JPH05245530A - 引抜装置のキャリッジ移動機構 - Google Patents

引抜装置のキャリッジ移動機構

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JPH05245530A
JPH05245530A JP8452992A JP8452992A JPH05245530A JP H05245530 A JPH05245530 A JP H05245530A JP 8452992 A JP8452992 A JP 8452992A JP 8452992 A JP8452992 A JP 8452992A JP H05245530 A JPH05245530 A JP H05245530A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/16Metal drawing by machines or apparatus in which the drawing action is effected by other means than drums, e.g. by a longitudinally-moved carriage pulling or pushing the work or stock for making metal sheets, bars, or tubes
    • B21C1/27Carriages; Drives
    • B21C1/30Drives, e.g. carriage-traversing mechanisms; Driving elements, e.g. drawing chains; Controlling the drive

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引抜装置の設備スペ−スの長さの短縮が
図られるように、さらに、引抜き移動時に十分に大きい
キャリッジ引張力が得られて日キャリッジ移動用シリン
ダの小型化が図られるように工夫した引抜装置のキャリ
ッジ移動機構を提案する。 【構成】 引抜用キャリッジ5の走行経路2の側方
位置に配設したキャリッジ移動用シリンダ8と、キャリ
ッジ移動用シリンダ8のピストンロッド10に設けた移
動輪17、17と、装置フレ−ム4に軸支した静止輪1
5、15と、一端を引抜用キャリッジ5に係止して静止
輪15、15、移動輪17、17を掛け回して他端は装
置フレ−ム4に係止している索状体21とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管素材の引抜装置の
キャリッジ移動機構に関し、引抜装置の設備スペ−スの
長さの短縮が図られるように工夫した引抜装置のキャリ
ッジ移動機構を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】管素材を、一層、精密に引抜加工する目
的で、図5に正面図で示すように、左右の振れが小さ
く、しかも、定速で円滑に引抜移動するために、引抜用
キャリッジ101を、キャリッジ移動用シリンダ102
のピストンロッド103の動作によって引抜走行移動す
るように構成した引抜装置のキャリッジ移動機構は、従
来、知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、引抜用キ
ャリッジ101をキャリッジ移動用シリンダ102によ
って引抜走行移動する引抜装置は、引抜用キャリッジ1
01の走行経路であるキャリッジレ−ル104とピスト
ンロッド103とが直列となっているため、かかる引抜
装置を設備するには、キャリッジ移動機構として、キャ
リッジレ−ル104の長さとキャリッジ移動用シリンダ
102の長さとを加算した長さ、即ち、管素材の引抜き
長さの大略、2倍の長い設備スペ−スが必要となってい
る。
【0004】又、上記従来のキャリッジ移動機構では、
ピストンロッド103のキャリッジ移動用シリンダ10
2からの突出先端部に引抜用キャリッジ101を取付け
ているので、引抜用キャリッジ101が引抜き移動する
際は、油圧などの圧力流体はピストンロッド103が貫
通する側のシリンダ室105に導入されてそのピストン
106を引抜き方向に押動し、キャリッジ戻り移動の際
は、圧力流体はピストンロッド103の無い側のシリン
ダ室107に導入されてピストン106をキャリッジ戻
り方向に押動するものである。従って、引抜き移動する
際は、ピストンロッド103の断面積相当分だけ、ピス
トン106の受圧面は、キャリッジ戻り移動時の受圧面
よりも少ないので、引抜き移動時のキャリッジ引張力
は、キャリッジ戻り移動時のキャリッジ押動力よりも小
さくなっていて、大きい引張力が必要である引抜き移動
工程で引張力を十分に確保するためには、キャリッジ移
動用シリンダ102を大径に設計しなければならない。
【0005】この発明は、キャリッジ移動用シリンダの
ピストンロッドを、引抜用キャリッジ移動機構として用
いている従来のキャリッジ移動機構にみられるこれらの
問題に鑑みて提案されたもので、引抜装置の設備スペ−
スの長さの短縮が図られるように、さらに、引抜き移動
時に十分に大きいキャリッジ引張力が得られてキャリッ
ジ移動用シリンダの小型化が図られるように工夫した引
抜装置のキャリッジ移動機構を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
のこの発明の構成は、引抜用キャリッジ5の走行経路2
の側方位置に配設したキャリッジ移動用シリンダ8、3
8と、キャリッジ移動用シリンダ8、38のピストンロ
ッド10、40に設けた移動輪17、37、47と、装
置フレ−ム4に軸支した静止輪15、35と、一端を引
抜用キャリッジ5に係止して静止輪15、35、移動輪
17、37、47を掛け回して他端は装置フレ−ム4に
係止している索状体21、41とを有している構成とし
たことを特徴としている。
【0007】さらに、上記キャリッジ移動用シリンダ
8、38は、ピストンロッド10、40の突出により引
抜用キャリッジ5が引抜き移動することになるような向
きに設けた構成としていることを特徴としている。
【0008】
【作用】キャリッジ移動用シリンダ8、38は、引抜用
キャリッジ5の走行経路2の側方位置に配設されて、一
端を引抜用キャリッジ5に係止した索状体21、41
を、装置フレ−ム4に軸支した静止輪15、35、キャ
リッジ移動用シリンダ8、38のピストンロッド10、
40に設けた移動輪17、37、47を掛け回して他端
は装置フレ−ム4に係止しているので、ピストンロッド
10、40の突出動作により、索状体21、41は引抜
用キャリッジ5を引抜き方向に走行移動させる。
【0009】キャリッジ移動用シリンダ8、38は、引
抜用キャリッジ5の走行経路2の側方位置に配設されて
いるので、キャリッジ移動機構の設備に必要な設備スペ
−スは、従来よりも、大略、キャリッジ移動用シリンダ
8、38の長さ相当分だけ、短くすることができた。
【0010】一端を引抜用キャリッジ5に係止した索状
体21、41は、静止輪15、35と移動輪17、3
7、47を掛け回して他端を装置フレ−ム4に係止して
いる構成としたので、ピストンロッド10、40と共に
移動する移動輪17、37、47の移動距離の倍数だ
け、引抜用キャリッジ5は移動することになって、引抜
き動作に必要なキャリッジ移動用シリンダ8、38の必
要ストロ−クは短縮できて、キャリッジ移動用シリンダ
8、38を、短くすることができた。
【0011】上記キャリッジ移動用シリンダ8、38
は、引抜用キャリッジ5の引抜き移動と共にピストンロ
ッド10、40が突出するような向きに設けている構成
としているので、引抜き移動の際は、圧力流体はピスト
ンロッド10、40の無い側からシリンダ室のピストン
に導入されて、ピストンの全面積に圧力流体が作用し
て、十分に大きいキャリッジ引張力が得られ、キャリッ
ジ移動用シリンダ8、38は小径とすることができる。
【0012】
【実施例】以下この発明の実施例を図に基づき説明す
る。図1は、引抜装置の第1実施例の主要部の正面図で
あり、図2は、図1の一部を切り欠いて示した平面図で
ある。走行ベッド1の頂部に左右一対のキャリッジレ−
ル2、2が、走行ベッド1の前位装置フレ−ム3、後位
装置フレ−ム4間に設けてあり、引抜用キャリッジ5
は、キャリッジレ−ル2、2へ走行移動自在に係合して
いる。前位フレ−ム3には、ダイス6を装着したダイス
ホルダ7が、設けられている。
【0013】引抜用キャリッジ5の走行経路であるキャ
リッジレ−ル2、2の側方位置(実施例では下方位置)
に、キャリッジ移動用シリンダ8を、そのシリンダ体9
が後位装置フレ−ム4側で、ピストンロッド10が前位
装置フレ−ム3側となるように、走行ベッド1に固定し
ている。ピストンロッド10の突出端部に、移動輪支持
体11を取付け、走行ベッド1の下部には、左右及び上
下夫々一対の移動輪支持体レ−ル12、12、12、1
2を、走行ベッド1の前位装置フレ−ム3、後位装置フ
レ−ム4間に設けている。そして、移動輪支持体11に
軸支した左右及び、上下夫々一対のロ−ラ−13、1
3、13、13を、これらの移動輪支持体レ−ル12へ
走行移動自在に係合している。
【0014】前位装置フレ−ム3に、左右一対の前位ス
プロケットホィ−ル14、14を軸支し、後位装置フレ
−ム4に、左右一対の後位スプロケットホィ−ル15、
15を軸支し、移動輪支持体11には、前位装置フレ−
ム3に近い側に左右一対のスプロケットホィ−ル16、
16を、後位装置フレ−ム4に近い側に左右一対のスプ
ロケットホィ−ル17、17を、夫々軸支している。前
位スプロケットホィ−ル14と後位スプロケットホィ−
ル15は、同径とし、スプロケットホィ−ル16とスプ
ロケットホィ−ル17は、同径としている。
【0015】引抜用キャリッジ5に設けたア−ム18
に、索状体係止レバ−19の中央部を、ピン20により
左右回動自在に枢支し、チエン(或いは図示しないワイ
ヤ)からなる左右一対の後部の索状体21、21の一端
を、索状体係止レバ−19の左右端部に係止して、軸支
位置が移動しない静止輪である左右一対の後位スプロケ
ットホィ−ル15、15に、この索状体21、21を掛
け回し、軸支位置が移動する移動輪である移動輪支持体
11の左右一対の後位のスプロケットホィ−ル17、1
7(後位装置フレ−ム4に近い側)を掛け回して、この索
状体21、21の他端を、後位装置フレ−ム4に、張り
調整ボルト22、22を用いて、張り調整可能に係止し
ている。
【0016】上記と同様な材質の左右一対の前部の索状
体23、23の一端を、索状体係止レバ−19の左右端
部に係止して、軸支位置が移動しない静止輪である左右
一対の前位スプロケットホィ−ル14、14に、この索
状体23、23を掛け回し、軸支位置が移動する移動輪
である移動輪支持体11の左右一対の前位のスプロケッ
トホィ−ル16、16(前位装置フレ−ム3に近い側)を
掛け回して、この索状体23、23の他端を、前位装置
フレ−ム3に、張り調整ボルト24、24を用いて、張
り調整可能に係止している。
【0017】例示した引抜用キャリッジ5には、ガイド
溝25に上下スライド可能に係合した上位爪片26と固
定側の下位爪片27とが設けてあり、上位爪片26は、
チャックシリンダ28のピストン29によって上下さ
せ、図示しない管素材の口付部を、上位爪片26と下位
爪片27とでチャックするものである。図1、図2の左
方には、図示省略しているプラグバ−を出入可能とする
プラグシリンダを固定した挿入機台と、管素材の左部を
支承して挿入機台上を走行する管素材支承台車が設けら
れている。挿入機台は、その左端部を水平状の軸によ
り、上下回動可能に枢支されて挿入機台昇降シリンダの
ピストンの出入動作により昇降回動できる。
【0018】次に上記構成の引抜装置のキャリッジ移動
機構の動作を説明する。挿入機台昇降シリンダのピスト
ンを突出して挿入機台と共にプラグバ−を斜め上に上昇
させ、図示しない挿入台車を移動して管素材を、口付部
の反対側からプラグバ−に挿入する。挿入を終えて挿入
機台昇降シリンダのピストンを引き込ませ、挿入機台と
共に管素材とプラグバ−を水平位置に戻す。キャリッジ
移動用シリンダ8のピストンロッド10は引き込ませ
て、引抜用キャリッジ5を、図1、図2のようにダイス
6に接近させておく。そして、プラグシリンダによりプ
ラグバ−を突出動作させてダイス6へ管素材の口付部を
挿通し、上位爪片26と下位爪片27とで口付部をつか
み、プラグバ−のプラグをダイス6に対し、所定位置に
セットする。
【0019】次に、キャリッジ移動用シリンダ8の図示
しないピストン体の後側(ピストンロッド10の無い側)
から、圧力油、圧力水、圧縮空気などの圧力流体を導入
して、ピストンロッド10を突出させる。ピストンロッ
ド10が突出すると移動輪支持体11は、移動輪支持体
レ−ル12、12、12、12にガイドされて図1、図
2の左方へ走行し、索状体21と索状体23を巻きかけ
ているスプロケットホィ−ル16、16、17、17
は、何れも左回りする。スプロケットホィ−ル16、1
6、17、17のこの左回りにより、引抜用キャリッジ
5から後位スプロケットホィ−ル15までの間では、索
状体21は図1、図2の右方へ移動し、後位スプロケッ
トホィ−ル15からスプロケットホィ−ル17までの間
では索状体21は左方へ移動して引抜用キャリッジ5を
右方へ移動させると共に、引抜用キャリッジ5から前位
スプロケットホィ−ル14までの間では、索状体23は
図1、図2の右方へ移動し、前位スプロケットホィ−ル
14からスプロケットホィ−ル16までの間では索状体
21は左方へ移動する。
【0020】引抜用キャリッジ5のかかる右方への移動
に伴い、管素材はダイス6によって所定の形状に引抜か
れることになる。引抜き工程を終えると、キャリッジ移
動用シリンダ8の図示しないピストン体の前側から圧力
流体を導入して、ピストンロッド10を引き込ませる。
ピストンロッド10の引き込みにより、移動輪支持体1
1は右方へ走行し、スプロケットホィ−ル16、16、
17、17は、何れも右回りする。スプロケットホィ−
ル16、16、17、17のこの右回りにより、引抜用
キャリッジ5から後位スプロケットホィ−ル15までの
間では、索状体21は図1、図2の左方へ移動し、後位
スプロケットホィ−ル15からスプロケットホィ−ル1
7までの間では索状体21は右方へ移動て引抜用キャリ
ッジ5を左方へ戻り移動させると共に、引抜用キャリッ
ジ5から前位スプロケットホィ−ル14までの間では、
索状体23は図1、図2で左方へ移動し、前位スプロケ
ットホィ−ル14からスプロケットホィ−ル16までの
間では索状体21は右方へ移動して、引抜き前の初期位
置に戻ることになる。
【0021】キャリッジ移動用シリンダ8は、引抜用キ
ャリッジ5の走行経路の側方位置であるキャリッジレ−
ル2、2の側方位置(実施例では下方位置)に配設されて
いるので、キャリッジ移動機構の設備に必要な設備スペ
−スは、引抜用キャリッジの走行経路とピストンロッド
とが直列となっている従来のキャリッジ移動機構より
も、大略、キャリッジ移動用シリンダ8の長さ相当分だ
け、短くすることができた。
【0022】一端を引抜用キャリッジ5に係止した索状
体21は、静止輪15と移動輪17とを掛け回して他端
を装置フレ−ム4に係止している構成としたので、ピス
トンロッド10と共に移動する移動輪17の移動距離の
2倍だけ、引抜用キャリッジ5は移動することになっ
て、引抜き動作に必要なキャリッジ移動用シリンダ8の
必要ストロ−クは、短縮できてキャリッジ移動用シリン
ダ8を、短くすることができた。
【0023】上記キャリッジ移動用シリンダ8は、ピス
トンロッド10の突出により引抜用キャリッジ5が引抜
き移動することになるような向きに設けているので、引
抜き移動の際は、圧力流体はピストンロッド10の無い
側からシリンダ室のピストンに導入されて、ピストンの
全面積に圧力流体が作用して十分に大きいキャリッジ引
張力が得られ、キャリッジ移動用シリンダ8は小径とす
ることができる。
【0024】図3は、この発明の引抜装置の第2実施例
の主要部の正面図である。この第2実施例は、図1の構
造において、索状体が掛け回される移動輪及び、静止輪
は、何れも上下2組、設けているものであり、上記図
1、図2の第1実施例と同一の構成部材については、共
に同一符号を付して、その構造の説明は省略した。
【0025】即ち、移動輪支持体レ−ル12、12、1
2、12に係合し、かつ、キャリッジ移動用シリンダ3
8のピストンロッド40に取付けている移動輪支持体3
1には、前位装置フレ−ム3に近い側に左右一対のスプ
ロケットホィ−ル36、36と46、46を軸支すると
共に、後位装置フレ−ム4に近い側に左右一対のスプロ
ケットホィ−ル37、37と47、47を軸支してい
る。前位装置フレ−ム3には、前位スプロケットホィ−
ル14、14とこれの下方に前位スプロケットホィ−ル
34、34を軸支すると共に、後位装置フレ−ム4に
は、後位スプロケットホィ−ル15、15とこれの下方
に後位スプロケットホィ−ル35、35を軸支してい
る。
【0026】そして、索状体係止レバ−19の左右端部
に一端を係止している左右一対の後部の索状体41、4
1は、後位装置フレ−ム4の後位スプロケットホィ−ル
15、15と移動輪支持体31の左右一対のスプロケッ
トホィ−ル37、37と後位装置フレ−ム4の後位スプ
ロケットホィ−ル35、35と、移動輪支持体31の左
右一対のスプロケットホィ−ル47、47とを掛け回し
て、この索状体41、41の他端を、後位装置フレ−ム
4の下部に、張り調整ボルト22、22を用いて係止し
ている。又、索状体係止レバ−19の左右端部に一端を
係止している左右一対の前部の索状体43、43は、前
位装置フレ−ム3の前位スプロケットホィ−ル14、1
4と移動輪支持体31の左右一対のスプロケットホィ−
ル36、36と前位装置フレ−ム3の前位スプロケット
ホィ−ル34、34と、移動輪支持体31の左右一対の
スプロケットホィ−ル46、46とを掛け回して、この
索状体41、41の他端を、前位装置フレ−ム3の下部
に、張り調整ボルト24、24を用いて係止している。
【0027】次に上記第2実施例の引抜装置のキャリッ
ジ移動機構の動作を説明する。引抜き工程に際し、キャ
リッジ移動用シリンダ38のピストンロッド40を突出
させると、移動輪支持体31は図3の左方へ走行し、ス
プロケットホィ−ル36、36、46、46、37、3
7、47、47は、何れも左回りする。スプロケットホ
ィ−ル36、36、46、46、37、37、47、4
7のこの左回りにより、引抜用キャリッジ5から後位ス
プロケットホィ−ル15までの間と、スプロケットホィ
−ル37から後位スプロケット35までの間では、索状
体41は図3の右方へ移動し、後位スプロケットホィ−
ル15からスプロケットホィ−ル37までの間と、後位
スプロケットホィ−ル35からスプロケットホィ−ル4
7までの間では、索状体41は図3の左方へ移動して引
抜用キャリッジ5を右方へ移動させると共に、引抜用キ
ャリッジ5から前位スプロケットホィ−ル14までの間
と、スプロケットホィ−ル36から前位スプロケット3
4までの間では、索状体41は図3の右方へ移動し、前
位スプロケットホィ−ル14からスプロケットホィ−ル
36までの間と、前位スプロケットホィ−ル34からス
プロケットホィ−ル46までの間では、索状体41は図
3の左方へ移動する。
【0028】引抜用キャリッジ5のこの右方移動に伴
い、管素材はダイス6によって所定の形状に引抜かれ
る。引抜き工程を終えると、キャリッジ移動用シリンダ
38のピストンロッド40を引き込ませる。ピストンロ
ッド40の引き込みにより、移動輪支持体31は右方へ
走行し、スプロケットホィ−ル36、36、46、4
6、37、37、47、47は、何れも右回りし、これ
により、引抜用キャリッジ5から後位スプロケットホィ
−ル15までの間と、スプロケットホィ−ル37から後
位スプロケット35までの間では、索状体41は図3の
左方へ移動し、後位スプロケットホィ−ル15からスプ
ロケットホィ−ル37までの間と、後位スプロケットホ
ィ−ル35からスプロケットホィ−ル47までの間で
は、索状体41は図3の右方へ移動して引抜用キャリッ
ジ5を左方へ戻り移動させると共に、引抜用キャリッジ
5から前位スプロケットホィ−ル14までの間と、スプ
ロケットホィ−ル36から前位スプロケット34までの
間では、索状体41は図3の左方へ移動し、前位スプロ
ケットホィ−ル14からスプロケットホィ−ル36まで
の間と、前位スプロケットホィ−ル34からスプロケッ
トホィ−ル46までの間では、索状体41は図3の右方
へ移動して、引抜き前の初期位置に戻ることになる。
【0029】この第2実施例も、前記第1図の第1実施
例と同様、キャリッジ移動用シリンダ38は、引抜用キ
ャリッジ5の走行経路の側方位置であるキャリッジレ−
ル2、2の側方位置(実施例では下方位置)に配設されて
いるので、キャリッジ移動機構の設備に必要な設備スペ
−スは、引抜用キャリッジの走行経路とピストンロッド
とが直列となっている従来のキャリッジ移動機構より
も、大略、キャリッジ移動用シリンダ38の長さ相当分
だけ、短くすることができた。
【0030】又、一端を引抜用キャリッジ5に係止した
索状体31、31は、静止輪15、15、移動輪37、
37、静止輪35、35、移動輪47、47を掛け回し
て他端を後位装置フレ−ム4に係止している構成とした
ので、ピストンロッド40と共に移動する移動輪37と
47の移動距離の4倍だけ、引抜用キャリッジ5は移動
することになって、引抜き動作に必要なキャリッジ移動
用シリンダ38の必要ストロ−クは、短縮できて、キャ
リッジ移動用シリンダ38を短くすることができた。
【0031】さらに、この第2実施例も、前記第1図の
第1実施例と同様、上記キャリッジ移動用シリンダ38
は、ピストンロッド40の突出により引抜用キャリッジ
5が引抜き移動することになるような向きに設けている
ので、引抜き移動の際は、圧力流体はピストンロッド1
0の無い側からシリンダ室のピストンに導入されて、ピ
ストンの全面積に圧力流体が作用して、十分に大きいキ
ャリッジ引張力が得られ、キャリッジ移動用シリンダ8
は小径とすることができる。
【0032】なお、キャリッジ移動用シリンダ8、38
の走行経路であるキャリッジレ−ル2、2に対する配設
位置は、図1、図3の実施例のような下方に限られず、
キャリッジレ−ル2、2の左右一方の側方に設けている
ものであっても良い。又、上記移動輪支持体に軸支する
移動輪の組数は、図1、図3の実施例に限られるもので
なく、管素材の長さに応じて3組以上の多数とすること
ができる。
【0033】又、図4にこの発明の引抜装置の参考例と
して主要部の正面図で示したように、キャリッジ移動用
シリンダ58は、引抜用キャリッジ5の走行経路の側方
位置であるキャリッジレ−ル2、2の側方位置(図示例
では下方位置)に配設し、図1、図3の実施例における
ような移動輪は設けないで、一端を索状体係止レバ−1
9の左右端部に係止して後位スプロケットホィ−ル15
を掛け回している後部の索状体51、51は、他端をキ
ャリッジ移動用シリンダ58のピストンロッド60に取
付けている移動体61(左右及び上下夫々一対のロ−ラ
−63、63、63、63が左右及び上下夫々一対の移
動体レ−ル62、62、62、62に係合している)に
係止し、そして、一端を索状体係止レバ−19の左右端
部に係止して前位スプロケットホィ−ル14を掛け回し
ているいる前部の索状体53は、他端を移動体61に係
止する構成としたものである。
【0034】この参考例でも、前記第1図の第1実施例
と同様、キャリッジ移動用シリンダ58は、引抜用キャ
リッジ5の走行経路の側方位置であるキャリッジレ−ル
2、2の側方位置(図示例では下方位置)に配設されてい
るので、キャリッジ移動機構の設備に必要な設備スペ−
スは、引抜用キャリッジの走行経路とピストンロッドと
が直列となっている従来よりも、大略、キャリッジ移動
用シリンダ58の長さ相当分だけ、短くすることができ
た。
【0035】そして、この参考例も、前記第1図の第1
実施例と同様、上記キャリッジ移動用シリンダ58は、
ピストンロッド60の突出により引抜用キャリッジ5が
引抜き移動することになるような向きに設けているの
で、引抜き移動の際は、圧力流体はピストンロッド60
の無い側からシリンダ室のピストンに導入されて、ピス
トンの全面積に圧力流体が作用して、十分に大きいキャ
リッジ引張力が得られることになった。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、キャ
リッジ移動用シリンダ8、38は、引抜用キャリッジ5
の走行経路の側方位置に配設されているので、キャリッ
ジ移動機構の設備に必要な設備スペ−スは、従来より
も、大略、キャリッジ移動用シリンダ8、38の長さ相
当分だけ、短くすることができて、引抜装置の設備スペ
−スの長さの短縮が可能となった。
【0037】一端を引抜用キャリッジ5に係止した索状
体21、41は、静止輪15、35と移動輪17、3
7、47を掛け回して他端を装置フレ−ム4に係止して
いる構成としたので、ピストンロッド10、40と共に
移動する移動輪の移動距離の倍数だけ、引抜用キャリッ
ジ5は移動することになって、引抜き動作に必要なキャ
リッジ移動用シリンダ8、38の必要ストロ−クは短縮
でき、キャリッジ移動用シリンダ8、38は、短くする
ことができ、このことによって引抜装置の設備スペ−ス
の長さの一層の短縮が、可能となった。
【0038】上記キャリッジ移動用シリンダ8、38
は、引抜用キャリッジ5の引抜き移動と共にピストンロ
ッド10、40が突出するような向きに設けている構成
としたので、引抜き移動の際は、圧力流体はピストンロ
ッド10、40の無い側からシリンダ室のピストンに導
入されて、ピストンの全面積に圧力流体が作用するた
め、十分に大きいキャリッジ引張力が得られ、これによ
り、キャリッジ移動用シリンダ8、38は小径とするこ
とができ、引抜装置の小型化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の引抜装置の第1実施例の主要部の正
面図である。
【図2】図1の一部を切り欠いて示した平面図である。
【図3】この発明の引抜装置の第2実施例の主要部の正
面図である。
【図4】この発明の引抜装置の参考例の主要部の正面図
である。
【図5】従来の引抜装置のキャリッジ移動機構を示す正
面図である。
【符号の説明】
2 走行経路(キャリッジレ−ル) 4 装置フレ−ム(後位装置フレ−ム) 5 引抜用キャリッジ 8、38 キャリッジ移動用シリンダ 10、40 ピストンロッド 15、35 静止輪(後位スプロケットホィ−
ル) 17、37、47 移動輪(スプロケットホィ−ル) 21、41 索状体(チエン)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引抜用キャリッジの走行経路の側方位
    置に配設したキャリッジ移動用シリンダと、キャリッジ
    移動用シリンダのピストンロッドに設けた移動輪と、装
    置フレ−ムに軸支した静止輪と、一端を引抜用キャリッ
    ジに係止して静止輪、移動輪を掛け回して他端は装置フ
    レ−ムに係止している索状体とを有していることを特徴
    とする引抜装置のキャリッジ移動機構。
  2. 【請求項2】 上記キャリッジ移動用シリンダは、ピ
    ストンロッドの突出により引抜用キャリッジが引抜き移
    動することになるような向きに設けていることを特徴と
    する請求項1の引抜装置のキャリッジ移動機構。
JP8452992A 1992-03-05 1992-03-05 引抜装置のキャリッジ移動機構 Expired - Lifetime JPH0712484B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109500116A (zh) * 2018-12-28 2019-03-22 重庆龙煜精密铜管有限公司 变径管拉伸机
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