選択部220を図
9(a)に示す構成としたが,例えば,図9(b)に示
すように,機能選択部220を介して上記3つの機能を
選択を行う構成とし,何れか一つを選択しなれば自動原
稿・転写紙搬送装置200が動作しないようにしても良
い。この場合,機能選択部220には,用紙載置台上
(201),下(202)に対してそれぞれ補給機能を
選択するための補給キー221a,手差し機能を選択す
るための手差しキー222a,ADF機能を選択するた
めのADFキー223a,及び,選択された機能を表示
するLED221b,222b,223bが設けられて
いる。また,補給停止キー224は,補給が行われてい
る場合には,他の動作によらず補給停止を行い,補給が
行われていない場合には,操作表示部300のクリア/
ストップキー302と同様に働く。また,各機能の予約
状態の解除にも使用される。
【0059】このように各機能のキーを選択しなけれ
ば,動作不可能としているため,オペレータの意図せぬ
経路に用紙が搬送される確率を低くすることができる。
【0060】電源系統及びメイン制御部の構成 次に,図10,図11を参照して,電源系統及びメイン
制御部の構成について説明する。図10は電源系統の構
成を示す。実施例1の複写装置本体100には複写装置
本体100のメイン制御部401に電源を供給するメイ
ンDC電源404,作像系120の駆動を制御する画像
形成モータ制御部402に電源を供給する画像形成用D
C電源405,及び,補給搬送系140の駆動を制御す
る補給モータ制御部403に電源を供給する補給モータ
用DC電源406の3つのDC電源が装備されている。
【0061】また,電源スイッチとしては,複写装置全
体の入力をON・OFFするメインスイッチSW1と,
画像形成モータ制御部402の入力をON・OFFする
画像形成用スイッチSW2と,補給モータ制御部403
の入力をON・OFFする補給用スイッチSW3と,右
前ドア152(図12参照)の開閉によって画像形成モ
ータ制御部402の入力をON・OFFする画像形成用
ドアスイッチSW4と,左前ドア151(図12参照)
の開閉によって補給モータ制御部403の入力をON・
OFFする補給用ドアスイッチSW5とを有している。
また,図示の如く,画像形成用ドアスイッチSW4と直
列にパワーリレーRA1が設けられており,補給用ドア
スイッチSW5と直列にパワーリレーRA2が設けられ
ている。
【0062】従って,画像形成用スイッチSW2がOF
Fの場合には,画像形成用DC電源405への入力が遮
断されるために画像形成モータ制御部402は停止す
る。但し,画像形成用スイッチSW2がOFFであって
も,補給用スイッチSW3がOFFされていなければ,
補給動作を行うことが可能である。
【0063】一方,補給用スイッチSW3がOFFの場
合には,補給用DC電源406への入力が遮断されるた
めに補給モータ制御部403は停止する。但し,補給用
スイッチSW3がOFFであっても,画像形成用スイッ
チSW2がOFFされていなければ,画像形成動作を行
うことが可能である。
【0064】実施例1では,画像形成用スイッチSW2
をOFFしても補給動作を行うことができるので,例え
ば,用紙載置台201,202から給紙カセット131
〜134内に用紙を補給中に画像形成用スイッチSW2
がOFFされた場合には,メイン制御部401が画像形
成用スイッチSW2がOFFしたことを検知し,補給動
作終了後にパワーリレーRA2をOFFすることによ
り,補給用DC電源406をOFFする。従って,定着
装置等を有するため電源を供給したままでは危険を伴う
とともに電力を消費する画像形成にかかる電源を落と
し,安全な用紙補給を行わせたままで帰宅する等が可能
となる。更に,用紙補給後に自動的に用紙補給にかかる
電源を落とすことにより,何らかのアクシデントによる
不具合の発生を防止する。
【0065】図11は,メイン制御部401の構成を示
す。メイン制御部401は,複写装置全体の動作を制御
するCPU401aと,制御プログラムや制御データが
記憶されたROM401bと,データ記憶用のRAM4
01cと,現在の時刻データを出力する時計IC401
dと,モータ,クラッチ等の各種直交流負荷が接続され
たインターフェース401e,401fと,図2に示し
た光学系110の制御を行う光学制御板401gや,操
作表示部300等の各制御部(即ち,他のスレーブCP
U)と交信を行うシリアル通信用デコーダ401hと,
各種アナログセンサが接続されたアナログインターフェ
ース401iと,各種デジタルセンサが接続されたデジ
タルインターフェース401jと,シリアル通信用デコ
ーダ401hを介して得たCPU401aの指示に対応
して電源ユニットからの軽負荷用電圧VLの供給ライン
に介入されたソリッドステートリレー,及び,重負荷用
電圧VHの供給ラインに介入されたソリッドステートリ
レーをそれぞれ独立にON/OFFするリレードライバ
ー401kとを備えている。この装置の電源は,商用電
源であり,電源ユニット(前述したメインDC電源40
4,画像形成モータ制御部402,補給モータ制御部4
03等)で生成された電源からCPU401aや各種セ
ンサ等のロジック負荷用電圧Vccと,IC等を動作さ
せる軽負荷用電圧VLと,モータやクラッチ,ヒータ等
を動作させる重負荷用電圧VHとが供給されている。但
し,RAM401c及び時計IC401dには,商用電
源が遮断したときのために,バックアップ用電源401
lが接続されている。
【0066】ドア機構の構成 図12(a),(b)は,複写装置本体100のドア機
構を示し,それぞれ独立して開閉可能な左前ドア151
と,右前ドア152の2つのドアで構成されている。左
前ドア151は,補給搬送系140と給紙カセット13
1〜134を覆って保護する保護手段であり,右前ドア
152は分離給紙装置138から作像系120を覆って
保護する保護手段である。ドア機構は,左前ドア151
と右前ドア152が観音開きし,図12(b)の2点破
線のように開動する。
【0067】また,左前ドア151及び右前ドア152
には,それぞれドアの開放を防止するための開放防止用
シリンダ153a,153bと,ドアの開閉を検知する
ための開閉検知用突起154a,154bが設けられて
いる。
【0068】一方,複写装置本体100側には,図13
に示すように,開閉検知用突起154b(或いは,15
4a)と連動してドアの開閉を検知するためのドアスイ
ッチSW4(或いは,ドアスイッチSW5)と,ドアス
イッチ押圧子157が設けられており,右前ドア152
(或いは,左前ドア151)の開閉により,ドアスイッ
チSW4(或いは,ドアスイッチSW5)をON・OF
Fする構成となっている。
【0069】また,図14(a),(b)に示すよう
に,複写装置本体100側には,右前ドア152の開放
防止用シリンダ153bと連結して,ドアの開放を防止
するピストン156と,ピストン156を駆動するソレ
ノイド155とを有したロック機構が設けられている。
尚,図示を省略するが左前ドア151の開放防止用シリ
ンダ153aも同様にロック機構と連結する構成であ
る。
【0070】定着装置の構成 図15は,実施例1の複写装置で用いる定着装置127
の構成を示す。定着ローラ127aには,メインヒータ
127cとサブヒータ127dが設けられており,定着
ローラ127aと加圧ローラ127bとの間に未定着転
写紙を通して熱定着を行う。定着ローラ127aの回り
には,紙分離手段127e,クリーニング部材127
f,離型剤塗布手段127g,及び,定着ローラ127
aの表面温度を検知するための温度検知素子127hが
配設されている。
【0071】図16は,用紙載置台201,202から
用紙を給紙する分離給紙部210と,メインヒータ12
7c,サブヒータ127d,メインモータのON・OF
Fタイミングを示す。ここで,先ず,定着ローラ127
aのメインヒータ127c,サブヒータ127dのON
・OFF制御について説明する。メインヒータ127c
は,メインスイッチSW1のONと同時に点灯し,定着
ローラ127aの立上りとともに消灯する。立上り後
は,定着ローラ127aが所定温度を維持するためにO
N・OFF制御を繰り返す。また,コピースタート後は
所定温度範囲を下回った時から連続点灯し,所定温度を
維持する。サブヒータ127dは,定着ローラ127a
の立上り時間を短縮するためのヒータであり,メインス
イッチSW1のONと同時に点灯して定着ローラ127
aの立上りとともに消灯し,以後は点灯しない。
【0072】分離給紙部210は,メインスイッチSW
1のONと同時に作動し,用紙の給送を開始する。とこ
ろが,限られた電力では,立上り時間中に同時に分離給
紙部210,メインヒータ127c,サブヒータ127
d,メインモータをONすることは不可能であるため,
メインモータがプレ回転し,モータや照明に電力が消費
される間はOFFされる。メインモータのプレ回転が停
止すれば,再び分離給紙部210は作動可能となる。定
着ローラ127aの立上り後は,サブヒータ127dの
点灯がないので分離給紙部210は随時作動可能とな
る。但し,メインモータのプレ回転を行わない設定の場
合には,メインスイッチSW1のON後,分離給紙部2
10は随時作動可能となる。
【0073】メイン制御部の制御動作 図17〜図20は,実施例1のメイン制御部401の制
御動作を示すメイン制御フローチャートである。ここ
で,メイン制御フローチャートの説明に先立って,実施
例1で使用するflag(フラグ)1〜10について表
1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】複写装置本体100のメインスイッチSW
1をONすると,メイン制御部401は,以下のステッ
プを実行する。先ず,用紙載置台201(以下,上段と
記載する)のセンサS1がONであるか否か判定し(S
101),ONでない場合には,上段の載置台にかかわ
るflag1,3,5,7を0に設定する(S10
2)。
【0076】また,センサS1がONで,flag2=
1ならば(S101,S103),下段の載置台が動作
中であるので,上段の補給キーがONされていれば,f
lag7に1を設定して上段の補給予約を行い,上段の
補給キーがONでなく,且つ,flag7が1でないな
らば,S114へ進む(S104,S105,S10
6)。
【0077】また,センサS1がONで,flag2=
1でなく,上段補給キーがONならば(S101,S1
03,S107),センサS1で検知した用紙サイズに
基づいて給紙カセット131〜134の中に収納可能な
給紙カセットが有るか判定し(S108),収納可能な
給紙カセットがあれば,上段載置台補給動作を実行して
該当する給紙カセットへ上段の載置台上の用紙を補給
し,flag1に1を設定し,flag7に0を設定す
る(S109,S110)。一方,収納可能な給紙カセ
ットがない場合には,『該当するカセットがありませ
ん』等のカセット無し表示を行う(S111)。
【0078】S107で上段補給キーがONでない場合
で,且つ,上段の補給予約(flag7=1)がある場
合(S112)には,S109へ進み上段載置台補給動
作を実行する。また,上段補給キーがONでなく,fl
ag7が1でなく,更にflag1=1(上段載置台補
給動作中)ならば,S124へ進む(S112,S11
3)。
【0079】S113でflag1=1でないならば,
flag4=1(下段載置台手差し動作中)であるか否
か判定する(S114)。
【0080】下段載置台手差し動作中で,上段手差しキ
ーがONならば,上段載置台手差し予約を行い(fla
g9←1)S124に進む(S114,S115,S1
16)。上段手差しキーがONでなく,flag9=1
の場合にはS124へ進み,上段手差しキーがONでな
く,flag9=1でない場合にはS123へ進む(S
114,S115,S117)。
【0081】下段載置台手差し動作中でなく,上段手差
しキーがON或いはflag9=1ならば,上段載置台
手差し動作中を設定し(flag3←1),上段載置台
手差し予約を解除(flag9←0)してS124に進
む(S114,S118,S119,S120)。
【0082】また,下段載置台手差し動作中でなく,上
段手差しキーがONでなく,上段載置台手差し予約中で
ない場合で,flag3,flag6が共に1でない場
合にS123へ進み,それ以外はS124へ進む(S1
21,S122)。
【0083】S123では,S103〜S122までの
処理によって,上段載置台ADF動作中であると判断
し,flag5に1を設定しS124に進む。
【0084】S124では,下段載置台のセンサS1が
ONであるか否か判定する。ONでない場合には,下段
載置台にかかわるflag2,4,6,8を0に設定す
る(S125)。
【0085】また,センサS1がONで,flag1=
1ならば(S124,S126),上段の載置台が動作
中であるので,下段の補給キーがONされていれば,f
lag8に1を設定して下段の補給予約を行い,下段の
補給キーがONでなく,且つ,flag8が1でないな
らば,S137へ進む(S127,S128,S12
9)。
【0086】また,センサS1がONで,flag1=
1でなく,下段補給キーがONならば(S124,S1
26,S130),センサS1で検知した用紙サイズに
基づいて給紙カセット131〜134の中に収納可能な
給紙カセットが有るか判定し(S131),収納可能な
給紙カセットがあれば,下段載置台補給動作を実行して
該当する給紙カセットへ下段の載置台上の用紙を補給
し,flag2に1を設定し,flag8に0を設定す
る(S132,S133)。一方,収納可能な給紙カセ
ットがない場合には,『該当するカセットがありませ
ん』等のカセット無し表示を行う(S134)。
【0087】S130で下段補給キーがONでない場合
で,且つ,下段の補給予約(flag8=1)がある場
合(S135)には,S132へ進み下段載置台補給動
作を実行する。また,下段補給キーがONでなく,fl
ag8が1でなく,更にflag2=1(下段載置台補
給動作中)ならば,S147へ進む(S135,S13
6)。
【0088】S136でflag2=1でないならば,
flag3=1(上段載置台手差し動作中)であるか否
か判定する(S137)。
【0089】上段載置台手差し動作中で,下段手差しキ
ーがONならば,上段載置台手差し予約を行い(fla
g10←1)S147に進む(S137,S138,S
139)。下段手差しキーがONでなく,flag10
=1の場合にはS147へ進み,下段手差しキーがON
でなく,flag10=1でない場合にはS146へ進
む(S137,S138,S140)。
【0090】上段載置台手差し動作中でなく,下段手差
しキーがON或いはflag10=1ならば,下段載置
台手差し動作中を設定し(flag4←1),下段載置
台手差し予約を解除(flag10←0)してS147
に進む(S141,S142,S143)。
【0091】また,上段載置台手差し動作中でなく,下
段手差しキーがONでなく,下段載置台手差し予約中で
ない場合で,flag4,flag5が共に1でない場
合にS146へ進み,それ以外はS147へ進む(S1
44,S145)。
【0092】S146では,S126〜S145までの
処理によって,下段載置台ADF動作中であると判断
し,flag6に1を設定しS147に進む。
【0093】S147において,コピースタートキーが
ONされた場合には,次のS148へ進み,ONされて
いない場合には,S101へ戻る。
【0094】コピースタートキーがONされた場合に
は,先ず,上段載置台ADF動作中或いは下段載置台A
DF動作中(flag5=1或いはflag6=1)で
あるか判定し,何れかが動作中ならばS171(図20
参照)へ進む(S148)。
【0095】次に,上段載置台手差し動作中或いは下段
載置台手差し動作中(flag3=1或いはflag4
=1)であるか判定し,何れも手差し動作中でなけれ
ば,載置台に適正サイズがあるか否か判定し,適正サイ
ズがなければ,給紙カセット131〜134内に適正サ
イズがあるか否か判定する(S150,S151)。こ
こで,給紙カセット131〜134内に適正サイズがあ
れば,該当する給紙カセットから給紙を行い,コピー動
作を実行し,次のコピーがなければコピー動作を停止
し,S101へ戻る(S152〜S155)。一方,給
紙カセット131〜134内に適正サイズがなければ,
『用紙を補給して下さい』等の紙補給表示を行う(S1
56)。
【0096】S150において,載置台に適正サイズが
あると判定された場合には,補給動作中の上段或いは下
段の載置台の動作を停止させて,補給予約状態とする
(S157〜S162)。
【0097】続いて,下段載置台手差し動作中ならば,
下段載置台から手差し動作を実行する(S163,S1
64)。下段載置台手差し動作中でなく,上段載置台手
差し動作中の場合には,上段載置台から手差し動作を実
行する(S165,S167)。下段載置台手差し動作
中でなく,且つ,上段載置台手差し動作中でない場合に
は,適正サイズのある載置台を選択して,手差し動作を
実行する(S166)。
【0098】手差し動作による用紙の補給が行われる
と,コピー動作を実行し,次のコピーがなければコピー
動作を停止し,S101へ戻る(S168〜S17
0)。
【0099】S171では,上段載置台ADF動作中で
あるか判定する。動作中であり,且つ,下段載置台補給
動作中でなく,下段載置台手差し動作中ならば,下段手
差し動作を実行し,上段ADF動作を実行して,コピー
動作を実行する(S172,S175,S178,S1
79,S180)。また,この時に,下段載置台補給動
作中ならば,下段載置台補給を停止し,flag8に1
を設定し,flag2に0を設定する(S173,S1
74)。
【0100】また,下段載置台手差し動作中でなく,下
段に適正サイズがある場合には,下段手差し動作を実行
し,上段ADF動作を実行して,コピー動作を実行する
(S175〜S180)。下段に適正サイズがない場合
には,給紙カセット131〜134内に適正サイズがあ
るか否か判定し,適正サイズがあれば,該当する給紙カ
セットの給紙動作を実行して,コピー動作を実行する
(S181〜S183)。この時,適正サイズがない場
合には『用紙を補給して下さい』等の紙補給表示を行い
(S184),S101へ戻る。
【0101】一方,上段載置台ADF動作中でなく,上
段載置台手差し動作中ならば,上段手差し動作を実行
し,下段ADF動作を実行して,コピー動作を実行する
(S171,S185〜S188)。また,この時に,
上段載置台に適正サイズがあり,且つ,上段載置台補給
動作中ならば,上段載置台補給を停止し,flag7に
1を設定し,flag1に0を設定する(S189〜S
192)。上段載置台に適正サイズがない場合には,S
181〜S184のステップを実行する。
【0102】コピー動作実行後(S180,S183,
S188),次のコピーがなければコピー動作を停止
し,S101へ戻る(S193,S194)。
【0103】このようにメイン制御部401がメイン制
御フローチャートに従って制御動作を実行する。従っ
て,オペレータが用紙を上段載置台(或いは,下段載置
台)に載置し,機能選択部220を介して搬送先(例え
ば,給紙カセット)を指定すると,上段載置台に載置さ
れた用紙が分離給紙部210及び用紙収納・給送系13
0によって給紙カセットに収納される。換言すれば,自
動的に用紙補給が行われる。
【0104】割込み処理 図21は,上記メイン制御フローチャートに対する割込
み処理のフローチャートを示す。実施例1では,分離給
紙部210及び用紙搬送系206等の補給路にジャムが
発生した場合(S201),左前ドア151が開放され
た場合(S202),補給中の給紙カセットが満杯にな
った場合(S203),及び,補給ストップキーがON
された場合(S204),動作中の用紙載置台を停止さ
せて,予約状態とする(S205〜S209)。
【0105】また,原稿ジャムが発生した場合(S21
0),定着紙ジャムが発生した場合(S211),右前
ドアが開放された場合(S212),及び,ストップキ
ーがONされた場合(S213),ADF動作を停止さ
せ,コピー動作を停止し,全てのflagをクリアする
(S214〜S216)。
【0106】具体的な動作例(請求項1に対応) また,実施例1において,メイン制御部401は,上段
載置台(或いは,下段載置台)に用紙が載置されてお
り,且つ,機能選択部220を介して補給機能が選択
(即ち,搬送先として給紙カセットを指定)されている
時に,上段載置台(或いは,下段載置台)に載置されて
いる用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形成動作の
開始が指示された場合,搬送手段(分離給紙部210及
び用紙収納・給送系130)を制御して上段載置台(或
いは,下段載置台)に載置されている用紙を作像系12
0に搬送し,画像形成動作を実行する。
【0107】ここで,図17〜20に示したメイン制御
フローチャートを参照して,具体的な動作について説明
する。
【0108】例えば,上段載置台に用紙が載置されてお
り,且つ,上段補給キーがONされ,上段載置台補給動
作が実行されている場合,即ち,S101,S103,
S107,S108の各判断を通過してS109の上段
載置台補給動作が実行されている時に,S147でコピ
ースタートキーがONされると,S150で載置台に適
正サイズがあるか否か判定する。
【0109】ここでは,コピースタートキーONのよっ
て,上段載置台に載置されている用紙と同一サイズの用
紙を使用する画像形成動作の開始が指示された場合であ
るので,S150からS157へ進む。
【0110】続いて,S157〜S159で補給動作中
の上段載置台の動作を停止させて,補給予約状態とし,
続いて,S167で上段載置台から手差し動作を実行
し,手差し動作による用紙の給紙が行われると,S16
8でコピー動作を実行する。
【0111】尚,ここでは上段載置台で用紙補給を行っ
ている時に,上段載置台に載置されている用紙と同一サ
イズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示された
場合を例として説明したが,下段載置台で用紙補給を行
っている時に,下段載置台に載置されている用紙と同一
サイズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示され
た場合や,上段載置台で用紙補給を行っている時に,下
段載置台に載置されている用紙と同一サイズの用紙を使
用する画像形成動作の開始が指示された場合,及び,下
段載置台で用紙補給を行っている時に,上段載置台に載
置されている用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形
成動作の開始が指示された場合も同様に搬送手段(分離
給紙部210及び用紙収納・給送系130)を制御して
上段載置台(或いは,下段載置台)に載置されている用
紙を作像系120に搬送し,画像形成動作を実行する。
【0112】このように載置台から補給動作中に画像形
成を行う際に,必要な用紙が補給中の用紙と同一サイズ
であれば,自動的に手差し動作を実行して,載置台上の
用紙を使用するので,改めて手差し機能の選択を行った
り,一旦,給紙カセットに補給して使用する必要なく,
操作性の向上及び用紙の搬送経路の短縮を図ることがで
きる。
【0113】具体的な動作例(請求項3に対応) また,実施例1において,メイン制御部401は,作像
系120が分離給送装置138で給紙した用紙に画像形
成を行っているときに,上段載置台(或いは,下段載置
台)に作像系120で使用する用紙と同一サイズの用紙
が載置され,且つ,機能選択部220を介して補給機能
が選択(即ち,搬送先として給紙カセットを指定)され
た場合,搬送手段(分離給紙部210及び用紙収納・給
送系130)を制御して上段載置台(或いは,下段載置
台)に載置されている用紙を作像系120に搬送し,画
像形成動作を実行する。
【0114】ここで,図17〜20に示したメイン制御
フローチャートを参照して,具体的な動作について説明
する。
【0115】例えば,上段・下段の載置台を使用しない
で,給紙カセット131〜134から用紙を給紙して画
像形成動作を行っている場合,即ち,S101で上段の
センナS1がOFF,S124で下段のセンサS1がO
FFであり,S150〜S155においてコピー動作を
実行している場合に,上段載置台に作像系120で使用
する用紙と同一サイズの用紙が載置され,且つ,上段補
給キーがONされると(S101,S107),先ず,
S108〜S110で上段載置台補給動作が行われ,f
lag1に1が設定される。
【0116】次に,S148,S149を通過して,S
150に進むと,載置台に適正サイズの用紙があるか否
か判定される。ここでは,上段載置台に適正サイズの用
紙が載置された場合であるので,S150からS157
へ進む。
【0117】続いて,S157〜S159で補給動作中
の上段載置台の動作を停止させて,補給予約状態とし,
続いて,S167で上段載置台から手差し動作を実行
し,手差し動作による用紙の補給が行われると,S16
8でコピー動作を実行する。
【0118】換言すれば,上段載置台に適正サイズの用
紙が載置されるまでは,給紙カセットから用紙を給紙し
てコピー動作を実行していたが(S152,S15
3),上段載置台に適正サイズの用紙が載置されると,
手差し動作で上段載置台から用紙を給紙してコピー動作
を実行する(S167,S168)。即ち,上段載置台
に適正サイズの用紙が載置されると,S152を通過し
ないので給紙カセットからの給紙(分離給送装置138
の動作)が中止され,代わりに搬送手段(分離給紙部2
10及び用紙収納・給送系130)を制御して上段載置
台に載置されている用紙を作像系120に搬送し,画像
形成動作を実行する。
【0119】尚,ここでは,上段載置台に適正サイズの
用紙が載置された場合を示したが,下段載置台の場合も
同様である。
【0120】このように画像形成動作中に載置台からの
補給動作指令があり,必要な用紙のサイズと載置台に載
置されている用紙のサイズとが一致していれば,自動的
に手差し動作を実行して,載置台上の用紙を使用するの
で,一旦,給紙カセットに補給した後使用する工程が短
縮でき,生産性の向上が図れる。
【0121】また,前述したように実施例1では,複写
装置本体の外部に向けて露出して設けられた用紙載置台
に補給用紙を載置するだけで用紙補給を行うことがで
き,カセットを着脱したり,トレイを引き出したりする
手間を省くことができる。また,用紙載置台に載置した
用紙は直ちに給紙カセットに搬送されるので,用紙載置
台は長期的な用紙保護及び吸湿に対する対策等を必要と
せず,簡易に構成することができる。
【0122】また,給紙カセットが複写装置本体の如何
なる場所に配置されていても,装置上面に設けられた用
紙載置台に用紙を載置するだけで,容易に用紙補給を行
える。換言すれば,給紙カセットの位置に拘束されるこ
となく,作業性及び操作性の良好な場所及び状態で用紙
補給を行える。また,用紙載置台を装置本体の上方投影
面内に設けているので,用紙補給のための特別なスペー
スを必要とすることなく,操作性の良い用紙補給が達成
される。
【0123】また,一つの用紙載置台から複数の給紙カ
セットへ用紙補給を行えるので操作性が向上する。ま
た,複数の用紙載置台から連続して用紙補給を行えるの
で操作性と共に生産性が向上する。
【0124】また,実施例1では,一組の用紙載置台と
給紙手段(分離給紙部210)で用紙補給及び手差しを
行えるので,多機能化に伴うコストの上昇を軽減するこ
とができる。
【0125】また,実施例1では,手差し終了後,用紙
載置台上に用紙が残っている場合,自動的に給紙カセッ
トに補給するので,手差しを行う場合でも用紙枚数を意
識することなく,十分な量の用紙を用紙載置台に載置す
れば良く,作業性が向上する。また,手差し終了後から
用紙補給に切り替わるまでの間に時間的余裕を与えるこ
とにより,補給したくない用紙が残った場合にこれを取
り除くことができる。
【0126】また,実施例1では,一組の用紙載置台と
給紙手段(分離給紙部210)で用紙補給及び原稿給紙
(ADF機能)を行えるので,多機能化に伴うコストの
上昇を軽減することができる。また,一組の用紙載置台
と給紙手段(分離給紙部210)で用紙補給,手差し,
及び,原稿給紙(ADF機能)を行えるので,多機能化
に伴うコストの上昇を軽減することができる。
【0127】また,実施例1では,圧板(搬送・反転部
230)をヒンジ部AAを中心に回動する構成としたの
で,用紙載置台を配置,且つ,本等の厚物のコピーも行
うことができる。
【0128】また,実施例1では,用紙補給にかかる駆
動系(第1駆動系)と画像形成にかかる駆動系(第2駆
動系)を分離したため,用紙補給にかかる駆動系に不具
合が発生した場合でも,これに拘束されることなく画像
形成を行うことができる。また,逆に画像形成にかかる
駆動系に不具合が発生した場合でも,これに拘束される
ことなく用紙補給を行うことができ,操作性,生産性を
向上させることができる。
【0129】〔実施例2〕実施例2の複写装置は,メイ
ン制御フローチャートの一部が異なるのみでその他の構
成及び動作が実施例1と共通につき,全体の説明及び図
示を省略する。
【0130】実施例2において,メイン制御部401
は,上段載置台(或いは,下段載置台)に用紙が載置さ
れており,且つ,機能選択部220を介して補給機能が
選択(即ち,搬送先として給紙カセットを指定)されて
いる時に,上段載置台(或いは,下段載置台)に載置さ
れている用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形成動
作の開始が指示され,更に給紙カセットに該当するサイ
ズの用紙がない場合,搬送手段(分離給紙部210及び
用紙収納・給送系130)を制御して上段載置台(或い
は,下段載置台)に載置されている用紙を作像系120
に搬送し,画像形成動作を実行する。
【0131】ここで,実施例2のメイン制御フローチャ
ートを参照して,具体的な動作について説明する。尚,
実施例2のメイン制御フローチャートは,図19のフロ
ーチャートを図22のフローチャートに置き換えたもの
であり,図17,図18,図20は共通である。
【0132】例えば,上段載置台に用紙が載置されてお
り,且つ,上段補給キーがONされ,上段載置台補給動
作が実行されている場合,即ち,S101,S103,
S107,S108の各判断を通過してS109の上段
載置台補給動作が実行されている時に,S147でコピ
ースタートキーがONされると,S150で載置台に適
正サイズがあるか否か判定する。
【0133】ここでは,コピースタートキーONのよっ
て,上段載置台に載置されている用紙と同一サイズの用
紙を使用する画像形成動作の開始が指示された場合であ
るので,S150からS301へ進む。
【0134】S301では,給紙カセット内に適正サイ
ズあるか否か判定し,適正サイズがある場合には,S1
52で給紙カセットから用紙を給紙する。
【0135】一方,給紙カセット1内に適正サイズがな
い場合には,S157〜S159で補給動作中の上段載
置台の動作を停止させて,補給予約状態とし,続いて,
S167で手差し動作を実行して上段載置台から用紙を
給紙する。手差し動作による用紙の給紙が行われると,
S168でコピー動作を実行する。
【0136】尚,ここでは上段載置台で用紙補給を行っ
ている時に,上段載置台に載置されている用紙と同一サ
イズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示された
場合を例として説明したが,下段載置台で用紙補給を行
っている時に,下段載置台に載置されている用紙と同一
サイズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示され
た場合や,上段載置台で用紙補給を行っている時に,下
段載置台に載置されている用紙と同一サイズの用紙を使
用する画像形成動作の開始が指示された場合,及び,下
段載置台で用紙補給を行っている時に,上段載置台に載
置されている用紙と同一サイズの用紙を使用する画像形
成動作の開始が指示された場合も,給紙カセット内に適
正サイズがなければ,同様に搬送手段(分離給紙部21
0及び用紙収納・給送系130)を制御して上段載置台
(或いは,下段載置台)に載置されている用紙を作像系
120に搬送し,画像形成動作を実行する。
【0137】このように載置台から補給動作中に画像形
成を行う際に,必要な用紙が補給中の用紙と同一サイズ
であれば,自動的に手差し動作を実行して,載置台上の
用紙を使用するので,例えば,給紙カセットに該当する
用紙がない場合でも改めて手差し機能の選択を行った
り,一旦,給紙カセットに補給して使用する必要なく,
操作性が向上する。
【0138】〔実施例3〕実施例3の複写装置は,メイ
ン制御フローチャートの一部が異なるのみでその他の構
成及び動作が実施例1と共通につき,全体の説明及び図
示を省略する。
【0139】実施例3において,メイン制御部401
は,作像系120が分離給送装置138で給紙した用紙
に画像形成を行っているときに,上段載置台(或いは,
下段載置台)に作像系120で使用する用紙と同一サイ
ズの用紙が載置され,且つ,機能選択部220を介して
補給機能が選択(即ち,搬送先として給紙カセットを指
定)された場合,それぞれの給紙カセット131〜13
4の分離給送装置138から作像系120までの搬送距
離と,用紙載置台201,202から作像系120まで
の搬送距離とを比較して,搬送距離の短い方から用紙を
給送して画像形成動作を実行する。また,分離給送装置
138から作像系120までの搬送距離の方が短い場合
には,分離給送装置138より送り出された用紙に画像
形成を行い,同時に用紙載置台から該当する給紙カセッ
トへ用紙を搬送する搬送制御を実行する。
【0140】ここで,実施例3のメイン制御フローチャ
ートを参照して,具体的な動作について説明する。尚,
実施例3のメイン制御フローチャートは,図19のフロ
ーチャートを図22のフローチャートに置き換えたもの
であり,図17,図18,図20は実施例1と共通であ
る。
【0141】例えば,上段・下段の載置台を使用しない
で,給紙カセット131〜134から用紙を給紙して画
像形成動作を行っている場合,即ち,S101で上段の
センナS1がOFF,S124で下段のセンサS1がO
FFであり,S150〜S155においてコピー動作を
実行している場合に,上段載置台に作像系120で使用
する用紙と同一サイズの用紙が載置され,且つ,上段補
給キーがONされると(S101,S107),先ず,
S108〜S110で上段載置台補給動作が行われ,f
lag1に1が設定される。
【0142】次に,S148,S149を通過して,S
150に進むと,載置台に適正サイズの用紙があるか否
か判定される。ここでは,上段載置台に適正サイズの用
紙が載置された場合であるので,S150からS401
へ進む。
【0143】S401では,給紙カセット内に適正サイ
ズの用紙があるか否か判定し,適正サイズの用紙がない
場合にはS157へ進む。一方,適正サイズの用紙があ
る場合には,後述する最短距離判定を実行して,適正サ
イズの用紙がある載置台及び給紙カセットを比較して短
い距離で用紙を搬送するものを判定し(S402),載
置台の搬送距離が短い場合にはS157へ進み,給紙カ
セットが搬送距離が短い場合にはS152及びS155
で給紙カセットから用紙を給紙して,コピー動作を実行
する。
【0144】一方,給紙カセット内に適正サイズの用紙
がない場合,及び,載置台の搬送距離が短い場合には,
S157〜S159で補給動作中の上段載置台の動作を
停止させて,補給予約状態とし,続いて,S167で上
段載置台から手差し動作を実行し,手差し動作による用
紙の補給が行われると,S168でコピー動作を実行す
る。
【0145】換言すれば,画像形成動作中(コピー動作
中)に上段載置台に適正サイズの用紙が載置されると,
上段載置台からの搬送距離と給紙カセットからの搬送距
離を比較して,最短で用紙の搬送が行われる方を選択し
て,用紙の給紙を実行する。また,給紙カセットから用
紙を給紙して画像形成を行っている場合でも,1枚の画
像形成後,次の給紙を行う前にS101へ戻り,その
後,S150で載置台に適正サイズの用紙があるか否か
の判定を行うので,適宜,給紙元を変更することが可能
である。尚,給紙元が給紙カセットから載置台に変更と
なった場合には,分離給紙装置138の動作を停止する
ことは勿論である。
【0146】尚,ここでは,上段載置台に適正サイズの
用紙が載置された場合を示したが,下段載置台の場合も
同様である。
【0147】図24は,S402の最短距離判定フロー
チャートを示す。先ず,1段目の給紙カセット131に
適正サイズの用紙あるか否か判定し(S501),適正
サイズの用紙があれば,載置台から作像系120までの
搬送距離より1段目の給紙カセット131から作像系1
20までの搬送距離が短いので,最短距離を1段目の給
紙カセット131に設定する(S502)。
【0148】次に,2段目の給紙カセット132に適正
サイズの用紙あるか否か判定し(S503),適正サイ
ズの用紙があれば,載置台から作像系120までの搬送
距離より2段目の給紙カセット132から作像系120
までの搬送距離が短いので,最短距離を2段目の給紙カ
セット132に設定する(S504)。
【0149】一方,1段目の給紙カセット131,或い
は,2段目の給紙カセット132に適正サイズの用紙が
ない場合には,3段目の給紙カセット133,或いは,
4段目の給紙カセット134に適正サイズの用紙が存在
することになるが,この場合には何れも用紙載置台20
1,202の方が搬送距離が短いので,最短距離を載置
台に設定する(S505)。
【0150】前述したように実施例3では,画像形成動
作中に載置台からの補給動作指令があり,必要な用紙の
サイズと載置台に載置されている用紙のサイズとが一致
していれば,自動的に最も用紙の搬送距離が短くなるよ
うに給紙を行うので,常に与えられた条件の中で最も速
いコピーを得ることができ,画像形成の生産性を向上さ
せることができる。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置(請求項1〜5)は,用紙載置手段に用紙を載置し,
搬送先指定手段で搬送先(用紙収納部)を指定すると,
用紙載置手段に載置された用紙が搬送手段によって用紙
収納部に搬送されるため,用紙補給にかかる作業性を改
善し,補給動作を簡便にして,用紙の補給を容易に行う
ことができる。また,用紙補給を容易に,且つ,効率的
に行える新しい機能を提供することができる。
【0152】また,本発明の画像形成装置(請求項1)
は,用紙載置手段に用紙が載置されており,且つ,搬送
先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定され
ている時に,用紙載置手段に載置されている用紙と同一
サイズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示され
た場合,搬送手段を制御して用紙載置手段に載置されて
いる用紙を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行
するため,改めて手差し機能の選択を行ったり,一旦,
給紙カセットに補給して使用する必要なく,用紙載置手
段から用紙を給送することができるので,操作性の向上
及び用紙の搬送経路の短縮を図ることができる。
【0153】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,用紙載置手段に用紙が載置されており,且つ,搬送
先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定され
ている時に,用紙載置手段に載置されている用紙と同一
サイズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示さ
れ,更に用紙収納部に該当するサイズの用紙がない場
合,搬送手段を制御して用紙載置手段に載置されている
用紙を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行する
ため,給紙カセットに該当する用紙がない場合でも改め
て手差し機能の選択を行ったり,一旦,給紙カセットに
補給して使用する必要なく,用紙載置手段から用紙を給
送することができるので,操作性が向上する。
【0154】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,画像形成手段が分離給送手段によって送り出された
用紙に画像形成を行っている時に,用紙載置手段に使用
中のサイズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,搬送
先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定され
た場合,分離給送手段の分離給紙を中止し,搬送手段を
制御して用紙載置手段に載置されている用紙を画像形成
手段に搬送し,画像形成動作を実行するため,一旦,給
紙カセットに補給した後使用する工程が短縮でき,生産
性の向上が図れる。
【0155】また,本発明の画像形成装置(請求項4)
は,画像形成手段が分離給送手段によって送り出された
用紙に画像形成を行っている時に,用紙載置手段に使用
中のサイズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,搬送
先指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定され
た場合,分離給送手段から画像形成手段までの搬送距離
と用紙載置手段から画像形成手段までの搬送距離とを比
較して,搬送距離の短い方から用紙を給送して画像形成
動作を実行するため,常に与えられた条件の中で最も速
いコピーを得ることができ,画像形成の生産性を向上さ
せることができる。
【0156】また,本発明の画像形成装置(請求項5)
は,分離給送手段から画像形成手段までの搬送距離の方
が短い場合には,分離給送手段より送り出された用紙に
画像形成を行い,同時に用紙載置手段から該当する用紙
収納部へ用紙を搬送する搬送制御を実行するため,常に
与えられた条件の中で最も速いコピーを得ることがで
き,画像形成の生産性を向上させることができるととも
に,用紙補給を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の複写装置(画像形成装置)の外観図
を示す説明図である。
【図2】実施例1の複写装置本体及び自動原稿・転写紙
搬送装置の構成を示す説明図である。
【図3】実施例1の複写装置本体の駆動系を示す説明図
である。
【図4】操作表示部の構成を示す説明図である。
【図5】自動原稿・転写紙搬送装置の装置右前からの斜
視図である。
【図6】搬送・反転部とヒンジ部AAを示す説明図であ
る。
【図7】用紙載置台及び分離給紙部の構成を示す説明図
である。
【図8】サイズ検知センサS1の配置を示す説明図であ
る。
【図9】自動原稿・転写紙搬送装置の機能を選択するた
めの機能選択部の構成を示す説明図である。
【図10】電源系統の構成を示す説明図である。
【図11】メイン制御部の構成を示す説明図である。
【図12】複写装置本体のドア機構を示す説明図であ
る。
【図13】開閉検知用突起とドアスイッチを示す説明図
である。
【図14】複写装置本体のドア(左前ドア,右前ドア)
のロック機構を示す説明図である。
【図15】定着装置の構成を示す説明図である。
【図16】用紙載置台から用紙を給紙する分離給紙部
と,メインヒータ,サブヒータ,メインモータのON・
OFFタイミングを示すタイミングチャートである。
【図17】実施例1のメイン制御フローチャートであ
る。
【図18】実施例1のメイン制御フローチャートであ
る。
【図19】実施例1のメイン制御フローチャートであ
る。
【図20】実施例1のメイン制御フローチャートであ
る。
【図21】メイン制御フローチャートに対する割込み処
理のフローチャートである。
【図22】実施例2のメイン制御フローチャートであ
る。
【図23】実施例3のメイン制御フローチャートであ
る。
【図24】実施例3の最短距離判定のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 複写装置本体 120 作像系(画像形成手段) 127 定着装置 130 用紙収納・給送系 138 分離給送装置(分離給送手段) 140 補給搬送系(搬送手段) 200 自動原稿・転写紙搬送装置 201 202 用紙載置台(用紙載置手段) 210 分離給紙部(搬送手段) 220 機能選択部(搬送先指定手段) 300 操作表示部 401 メイン制御部(制御手段) S1 サイズ検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 王子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 福地 豊 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 林 圭介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 古賀 雅之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収納するための用紙収納部を有し
    た画像形成装置において,前記用紙収納部に収納されて
    いる用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送手段と,前記
    分離給送手段によって送り出された用紙に画像形成を行
    う画像形成手段と,装置外部に露出した状態で配設され
    た用紙載置手段と,前記用紙載置手段に載置された用紙
    を,前記用紙収納部,或いは,画像形成手段の何れかへ
    択一的に搬送するための搬送手段と,前記搬送手段によ
    る搬送先を指定する搬送先指定手段と,前記用紙載置手
    段に用紙が載置されており,且つ,前記搬送先指定手段
    を介して搬送先として用紙収納部が指定されている時
    に,前記用紙載置手段に載置されている用紙と同一サイ
    ズの用紙を使用する画像形成動作の開始が指示される
    と,前記搬送手段を制御して前記用紙載置手段に載置さ
    れている用紙を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を
    実行する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,前記用紙載置手段に用
    紙が載置されており,且つ,前記搬送先指定手段を介し
    て搬送先として用紙収納部が指定されている時に,前記
    用紙載置手段に載置されている用紙と同一サイズの用紙
    を使用する画像形成動作の開始が指示され,更に用紙収
    納部に該当するサイズの用紙がない場合,前記搬送手段
    を制御して前記用紙載置手段に載置されている用紙を画
    像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙を収納するための用紙収納部を有し
    た画像形成装置において,前記用紙収納部に収納されて
    いる用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送手段と,前記
    分離給送手段によって送り出された用紙に画像形成を行
    う画像形成手段と,装置外部に露出した状態で配設され
    た用紙載置手段と,前記用紙載置手段に載置された用紙
    を,前記用紙収納部,或いは,画像形成手段の何れかへ
    択一的に搬送するための搬送手段と,前記搬送手段によ
    る搬送先を指定する搬送先指定手段と,前記画像形成手
    段が前記分離給送手段によって送り出された用紙に画像
    形成を行っている時に,前記用紙載置手段に使用中のサ
    イズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,前記搬送先
    指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定された
    場合,前記分離給送手段の分離給紙を中止し,前記搬送
    手段を制御して前記用紙載置手段に載置されている用紙
    を画像形成手段に搬送し,画像形成動作を実行する制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 用紙を収納するための用紙収納部を有し
    た画像形成装置において,前記用紙収納部に収納されて
    いる用紙を一枚ずつ分離給送する分離給送手段と,前記
    分離給送手段によって送り出された用紙に画像形成を行
    う画像形成手段と,装置外部に露出した状態で配設され
    た用紙載置手段と,前記用紙載置手段に載置された用紙
    を,前記用紙収納部,或いは,画像形成手段の何れかへ
    択一的に搬送するための搬送手段と,前記搬送手段によ
    る搬送先を指定する搬送先指定手段と,前記画像形成手
    段が前記分離給送手段によって送り出された用紙に画像
    形成を行っている時に,前記用紙載置手段に使用中のサ
    イズと同一サイズの用紙が載置され,且つ,前記搬送先
    指定手段を介して搬送先として用紙収納部が指定された
    場合,前記分離給送手段から画像形成手段までの搬送距
    離と用紙載置手段から画像形成手段までの搬送距離とを
    比較して,搬送距離の短い方から用紙を給送して画像形
    成動作を実行する制御手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は,前記分離給送手段から
    画像形成手段までの搬送距離の方が短い場合には,前記
    分離給送手段より送り出された用紙に画像形成を行い,
    同時に前記用紙載置手段から該当する用紙収納部へ用紙
    を搬送する搬送制御を実行することを特徴とする請求項
    4記載の画像形成装置。
JP4084485A 1992-03-06 1992-03-06 画像形成装置 Pending JPH05246568A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251344A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toshiba Corp カバー開閉装置および画像形成装置
JP2006251346A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2006251345A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toshiba Corp カバー開閉装置および画像形成装置

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JP4718212B2 (ja) * 2005-03-10 2011-07-06 株式会社東芝 カバー開閉装置および画像形成装置

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