JPH05244544A - 陰極線管及び高電圧電源を有する装置 - Google Patents
陰極線管及び高電圧電源を有する装置Info
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- JPH05244544A JPH05244544A JP4260063A JP26006392A JPH05244544A JP H05244544 A JPH05244544 A JP H05244544A JP 4260063 A JP4260063 A JP 4260063A JP 26006392 A JP26006392 A JP 26006392A JP H05244544 A JPH05244544 A JP H05244544A
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- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/20—Prevention of damage to cathode-ray tubes in the event of failure of scanning
Abstract
(57)【要約】
【目的】 陰極線管の動作制御を調整して陰極線管の動
作パラメータを許容範囲内に保ち、過剰のX線発生を防
止する。 【構成】 陰極線管1の動作中、X線の発生と相関関係
にある陰極線管の動作パラメータを連続的に測定する手
段5〜7, 10〜13 , 20 , 21と、測定した動作パラメー
タを予め定めた限界値と連続的に比較する手段22と、比
較結果に応答して陰極線管の種々の動作制御を調整し、
測定したパラメータ値を予め定めた限界値以下に保つ手
段とを具える。
作パラメータを許容範囲内に保ち、過剰のX線発生を防
止する。 【構成】 陰極線管1の動作中、X線の発生と相関関係
にある陰極線管の動作パラメータを連続的に測定する手
段5〜7, 10〜13 , 20 , 21と、測定した動作パラメー
タを予め定めた限界値と連続的に比較する手段22と、比
較結果に応答して陰極線管の種々の動作制御を調整し、
測定したパラメータ値を予め定めた限界値以下に保つ手
段とを具える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作中の陰極線管にお
けるX線発生量を制限する、特にX線発生量を制限する
も陰極線管を動作し続けるように陰極線管の動作を調整
する回路に関するものである。
けるX線発生量を制限する、特にX線発生量を制限する
も陰極線管を動作し続けるように陰極線管の動作を調整
する回路に関するものである。
【0002】陰極線管の動作中、電子は数十キロボルト
程度の高電位差を通って加速される。従って、電位は大
きな運動エネルギーを獲得し、これらが物体と衝突する
とX線を発生する。陰極線管を有する装置の近くにいる
人がX線に過露光されるのを防止する為に、米国政府は
X線発生に対する許容限界に関する条例を発布した。こ
れらの条例をテレビジョン受像機に適用する場合、これ
らの条例は現在、米国連邦条例“Title 21, Code of Fe
deral Regulations, Sction 1020”に記載されている。
程度の高電位差を通って加速される。従って、電位は大
きな運動エネルギーを獲得し、これらが物体と衝突する
とX線を発生する。陰極線管を有する装置の近くにいる
人がX線に過露光されるのを防止する為に、米国政府は
X線発生に対する許容限界に関する条例を発布した。こ
れらの条例をテレビジョン受像機に適用する場合、これ
らの条例は現在、米国連邦条例“Title 21, Code of Fe
deral Regulations, Sction 1020”に記載されている。
【0003】
【従来の技術】米国連邦条例を満足する為に、過剰のX
線発生となるおそれのある動作状態が生じた場合にテレ
ビジョン受像機をターン・オフさせる制御回路をテレビ
ジョン受像機に導入することが確立された手段となって
いる。X線束を直接測定するのは実際的でなく、その代
り、陰極線管の動作パラメータを測定し、これら動作パ
ラメータが過剰のX線発生となるおそれのある値に達す
ると陰極線管を不作動とする。現在用いられている種類
の保護回路は、陽極電力又は電圧が特定の受像機の陰極
線管に対する予め定めた限界値を越えた場合に受像機中
の陰極線管陽極供給電源を不作動とするアナログラッチ
ング回路である。この種類の保護回路は米国連邦条例を
満足するも、従来の保護回路は種々の欠点がある。
線発生となるおそれのある動作状態が生じた場合にテレ
ビジョン受像機をターン・オフさせる制御回路をテレビ
ジョン受像機に導入することが確立された手段となって
いる。X線束を直接測定するのは実際的でなく、その代
り、陰極線管の動作パラメータを測定し、これら動作パ
ラメータが過剰のX線発生となるおそれのある値に達す
ると陰極線管を不作動とする。現在用いられている種類
の保護回路は、陽極電力又は電圧が特定の受像機の陰極
線管に対する予め定めた限界値を越えた場合に受像機中
の陰極線管陽極供給電源を不作動とするアナログラッチ
ング回路である。この種類の保護回路は米国連邦条例を
満足するも、従来の保護回路は種々の欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の保護回路はしば
しば、入力信号の遷移中に、又は異常信号を受信するこ
とにより生じる水平発振器の瞬時的な発振のずれの際に
動作せしめられ、陰極線管を遮断せしめてしまう。更
に、これらのアナログ回路では、これらを適切に動作さ
せる為に構成素子の公差を極めて厳しくする必要があ
る。正確な構成素子を用いているにもかかわらず、過剰
なX線が最も悪い場合の状態の下で発生しないようにす
る為に、動作パラメータに余裕を持たせて陰極線管を動
作させるように保護回路を設計する必要が依然としてあ
る。従って、動作させるか動作させないかどっちつかず
の動作パラメータ値で陰極線管を動作せしめられる場合
がある。
しば、入力信号の遷移中に、又は異常信号を受信するこ
とにより生じる水平発振器の瞬時的な発振のずれの際に
動作せしめられ、陰極線管を遮断せしめてしまう。更
に、これらのアナログ回路では、これらを適切に動作さ
せる為に構成素子の公差を極めて厳しくする必要があ
る。正確な構成素子を用いているにもかかわらず、過剰
なX線が最も悪い場合の状態の下で発生しないようにす
る為に、動作パラメータに余裕を持たせて陰極線管を動
作させるように保護回路を設計する必要が依然としてあ
る。従って、動作させるか動作させないかどっちつかず
の動作パラメータ値で陰極線管を動作せしめられる場合
がある。
【0005】保護回路は許容しうる状態の下で陰極線管
を動作状態に保ち、過剰のX線が発生しない過渡的な
(一時的な)状態の下で陰極線管を遮断させないように
陰極線管を調整するようにするのが望ましい。
を動作状態に保ち、過剰のX線が発生しない過渡的な
(一時的な)状態の下で陰極線管を遮断させないように
陰極線管を調整するようにするのが望ましい。
【0006】本発明の目的は、陰極線管を動作させる動
作パラメータを連続的にモニタリングし、動作パラメー
タを許容レンジ内に維持する為に陰極線管の種々の動作
制御を調整する陰極線管動作装置を提供することにあ
る。
作パラメータを連続的にモニタリングし、動作パラメー
タを許容レンジ内に維持する為に陰極線管の種々の動作
制御を調整する陰極線管動作装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、動作中の陰極線管に
おける過剰のX線の発生を防止し、正確なアナログ構成
素子に対する条件を低減させるデジタル回路を提供する
ことにある。
おける過剰のX線の発生を防止し、正確なアナログ構成
素子に対する条件を低減させるデジタル回路を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、X線発
生量と相関関係にある動作中の陰極線管の動作パラメー
タを連続的に測定する。測定した動作パラメータ値を陰
極線管の動作中に動作パラメータの予め定めた限界値と
連続的に比較する。この比較の結果として陰極線管に対
する種々の動作制御を調整し、動作パラメータを、陰極
線管により発生される許容しうるX線の限界値に相当す
るある予め定めた限界値よりも低く保つ。
生量と相関関係にある動作中の陰極線管の動作パラメー
タを連続的に測定する。測定した動作パラメータ値を陰
極線管の動作中に動作パラメータの予め定めた限界値と
連続的に比較する。この比較の結果として陰極線管に対
する種々の動作制御を調整し、動作パラメータを、陰極
線管により発生される許容しうるX線の限界値に相当す
るある予め定めた限界値よりも低く保つ。
【0009】測定するパラメータには、陰極線管の陽極
電圧と、陰極線管のビーム電流と、場合によっては高電
圧の電源電圧のようなその他のものとを含む。測定した
パラメータ値と予め定めたパラメータ値との比較はマイ
クロプロセッサによる制御の下で行なう。マイクロプロ
セッサは測定したパラメータ値の各々を対応する限界値
と順次に比較し、一連の順次の比較を連続的に繰返す。
次に、陰極線管に対する種々の動作制御を階層的順序で
マイクロプロセッサにより調整する。
電圧と、陰極線管のビーム電流と、場合によっては高電
圧の電源電圧のようなその他のものとを含む。測定した
パラメータ値と予め定めたパラメータ値との比較はマイ
クロプロセッサによる制御の下で行なう。マイクロプロ
セッサは測定したパラメータ値の各々を対応する限界値
と順次に比較し、一連の順次の比較を連続的に繰返す。
次に、陰極線管に対する種々の動作制御を階層的順序で
マイクロプロセッサにより調整する。
【0010】
【実施例】図1は、陰極線管(CRT)と本発明による
X線保護回路とを有する装置の一部の回路を示す。CR
T1は高電圧変圧器2の二次巻線から供給される陽極電
圧により動作させられる。変圧器2の一次巻線は高電圧
の電源電圧B+を受け、この電圧が変圧器2により陽極
電圧に逓昇される。陽極電圧はダイオード5、コンデン
サ6及び抵抗7を有する回路により検出される。この回
路は簡単な半波整流器として動作し、抵抗7の両端間に
生じる電圧はCRT1の陽極電圧を表わす値を有する。
X線保護回路とを有する装置の一部の回路を示す。CR
T1は高電圧変圧器2の二次巻線から供給される陽極電
圧により動作させられる。変圧器2の一次巻線は高電圧
の電源電圧B+を受け、この電圧が変圧器2により陽極
電圧に逓昇される。陽極電圧はダイオード5、コンデン
サ6及び抵抗7を有する回路により検出される。この回
路は簡単な半波整流器として動作し、抵抗7の両端間に
生じる電圧はCRT1の陽極電圧を表わす値を有する。
【0011】CRTビーム電流は抵抗10及び13と、ダイ
オード11と、コンデンサ12とを有する回路により検出さ
れる。抵抗10は接地され、この抵抗を流れる電流が CRT
ビーム電流に比例する。従って、抵抗10の両端間に生じ
る電圧もビーム電流に比例し、この電圧をダイオード1
1、コンデンサ12及び抵抗13より成る半波整流器により
検出する。
オード11と、コンデンサ12とを有する回路により検出さ
れる。抵抗10は接地され、この抵抗を流れる電流が CRT
ビーム電流に比例する。従って、抵抗10の両端間に生じ
る電圧もビーム電流に比例し、この電圧をダイオード1
1、コンデンサ12及び抵抗13より成る半波整流器により
検出する。
【0012】ビーム電流、陽極電圧及び高電圧の電源電
圧B+を表わす検出されたアナログ信号はアナログマル
チプレクサ20に供給される。これらのアナログ電圧はマ
ルチプレクサ20によりアナログ−デジタル(A/D)変
圧器21に順次に供給される。A/D変圧器21の出力はC
RTの動作パラメータ、すなわちビーム電流と、陽極電
圧と、高電圧の電源電圧とを表わすアナログ信号の順次
のもののサンプルのデジタル値の列となる。これらデジ
タル値の列はマイクロコンピュータ22に供給される。
圧B+を表わす検出されたアナログ信号はアナログマル
チプレクサ20に供給される。これらのアナログ電圧はマ
ルチプレクサ20によりアナログ−デジタル(A/D)変
圧器21に順次に供給される。A/D変圧器21の出力はC
RTの動作パラメータ、すなわちビーム電流と、陽極電
圧と、高電圧の電源電圧とを表わすアナログ信号の順次
のもののサンプルのデジタル値の列となる。これらデジ
タル値の列はマイクロコンピュータ22に供給される。
【0013】マイクロコンピュータ22は図示のように読
取専用メモリ(ROM)23と、電気的に消去可能なプロ
グラマブル読取専用メモリ (EEPROM)24 とに接続されて
いる。ROM又は EEPROM のいずれかを或いはこれらの
双方を用いることができ、これらは個別の回路素子にす
るか或いはマイクロプロセッサ22を有する集積回路に含
めるようにすることができることに注意すべきである。
更に、この同じ集積回路に他の構成素子を含めることも
できる。例えば、マイクロプロセッサと、A/D変換器
と、マルチプレクサとを1つの集積回路に含めたシグネ
ティックス社の型番8050 IC の集積回路を用いることが
できる。
取専用メモリ(ROM)23と、電気的に消去可能なプロ
グラマブル読取専用メモリ (EEPROM)24 とに接続されて
いる。ROM又は EEPROM のいずれかを或いはこれらの
双方を用いることができ、これらは個別の回路素子にす
るか或いはマイクロプロセッサ22を有する集積回路に含
めるようにすることができることに注意すべきである。
更に、この同じ集積回路に他の構成素子を含めることも
できる。例えば、マイクロプロセッサと、A/D変換器
と、マルチプレクサとを1つの集積回路に含めたシグネ
ティックス社の型番8050 IC の集積回路を用いることが
できる。
【0014】CRT動作パラメータの予め定めた限界値
の組は ROM 23 又は EEPROM 24又はマイクロプロセッサ
22に内在するメモリに記憶されている。メモリはマイク
ロプロセッサ22に対する命令をも記憶している。
の組は ROM 23 又は EEPROM 24又はマイクロプロセッサ
22に内在するメモリに記憶されている。メモリはマイク
ロプロセッサ22に対する命令をも記憶している。
【0015】回路により検出される動作パラメータはC
RTの動作中にこのCRTにより生ぜしめられるX線と
相関関係にある。記憶された動作パラメータの限界値は
CRTにより生ぜしめられる許容X線の限界値に相当す
る予め定められた限界値を含む。比較はCRTの動作中
連続的に行なわれ、動作パラメータの測定値が予め定め
られた限界値に近づくと、マイクロプロセッサ22はCR
Tに対する種々の動作制御のある調整を開始するための
適切な出力信号を生じる。
RTの動作中にこのCRTにより生ぜしめられるX線と
相関関係にある。記憶された動作パラメータの限界値は
CRTにより生ぜしめられる許容X線の限界値に相当す
る予め定められた限界値を含む。比較はCRTの動作中
連続的に行なわれ、動作パラメータの測定値が予め定め
られた限界値に近づくと、マイクロプロセッサ22はCR
Tに対する種々の動作制御のある調整を開始するための
適切な出力信号を生じる。
【0016】可能な種々のCRT動作制御には作用の階
層(順位)が含まれており、最も厳しい作用は装置を完
全に遮断することである。マイクロプロセッサ22はまず
最初表示されている画像を制御する。マイクロプロセッ
サは次に画像の輝度を減少させる。次のレベルの制御は
CRTの陽極電圧を遮断し、その後にB+の高電圧の電
源電圧を遮断することである。最も極端な作用は電源を
すべてターン・オフさせることである。
層(順位)が含まれており、最も厳しい作用は装置を完
全に遮断することである。マイクロプロセッサ22はまず
最初表示されている画像を制御する。マイクロプロセッ
サは次に画像の輝度を減少させる。次のレベルの制御は
CRTの陽極電圧を遮断し、その後にB+の高電圧の電
源電圧を遮断することである。最も極端な作用は電源を
すべてターン・オフさせることである。
【0017】本発明の他の特徴は、マイクロプロセッサ
22にタイミング信号を周期的に供給するタイマ30を設け
ることにある。この場合、マイクロプロセッサは、予め
定められた回数のパラメータ値の比較がタイマ30によっ
て決定された期間中に行なわれたかを検査する。検出信
号がマイクロプロセッサ22に供給されないか或いは、他
の何等かの故障によってマイクロプロセッサ22がパラメ
ータ値の比較を行なわないようにした場合には、マイク
ロプロセッサ22はこの状態を検出し、例えば、B+電圧
制御器35を介してCRT動作を遮断させる。従って、C
RTは保護回路による制御を受けることなくしては動作
を続けることができない。
22にタイミング信号を周期的に供給するタイマ30を設け
ることにある。この場合、マイクロプロセッサは、予め
定められた回数のパラメータ値の比較がタイマ30によっ
て決定された期間中に行なわれたかを検査する。検出信
号がマイクロプロセッサ22に供給されないか或いは、他
の何等かの故障によってマイクロプロセッサ22がパラメ
ータ値の比較を行なわないようにした場合には、マイク
ロプロセッサ22はこの状態を検出し、例えば、B+電圧
制御器35を介してCRT動作を遮断させる。従って、C
RTは保護回路による制御を受けることなくしては動作
を続けることができない。
【0018】本発明の他の特徴は、X線発生以外の基準
に対して動作パラメータを調整しうるようにすることで
ある。例えば、B+の電圧値のサンプル値をマイクロプ
ロセッサ22に供給する。制御信号に応答するB+電圧制
御器35はこの制御信号をマイクロプロセッサ22から信号
路36を経て受ける。従って、B+電圧の変動を保護回路
により調整しうる。この機能には、X線保護機能のみを
行なう場合よりもパワフルなマイクロプロセッサ22及び
大型のメモリを必要とすることに注意すべきである。
に対して動作パラメータを調整しうるようにすることで
ある。例えば、B+の電圧値のサンプル値をマイクロプ
ロセッサ22に供給する。制御信号に応答するB+電圧制
御器35はこの制御信号をマイクロプロセッサ22から信号
路36を経て受ける。従って、B+電圧の変動を保護回路
により調整しうる。この機能には、X線保護機能のみを
行なう場合よりもパワフルなマイクロプロセッサ22及び
大型のメモリを必要とすることに注意すべきである。
【0019】図2はCRT動作を制御する為に実行する
動作のフローチャートを示す。まず最初、検出信号を読
出し、対応する限界値と比較する(ステップ101 、103
及び105 ) 。この比較が、測定したパラメータ値が予め
定められた限界内にあるということを示す場合には、処
理は検出信号を読み続けこれらの比較を行なう (ステッ
プ107 、109 及び101 〜105 ) 。比較が、測定値がその
対応する限界値を越えるということを示す場合には、他
の動作が許容されるかどうかの決定が行なわれる (ステ
ップ 111) 。他の動作が許容される場合には、CRT動
作制御が調整され(ステップ 113) 、次に動作パラメー
タ値を読取って比較する処理が継続される(ステップ10
7, 109及び 101〜105 ) 。一方、例えば、限界外れ状態
が検出された後に、予め定められた回数の比較及び調整
を行なっても限界外れ状態が引続いて起る為に、他の動
作を許容しえない場合には、他の調整を行なわない。そ
の代りにシステムを遮断する (ステップ115)。
動作のフローチャートを示す。まず最初、検出信号を読
出し、対応する限界値と比較する(ステップ101 、103
及び105 ) 。この比較が、測定したパラメータ値が予め
定められた限界内にあるということを示す場合には、処
理は検出信号を読み続けこれらの比較を行なう (ステッ
プ107 、109 及び101 〜105 ) 。比較が、測定値がその
対応する限界値を越えるということを示す場合には、他
の動作が許容されるかどうかの決定が行なわれる (ステ
ップ 111) 。他の動作が許容される場合には、CRT動
作制御が調整され(ステップ 113) 、次に動作パラメー
タ値を読取って比較する処理が継続される(ステップ10
7, 109及び 101〜105 ) 。一方、例えば、限界外れ状態
が検出された後に、予め定められた回数の比較及び調整
を行なっても限界外れ状態が引続いて起る為に、他の動
作を許容しえない場合には、他の調整を行なわない。そ
の代りにシステムを遮断する (ステップ115)。
【0020】本発明の他の特徴は、動作制御の為の調整
を行なうこと及びそのためのサービスを受ける必要があ
るということを視聴者に警告するための可視像をCRT
に表示するようにすることである。表示されるメッセー
ジはサービスを受ける必要があるという警告を単に発す
る目的の簡単なものとすることができ、或いはCRTを
含む装置を開放する前でも、問題を診断する技術者に手
助けをするために補正を必要とするパラメータ及びレン
ジ外れ値の識別項目を含むようにすることができる。
を行なうこと及びそのためのサービスを受ける必要があ
るということを視聴者に警告するための可視像をCRT
に表示するようにすることである。表示されるメッセー
ジはサービスを受ける必要があるという警告を単に発す
る目的の簡単なものとすることができ、或いはCRTを
含む装置を開放する前でも、問題を診断する技術者に手
助けをするために補正を必要とするパラメータ及びレン
ジ外れ値の識別項目を含むようにすることができる。
【0021】限界外れ状態に応答して行なわれる特定の
調整を上述した特定例と異ならせることができ、更に調
整の必要性を決定するた為に異なるパラメータを検出且
つ比較することができることに注意すべきである。例え
ば、ビーム電流の瞬時値を予め定めた限界値と比較した
り、ビーム電流の広範囲の平均値をマイクロプロセッサ
により決定し、この平均値を予め定めた他の限界値と比
較したりすることができる。従って、前述した実施例は
例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
調整を上述した特定例と異ならせることができ、更に調
整の必要性を決定するた為に異なるパラメータを検出且
つ比較することができることに注意すべきである。例え
ば、ビーム電流の瞬時値を予め定めた限界値と比較した
り、ビーム電流の広範囲の平均値をマイクロプロセッサ
により決定し、この平均値を予め定めた他の限界値と比
較したりすることができる。従って、前述した実施例は
例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
【図1】本発明による保護回路を示す回路図である。
【図2】本発明による保護回路の動作順序を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 陰極線管 2 変圧器 5,11 ダイオード 6,12 コンデンサ 7,10, 13 抵抗 20 アナログマルチプレクサ 21 アナログ−デジタル変換器 22 マイクロコンピュータ 23 読取専用メモリ 24 電気的に消去可能な読取専用メモリ 30 タイマ 35 B+電圧制御器 36 信号路
Claims (9)
- 【請求項1】 陰極線管とこの陰極線管を動作させる高
電圧を供給する高電圧電源とを有する装置において、 陰極線管の動作パラメータを連続的に測定する測定手段
と、 前記の陰極線管による許容X線発生量の限界に対応する
この陰極線管の動作パラメータの予め定めた限界値を記
憶する手段と、 連続的に測定した陰極線管の動作パラメータの値を動作
パラメータの予め定めた値と比較し、対応する出力信号
を生じる比較手段と、 前記の出力信号に応答した陰極線管に対する種々の動作
制御を調整し、前記の動作パラメータを許容X線発生量
の限界に対応する前記の予め定めた限界値よりも低く保
つ手段とが設けられていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記の
測定手段が、 アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジ
タル変換器と、 複数のアナログ信号を受け、これらアナログ信号を前記
のアナログ−デジタル変換器に供給するアナログマルチ
プレクサと、 前記の陰極線管の動作パラメータを検出し、検出した動
作パラメータを表わすアナログ信号を生じ、これらアナ
ログ信号を前記のアナログマルチプレクサに供給する複
数のセンサとを有していることを特徴とする装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記の
センサが、 陰極線管陽極電圧を検出する手段と、 陰極線管のビーム電流を検出する手段とを有しているこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、前記の
センサが更に、 陰極線管の高電圧電源の電圧を検出する手段を有してい
ることを特徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、前記の
比較手段が、 連続的に測定した動作パラメータの値を前記の予め定め
た限界値と比較し、陰極線管に対する種々の動作制御を
階層的順序項目内で調整して前記の動作パラメータを前
記の予め定めた限界値よりも低く維持するようにする出
力信号を生じるようにプログラミングされたマイクロプ
ロセッサを有していることを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、陰極線
管に対する動作制御を調整する前記の階層的順序項目
が、 画像制御を低下させる項目と、 輝度制御を低下させる項目と、 電源電圧を低下させる項目と、 カラービデオ放送信号入力を変える項目と、 高電圧をスイッチ・オフする項目と、 装置をスイッチ・オフする項目とを有していることを特
徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の装置において、この装
置が更に、 陰極線管に対する動作制御が調整されているということ
と、補正を必要とする状態が存在するということを指示
するメッセージを陰極線管に表示する表示手段を具えて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、前記の
表示手段が少なくとも前記の予め定められた限界値を越
える動作パラメータの測定値を表示してこれらの測定値
を見うるようにしたことを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の装置において、前記の
比較手段が高電圧の電源電圧を調整する制御信号を生じ
るようになっていることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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