JPH0524213A - インパクトドツトヘツド - Google Patents

インパクトドツトヘツド

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JPH0524213A
JPH0524213A JP18099591A JP18099591A JPH0524213A JP H0524213 A JPH0524213 A JP H0524213A JP 18099591 A JP18099591 A JP 18099591A JP 18099591 A JP18099591 A JP 18099591A JP H0524213 A JPH0524213 A JP H0524213A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
printing
impact dot
dot head
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP18099591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takeuchi
丘 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0524213A publication Critical patent/JPH0524213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インパクトドットヘッドにおいて安価な方法
で必要な方向にのみ印字ワイヤをガイドし印字品質の向
上及び信頼性向上と長寿命化を図る。 【構成】 同じ印字ワイヤ7に対応する円形ガイド穴2
0と21の位置をずらせたワイヤガイド14と15を近
接配置した構造となっている。 【効果】 安価なコストで、印字ワイヤ7の印字時の変
形に対応した形状のガイド穴を有するワイヤガイドを得
ることができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトドットマトリ
ックスプリンタの印字ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実開昭64ー550
35や特開昭63ー246256に示されている如きワ
イヤガイドが知られている。実開昭64ー55035に
て開示されている内容は、図9に示すようにガイド穴2
5を駆動レバーの搖動時に生じる印字ワイヤのたわみ方
向に沿った長穴形状としたものである。また特開昭63
ー246256にて開示されている内容は図10に示す
ようにガイド穴26の径もしくは形状を印字ワイヤの変
形量に応じて変更したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の技術を
用いたインパクトドットヘッドのうち、印字ワイヤに不
要な拘束を与えないようにするためにワイヤガイドに設
けるガイド穴25,26の形状を長円や楕円とした場
合、穴あけ加工が難しい事に伴いコストが高く、特に耐
久性を考慮してワイヤガイドの材料として金属やセラミ
ックスなどを用いたケースでは実質的に円穴以外の穴あ
け加工は困難であるという問題点を有していた。また印
字ワイヤの変形量に応じて円形ガイド穴の径を大きくし
た場合には印字ワイヤのたわみと直交する方向の拘束も
なくなるため印字ワイヤが横振動しワイヤ動作不安定に
伴う印字不良やワイヤガイドの異常摩耗,印字ワイヤ折
れが発生し、印字品質の低下,短寿命という問題点も有
していた。
【0004】そこで、本発明は、従来のこのような問題
を解決し、低コストで信頼性が高く寿命の長いインパク
トドットヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインパクトドットヘッドは、コアに巻回し
たコイルへ選択的に通電することにより、複数のワイヤ
ガイドに設けたガイド穴により所定の位置に導かれてい
る印字ワイヤを打ち出し、インクリボン,印字紙をプラ
テンに対して打ち付け衝撃印字する形式のインパクトド
ットヘッドにおいて、ワイヤガイド2枚を一組として近
接配置し、かつ同一印字ワイヤに対応する一組のワイヤ
ガイドのガイド穴の中心位置がずれていることを特徴と
する。また、ワイヤガイド2枚を一組として近接配置し
た一組のワイヤガイドは複数のワイヤガイドのうち印字
ワイヤと、この印字ワイヤを駆動する駆動レバーとの係
合位置に最も近い位置に配置されていることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明の上記の構成によれば安いコストでワイ
ヤに不要な拘束を与えず、かつワイヤ動作不安定に伴う
印字不良やワイヤガイドの異常摩耗,印字ワイヤ折を発
生させる印字ワイヤの横振動を防ぐことができる。この
ため印字品質の向上、インパクトドットヘッドの信頼性
向上と長寿命化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明を適用したシリアルインパクトドッ
トマトリックスプリンタのメカニカルな部分の概略平面
図であり、図2は概略正面図である。このシリアルイン
パクトドットマトリックスプリンタでは桁方向に移動可
能に支持されたキャリッジ1上に搭載されたインパクト
ドットヘッド2により、プラテン3とインクリボン4と
の間に配置された印字紙5に対してキャリッジ1を桁方
向に移動しながらドット印字し所望の文字,図形等が印
刷される。
【0008】図3は本発明のインパクトドットヘッド2
の図2における断面AーAを示す断面図である。図3下
半分には電磁コイル6に通電していない待機時の状態を
示し上半分には電磁コイル6に通電した印字時の状態を
示している。回転運動による変位を拡大し、印字ワイヤ
7を駆動する駆動レバー8は図示していない軸受により
回転軸9を介して回転自在に支持されており、電磁コイ
ル6の巻回されているコア10に対向する位置にプラン
ジャ11を備えている。駆動レバー8の先端に固着され
た印字ワイヤ7は所定の間隔をおいて配置されたワイヤ
ガイド12,13及び印字ワイヤ7と駆動レバー8との
係合部に近い位置に互いに近接して配置され一組となる
ワイヤガイド14,15により所定の位置へ案内されて
いる。待機状態を示す図3下半分に示すように圧縮コイ
ルスプリングよりなる復帰バネ16はバネ座17と駆動
レバー8との間に圧縮状態で挟み込まれ、駆動レバー8
をレバーストッパ18側に押し付けることにより駆動レ
バー8を待機位置に位置決めする役割を果たしている。
【0009】以下、印字動作を説明する。印字しようと
するときには、コイル6に通電することによりコア1
0,ヨーク19,プランジャ11を回る磁束を発生させ
プランジャ11,コア10間の吸引力により駆動レバー
8を回転軸9の回りに回転させる。この時印字ワイヤ7
は、てこの原理により(印字ワイヤ7と回転軸9の距
離)/(プランジャ11と回転軸9の距離)の比でプラ
ンジャ11の変位より増幅された変位だけワイヤガイド
12,13,14,15に案内されながら前進し、イン
クリボン4を介して印字紙5をプラテン3に打ち付け衝
撃印字する。この過程で復帰バネ16は待機状態より更
に圧縮され、ひずみエネルギーを蓄える。印字を終了す
ると電磁コイル6への通電を停止することにより、プラ
ンジャ11とコア10の間の吸引力を消滅し、印字ワイ
ヤ7がインクリボン4を介して印字紙5をプラテン3に
打ち付けた時の衝撃反力と復帰バネ16に蓄えられた歪
エネルギーによる力で駆動レバー8がレバーストッパ1
8へ押し付けられた待機状態に復帰し1サイクル終了す
る。印字ワイヤ7と駆動レバー8との係合部に近い位置
に互いに近接して配置され一組となるワイヤガイド1
4,15の正面図を各々図4及び図5に示す。ワイヤガ
イド14には各ワイヤ7を貫通させるための円形ガイド
穴20が、ワイヤガイド15には各ワイヤ7を貫通させ
るための円形ガイド穴21が設けられている。ガイド穴
20,21の形状は円形のため加工が容易で、穴あけコ
ストは安価に押さえられている。図4と図5を重ね合わ
せ、ワイヤガイド14と15が隣接配置された状態を図
6に示す。ワイヤガイド14に設けられたガイド穴20
とワイヤガイド15に設けられたガイド穴21の中心は
ずれているため両者を重ね合わせると図7に示す細長い
異形形状の穴22と等価である。ガイド穴20とガイド
穴21のずれ方向は印字ワイヤ7が待機時と印字時で往
復変形する方向に対して垂直方向にしてあるため異形形
状の等価ガイド穴22の長軸23は印字ワイヤ7が待機
時と印字時で往復変形する方向となっている。
【0010】異形形状の等価ガイド穴22の機能を説明
するための部分拡大説明図である図8に示すように待機
時に於て印字ワイヤ7は異形形状の穴22のインパクト
ドットヘッドの中心軸24側の壁に接する状態で支持さ
れ、印字時に於ては破線で示すようにインパクトドット
ヘッドの中心軸24と反対側の壁に接する状態で支持さ
れる。即ちこの一印字サイクルの間でこの2つの状態を
往復する。このプロセスに於て異形形状の穴22は印字
ワイヤ7の長軸23方向の変位を拘束することはないが
長軸23と直交する方向の変位はほとんど拘束されるた
め印字駆動サイクルに於て印字ワイヤ7は無理な変形を
加えられたり横振動を起こしたりする事が無い。従って
印字ワイヤに過大な応力が加わることによって起こるワ
イヤ折れや印字ワイヤの横振動に伴う印字不良が起こら
ない。
【0011】印字ワイヤ7の直線変位は駆動レバー8の
回転変位を印字ワイヤ7を弾性変形させることにより変
換して得られているため印字ワイヤ7の軸に直交する方
向の変位成分の大きな位置、即ち印字ワイヤ7と駆動レ
バー8の係合位置に近い位置のワイヤガイドほど本発明
の有効性が高い。
【0012】また、本実施例に於てはワイヤガイド1
4,15を耐摩耗特性の優れたジルコニア系セラミック
スにて形成したため長寿命を実現することができた。
【0013】
【発明の効果】本発明のインパクトドットヘッドにおい
ては以上説明したように印字ワイヤに不要な拘束を与え
ず、かつ印字ワイヤ動作不安定に伴う印字不良やワイヤ
ガイドの異常摩耗,印字ワイヤ折を発生させる原因とな
る印字ワイヤの横振動を防ぐ手段を安いコストで得るこ
とができる。このためインパクトドットヘッドの信頼性
向上と長寿命化及び印字品質の向上を図ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシリアルインパクトドットマ
トリックスプリンタのメカニカルな部分の概略平面図で
ある。
【図2】本発明を適用したシリアルインパクトドットマ
トリックスプリンタのメカニカルな部分の概略正面図で
ある。
【図3】本発明のインパクトドットヘッドの図2におけ
る断面AーAを示す断面図である。
【図4】本発明のワイヤガイド14の正面図である。
【図5】本発明のワイヤガイド15の正面図である。
【図6】本発明の図4と図5を重ね合わせ、ワイヤガイ
ド14と15が隣接配置された状態を示す図である。
【図7】本発明の等価ガイド穴22を示す図である。
【図8】本発明の等価ガイド穴22の機能を説明するた
めの部分拡大説明図である。
【図9】従来技術のワイヤガイドを示す正面図である。
【図10】従来技術のワイヤガイドを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 インパクトドットヘッド 3 プラテン 4 インクリボン 5 印字紙 6 電磁コイル 7 印字ワイヤ 8 駆動レバー 9 回転軸 10 コア 11 プランジャ 12 ワイヤガイド 13 ワイヤガイド 14 ワイヤガイド 15 ワイヤガイド 16 復帰バネ 17 バネ座 18 レバーストッパ 19 ヨーク 20 ガイド穴 21 ガイド穴 22 等価ガイド穴 23 等価ガイド穴22の長軸 24 インパクトドットヘッドの中心軸 25 ガイド穴 26 ガイド穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアに巻回した電磁コイルへ選択的に通
    電することにより、複数のワイヤガイドに設けたガイド
    穴により所定の位置に導かれている印字ワイヤを打ち出
    し、インクリボン,印字紙をプラテンに対して打ち付け
    衝撃印字する形式のインパクトドットヘッドにおいて、 前記ワイヤガイド2枚を一組として近接配置し、かつ同
    一印字ワイヤに対応する一組の前記ワイヤガイドの前記
    ガイド穴の中心位置がずれていることを特徴とするイン
    パクトドットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記一組のワイヤガイドは複数のワイヤ
    ガイドのうち前記印字ワイヤと該印字ワイヤを駆動する
    駆動レバーとの係合位置に最も近い位置に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のインパクトドットヘ
    ッド。
JP18099591A 1991-07-22 1991-07-22 インパクトドツトヘツド Pending JPH0524213A (ja)

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JP18099591A JPH0524213A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 インパクトドツトヘツド

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004069546A1 (ja) * 2003-02-10 2004-08-19 Citizen Watch Co., Ltd. 印字ヘッド
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