JPH05241693A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH05241693A
JPH05241693A JP4039509A JP3950992A JPH05241693A JP H05241693 A JPH05241693 A JP H05241693A JP 4039509 A JP4039509 A JP 4039509A JP 3950992 A JP3950992 A JP 3950992A JP H05241693 A JPH05241693 A JP H05241693A
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Hiroshi Maeda
浩 前田
Takahiro Yamashita
隆弘 山下
Makoto Nojima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は外部電源と電池電源とを切換えて使
用可能な電子機器において、電池電源での駆動時に極力
無駄な電力消費を抑止すると共に上記電源の切換時でも
確実に駆動電圧を本体回路に供給可能としたものであ
る。 【構成】 ACアダプタ10の出力に基づいてこのアダ
プタ10と電池20とから出力を選択的に本体回路に供
給するための切換スイッチ12を有する切換手段11
と、ACアダプタ10の出力電圧を基に上記切換スイッ
チの切換動作中を判別する手段15〜17と、この判別
手段の判別結果に基づいて電池20の出力を切換スイッ
チ12を介することなく本体回路に供給可能とするバイ
パス回路21とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の電子機器においては携帯可能なまでの小
型化が進み、この結果駆動電源としては商用電源等の外
部電源だけではなく内蔵の電池電源も使用可能となって
いる。通常、電池電源は外部電源が接続されていない時
のみ使用されるため、電池電源使用中に外部電源が接続
されると直ちに外部電源に切換える構成とされている
(例えば実開平1−127017号公報参考)。
【0003】図4はこの種回路の最も簡単な従来構成を
示し、商用電源等の外部電源から供給された電圧をAC
アダプタ(1)により所定の駆動電圧に変換し、第1の
ダイオード(2)を介して本体回路に供給する第1の給
電路と、内蔵の電池(3)より供給される電圧を第2の
ダイオード(4)を介して本体回路に供給する第2の給
電路とを並列に接続した構成が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来の構
成では、外部電源から供給される電流の電池(3)への
逆流を防止する第2のダイオード(4)が、外部電源か
らの供給がない状態では電池に対する単なる負荷となっ
てしまう。このため、不要な電力消費を招く原因となっ
ていた。
【0005】そこで、図5に示す如く、単純に切換スイ
ッチ(5)を設け、外部電源から駆動電圧の供給がある
時には、切換スイッチ(5)を外部電源側に切換え、一
方外部電源から駆動電圧が供給されていない時には、切
換スイッチ(5)を電池(3)側に切換え電池(3)か
ら駆動電圧を供給する様にする方法が考えられる。この
構成によれば、電池(3)と本体回路との間には図4に
示した様な逆流防止ダイオード(4)は不要であるた
め、無駄な電力消費を招くという問題は解決する。しか
し、上記切換スイッチ(5)の切換時、一瞬ではあるが
外部電源及び電池(3)のいずれからも駆動電圧が本体
回路に供給されない状態が発生し、本体回路がダウンす
るという別の問題が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を全て解決するものであって、その第1の特徴は、
第1電源手段と第2電源手段とを切換接続可能な電子機
器であって、上記第1電源手段に接続された第1接点と
上記第2電源手段に接続された第2接点とを有し上記第
1電源手段からの出力電圧に基づいて上記第1、第2接
点を切換えることにより上記第1、第2電源手段のいず
れか一方からの出力を電子機器本体の駆動電圧として出
力する切換手段と、上記第1電源手段の出力電圧より上
記切換手段が切換動作中であるか否かを検出する検出手
段と、該検出手段が上記切換動作中であることを検出し
ている時上記第2電源手段の出力を上記切換手段をバイ
パスさせて上記駆動電圧として出力可能とするバイパス
手段とを備えたことにある。
【0007】また、第2の特徴は、上記切換手段をリレ
ースイッチで構成したことにある。更に、第3の特徴
は、外部電源から供給される電圧と内蔵の電池電源より
出力される電圧とを選択的に駆動電圧として利用可能な
電子機器であって、第1、第2接点が夫々上記外部電源
及び電池電源に接続された切換スイッチと、上記外部電
源からの供給電圧により駆動され、この電圧が第1の所
定値V1以下の時には上記切換スイッチを上記第2接点
側に切換え、第2の所定値V2(V2>V1)以上の時
には上記第1接点側に切換え上記両電源のいずれか一方
の出力を駆動電圧として供給するためのコイル磁石部と
からなる切換手段と、上記外部電源からの供給電圧V0
がV2>V0>V1の時第1信号を出力し、それ以外の
時第2信号を出力する電圧検出回路と、該電圧検出回路
の出力の第2信号から第1信号への変化に応答して上記
切換スイッチの切換動作に必要な最小時間の間特定信号
を出力するワンショットマルチバイブレータと、上記電
圧検出回路から第1信号が出力されている間上記特定信
号を出力する手段と、上記ワンショットマルチバイブレ
ータもしくは出力手段の少なくとも一方より上記特定信
号が出力されている間上記電池電源からの出力を上記切
換手段をバイパスさせて駆動電圧として供給可能なバイ
パス回路と、を備えたことにある。
【0008】
【作用】斯る構成では切換手段の切換動作中、バイパス
回路(手段)を介して電池(第2電源手段)の出力電圧
を駆動電圧として供給できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す回路図であり、
図中(10)はACアダプタであり、該アダプタは例え
ば商用電源等の外部電源から供給される電圧を電子機器
の本体回路(図示せず)を駆動するための駆動電圧に変
換し出力する。(11)は切換手段であり、該手段は2
接点a、b間で切換可能な切換スイッチ(12)と、こ
のスイッチの切換を行なうためのコイル磁石部(13)
とからなるリレースイッチである。上記切換スイッチ
(12)の接点aは逆流防止の第1ダイオード(14)
を介してACアダプタ(10)の出力端に接続され、ま
たコイル磁石部(13)もACアダプタ(10)の出力
端に接続されている。従って、ACアダプタ(10)よ
り第2の所定電圧値V2以上の電圧V0が出力されると
上記コイル磁石部(13)より発生する磁力により切換
スイッチ(12)は接点a側に切換る。また、ACアダ
プタ(10)の出力電圧V0が第1の所定電圧値V1
(V2>V1)未満ならば切換スイッチ(12)は接点
b側に切換っている。更に上記出力電圧V0がV2>V
0>V1の時には上記スイッチ(12)は接点a、bの
いずれにも接することのない不安定状態となっている。
【0010】(15)は例えば富士通(株)製の半導体
集積回路MB3761からなる電圧検出回路であり、該
回路はその入力端IN−A、IN−B、OUT−Aに入
力されるACアダプタ(10)の出力電圧V0の分圧電
圧に基づいて上記電圧V0の値を検出すると共に、その
電圧V0がV2>V0>V1である時には出力端HYS
−BはローレベルL(接地)となり、電圧V0がそれ以
外の時にはハイインピーダンスレベルHとなる。また、
上記出力端HYS−Bは後出の電池(20)に接続され
ている。
【0011】(16)はワンショットマルチバイブレー
タ(以下、単にワンショットと称す)であり、該ワンシ
ョットは上記電圧検出回路(15)の出力端HYS−B
のハイインピーダンスレベルからローレベルへの立下り
に応答して所定時間Tだけハイレベル信号「1」を出力
する。この所定時間Tは上記切換手段(11)の切換ス
イッチ(12)が接点a、b間で切換わるのに必要な機
械的な最小時間である。
【0012】(17)は反転回路であって、該回路は電
圧検出回路(15)の出力端HYS−Bがローレベルと
なり電池(20)電圧が供給されないときハイレベル信
号「1」を出力し、上記電圧が供給される時ローレベル
信号「0」を出力する。(18)(19)は逆流防止の
第2、第3ダイオードであり、該ダイオードの入力端は
夫々ワンショット(16)及び反転回路(17)の出力
端に接続され、かつそのダイオード出力端は一点Aで接
続される。従って、上記点Aでの信号は上記ワンショッ
ト(16)の出力と反転回路(17)の出力との論理和
となる。
【0013】(20)は周知の一次もしくは二次電池で
あり、該電池は切換スイッチ(12)の接点bに接続さ
れ、この接点bを介して本体回路に駆動電圧を供給可能
である。(21)はバイパス回路であり、該回路は切換
スイッチ(12)が接点b側に切換っていない際でも電
池(20)から本体回路への駆動電圧の供給を可能とす
るものである。具体的には、上記点Aにベースが接続さ
れたNPN型の第1スイッチングトランジスタ(22)
と、該トランジスタ(22)が導通状態の時のみ導通状
態となり、電池(20)からの出力電圧を切換スイッチ
(12)を介することなく本体回路に供給可能とするP
NP型の第2スイッチングトランジスタ(23)と、該
トランジスタ(23)の出力端に接続された逆流防止用
の第4ダイオード(24)とを備える。
【0014】次に本実施例回路の動作について説明する
に、まずACアダプタ(10)からの出力電圧V0が駆
動電圧まで立上る際に上述した第1の所定電圧値V1か
ら第2の所定電圧値V2に達する時間TU及び上記出力
電圧V0が立下る際に上述の第2の所定電圧値V2から
第1の所定電圧値V1まで降下する時間TDがそれぞれ
上記切換スイッチ(12)の切換わりに必要な最小時間
Tより小である場合について図2を用いて説明する。
【0015】ACアダプタ(10)からの出力電圧V0
が第1の所定電圧値V1に達しない間はコイル磁石部
(13)より磁界が発生されないため、切換スイッチ
(12)は接点b側に切換った状態のまま保持され、か
つこの状態では点Aからの出力はローレベルのままでバ
イパス回路(21)は非導通状態のままであるので、本
体回路には切換スイッチ(12)を介して電池(20)
電圧が供給されるのみである。
【0016】また、ACアダプタ(10)の出力電圧V
0が第1の所定電圧値V1まで上昇すると、コイル磁石
部(13)が駆動を開始し切換スイッチ(11)の切換
が始まると共に、電圧検出回路(15)の出力端HYS
−Bがハイインピーダンスレベルからローレベルに立下
るため、反転回路(17)の出力がハイレベルとなり、
かつワンショット(16)は所定時間Tの間だけのハイ
レベル信号の出力を開始する。従って、第1、第2スイ
ッチングトランジスタ(22)(23)は共に導通状態
となり、電池(20)の出力電圧は第2スイッチングト
ランジスタ(23)及び第4ダイオード(24)を介し
て本体回路に供給される。
【0017】更に、ACアダプタ(10)の出力電圧V
0が第2の所定電圧値V2まで上昇すると、電圧検出回
路(15)の出力端HYS−Bはハイインピーダンスレ
ベルHとなるため、反転回路(17)の出力はローレベ
ルとなる。しかし、上記出力電圧V0が第1所定電圧値
V1から第2所定電圧値V2に上昇するまでの時間TU
は上記所定時間Tより小であるため、出力電圧V0が第
2所定電圧値V2に達してからもワンショット(16)
の出力は(T−TU)時間だけハイレベルに保持され
る。
【0018】従って、ACアダプタ(10)の出力電圧
V0が、切換スイッチ(12)の接点b側から接点a側
への切換が開始される第1の所定電圧値V1から切換ス
イッチ(12)の上記切換が完了する第2の所定電圧値
V2まで上昇するために要する時間TUが切換スイッチ
(12)の切換最小時間Tより小であった場合でも、上
記バイパス回路(21)は出力電圧V0が第1の所定電
圧値V1に達して以後切換最小時間Tの間は確実に導通
状態となる。即ち、上記切換スイッチ(12)が接点b
から接点aに切換わる瞬間にもバイパス回路(21)を
介して電池(20)より出力される電圧が本体回路に供
給される。
【0019】その後、ACアダプタ(10)の出力電圧
V0が第1の所定電圧値V1に達してから時間Tが経過
するとワンショット(16)の出力はローレベルとなり
バイパス回路(21)は非導通となるが、この時点では
切換スイッチ(12)は接点a側に切換っているためA
Cアダプタ(10)の出力電圧V0が駆動電圧として本
体回路に供給される。尚、本体回路の駆動電圧は上記第
2の所定電圧値V2以上である。
【0020】その後、ACアダプタ(10)の出力電圧
V0が降下を開始し、第2の所定電圧値V2まで降下す
ると、電圧検出回路(15)はこれを検出し出力端HY
S−Bをハイインピーダンスレベルからローレベルに切
換える。これに伴なって、反転回路(17)の出力もハ
イレベルに変化し、かつ上記HYS−B端子ののローレ
ベルへの立下りに応答してワンショット(16)はハイ
レベル信号の出力を開始する。従って、上述したACア
ダプタ(10)の出力電圧V0の立上り時と同様に切換
スイッチ(12)が接点aから接点bに切換るために必
要な最小時間Tの間はバイパス回路(21)を介して電
池(20)の出力電圧が駆動電圧として本体回路に供給
される。そして、ACアダプタ(10)の出力電圧V0
が第2の所定電圧値V2に降下してから上記最小時間T
が経過した時点ではバイパス回路(21)は非導通状態
となるが、図2から明らかな様にACアダプタ(10)
の出力電圧V0は第1の所定電圧値V1以下となってい
るため切換スイッチ(12)は接点b側に切換ってい
る。従って、電池(20)の出力電圧が切換スイッチ
(12)を介して本体回路に供給されることとなる。
【0021】次にACアダプタ(10)からの出力電圧
V0が駆動電圧まで立上る際に上述した第1の所定電圧
値V1から第2の所定電圧値V2に達するのに必要な時
間TU及び上記出力電圧V0が立下る際に上述の第2の
所定電圧値V2から第1の所定電圧値V1まで降下する
時間TDが、夫々上記切換スイッチ(12)の切換りに
必要な最小時間Tより大である場合について図3を用い
て説明する。
【0022】ACアダプタ(10)からの出力電圧V0
が第1の所定電圧値V1に達しない間は、図2を用いて
説明したと同様に切換スイッチ(12)を介して電池
(20)の出力電圧が駆動電圧として本体回路に供給さ
れる。また、ACアダプタ(10)の出力電圧V0が第
1の所定電圧値V1まで上昇すると、コイル磁石部(1
3)が駆動を開始し切換スイッチ(12)の切換が始ま
ると共に、電圧検出回路(15)の出力端HYS−Bが
ハイインピーダンスレベルからローレベルになる変化す
るため反転回路(17)の出力がハイレベルとなり、か
つワンショット(16)は所定時間Tの間だけのハイレ
ベル信号の出力を開始する。従って、バイパス回路(2
1)の第1、第2スイッチングトランジスタ(22)
(23)は共に導通状態となり、電池(20)の出力電
圧は第2スイッチングトランジスタ(23)及び第4ダ
イオード(24)を介して本体回路に供給される。
【0023】上記ACアダプタ(10)の出力電圧V0
が第1の所定電圧値V1に達してから上記時間Tが経過
するとワンショット(16)の出力はローレベルとな
る。しかし、図3からも明らかな様にこの時点では出力
電圧V0は第2の所定電圧値V2に達していないため電
圧検出回路(15)の出力端HSY−Bはローレベルに
保持されたままであり、従って反転回路(17)の出力
はハイレベルのままであるのでバイパス回路(21)は
導通状態を保持する。
【0024】そして、ACアダプタ(10)の出力電圧
V0が第2の所定電圧値V2に達すると、電圧検出回路
(15)の出力端HSY−Bはハイインピーダンスレベ
ルとなるので反転回路(17)の出力はローレベルとな
り、この結果バイパス回路(21)は非導通状態とな
る。しかし、この時点ではACアダプタ(10)の出力
電圧V0が第1の所定電圧値V1に到達してから時間T
以上経過し、かつ上記出力電圧V0も第2の所定電圧値
V2に達しているので、切換スイッチ(12)は接点a
側に切換っており、従ってACアダプタ(10)の出力
電圧V0が切換スイッチ(12)を介して本体回路に供
給される。
【0025】その後、ACアダプタ(10)の出力電圧
V0が降下を開始し、第2の所定電圧値V2まで降下す
ると、電圧検出回路(15)の出力端HYS−Bはハイ
インピーダンスレベルからローレベルに切換わる。これ
に伴なって、反転回路(17)の出力もハイレベルに変
化し、かつ上記HYS−Bのローレベルへの立下りに応
答してワンショット(16)はハイレベル信号の出力を
開始する。この結果再びバイパス回路(21)は導通状
態となるので切換スイッチ(12)が接点a、bに接し
ない不安定状態となっていても、本体回路の駆動電圧と
して電池(20)の出力電圧がバイパス回路(21)を
介して供給される。
【0026】上記アダプタ(10)の出力電圧V0が第
2の所定電圧値V2まで降下してから上記時間Tが経過
するとワンショット(16)の出力はローレベルとな
る。しかし、この時点では図3からも明らかな様に出力
電圧V0は第1の所定電圧値V1まで降下していないた
め、反転回路(17)の出力はハイレベルのままであ
り、従ってバイパス回路(21)は導通状態に保持され
る。そして、上記アダプタ(10)の出力電圧V0が第
1の所定電圧値V1以下となると、電圧検出回路(1
5)の出力端HYS−Bがハイインピーダンスレベルと
なるため反転回路(17)の出力もローレベルとなりバ
イパス回路(21)は非導通状態となる。しかし、この
時点では切換スイッチ(12)は接点b側に切換ってい
るため電池(10)の出力電圧が切換スイッチ(12)
を介して本体回路に供給される。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、外部電源と電池電源と
の切換を機械的な切換スイッチにより行なうので、図4
に示した従来回路の如く電池電源と本体回路とを接続す
る給電路上に逆流防止ダイオード等の消費電力の大きな
負荷を配する必要はなくなり、無駄な電力消費を抑止で
きる。尚、本実施例のバイパス回路にも逆流防止ダイオ
ードがあるが、この回路が導通状態となるのは切換スイ
ッチが切換わる瞬間であり、その消費電力は図4中のダ
イオードに較べて無視できる程度である。
【0028】また、本発明によれば切換スイッチの切換
動作中、バイパス回路を介して電池電源の電圧を駆動電
圧として供給するので上記切換動作に伴なう機器の動作
ダウンという問題を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図3】本実施例の動作を説明するための波形図であ
る。
【図4】従来例を示す回路図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 ACアダプタ 11 切換手段(リレースイッチ) 12 切換スイッチ 13 コイル磁石部 15 電圧検出回路 16 ワンショットマルチバイブレータ 17 反転回路 20 電池 21 バイパス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野嶋 誠 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電源手段と第2電源手段とを切換接
    続可能な電子機器であって、 上記第1電源手段に接続された第1接点と上記第2電源
    手段に接続された第2接点とを有し上記第1電源手段か
    らの出力電圧に基づいて上記第1、第2接点を切換える
    ことにより上記第1、第2電源手段のいずれか一方から
    の出力を電子機器本体の駆動電圧として出力する切換手
    段と、上記第1電源手段の出力電圧より上記切換手段が
    切換動作中であるか否かを検出する検出手段と、該検出
    手段が上記切換動作中であることを検出している時上記
    第2電源手段の出力を上記切換手段をバイパスさせて上
    記駆動電圧として出力可能とするバイパス手段とを備え
    たことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記切換手段はリレースイッチからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 外部電源から供給される電圧と内蔵の電
    池電源より出力される電圧とを選択的に駆動電圧として
    利用可能な電子機器であって、 第1、第2接点が夫々上記外部電源及び電池電源に接続
    された切換スイッチと、上記外部電源からの供給電圧に
    より駆動され、この電圧が第1の所定値V1以下の時に
    は上記切換スイッチを上記第2接点側に切換え、第2の
    所定値V2(V2>V1)以上の時には上記第1接点側
    に切換え上記両電源のいずれか一方の出力を駆動電圧と
    して供給するためのコイル磁石部とからなる切換手段
    と、 上記外部電源からの供給電圧V0がV2>V0>V1の
    時第1信号を出力し、それ以外の時第2信号を出力する
    電圧検出回路と、 該電圧検出回路の出力の第2信号から第1信号への変化
    に応答して上記切換スイッチの切換動作に必要な最小時
    間の間特定信号を出力するワンショットマルチバイブレ
    ータと、 上記電圧検出回路から第1信号が出力されている間上記
    特定信号を出力する手段と、 上記ワンショットマルチバイブレータもしくは出力手段
    の少なくとも一方より上記特定信号が出力されている間
    上記電池電源からの出力を上記切換手段をバイパスさせ
    て駆動電圧として供給可能なバイパス回路と、を備えた
    ことを特徴とする電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147555A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Mazda Motor Corp 試験装置
JP2016080890A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 株式会社リコー 電気機械システム

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