JPH0524279Y2 - - Google Patents

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JPH0524279Y2
JPH0524279Y2 JP1989131986U JP13198689U JPH0524279Y2 JP H0524279 Y2 JPH0524279 Y2 JP H0524279Y2 JP 1989131986 U JP1989131986 U JP 1989131986U JP 13198689 U JP13198689 U JP 13198689U JP H0524279 Y2 JPH0524279 Y2 JP H0524279Y2
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JP
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belt
frame
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buckle
protrusion
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JP1989131986U
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JPH0371746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は犬、猫などのペツト用首輪におい
て、特にそのベルト端に取り付ける尾錠の改良に
関する。
[従来の技術] 従来の尾錠は、枠状本体内側に支軸を設け、こ
の支軸に止めピンを回転可能に設け、この止めピ
ンをベルトの止め穴に差し込み、この止めピンの
先端が枠状本体のベルト挿入側枠部の表面上に当
たることによつて、ベルトの他方端が尾錠に止定
する構造であつた。
[考案が解決しようとする課題] しかしこの種構造の尾錠は、止めピンが回転し
やすい可動ピンであり、通常、動き回るペツトに
取り付る場合に困難を伴うことが多かつた。しか
も止めピンを所定の位置で止め穴に差し込む場
合、止めピンの長さ相当の寸法分を余計に引張り
上げる必要があり、逆に言えば止めピンの長さの
寸法分の長さの調節ロスが常に付き纏うもので、
かかる点でも問題であつた。
また可動ピンは、ベルトの引張り方向には止定
は良好であるが、ベルトを緩める方向にはベルト
の止め穴から離脱しやすく、特に首輪の取り付け
を緩くした場合、ペツトの動き方いかんでは首輪
が首から外れるおそれがあつた。
また首輪に引紐を取り付けた場合、ペツトの動
きに応じて生じる引張力が、ベルトの止め穴の端
縁に集中的に作用し、損傷することが多く、耐久
性の点で必ずしも十分なものではなかつた。
この考案の目的は、尾錠へのベルト止定が極め
て容易であり、また止定後は簡単に外れることが
なく、しかもベルトの耐久性にも寄与できるペツ
トの首輪用尾錠及び首輪を提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため鋭意検討した結果、尾
錠を構成する枠状本体の内側に、ベルトの一方端
を止着する止着枠を設け、上記枠状本体の内側
に、枠状本体の裏面側から挿入したベルト他方部
を支持する支持枠を形成し、この支持枠に当該ベ
ルトの止め穴を係止する上向突起を設け、当該ベ
ルトの他の止め穴をさらに係止する下向突起を、
枠状本体のベルト挿入側枠部の裏面に設け、上記
上向突起及び下向突起の頂部に抜け止め用の頭部
を設けるとともに当該突起の頭部をベルトの一方
端方向に曲がつた鉤状頭部とした尾錠及びこの尾
錠をベルト端に取付けた首輪を開発した。
[作用] この考案の尾錠は上記の通りなので、尾錠の止
着枠にベルトの一方端を止着して首輪とし、この
首輪をペツトの首に取付ける場合、ベルトの他端
を枠状本体の裏面側から挿入し、所望の止定位置
を確かめながらベルトの止め穴を支持枠上の上向
突起に押入れることができ、この主たる止定のあ
とは、単に下向突起を他の止め穴に嵌入し、ベル
トの他端をベルト挿入側枠部と反対側で対向する
ベルト収納側枠部と止着枠との間に押し入れるだ
けでよいので、きわめて簡単に取付けられる。
またベルト止定は上向突起と下向突起により上
下交互に複数位置で止定し、かつ上向突起と下向
突起がそれぞれ設けられている支持枠と枠状本体
とでベルトを保持しながら止定するので、強固に
止定できる。また取付け後、ペツトの動きにより
大きな引張力が働いた場合、枠状本体の中央部が
支点となつて、ベルトが枠状本体のベルト挿入側
枠部を裏面側から上へ押し上げ、当該枠部と反対
側で対向するベルト収納側枠部を押し下げるた
め、該枠部の裏面に位置するベルト端を押圧して
一層強固に止定できるものである。
またこの構造は、従来の可動ピンに比して、取
付け後に作用する前記引張力を分散できる構造で
あるため、ベルトの止め穴への負担も軽減でき、
ベルトの耐久性にも寄与できる。
また取り付け後にペツトが動き回つても、止定
手段が従来の可動ピンでないため、外れるおそれ
はなく、特に突起の頂部をベルトの一方端方向に
曲がつた鉤状頭部としたので格別良好である。
[実施例] 第1図はこの考案に係る尾錠の一実施例を示す
平面図、第2図は同正面図、第3図は底面図、第
4図は右側面図、第5図は左側面図、第6図は同
尾錠を有する首輪の要部拡大断面図、第7図は同
首輪の斜視図である。
1は枠状本体、2は枠状本体1の内側中央部に
形成された支持枠、3は支持枠2のやや左下方位
置に形成されたベルトの一方端を止着する止着枠
である。
支持枠2の真中には上向突起4が左方向すなわ
ちベルトの一方端方向にやや角度をつけて傾けて
設けられており、その頂部にはベルトの一方端方
向に曲がつた鉤状頭部が形成されている。
また5は枠状本体1右側のベルト挿入側枠部6
の裏面に設けた下向突起であるが、この下向突起
5の頂部にも上記の上向突起4と同様に同方向に
曲がつた鉤状頭部が設けられている。
従つてこの尾錠の止着枠3にベルトの一方端を
止着して首輪となし、これをペツトの首に巻付
け、ベルトの他端をベルト挿入側枠部6と支持枠
2の間から引き出し、ベルトの止め穴7をみなが
ら所望の長さで上向突起4に嵌め込み、この位置
で下向突起5上に位置するベルトの他の止め穴7
を下向突起5に嵌入し、さらにベルトの他端を、
ベルト挿入側枠部6と反対側で対向するベルト収
納側枠部8と止着枠3との間に押し入れることに
より簡単に取付けることが可能である。
ところでこの考案は上記の実施例に特に限定さ
れない。例えば上向突起4及び下向突起5の形成
数はそれぞれ2つ以上でも差し支えなく、突起の
形成位置についても特に限定されず、両端等に形
成してもよい。
ベルトについても上向突起4及び下向突起5が
嵌入できる止め穴を有するものであればすべて適
用でき、例えば織乃至編組織を利用した止め穴を
有するベルトでも適用できる。また止め穴7も第
7図に示す様にベルト全体に形成したものでも差
し支えない。
[考案の効果] 以上の通りこの考案は、本体内側の支持枠上に
上向突起を形成し、下向突起を、枠状本体のベル
ト挿入側枠部の裏面に設けた尾錠であるので、従
来の可動ピンとは異なり、たとえ動き回るペツト
に取り付る場合にも容易にかつ迅速に取り付ける
ことができる。また寸法調節にロスも少ない。ま
た突起の頂部をベルトの一方端方向に曲がつた鉤
状頭部とし、しかもペツトの動きにより引張力が
かかればかかるほど枠状本体の中央部が支点とな
つてベルト収納枠部がベルト他端を押圧するた
め、止定後は簡単に外れることがない。しかもベ
ルトの耐久性も向上し、ペツト用首輪としてきわ
めて高い実用性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る尾錠の一実施例を示す
平面図、第2図は同正面図、第3図は底面図、第
4図は右側面図、第5図は左側面図、第6図は同
尾錠を有する首輪の要部拡大断面図、第7図は同
首輪の斜視図である。 1……枠状本体、2……支持枠、3……止着
枠、4……上向突起、5……下向突起、6……ベ
ルト挿入側枠部、7……止め穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベルトの一方端を止着する止着枠を枠状本体
    内側に設け、上記枠状本体の内側に、枠状本体
    の裏面側から挿入したベルト他方部を支持する
    支持枠を形成し、この支持枠に当該ベルトの止
    め穴に嵌入する上向突起を設け、当該ベルトの
    他の止め穴にさらに嵌入する下向突起を、枠状
    本体のベルト挿入側枠部の裏面に設け、上記上
    向突起及び下向突起の頂部に抜け止め用の頭部
    を設けるとともに当該突起の頭部をベルトの一
    方端方向に曲がつた鉤状頭部としたことを特徴
    とするペツトの首輪用尾錠。 (2) ベルト端に請求項1の尾錠が取り付けられて
    おり、かつ当該ベルトに、尾錠の上向突起と下
    向突起が同時に嵌入する止め穴が形成されてい
    るペツト用首輪。
JP1989131986U 1989-11-13 1989-11-13 Expired - Lifetime JPH0524279Y2 (ja)

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JPH0371746U JPH0371746U (ja) 1991-07-19
JPH0524279Y2 true JPH0524279Y2 (ja) 1993-06-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588314B2 (ja) * 1979-01-31 1983-02-15 株式会社東芝 下水処理場の余剰汚泥引抜制御方式
JPH041620U (ja) * 1990-04-19 1992-01-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588314U (ja) * 1981-07-11 1983-01-19 小林 邦雄 バツクル

Patent Citations (2)

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JPH041620U (ja) * 1990-04-19 1992-01-08

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JPH0371746U (ja) 1991-07-19

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