JPH0756781A - ファイル管理方式 - Google Patents

ファイル管理方式

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JPH0756781A
JPH0756781A JP5206586A JP20658693A JPH0756781A JP H0756781 A JPH0756781 A JP H0756781A JP 5206586 A JP5206586 A JP 5206586A JP 20658693 A JP20658693 A JP 20658693A JP H0756781 A JPH0756781 A JP H0756781A
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files
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Withdrawn
Application number
JP5206586A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kaneko
伸之 金子
Kenzo Kobayashi
賢造 小林
Yutaka Iwagaki
豊 岩垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のファイルシステム間でファイル同士を
リンクさせる情報処理システムのファイル管理方式に関
し、ファイルの検索時間を短縮することを目的とする。 【構成】 名前管理用ファイル1a〜1n内のファイル6a〜
6nで指定されたiノード2a〜2nによりデータブロック3a
〜3nにアクセスする複数のファイルシステム10a〜10n
が存在し、任意のファイルシステムのファイルから異な
るファイルシステムのデータブロックにアクセスさせる
ためにアクセスされるファイルシステム10a 内にリンク
させる数に等しい数のファイル6aを設けてファイル同士
をリンクさせる情報処理システムにおいて、アクセスさ
れるファイルシステム内のファイルをほぼ同数からなる
群に分割して群ごとの名前管理用ファイル名を親名前管
理用ファイル7内に設け、リンクするファイル同士を親
名前管理用ファイルを介してシンボリックリンク5によ
り結合させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のファイルシステ
ム間でファイル同士をリンクさせる情報処理システムの
ファイル管理方式に関する。
【0002】情報処理システムにおいては、ユーザごと
に作成された複数のファイルシステムからファイルの実
体をなす一つのデータブロックにアクセスする場合、各
ファイルシステムに設けられたディレクトリファイルに
よって指定するファイル(ディレクトリファイルではフ
ァイル名を指定するが、以下においては混乱のおそれが
ない限りファイル名を単にファイルと記し、ファイルの
上位に位置するディレクトリファイルを名前管理用ファ
イルと記す)からアクセスさせるデータブロックに対し
てファイルリンクを設定して各ファイルシステムと所望
のデータブロックを結合させている。
【0003】このような情報処理システムでは、各ファ
イルの実体をなす複数のデータブロックを同一のファイ
ルシステム内に集中配置して管理する方法がとられるこ
とが多いが、この場合、複数のファイルシステムからリ
ンクされる名前管理用ファイル内のファイルの数が多く
なると、リンク設定の際にファイルの検索に多大の時間
を要し、また、名前管理用ファイル内にファイルを追加
する際に同一名称のファイルが存在するか否かを確認す
るための検索時間が大きくなるという問題がある。
【0004】
【従来の技術】図4はUNIX(登録商標)系オペレー
ティングシステムにおける基本的なファイル構造を示し
たものである。UNIX系オペレーティングシステムは
周知のようにファイルシステムがツリー(木)状のディ
レクトリ構造をもち、各ファイルはこのディレクトリツ
リーにおいて名前管理用ファイルの下に位置するが、図
示(一部の図を除く)の際には図4に記すように名前管
理用ファイル1内にその名前管理用ファイル1の下に位
置するファイル6を記載し、ファイル6を指す場合には
「名前管理用ファイル1内のファイル6」のように記載
する。
【0005】図4は或るファイルシステムAにファイル
A−1と言う名称が付せられたファイルが存在する場合
を示している。ファイルA−1の実体(データ)はデー
タブロック3に記憶されているが、そのデータブロック
3にアクセスする場合は「ファイルA−1」というファ
イル名が付せられたファイル6を含む名前管理用ファイ
ル1を介してファイル6にアクセスし、そのファイル6
に指定されているiノード2にアクセスする。
【0006】iノード2にはデータブロック3のサイ
ズ、データブロック3が記憶されているメモリエリア
(図示省略)の先頭アドレスを示すポインタ、ハードリ
ンク(後述)の数、等が保持されており、このiノード
2によりデータブロック3に記憶されているファイルA
−1の実体にアクセスすることができる。
【0007】このようなファイルシステムにおいて1ま
たは複数の名前管理用ファイル内の複数のファイルより
一つのデータブロックにアクセスする場合には、ハード
リンクとシンボリックリンクという2種類のリンク(フ
ァイルリンクと呼ぶ)によりファイルとデータブロック
を結合する。
【0008】図5はハードリンクの基本的な構成を示し
たもので、ファイルシステムA内において名前管理用フ
ァイル1内の複数のファイル6(以下、ファイルA−1
〜A−4と記す)とアクセスするデータブロック3間が
ハードリンク4により結合された例を示している。図5
は例えば3つのファイルA−2〜A−4の実体がファイ
ルA−1の実体と同一である例であるが、この場合、フ
ァイルA−2〜A−4はファイルA−1の内容を複写
し、ファイル名のみを変えることによって作成すること
ができる。これにより名前管理用ファイル1内の4つの
ファイルA−1〜A−4は同じiノード2を指定し、i
ノード2の指定により同一データブロック3にアクセス
することとなる。図5において名前管理用ファイル1内
の複数のファイル6とiノード2間に形成されるのがハ
ードリンクである。
【0009】図5では1つの名前管理用ファイル1内に
4つのファイル6が存在する例を示したが、複数のファ
イル6は同一の名前管理用ファイル1内に限定されるも
のではなく、例えば4人のユーザがそれぞれ自己の名前
管理用ファイル内にファイルA−1〜A−4のうちの1
つづつを有している場合には、各ユーザは自己の名前管
理用ファイル1内のファイル6により同一のiノード2
にアクセスし、共通の1つのデータブロック3において
ファイルA−1の実体であるデータにアクセスすること
ができる。
【0010】以上のようにハードリンク4は同一ファイ
ルシステム内に形成されるリンクであるが、シンボリッ
クリンクは異なるファイルシステム間に形成されるリン
クである。
【0011】図6は従来技術におけるファイルリンクの
構成をシンボリックリンクを中心に示した図であり、フ
ァイルシステムAのファイル6a(以下、ファイルA−1
と記す)とファイルシステムBの複数のファイル6b(以
下、ファイルB−1〜B−nと記す)をリンクさせた例
を示している。なお、名前管理用ファイルとファイルは
1対1の関係にあるとは限らず、1つの名前管理用ファ
イル内に複数のファイルが含まれたり、複数の名前管理
用ファイルにそれぞれ1または複数のファイルが設けら
れる場合などがあるが、図6ではファイルB−1〜B−
nがそれぞれ別個の名前管理用ファイル1b内にあるもの
として説明する。
【0012】ファイルA−1とファイルB−1〜B−n
をリンクさせる場合、先ずファイルシステムBにおいて
ファイルシステムA内のファイルA−1にアクセスする
必要があるn個の名前管理用ファイル1a内の各ファイル
B−1〜B−nに対応してiノード2b及びデータブロッ
ク3bを用意し、各データブロック3bにファイルシステム
Aの名前管理用ファイル1内のファイルA−1へのパス
設定に必要な情報を設定する。これによってファイルシ
ステムBのn個のファイルB−1〜B−nはそれぞれの
データブロック3bを介してファイルシステムAの名前管
理用ファイル1a内のファイルA−1との間にリンクが形
成されるが、このリンクがシンボリックリンクである。
【0013】これにより、ファイルシステムBにおける
ファイルB−1〜B−nのユーザはシンボリックリンク
5を通じてファイルシステムAの名前管理用ファイル1a
内のファイルA−1にリンクされたのち、ファイルA−
1によって指定されるiノード2aを介してファイルシス
テムAの一つのデータブロック3aに共通にアクセスする
ことができる。
【0014】しかし、図6の構成ではリンクされたファ
イルシステムAの名前管理用ファイル1a内のファイルA
−1からは他のファイルシステムBの名前管理用ファイ
ル1b内のファイルB−1〜B−nがリンクされているか
否かが判らないため、ファイルシステムAにおいてファ
イルA−1をアンリンク(削除)すると、その時点でシ
ンボリックリンク5により結合されているファイルシス
テムBのすべての名前管理用ファイル1b内のファイルB
−1〜B−nからファイルシステムAのデータブロック
3aにアクセスできなくなるという問題がある。
【0015】図7は上記の欠点を解決するために考案さ
れたファイルリンクの構成を示したものである。図7の
構成では複数のファイルシステム(ファイルシステムB
〜Nとする)からアクセスされるファイルA−1の実体
であるデータブロック3aを含むファイルシステムAの名
前管理用ファイル1a内に、ファイル同士をリンクさせる
数(図7の例ではシンボリックリンク5の数に等しい)
だけのファイル6a(A−1〜A−nとする)を設けてい
る。
【0016】この構成では、ファイルシステムAにおい
て一つのファイル、例えばファイルA−1をアンリンク
する場合、ファイルB−1を削除した後にファイルA−
1を削除するが、これによってファイルシステムB〜N
の他のファイルB−2〜N−nからファイルシステムA
のデータブロック3aにアクセスできなくなることはな
い。即ち、図7の構成では一つのファイルのアンリンク
が他のファイルシステムに影響を及ぼすという問題が解
消されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図6に
示す従来技術のファイル管理方式においてはアクセスさ
れるデータブロックを含むファイルシステムにおいてフ
ァイルをアンリンクするとシンボリックリンクにより結
合されている他のファイルシステム内のすべての名前管
理用ファイル内のファイルがファイルの実体であるデー
タブロックにアクセスできなくなるという欠点があっ
た。
【0018】図7に示す従来技術のファイル管理方式で
はこの欠点は除かれているが、図より明かなように、ア
クセスされるデータブロックを含むファイルシステム内
の名前管理用ファイル内のファイル数が多くなるという
特質をもっている。特に、ファイルの実体をなすデータ
ブロックを同一のファイルシステム内に集中させる場合
には、そのファイルシステム内の名前管理用ファイル内
のファイルの数が極めて多くなる可能性がある。
【0019】一方、UNIXオペレーティングシステム
ではファイルはツリー状のディレクトリを介して他のフ
ァイルやデータブロックにアクセスするが、その際、名
前管理用ファイル内のファイル名を検索する必要があ
る。ファイルの検索時間は名前管理用ファイル内のファ
イルの数が多くなるに従って増加するため、図7の構成
ではリンク形成の際のファイル検索時間が大きくなると
いう欠点がある。
【0020】また、ファイル名は個々のユーザが任意に
付与するものであるが、上記のように名前管理用ファイ
ルにおいてファイル(実際にはファイル名)の検索が行
われるので、同一名前管理用ファイルには同一のファイ
ル名があってはならない。このため、新たにファイルを
作成する際には同一名前管理用ファイルに同一名称のフ
ァイルが存在しないことを確認する必要があるが、図7
における名前管理用ファイル内のファイルの数が多くな
ると、この確認に多くの時間を要することになり、ファ
イル作成作業の効率が低下する。
【0021】以上から、アンリンクの際に他のファイル
システムのファイルに影響を及ぼすことがなく、かつ、
名前管理用ファイル内のファイルの検索時間が短かいフ
ァイル管理方式が求められている。
【0022】本発明は、ファイルの検索時間を短縮する
ことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図中、10a 〜10n は複数のファイルシステ
ム、1a〜1n、2a〜2n、3a〜3n、6a〜6nはファイルシステ
ム10a 〜10n に設けられ、1a〜1nは名前管理用ファイ
ル、2a〜2nはiノード、3a〜3nはデータブロック、6a〜
6nは名前管理用ファイル1a〜1n内のファイルである。各
ファイルシステム10a 〜10n はそれぞれ名前管理用ファ
イル1a〜1n内のファイル6a〜6nで指定されたiノード2a
〜2nにより所定のデータブロック3a〜3nにアクセスさせ
るように構成されている。
【0024】複数のファイルシステム10b 〜10n から同
一のデータブロック、例えばファイルシステム10a 内の
データブロック3aにアクセスさせる場合、ファイルシス
テム10b 〜10n 内に個々に存在する名前管理用ファイル
1b〜1n内のファイル6b〜6nと、アクセスさせるデータブ
ロック3aに対応するファイル6aをリンクさせる必要があ
るが、図1においてはアクセスさせるデータブロック3a
を含むファイルシステム10a 内の名前管理用ファイル1a
内にリンクさせる数に等しい数のファイル6aが設けら
れ、名前管理用ファイル1a内の各ファイル6aとアクセス
させるデータブロック3aに対応するiノード2aとの間に
ハードリンク4が設けられる。
【0025】本発明では、アクセスさせるデータブロッ
ク3aを含むファイルシステム10a の名前管理用ファイル
1a内のファイル6aをほぼ同数からなる複数(m)の群に
分割し、分割したファイル群に対応させて名前管理用フ
ァイル1a-1〜1a-mを設ける。これは1つの名前管理用フ
ァイル1aが複数(m)の名前管理用ファイル1a-1〜1a -m
に分割されたことにもなるが、この複数の名前管理用フ
ァイル1a-1〜1a-mの上位に親名前管理用ファイル7を設
け、その中に名前管理用ファイル1a-1〜1a-mに対応して
名前管理用ファイル名8-1〜8-mを設ける。
【0026】各ファイルシステム 10b〜10n 内のファイ
ル6b〜6nがファイルシステム10a 内のデータブロック3a
にアクセスする場合、各ファイル6b〜6nとファイルシス
テム10a 内においてアクセスされるデータブロック3aに
リンクされる名前管理用ファイル1a-1〜1a-m内の各ファ
イル6a間にシンボリックリンク5を形成させるが、本発
明においてはこのシンボリックリンク5を各ファイルシ
ステム 10b〜10n の各データブロック3b〜3nとファイル
システム10a 内の親名前管理用ファイル7を介して形成
させ、各ファイルシステム10a 〜10n のファイル6b〜6n
をファイル10a内の所要のデータブロック3aにアクセス
させる。
【0027】
【作用】図1においては、ファイルシステム10a 内のデ
ータブロック3aにアクセスする他のファイルシステム10
b 〜10n 内のデータブロック3b〜3n内に、所望のデータ
ブロック3aへのパスを設定するために必要な情報とし
て、親名前管理用ファイル7と、名前管理用ファイル1a
-1〜1a-mの1つ及びその名前管理用ファイル1a-1〜1a-m
内のファイル6aの1つを指定する。この指定により、親
名前管理用ファイル7の中からデータブロック3b〜3nに
指定された名前管理用ファイル、例えば名前管理用ファ
イル名8-1〜8-mの1つが検索され、次いでその名前管
理用ファイル名に該当する名前管理用ファイル1a-1〜1a
-mの1つの中で指定されたファイル6aが検索される。こ
れによって、ファイルシステム10b 〜10n 内の各ファイ
ル6b〜6nと所望のデータブロック3aにリンクされる名前
管理用ファイル1a-1〜1a-m内のファイル6a間にデータブ
ロック3b〜3nと親名前管理用ファイル7を介してシンボ
リックリンク5が形成される。
【0028】以上のように図1においては名前管理用フ
ァイル1aを分割し、分割した名前管理用ファイル1a-1
1a-mの上位に親名前管理用ファイル7を設けることによ
って名前管理用ファイルが2層に形成されることとな
り、ファイル6aの検索は最初に親名前管理用ファイル7
によって名前管理用ファイル1a-1〜1a-mのひとつを検索
し、次に検索された名前管理用ファイル内で指定された
ファイル6aを検索するという2段に分けて行われる。こ
のため、指定されたファイル6aを検索する際に分割前の
名前管理用ファイル1a内のファイル6aを全数検索する必
要がなくなり、ファイルリンク形成の際のファイル検索
時間が大幅に短縮される。また、ファイル名の追加に際
して同一ファイル名が存在するか否かを名前管理用ファ
イルによって確認する場合も同じく検索時間が短縮され
る。検索時間の短縮効果はファイル6aの総数が多いほど
大きい。
【0029】
【実施例】図2は本発明の実施例のファイルリンクの構
成図、図3は本発明の実施例のディレクトリ構成図であ
る。全図を通じ、同一符号は同一対象を示す。
【0030】図2の例ではファイルシステム10a (以
下、ファイルシステムAと記す)にファイルの実体であ
るデータブロック3aが集中して設けられ、ファイルシス
テムA内に他のファイルシステム10b 〜10n (以下、フ
ァイルシステムB〜Nと記す)からアクセスされる数に
等しい数のファイル6aが設けられている。このファイル
6aはほぼ同数からなる複数(m)の群に分割され、分割
されたファイル群にそれぞれ名前管理用ファイル1a-1
1a-mが設けられている。更に、名前管理用ファイル1a-1
〜1a-mの上位には親名前管理用ファイル7が設けられ、
親名前管理用ファイル7には名前管理用ファイル1a-1
1a-mの名前が名前管理用ファイル名8-1〜8-mとして登
録されている。
【0031】図2には3つの名前管理用ファイル1a-1,
1a-j, 1a-mのみが示されているが、各名前管理用ファイ
ル1a-1, 1a-j, 1a-mの具体的な名前をそれぞれ「00
0」、「JJJ」、「NNN」とし、図2の親名前管理
用ファイル7内には名前管理用ファイル名8-1、8-j
-mが「ディレクトリ000」、「ディレクトリJJ
J」、「ディレクトリNNN」と記載されている。
【0032】名前管理用ファイル1a-1, 1a-j, 1a-m内の
ファイル6aの数は前記のようにほぼ同数であるが、図2
ではそれぞれ1または2個のファイル6aのみがファイル
A−1〜A−yとして図示されている(以下、ファイル
6aを個別に指す場合にはファイルA−1〜A−yを用い
る)。なお、ファイルA−yは追加予定のファイルを示
している(後述)。
【0033】図2では、ファイルB−1とファイルC−
jの実体がファイルA−1の実体と同一、ファイルB−
2の実体がファイルA−2の実体と同一、ファイルN−
xの実体がファイルA−xの実体と同一である例を示し
ており、ファイルB−1、ファイルB−2、ファイルC
−j及びファイルN−xと各ファイルの実体であるファ
イルシステムA内の3つのデータブロック3aとがシンボ
リックリンク5、ハードリンク4を介してリンクされて
いる状態が図示されている。
【0034】ファイルシステムBの名前管理用ファイル
1b内のファイルB−1がファイルA−1の実体であるフ
ァイルシステムAのデータブロック3aにアクセスする場
合、ファイルB−1は先ずファイルシステムB内におい
てiノード2bを介してデータブロック3bにアクセスされ
るが、このデータブロック3bにはファイルA−1へのパ
ス情報として所望のデータブロック3aを含むファイルシ
ステムA内の親名前管理用ファイル7の名前(図2では
親名前管理用ファイル7は1つのみであり、名前の記載
は省略)、名前管理用ファイル名8-1〜8-mの一つとし
て「ディレクトリ000」、名前管理用ファイル1a-1
1a-m内のファイル6aとして「ファイルA−1」が保持さ
れている。
【0035】ファイルB−1がファイルA−1の実体で
あるデータブロック3aにアクセスする場合、先ずiノー
ド2bを介してデータブロック3bにリンクされ、データブ
ロック3bに保持されている前記の情報によりファイルシ
ステムAの親名前管理用ファイル7が選択され、親名前
管理用ファイル7内で名前管理用ファイル名に相当する
「ディレクトリ000」が検索される。「ディレクトリ
000」が検索されると「ディレクトリ000」に対応
する名前管理用ファイル1a-1内で「ファイルA−1」の
検索が行われ、「ファイルA−1」が検索されるとファ
イルB−1とファイルA−1の間にシンボリックリンク
5が形成される。
【0036】以上のように、ファイルB−1とファイル
A−1はデータブロック3bと親名前管理用ファイル7を
介してシンボリックリンク5により結合されるが、ファ
イルA−1はハードリンク4及びiノード2aを介してデ
ータブロック3aにリンクされるため、ファイルB−1は
ファイルA−1の実体であるデータブロック3aにアクセ
スされる。
【0037】ファイルB−2、ファイルC−j及びファ
イルN−xも同様にしてそれぞれファイルシステムAの
各データブロック3aにアクセスされるが、図示のように
ファイルC−jはファイルA−jよりハードリンク4を
介してファイルA−1の実体であるデータブロック3aに
リンクされるので、ファイルB−1とファイルC−jは
共通のデータブロック3aにアクセスすることになる。一
方、ファイルB−2はファイルB−1と同一のディレク
トリ000及び名前管理用ファイル1a-1を経由するが、
データブロック3bがファイルA−2へのパス情報を指定
しているため、名前管理用ファイル1a-1内でファイルA
−2が選択され、ファイルA−2の実体であるデータブ
ロック3aにアクセスされる。
【0038】図3は本発明のファイル管理方式のディレ
クトリ構成の実施例を示した図である。前記したよう
に、UNIXオペレーティングシステムではファイルの
ディレクトリはツリー構造をなしているが、図3はこの
ディレクトリのツリーを主体に示したもので、簡略化の
ため、iノード2とデータブロック3の記載を省略し、
ファイルシステムとして3つのファイルシステム10a 〜
10c (ファイルシステムA〜Cと記す)のみを記載して
いる。
【0039】図3中に/(スラッシュ)が付せられてい
る符号はディレクトリを示しているが、図のファイルシ
ステムAは、ディレクトリ「/」の下に親名前管理用フ
ァイル7が「usr/」として用意され、親名前管理用
ファイル「usr/」の下に名前管理用ファイル1a-1
1a-100が結合されている構成の例である。名前管理用フ
ァイル1a-1〜1a-100はそれぞれファイル群6a-1〜6a-100
の上位に設けられるが、図では各100個のファイル6a
からなる100群のファイル群6a-1〜6a-100が存在する
例を示し、その中の3つのファイル群6a-1、6a-13 、6a
-100とその上位に設けられた「000」、「012」、
「099」の名をもつ3つの名前管理用ファイル1a-1,
1a-j, 1a-mのみを図示している。
【0040】上記の「000」〜「099」は名前管理
用ファイル1a-1〜1a-100の名称であるが、下位のファイ
ル群6a-1〜6a-100に対するディレクトリとなっているた
め、図3では「000/」〜「099/」のように記さ
れている。また、名前管理用ファイル1a-1〜1a-100の集
合体を名前管理用ファイル1aとして図示している。
【0041】親名前管理用ファイル「usr/」内には
他のファイルシステムB、Cなどのデータブロック(図
3では図示省略)に指定された名前管理用ファイルを選
択するために名前管理用ファイル1a-1〜1a-mの名がディ
レクトリ「000/」〜「099/」として保持されて
おり(図示省略)、例えば名前管理用ファイル「00
0」が指定された場合にはディレクトリ「000/」に
より「000」の名をもつ名前管理用ファイル1a-1を検
索し、その名前管理用ファイル1a-1にアクセスするよう
になっている。なお、図示省略された「usr/」内の
ディレクトリ「000/」、「012/」、「099
/」はそれぞれ図2の「ディレクトリ000」、「ディ
レクトリJJJ」、「ディレクトリNNN」に相当す
る。
【0042】図3には各100個のファイル6aからなる
100群のファイル群6a-1〜6a-100の一部が図示されて
いるが、ファイル6aの名称には上位の名前管理用ファイ
ルの名称を付加して「ファイルA−000−1」などを
用いている。なお、図3のファイルA−000−1は図
2のファイルA−1に、ファイルA−012−3は同じ
くファイルA−jに相当するものである。その他につい
ても図3と図2は対比して記載されているが、図2のフ
ァイルシステムNは図3では図示の都合上、ファイルシ
ステムBと同一のファイルとして図示され、図3のファ
イルB−41〜60の中の一つが図2のファイルN−x
に、図3のファイルA−099−100が図2のファイ
ルA−xに相当するファイルシステムBにおいてはファ
イルシステムAのディレクトリusrと共通のディレク
トリ「/」から得られるディレクトリusr1から更に
ディレクトリuad00が設定され、このディレクトリ
uad00と並列にファイルシステムCにおいてディレ
クトリuad01が設定されている。
【0043】ファイルシステムBではディレクトリua
d00の下にディレクトリmb000〜mb999が設
定され、その中の一つのディレクトリmb000につい
て1組分のファイルとディレクトリの関係が詳記されて
いる。図示のようにディレクトリmb000の下にはデ
ィレクトリmbとifが設定され、ディレクトリmbの
下にディレクトリrmbとsmb(rmbとsmbは図
2の名前管理用ファイル6bに相当)が設定されている。
ディレクトリrmbとsmbにはそれぞれファイルB−
1〜B−20及びファイルB−21〜B−40が設定さ
れている。ディレクトリifの下にはディレクトリus
rが設定され、その下にファイルusrinfとusr
defが設定されている。その他のディレクトリのツリ
ーも同様であるので説明は省略する。
【0044】図3のディレクトリ構成において、例えば
ファイルシステムBのファイルB−1とファイルシステ
ムCのファイルC−1〜C−20の一つ(図2のファイ
ルC−Jに相当するもので、ファイルC−1とする)を
ともにファイルシステムAのファイルA−000−1の
実体であるデータブロック(図示省略)にアクセスさせ
る場合、ファイルC─1がシンボリックリンク5でリン
クされるファイルA−012−3をファイルA−000
−1と結合するiノード2a(図示省略)に対してハード
リンク4を設けるが、これはファイルシステムAにおい
てファイルA−000−1とファイルA−012−3と
をハードリンク4によりリンクさせることで実現され
る。このハードリンク4を設定したうえでファイルシス
テムBの名前管理用ファイルのファイルB−1とファイ
ルシステムAのファイルA−000−1をシンボリック
リンク5によりリンクさせ、ファイルシステムCのファ
イルC−1とファイルシステムAのファイルA−012
−3をシンボリックリンク5によりリンクさせる。以
下、シンボリックリンク5の形成について説明する。
【0045】例えばファイルB−1とファイルA−00
0−1との間にシンボリックリンク5を設ける場合、フ
ァイルシステムB内において名前管理用ファイル1b内の
ファイルB−1の指定するiノード2bにより結合される
データブロック3b内にはファイルA−000−1へのパ
ス形成に必要な情報として「usr/,000/,ファ
イルA−000−1」が記憶されており、これによりフ
ァイルA−000−1に至るディレクトリが順次選択さ
れる。
【0046】最初に親名前管理用ファイルのusr/に
アクセスされ、前記したように親名前管理用ファイルu
sr/内で名前管理用ファイルの名称「000」が検索
される。名前管理用ファイル「000」が検索されると
「000」の名をもつ名前管理用ファイル1a-1にアクセ
スされ、名前管理用ファイル1a-1の下位にある100個
のファイル「ファイルA−000−1」〜「ファイルA
−000−100」の中から指定された「ファイルA−
000−1」が検索される。「ファイルA−000−
1」の検索によりファイルA−000−1の位置が明確
になるとファイルB−1とファイルA−000−1の間
にシンボリックリンク5が形成される。図3はシンボリ
ックリンク5が形成された最終の状態を記載している。
これに対して、図2ではシンボリックリンク5を形成す
る過程に関与する各部を図示しているが、図2と図3は
内容として同一のものである。
【0047】図3では100個の名前管理用ファイル0
00〜099が設けられ、各名前管理用ファイル000
〜099の下に各100個のファイル6aからなるファイ
ル群6a-1〜6a-100が結合されているため、ファイル6aの
総数は100×100=10000個となっている。以
下、名前管理用ファイル1a-1〜1a-100の設定方法につい
て図3のファイルシステムAを例に説明する。
【0048】名前管理用ファイル1a-1〜1a-100を設定す
る場合には先ずファイル6aの必要数の最大値を想定し、
その数から名前管理用ファイルの数を決める。具体的に
は名前管理用ファイルの最大数をファイル6aの最大数の
平方根程度になるように設定する。図3でファイル6aの
最大数が10000個であると想定された場合、名前管
理用ファイルの数はその平方根の100個となる(この
例は図1のm=100に相当する)。そこで10000
個のファイル6aを略同数からなる100個のファイル群
6a-1〜6a-100に分ける。従って、各ファイル群6a-1〜6a
-100のファイル数はそれぞれ100個となる。
【0049】この結果により、100個の名前管理用フ
ァイル000〜099を設け、各名前管理用ファイル0
00〜099の下に各100個のファイル6aからなる1
00個のファイル群6a-1〜6a-100を結合するとともに親
名前管理用ファイル7の中に名前管理用ファイル000
〜099の名をディレクトリとして登録する。
【0050】この10000個のファイル6aの中から特
定のファイル、例えばファイルA−012−3を検索す
る場合は、先ず親名前管理用ファイル7の100個のデ
ィレクトリ000〜099の中から指定された名前管理
用ファイルの名に一致するディレクトリ、即ち、ディレ
クトリ012を検索し、ディレクトリ012が検索され
たのちにディレクトリ012によって定まる名前管理用
ファイル1a-13 の下に結合されているファイル群1a-13
内の100個のファイルA−012─1〜A−012─
100の中から指定されたファイルA−012─3を検
索する。従って、この方法による検索回数は最大で10
0+100=200回となる。
【0051】これに対して従来技術の構成では名前管理
用ファイル1aは図7のように1群で構成されているた
め、その中から特定のファイルA−jを検索する際には
名前管理用ファイル1a内を順次検索することとなり、フ
ァイル6aの総数が10000個であれば、最大1000
0回の検索が必要となる。
【0052】一般に、名前管理用ファイルの数をm、各
名前管理用ファイル内のファイル数をp(ファイルの総
数はm×p)とすれば、全ファイルm×p個の中から1
つのファイルを検索する場合、本発明では最大でm+p
回の検索を行えばよいのに対して、従来技術では1つの
名前管理用ファイル内の全ファイルを検索するため、検
索回数の最大数はm×pとなる。従って、本発明の検索
回数は従来技術に比して著しく減少する。
【0053】次に、新たにファイルを追加する場合、例
えば、図2においてファイルA−1〜A−xが存在して
いる状態で新たにファイルA−yを追加する場合につい
て説明する。前記したように同一名前管理用ファイル内
には同一ファイル名が存在してはならないため、新たに
追加するファイルA−yとファイル名が一致するファイ
ルが存在しないことを両ファイル名を比較することによ
って確認する必要がある。従来技術では既に存在するフ
ァイルの総数が10000個であればこの確認に必要な
最大検索回数は10000回となる。
【0054】一方、本発明の場合は親名前管理用ファイ
ル7の中と名前管理用ファイルファイル1a-1〜1a-mの中
に追加するファイル名と同じ名が存在しないことを確認
する必要があるが、これを図3の例により説明する。図
3では名前管理用ファイル1a -1〜1a-100の名とファイル
6aの名は桁数が異なっているが、実際には両者の桁数は
同一であるため、親名前管理用ファイル7の中に登録さ
れている名前管理用ファイルの名前(ディレクトリ名)
に追加ファイルと同じ名前がないことを確認することが
必要となる。この確認は図3の名前管理用ファイル1a内
の100個の名前管理用ファイル1a-1〜1a-100と新たに
追加するファイルの名を比較するので比較回数は最大1
00回となる。
【0055】同一名称がないことが確認された場合、名
前管理用ファイル1a-1〜1a-mの中から名前管理用ファイ
ルを1つを選定し、選定した名前管理用ファイル(例え
ば、名前管理用ファイル1a-100)の下のファイル群(フ
ァイル群6a-100)にファイルA−yを追加するが、その
際、ファイル群6a-100内に同一名称のファイルがないこ
とを確認する。この場合に比較するファイルは100個
のファイルA−099−1〜A−099−100である
ため、最大検索回数は100となる。以上のように、本
発明では名前管理用ファイルの中に追加するファイルと
同一名称がないことを確認したのちは、1つの名前管理
用ファイルを選択してその下に同一ファイル名が存在す
るか否かを確認すればよいため、検索回数の最大数は上
記のように100+100=200回となる。
【0056】ファイル数と名前管理用ファイル数をシン
ボリックリンク5形成の際と同一条件とすれば、本発明
の最大比較回数がm+p回であるのに対して、従来技術
の最大比較回数はm×p回となり、本発明の比較回数は
従来技術に比して大幅に減少する。
【0057】次に各名前管理用ファイル1a-1〜1a-100
下のファイル群6a-1〜6a-100に含まれるファイル6aの数
(以下、各名前管理用ファイル内のファイル数と記す)
をほぼ平等にする方法について図3の例で説明する。そ
の方法として、例えばテーブルなどを用意し、新規にフ
ァイルを作成したときに各名前管理用ファイル内のファ
イル数が同数となるようにその新規ファイルの所属する
名前管理用ファイルを選定してもよいが、各名前管理用
ファイル内のファイル数は完全に同一数である必要はな
いため、新たに作成したファイルをいずれかの名前管理
用ファイル1a-1〜1a-100に割り付ける際に時刻情報を使
用する方法が実際的である。
【0058】時刻情報として、例えば1970年1月1
日0時00分からの経過時間を秒で表示した場合の下3
桁の数字を用いる。このようにすると、新規に追加する
ファイル6aは名前管理用ファイル1a-1〜1a-100の下にラ
ンダムに割り付けられるので特定の名前管理用ファイル
に多くのファイルが集中することがない。
【0059】以上、図2及び図3により本発明の実施例
を説明したが、図2及び図3はあくまで本発明の一実施
例を示したものであり、例えばディレクトリ及びファイ
ルの名称、トリーの構成方法、ディレクトリ及びファイ
ルの数などが図示したものと異なっても本発明の効果が
変わらないことは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のファイルシステムが存在し、任意のファイルシス
テム内の任意のファイルより他の任意のファイルシステ
ム内の任意のデータブロックにアクセスさせる情報処理
システムにおいて、ファイルリンク形成時及びファイル
作成時に必要なファイル検索のための所要時間が著しく
短縮される。特に、ファイルの実体をなすデータブロッ
クを特定のファイルシステムに集中設置した情報処理シ
ステムにおいて、データブロックが集中されたファイル
システムに設けられるファイルの数が多い場合に検索時
間の短縮効果が大きいため、かかるファイル構成をもつ
情報処理システムにおける処理効率の向上とファイル作
成作業時間の短縮化に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の実施例ファイルリンク構成図
【図3】 本発明の実施例ディレクトリ構成図
【図4】 ファイル構造図
【図5】 ハードリンクの構成図
【図6】 従来技術のファイルリンクの構成図(その
1)
【図7】 従来技術のファイルリンクの構成図(その
2)
【符号の説明】
1a〜1n、1a-1〜1a-m 名前管理用ファイル 2a〜2n iノード 3a〜3n データブロック 4 ハードリンク 5 シンボリックリンク 6a〜6n ファイル 7 親名前管理用ファイル 8-1〜8-m 名前管理用ファイル名 10a 〜10n ファイルシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩垣 豊 石川県金沢市尾山町1番8号 富士通北陸 通信システム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ名前管理用ファイル (1a〜1n)
    内のファイル (6a〜6n) によって指定されたiノード
    (2a〜2n) により所定のデータブロック (3a〜3n) にア
    クセスさせる複数のファイルシステム(10a〜10n)が存在
    し、かつ、任意のファイルシステム(10b〜10n)内の任意
    のファイル (6b〜6n) より他の任意のファイルシステム
    (10a) 内の任意のデータブロック(3a)にアクセスさせる
    ために、アクセスされるデータブロック(3a)を含むファ
    イルシステム(10a) 内の名前管理用ファイル(1a)内にリ
    ンクされる数に等しい数のファイル(6a)を設け、該ファ
    イル(6a)とアクセスされる前記データブロック(3a)に対
    応するiノード(2a)との間をハードリンク(4) により結
    合して異なるファイルシステム(10a〜10n)に個々に存在
    する名前管理用ファイル (1a〜1n) 内のファイル (6a〜
    6n) 同士をリンクさせる情報処理システムのファイル管
    理方式であって、 アクセスされる前記データブロック(3a)を含むファイル
    システム(10a) の前記名前管理用ファイル(1a)内のファ
    イル(6a)をほぼ同数からなる複数(m)の群に分割する
    とともに群ごとの名前管理用ファイル (1a-1〜1a-m) の
    名前管理用ファイル名(8-1〜 8-m) を親名前管理用ファ
    イル(7) 内に設け、 前記データブロック(3a)にアクセスする前記各ファイル
    システム(10b〜10n)の前記各ファイル (6b〜6n) と、ア
    クセスされる前記データブロック(3a)を含むファイルシ
    ステム(10a) 内において該データブロック(3a)にリンク
    される前記各ファイル6aを、前記ファイルシステム(10b
    〜10n)の各データブロック (3b〜3n) 及び前記親名前管
    理用ファイル(7) を介してシンボリックリンク(5) によ
    り結合させることを特徴とするファイル管理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980081712A (ko) * 1997-04-25 1998-11-25 이데이노부유끼 정보 기록 장치 및 방법, 및 정보 재생 장치 및 방법
JP2000503157A (ja) * 1997-06-26 2000-03-14 ブル・セー・ペー・8 メインファイルと補助ファイルとの間にリンク生成手段を備えたセキュリティモジュール
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