JPH05243427A - 接続装置 - Google Patents
接続装置Info
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- JPH05243427A JPH05243427A JP7819992A JP7819992A JPH05243427A JP H05243427 A JPH05243427 A JP H05243427A JP 7819992 A JP7819992 A JP 7819992A JP 7819992 A JP7819992 A JP 7819992A JP H05243427 A JPH05243427 A JP H05243427A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクト部材のプローブとの電気的接続時
における被接続物の静電破壊現象を防止する。 【構成】 ベース11に被接続物1がセットされた状態
で、被接続物の各アウタリード5が各コンタクト部材1
3に電気的に接続される接続装置10において、ベース
11に電気配線17が複数本、各コンタクト部材13に
電気的に接続し、かつ、互いに絶縁するように形成さ
れ、ベース11に短絡用導電板15が電気配線17群に
同時に接続自在に配設されている。 【効果】 導電板25を電気配線17群に同時に接触さ
せることにより、被接続物1のアウタリード5群を互い
に電気的に接続させ得るため、低湿度の恒温槽や搬送中
等に発生する静電気が蓄積するのを防止できる。したが
って、アウタリード5が挿入された各コンタクト部材1
3にプローブ27が接触された時に発生する静電気破壊
を防止できる。
における被接続物の静電破壊現象を防止する。 【構成】 ベース11に被接続物1がセットされた状態
で、被接続物の各アウタリード5が各コンタクト部材1
3に電気的に接続される接続装置10において、ベース
11に電気配線17が複数本、各コンタクト部材13に
電気的に接続し、かつ、互いに絶縁するように形成さ
れ、ベース11に短絡用導電板15が電気配線17群に
同時に接続自在に配設されている。 【効果】 導電板25を電気配線17群に同時に接触さ
せることにより、被接続物1のアウタリード5群を互い
に電気的に接続させ得るため、低湿度の恒温槽や搬送中
等に発生する静電気が蓄積するのを防止できる。したが
って、アウタリード5が挿入された各コンタクト部材1
3にプローブ27が接触された時に発生する静電気破壊
を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的接続装置、特
に、半導体装置や電気部品、電子機器等を選別装置や環
境試験装置等に電気的に接続するのに使用されるものに
関し、例えば、光半導体装置を選別装置に電気的に接続
するためのソケットに利用して有効なものに関する。
に、半導体装置や電気部品、電子機器等を選別装置や環
境試験装置等に電気的に接続するのに使用されるものに
関し、例えば、光半導体装置を選別装置に電気的に接続
するためのソケットに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光半導体装置の良品不良品につ
いて選別検査が実施される場合、作業性を高めるため、
キャリア治具に複数個のソケットを設備しておき、これ
らソケットに光半導体装置をそれぞれ装着し、このキャ
リア治具が選別装置にセットされることにより、選別検
査が複数個の光半導体装置について一括して実施される
ことが、行われている。
いて選別検査が実施される場合、作業性を高めるため、
キャリア治具に複数個のソケットを設備しておき、これ
らソケットに光半導体装置をそれぞれ装着し、このキャ
リア治具が選別装置にセットされることにより、選別検
査が複数個の光半導体装置について一括して実施される
ことが、行われている。
【0003】このような選別装置に使用されるソケット
として、従来、絶縁材料が用いられて形成されているベ
ースと、ベースに配設され、互いに電気的に独立されて
いる複数本のコンタクト部材とを備えており、ベースに
被接続物としての光半導体装置がセットされた状態で、
被接続物としての光半導体装置の各アウタリードが各コ
ンタクト部材に電気的に接続されるように構成されてい
るものがある。
として、従来、絶縁材料が用いられて形成されているベ
ースと、ベースに配設され、互いに電気的に独立されて
いる複数本のコンタクト部材とを備えており、ベースに
被接続物としての光半導体装置がセットされた状態で、
被接続物としての光半導体装置の各アウタリードが各コ
ンタクト部材に電気的に接続されるように構成されてい
るものがある。
【0004】なお、この種の接続装置を述べてある例と
しては、実開昭61−131677号公報および実開昭
61−132774号公報がある。
しては、実開昭61−131677号公報および実開昭
61−132774号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
構成されているソケットに光半導体装置が装着されて選
別検査が実施された場合には、次のような理由で、静電
破壊現象によって被接続物である光半導体装置が損傷さ
れるという問題点があることが、本発明者によって明ら
かにされた。
構成されているソケットに光半導体装置が装着されて選
別検査が実施された場合には、次のような理由で、静電
破壊現象によって被接続物である光半導体装置が損傷さ
れるという問題点があることが、本発明者によって明ら
かにされた。
【0006】例えば、高温選別検査において、キャリア
治具にセットされた状態で、光半導体装置が低湿度の恒
温槽内に収容されると、各光半導体装置には静電気が発
生する。また、キャリア治具にセットされた状態の各光
半導体装置には、キャリア治具の搬送等に伴って静電気
が発生する。
治具にセットされた状態で、光半導体装置が低湿度の恒
温槽内に収容されると、各光半導体装置には静電気が発
生する。また、キャリア治具にセットされた状態の各光
半導体装置には、キャリア治具の搬送等に伴って静電気
が発生する。
【0007】他方、キャリア治具に設備されたソケット
の各コンタクト部材はそれぞれ電気的に独立されている
ため、このソケットにセットされた光半導体装置の各ア
ウタリードはそれぞれ電気的に絶縁された状態になって
いる。したがって、各光半導体装置に静電気が発生する
と、静電気は各光半導体装置に溜まる。
の各コンタクト部材はそれぞれ電気的に独立されている
ため、このソケットにセットされた光半導体装置の各ア
ウタリードはそれぞれ電気的に絶縁された状態になって
いる。したがって、各光半導体装置に静電気が発生する
と、静電気は各光半導体装置に溜まる。
【0008】このようにして、静電気が蓄積された光半
導体装置が選別装置のテスタにセットされ、光半導体装
置の各アウタリードにテスタのプローバ(探針ないしは
測子)が各コンタクト部材を介して電気的に接続される
と、光半導体装置に蓄積された静電気が放電されるた
め、静電破壊が発生する。
導体装置が選別装置のテスタにセットされ、光半導体装
置の各アウタリードにテスタのプローバ(探針ないしは
測子)が各コンタクト部材を介して電気的に接続される
と、光半導体装置に蓄積された静電気が放電されるた
め、静電破壊が発生する。
【0009】本発明の目的は、コンタクト部材の外部端
子との電気的接続時における被接続物の静電破壊現象を
防止することができる接続装置を提供することにある。
子との電気的接続時における被接続物の静電破壊現象を
防止することができる接続装置を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0012】すなわち、絶縁材料が用いられて形成され
ているベースと、ベースに配設され、互いに電気的に独
立されている複数本のコンタクト部材とを備えており、
ベースに被接続物がセットされた状態で、被接続物の各
アウタリードが各コンタクト部材に電気的に接続される
ように構成されている接続装置において、前記ベースに
電気配線が複数本、前記各コンタクト部材にそれぞれ電
気的にそれぞれ接続し、かつ、互いに絶縁するようにそ
れぞれ形成されており、前記ベースに短絡用導電板が前
記電気配線群に同時に電気的に接続自在に配設されてい
ることを特徴とする。
ているベースと、ベースに配設され、互いに電気的に独
立されている複数本のコンタクト部材とを備えており、
ベースに被接続物がセットされた状態で、被接続物の各
アウタリードが各コンタクト部材に電気的に接続される
ように構成されている接続装置において、前記ベースに
電気配線が複数本、前記各コンタクト部材にそれぞれ電
気的にそれぞれ接続し、かつ、互いに絶縁するようにそ
れぞれ形成されており、前記ベースに短絡用導電板が前
記電気配線群に同時に電気的に接続自在に配設されてい
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】前記した手段によれば、必要な時以外は、電気
配線群に短絡用導電板を接触させることにより、コンタ
クト部材群全体を電気的に接続させておくことができる
ため、被接続物の各アウタリード間における電位差が発
生するのを防止することができるとともに、静電気をア
ウタリード、導電板、電気配線を通じて常に放電するこ
とができる。
配線群に短絡用導電板を接触させることにより、コンタ
クト部材群全体を電気的に接続させておくことができる
ため、被接続物の各アウタリード間における電位差が発
生するのを防止することができるとともに、静電気をア
ウタリード、導電板、電気配線を通じて常に放電するこ
とができる。
【0014】したがって、各コンタクト部材にテスタの
プローバが電気的に接続された時に、蓄積された静電気
が放電される際に起きる静電気破壊現象を、未然に防止
することができる。
プローバが電気的に接続された時に、蓄積された静電気
が放電される際に起きる静電気破壊現象を、未然に防止
することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例である接続装置を示
す正面断面図、図2(a)、(b)、(c)は図1のa
−a線に沿う断面図、b−b線に沿う断面図、c−c線
に沿う断面図、図3はその作用を説明するための正面断
面図である。図4(a)、(b)は被接続物を示す正面
図および底面図である。
す正面断面図、図2(a)、(b)、(c)は図1のa
−a線に沿う断面図、b−b線に沿う断面図、c−c線
に沿う断面図、図3はその作用を説明するための正面断
面図である。図4(a)、(b)は被接続物を示す正面
図および底面図である。
【0016】本実施例において、本発明に係る接続装置
は、光半導体装置の一例である半導体レーザ装置1を選
別装置におけるテスタ(図示せず)に電気的に接続する
ソケット10として構成されている。
は、光半導体装置の一例である半導体レーザ装置1を選
別装置におけるテスタ(図示せず)に電気的に接続する
ソケット10として構成されている。
【0017】被接続物としての半導体レーザ装置1は、
図4に示されているように、ステム3とキャップ4とか
ら構成されているパッケージ2を備えている。ステム3
は円板形状に形成されており、このステム3の一主面
(以下、上面とする。)にはつば付きの円筒形状に形成
されたキャップ4が同心的に配されて、蝋材等が用いら
れて固着されている。パッケージ2の内部にはレーザチ
ップ(図示せず)が気密封止されており、このレーザチ
ップ(図示せず)に電気的にそれぞれ接続されたアウタ
リード5が4本、ステム3から垂直方向下向きに突出さ
れている。各アウタリード5は互いに等しい長さの細長
い丸棒形状にそれぞれ形成されており、ステム3にその
同心円上において周方向に90度置きに配されており、
その下端位置が略揃えられている。
図4に示されているように、ステム3とキャップ4とか
ら構成されているパッケージ2を備えている。ステム3
は円板形状に形成されており、このステム3の一主面
(以下、上面とする。)にはつば付きの円筒形状に形成
されたキャップ4が同心的に配されて、蝋材等が用いら
れて固着されている。パッケージ2の内部にはレーザチ
ップ(図示せず)が気密封止されており、このレーザチ
ップ(図示せず)に電気的にそれぞれ接続されたアウタ
リード5が4本、ステム3から垂直方向下向きに突出さ
れている。各アウタリード5は互いに等しい長さの細長
い丸棒形状にそれぞれ形成されており、ステム3にその
同心円上において周方向に90度置きに配されており、
その下端位置が略揃えられている。
【0018】本実施例において、接続装置としてのソケ
ット10は絶縁材料が用いられて平板形状に形成された
ベース11を備えている。このベース11は複数個が選
別検査用のキャリア治具(図示せず)に固定されるよう
になっている。すなわち、図示しないが、キャリア治具
は絶縁材料が用いられて長方形の平板形状に形成されて
おり、この長方形の平板にソケット10が複数体、マト
リックス状に規則正しく配列されて、各ベース11にお
いて固定されている。なお、ベース11はキャリア治具
の本体と一体的に形成してもよい。
ット10は絶縁材料が用いられて平板形状に形成された
ベース11を備えている。このベース11は複数個が選
別検査用のキャリア治具(図示せず)に固定されるよう
になっている。すなわち、図示しないが、キャリア治具
は絶縁材料が用いられて長方形の平板形状に形成されて
おり、この長方形の平板にソケット10が複数体、マト
リックス状に規則正しく配列されて、各ベース11にお
いて固定されている。なお、ベース11はキャリア治具
の本体と一体的に形成してもよい。
【0019】ベース11の上面には装着面12が円形形
状の平坦面として実質的に形成されており、この装着面
12内の領域にはコンタクト部材13が複数本、同心円
上において前記半導体レーザ装置1のアウタリード5に
それぞれ対応するように周方向に90度の間隔をもって
それぞれ配されて植設されている。
状の平坦面として実質的に形成されており、この装着面
12内の領域にはコンタクト部材13が複数本、同心円
上において前記半導体レーザ装置1のアウタリード5に
それぞれ対応するように周方向に90度の間隔をもって
それぞれ配されて植設されている。
【0020】各コンタクト部材13は導電性を有する材
料が用いられて二段円柱形状に形成されている本体部1
4と、本体部14に同心的に開設されている挿入口15
とを備えている。本体部14は小径部および段差部付近
の大径部までがベース11に挿入されており、大径部の
大部分がベース11の下面から突出されている。ベース
11の下面から突出した本体部14はテスタのプローブ
と接触することにより、テスタと電気的に接続し得るよ
うになっている。
料が用いられて二段円柱形状に形成されている本体部1
4と、本体部14に同心的に開設されている挿入口15
とを備えている。本体部14は小径部および段差部付近
の大径部までがベース11に挿入されており、大径部の
大部分がベース11の下面から突出されている。ベース
11の下面から突出した本体部14はテスタのプローブ
と接触することにより、テスタと電気的に接続し得るよ
うになっている。
【0021】他方、挿入口15は前記アウタリード5を
嵌入し得るように、アウタリード5と略等しい細長い円
柱の中空形状に形成されており、アウタリード5が嵌入
された状態において、コンタクト部材13とアウタリー
ド5とを電気的に接続させ得るようになっている。
嵌入し得るように、アウタリード5と略等しい細長い円
柱の中空形状に形成されており、アウタリード5が嵌入
された状態において、コンタクト部材13とアウタリー
ド5とを電気的に接続させ得るようになっている。
【0022】ベース11の下面には電気配線基板16が
コンタクト部材13群の領域に固着されており、この基
板16の上面には電気配線17が、被接続物としての半
導体レーザ装置1におけるアウタリード5と等しい本数
(本実施例では、4本。)、すなわち、コンタクト部材
13の本数だけ配線されている。各電気配線17はそれ
ぞれが対応する各コンタクト部材13にそれぞれ電気的
に接続されているとともに、互い同士の間においては絶
縁ギャップ18をもって互いに電気的に絶縁されてい
る。
コンタクト部材13群の領域に固着されており、この基
板16の上面には電気配線17が、被接続物としての半
導体レーザ装置1におけるアウタリード5と等しい本数
(本実施例では、4本。)、すなわち、コンタクト部材
13の本数だけ配線されている。各電気配線17はそれ
ぞれが対応する各コンタクト部材13にそれぞれ電気的
に接続されているとともに、互い同士の間においては絶
縁ギャップ18をもって互いに電気的に絶縁されてい
る。
【0023】また、ベース11にはロッドガイド孔およ
び導電板ブロックガイド孔が、装着面12の中心線上に
おいて上下に一列に並ぶように開設されている。一方の
ロッドガイド孔19にはロッド20が垂直方向に摺動自
在に嵌入されている。ロッド20はコンタクト部材13
よりも若干短めに形成されており、その下端部がベース
11の下面から垂直方向下向きに突出されている。ま
た、ロッド20は前記電気配線17群に対して絶縁を維
持するように構成されている。
び導電板ブロックガイド孔が、装着面12の中心線上に
おいて上下に一列に並ぶように開設されている。一方の
ロッドガイド孔19にはロッド20が垂直方向に摺動自
在に嵌入されている。ロッド20はコンタクト部材13
よりも若干短めに形成されており、その下端部がベース
11の下面から垂直方向下向きに突出されている。ま
た、ロッド20は前記電気配線17群に対して絶縁を維
持するように構成されている。
【0024】ロッド20の下端部には突き上げブロック
21が固着されている。このブロック21は絶縁材料が
用いられて一体成形されており、ロッド20と共に垂直
方向に昇降し得るように、各コンタクト部材13の外周
面によって摺動自在に案内されている。さらに、ロッド
20の外周には圧縮コイルスプリング22が、突き上げ
ブロック21とベース11との間に蓄力状態で挟み込ま
れて、巻装されており、このスプリング22により、ロ
ッド20およびブロック21は下方に常時付勢されてい
る。
21が固着されている。このブロック21は絶縁材料が
用いられて一体成形されており、ロッド20と共に垂直
方向に昇降し得るように、各コンタクト部材13の外周
面によって摺動自在に案内されている。さらに、ロッド
20の外周には圧縮コイルスプリング22が、突き上げ
ブロック21とベース11との間に蓄力状態で挟み込ま
れて、巻装されており、このスプリング22により、ロ
ッド20およびブロック21は下方に常時付勢されてい
る。
【0025】他方の導電板ブロックガイド孔23には導
電板ブロック24が垂直方向に摺動自在に嵌入されてい
る。このブロック24はロッド20の中間部に固着され
ており、ロッド20と一体的に昇降するようになってい
る。そして、導電板ブロック24の下面には、導電性を
有する材料が用いられて一体成形された導電板25が接
着されている。
電板ブロック24が垂直方向に摺動自在に嵌入されてい
る。このブロック24はロッド20の中間部に固着され
ており、ロッド20と一体的に昇降するようになってい
る。そして、導電板ブロック24の下面には、導電性を
有する材料が用いられて一体成形された導電板25が接
着されている。
【0026】この導電板25はロッド20がスプリング
22の付勢力を受けて下降された状態において、前記電
気配線17群に同時に面接触することによって、各電気
配線17同士を互いに電気的に接続し得る形状に形成さ
れている。他方において、この導電板25はロッド20
がスプリング22に抗して上昇された状態(後述す
る。)において、電気配線17群から離間することによ
り、各電気配線17、17同士間の絶縁状態を維持する
ようになっている。
22の付勢力を受けて下降された状態において、前記電
気配線17群に同時に面接触することによって、各電気
配線17同士を互いに電気的に接続し得る形状に形成さ
れている。他方において、この導電板25はロッド20
がスプリング22に抗して上昇された状態(後述す
る。)において、電気配線17群から離間することによ
り、各電気配線17、17同士間の絶縁状態を維持する
ようになっている。
【0027】また、導電板25は各コンタクト部材13
とは電気的に絶縁されている。さらに、導電板25は電
気配線17群との接触状態において、必要に応じて、ア
ース端子に電気的に接続し得るように構成してもよい。
とは電気的に絶縁されている。さらに、導電板25は電
気配線17群との接触状態において、必要に応じて、ア
ース端子に電気的に接続し得るように構成してもよい。
【0028】次に作用を説明する。被接続物としての半
導体レーザ装置1はステム3側が下に向けられた状態
で、ソケット10のベース11に対向されて、各アウタ
リード5が各コンタクト部材13の挿入口15にそれぞ
れ挿入される。アウタリード5がコンタクト部材13の
奥まで挿入されると、ステム3の下面がベース11の装
着面12に当接され、半導体レーザ装置1はソケット1
0にセットされた状態になる。
導体レーザ装置1はステム3側が下に向けられた状態
で、ソケット10のベース11に対向されて、各アウタ
リード5が各コンタクト部材13の挿入口15にそれぞ
れ挿入される。アウタリード5がコンタクト部材13の
奥まで挿入されると、ステム3の下面がベース11の装
着面12に当接され、半導体レーザ装置1はソケット1
0にセットされた状態になる。
【0029】このセット状態において、ロッド20はス
プリング22により突き上げブロック21を介して下方
に付勢されることによって、下降されているため、ロッ
ド20と一体移動する導電板ブロック24は下方に押し
下げられた状態になっている。これにより、このブロッ
ク24の下面に固着された導電板25は基板16の上面
に形成された電気配線17群の全てに同時に面接触した
状態になる。
プリング22により突き上げブロック21を介して下方
に付勢されることによって、下降されているため、ロッ
ド20と一体移動する導電板ブロック24は下方に押し
下げられた状態になっている。これにより、このブロッ
ク24の下面に固着された導電板25は基板16の上面
に形成された電気配線17群の全てに同時に面接触した
状態になる。
【0030】この導電板25の電気配線17群への同時
接触により、全ての電気配線17は互いに電気的に接続
された状態になる。したがって、各電気配線17がそれ
ぞれ電気的に接続された各コンタクト部材13同士も互
いに電気的に接続された状態になり、さらに、これらコ
ンタクト部材13にそれぞれ挿入されて電気的に接続さ
れた各アウタリード5同士も互いに電気的に接続された
状態になる。
接触により、全ての電気配線17は互いに電気的に接続
された状態になる。したがって、各電気配線17がそれ
ぞれ電気的に接続された各コンタクト部材13同士も互
いに電気的に接続された状態になり、さらに、これらコ
ンタクト部材13にそれぞれ挿入されて電気的に接続さ
れた各アウタリード5同士も互いに電気的に接続された
状態になる。
【0031】この状態により、各アウタリード5同士は
静電気的にも常に同一の電位差になり、全体的に静電気
が放電され易い状態になる。また、導電板25がアース
に電気的に接続されている場合には、各アウタリード5
はコンタクト部材13、電気配線17、導電板25を通
じてアースされるため、静電気がきわめて効率的に放電
されることになる。
静電気的にも常に同一の電位差になり、全体的に静電気
が放電され易い状態になる。また、導電板25がアース
に電気的に接続されている場合には、各アウタリード5
はコンタクト部材13、電気配線17、導電板25を通
じてアースされるため、静電気がきわめて効率的に放電
されることになる。
【0032】このようにして、本実施例においては、各
アウタリード5間に静電気的にも電位差が発生しないた
め、また、静電気が常に放電されるため、ソケット10
にセットされた半導体レーザ装置1が低い湿度の恒温槽
に収容された場合や、搬送中の擦れ合い等のように静電
気が発生し易い場合であっても、半導体レーザ装置1に
静電気が蓄積されることは防止される。
アウタリード5間に静電気的にも電位差が発生しないた
め、また、静電気が常に放電されるため、ソケット10
にセットされた半導体レーザ装置1が低い湿度の恒温槽
に収容された場合や、搬送中の擦れ合い等のように静電
気が発生し易い場合であっても、半導体レーザ装置1に
静電気が蓄積されることは防止される。
【0033】そして、選別検査が実施される際には、図
3に示されているように、選別装置(図示せず)におけ
るテスティングボード26の各プローブ27が各コンタ
クト部材13にそれぞれ突き当てられる。この突き当て
作業に伴って、テスティングボード26に形成された突
き上げ部28により突き上げブロック21が突き上げら
れる。この突き上げにより、ロッド20はスプリング2
2の付勢力に抗して上昇されるため、ロッド20に固着
された導電板ブロック24も上昇する。
3に示されているように、選別装置(図示せず)におけ
るテスティングボード26の各プローブ27が各コンタ
クト部材13にそれぞれ突き当てられる。この突き当て
作業に伴って、テスティングボード26に形成された突
き上げ部28により突き上げブロック21が突き上げら
れる。この突き上げにより、ロッド20はスプリング2
2の付勢力に抗して上昇されるため、ロッド20に固着
された導電板ブロック24も上昇する。
【0034】この導電板ブロック24の上昇により、導
電板25は電気配線17群から離間する。導電板25が
離間すると、各電気配線17、17同士はそれぞれ電気
的に絶縁された状態になるため、各コンタクト部材13
は互いに電気的に独立した状態に戻る。したがって、各
コンタクト部材13にそれぞれ挿入された各アウタリー
ド5も電気的に独立した状態に戻る。
電板25は電気配線17群から離間する。導電板25が
離間すると、各電気配線17、17同士はそれぞれ電気
的に絶縁された状態になるため、各コンタクト部材13
は互いに電気的に独立した状態に戻る。したがって、各
コンタクト部材13にそれぞれ挿入された各アウタリー
ド5も電気的に独立した状態に戻る。
【0035】このようにして、各アウタリード5がそれ
ぞれ電気的に独立した状態になったところで、半導体レ
ーザ装置1と選別装置におけるテスタとの間でテスティ
ング信号がアウタリード5、コンタクト部材13および
プローブ27を介して交信されることにより、所望の選
別検査が実行されることになる。このとき、各アウタリ
ード5および各コンタクト部材13は電気的に互いに独
立した状態を維持しているため、テスティング信号が混
信することなく、適正に実行される。
ぞれ電気的に独立した状態になったところで、半導体レ
ーザ装置1と選別装置におけるテスタとの間でテスティ
ング信号がアウタリード5、コンタクト部材13および
プローブ27を介して交信されることにより、所望の選
別検査が実行されることになる。このとき、各アウタリ
ード5および各コンタクト部材13は電気的に互いに独
立した状態を維持しているため、テスティング信号が混
信することなく、適正に実行される。
【0036】所望の検査が終了すると、テスティングボ
ード26はコンタクト部材13群から離間される。この
離間に伴って、突き上げブロック21はスプリング22
の付勢力により押し下げられるため、ロッド20が下降
される。このロッド20の下降に伴って、導電板ブロッ
ク24が下降し、導電板25が電気配線17群に同時に
面接触された状態になる。この接触により、再び、半導
体レーザ装置1の全てのアウタリード5は互いに電気的
に接続された状態になる。
ード26はコンタクト部材13群から離間される。この
離間に伴って、突き上げブロック21はスプリング22
の付勢力により押し下げられるため、ロッド20が下降
される。このロッド20の下降に伴って、導電板ブロッ
ク24が下降し、導電板25が電気配線17群に同時に
面接触された状態になる。この接触により、再び、半導
体レーザ装置1の全てのアウタリード5は互いに電気的
に接続された状態になる。
【0037】ところで、各プローブ27が各コンタクト
部材13に突き当てられる時、各アウタリード5、5同
士が電気的に絶縁された状態になっていると、アウタリ
ード5とプローブ27との間で静電気が放電されるた
め、半導体レーザ装置1が静電気破壊される危険があ
る。
部材13に突き当てられる時、各アウタリード5、5同
士が電気的に絶縁された状態になっていると、アウタリ
ード5とプローブ27との間で静電気が放電されるた
め、半導体レーザ装置1が静電気破壊される危険があ
る。
【0038】しかし、本実施例においては、各アウタリ
ード5群が互いに電気的に接続されることにより、静電
気が蓄積するのを防止されているため、コンタクト部材
13にプローブ27が突き当てられる時に、静電気が放
電されることはなく、したがって、半導体レーザ装置1
が静電気破壊されることはない。
ード5群が互いに電気的に接続されることにより、静電
気が蓄積するのを防止されているため、コンタクト部材
13にプローブ27が突き当てられる時に、静電気が放
電されることはなく、したがって、半導体レーザ装置1
が静電気破壊されることはない。
【0039】前記実施例によれば次の効果が得られる。 導電板25を電気配線17群に同時に接触させるこ
とにより、被接続物である半導体レーザ装置1のアウタ
リード5、5群を互いに電気的に接続させることができ
るため、低湿度の恒温槽や搬送中等に発生する静電気が
蓄積するのを防止することができる。
とにより、被接続物である半導体レーザ装置1のアウタ
リード5、5群を互いに電気的に接続させることができ
るため、低湿度の恒温槽や搬送中等に発生する静電気が
蓄積するのを防止することができる。
【0040】 前記により、アウタリード5が挿入
されたソケット10の各コンタクト部材13にプローブ
27が突き当てられた時に発生する静電気破壊現象によ
る半導体レーザ装置1の損傷を未然に防止することがで
きる。
されたソケット10の各コンタクト部材13にプローブ
27が突き当てられた時に発生する静電気破壊現象によ
る半導体レーザ装置1の損傷を未然に防止することがで
きる。
【0041】 導電板25を電気配線17群から離間
させることにより、各コンタクト部材13およびこれが
挿入された各アウタリード5、5同士を互いに電気的に
独立した元の状態に戻すことができるため、これらアウ
タリード5、5が挿入された各コンタクト部材13に選
別装置におけるテスタのプローブ27をそれぞれ電気的
に接続することにより、半導体レーザ装置1についての
選別検査を適正に実施することができる。
させることにより、各コンタクト部材13およびこれが
挿入された各アウタリード5、5同士を互いに電気的に
独立した元の状態に戻すことができるため、これらアウ
タリード5、5が挿入された各コンタクト部材13に選
別装置におけるテスタのプローブ27をそれぞれ電気的
に接続することにより、半導体レーザ装置1についての
選別検査を適正に実施することができる。
【0042】 前記において、テスタのプローブ2
7のコンタクト部材13への突き当て作動に連動させ
て、導電板25を電気配線17群から離間作動させるよ
うに構成することにより、コンタクト部材13とプロー
ブ27との電気的接続作業、および、各アウタリード
5、5同士を互いに電気的に独立させるための作業を同
時に、かつ、自動的に実施することができるため、作業
性の低下および検査の精度低下を防止することができ
る。
7のコンタクト部材13への突き当て作動に連動させ
て、導電板25を電気配線17群から離間作動させるよ
うに構成することにより、コンタクト部材13とプロー
ブ27との電気的接続作業、および、各アウタリード
5、5同士を互いに電気的に独立させるための作業を同
時に、かつ、自動的に実施することができるため、作業
性の低下および検査の精度低下を防止することができ
る。
【0043】図5は本発明の他の実施例である接続装置
を示す正面断面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面
図、図7はその作用を説明するための正面断面図であ
る。
を示す正面断面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面
図、図7はその作用を説明するための正面断面図であ
る。
【0044】本実施例2において、本発明に係る接続装
置は、半導体装置の一例であるスモール・アウトライン
・パッケージを備えている半導体集積回路装置(以下、
SOP・ICという。)1Aを選別装置におけるテスタ
(図示せず)に電気的に接続するソケット10Aとして
構成されている。
置は、半導体装置の一例であるスモール・アウトライン
・パッケージを備えている半導体集積回路装置(以下、
SOP・ICという。)1Aを選別装置におけるテスタ
(図示せず)に電気的に接続するソケット10Aとして
構成されている。
【0045】被接続物としてのSOP・IC1Aは、樹
脂が用いられてトランスファ成形法により成形されてい
る樹脂封止パッケージ2Aを備えている。樹脂封止パッ
ケージ2Aは略長方形の平盤形状に形成されており、こ
の樹脂封止パッケージ2の内部には半導体ペレット(図
示せず)が樹脂封止されており、この半導体ペレットに
電気的にそれぞれ接続されたアウタリード5Aが複数
本、パッケージ2の長辺側の2側面からそれぞれ突出さ
れている。各アウタリード5Aはパッケージ2Aの外部
において所謂ガル・ウィング形状に屈曲成形されてお
り、その下端面が略揃えられている。
脂が用いられてトランスファ成形法により成形されてい
る樹脂封止パッケージ2Aを備えている。樹脂封止パッ
ケージ2Aは略長方形の平盤形状に形成されており、こ
の樹脂封止パッケージ2の内部には半導体ペレット(図
示せず)が樹脂封止されており、この半導体ペレットに
電気的にそれぞれ接続されたアウタリード5Aが複数
本、パッケージ2の長辺側の2側面からそれぞれ突出さ
れている。各アウタリード5Aはパッケージ2Aの外部
において所謂ガル・ウィング形状に屈曲成形されてお
り、その下端面が略揃えられている。
【0046】本実施例において、接続装置としてのソケ
ット10Aは絶縁材料が用いられて平板形状に形成され
たベース11Aを備えている。このベース11Aは複数
個が選別検査用のキャリア治具(図示せず)に固定され
るようになっている。すなわち、図示しないが、キャリ
ア治具は絶縁材料が用いられて長方形の平板形状に形成
されており、この長方形の平板にソケット10Aが複数
体、マトリックス状に規則正しく配列されて、各ベース
11Aにおいて固定されている。なお、ベース11Aは
キャリア治具の本体と一体的に形成してもよい。
ット10Aは絶縁材料が用いられて平板形状に形成され
たベース11Aを備えている。このベース11Aは複数
個が選別検査用のキャリア治具(図示せず)に固定され
るようになっている。すなわち、図示しないが、キャリ
ア治具は絶縁材料が用いられて長方形の平板形状に形成
されており、この長方形の平板にソケット10Aが複数
体、マトリックス状に規則正しく配列されて、各ベース
11Aにおいて固定されている。なお、ベース11Aは
キャリア治具の本体と一体的に形成してもよい。
【0047】ベース11Aの上面には装着凹部12Aが
長方形形状の穴として実質的に形成されており、この装
着凹部12A内の領域にはコンタクト部材13Aが複数
本、両長辺側端辺部上において前記SOP・IC1Aの
アウタリード5Aのピッチにそれぞれ対応するように長
さ方向に等間隔をもってそれぞれ配されて植設されてい
る。
長方形形状の穴として実質的に形成されており、この装
着凹部12A内の領域にはコンタクト部材13Aが複数
本、両長辺側端辺部上において前記SOP・IC1Aの
アウタリード5Aのピッチにそれぞれ対応するように長
さ方向に等間隔をもってそれぞれ配されて植設されてい
る。
【0048】各コンタクト部材13Aは導電性を有する
材料が用いられて円柱形状に形成されている本体部14
Aと、本体部14Aの上端に直交するように突設されて
いる接触部15Aとを備えている。本体部14はベース
11Aに挿入されており、その下端部がベース11Aの
下面から突出されている。ベース11Aの下面から突出
した本体部14Aはテスタのプローブと接触することに
より、テスタと電気的に接続し得るようになっている。
材料が用いられて円柱形状に形成されている本体部14
Aと、本体部14Aの上端に直交するように突設されて
いる接触部15Aとを備えている。本体部14はベース
11Aに挿入されており、その下端部がベース11Aの
下面から突出されている。ベース11Aの下面から突出
した本体部14Aはテスタのプローブと接触することに
より、テスタと電気的に接続し得るようになっている。
【0049】他方、接触部15Aは前記アウタリード5
Aと接触し得るように、アウタリード5Aの下端面と略
等しい細長い長方形の板形状に形成されており、アウタ
リード5Aが当接された状態において、コンタクト部材
13Aとアウタリード5Aとを電気的に接続させ得るよ
うになっている。
Aと接触し得るように、アウタリード5Aの下端面と略
等しい細長い長方形の板形状に形成されており、アウタ
リード5Aが当接された状態において、コンタクト部材
13Aとアウタリード5Aとを電気的に接続させ得るよ
うになっている。
【0050】ベース11Aの凹部12Aの底面には電気
配線基板16Aがコンタクト部材13A群の内側領域に
実質的に形成されており、この基板16Aの上面には電
気配線17Aが、被接続物としてのSOP・IC1Aに
おけるアウタリード5Aと等しい本数、すなわち、コン
タクト部材13Aの本数だけ配線されている。各電気配
線17Aはそれぞれが対応する各コンタクト部材13A
にそれぞれ電気的に接続されているとともに、互い同士
の間においては絶縁ギャップ18Aをもって互いに電気
的に絶縁されている。
配線基板16Aがコンタクト部材13A群の内側領域に
実質的に形成されており、この基板16Aの上面には電
気配線17Aが、被接続物としてのSOP・IC1Aに
おけるアウタリード5Aと等しい本数、すなわち、コン
タクト部材13Aの本数だけ配線されている。各電気配
線17Aはそれぞれが対応する各コンタクト部材13A
にそれぞれ電気的に接続されているとともに、互い同士
の間においては絶縁ギャップ18Aをもって互いに電気
的に絶縁されている。
【0051】また、ベース11Aにはロッドガイド孔1
9Aおよび導電板ブロックガイド23Aが、装着凹部1
2Aの中心線上において上下に一列に並ぶように開設さ
れている。一方のロッドガイド孔19Aにはロッド20
Aが垂直方向に摺動自在に嵌入されている。ロッド20
Aはコンタクト部材13Aよりも若干短めに形成されて
おり、その下端部がベース11Aの下面から垂直方向下
向きに突出されている。また、ロッド20Aは前記電気
配線17A群に対して絶縁を維持するように構成されて
いる。
9Aおよび導電板ブロックガイド23Aが、装着凹部1
2Aの中心線上において上下に一列に並ぶように開設さ
れている。一方のロッドガイド孔19Aにはロッド20
Aが垂直方向に摺動自在に嵌入されている。ロッド20
Aはコンタクト部材13Aよりも若干短めに形成されて
おり、その下端部がベース11Aの下面から垂直方向下
向きに突出されている。また、ロッド20Aは前記電気
配線17A群に対して絶縁を維持するように構成されて
いる。
【0052】ロッド20の真上には支持ブロック21A
が配されて、ベース11Aに一体的に突設されている。
ロッド20Aの真上には圧縮コイルスプリング22A
が、支持ブロック21Aとロッド20Aとの間に蓄力状
態で挟み込まれており、このスプリング22Aにより、
ロッド20Aは下方に常時付勢されている。
が配されて、ベース11Aに一体的に突設されている。
ロッド20Aの真上には圧縮コイルスプリング22A
が、支持ブロック21Aとロッド20Aとの間に蓄力状
態で挟み込まれており、このスプリング22Aにより、
ロッド20Aは下方に常時付勢されている。
【0053】他方の導電板ブロックガイド23Aは支持
ブロック21Aの内周面によって実質的に形成されてお
り、このガイド23Aには導電板ブロック24Aが垂直
方向に摺動自在に嵌入されている。このブロック24A
はロッド20Aの中間部に固着されており、ロッド20
Aと一体的に昇降するようになっている。そして、導電
板ブロック24Aの下面には、導電性を有する材料が用
いられて一体成形された導電板25Aが接着されてい
る。
ブロック21Aの内周面によって実質的に形成されてお
り、このガイド23Aには導電板ブロック24Aが垂直
方向に摺動自在に嵌入されている。このブロック24A
はロッド20Aの中間部に固着されており、ロッド20
Aと一体的に昇降するようになっている。そして、導電
板ブロック24Aの下面には、導電性を有する材料が用
いられて一体成形された導電板25Aが接着されてい
る。
【0054】この導電板25Aはロッド20Aがスプリ
ング22Aの付勢力を受けて下降された状態において、
前記電気配線17A群に同時に面接触することによっ
て、各電気配線17Aを互いに電気的に接続し得る形状
に形成されている。他方において、この導電板25Aは
ロッド20Aがスプリング22Aに抗して上昇された状
態(後述する。)において、電気配線17A群から離間
することにより、各電気配線17A、17A同士間の絶
縁状態を維持するようになっている。
ング22Aの付勢力を受けて下降された状態において、
前記電気配線17A群に同時に面接触することによっ
て、各電気配線17Aを互いに電気的に接続し得る形状
に形成されている。他方において、この導電板25Aは
ロッド20Aがスプリング22Aに抗して上昇された状
態(後述する。)において、電気配線17A群から離間
することにより、各電気配線17A、17A同士間の絶
縁状態を維持するようになっている。
【0055】また、導電板25Aは各コンタクト部材1
3Aとは電気的に絶縁されている。さらに、導電板25
Aは電気配線17A群との接触状態において、必要に応
じて、アース端子に電気的に接続し得るように構成して
もよい。
3Aとは電気的に絶縁されている。さらに、導電板25
Aは電気配線17A群との接触状態において、必要に応
じて、アース端子に電気的に接続し得るように構成して
もよい。
【0056】次に作用を説明する。被接続物としてのS
OP・IC1Aはアウタリード5A側が下に向けられた
状態で、ソケット10Aのベース11Aに対向されて、
各アウタリード5Aが各コンタクト部材13Aの接触部
15Aにそれぞれ当接される。アウタリード5Aがコン
タクト部材13Aの接触部15Aに接触された後、ベー
ス11Aにキャップ30が被け付けられると、キャップ
30に突設された押さえ部31によりアウタリード5A
が接触部15Aに押接される。これにより、SOP・I
C1Aはソケット10Aにセットされた状態になる。
OP・IC1Aはアウタリード5A側が下に向けられた
状態で、ソケット10Aのベース11Aに対向されて、
各アウタリード5Aが各コンタクト部材13Aの接触部
15Aにそれぞれ当接される。アウタリード5Aがコン
タクト部材13Aの接触部15Aに接触された後、ベー
ス11Aにキャップ30が被け付けられると、キャップ
30に突設された押さえ部31によりアウタリード5A
が接触部15Aに押接される。これにより、SOP・I
C1Aはソケット10Aにセットされた状態になる。
【0057】このセット状態において、ロッド20Aは
スプリング22Aによって下方に付勢されることによ
り、下降されているため、ロッド20Aと一体移動する
導電板ブロック24Aは下方に押し下げられた状態にな
っている。これにより、このブロック24Aの下面に固
着された導電板25Aは基板16Aの上面に形成された
電気配線17A群の全てに同時に面接触した状態にな
る。
スプリング22Aによって下方に付勢されることによ
り、下降されているため、ロッド20Aと一体移動する
導電板ブロック24Aは下方に押し下げられた状態にな
っている。これにより、このブロック24Aの下面に固
着された導電板25Aは基板16Aの上面に形成された
電気配線17A群の全てに同時に面接触した状態にな
る。
【0058】この導電板25Aの電気配線17A群への
同時接触によって、全ての電気配線17Aは互いに電気
的に接続された状態になる。したがって、各電気配線1
7Aがそれぞれ電気的に接続された各コンタクト部材1
3Aの接触部15A同士も互いに電気的に接続された状
態になり、さらに、これら接触部15Aにそれぞれ押接
されて電気的に接続された各アウタリード5同士も互い
に電気的に接続された状態になる。
同時接触によって、全ての電気配線17Aは互いに電気
的に接続された状態になる。したがって、各電気配線1
7Aがそれぞれ電気的に接続された各コンタクト部材1
3Aの接触部15A同士も互いに電気的に接続された状
態になり、さらに、これら接触部15Aにそれぞれ押接
されて電気的に接続された各アウタリード5同士も互い
に電気的に接続された状態になる。
【0059】この状態により、各アウタリード5A同士
は静電気的にも常に同一の電位差になり、全体的に静電
気が放電され易い状態になる。また、導電板25Aがア
ースに電気的に接続されている場合には、各アウタリー
ド5Aはコンタクト部材13A、電気配線17A、導電
板25Aを通じてアースされるため、静電気がきわめて
効率的に放電されることになる。
は静電気的にも常に同一の電位差になり、全体的に静電
気が放電され易い状態になる。また、導電板25Aがア
ースに電気的に接続されている場合には、各アウタリー
ド5Aはコンタクト部材13A、電気配線17A、導電
板25Aを通じてアースされるため、静電気がきわめて
効率的に放電されることになる。
【0060】このようにして、本実施例2においては、
各アウタリード5A間に静電気的にも電位差が発生しな
いため、また、静電気が常に放電されるため、ソケット
10AにセットされたSOP・IC1Aが低い湿度の恒
温槽に収容された場合や、搬送中の擦れ合い等のように
静電気が発生し易い場合であっても、SOP・IC1A
に静電気が蓄積されることは防止される。
各アウタリード5A間に静電気的にも電位差が発生しな
いため、また、静電気が常に放電されるため、ソケット
10AにセットされたSOP・IC1Aが低い湿度の恒
温槽に収容された場合や、搬送中の擦れ合い等のように
静電気が発生し易い場合であっても、SOP・IC1A
に静電気が蓄積されることは防止される。
【0061】そして、選別検査が実施される際には、図
7に示されているように、選別装置(図示せず)におけ
るテスティングボード26Aの各プローブ27Aが各コ
ンタクト部材13Aにそれぞれ突き当てられる。この突
き当て作業に伴って、テスティングボード26Aに形成
された突き上げ部28Aによって、ロッド20Aが突き
上げられる。この突き上げ作動により、ロッド20Aは
スプリング22Aの付勢力に抗して上昇されるため、ロ
ッド20Aに固着された導電板ブロック24Aも上昇す
る。
7に示されているように、選別装置(図示せず)におけ
るテスティングボード26Aの各プローブ27Aが各コ
ンタクト部材13Aにそれぞれ突き当てられる。この突
き当て作業に伴って、テスティングボード26Aに形成
された突き上げ部28Aによって、ロッド20Aが突き
上げられる。この突き上げ作動により、ロッド20Aは
スプリング22Aの付勢力に抗して上昇されるため、ロ
ッド20Aに固着された導電板ブロック24Aも上昇す
る。
【0062】この導電板ブロック24Aの上昇により、
導電板25Aは電気配線17A群から離間する。導電板
25Aが離間すると、各電気配線17A、17A同士は
それぞれ電気的に絶縁された状態になるため、各コンタ
クト部材13Aは互いに電気的に独立した状態に戻る。
したがって、各コンタクト部材13Aにそれぞれ接続さ
れた各アウタリード5Aも電気的に独立した状態に戻
る。
導電板25Aは電気配線17A群から離間する。導電板
25Aが離間すると、各電気配線17A、17A同士は
それぞれ電気的に絶縁された状態になるため、各コンタ
クト部材13Aは互いに電気的に独立した状態に戻る。
したがって、各コンタクト部材13Aにそれぞれ接続さ
れた各アウタリード5Aも電気的に独立した状態に戻
る。
【0063】このようにして、各アウタリード5Aがそ
れぞれ電気的に独立した状態になったところで、SOP
・IC1Aと選別装置におけるテスタとの間で、テステ
ィング信号がアウタリード5A、コンタクト部材13A
およびプローブ27Aを介して交信されることにより、
所望の選別検査が実行されることになる。このとき、各
アウタリード5Aおよび各コンタクト部材13Aは電気
的に互いに独立した状態を維持しているため、テスティ
ング信号が混信することなく、適正に実行されることに
なる。
れぞれ電気的に独立した状態になったところで、SOP
・IC1Aと選別装置におけるテスタとの間で、テステ
ィング信号がアウタリード5A、コンタクト部材13A
およびプローブ27Aを介して交信されることにより、
所望の選別検査が実行されることになる。このとき、各
アウタリード5Aおよび各コンタクト部材13Aは電気
的に互いに独立した状態を維持しているため、テスティ
ング信号が混信することなく、適正に実行されることに
なる。
【0064】所望の検査が終了すると、テスティングボ
ード26Aはコンタクト部材13A群から離間される。
この離間に伴って、ロッド20Aはスプリング22Aの
付勢力により押し下げられるため、ロッド20Aが下降
される。このロッド20Aの下降に伴って、導電板ブロ
ック24Aが下降し、導電板25Aが電気配線17A群
に同時に面接触された状態になる。この接触により、再
び、SOP・IC1Aの各アウタリード5Aは互いに電
気的に接続された状態になる。
ード26Aはコンタクト部材13A群から離間される。
この離間に伴って、ロッド20Aはスプリング22Aの
付勢力により押し下げられるため、ロッド20Aが下降
される。このロッド20Aの下降に伴って、導電板ブロ
ック24Aが下降し、導電板25Aが電気配線17A群
に同時に面接触された状態になる。この接触により、再
び、SOP・IC1Aの各アウタリード5Aは互いに電
気的に接続された状態になる。
【0065】ところで、各プローブ27Aが各コンタク
ト部材13Aに突き当てられる時、各アウタリード5
A、5A同士が電気的に絶縁された状態になっている
と、アウタリード5Aとプローブ27Aとの間で静電気
が放電されるため、SOP・IC1Aが静電気破壊され
る危険がある。
ト部材13Aに突き当てられる時、各アウタリード5
A、5A同士が電気的に絶縁された状態になっている
と、アウタリード5Aとプローブ27Aとの間で静電気
が放電されるため、SOP・IC1Aが静電気破壊され
る危険がある。
【0066】しかし、本実施例2においては、各アウタ
リード5A群が互いに電気的に接続されることより、静
電気が蓄積するのを防止されているため、各コンタクト
部材13Aに各プローブ27Aが突き当てられる時に、
静電気が放電されることはなく、したがって、SOP・
IC1Aが静電気破壊されることはない。
リード5A群が互いに電気的に接続されることより、静
電気が蓄積するのを防止されているため、各コンタクト
部材13Aに各プローブ27Aが突き当てられる時に、
静電気が放電されることはなく、したがって、SOP・
IC1Aが静電気破壊されることはない。
【0067】本実施例2によれば、前記実施例と同様の
効果が得られる。
効果が得られる。
【0068】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0069】例えば、コンタクト部材は前記実施例1お
よび2に開示された形状、構造および本数等に限定され
るものではなく、被接続物およびそのアウタリードの形
状、構造および本数等に対応して適宜選定することが望
ましい。
よび2に開示された形状、構造および本数等に限定され
るものではなく、被接続物およびそのアウタリードの形
状、構造および本数等に対応して適宜選定することが望
ましい。
【0070】導電板はロッドにより直接的に移動される
ように構成してもよい。
ように構成してもよい。
【0071】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
レーザ装置およびSOP・ICとテスタとを電気的に接
続させるためのソケットに適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、バーンイン試験
やエージング試験等の環境試験において、半導体装置や
電気部品および電子機器等を基板に電気的に接続するた
めのソケットや、半導体装置や電気部品および電子機器
等を実装基板に実装するのに使用されるソケット等の接
続装置全般に適用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
レーザ装置およびSOP・ICとテスタとを電気的に接
続させるためのソケットに適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、バーンイン試験
やエージング試験等の環境試験において、半導体装置や
電気部品および電子機器等を基板に電気的に接続するた
めのソケットや、半導体装置や電気部品および電子機器
等を実装基板に実装するのに使用されるソケット等の接
続装置全般に適用することができる。
【0072】特に、本発明は、静電気が発生し易い環境
において使用されることのある接続装置に適用して優れ
た効果が得られる。
において使用されることのある接続装置に適用して優れ
た効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0074】ベースに複数本の電気配線を各コンタクト
部材にそれぞれ電気的にそれぞれ接続するように、か
つ、互いに絶縁するようにそれぞれ形成するとともに、
ベースに短絡用導電板を電気配線群に同時に電気的に接
続自在に配設することにより、必要な時以外は、電気配
線群に短絡用導電板を接触させることにより、コンタク
ト部材群全体を電気的に接続させておくことができるた
め、被接続物の各アウタリード間における電位差が発生
するのを防止することができるとともに、静電気をアウ
タリード、導電板、電気配線を通じて常に放電すること
ができる。
部材にそれぞれ電気的にそれぞれ接続するように、か
つ、互いに絶縁するようにそれぞれ形成するとともに、
ベースに短絡用導電板を電気配線群に同時に電気的に接
続自在に配設することにより、必要な時以外は、電気配
線群に短絡用導電板を接触させることにより、コンタク
ト部材群全体を電気的に接続させておくことができるた
め、被接続物の各アウタリード間における電位差が発生
するのを防止することができるとともに、静電気をアウ
タリード、導電板、電気配線を通じて常に放電すること
ができる。
【0075】したがって、各コンタクト部材にテスタの
プローバが電気的に接続された時に、蓄積された静電気
が放電される際におきる静電気破壊現象を、未然に防止
することができる。
プローバが電気的に接続された時に、蓄積された静電気
が放電される際におきる静電気破壊現象を、未然に防止
することができる。
【図1】本発明の一実施例である接続装置を示す正面断
面図である。
面図である。
【図2】図1のa−a線に沿う断面図、b−b線に沿う
断面図、c−c線に沿う断面図である。
断面図、c−c線に沿う断面図である。
【図3】その作用を説明するための正面断面図である。
【図4】被接続物を示す正面図および底面図である。
【図5】本発明の実施例2である接続装置を示す正面断
面図である。
面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】その作用を説明するための正面断面図である。
1…半導体レーザ装置(被接続物)、2…パッケージ、
3…ステム、4…キャップ、5…アウタリード、10…
ソケット(接続装置)、11…ベース、12…装着面、
13…コンタクト部材、14…本体部、15…挿入口、
16…電気配線基板、17…電気配線、18…絶縁ギャ
ップ、19…ロッドガイド孔、20…ロッド、21…突
き上げブロック、22…圧縮コイルスプリング、23…
導電板ブロックガイド孔、24…導電板ブロック、25
…導電板、26…テスティングボード、27…プロー
ブ、28…突き上げ部、1A…SOP・IC(被接続
物)、2A…パッケージ、5A…アウタリード、10A
…ソケット(接続装置)、11A…ベース、12A…装
着凹部、13A…コンタクト部材、14A…本体部、1
5A…接触部、16A…電気配線基板、17A…電気配
線、18A…絶縁ギャップ、19A…ロッドガイド孔、
20A…ロッド、21A…支持ブロック、22A…圧縮
コイルスプリング、23A…導電板ブロックガイド、2
4A…導電板ブロック、25A…導電板、26A…テス
ティングボード、27A…プローブ、28A…突き上げ
部、30…キャップ、31…押さえ部。
3…ステム、4…キャップ、5…アウタリード、10…
ソケット(接続装置)、11…ベース、12…装着面、
13…コンタクト部材、14…本体部、15…挿入口、
16…電気配線基板、17…電気配線、18…絶縁ギャ
ップ、19…ロッドガイド孔、20…ロッド、21…突
き上げブロック、22…圧縮コイルスプリング、23…
導電板ブロックガイド孔、24…導電板ブロック、25
…導電板、26…テスティングボード、27…プロー
ブ、28…突き上げ部、1A…SOP・IC(被接続
物)、2A…パッケージ、5A…アウタリード、10A
…ソケット(接続装置)、11A…ベース、12A…装
着凹部、13A…コンタクト部材、14A…本体部、1
5A…接触部、16A…電気配線基板、17A…電気配
線、18A…絶縁ギャップ、19A…ロッドガイド孔、
20A…ロッド、21A…支持ブロック、22A…圧縮
コイルスプリング、23A…導電板ブロックガイド、2
4A…導電板ブロック、25A…導電板、26A…テス
ティングボード、27A…プローブ、28A…突き上げ
部、30…キャップ、31…押さえ部。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁材料が用いられて形成されているベ
ースと、ベースに配設され、互いに電気的に独立されて
いる複数本のコンタクト部材とを備えており、ベースに
被接続物がセットされた状態で、被接続物の各アウタリ
ードが各コンタクト部材に電気的に接続されるように構
成されている接続装置において、 前記ベースに電気配線が複数本、前記各コンタクト部材
にそれぞれ電気的にそれぞれ接続し、かつ、互いに絶縁
するようにそれぞれ形成されており、 前記ベースに短絡用導電板が前記電気配線群に同時に電
気的に接続自在に配設されていることを特徴とする接続
装置。 - 【請求項2】 各コンタクト部材がアウタリードをそれ
ぞれ挿入自在に構成され、これらコンタクト部材の周囲
に各電気配線がそれぞれ形成されており、 導電板はベースに所定ストローク範囲内で摺動自在に支
承されたロッドに固定されており、このロッドは外力に
より摺動駆動されるように構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の接続装置。 - 【請求項3】 各コンタクト部材がアウタリードと面接
触することにより、電気的に接続されるように構成され
ており、これらコンタクト部材の内側に各電気配線がそ
れぞれ形成されており、 導電板はベースに所定ストローク範囲内で摺動自在に支
承されたロッドに固定されており、このロッドは外力に
より摺動駆動されるように構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7819992A JPH05243427A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7819992A JPH05243427A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243427A true JPH05243427A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=13655345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7819992A Pending JPH05243427A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05243427A (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP7819992A patent/JPH05243427A/ja active Pending
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