JPH05246262A - 車両用自動変速機の操作装置 - Google Patents

車両用自動変速機の操作装置

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JPH05246262A
JPH05246262A JP8329792A JP8329792A JPH05246262A JP H05246262 A JPH05246262 A JP H05246262A JP 8329792 A JP8329792 A JP 8329792A JP 8329792 A JP8329792 A JP 8329792A JP H05246262 A JPH05246262 A JP H05246262A
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JP
Japan
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lever
operating device
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automatic transmission
operating
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JP8329792A
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Yasuki Makino
耕樹 牧野
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフト操作レバーの操作性を高め、衝突時に
おける乗員の安全性を向上し得る車両用自動変速機の操
作装置を提供する。 【構成】 車両用自動変速機の操作装置10の操作装置
本体部12を、インストルメントパネルのうちのステア
リングハンドルに対向する部分の付近に設け、この操作
装置本体部12から車室側へ突出状に延びるシフト操作
レバー13を設け、シフト操作レバー13は、操作装置
本体部12に回動自在に枢支されたレバー本体26と、
レバー本体26の先端部に取付けられた操作ノブ27と
を備え、レバー本体26の先端側部分に操作ノブ27が
レバー本体26に対して左側へ向くように屈曲状に形成
された衝撃吸収部26aを設け、操作ノブ27をその握
り部27aがレバー本体26に対して左方へオフセット
するように取付け、操作ノブ27を弾力性のある部材で
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用自動変速機の操作
装置に関し、特にステアリングハンドルに対向するイン
ストルメントパネル付近に設けられた車両用自動変速機
の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機の操作装置は、左右
のフロントシート間のセンターコンソールに設けられて
いるが、この場合フロア上のスペースが狭くなり且つ邪
魔になることから、操作装置をインストルメントパネル
に設ける技術も公知である。例えば、実公昭60−10
911号公報には、操作装置をインストルメントパネル
側に設け、そのシフト操作レバー(セレクトレバー)を
インストルメントパネルの上壁部を挿通する状態に設
け、シフト操作レバーを略立向き(鉛直方向よりも多少
後傾状に傾いている)状態に配設し、このシフト操作レ
バーの途中部に車両の前面衝突時における衝撃吸収機構
を設けた操作装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の操作
装置では、シフト操作レバーを略立向きにしてインスト
ルメントパネルの上壁部を挿通する状態に設けてあるた
め、ステアリングハンドルからシフト操作レバーまでの
距離が長くなるため操作性が低下するという問題があ
る。そこで、操作装置のシフト操作レバーをインストル
メントパネルの車室側の縦壁部分を挿通状態に設けるこ
とも考えられるが、その場合操作レバーが略前後方向向
きに配設されるため、車両の衝突時に乗員のインストル
メントパネルに対する2次衝突における安全性を高める
上であまり好ましくない。本発明の目的は、操作性に優
れ且つ乗員のシフト操作レバーに対する2次衝突時の安
全性をより一層向上し得る車両用自動変速機の操作装置
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両用自
動変速機の操作装置は、インストルメントパネルのうち
のステアリングハンドルに対向する部分の付近に設けら
れた操作装置本体部と、この操作装置本体部から車室側
へ突出状に延びるシフト操作レバーとを有する車両用自
動変速機の操作装置であって、前記シフト操作レバー
は、操作装置本体部に回動自在に枢支されたレバー本体
と、レバー本体の先端部に取付けられた操作ノブとを備
え、前記レバー本体の先端側部分に湾曲状又は屈曲状の
衝撃吸収部を設けたものである。請求項2に係る車両用
自動変速機の操作装置は、請求項1の装置において、前
記衝撃吸収部は操作ノブがレバー本体に対してステアリ
ングハンドルの軸心側とは反対側へ向くように形成され
ているものである。
【0005】請求項3に係る車両用自動変速機の操作装
置は、請求項1の装置において、前記衝撃吸収部に強度
・剛性の低い弱部を形成したものである。請求項4に係
る車両用自動変速機の操作装置は、請求項1の装置にお
いて、前記操作ノブの握り部がレバー本体に対して衝撃
吸収部の湾曲方向又は屈曲方向へオフセットしているも
のである。請求項5に係る車両用自動変速機の操作装置
は、請求項4の装置において、前記操作ノブが弾力性の
ある部材で構成されたものである。
【0006】
【作用】請求項1においては、シフト操作レバーがイン
ストルメントパネルのうちのステアリングハンドルに対
向する部分の付近に設けられた操作装置本体部から後方
へ突出状に設けられるため、ステアリングハンドルから
シフト操作レバーまでの距離が小さくなり、シフト操作
レバーの操作性が向上する。更に、シフト操作レバーの
レバー本体の先端側部分に湾曲状又は屈曲状の衝撃吸収
部が設けられているので、車両の前面衝突時に乗員がイ
ンストルメントパネルやシフト操作レバーに2次衝突し
ても、衝撃吸収部の変形を介して乗員に対する衝撃を吸
収出来るので、2次衝突時の乗員の安全性を向上でき
る。請求項2においては、操作ノブがレバー本体に対し
てステアリングハンドルの軸心側とは反対側へ向くよう
に、つまり操作ノブが運転者の方へ向かないように、衝
撃吸収部が形成されているので、乗員の安全性を一層向
上出来る。
【0007】請求項3においては、衝撃吸収部に強度・
剛性の低い弱部を形成してあるので、2次衝突時におけ
る衝撃吸収部の変形を促進して乗員の安全性を一層向上
出来る。請求項4においては、操作ノブの握り部がレバ
ー本体に対して衝撃吸収部の湾曲方向又は屈曲方向へオ
フセットしてあるので、2次衝突時における衝撃吸収部
の変形を促進して乗員の安全性を一層向上出来る。請求
項5においては、操作ノブが弾力性のある部材で構成さ
れているので、操作ノブでもって2次衝突時の衝撃を吸
収出来、乗員の安全性を一層向上出来る。
【0008】
【発明の効果】前記作用の欄で説明したように、本発明
によれば次のような効果が得られる。請求項1によれ
ば、操作装置本体部をインストルメントパネルのうちの
ステアリングハンドルに対向する部分の付近に設け、こ
の操作装置本体部から車室側へ突出状に延びるシフト操
作レバーを設けたので、シフト操作レバーの操作性を格
段に向上出来るうえ、レバー本体に湾曲状又は屈曲状の
衝撃吸収部を設けるので、簡単な構成でもって、2次衝
突時におけるシフト操作レバーの突っ張りを無くして乗
員の安全性を向上出来る。請求項2によれば、操作ノブ
がレバー本体に対してステアリングハンドルの軸心側と
は反対側へ向くように衝撃吸収部を形成してあるので、
2次衝突時における衝撃吸収部の変形を促進して、乗員
の安全性を一層向上出来る。
【0009】請求項3によれば、衝撃吸収部に強度・剛
性の低い弱部を形成してあるので、2次衝突時における
衝撃吸収部の変形を促進して、乗員の安全性を一層向上
出来る。請求項4によれば、操作ノブの握り部をレバー
本体に対して衝撃吸収部の湾曲方向又は屈曲方向へオフ
セットしてあるので、2次衝突時における衝撃吸収部の
変形を促進して、乗員の安全性を一層向上出来る。請求
項5によれば、操作ノブが弾力性のある部材で構成され
ているので、操作ノブによっても2次衝突時の衝撃を吸
収できるため、2次衝突時における乗員の安全性を一層
向上出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、自動車の自動変速機の操作装置に本
発明を適用した場合のものであり、自動車の前後左右を
基準に前後左右を定義して説明する。図1・図2に示す
ように、左右のフロントシート1の正面にはインストル
メントパネル2が設けられ、インストルメントパネル2
内には車幅方向に延びるインパネフレーム3が設けら
れ、インパネフレーム3の左右両端部は左右のヒンジピ
ラ(図示略)の上端近傍部に固定され、インストルメン
トパネル2の上端右部にはメータパネル4が設けられ、
インストルメントパネル2の車幅方向の略中央部には後
方へ膨出した中央膨出部5が設けられ、中央膨出部5の
右側方には後方へ突出状に延びるステアリンクコラム6
が設けられ、インストルメントパネル2の右部にはステ
アリングコラム6の略中央部を挿通して運転席側へ突出
状に延びるステアリングシャフト7が回転自在に設けら
れ、ステアリングシャフト7の後端部にはステアリング
ハンドル8が固定され、ステアリングハンドル8の左端
部に対向する中央膨出部5の右端近傍部には自動変速機
9をシフト操作する為の操作装置10が設けられ、操作
装置10はブラケット部材11を介して略前後方向向き
で且つ前方下がりの緩傾斜状にインパネフレーム3に固
定支持されている。
【0011】前記操作装置10は、図2、図3に示すよ
うに、操作装置本体部12と、操作装置本体部12から
後方へ延びるシフト操作レバー13とを備え、操作装置
本体部12にはシフト操作レバー13を車幅方向向きの
第1軸部材14回り及び前後方向向きの第2軸部材15
回りに夫々回動自在に支持するレバー支持機構16が設
けられ、レバー支持機構16の出力レバー17はプッシ
ュプルワイヤー18を介して自動変速機9の入力レバー
19に連結され、自動変速機9の変速レンジはシフト操
作レバー13の第1軸部材14回りの回動操作位置に応
じて切り換えられる。
【0012】前記シフト操作レバー13は、図3〜図6
に示すように、平面視で前後方向向きの略ストレート状
の棒状部材からなるレバー本体26と、合成樹脂製の中
空の弾力性を有する操作ノブ27とを備え、操作装置本
体部12から後方への延びるレバー本体26の後端近傍
部には斜め左側(ステアリングシャフト7側とは反対
側)へ屈曲状に形成された衝撃吸収部26aが設けら
れ、操作ノブ27はレバー本体26の先端部にその握り
部27aがレバー本体26に対して左方(衝撃吸収部2
6aの屈曲方向と同じ方向)へオフセットした状態に取
付けられている。
【0013】前記操作装置本体部12について説明する
と、図3〜図7に示すように、ブラケット部材11の後
壁面には後方へ延びる前端開口のボックス状の前部ケー
シング20が固定され、前部ケーシング20にはその後
半部を囲繞するように後部ケーンシグ21が装着固定さ
れ、後部ケーシング21の後壁部21aは後方へ膨出す
る湾曲状に形成され、後壁部21aの車幅方向の略中央
部には図7に示すような形状の第1ガイドスリット22
が形成され、後部ケーシング21の後側には車室に臨む
化粧パネル23を支持するためのパネル支持部材24が
設けられ、パネル支持部材24の後壁部24a及び化粧
パネル23は後部ケーシング21の後壁部21aと同様
に後方へ膨出する湾曲状に形成され、化粧パネル23の
うちの第1ガイドスリット22に対向する部分には第1
ガイドスリット22と略同じ形状の第2ガイドスリット
25が設けられ、シフト操作レバー13のレバー本体2
6は両ガイドスリット22・25を挿通して操作装置本
体部12から後方へ突出状に延びている。但し、第2ガ
イドスリット25はパネル支持部材24の内壁などが露
出しないようにする為に設けられている。
【0014】前記レバー支持機構16について説明する
と、図3〜図5に示すように、前部ケーシング20内に
は、前後方向に細長い板状の固定部28aと、固定部2
8aの下端後部から右方へ延びる側面視略コ字状の連結
部28bとを有するレバー支持部材28が設けられ、レ
バー本体26の前半部は固定部28aに固着され、前部
ケーシング20の下部には車幅方向向きの第1軸部材1
4が設けられ、前部ケーシング20内において第1軸部
材14にはスリーブ29が回転自在に設けられ、スリー
ブ29の右端近傍部には連結部28bの上下1対の壁部
28c間に延びる軸受部29aが形成され、上下の壁部
28c間には軸受部29aを相対回転自在に挿通する略
上下方向向きの第2軸部材15が枢支され、上側の壁部
28cと軸受部29a間において第2軸部材15にはバ
ネ部材30が外嵌され、レバー支持部材28はバネ部材
30を介して図5に矢印で示す方向へ付勢され、スリー
ブ29の右端部には前部ケーシング20の右側壁部に形
成された開口部31から前方上がりの傾斜状に延びる出
力レバー17が設けられ、プッシュプルワイヤー18の
一端部は出力レバー17の前端近傍部に設けられピン部
材32に連結されている。
【0015】前記シフト操作レバー13は、第1軸部材
14及び第2軸部材15回りに夫々回転自在に支持され
て、図7に示すように、第1ガイドスリット22の各変
速レンジP、R、N、D、2、1に対応する位置に第1
ガイドスリット22に沿って移動可能に構成され、バネ
部材30の付勢でもってレバー本体26の途中部が第1
ガイドスリット22の左端縁に圧接されて所望の変速レ
ンジに保持される。尚、前記操作装置10には、図3に
示すように、シフトロック用の電磁アクチュエータ33
と、固定部28aの後端部から右方へ延びる規制部34
とを含むシフトロック装置が設けられ、シフト操作レバ
ー13がパーキングレンジ位置に保持された状態では、
イグニションキーが操作されてエンジンが駆動されて
も、ブレーキペダルを踏まない限り、電磁アクチュエー
タ33で規制部34の右方への移動を規制し、パーキン
グレンジ位置からその他のレンジへシフト操作を禁止し
て、自動車の急発進を防止するように構成してある。
【0016】前記パネル支持部材24の略中央部には、
図3〜図6に示すように、正面視で第2ガイドスリット
25を含むようにレバー挿通空間35が形成され、レバ
ー挿通空間35の後端近傍部の左端部及び右端部には前
後1対のガイドレール36がパネル支持部材24の後壁
部24aに沿って後方(車室側)へ膨出する湾曲状に夫
々形成され、左右のガイドレール36間には可撓性を有
する前後方向に細長い平板状のシャッタ部材37が案内
支持され、レバー挿通空間35の後端部はシャッタ部材
37を介して閉鎖され、シャッタ部材37には左右方向
に細長いガイド孔37aが形成され、レバー本体26の
後端近傍部はガイド孔37aに左右方向に揺動可能に挿
通され、シフト操作レバー13を操作してもレバー本体
26とともにシャッタ部材37がガイドレール36に沿
って移動することで、レバー挿通空間35の後端部は常
に閉鎖された状態に保持される。これにより、第2ガイ
ドスリット25を通してパネル支持部材24の内壁が露
出することがない。
【0017】前記後部ケーシング21の後壁部21aの
後端面には、レバー挿通空間35の内側において弾性力
性を有する発砲ウレタン製や合成ゴム製の緩衝部材50
が貼着され、緩衝部材50の中央部にはレバー本体26
が挿通される第1ガイドスリット22と同じ形状のガイ
ドスリット51が形成されている。前記緩衝部材50を
設けることで、シフト操作時にバネ部材30のバネ力で
もってレバー本体26が第1ガイドスリット22の左端
縁に当接したときの打撃音を吸収出来、しかも正面衝突
などにおける化粧パネル23に対する乗員の2次衝突時
の衝撃を吸収出来る。
【0018】前記化粧パネル23は、図4〜図6に示す
ように、半透明な合成樹脂製のパネル部材40と、パネ
ル部材40の前側に設けられる基材41とを有し、基材
41の右部には第2ガイドスリット25の形状を簡略化
した表示用スリット42が形成され、パネル部材40の
前端面のうちの表示用スリット42の内側には第2ガイ
ドスリット25の各変速レンジP、R、N、D、2、1
の位置に対応させてP、R、N、D、2、1の文字が逆
文字で印刷され、P、R、N、D、2、1の各文字を囲
繞するように印刷された円内は透明なパネル部材40で
構成されている。パネル支持部材24の右部には、図5
・図6に示すように、正面視で表示用スリット42を囲
繞するように後端開口の収容部43が形成され、パネル
支持部材24の右端部には化粧パネル23の後端部に略
対応する位置(変速レンジDに略対応する位置)に収容
部43内に延びるランプ44が設けられている。
【0019】前記化粧パネル23の前端近傍部の左部に
はホールドスイッチ45が設けられ、ホールドスイッチ
45及び操作ノブ27は、図6に示すように、シフト操
作レバー13が変速レンジD、2、1の何れかの位置に
保持されているときに、左手で操作ノブ27を保持した
状態で、左手の人指し指や中指でホールドスイッチ45
を操作し得るように配置されている。
【0020】次に、前記操作装置10の作用について説
明する。シフト操作レバー13が、インストルメントパ
ネル2のうちのステアリングハンドル8の左端部に対向
する部分の付近に、車室側へ向けて突出状に設けられて
いるため、シフト操作レバー13がステアリングホイー
ル8の極く近くに位置しており、図8に示すように、ス
テアリングハンドル8を両手で握り、その左手の人差指
及び/又は中指でシフト操作レバー13を操作したり、
或いはステアリングハンドル8から離した左手を少し前
方へ延ばすだけでシフト操作レバー13を操作できるた
め、シフト操作レバー13を操作する操作性に優れる。
しかも、シフト操作レバー13のレバー本体26の後端
近傍部に斜め左側へ屈曲形成された衝撃吸収部26aが
設けられ、更に操作ノブ27がレバー本体26の後端部
にその握り部27aがレバー本体26に対して左方へオ
フセットした状態に取付けられているので、正面衝突な
どにより乗員がインストルメントパネル2やシフト操作
レバー13に2次衝突した場合でも、衝撃吸収部26a
がインストルメントパネル2側へ変形するため乗員に対
する衝撃が緩和され、乗員の安全性をより一層向上出来
る。しかも、操作ノブ27が弾力性を有する発砲ウレタ
ンや合成ゴムなどをベースに構成されているので、操作
ノブ27によっても衝撃を吸収することが出来、乗員の
安全性をより一層向上出来る。
【0021】以上のように、シフト操作レバー13を操
作する操作性に優れ、また、簡単な構成の衝撃吸収部2
6aでもって、正面衝突時など乗員がインストルメント
パネル2やシフト操作レバー13に2次衝突した場合で
も、衝撃吸収部26a付近を中心にシフト操作レバー1
3がインストルメントパネル2側へ変形するため、乗員
の安全性を十分に確保出来る。ここで、図9に示すよう
に、前記衝撃吸収部26aに、弱部としての切欠き部4
6を形成すれば、2次衝突時における衝撃吸収部26a
の変形を促進出来る。また、前記衝撃吸収部26aを板
バネ状の部材で構成してもよく、或いは合成樹脂材料や
ゴム材料製の可撓可能な構造に構成してもよい。尚、前
記操作ノブ27は、合成ゴム製や発泡ウレタン製の基材
とそれを覆う表皮とから弾力性を有する構造に構成して
もよく、また、前記衝撃吸収部26aは湾曲状に形成し
てもよい。本実施例では、前記操作装置10と自動変速
機9とをプッシュプルワイヤー18を介して機械的に連
動連結したが、電気的に連動連結してもよい。尚、本実
施例では、右ハンドルの自動車に本発明を適用したが、
左ハンドルの自動車にも同様に本発明を適用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネル付近の斜視図である。
【図2】操作装置の全体構成図である。
【図3】操作装置の分解斜視図である。
【図4】操作装置の縦断面図である。
【図5】操作装置の横断面図である。
【図6】操作装置の正面図である。
【図7】第1ガイドスリットの展開図である。
【図8】ステアリングハンドルとシフト操作レバーなど
の要部平面図である。
【図9】変形例に係る衝撃吸収部付近の平面図である。
【符号の説明】
2 インストルメントパネル 8 ステアリングハンドル 9 自動変速機 12 操作装置本体部 13 シフト操作レバー 26 レバー本体 26a 衝撃吸収部 27 操作ノブ 27a 握り部 46 切欠き部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルのうちのステア
    リングハンドルに対向する部分の付近に設けられた操作
    装置本体部と、この操作装置本体部から車室側へ突出状
    に延びるシフト操作レバーとを有する車両用自動変速機
    の操作装置であって、 前記シフト操作レバーは、操作装置本体部に回動自在に
    枢支されたレバー本体と、レバー本体の先端部に取付け
    られた操作ノブとを備え、 前記レバー本体の先端側部分に湾曲状又は屈曲状の衝撃
    吸収部を設けたことを特徴とする車両用自動変速機の操
    作装置。
  2. 【請求項2】 前記衝撃吸収部は操作ノブがレバー本体
    に対してステアリングハンドルの軸心側とは反対側へ向
    くように形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用自動変速機の操作装置。
  3. 【請求項3】 前記衝撃吸収部に強度・剛性の低い弱部
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用自
    動変速機の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記操作ノブの握り部がレバー本体に対
    して衝撃吸収部の湾曲方向又は屈曲方向へオフセットし
    ていることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動変
    速機の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記操作ノブが弾力性のある部材で構成
    されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用自動変
    速機の操作装置。
JP8329792A 1992-03-04 1992-03-04 車両用自動変速機の操作装置 Pending JPH05246262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0908347A2 (en) 1997-10-08 1999-04-14 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Arrangement for attaching gearshift assembly and method of assembling the same
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