JPH0524147U - 溶湯輸送配管構造 - Google Patents

溶湯輸送配管構造

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JPH0524147U
JPH0524147U JP7349791U JP7349791U JPH0524147U JP H0524147 U JPH0524147 U JP H0524147U JP 7349791 U JP7349791 U JP 7349791U JP 7349791 U JP7349791 U JP 7349791U JP H0524147 U JPH0524147 U JP H0524147U
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JP
Japan
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molten metal
metal transport
valve box
transport pipe
pipes
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Application number
JP7349791U
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English (en)
Inventor
宏 山口
博隆 坪田
二朗 土田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶湯輸送管の途中にセラミックス製の逆止弁
体を内装しているセラミックス製の弁箱を介装してある
溶湯輸送配管構造を耐久性の高いものにすること。 【構成】 隣接する2つの溶湯輸送管12の突き合わせ
端部夫々に弁箱13を密嵌させて両溶湯輸送管12どう
しを連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は溶湯輸送管の途中に、セラミックス製の逆止弁体を内装しているセラ ミックス製の弁箱を介装してある溶湯輸送配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
冒記の溶湯輸送配管構造としては、従来、隣接する2つの溶湯輸送管の突き合 わせ端部夫々にセラミックス製の連結用フランジ部を付設するとともに弁箱の両 端部にも夫々、セラミックス製の連結用フランジ部を付設してあり、それらの両 フランジ部どうしを互いに突き合わせ状態で前記両フランジ部を全周にわたって 等ピッチに複数の金属性締結具(例えばボルト)で締め付け固定して、前記弁箱 を介装させながら前記両溶湯輸送管どうしを連結していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる溶湯輸送配管の構造における従来のものは、弁箱と両溶湯輸送 管との間の連結箇所が溶湯に浸漬している場合、外方に露出している金属性の締 結具が高温の溶湯にさらされ容損や変形することで、また、前記両管の両フラン ジ部と弁箱のフランジ部を連結する場合、フランジ部の金属性締結具の周辺のセ ラミックスに応力集中が起こりフランジ部が破損することで溶湯輸送管と弁箱と を連結できなくなる虞があった。 本考案は、上記実情に鑑み為したもので溶湯輸送管に弁箱を確実に連通連結で きる溶湯輸送配管構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための冒記の溶湯輸送配管構造における本考案の特徴構成 は、隣接する2つの溶湯輸送管の突き合わせ端部夫々に弁箱を密嵌させて前記溶 湯輸送管どうしを連結してある点にある。
【0005】
【作用】
すなわち、隣接する2つのセラミックス製の溶湯輸送管どうしを連結するのに 、前記両溶湯輸送管の突き合わせ端部夫々にセラミックス製の弁箱を密嵌させる ことで、弁箱と溶湯輸送管との間の連結箇所全てを耐熱性の高いセラミックス製 にしたまま、連結が行え、従って前記連結箇所が溶湯に浸漬している場合でも、 その連結箇所が高温の溶湯に犯されてその連結がゆるんでしまうことがないとと もに、新たに金属製連結具を付設する必要がなく、従って、溶湯輸送管に弁箱を 取付ける取付作業の際に溶湯輸送管と弁箱との連結箇所が破損してしまうことが ない。
【0006】
【考案の効果】
よって、耐久性の高い溶湯輸送配管構造を提供できた。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2に本考案による溶湯輸送配管構造の概要を示す説明図である。 溶湯保持炉1からアルミニウム、亜鉛等の非鉄金属の溶湯2をダイカストマシ ーン3に輸送する溶湯輸送管12の途中に逆止弁を設けた溶湯輸送配管Iを構成 してある。
【0008】 前記溶湯保持炉1には、下部を溶湯2中に浸漬された状態の溶湯搬送装置4を 配設してある。 前記溶湯搬送装置4はセラミックス製シリンダー5内にシリンダー吸入口6を 介して吸入し、この吸入した溶湯2をセラミックス製ピストン22が前記シリン ダー5内を摺動してシリンダー吐出口8より前記溶湯搬送配管Iを介してダイカ ストマシーン3に給湯するようにしてある。
【0009】 前記ダイカストマシーン3は、溶湯受入口9からプランジャースリーブ10内 に受け入れた溶湯2をピストン7で金型11内に圧入可能に構成してある。
【0010】 前記溶湯輸送配管Iは、前記溶湯搬送装置4を前記プランジャースリーブ10 との間を結ぶ溶湯輸送管12の途中にセラミックス製の弁箱13を介装してある ものである。
【0011】 図1に要部縦断面図を示すように、前記弁箱13は、セラミックス製の球体で ある逆止弁体14を内装している筒状を呈していて、その両底面のうち、一方側 のものにおいては、開口15を狭めるとともに、その開口15に向かうほど先す ぼみとなるよう弁箱13の内周面の一部をテーパ面16に形成してあり、逆止弁 体14が前記開口15より抜け出さなくできるとともに逆止弁体14が前記テー パ面16に当接して弁箱13の内方空間を閉塞できるようになっている。また、 弁箱13の両底面のうち、他方側のものにおいては、複数の連通孔17を形成し た蓋状の押さえプレート18を覆せてあり、前記挿通孔17を介して溶湯2だけ を通しながら、逆止弁体14を押さえ付けて弁箱13より抜け出さないようにな っている。
【0012】 図1に示すように狭めている開口15のある一方側の底面を他方側のものより も溶湯搬送装置4近くになるよう弁箱13を配置してあり、前記溶湯搬送装置4 から前記プランジャースリーブ10への溶湯2の搬送を許容し、且つ、プランジ ャースリーブ10から溶湯搬送装置4への逆流を阻止できるようになっている。
【0013】 そして、弁箱13は、その外径を隣接する2つの溶湯輸送管12の突き合わせ 端部の内径にほぼ合わせてあり、両溶湯輸送管12の突き合わせ端部夫々に前記 弁箱13を密嵌させて両溶湯輸送管12どうしを連結してある。
【0014】 尚、隣接する2つの溶湯輸送管12に突き合わせ端部の内径部分19は、この 溶湯輸送管12の端部以外の内周面よりも少し大きく形成して、逆止弁体14を 内嵌設置し易いようにしてあり、そして、図1に示すように組付状態で、弁箱1 3の両端部を、その両端部に対向している広内径部分19の奥側段部夫々との間 及び隣接する2つの溶湯輸送管12の突き合わせ端部どうしの間に、隙間20を 形成してあり、この両溶湯輸送管12の軸芯方向における熱膨張を吸収できるよ うになっている。
【0015】 また、逆止弁体14の比重を溶湯2のそれよりも0.2以上大きなものにして あり、この比重差によって逆止弁体14は図1に示すように落下し、前記テーパ 面16に当接して弁箱13内流路を閉塞できるようになっている。
【0016】 〔別実施例〕 逆止弁体に関し、球体を採用している上記実施例以外に、図3に示すように円 錐台形を適用してもよく、そうすると、円錐台形の底面21が弁箱13内を通過 する溶湯圧に対してその溶湯圧を受け易い直交する平面となり、逆流してくる前 記溶湯圧を受けて直ぐに弁箱13内流路を閉塞できる。
【0017】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の縦断側面図
【図2】溶湯保持炉、ダイカストマシーン及び溶湯輸送
配管構造を示す全体縦断側面図
【図3】別実施例の要部の縦断側面図
【符号の説明】
12 溶湯輸送管 13 弁箱 14 逆止弁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯輸送管(12)の途中に、セラミッ
    クス製の逆止弁体(14)を内装しているセラミックス
    製の弁箱(13)を介装してある溶湯輸送配管構造であ
    って、隣接する2つの溶湯輸送管(12)の突き合わせ
    端部夫々に前記弁箱(13)を密嵌させて前記両溶湯輸
    送管(12)どうしを連結してある溶湯輸送配管構造。
JP7349791U 1991-09-12 1991-09-12 溶湯輸送配管構造 Pending JPH0524147U (ja)

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JPH0524147U true JPH0524147U (ja) 1993-03-30

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JP (1) JPH0524147U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016531A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社デンソー 可塑化射出装置

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