JPH05245061A - 除菌ペーパー供給装置 - Google Patents
除菌ペーパー供給装置Info
- Publication number
- JPH05245061A JPH05245061A JP9901992A JP9901992A JPH05245061A JP H05245061 A JPH05245061 A JP H05245061A JP 9901992 A JP9901992 A JP 9901992A JP 9901992 A JP9901992 A JP 9901992A JP H05245061 A JPH05245061 A JP H05245061A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sterilizing
- supply nozzle
- main body
- roll paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一般に用いられるトイレット用のロールペーパ
ーが使用でき、拭き取り除菌する直前に、巻出したペー
パーへ除菌液を含浸させることができる除菌ペーパー供
給装置。 【構成】本体ケース２の内部に、ロールペーパー用ホル
ダー３と除菌液タンク４を併設し、除菌液タンク４に除
菌液供給ノズル８を設け、本体ケース２に前面開口の挿
入空間５を形成し、挿入空間５に除菌液供給ノズル８を
臨ませたこと。
ーが使用でき、拭き取り除菌する直前に、巻出したペー
パーへ除菌液を含浸させることができる除菌ペーパー供
給装置。 【構成】本体ケース２の内部に、ロールペーパー用ホル
ダー３と除菌液タンク４を併設し、除菌液タンク４に除
菌液供給ノズル８を設け、本体ケース２に前面開口の挿
入空間５を形成し、挿入空間５に除菌液供給ノズル８を
臨ませたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、除菌ペーパーを供給す
るための装置に関する。除菌ペーパーは、洋式便器の便
座等を拭き取り除菌するときに用いるものである。
るための装置に関する。除菌ペーパーは、洋式便器の便
座等を拭き取り除菌するときに用いるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の除菌ペーパーは、紙，不織布等に
除菌剤を予め含浸させたものであり、その複数枚を容器
に収納した状態で市販されている。容器は、除菌液の乾
燥を防止するために、開閉蓋が設けられている。除菌ペ
ーパーを使用するときには、開閉蓋を開けて、除菌ペー
パーの一枚を取り出し後に、開閉蓋を閉じておく。
除菌剤を予め含浸させたものであり、その複数枚を容器
に収納した状態で市販されている。容器は、除菌液の乾
燥を防止するために、開閉蓋が設けられている。除菌ペ
ーパーを使用するときには、開閉蓋を開けて、除菌ペー
パーの一枚を取り出し後に、開閉蓋を閉じておく。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の除菌ペ
ーパーは、その湿潤強度を大きくして、容器から破れな
いように取り出せるようにする必要がある。そのため、
除菌ペーパーの基材には、高価な紙，不織布を用いねば
ならなかった。また、容器の開閉蓋の閉じかたが不完全
な場合には、容器内の除菌ペーパーを乾燥させてしま
い、除菌ペーパーの使用ができなくなる。更に、容器入
りの除菌ペーパーは、購入のし易さ等の関係から、容器
の大きさに制限を受けるため、流通コストが高くなる問
題がある。
ーパーは、その湿潤強度を大きくして、容器から破れな
いように取り出せるようにする必要がある。そのため、
除菌ペーパーの基材には、高価な紙，不織布を用いねば
ならなかった。また、容器の開閉蓋の閉じかたが不完全
な場合には、容器内の除菌ペーパーを乾燥させてしま
い、除菌ペーパーの使用ができなくなる。更に、容器入
りの除菌ペーパーは、購入のし易さ等の関係から、容器
の大きさに制限を受けるため、流通コストが高くなる問
題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、一般に用いられるトイレツト用のロー
ルペーパーが使用でき、拭き取り除菌する直前に、巻出
したペーパーへ除菌液を含浸させることができる除菌ペ
ーパー供給装置の提供を目的とする。
解決するために、一般に用いられるトイレツト用のロー
ルペーパーが使用でき、拭き取り除菌する直前に、巻出
したペーパーへ除菌液を含浸させることができる除菌ペ
ーパー供給装置の提供を目的とする。
【０００５】本発明が採用した第１の手段は、本体ケー
スの内部に、ロールペーパー用ホルダーと除菌液タンク
を併設し、除菌液タンクに除菌液供給ノズルを設け、本
体ケースに前面開口の挿入空間を形成し、該挿入空間に
除菌液供給ノズルを臨ませたことを特徴とする除菌ペー
パー供給装置である。
スの内部に、ロールペーパー用ホルダーと除菌液タンク
を併設し、除菌液タンクに除菌液供給ノズルを設け、本
体ケースに前面開口の挿入空間を形成し、該挿入空間に
除菌液供給ノズルを臨ませたことを特徴とする除菌ペー
パー供給装置である。
【０００６】本発明が採用した第２の手段は、上記第１
又は２の手段において、前記除菌液供給ノズルを上下移
動自在とし、前記除菌液供給ノズルの上下移動と連動す
る操作リンクを設け、前記ロールペーパー用ホルダーに
ペーパー巻出具を設け、ペーパー巻出具に操作リンクを
連結したことである。
又は２の手段において、前記除菌液供給ノズルを上下移
動自在とし、前記除菌液供給ノズルの上下移動と連動す
る操作リンクを設け、前記ロールペーパー用ホルダーに
ペーパー巻出具を設け、ペーパー巻出具に操作リンクを
連結したことである。
【０００７】
【作用】第１の手段にあっては、ロールペーパー用ホル
ダーにロールペーパーを装着することができると共に、
除菌液タンクに除菌液を充填することができるため、ロ
ールペーパー用ホルダから適宜長さ巻き出したペーパー
に、除菌液供給ノズルから出た除菌液を含浸させること
ができる。ロールペーパー用ホルダーと除菌液タンクと
は、本体ケースで一体的に構成することができる。
ダーにロールペーパーを装着することができると共に、
除菌液タンクに除菌液を充填することができるため、ロ
ールペーパー用ホルダから適宜長さ巻き出したペーパー
に、除菌液供給ノズルから出た除菌液を含浸させること
ができる。ロールペーパー用ホルダーと除菌液タンクと
は、本体ケースで一体的に構成することができる。
【０００８】第２の手段にあっては、除菌液供給ノズル
を上下移動させると、操作リンクを介してペーパー巻出
具を駆動してロールペーパー用ホルダーを強制的に巻き
出し操作する。
を上下移動させると、操作リンクを介してペーパー巻出
具を駆動してロールペーパー用ホルダーを強制的に巻き
出し操作する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明に係る除菌ペーパー供給装置
（以下「本発明装置」という）を図面に示す実施例に基
づいて説明する。図１乃至図３は、本発明装置の実施例
を示すものである。本発明装置１は、本体ケース２の内
部に、ロールペーパー用ホルダー３と除菌液タンク４を
併設してある。
（以下「本発明装置」という）を図面に示す実施例に基
づいて説明する。図１乃至図３は、本発明装置の実施例
を示すものである。本発明装置１は、本体ケース２の内
部に、ロールペーパー用ホルダー３と除菌液タンク４を
併設してある。
【００１０】本体ケース２は、図１及び図２に示す如
く、合成樹脂又はステンレス鋼素材等から箱状に成形さ
れ、正面下方に前面開口の挿入空間５が形成され、上部
に開閉蓋６が備えられている。開閉蓋６は、下端縁が紙
切り部６ａとなっている。本体ケース２は、閉じた開閉
蓋６の紙切り部６ａの下方に、ペーパー引き出し用の開
口部７を形成するようになっている。下方の挿入空間５
は、手先Ｈ（図１参照）で持ったペーパーＰａを前面開
口部５ａから内部へ挿入でき、且つ後述する除菌液供給
ノズル８にペーパーＰ接触させることができる大きさに
形成されている。なお、挿入空間５は、底板９の無いも
のであってもよい。
く、合成樹脂又はステンレス鋼素材等から箱状に成形さ
れ、正面下方に前面開口の挿入空間５が形成され、上部
に開閉蓋６が備えられている。開閉蓋６は、下端縁が紙
切り部６ａとなっている。本体ケース２は、閉じた開閉
蓋６の紙切り部６ａの下方に、ペーパー引き出し用の開
口部７を形成するようになっている。下方の挿入空間５
は、手先Ｈ（図１参照）で持ったペーパーＰａを前面開
口部５ａから内部へ挿入でき、且つ後述する除菌液供給
ノズル８にペーパーＰ接触させることができる大きさに
形成されている。なお、挿入空間５は、底板９の無いも
のであってもよい。
【００１１】前記ロールペーパー用ホルダー３は、ロー
ルペーパー挿着空間Ｓの両側に設けたペーパー支持具１
０，１１からなる。一方のペーパー支持具１０は、本体
ケース２に接合したブラケット１２と、ブラケット１２
に回転自在に軸支した紙管押さえ具１３と、紙管押さえ
具１３の軸１３ａを紙管押圧方向へ付勢するバネ具１４
とからなる。他方のペーパー支持具１１は、除菌タンク
４の凹部４ａに挿嵌した軸受け１５と、軸受け１５に回
転自在に軸支した紙管押さえ具１６とからなる。なお、
他方のペーパー支持具１１は、図示は省略したが、本体
ケース２に接合したブラケットに紙管押さえ具１６を軸
支して構成することもある。
ルペーパー挿着空間Ｓの両側に設けたペーパー支持具１
０，１１からなる。一方のペーパー支持具１０は、本体
ケース２に接合したブラケット１２と、ブラケット１２
に回転自在に軸支した紙管押さえ具１３と、紙管押さえ
具１３の軸１３ａを紙管押圧方向へ付勢するバネ具１４
とからなる。他方のペーパー支持具１１は、除菌タンク
４の凹部４ａに挿嵌した軸受け１５と、軸受け１５に回
転自在に軸支した紙管押さえ具１６とからなる。なお、
他方のペーパー支持具１１は、図示は省略したが、本体
ケース２に接合したブラケットに紙管押さえ具１６を軸
支して構成することもある。
【００１２】前記除菌液タンク４は、合成樹脂等からス
テンレス鋼素材等からＬ字箱状に成形され、段部が前記
ロールペーパー挿着空間Ｓとなるようにしてある。除菌
液タンク４は、上部に除菌液供給用の蓋１８が設けら
れ、底面側に除菌液供給ノズル８の接続口４ａを形成し
てある。
テンレス鋼素材等からＬ字箱状に成形され、段部が前記
ロールペーパー挿着空間Ｓとなるようにしてある。除菌
液タンク４は、上部に除菌液供給用の蓋１８が設けら
れ、底面側に除菌液供給ノズル８の接続口４ａを形成し
てある。
【００１３】除菌液供給ノズル８は、下端の流出部を前
記挿入空間５に突出させてある。除菌液供給ノズル８
は、図３に示す如く、前記除菌液タンク４の接続口４ａ
に内嵌する絞り具２０と、接続口４ａに外嵌するキャッ
プ２１と、キャップ２１の貫通孔２１ａに上下移動自在
に貫挿したノズル棒２２と、ノズル棒２２の上端に設け
た弁体２３と、ノズル棒２２を下方に付勢するバネ２４
とからなる。
記挿入空間５に突出させてある。除菌液供給ノズル８
は、図３に示す如く、前記除菌液タンク４の接続口４ａ
に内嵌する絞り具２０と、接続口４ａに外嵌するキャッ
プ２１と、キャップ２１の貫通孔２１ａに上下移動自在
に貫挿したノズル棒２２と、ノズル棒２２の上端に設け
た弁体２３と、ノズル棒２２を下方に付勢するバネ２４
とからなる。
【００１４】絞り具２０は、絞り流出口２０ａが穿設さ
れ、上面側に網体等からなるストレーナー２５を取り付
けてある。絞り具２０は、内側に液溜空間Ｒが形成さ
れ、１回操作分の除菌液Ｌが溜まるようになっている。
ノズル棒２２は、内部に流路２２ａが形成され、下端に
流出口２２ｂの適数個を開口してある。
れ、上面側に網体等からなるストレーナー２５を取り付
けてある。絞り具２０は、内側に液溜空間Ｒが形成さ
れ、１回操作分の除菌液Ｌが溜まるようになっている。
ノズル棒２２は、内部に流路２２ａが形成され、下端に
流出口２２ｂの適数個を開口してある。
【００１５】除菌液供給ノズル８は、通常はバネ２４で
ノズル棒２２を下方へ押圧して、弁体２３をキャップ２
１に着座させている。従って、通常は、ノズル棒２２か
らの除菌液Ｌの流出はない。除菌液供給ノズル８は、バ
ネ２４の反発力に抗してノズル棒２２を上方へ押圧する
と、弁体２３がキャップ２１から離れて絞り具２０に着
座（図示は省略）する。このとき、除菌液供給ノズル８
は、絞り流出口２０ａが閉塞され、液溜空間Ｒの１回操
作分の除菌液Ｌが、ノズル棒２２の流路２２ａ，流出口
２２ｂ，２２ｂ…から外部へ流出する。
ノズル棒２２を下方へ押圧して、弁体２３をキャップ２
１に着座させている。従って、通常は、ノズル棒２２か
らの除菌液Ｌの流出はない。除菌液供給ノズル８は、バ
ネ２４の反発力に抗してノズル棒２２を上方へ押圧する
と、弁体２３がキャップ２１から離れて絞り具２０に着
座（図示は省略）する。このとき、除菌液供給ノズル８
は、絞り流出口２０ａが閉塞され、液溜空間Ｒの１回操
作分の除菌液Ｌが、ノズル棒２２の流路２２ａ，流出口
２２ｂ，２２ｂ…から外部へ流出する。
【００１６】図１及び図２に示す如く、上記除菌液供給
ノズル８と前記ペーパー支持具１０との間には、ペーパ
ー繰り出し装置２６が必要に応じて設けられている。ペ
ーパー繰り出し装置２６は、前記ノズル棒２２から延設
したＬ状の操作リンク２７と、ペーパ巻出具２８とから
なる。ペーパ巻出具２８は、紙管押さえ具１３の軸１３
ａに、一方クラツチ（図示は省略）を介して外嵌したピ
ニオンギヤー３０からなる。操作リンク２７の上端側に
は、ピニオンギヤー３０に噛み合うラックギヤー２９を
刻設してある。一方クラツチは、操作リンク２７が上方
へ移動するときには、ピニオンギヤー３０と軸１３ａと
を接続状態にして紙管押さえ具１３をペーパー繰り出し
方向（矢符Ｂ方向）ヘ回転させ、操作リンク２７が下方
へ移動するときには、ピニオンギヤー３０と軸１３ａと
を非接合状態とするものである。
ノズル８と前記ペーパー支持具１０との間には、ペーパ
ー繰り出し装置２６が必要に応じて設けられている。ペ
ーパー繰り出し装置２６は、前記ノズル棒２２から延設
したＬ状の操作リンク２７と、ペーパ巻出具２８とから
なる。ペーパ巻出具２８は、紙管押さえ具１３の軸１３
ａに、一方クラツチ（図示は省略）を介して外嵌したピ
ニオンギヤー３０からなる。操作リンク２７の上端側に
は、ピニオンギヤー３０に噛み合うラックギヤー２９を
刻設してある。一方クラツチは、操作リンク２７が上方
へ移動するときには、ピニオンギヤー３０と軸１３ａと
を接続状態にして紙管押さえ具１３をペーパー繰り出し
方向（矢符Ｂ方向）ヘ回転させ、操作リンク２７が下方
へ移動するときには、ピニオンギヤー３０と軸１３ａと
を非接合状態とするものである。
【００１７】次に、本発明装置１の動作を使用手順に従
って説明する。トイレット用のロールペーパーＰを挿着
するときには、開閉蓋６を開けると共に、バネ具１４を
矢符Ａ方向ヘ押圧してペーパー支持具１０の紙管押さえ
具１３を後退させた後に、ロールペーパー挿着空間Ｓに
ロールペーパーＰを挿入し、バネ具１４の押圧を解除し
て紙管押さえ具１３，１６でロールペーパーＰを保持す
る。ロールペーパーＰの先端を本体ケース２の開口部７
から適宜長さ引き出しておく。除菌液タンク４の蓋１８
を開けて除菌液Ｌをタンク内に充填する。次に、開閉蓋
６を閉じて準備を完了する。
って説明する。トイレット用のロールペーパーＰを挿着
するときには、開閉蓋６を開けると共に、バネ具１４を
矢符Ａ方向ヘ押圧してペーパー支持具１０の紙管押さえ
具１３を後退させた後に、ロールペーパー挿着空間Ｓに
ロールペーパーＰを挿入し、バネ具１４の押圧を解除し
て紙管押さえ具１３，１６でロールペーパーＰを保持す
る。ロールペーパーＰの先端を本体ケース２の開口部７
から適宜長さ引き出しておく。除菌液タンク４の蓋１８
を開けて除菌液Ｌをタンク内に充填する。次に、開閉蓋
６を閉じて準備を完了する。
【００１８】使用するときには、本体ケース２の開口部
７からペーパーＰａを所望長さだけ巻き出し、開閉蓋６
の紙切り部６ａで切断する。次に、ペーパーＰａを適当
に重ね折り、図１に示す如く、本体ケース２の下方の挿
入空間５に挿入し、ペーパーＰａを介して除菌液供給ノ
ズル８のノズル棒２２を上方へ押圧する。
７からペーパーＰａを所望長さだけ巻き出し、開閉蓋６
の紙切り部６ａで切断する。次に、ペーパーＰａを適当
に重ね折り、図１に示す如く、本体ケース２の下方の挿
入空間５に挿入し、ペーパーＰａを介して除菌液供給ノ
ズル８のノズル棒２２を上方へ押圧する。
【００１９】除菌液供給ノズル８は、ノズル棒２２が上
方へ移動すると、図３に示す弁体２３がキャップ２１か
ら離れて絞り具２０に着座する。これにより、液溜空間
Ｒの１回操作分の除菌液Ｌが、ノズル棒２２の流出口２
２ｂから流出してペーパーＰａに含浸する。ペーパー繰
り出し装置２７は、ノズル棒２２の上方移動に伴い、ペ
ーパー支持貝１１の紙押さえ具１３を強制回転させ、ロ
ールペーパーＰを巻き出して、本体ケース２の開口部７
からペーパーＰａを出して摘み代を形成する（図２
（Ｂ）参照）。
方へ移動すると、図３に示す弁体２３がキャップ２１か
ら離れて絞り具２０に着座する。これにより、液溜空間
Ｒの１回操作分の除菌液Ｌが、ノズル棒２２の流出口２
２ｂから流出してペーパーＰａに含浸する。ペーパー繰
り出し装置２７は、ノズル棒２２の上方移動に伴い、ペ
ーパー支持貝１１の紙押さえ具１３を強制回転させ、ロ
ールペーパーＰを巻き出して、本体ケース２の開口部７
からペーパーＰａを出して摘み代を形成する（図２
（Ｂ）参照）。
【００２０】除菌液Ｌの含浸が終了したなば、ノズル棒
２２の押圧を解除して含浸済のペーパーＰａを挿入空間
５から出す。除菌液供給ノズル８は、押圧解除に伴いバ
ネ２４の弾性力でノズル棒２２を下方へ自動的に移動さ
せ、弁体２３が絞り具２０から離れてキヤップ２１に着
座する。これにより、開口した絞り孔２０ａから液溜空
間Ｒに１回操作分の除菌液Ｌが流出する。
２２の押圧を解除して含浸済のペーパーＰａを挿入空間
５から出す。除菌液供給ノズル８は、押圧解除に伴いバ
ネ２４の弾性力でノズル棒２２を下方へ自動的に移動さ
せ、弁体２３が絞り具２０から離れてキヤップ２１に着
座する。これにより、開口した絞り孔２０ａから液溜空
間Ｒに１回操作分の除菌液Ｌが流出する。
【００２１】なお、除菌液Ｌの含浸したペーパーＰａで
除菌したい便座（図示は省略）を拭き取り除菌する。
除菌したい便座（図示は省略）を拭き取り除菌する。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る除菌ペー
パー供給装置は、次のような優れた効果を有する。 一般に用いられるトイレツト用のロールペーパーが使
用できるため、消耗品の供給が簡単であり、且つランニ
ングコストを安くすることが可能となる。
パー供給装置は、次のような優れた効果を有する。 一般に用いられるトイレツト用のロールペーパーが使
用できるため、消耗品の供給が簡単であり、且つランニ
ングコストを安くすることが可能となる。
【００２３】拭き取り除菌する直前に除菌液を含浸さ
せることができるので、必要な量の除菌ペーパーを瞬時
に得ることができる。従って、従来発生していた使用不
能な乾燥した除菌ペーパーの発生はない。
せることができるので、必要な量の除菌ペーパーを瞬時
に得ることができる。従って、従来発生していた使用不
能な乾燥した除菌ペーパーの発生はない。
【００２４】ロールペーパー用ホルダーにペーパー巷
出具を設けたときには、ペーパーに除菌液を含浸させる
ときにロールペーパーが巻出されて摘み代ができるの
で、次回のペーパーの巻出が容易となる。
出具を設けたときには、ペーパーに除菌液を含浸させる
ときにロールペーパーが巻出されて摘み代ができるの
で、次回のペーパーの巻出が容易となる。
【図１】本発明装置の実施例の全体を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明装置の実施例の全体を示すものであり、
（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は左側断面図である。
（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は左側断面図である。
【図３】本発明装置の実施例における除菌液供給ノズル
を拡大した断面図である。
を拡大した断面図である。
２…本体ケース ３…ロールペーパー用ホルダー ４…除菌液用タンク ５…挿入空間 ８…除菌液供給用ノズル ２７…操作リンク ２８…ペーパー巻出具
Claims (2)
- 【請求項１】本体ケースの内部に、ロールペーパー用ホ
ルダーと除菌液タンクを併設し、除菌液タンクに除菌液
供給ノズルを設け、本体ケースに前面開口の挿入空間を
形成し、該挿入空間に除菌液供給ノズルを臨ませたこと
を特徴とする除菌ペーパー供給装置。 - 【請求項２】前記除菌液供給ノズルを上下移動自在と
し、前記除菌液供給ノズルの上下移動と連動する操作リ
ンクを設け、前記ロールペーパー用ホルダーにペーパー
巻出具を設け、ペーパー巻出具に操作リンクを連結した
請求項１又は２に記載の除菌ペーパー供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9901992A JPH05245061A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 除菌ペーパー供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9901992A JPH05245061A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 除菌ペーパー供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245061A true JPH05245061A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=14235481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9901992A Pending JPH05245061A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 除菌ペーパー供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05245061A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008099776A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Meizu:Kk | ロールペーパー供給装置 |
| JP2009232985A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Esumii:Kk | 複数トイレ用ロールペーパー支持装置 |
| KR101540908B1 (ko) * | 2014-04-15 | 2015-07-31 | 방상민 | 즉석 물티슈 공급장치 |
| CN113521341A (zh) * | 2021-07-06 | 2021-10-22 | 丰城市维美家实业有限公司 | 一种用于公共生活用纸消毒的自动喷雾器 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61199826A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | 小田 雄治 | 紙加湿器 |
| JPS6284717A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | 矢崎総業株式会社 | トイレツト・ペ−パ−引き出し器 |
| JPS647888B2 (ja) * | 1985-07-24 | 1989-02-10 | Nissan Shatai Co | |
| JPH0451924A (ja) * | 1990-06-16 | 1992-02-20 | Riyouzou Sugauchi | トイレ用ペーパーホルダー |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP9901992A patent/JPH05245061A/ja active Pending
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