JPH0524348U - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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Publication number
JPH0524348U
JPH0524348U JP7952291U JP7952291U JPH0524348U JP H0524348 U JPH0524348 U JP H0524348U JP 7952291 U JP7952291 U JP 7952291U JP 7952291 U JP7952291 U JP 7952291U JP H0524348 U JPH0524348 U JP H0524348U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
resin
artificial lawn
artificial
melting point
Prior art date
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Pending
Application number
JP7952291U
Other languages
English (en)
Inventor
憲二 西面
勝武 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP7952291U priority Critical patent/JPH0524348U/ja
Publication of JPH0524348U publication Critical patent/JPH0524348U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベランダや庭、ゴルフ練習場などに敷設す
る、排水の良好な人工芝生5を提供することにある。 【構成】 メッシュ構造編織布が樹脂で固定され、かつ
該編織布に深絞り成形により深さが5〜30mm、平均横
断面積が0.2〜9.0cm2の突起を9〜200個/10
0cm2形成したシート状物(ハニカム構造体シート状物
1)の一面に、基材にパイル4を植設したシートを積層
した人工芝生5である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベランダや庭などに敷設する排水の良好な人工芝生に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、人工芝生は、例えば、編織布を基布とし、単糸繊度が100デニール以 上のマルチフイラメント糸を編織法、タフテイング法、植毛法などで植設した編 織製人工芝生、鋳型法で溶融重合体を成形して、重合体シートの一面に重合体パ イルを植設した成形人工芝生などであり、これらの人工芝生は通常ベランダや庭 に直接敷設して使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の人工芝生は必ずしも排水が良く、人工芝生を敷設したた めに雨水の流れを阻害し、一時的な水溜りを形成したり、芝生自体が水溜りとな って歩行上好ましくないことがある。
【0004】 従って、本考案の目的は、ベランダや庭、ゴルフ練習場などに敷設する、排水 が良好で断熱効果のある人工芝生を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、メッシュ構造編織布が樹脂で固定され、かつ該編織布に深絞り成形 により深さが5〜30mm、平均横断面積が0.2〜9.0cm2の突起を多数形成し たシート状物(ハニカム構造体シート状物)の一面に、基材にパイルを植設した シートを積層したことを特徴とする人工芝生である。
【0006】 また、本考案のハニカム構造体シート状物に、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂 、オレフイン系樹脂、フッ素系またはシリコン系処理剤から選ばれた撥水性物質 が付与されいる人工芝生である。
【0007】
【作用】
本考案は、メッシュ構造編織布を樹脂で固定し、深絞り成形で多数の突起部を 形成したハニカム構造体シート状物を人工芝生の基材とすることによって、耐水 性があり排水の良い、コンクリート面などに敷設して断熱効果のある人工芝生を 得ることができる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の人工芝生を図面にて説明する。
【0009】 図1は、人工芝生の斜視図であり、メッシュ構造編織布を樹脂で固定し、深絞 り成形で多数の突起部2を形成したハニカム構造体シート状物1の一面に、基布 3にパイル4を植設したシートを積層した人工芝生5である。
【0010】 本考案のハニカム構造体シート状物は、(1)例えば、ポリアミド繊維、芳香 族ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポリビニル アルコール系繊維、アクリル系繊維、セルロースアセテート繊維などから選ばれ た繊維糸を主体とした総繊度が500〜3,500デニールのマルチフイラメン ト糸または紡績糸を用いて、例えば、トリコット、ラツセルの様な経編法、平編 、ゴム編の様な緯編法、または平織り法などの製編織法で、目開きが1〜3mmの メッシュ構造の編織布を作り、該編織布をフエノール樹脂、メラミン樹脂、エポ キシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などから選ば れた樹脂を編織布の重量に対して30〜120重量%付着させて固定したシート 状物。(2)例えば、切断強度5g/デニール以上で、融点が200℃以上の高 融点合成繊維糸と、該高融点合成繊維糸の融点より少なくとも20℃低い低融点 合成繊維糸を10〜30重量%混繊、混紡あるいは交撚して得た総繊度が500 〜3,500デニールの合成繊維糸で、目開きが1〜3mmのメッシュ構造の編織 布を作り、熱処理して低融点繊維の熱変形物で編織布を固定したシート状物、ま たは該シート状物を樹脂で固定したシート状物。(3)例えば、高融点合成樹脂 成分と、該高融点合成樹脂の融点より少なくとも20℃低い低融点合成樹脂成分 とからなる芯鞘型複合繊維または接合型複合繊維、または該複合繊維の低融点合 成樹脂成分の融点より少なくとも20℃高い高融点繊維を混繊、混紡あるいは交 撚して得た総繊度が700〜4,000デニールの合成繊維糸で、目開きが1〜 3mmのメッシュ構造の編織布を作り、熱処理して複合繊維の低融点成分の熱変形 物で編織布を固定したシート状物、または該シート状物を樹脂で固定したシート 状物である。
【0011】 シート状物の樹脂加工は、人工芝生としての耐衝撃性、圧縮変形強度を満足さ せるために、少なくともシート状物の突起部分を耐衝撃性の熱硬化性樹脂または 硬質樹脂、例えば、フエノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステ ル系樹脂などで固定することが好ましい。
【0012】 これらシート状物の突起の形状は、人工芝生の使用目的から適宜決定されるが 、通常円柱形、多角柱形などで、その深さが5〜30mm、平均横断面積が0.2 〜9.0cm2の突起を9〜200個/100cm2に深絞り成形したハニカム構造体 シート状物である。このシート状物の突起の大きさが、上記の範囲を越えて大き くなると耐衝撃強度や圧縮変形強度が低下し、人工芝生の基材としての機能を果 さなくなり、また突起を小さくすると成形加工が容易でなく、更に土砂などで詰 まりを生じて好ましくない。なお、平均横断面積は突起部の中間部横断面と絞り 口の2カ所の面積の平均値である。
【0013】 本考案の人工芝生に積層するシートは、例えば、編布または織布の基布に、単 糸繊度が100デニール以上のマルチフイラメント糸をパイルとして編織法、タ フテイング法、植毛法などで植設した編織製シート、鋳型法で溶融重合体を成形 して、重合体シートの一面に重合体パイルを植設した成形シートなどであり、こ れらから選ばれたシートを、ハニカム構造体シート状物の一面に接着剤による接 着法、超音波法または高周波法などによる接着法で接合して複合体とした人工芝 生である。また、コンクリート面などに敷設する場合、必要があれば裏面に滑り 止めとしてゴムシートや布帛などを付けることもよい。
【0014】 実施例1 全芳香族ポリエステルマルチフイラメント糸(1000dr−200fil)の双 糸の撚糸を用いて編製し、目開きが1.5mmのメッシュ編布を作り、それにエポ キシ系樹脂初期縮合物液を含浸し、乾燥して約37重量%を付着させたシート状 物を得た。次いで、シート状物を熱プレス成形して突起の平均直径10mm(平均 断面積0.8cm2)、深さが15mmの円柱形の突起を64個/100cm2形成した ハニカム構造体シート状物を得た。この成形シート状物の突起部分に更にエポキ シ系樹脂初期縮合物液を固形分として約25重量%になる液量を液面接触法で付 与した後、熱処理して突起部を硬化させたハニカム構造体シート状物を得た。
【0015】 次に、ハニカム構造体シート状物の突起部側にパイルを植設した織製シートの 基布面を合わせて、超音波法で所定の間隔で部分的に接合してハニカム構造体シ ート状物と織製シートを積層した人工芝生を得た。この人工芝生は耐衝撃強度、 圧縮変形強度とも十分に高いもので、庭に敷設して置いたところ豪雨の際にも十 分な排水能力を有し、水しぶきを浴びることなく歩行することができた。更に、 人工芝生に泥が詰まった場合でも、ホースで水を掛けるだけで清掃することがで きる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の人工芝生は、軽量で敷設や清掃が容易で、ベランダや庭、ゴルフ練習 場などに敷設して歩行性が良く、高い排水能力と断熱効果を有した耐衝撃強度と 圧縮変形強度の高い人工芝生である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の人工芝生の斜視図である。
【符号の説明】
1 ハニカム構造体シート状物、 2 突起部、 3 基布、 4 パイル、 5 人工芝生。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッシュ構造編織布が樹脂で固定され、
    かつ該編織布に深絞り成形により深さが5〜30mm、平
    均横断面積が0.2〜9.0cm2の突起を多数形成したシ
    ート状物の一面に、基材にパイルを植設したシートを積
    層したことを特徴とする人工芝生。
JP7952291U 1991-09-03 1991-09-03 人工芝生 Pending JPH0524348U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952291U JPH0524348U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 人工芝生

Applications Claiming Priority (1)

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JP7952291U JPH0524348U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 人工芝生

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524348U true JPH0524348U (ja) 1993-03-30

Family

ID=13692319

Family Applications (1)

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JP7952291U Pending JPH0524348U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 人工芝生

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JP (1) JPH0524348U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0692280A2 (en) 1994-07-14 1996-01-17 Nohmi Bosai Ltd. Sprinkler head
KR100965286B1 (ko) * 2010-02-26 2010-06-22 (주)비이텍 인조 잔디 구장용 배수 시트
KR100974664B1 (ko) * 2010-02-26 2010-08-06 (주)비이텍 인조 잔디 구장용 배수 장치
KR100974665B1 (ko) * 2010-02-26 2010-08-06 (주)비이텍 인조 잔디 구장 및 그 시공 방법

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