JPH05245803A - 木材の丸棒加工装置 - Google Patents

木材の丸棒加工装置

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JPH05245803A
JPH05245803A JP4084789A JP8478992A JPH05245803A JP H05245803 A JPH05245803 A JP H05245803A JP 4084789 A JP4084789 A JP 4084789A JP 8478992 A JP8478992 A JP 8478992A JP H05245803 A JPH05245803 A JP H05245803A
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JP
Japan
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blade
round bar
wood
finishing
edge
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JP4084789A
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Yoshimasa Nagai
良昌 永井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸棒の表面を綺麗な平滑面に切削する。 【構成】 刃物は、木材を所定の太さに切削する荒削刃
部分1と、荒削刃部分1で切削された丸棒の表面を平滑
に仕上げる仕上刃部分2とを有する。仕上刃部分2の刃
先である仕上刃先縁2Aは、丸棒の中心線4に対して立
体的に傾斜している。丸棒の中心線4と、刃物の中心線
4とを含む正面平面内において、丸棒の中心線4と仕上
刃先縁2Aとがなす送り方向傾斜角αは、0よりも大き
く、90度よりも小さく設計されている。正面平面に垂
直で丸棒の中心線4を含む垂直平面内において、丸棒の
中心線4と仕上刃先縁2Aとがなす半径方向傾斜角β
は、0よりも大きく45度よりも小さく設計されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】この発明は、原木や角材を丸棒に切削加工
する装置に関し、とくに、独得の構造の刃物を有する木
材の丸棒加工装置に関する。
【0003】
【従来の技術】現在最も一般的に使用されている木材の
丸棒加工装置は、刃物を木材の外周に接線方向に回転
し、この刃物で木材を所定の太さの丸棒に切削するよう
になっている。この装置に使用される刃物を、図12に
示している。この刃物は、太い木材を所定の丸棒に加工
するために、荒削刃部分1と仕上刃部分2とで構成でさ
れている。荒削刃部分1は、木材を次第に細く切削して
所定の寸法とする。このため、荒削刃部分1は、木材の
移送方向に向かって次第に木材の中心に接近するように
傾斜している。仕上刃部分2は、木材の表面を平滑に仕
上げるために、丸棒の中心線と平行に配設されている。
この構造の刃物は、これを木材の周囲に回転させると、
荒削刃先縁が木材を所定の太さにあら削りし、その後の
仕上刃部分2が綺麗な平滑状に仕上げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図に示す刃物は、
木材の表面を綺麗な平滑面に仕上げることができない欠
点がある。それは、仕上刃部分2と荒削刃部分1との境
界に切り屑が詰まると、これが筋状に丸棒の表面に傷を
付けるからである。
【0005】この欠点を解決するために、図13に示す
ように、荒削刃部分1と仕上刃部分2との境界を湾曲さ
せた刃物が開発されている。この構造の刃物は、荒削刃
部分1と仕上刃部分2との境界に切り屑が詰まるのを解
消できる。しかしながら、この構造の刃物も、丸棒の表
面を綺麗な平滑面に仕上げることができない。それは、
仕上刃先縁が、木材の木目と平行になって、縦方向に切
削しないことが理由である。このため、この構造の刃物
は、仕上刃部分2の寿命が短く、例えば、原木を直径が
10〜20cmの丸棒に切削する場合、約半日で刃物を
研磨する必要がある。
【0006】この欠点は、図11に示すように、刃物の
外周を木材の縦方向に回転させることによって解消でき
る。この刃物は、木材の表面を綺麗な平滑面に仕上げる
ことができる。しかしながら、この構造の刃物は、木材
を横に切削する刃物の数倍から約十倍も高価になる。ま
た、刃物を回転させる構造も複雑で高くなる欠点があ
る。さらにまた、刃物を木材の外径に合わせて湾曲させ
る必要があり、丸棒の外径が異なると専用の刃物に交換
する必要があり、単一の刃物で外径が異なる丸棒を切削
できない欠点がある。したがって、この刃物を装備する
丸棒加工装置は、極めて高価になり、丸棒を決められた
外径に切削する装置にしか使用することができない。
【0007】この発明は、従来の丸棒加工装置が有する
これ等の欠点を解決することを目的に開発されたもの
で、この発明の重要な目的は、簡単な構造の刃物を使用
して、丸棒の表面を綺麗な平滑面に切削できる丸棒加工
装置を提供するにことある。
【0008】また、この発明の他の重要な目的は、刃物
の寿命が長く、研磨作業を著しく簡素化できる丸棒加工
装置を提供することにある。
【0009】さらにまた、この発明の他の重要な目的
は、単一の刃物で外径が異なる丸棒を切削加工できる丸
棒加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の木材の丸棒加
工装置は、前述の目的を達成するために、下記の構成を
備えている。 (a) 丸棒加工装置は、木材と刃物の何れかを移動さ
せて、刃物に対して木材を軸方向に移動させる供給手段
3と、供給手段3から供給される木材の外周を切削して
丸棒に加工する刃物と、この刃物と木材とを相対的に回
転させる駆動手段とを備えている。 (b) 刃物は、木材を所定の太さに切削する荒削刃部
分1と、荒削刃部分1で切削された丸棒の表面を平滑に
仕上げる仕上刃部分2とを有する。 (c) 荒削刃部分1は仕上刃部分2よりも木材の供給
側に配設されている。 (d) 荒削刃部分1は、刃先である荒削刃先縁1A
を、木材の移送方向に向かって、外周から中心に接近し
て配設されている。 (e) 仕上刃部分2の刃先である仕上刃先縁2Aは、
丸棒の中心線4に対して立体的に傾斜している。 (f) 丸棒の中心線4と、刃物の中心線4とを含む正
面平面内において、丸棒の中心線4と仕上刃先縁2Bと
がなす送り方向傾斜角αは、0よりも大きく、90度よ
りも小さく設計されている。 (g) 正面平面に垂直で丸棒の中心線4を含む垂直平
面内において、丸棒の中心線4と仕上刃先縁2Aとがな
す半径方向傾斜角βは、0よりも大きく45度よりも小
さく設計されている。 (h) 仕上刃先縁2Aが丸棒を切削する最小半径d
は、荒削刃先縁1Aが丸棒を切削する最小半径よりも小
さく設計されている。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思
想を具体化するための丸棒加工装置を例示するものであ
って、この発明の装置は、構成部品の材質、形状、構
造、配置を下記の構造に特定するものでない。この発明
の装置は、特許請求の範囲に於て、種々の変更を加える
ことができる。
【0012】更に、この明細書は、特許請求の範囲を理
解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号
を、「特許請求の範囲」、および「課題を解決する為の
手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許
請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定する
ものでは決してない。
【0013】図1に示す木材の丸棒加工装置は、木材を
軸方向に移動させる供給手段3と、供給手段3から供給
される木材の外周を切削して丸棒に加工する刃物と、こ
の刃物と木材とを相対的に回転させる駆動手段とを備え
ている。
【0014】供給手段3は、原木を上下で挟着して刃物
に向けて移送する移動台5と、刃物で加工された丸棒を
上下で挟着して移送するローラー6とを備えている。移
動台5は、シリンダー(図示せず)に駆動されて原木を
挟着する挟着片7が設けられている。移動台5は、原木
の2カ所を挟着するために、2組設けられている。各移
動台5は、水平方向に延長して並行に固定されたガイド
8に摺動自在にセットされている。移動台5の背面には
2状の無端チェーン9が固定されている。チェーンはス
プロケットにかけられてガイド8と並行に張設されてい
る。スプロケットは、モーター(図示せず)に駆動され
て、原木を挟着する移動台5を移動させる。
【0015】移動台5は、刃物の供給側に配設されてお
り、刃物の排出側にはローラー6が設けられている。ロ
ーラー6は、移動台5でもって刃物に送り込まれて加工
された丸棒を上下に掴んで引っ張り出す。したがって、
このローラー6もモーター(図示せず)に駆動されてい
る。ローラー6と移動台5が木材を移送する速度は同じ
に調整されている。
【0016】図1に示す供給手段3は、木材を移動して
刃物を固定しているが、この発明は、供給手段の機構を
この構造に特定しない。図示しないが、木材を固定して
刃物を木材に沿って移動して丸棒に加工することも可能
である。
【0017】刃物は、これが回転して、木材を丸棒に加
工する。刃物を回転する部分の構造を図3に示してい
る。この図は、刃物を、中心に円柱状の孔が開口された
刃物台10に固定している。刃物台10は、外周にプー
リー溝を有する回転筒11の先端にネジ止されている。
回転筒11は、軸受を介して固定筒12の外周に回転自
在に支承されている。固定筒12は、円柱状に切削され
た原木が接触しないで通過できるように、切削される丸
棒の外径よりも大きな貫通孔、例えば、内径が150〜
300mmφの貫通孔が穿設されている。この固定筒12
は、固定アームを介してフレームに固定されている。
【0018】回転筒11のプーリー溝には、図2の鎖線
で示すようにVベルトが掛けられ、このVベルトが駆動
手段であるモーターで駆動されて、刃物台10が回転さ
れる。
【0019】刃物台10に固定された刃物は、回転して
木材を円柱状に切断するもので、原木を所定の太さに切
削する荒削刃部分1と、荒削刃部分1で切削された丸棒
の表面を平滑に仕上げる仕上刃部分2とからなってい
る。
【0020】図4〜図6は刃物台10に固定された荒削
刃部分1と、仕上刃部分2とを示している。これ等の図
に示す刃物は、荒削刃部分1と仕上刃部分2とを2枚に
分割して別の刃物としている。
【0021】荒削刃部分1は、仕上刃部分2よりも木材
の供給側に配設されている。この部分で原木を所定の太
さの丸棒に加工する。このため、図6に示すように、刃
先である荒削刃先縁1Aを、木材の移送方向に向かっ
て、外周から中心に接近して配設されている。
【0022】仕上刃部分2は、刃先である仕上刃先縁2
Aを、丸棒の中心線4に対して立体的に傾斜して刃物台
10に固定している。仕上刃先縁2Aが、丸棒に対して
傾斜する状態を図7〜図9に示している。図5と図7に
示すように、仕上刃先縁2Aは、丸棒の中心線4と、刃
物の中心線4とを含む正面平面内において、丸棒の中心
線4と仕上刃先縁2Aとがなす送り方向傾斜角αが、0
よりも大きく、90度よりも小さく設計される。好まし
くは、送り方向傾斜角αは、3〜45度の範囲に設計さ
れる。
【0023】さらに、図6と図8とに示すように、正面
平面に垂直で丸棒の中心線4を含む垂直平面内におい
て、丸棒の中心線4と仕上刃先縁2Aとがなす半径方向
傾斜角βは、0よりも大きく45度よりも小さく設計さ
れる。好ましくは、半径方向傾斜角βは、3〜30度の
範囲に設計される。
【0024】このように、仕上刃先縁2Aが丸棒の中心
線4に対して立体的に傾斜する仕上刃部分2は、図6に
示すように、その中間部分が丸棒の中心に最も接近して
切削する。仕上刃先縁2Aが丸棒を切削する最小半径d
は、荒削刃先縁1Aが丸棒を切削する最小半径よりも小
さく設計されている。
【0025】さらに、図10に示す刃物台は、仕上刃部
分2の下方に押圧バー13を固定している。押圧バー1
3は、仕上刃部分2と同じ方向、すなわち木材外周の接
線方向に延長して固定されている。さらに、押圧バー1
3は、図11に示すように、円筒状に加工された木材の
表面に軽く接触する位置に固定される。したがって、押
圧バー13の内側面は、仕上刃部先縁2Aよりも多少半
径方向外側に位置し、あるいは、仕上刃先縁2Aとほぼ
同じ円周上に配設される。押圧バー13を備える刃物台
10は、振動することなくスムーズに回転して木材を円
筒状に削ることができる。それは、仕上刃部分2で円筒
状に加工された木材の表面に押圧バー3を接触させるこ
とによって、押圧バー13で仕上刃部分2と荒削刃部分
1とを木材の定位置に案内して回転できるからである。
また、なんらかの原因で、仕上刃部分2が木材の中心に
食い込む力が作用しても、押圧バー13が木材の表面に
接触して、食い込みが防止される。このため、仕上刃先
縁2Aは、正確に木材の表面を円筒状に削り取ることが
できる。
【0026】
【発明の効果】この発明の丸棒加工装置は、刃物の構造
と取り付け角を変更したものであるが、木材を理想的な
状態で切削して、丸棒の表面を極めて綺麗な平滑面に加
工でき、しかも、刃物の寿命を倍増できる特長がある。
この特長は、刃物が木材の表面を独得の状態で切削する
ことによって実現される。すなわち、この発明の丸棒加
工装置の刃物は、仕上刃先縁を、送り方向傾斜角と半径
方向傾斜角とに傾斜させて、立体的に傾斜させている。
この状態に傾斜する仕上刃先縁は、木材に対して木目の
方向(木材の縦方向)に移動しながら切削する。また、
この構造の刃物は、図7に示すように、仕上刃先縁が所
定の長さにわたって木材を切削する。
【0027】従来の仕上刃先縁は、全体で木材を切削す
るように思われるが、実際には点に近い局部でしか木材
を切削できない。例えば、図12に示す刃物は、仕上刃
先縁と荒削刃先縁の境界で木材を最後に切削し、図13
に示す装置は、最も半径の小さい部分で局部的に木材を
切削する。仕上刃先縁の最も半径の小さい部分で切削さ
れた丸棒は、仕上刃先縁のその他の部分で綺麗に表面仕
上げされることはない。それは、半径の大きい部分で
は、丸棒を切削できないからである。
【0028】これに対して、この発明の丸棒加工装置に
装備する刃物の仕上刃先縁は、図7に示すように、所定
の幅(L)で、木材の表面を、回転方向から多少横にず
らせような状態で切削することができる。正確にいう
と、仕上刃先縁が木材を切削する幅(L)の部分は、木
材の表面を多少は外径が異なる状態で切削する。図7に
おいて、切削部分の最も上部では木材を多少太く切削
し、下端に従って歩測切削する。ただ、上部と下部とが
木材を切削する半径は、丸棒の表面に凹凸ができるほど
は問題にならないようにできる。それは、木材の1回転
当りの送り量を少なくして凹凸を少なくできるからであ
る。
【0029】このように、この発明の丸棒加工装置は、
直線状の仕上刃先縁で所定の幅で木材を切削し、さら
に、仕上刃先縁は木材の軸方向に対して傾斜しており、
さらにまた、仕上刃先縁に切削される木材は、回転方向
から横にずらせるようにして切削されるので、仕上刃先
縁の切れが極めてよく、木材表面を綺麗な平滑面に仕上
げることができる。この状態は、たとえば、ナイフを使
用して木材を切断する場合、ナイフを引っ張りながら切
削すると良く切れる状態に似ている。ナイフを引っ張る
ことなく、切削方向に押して切断すると極めて切れが悪
く、また、綺麗な切削面として切断できない。
【0030】このようにして、木材の表面を切削できる
丸棒加工装置は、丸棒の表面を極めて綺麗な平滑面にで
きる特長がある。ちなみに、本発明が製造する装置は、
円柱に加工した丸棒を、ローラーで引っ張って移送する
ようにしていた。この装置は、ローラーの表面に高さが
わずか0.5mmの凸条を設けて、丸棒をスリップしな
いようにしていた。従来の装置は、凸条を使用したロー
ラーで挟着して移送しても、丸棒の表面に全く傷が付か
なかった。ところが、この発明の装置は、丸棒の表面に
ローラーで挟着した凸条の形がくっきりと目だつ。それ
は、丸棒表面が綺麗な平滑面となっているために、極め
て小さい損傷が非常によく目だつからである。
【0031】この発明の丸棒加工装置は、このように丸
棒を綺麗に切削できるにもかかわらず、さらに刃物の寿
命が倍増する特長がある。それは、刃物が所定の幅で良
く切れる状態で木材を切削するからである。ちなみに、
本発明者が試作した装置は、従来の装置が半日で刃物を
研磨する必要があったのに対し、本発明の装置は、1日
使用しても、丸棒の表面を綺麗に切削することが可能で
あった。
【0032】さらにまた、この発明の装置は、丸棒を綺
麗な平滑面に切削できることに加えて、安価な刃物を使
用して、太さが異なる丸棒を製造でき、まさにこの種の
装置にとって理想的な特長を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す木材の丸棒加工装置
の一例を示す概略側面図
【図2】刃物の部分を示す正面図
【図3】刃物を回転する部分を示す断面図
【図4】刃物台に荒削刃部分と仕上刃部分とを固定する
構造を示す正面図
【図5】刃物台に荒削刃部分と仕上刃部分とを固定する
構造を示す側面図
【図6】刃物台に荒削刃部分と仕上刃部分とを固定する
構造を示す側面図
【図7】刃物と丸棒の位置を示す正面図
【図8】刃物と丸棒の位置を示す側面図
【図9】刃物と丸棒の位置を示す平面図
【図10】本発明の他の実施例にかかる刃物台に荒削刃
部分と仕上刃部分とを固定する部分を示す側面図
【図11】図10に示す刃物台で押圧バーと仕上刃部分
との相対固定位置を示す正面図
【図12】従来の木材の丸棒加工装置の刃物の一例を示
す側面図
【図13】従来の木材の丸棒加工装置の刃物の一例を示
す側面図
【符号の説明】
1…荒削刃部分 1A…
荒削刃先縁 2…仕上刃部分 2A…
仕上刃先縁 3…供給手段 4…
丸棒の中心線 5…移動台 6…
ローラー 7…挟着片 8…
ガイド 9…無端チェーン 10…
刃物台 11…回転筒 12
…固定筒 13…押圧バー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)から(h)の全ての構成を
    有する木材の丸棒加工装置。 (a) 丸棒加工装置は、木材と刃物の何れかを移動さ
    せて、刃物に対して木材を相対的に軸方向に移動させる
    供給手段(3)と、供給手段(3)から供給される木材の外周
    を切削して丸棒に加工する刃物と、この刃物と木材とを
    相対的に回転させる駆動手段とを備えている。 (b) 刃物は、木材を所定の太さに切削する荒削刃部
    分(1)と、荒削刃部分(1)で切削された丸棒の表面を平滑
    に仕上げる仕上刃部分(2)とを有する。 (c) 荒削刃部分(1)は、仕上刃部分(2)よりも木材の
    供給側に配設されている。 (d) 荒削刃部分(1)は、刃先である荒削刃先縁(1A)
    を、木材の移送方向に向かって、外周から中心に接近し
    て配設されている。 (e) 仕上刃部分(1)の刃先である仕上刃先縁(2A)
    は、丸棒の中心線(4)に対して立体的に傾斜している。 (f) 丸棒の中心線(4)と、刃物の中心線とを含む正
    面平面内において、丸棒の中心線と仕上刃先縁(2A)とが
    なす送り方向傾斜角αは、0よりも大きく、90度より
    も小さく設計されている。 (g) 正面平面に垂直で丸棒の中心線を含む垂直平面
    内において、丸棒の中心線(4)と仕上刃先縁(2A)とがな
    す半径方向傾斜角βは、0よりも大きく45度よりも小
    さく設計されている。 (h) 仕上刃先縁(2A)が丸棒を切削する最小半径d
    は、荒削刃先縁(1)が丸棒を切削する最小半径よりも小
    さく設計されている。
JP4084789A 1992-03-06 1992-03-06 木材の丸棒加工装置 Pending JPH05245803A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010010244A (ko) * 1999-07-16 2001-02-05 서상준 가구용 소재의 제조 방법 및 그 소재
JP2012143972A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Yoshimasa Nagai 原木の丸棒加工装置
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