JPH05241930A - ファイル管理方式 - Google Patents
ファイル管理方式Info
- Publication number
- JPH05241930A JPH05241930A JP4045800A JP4580092A JPH05241930A JP H05241930 A JPH05241930 A JP H05241930A JP 4045800 A JP4045800 A JP 4045800A JP 4580092 A JP4580092 A JP 4580092A JP H05241930 A JPH05241930 A JP H05241930A
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- JP
- Japan
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- file
- files
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- linked
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 名前管理用ファイルで指定されたiノードに
より所定のデータブロックにアクセスするファイルシス
テムが複数存在する時のファイル管理方式に関し、リン
クされた異なるファイルシステム間のアンリンクを安全
に出来る様にする事を目的とする。 【構成】 異なるファイルシステムに個々に存在する名
前管理用用ファイル同士をリンクさせる時、そのリンク
の数だけ名前管理用用ファイルを、アクセスされるデー
タブロックを含む所定のファイルシステム内にハードリ
ンクにより用意しておき、この用意したファイルとリン
クすべきファイルシステムの名前管理用用ファイルとを
互いにシンボリックリンクさせる様に構成する。
より所定のデータブロックにアクセスするファイルシス
テムが複数存在する時のファイル管理方式に関し、リン
クされた異なるファイルシステム間のアンリンクを安全
に出来る様にする事を目的とする。 【構成】 異なるファイルシステムに個々に存在する名
前管理用用ファイル同士をリンクさせる時、そのリンク
の数だけ名前管理用用ファイルを、アクセスされるデー
タブロックを含む所定のファイルシステム内にハードリ
ンクにより用意しておき、この用意したファイルとリン
クすべきファイルシステムの名前管理用用ファイルとを
互いにシンボリックリンクさせる様に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル管理方式に関
し、特にファイルリンクを用いたファイル管理方式に関
するものである。
し、特にファイルリンクを用いたファイル管理方式に関
するものである。
【0002】一つのデータブロックを複数のユーザーが
アクセスする場合、各ユーザに対応してディレクトリ
(名前管理用)ファイルを用意し、これらのディレクト
リファイルからその一つのデータブロックに対して、ア
クセスする為のリンクが必要となる。
アクセスする場合、各ユーザに対応してディレクトリ
(名前管理用)ファイルを用意し、これらのディレクト
リファイルからその一つのデータブロックに対して、ア
クセスする為のリンクが必要となる。
【0003】
【従来の技術】図3はUNIX系のファイル構造を示し
たもので、或るファイルシステムAに於いてはファイル
Aが存在しており、このファイルAは名前管理ファイル
1としても総称されるファイルA−1がiノード2を指
定し、指定されたiノード2はデータブロック3のサイ
ズとデータブロックへのポインタとリンク(ハードリン
ク)数等を保持しているものであり、このiノード2に
よりデータブロック3に於いてファイルA−1の実体を
アクセスする様に指定される。
たもので、或るファイルシステムAに於いてはファイル
Aが存在しており、このファイルAは名前管理ファイル
1としても総称されるファイルA−1がiノード2を指
定し、指定されたiノード2はデータブロック3のサイ
ズとデータブロックへのポインタとリンク(ハードリン
ク)数等を保持しているものであり、このiノード2に
よりデータブロック3に於いてファイルA−1の実体を
アクセスする様に指定される。
【0004】そして、この様なファイルシステムに於い
て一つのデータブロック3を複数の名前管理用ファイル
によるディレクトリパスでアクセスする場合には、ハ
ードリンク、及びシンボリックリンクという二つの方
式によりファイルリンクを行っている。
て一つのデータブロック3を複数の名前管理用ファイル
によるディレクトリパスでアクセスする場合には、ハ
ードリンク、及びシンボリックリンクという二つの方
式によりファイルリンクを行っている。
【0005】図4は、上記のハードリンクの構成を示し
た図であり、この場合には、名前管理用ファイル1に於
いてファイルA−1と同じ三つのファイルA−2〜A−
4を複写する事により互いにハードリンク4を形成し、
同じiノード2を指定する様になっている。
た図であり、この場合には、名前管理用ファイル1に於
いてファイルA−1と同じ三つのファイルA−2〜A−
4を複写する事により互いにハードリンク4を形成し、
同じiノード2を指定する様になっている。
【0006】これにより例えば4人のユーザーがそれぞ
れ名前管理用ファイルA−1〜A−4を通じて、iノー
ド2から共通の一つのデータブロック3に於いてファイ
ルA−1の実体であるデータをアクセスすることが出来
る。
れ名前管理用ファイルA−1〜A−4を通じて、iノー
ド2から共通の一つのデータブロック3に於いてファイ
ルA−1の実体であるデータをアクセスすることが出来
る。
【0007】図5は上記のシンボリックリンクの構成を
示した図であり、このシンボリックリンクは、異なるフ
ァイルシステム間のリンクを行うものであり、この例で
はファイルシステムAとファイルシステムBをリンクさ
せる為、まずファイルシステムBにおいてn個の名前管
理用ファイル1としてのファイルB−1〜B−nと、こ
れらのファイルB−1〜B−nにそれぞれ対応したiノ
ード2と、これらのiノード2に対応したデータブロッ
ク3とを用意し、このファイルシステムBの各データブ
ロック3の内容をファイルシステムAの名前管理用ファ
イルA−1へのディレクトリパスに設定する事により、
ファイルB−1〜B−nがファイルシステムAの名前管
理ファイルA−1に対してシンボリックリンク5により
リンクされたこととなる。
示した図であり、このシンボリックリンクは、異なるフ
ァイルシステム間のリンクを行うものであり、この例で
はファイルシステムAとファイルシステムBをリンクさ
せる為、まずファイルシステムBにおいてn個の名前管
理用ファイル1としてのファイルB−1〜B−nと、こ
れらのファイルB−1〜B−nにそれぞれ対応したiノ
ード2と、これらのiノード2に対応したデータブロッ
ク3とを用意し、このファイルシステムBの各データブ
ロック3の内容をファイルシステムAの名前管理用ファ
イルA−1へのディレクトリパスに設定する事により、
ファイルB−1〜B−nがファイルシステムAの名前管
理ファイルA−1に対してシンボリックリンク5により
リンクされたこととなる。
【0008】従って、ファイルシステムBに於ける各名
前管理ファイルB−1〜B−nのユーザーは、シンボリ
ックリンク5を通じてファイルシステムAのファイルA
−1よりiノード2を介してファイルシステムAの一つ
のデータブロック3に共通にアクセス出来ることとな
る。
前管理ファイルB−1〜B−nのユーザーは、シンボリ
ックリンク5を通じてファイルシステムAのファイルA
−1よりiノード2を介してファイルシステムAの一つ
のデータブロック3に共通にアクセス出来ることとな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したハードリ
ンクの場合には、図示の様に形成したハードリンク4を
アンリンク(削除)する場合には、いずれの名前管理フ
ァイルA−1〜A−4を削除しても他のファイルには影
響を及ぼさないという利点が有るが、同一のファイルシ
ステム内の名前管理ファイル同士しかリンク出来ないと
いう難点がある。
ンクの場合には、図示の様に形成したハードリンク4を
アンリンク(削除)する場合には、いずれの名前管理フ
ァイルA−1〜A−4を削除しても他のファイルには影
響を及ぼさないという利点が有るが、同一のファイルシ
ステム内の名前管理ファイル同士しかリンク出来ないと
いう難点がある。
【0010】また、図5に示したシンボリックリンクの
場合には、異なるファイルシステム間のリンクを張るこ
とは出来るが、リンクされたファイルシステムAの名前
管理ファイルA−1からは他のファイルシステムBの名
前管理用ファイルB−1〜B−nがリンクされているか
どうか分からない。
場合には、異なるファイルシステム間のリンクを張るこ
とは出来るが、リンクされたファイルシステムAの名前
管理ファイルA−1からは他のファイルシステムBの名
前管理用ファイルB−1〜B−nがリンクされているか
どうか分からない。
【0011】即ち、図4のハードリンクの様に名前管理
ファイル1が増えて行くと、これに対応してiノード2
に保持されるハードリンク数も増えて行くが、図5に示
したシンボリックリンクの場合には、複数の名前管理フ
ァイルB−1〜B−nに対して、他のファイルシステム
Aに於けるファイルA−1のみがシンボリックリンク5
で結合されているため、ファイルシステムAに於けるi
ノード2に於いてはハードリンク数はファイルA−1に
対する「1」だけであり、この為、ファイルシステムA
に於いてファイルA−1をアンリンクしたとすると、こ
の時点で、シンボリックリンク5により結合されている
全てのファイルシステムB内の名前管理ファイル1がア
ンリンクされてしまい、残ったファイルは存在するが、
ファイルの実体が無くなってしまうという問題点があっ
た。
ファイル1が増えて行くと、これに対応してiノード2
に保持されるハードリンク数も増えて行くが、図5に示
したシンボリックリンクの場合には、複数の名前管理フ
ァイルB−1〜B−nに対して、他のファイルシステム
Aに於けるファイルA−1のみがシンボリックリンク5
で結合されているため、ファイルシステムAに於けるi
ノード2に於いてはハードリンク数はファイルA−1に
対する「1」だけであり、この為、ファイルシステムA
に於いてファイルA−1をアンリンクしたとすると、こ
の時点で、シンボリックリンク5により結合されている
全てのファイルシステムB内の名前管理ファイル1がア
ンリンクされてしまい、残ったファイルは存在するが、
ファイルの実体が無くなってしまうという問題点があっ
た。
【0012】従って本発明は、名前管理用ファイルで指
定されたiノードにより所定のデータブロックにアクセ
スするファイルシステムが複数存在する時のファイル管
理方式に於いて、リンクされた異なるファイルシステム
間のアンリンクを安全に出来る様にする事を目的とす
る。
定されたiノードにより所定のデータブロックにアクセ
スするファイルシステムが複数存在する時のファイル管
理方式に於いて、リンクされた異なるファイルシステム
間のアンリンクを安全に出来る様にする事を目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】図1は本発明に
係るファイル管理方式を説明する為の図であり、ここで
は異なるファイルシステムA〜Xが存在し、ファイルシ
ステムAを、アクセスされるデータブロック3を含む所
定のファイルシステムとして設定し、その他のファイル
システムB〜XをファイルシステムAのデータブロック
3にアクセスさせようとするものである。
係るファイル管理方式を説明する為の図であり、ここで
は異なるファイルシステムA〜Xが存在し、ファイルシ
ステムAを、アクセスされるデータブロック3を含む所
定のファイルシステムとして設定し、その他のファイル
システムB〜XをファイルシステムAのデータブロック
3にアクセスさせようとするものである。
【0014】この為、ファイルシステムB〜Xに於いて
は、図示の様にそれぞれ名前管理用ファイル1としてフ
ァイルB−1,C−2,C−3,…X−nを用意する。
は、図示の様にそれぞれ名前管理用ファイル1としてフ
ァイルB−1,C−2,C−3,…X−nを用意する。
【0015】そして、これらのファイルB−1〜X−n
がファイルシステムAに於けるデータブロック3をアク
セスできるようにする為、1対1の対応で名前管理用フ
ァイルA−1〜A−nをファイルシステムA内に用意す
る。これは、図4に示した様に互いにハードリンクによ
りリンクされるものであり、これらn個の名前管理用フ
ァイルは同じiノード2に接続されてデータブロック3
に於けるファイルA−1の実体をアクセス出来る様にな
っている。
がファイルシステムAに於けるデータブロック3をアク
セスできるようにする為、1対1の対応で名前管理用フ
ァイルA−1〜A−nをファイルシステムA内に用意す
る。これは、図4に示した様に互いにハードリンクによ
りリンクされるものであり、これらn個の名前管理用フ
ァイルは同じiノード2に接続されてデータブロック3
に於けるファイルA−1の実体をアクセス出来る様にな
っている。
【0016】そして、このようにハードリンクを形成し
たファイルA−1〜A−nに対しそれぞれファイルB〜
Xをシンボリックリンク5によりリンクさせる。これ
は、ファイルシステムB〜Xに於いて、それぞれ名前管
理用ファイル1がiノード2を指定し、更に同じファイ
ルシステムBにおけるデータブロック3に於いてシンボ
リックリンクされる各名前管理用ファイルA−1〜A−
nへのディレクトリパスを設定する事により行われる。
たファイルA−1〜A−nに対しそれぞれファイルB〜
Xをシンボリックリンク5によりリンクさせる。これ
は、ファイルシステムB〜Xに於いて、それぞれ名前管
理用ファイル1がiノード2を指定し、更に同じファイ
ルシステムBにおけるデータブロック3に於いてシンボ
リックリンクされる各名前管理用ファイルA−1〜A−
nへのディレクトリパスを設定する事により行われる。
【0017】例えば、名前管理用ファイルB−1の場合
には、iノード2を経てデータブロック3にファイルA
−1へのディレクトリパスが設定され、従って図示の様
に名前管理用ファイルB−1は異なったファイルシステ
ムAの名前管理用ファイルA−1にリンクされることと
なる。
には、iノード2を経てデータブロック3にファイルA
−1へのディレクトリパスが設定され、従って図示の様
に名前管理用ファイルB−1は異なったファイルシステ
ムAの名前管理用ファイルA−1にリンクされることと
なる。
【0018】上記の説明をもう少し具体的に説明する
と、ファイルB−1とファイルX−nをリンクさせる場
合は次の様になる。 (1)最初に名前管理用ファイルB−1を作成する時、
同時に名前管理用ファイルA−1も作り、ファイルB−
1をファイルA−1にシンボリックリンクする。
と、ファイルB−1とファイルX−nをリンクさせる場
合は次の様になる。 (1)最初に名前管理用ファイルB−1を作成する時、
同時に名前管理用ファイルA−1も作り、ファイルB−
1をファイルA−1にシンボリックリンクする。
【0019】(2)次に、異なるn番目のファイルシス
テムXに存在するファイルX−nとファイルB−1をリ
ンクさせる為、ファイルシステムAにファイルA−nを
作成すると共にこのファイルA−nをファイルA−1と
ハードリンクさせた後、ファイルX−nをファイルA−
nにシンボリックリンクさせる。
テムXに存在するファイルX−nとファイルB−1をリ
ンクさせる為、ファイルシステムAにファイルA−nを
作成すると共にこのファイルA−nをファイルA−1と
ハードリンクさせた後、ファイルX−nをファイルA−
nにシンボリックリンクさせる。
【0020】この様にして、ファイルシステムBのユー
ザーとファイルシステムXのユーザーからは、ファイル
B−1とファイルX−nがリンクしている様に見えるこ
ととなり、ファイルB−1にファイルX−nがファイル
リンクしているのと等価になる。
ザーとファイルシステムXのユーザーからは、ファイル
B−1とファイルX−nがリンクしている様に見えるこ
ととなり、ファイルB−1にファイルX−nがファイル
リンクしているのと等価になる。
【0021】この様なリンクされた状態からアンリンク
(削除)する場合には、次の様になる。 (3)例えば、ファイルX−nをアンリンクする時は、
まずファイルX−nをアンリンクし、次にファイルA−
nをアンリンクする。 (4)この様にして順次ファイルシステムAの名前管理
用ファイル1にシンボリックリンクしているファイルが
一つになった時、即ち、ファイルA−1にハードリンク
しているファイルが無くなった時、最後のファイルB−
1をアンリンクし、次にファイルA−1を実体ごと削除
する。
(削除)する場合には、次の様になる。 (3)例えば、ファイルX−nをアンリンクする時は、
まずファイルX−nをアンリンクし、次にファイルA−
nをアンリンクする。 (4)この様にして順次ファイルシステムAの名前管理
用ファイル1にシンボリックリンクしているファイルが
一つになった時、即ち、ファイルA−1にハードリンク
しているファイルが無くなった時、最後のファイルB−
1をアンリンクし、次にファイルA−1を実体ごと削除
する。
【0022】この様に本発明では、シンボリックリンク
とハードリンクとを併用する事により、データブロック
3を有するファイルシステムAのiノード2が保持して
いるハードリンク数に対応してファイルシステムAはい
くつの外部のファイルシステムがシンボリックリンクさ
れているかを知ることが出来、その名前管理用ファイル
をアンリンクしても、対応するファイルシステム以外に
は不必要なアンリンク動作は行われないこととなり、安
全なアンリンクを実現することが出来る。
とハードリンクとを併用する事により、データブロック
3を有するファイルシステムAのiノード2が保持して
いるハードリンク数に対応してファイルシステムAはい
くつの外部のファイルシステムがシンボリックリンクさ
れているかを知ることが出来、その名前管理用ファイル
をアンリンクしても、対応するファイルシステム以外に
は不必要なアンリンク動作は行われないこととなり、安
全なアンリンクを実現することが出来る。
【0023】
【実施例】図2は本発明に係るファイル管理方式の一実
施例を示した図であり、この実施例では、図示を簡略化
するためiノードとデータブロックとを省略したファイ
ルシステムA〜Cがトリー(木)構造を形成したディレ
クトリにより示されており、ファイルシステムAに於い
てはディレクトリusrに対してn個の名前管理用ファ
イルA−1〜A−nハードリンクされて用意されてお
り、ファイルシステムBに於いては、ファイルシステム
Aのディレクトリusrと共通のディレクトリから得ら
れるディレクトリusr1から更にディレクトリuad
00が設定されており、このディレクトリuad00と
並列にファイルシステムCに於いてディレクトリuad
01が設定されている。
施例を示した図であり、この実施例では、図示を簡略化
するためiノードとデータブロックとを省略したファイ
ルシステムA〜Cがトリー(木)構造を形成したディレ
クトリにより示されており、ファイルシステムAに於い
てはディレクトリusrに対してn個の名前管理用ファ
イルA−1〜A−nハードリンクされて用意されてお
り、ファイルシステムBに於いては、ファイルシステム
Aのディレクトリusrと共通のディレクトリから得ら
れるディレクトリusr1から更にディレクトリuad
00が設定されており、このディレクトリuad00と
並列にファイルシステムCに於いてディレクトリuad
01が設定されている。
【0024】また、ディレクトリuad00の下には、
ディレクトリmb000〜mb999が設定されてお
り、この内の一つのディレクトリmb000の一例が点
線で囲まれた部分に於いて1つのファイルシステムの容
量によって決まる1000組の内の一組分のファイル及
びディレクトリの関係として示されており、ディレクト
リmb000の下にはディレクトリmbとifとが設定
され、ディレクトリmbの下には更にディレクトリrm
bとsmbとが設定され、ディレクトリrmbには名前
管理用用ファイルB−1〜B−20が設けられており、
ディレクトリsmbにはファイルB−21〜B−40が
設定されている。
ディレクトリmb000〜mb999が設定されてお
り、この内の一つのディレクトリmb000の一例が点
線で囲まれた部分に於いて1つのファイルシステムの容
量によって決まる1000組の内の一組分のファイル及
びディレクトリの関係として示されており、ディレクト
リmb000の下にはディレクトリmbとifとが設定
され、ディレクトリmbの下には更にディレクトリrm
bとsmbとが設定され、ディレクトリrmbには名前
管理用用ファイルB−1〜B−20が設けられており、
ディレクトリsmbにはファイルB−21〜B−40が
設定されている。
【0025】また、ディレクトリifの下にはディレク
トリusrが設定され、この下には更にファイルusr
infとusrdefとが設定されている。
トリusrが設定され、この下には更にファイルusr
infとusrdefとが設定されている。
【0026】また、図示の様にディレクトリmb001
の下には、ディレクトリmb000の場合と同様に、デ
ィレクトリmbとrmb,smbとを介して名前管理用
用ファイルB−41〜60及びファイルB−61〜80
が設けられている。
の下には、ディレクトリmb000の場合と同様に、デ
ィレクトリmbとrmb,smbとを介して名前管理用
用ファイルB−41〜60及びファイルB−61〜80
が設けられている。
【0027】更にファイルシステムCに於いては、上記
のファイルシステムBから受けたディレクトリuad0
1の下にディレクトリmb000,mb,rmb,sm
bが同様に設定されており、その結果、同様にして名前
管理用ファイルC−1〜20とファイルC−21〜40
が設定されており、ディレクトリmb001〜mb99
9に於いては、mb000と同じディレクトリ構成が取
られている。
のファイルシステムBから受けたディレクトリuad0
1の下にディレクトリmb000,mb,rmb,sm
bが同様に設定されており、その結果、同様にして名前
管理用ファイルC−1〜20とファイルC−21〜40
が設定されており、ディレクトリmb001〜mb99
9に於いては、mb000と同じディレクトリ構成が取
られている。
【0028】この様な実施例に於いて、まず、ファイル
システムBのファイルB−1をファイルシステムAのフ
ァイルA−1とシンボリックリンクさせ、次にファイル
システムBのファイルB−2がファイルシステムAのフ
ァイルA−2とシンボリックリンクさせる時には、ファ
イルシステムAに於いてファイルA−1とファイルA−
2とをハードリンクさせておき、ファイルB−2はファ
イルA−2とシンボリックリンクさせる。
システムBのファイルB−1をファイルシステムAのフ
ァイルA−1とシンボリックリンクさせ、次にファイル
システムBのファイルB−2がファイルシステムAのフ
ァイルA−2とシンボリックリンクさせる時には、ファ
イルシステムAに於いてファイルA−1とファイルA−
2とをハードリンクさせておき、ファイルB−2はファ
イルA−2とシンボリックリンクさせる。
【0029】同様に、ファイルシステムA以外からファ
イルシステムAのいずれかのファイルにシンボリックリ
ンクする時には、ファイルシステムAに於いてファイル
A−1とそのシンボリックリンクさせようとする例えば
ファイルA−nをハードリンクさせておき、このファイ
ルA−nとシンボリックリンクさせる様に構成すること
が出来る。
イルシステムAのいずれかのファイルにシンボリックリ
ンクする時には、ファイルシステムAに於いてファイル
A−1とそのシンボリックリンクさせようとする例えば
ファイルA−nをハードリンクさせておき、このファイ
ルA−nとシンボリックリンクさせる様に構成すること
が出来る。
【0030】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に係るファイル
管理方式によれば、異なるファイルシステムに個々に存
在する名前管理用ファイル同士をリンクさせる時、その
リンクの数だけ名前管理用ファイルを、アクセスされる
データブロックを含む所定のファイルシステム内にハー
ドリンクにより用意しておき、この用意したファイルと
リンクすべきファイルシステムの名前管理用ファイルと
を互いにシンボリックリンクさせる様に構成したので、
シンボリックリンクしているファイルの数とシンボリッ
クリンクされているファイルの数が等しく、その様なシ
ンボリックリンクを不用意にアンリンクさせても、他の
シンボリックリンクには影響しないので、アンリンク動
作を安全に行うことが出来ることとなる。
管理方式によれば、異なるファイルシステムに個々に存
在する名前管理用ファイル同士をリンクさせる時、その
リンクの数だけ名前管理用ファイルを、アクセスされる
データブロックを含む所定のファイルシステム内にハー
ドリンクにより用意しておき、この用意したファイルと
リンクすべきファイルシステムの名前管理用ファイルと
を互いにシンボリックリンクさせる様に構成したので、
シンボリックリンクしているファイルの数とシンボリッ
クリンクされているファイルの数が等しく、その様なシ
ンボリックリンクを不用意にアンリンクさせても、他の
シンボリックリンクには影響しないので、アンリンク動
作を安全に行うことが出来ることとなる。
【図1】本発明に係るファイル管理方式を原理的に説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図2】本発明に係るファイル管理方式の一実施例を示
した図である。
した図である。
【図3】UNIX系のファイルシステムの構造を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】ハードリンクの構成を説明する為のブロック図
である。
である。
【図5】シンボリックリンクの構成を説明する為のブロ
ック図である。
ック図である。
1 名前管理用用ファイル 2 iノード 3 データブロック 4 ハードリンク 5 シンボリックリンク 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 名前管理用ファイル(1) で指定されたi
ノード(2) により所定のデータブロック(3) にアクセス
させるファイルシステムが複数存在するときのファイル
管理方式において、 異なるファイルシステムに個々に存在する名前管理用フ
ァイル同士をリンクさせるとき、該リンクの数だけ名前
管理用ファイルを、アクセスされるデータブロック(3)
を含む所定ファイルシステム内にハードリンク(4) して
用意し、該用意した名前管理用ファイルとリンクすべき
ファイルシステムの名前管理用ファイルとを互いにシン
ボリックリンク(5) させることを特徴としたファイル管
理方式。 - 【請求項2】 該所定ファイルシステム内のiノードは
名前管理用ファイルのハードリンク数を保持しているこ
とを特徴とした請求項1に記載のファイル管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045800A JPH05241930A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ファイル管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045800A JPH05241930A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ファイル管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05241930A true JPH05241930A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12729349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4045800A Withdrawn JPH05241930A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ファイル管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05241930A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003324675A (ja) * | 2002-05-07 | 2003-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 映像記録システム |
JP2004537089A (ja) * | 2001-03-30 | 2004-12-09 | キヤノン株式会社 | ファイル管理方法 |
KR100636095B1 (ko) * | 1999-08-27 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 멀티미디어 파일 관리방법 |
JP2007164597A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | ファイル管理装置及び方法並びに記憶システム |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4045800A patent/JPH05241930A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100636095B1 (ko) * | 1999-08-27 | 2006-10-19 | 삼성전자주식회사 | 멀티미디어 파일 관리방법 |
JP2004537089A (ja) * | 2001-03-30 | 2004-12-09 | キヤノン株式会社 | ファイル管理方法 |
JP2003324675A (ja) * | 2002-05-07 | 2003-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 映像記録システム |
JP2007164597A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | ファイル管理装置及び方法並びに記憶システム |
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