JPH0524140A - 複合資材 - Google Patents

複合資材

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JPH0524140A
JPH0524140A JP3274430A JP27443091A JPH0524140A JP H0524140 A JPH0524140 A JP H0524140A JP 3274430 A JP3274430 A JP 3274430A JP 27443091 A JP27443091 A JP 27443091A JP H0524140 A JPH0524140 A JP H0524140A
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JP
Japan
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layer
synthetic resin
mat
intertwining
composite material
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Application number
JP3274430A
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English (en)
Inventor
Motoyasu Nakanishi
幹育 中西
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Suzuki Sogyo Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Sogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産に向き、緩衝性、防振性、防音性等に優
れる、梱包資材、建築資材、室内装飾資材等の複合資材
を提供しようとする。 【構成】 板状の層と比較的太い合成樹脂製フィラメン
トを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなる
マット状の層との積層を基本として成り、そのマット状
の層の緩衝性、防振性、防音性等を積層させる板状の層
の機能としてそのまま生かす。板状の層としての段ボー
ルと積層すれば、十分強度及び緩衝性等ある梱包資材と
なり、板状の層としての木板を材質とした層と積層すれ
ば、緩衝性、防音性、断熱性ある建築資材等となり、こ
れにさらに粘弾性物質の層を積層させれば、さらに緩衝
性、防湿、防水性等が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包用、建築用、室内
装飾用等の各種資材に関するものである。
【0002】
【発明の背景】近時、商品の高級化で、その梱包材にも
優れた緩衝性が求められるようになっている。また、家
屋の密集、団地化、高級住宅化するに伴い、各家屋にお
ける防音対策が求められるようになり、床板材に吸音、
緩衝用のフエルト層やハニカム構造等の防音断熱層を裏
張りした高級品も出廻り出している。さらに、同様な事
は、車両、船舶、飛行機内における床壁等の室内装飾に
ついても言え、勿論、道路沿い、線路沿い建てられる防
音壁にも言える。
【0003】このような中、本出願人は、いわゆるシユ
ロ皮やココヤシの中果皮繊維等、ヤシ科植物の繊維を、
マット状とした際の、緩衝性、防振性、防音性、断熱
性、適湿性、焼却時低公害性等について着目し、ヤシ繊
維利用資材として既に特許出願に及んでいる。しかしな
がら、このものは、原料が植物から得られるものだけに
限度があり、量産には不向きであった。しかし、このも
のの緩衝性、防振性、防音性、断熱性には優れるものが
あるため、同じような構造にて同等の性能が得られ、か
つ量産に適すれば、これまた有用な資材として提供する
ことができる。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】そこで、本発明は、ヤシ繊
維利用資材と同様な構造にて、量産に向き、緩衝性、防
振性、防音性等に優れる、梱包資材、建築資材、室内装
飾資材等の複合資材を提供しようとするものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る第一の発明たる複
合資材は、少なくとも板状の層と、比較的太い合成樹脂
製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み
合わせてなるマット状の層とを積層して成ることを特徴
とする。
【0006】また、本出願に係る第二の発明たる複合資
材は、これに加え、比較的太い合成樹脂製フィラメント
を不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマ
ット状の層は、これに別途の細い合成樹脂繊維が絡み合
わされていることを特徴とする。
【0007】更に、本出願に係る第三の発明たる複合資
材は、同じく、比較的太い合成樹脂製フィラメントを不
織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
状の層におけるフィラメントは、別途の粘弾性物質が皮
膜していることを特徴とする。
【0008】また、本出願に係る第四の発明たる複合資
材は、これらに加え、板状の層は、段ボールであること
を特徴とする。
【0009】更に、本出願に係る第五の発明たる複合資
材は、同じく、板状の層は、木板を材質とした層である
ことを特徴とする。
【0010】また、本出願に係る第六の発明たる複合資
材は、これらに加え、板状の層と、比較的太い合成樹脂
製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み
合わせてなるマット状の層とに対し、さらに粘弾性物質
の層を積層して成ることを特徴とする。
【0011】更に、本出願に係る第七の発明たる複合資
材は、これらに加え、前記合成樹脂には、脱臭剤、芳香
剤、抗菌剤、防虫剤、嫌虫剤、殺虫剤の内から選ばれた
1乃至複数の薬剤が混入されていることを特徴とする。
もって、上記目的を達成しようとするものである。
【0012】
【発明の作用】本発明の複合資材は、板状の層と、比較
的太い合成樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次元
網組織状に絡み合わせてなるマット状の層との積層を基
本として成るため、比較的太い合成樹脂製フィラメント
を不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマ
ット状の層の緩衝性、防振性、防音性、断熱性等が、板
状の層としての段ボールと積層すれば、十分強度及び緩
衝性等ある梱包資材として生かされ、また、板状の層と
しての木板を材質とした層と積層すれば、緩衝性、防音
性、断熱性ある建築資材等として生かされる。また、比
較的太い合成樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次
元網組織状に絡み合わせてなるマット状の層に、細い合
成樹脂繊維を絡み付かせるか、粘弾性物質の皮膜を形成
することで、その緩衝性、防振性、防音性、断熱性が改
善され、合成樹脂に脱臭剤、芳香剤、防虫剤等の薬剤を
混入することで、脱臭、防虫、香り漂うものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を構成する要素たる比較的太い
合成樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織
状に絡み合わせてなるマット状の層、粘弾性物質、脱臭
剤、芳香剤、防虫剤等の薬剤、酸化物系微粉末脱臭剤等
について順次説明した後、図示実施例について具体的に
説明する。
【0014】本発明に言う、比較的太い合成樹脂製フィ
ラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせ
てなるマット状の層とは、少なくとも、前述のヤシ繊維
程度ないしそれ以上の繊維径を有して、それと同等ない
しそれ以上の硬さ、柔らかさを持つものが好適であり、
全体を比較的粗の不織布状に絡み合わせたり、三次元網
組織状に絡み合わせたりして、適度のクッション性を有
して、伸縮、屈曲、変形できるものであれば、その材質
が熱可塑性、熱硬化性であるかを問わない。また、フィ
ラメントとは、紡糸工程で単一の線条として得られる本
来のモノフィラメント繊維の他、腰さえ強ければマルチ
フィラメントでもよいし、さらには、例えば、合成樹脂
を発泡成形させた後に、これを適宜な溶剤等に漬けてそ
の膜組織のみを溶解し、残った骨格組織としたものであ
ってもよい。そして、これは通常5mm〜20mm程度
の厚さとしたものが使い易い。また、シート材やいわゆ
るクッション材として使用するときは、これを重ねて使
用するか、それ以上の厚さのものを用いるのが望まし
い。このような比較的太い合成樹脂製フィラメントを不
織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
状の層は、細い合成樹脂繊維からなる普通の不織布とは
異なり、例えば、持ち上げる等しても一定の形状を保
ち、負荷が加わってはじめて変形するものであって、い
わゆるクッション性を呈する。
【0015】そして、このような比較的太い合成樹脂製
フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合
わせてなるマット状の層には、普通に言う不織布におけ
るごく普通の細い合成樹脂繊維を絡み合わせてもよい。
この合成樹脂原料には、ナイロン、ビニロン、ビニリデ
ン、ウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリ
ル等の種々の合成樹脂を適用することができ、また、そ
の紡糸法にあっても溶融紡糸、その他、重合紡糸、乾式
法、湿式法等を問わず、その材質に応じて適宜の方法を
適用することができる。また、これを絡み合わせるにあ
たっては、例えば、溶融紡糸装置の紡糸口金下方にコン
ベヤを配置し、紡糸口金からは高温高速の空気流に乗せ
て原料の合成樹脂を糸状に吹き出させるとともに、下方
をコンベヤに乗って移動中の前記マット状の層の上に集
積させて行なう。このようにすることによって、そのマ
ット状の層には、細い合成樹脂繊維がフィラメントの間
を、その層のある程度中まで侵入して絡み合うようにな
る。
【0016】本発明では、この比較的太い合成樹脂製フ
ィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わ
せてなるマット状の層を、板状の層と積層して用いるの
であるが、この比較的太い合成樹脂製フィラメントを粘
弾性物質にて皮膜したり、このマット状の層ごと一部、
又は全部含浸させ、或いは、これに重ね合わせて積層さ
せることのできる粘弾性物質について説明する。
【0017】まず、この粘弾性物質として好適なものに
シリコーンゲルがある。シリコーンゲルは、例えば次式
[1]で示されるシリコーンゲルの原液たるジオルガノ
ポリシロキサン(以下A成分という): RR SiO−(R SiO)SiR R…[1] [ただし、Rはアルケニル基であり、Rは脂肪族不飽
和結合を有しない一価の炭化水素基であり、Rは一価
の脂肪族炭化水素基(Rのうち少なくとも50モル%
はメチル基であり、アルケニル基を有する場合にはその
含有率は10モル%以下である)であり、nはこの成分
の25℃における粘度が100〜100,000cSt
になるような数である]と、25℃における粘度が50
00cSt以下であり、1分子中に少なくとも2個のS
i原子に直接結合した水素原子を有するシリコーンゲル
の原液たるオルガノハイドロジェンポリシロキサン(B
成分)とからなり、且つこのB成分中のSi原子に直接
結合している水素原子の合計量に対するA成分中に含ま
れるアルケニル基の合計量の比(モル比)が0.1〜
2.0になるように調整された混合物を硬化させること
により得られる付加反応型シリコーンポリマーである。
【0018】このシリコーンゲルについてさらに詳しく
説明すると、上記A成分は直鎖状の分子構造を有し、分
子の両末端にあるアルケニル基RがB成分中のSi原子
に直接結合した水素原子と付加して架橋構造を形成する
ことができる化合物である。この分子末端に存在するア
ルケニル基は、低級アルケニル基であることが好まし
く、反応性を考慮するとビニル基が特に好ましい。また
分子末端に存在するRは、脂肪族不飽和結合を有しな
い一価の炭化水素基であり、このような基の具体例とし
てはメチル基、プロピル基及びヘキシル基等のようなア
ルキル基、フェニル基並びにフロロアルキル基を挙げる
ことができる。上記[1]式においてRは一価の脂肪
族炭化水素であり、このような基の具体的な例として
は、メチル基、プロピル基及びヘキシル基等のようなア
ルキル基並びにビニル基のような低級アルケニル基を挙
げることができる。ただし、Rのうち少なくとも50
モル%はメチル基であり、Rがアルケニル基である場
合には、アルケニル基は10モル%以下の量であること
が好ましい。アルケニル基の量が10モル%を超えると
架橋密度が高くなり過ぎて高粘度になりやすい。またn
は、このA成分の25℃における粘度が通常は100〜
100,000cSt、好ましくは200〜20,00
0cStの範囲内になるように設定される。
【0019】上記のB成分は、A成分の架橋剤でありS
i原子に直接結合した水素原子がA成分中のアルケニル
基と付加してA成分を硬化させる。B成分は上記のよう
な作用を有していればよく、B成分としては直鎖状、分
岐した鎖状、環状、あるいは網目状などの種々の分子構
造のものが使用できる。また、B成分中のSi原子には
水素原子の他、有機基が結合しており、この有機基は通
常はメチル基のような低級アルキル基である。さらに、
B成分の25℃における粘度は通常は5000cSt以
下、好ましくは500cSt以下である。このようなB
成分の例として、分子両末端がトリオルガノシロキシ基
で封鎖されたオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
ジオルガノシロキサンとオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンとの共重合体、テトラオルガノテトラハイドロ
ジェンシクロテトラシロキサン、HR SiO 1/
2単位とSiO 4/2単位とからなる共重合体ポリシ
ロキサン、及びHR SiO 1/2単位とR
iO 1/2単位とSiO 4/2単位とからなる共重
合体ポリシロキサンを挙げることができる。ただし上記
式においてRは前記と同じ意味である。そして上記の
B成分中のSiに直接結合している水素原子の合計モル
量に対するA成分中のアルケニル基の合計モル量との比
率が通常は0.1〜2.0、好ましくは0.1〜1.0
の範囲内になるようにA成分とB成分とを混合して硬化
させることにより製造される。
【0020】この場合の硬化反応は、通常は触媒を用い
て行なわれる。ここで使用される触媒としては、白金系
触媒が好適であり、この例としては微粉砕元素状白金、
塩化白金酸、酸化白金、白金とオレフィンとの錯塩、白
金アルコラート及び塩化白金酸とビニルシロキ酸との錯
塩を挙げることができる。このような錯塩はA成分とB
成分との合計重量に対して通常は0.1ppm(白金換
算量、以下同様)以上、好ましくは0.5ppm以上の
量で使用される。このような触媒の量の上限については
特に制限はないが、例えば触媒が液状である場合、ある
いは溶液として使用することができる場合には200p
pm以下の量で十分である。
【0021】そして上記のようなA成分、B成分及び触
媒を混合し、室温に放置するか、あるいは加熱すること
により硬化して本発明で使用されるシリコーンゲルが生
成する。加熱して硬化させる場合、加熱温度は通常50
〜160℃である。このようにして得られたシリコーン
ゲルは、JIS(K2207−1980、50g荷重)
で測定した針入度が通常5〜250を有する。このよう
なシリコーンゲルの硬度は、上記A成分とB成分とによ
り形成された架橋構造によって変動する。シリコーンゲ
ルの硬化前の粘度及び硬化後の針入度は、両末端がメチ
ル基であるシリコーンオイルを、得られるシリコーンゲ
ルに対して5〜75重量%の範囲内の量であらかじめ添
加することにより調整することができる。シリコーンゲ
ルは上記のようにして調整することもできるし、また市
販されているものを使用することもできる。本発明で使
用することができる市販品の例としては、CF502
7、TOUGH−3、TOUGH−4、TOUGH−
5、TOUGH−6、TOUGH−7(トーレ・ダウコ
ーニングシリコーン社製)やX32−902/cat1
300、KE1308/cat1300−L4(信越化
学工業株式会社製)、F250−121(日本ユニカ株
式会社製)等を挙げることができる。
【0022】また、上記のA成分、B成分及び触媒の他
に、顔料、硬化遅延剤、難燃剤、導電性フィラー等をシ
リコーンゲルの特性を損なわない範囲内で配合すること
もでき、さらに、防振、緩衝性等を高める為に、微小中
空球体のフィラーを混入してなるシリコーンゲルを用い
てもよく、このようなフィラー材料に日本フィライト株
式会社製造のフィライト(登録商標)や同社販売のエク
スパンセル(登録商標)、マツモトマイクロスフェアー
(松本油脂製薬株式会社製造販売)等が例示できる。
【0023】上記シリコーンゲルの他、粘弾性物質とし
て好適なものにポリブタジエンゲルがある。この具体例
としては、出光アーコ株式会社製造販売のPoly b
dR−45HTがある。これは、分子末端に反応性の高
い水酸基を備えたポリブタジエンタイプの液状ポリマー
で、通常のポリウレタンと同様にイソシアネート類によ
り容易に硬化して良好な粘弾性体となるものである。そ
して、このポリブタジエンゲルは、主鎖が炭化水素のみ
からなるため、優れた耐水性、耐薬品性、電気特性をも
備え、しかも骨格が1,4結合のため、良好な低温特性
も備えている。また、液状のため加工が容易で、連続化
が行ない易い利点もある。適宜の各種配合剤を加え一次
混合した後、硬化剤を加え二次混合して用いることとな
る。
【0024】なお、配合剤には、強度、硬さ、耐熱性の
ための充填剤としてカーボンブラック、シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウムがあり、粘度調整の伸展剤としてプ
ロセスオイル、アスファルトがあり、硬化速度の調整の
ための触媒としてジブチル錫ジラウレートがあり、耐熱
性向上、酸化防止剤としてチバガイギ株式会社製のイル
ガノックス565、大内新興化学株式会社製のノックラ
ックNS−6、耐オゾン性のための紫外線吸収剤として
チバガイギ株式会社製のチヌビン327があり、難燃化
剤として水酸化アルミニウム、ホウ砂、塩素化パラフィ
ン、酸化アンチモンがあり、また、硬化剤としてはリレ
ンジイソシアネート、メチレンジイソシアネートがあ
る。
【0025】そして、好適な例として、上記R−45H
Tの100部、消泡剤としての信越シリコーン株式会社
製のTAS750を0.005部、触媒としての共同薬
品株式会社製のDBTDL KS−1260を0.00
5部、硬化剤として日本ポリウレタン工業株式会社製の
Millionate MR−200(NCOの含有率
30.9重量%)を8.3部、さらに微少中空球体とし
て松本油脂製薬株式会社製のマイクロスフェアーF−8
0EDを1部用い、先ず、これらの内硬化剤を除いた成
分を室温で十分に撹拌混合し、次いでこれに硬化剤を加
え、さらに攪拌混合の上均一な液状物を得て、減圧下に
て脱泡した後、離型剤を塗布したガラス板間に流し出
し、加熱硬化させて粘弾性物質の層として積層させるこ
とのできるポリブタジエンゲルのシートを得ることがで
きる。なお、このようにして得たポリブタジエンゲルの
シートは、前記シリコーンゲルに近い緩衝性を有し、シ
リコーンゲルよりも比較的安価である。その他、制振塗
料、防音塗料、シーリング材と呼ばれるものには、粘弾
性を示すものが多く、温度特性的には前2者より劣る場
合が多いが、価格的には非常に有利であるため、低廉な
製品用にはこれを用いるのがよい。このようなもので、
自動車や鉄道車両の車体下面やフェンダー、外板等に塗
布され、防音、防錆、断熱等の作用があり廉価な材料
に、例えば、日本特殊塗料株式会社販売のニットクアン
ダーシール(商標)がある。
【0026】これら粘弾性物質は、前記マット状の層に
対し、硬化前の原液が皮膜状に吹き付けられるか、一旦
マット状の層全体に含浸させた後、適宜手段によって皮
膜状に覆う以外の余剰の原液を噴出排除してフィラメン
トを皮膜させることができる他、これら粘弾性物質を一
部に又は全部に含浸させてしまう、或いは、シート状と
して予め得たものを重ね合わせて用いることができる。
前記マット状の層がこれら粘弾性物質により皮膜される
と、元のフィラメントの弾力が、粘弾性物質の適度の柔
軟性と復元遅延性が付加されて、マット状の層としては
粘ばい重厚なクッション性を呈するようになる。なお、
ゲル状を示す物質の硬度が針入度100程度以上である
と、その表面に粘着性を生ずるため、このような場合に
は非粘着性のスキン層を形成してもよい。また、粘弾性
物質を含浸させたり、そのシート状のものを重ね合わせ
積層することによって、その粘弾性物質の層の緩衝性、
防振性、防音性、吸音性が相乗されることとなる。
【0027】次に、脱臭剤、芳香剤、抗菌剤、防虫剤、
嫌虫剤、殺虫剤等の薬剤について説明する。先ず、脱臭
剤としては、活性炭の他、ゼオライト、クリストバライ
ト、アミヨン、オリソリン酸アルミニウム、酸化チタン
と酸化亜鉛と水分子の緊密結合体、アニコ植物抽出物な
どがある。なお、ゼオライトは、水やアンモニアなどの
極性分子や硫化水素などの硫黄系ガスをよく吸着する。
また、活性炭は低温度で優れた吸着能を示す。クリスト
バライトは藻類の一種である珪藻が長い間に珪藻土とな
り、更に火山のマグマに焼かれてできた珪酸鉱物の一種
であり、アンモニアの吸着率が高い。アミヨンは天然の
無機質から成る粉末であり、土中の生物的な作用による
脱臭と岩石や鉱物類の物理的、化学的作用による脱臭能
力がある。オルソリン酸アルミニウムはアンモニア、ア
ミン類をよく吸着する。アニコは硫酸第一鉄を主成分と
し、L−アスコルビン酸を酸化抑制剤とするもので緑青
色の液体である。植物抽出物には、例えば茶に代表され
るツバキ科植物から抽出されたフラバノール、フラバノ
ール類や針葉樹、広葉樹の抽出物などがある。これら各
種の脱臭剤のうち活性炭、ゼオライト、クリストバライ
ト、アミヨン、オルソリン酸アルミニウム等はいずれも
粉体であるから、そのまま合成樹脂原料に混入できる
他、別途の多孔性の微粉末に一旦担持させた後に、それ
ごと混入して紡糸することもできる。また、液体である
アニコ、植物抽出物の場合には合成樹脂原料との相溶性
を考慮して適用することができる。
【0028】脱臭剤の内、酸化チタンと酸化亜鉛と水分
子との緊密結合体を代表とする酸化物系微粉末脱臭剤に
ついてさらに詳述すると、このものは、脱臭力を比較評
価する目安としてのアンモニア、硫化水素の低温、低濃
度吸着性に特に優れており、触媒作用によって悪臭分子
を低分子化するとともに、さらに、酸化亜鉛は酸性ガス
を化学吸着し、二酸化チタンはアルカリ性ガスを物理吸
着すると考えられるものである。そして、このものは、
脱臭能力が優れる他、粒径がミクロンないしサブミクロ
ンオーダーの微粉末状であって、かつ白色であるため、
清潔感を与え、着色が効くと云う利点がある。そして、
特開昭63−54935号公報によると、水に可溶なチ
タン化合物と水に可溶な亜鉛化合物との水溶液と、アル
カリ水溶液とを混合し、生成する沈澱物を乾燥して得ら
れ、例えば、硫酸チタン、塩化チタン、硝酸チタン、硫
酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛等、チタン化合物と亜鉛化
合物とをモル比で7:3〜3:7の範囲とした混成水溶
液に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリ
ウム、アンモニア等のアルカリ水溶液を一部づつ又は全
部を40〜60℃の反応温度にて、最終的にPH7〜9
の範囲で混合し、生成する沈澱物を150〜220℃で
乾燥したものが好適とされており、チタン工業株式会社
よりTZ脱臭剤として入手できる。類似の酸化物系微粉
末脱臭剤には、酸化亜鉛と酸化アルミニウムと酸化珪素
の結合体(特開昭63−246167号公報参照)、酸
化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ムの結合体(特開昭63−185445号公報及び特開
昭63−183065号公報参照)があり、同様に使用
することができる。
【0029】また、芳香剤としては、動植物の天然香
料、合成香料、調合香料などをそのまま使用するか、こ
れら香料を乳化させたものを噴霧乾燥して粉末化したも
のを使用する。抗菌剤としては、前記酸化チタンと酸化
亜鉛と水分子との緊密結合体が抗菌性をも発揮できるの
で、この効用に着目して適用できる他、その他金属酸化
物、銀、銅等の金属の微粒子などを適用することができ
る。殺虫剤としては、例えばダニ用としてフェニトロチ
オン、フェンチオンなどの有機燐酸や、天然ピレトリン
と合成ピレトリン類化合物を総称したピレスロイド系、
その他、ニコチン、除虫菊等がある。また、防虫剤とし
ては、パラジクロルベンゼン、アレスニンとピペロニー
ルプトキサイドの併用、エミコン等を粉体化したもの等
を使用することができる。さらに、嫌虫剤としては、例
えば熱帯シマカに対して強い忌避作用を示すN,N−ジ
メチル−m−トルアミド等がある。
【0030】なお、これら薬剤を混入するとは、合成樹
脂製フィラメントまたはこれに絡み合わせる細い合成樹
脂繊維に混入するのであるが、その原料が二種以上の化
学物質の化合により成る場合にはこれら化学物質も含む
意味である。すなわち、例えばナイロン6.6繊維を例
にとると、アジピン酸とヘキサミチレンジアミンが重合
されることによりできる未だ繊維化されていない合成樹
脂たるナイロン6.6の他、ナイロン6.6自体の原料
であるアジピン酸とヘキサメチレンジアミンをも含むも
のである。従って合成樹脂原料に薬剤を混入させるとい
う場合には、アジピン酸又はヘキサメチレンジアミンの
重合後、紡糸前の状態で薬剤を混入させてもよいし、ま
たアジピン酸又はヘキサメチレンジアミン何れか一方又
は双方に薬剤を混入させておき、これらを重合させても
よいのである。また、これら薬剤は合成樹脂繊維中に完
全に埋没している必要はないため、薬剤を混入すると
は、例えば、紡糸口金を出た直後の溶融ないし軟化状態
の繊維に対し、これら薬剤の粉体を吹き付けて一部埋没
させて付着させるようにした場合をも含むものである。
【0031】次に、本発明複合資材を梱包資材Aとした
図示実施例について説明する。図1は、その縦断面を示
すもので、本実施例では板状の層としてのいわゆる段ボ
ールシートに、比較的太い合成樹脂製フィラメントを不
織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
状の層を積層している。すなわち、11が表ライナー
で、12が波状の中芯、13が裏ライナーで、両面段ボ
ール1aとして構成されたいわゆる段ボールシートに対
し、線径0.7mmのポリエステル製モノフィラメント
を不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマ
ット状の層2が、裏ライナー13にその一面が接着され
一体となっている。図2は他の実施例を示すもので、こ
の例では表ライナー11と中芯12よりなる片面段ボー
ル1bに対し、前記実施例と同様なマット状の層2は、
中芯12の頂部において直接接着され一体となってい
る。図3(a)(b)はさらに他の実施例を示すもの
で、前記実施例と同様なマット状の層2の上下各々に段
ボールシートを接着したものとなっており、(a)は図
1に示したのと同様の両面段ボール1aを、(b)は図
2に示したのと同様の片面段ボール1bを上下において
接着し一体化している。図4は、さらに粘弾性物質の層
を積層したもので、この例では前記実施例と同様なマッ
ト状の層に前記ポリブタジエンゲルをほぼ30%体積分
含浸させた層3として、これを両面段ボール1aに積層
している。
【0032】なお、比較的太い合成樹脂製フィラメント
を不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマ
ット状の層にポリブタジエンゲルやシリコーンゲル等の
粘弾性物質を含浸させるに当っては、そのマット状の層
の上にこれらの硬化前の原液を流し出し、その後、これ
らを上下のロール間に通しその含浸度合を調整した後、
加熱トンネルを通過させて硬化させる等の手法を採る。
また、各層を接着するにあたっては、適宜な市販接着剤
を用いる他、粘弾性物質を積層させるときは、その粘着
性により粘接着させてもよい。また、上記実施例では比
較的太い合成樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次
元網組織状に絡み合わせてなるマット状の層は全体が均
一な厚さを有する平坦な層を前提としたが、本発明はこ
れに限らず、マット状の層が適宜なパターンにて凹凸、
いわゆるエンボスが付けられたものであってもよいこと
勿論である。これら梱包資材は、製函して段ボール箱と
して用いたり、さらに前記構成を複数段繰り返すように
積層させて段ボール箱等における角のスペーサーとした
り、その積層体には製品の概略形状を繰り抜いておいて
梱包用製品ケースとしたりして用いる。そして、図1乃
至図3に示すような梱包資材は、比較的太い合成樹脂製
フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合
わせてなるマット状の層の存在により従来の段ボールに
比べその緩衝性を格段と向上されている。なお、図4に
示すものは粘弾性物質としてのシリコーンゲルやポリブ
タジエンゲル等の合成樹脂を含み、緩衝性や防水、防湿
性もが向上されている。
【0033】次に本発明複合資材を床板材、壁板材等の
建築資材Bに施用した例について説明する。この場合に
は、基本的に前記梱包資材の各実施例における段ボール
シートを、合板や無垢の木材に替えたものに等しく、具
体例としての図5に示すものは、いわゆる合板4に直接
線径1.2mmのポリエステル製モノフィラメントを不
織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
状の層2を積層したもので、合板表面は化粧面41であ
る。なお、この場合、図示しないが30cm×30cm
等の適宜な大きさのタイル状ものとして相互に嵌め合わ
せて使うようにしたり、裏面一部には、床の骨木に固着
するため、マット状の層2を積層しない部分があっても
よい。図6、図7に示すものは、前記実施例と同様なマ
ット状の層2にさらに粘弾性物質の層を積層したもの
で、図6に示すものは、前記実施例と同様なマット状の
層にほぼ100%含浸せしめたもの3を積層しており、
図7に示すものは、先に粘弾性物質の層としてのポリブ
タジエンゲルをシート状とした層5を合板4に接着した
後に、前記実施例と同様なマット状の層2を積層してい
る。
【0034】このように構成することによって、比較的
太い合成樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次元網
組織状に絡み合わせてなるマット状の層及び粘弾性物質
の層により、緩衝、防音、断熱効果等が生じ、建築資材
として機能価値が付加され、高級資材として提供するこ
とができる。なお、建築資材とする場合は、図3で示し
たように、いわゆるサンドイッチ構造にする必要性は少
ないが、場合によっては、木板の層で比較的太い合成樹
脂製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡
み合わせてなるマット状の層をサンドイッチする構成を
採ってもよいこと勿論である。
【0035】なお、上記実施例では、比較的太い合成樹
脂製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡
み合わせてなるマット状の層は、モノフィラメントのみ
の絡み合いから成るものとしたが、本発明はこれに限ら
ず、このフィラメントに別途の細い合成樹脂繊維が絡み
合わされていたり、また、このフィラメントが粘弾性物
質に皮膜されていたり、それらフィラメントや細い繊維
の原料たる合成樹脂に、脱臭剤、芳香剤、抗菌剤、防虫
剤、嫌虫剤、殺虫剤の内から選ばれた1乃至複数の薬剤
が混入されていてもよいこと勿論である。これらによれ
ば、その緩衝性、防振性、防音性、断熱性等が改善さ
れ、また、脱臭、防虫、香り漂う等の付随的な効果もも
たらされることとなる。また、上記実施例では板状の層
に段ボール又は木板を適用したが、本発明はこれらに限
られるものでなく、この他、石膏ボード、金属板、プラ
スチック板、絨毯マット、カーペット、ウレタン等の発
泡層、人工皮革等の種々のものを適用することができ
る。そして、それらを用いて、例えば、車両のバンパー
内充填材としたり、座席シート材、ドア、天井、床、フ
ロントパネル等の内装材としたり、また、防音壁の充填
材や、靴の中敷材、枕等として提供することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、ヤシ繊維
利用資材と同様な構造にて、量産に向き、緩衝性、防振
性、防音性等に優れる、梱包用、建築用、室内装飾用等
の各種複合資材として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明複合資材を梱包資材として構成したもの
であって、両面段ボールに比較的太い合成樹脂製モノフ
ィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わ
せてなるマット状の層を積層したものの縦断面図であ
る。
【図2】梱包資材としての他の実施例を示すもので、片
面段ボールに同マット状の層を積層したものの縦断面図
である。
【図3】梱包資材としてのさらに他の実施例を示すもの
で、同マット状の層の両面に段ボールシートを積層した
ものの縦断面図である。
【図4】梱包資材としてのさらに他の実施例を示すもの
で、両面段ボールに対し、同マット状の層に粘弾性物質
を含浸させたものを積層したものの縦断面図である。
【図5】本発明複合資材を建築資材として構成したもの
であって、合板に比較的太い合成樹脂製モノフィラメン
トを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなる
マット状の層を積層したものの縦断面図である。
【図6】建築資材としての他の実施例を示すもので、合
板に対し、同マット状の層に粘弾性物質を含浸させたも
のを積層したものの縦断面図である。
【図7】建築資材としてのさらに他の実施例を示すもの
で、合板に粘弾性物質を積層し、これにさらに同マット
状の層を積層したものの縦断面図である。
【符号の説明】
A 梱包資材 B 建築資材 1a 両面段ボール 1b 片面段ボール 11 表ライナー 12 中芯 13 裏ライナー 2 比較的太い合成樹脂製モノフィラメントを不織布
様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット状の
層 3 比較的太い合成樹脂製モノフィラメントを不織布
様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット状の
層に、ポリブタジエンゲルを含浸させた層 4 合板 41 化粧面 5 ポリブタジエンゲルの層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/18 A 8913−2E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも板状の層と、比較的太い合成
    樹脂製フィラメントを不織布様ないし三次元網組織状に
    絡み合わせてなるマット状の層とを積層して成ることを
    特徴とする複合資材。
  2. 【請求項2】 比較的太い合成樹脂製フィラメントを不
    織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
    状の層は、これに別途の細い合成樹脂繊維が絡み合わさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の複合資材。
  3. 【請求項3】 比較的太い合成樹脂製フィラメントを不
    織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせてなるマット
    状の層におけるフィラメントは、別途の粘弾性物質が皮
    膜していることを特徴とする請求項1記載の複合資材。
  4. 【請求項4】 板状の層は、段ボールであることを特徴
    とする請求項1、2、又は3記載の複合資材。
  5. 【請求項5】 板状の層は、木板を材質とした層である
    ことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の複合資
    材。
  6. 【請求項6】 板状の層と、比較的太い合成樹脂製フィ
    ラメントを不織布様ないし三次元網組織状に絡み合わせ
    てなるマット状の層とに対し、さらに粘弾性物質の層を
    積層して成ることを特徴とする請求項1、2、4、又は
    5記載の複合資材。
  7. 【請求項7】 前記合成樹脂には、脱臭剤、芳香剤、抗
    菌剤、防虫剤、嫌虫剤、殺虫剤の内から選ばれた1乃至
    複数の薬剤が混入されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、又は6記載の複合資材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004535320A (ja) * 2001-07-26 2004-11-25 バーゼル、ポリオレフィン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 層状複合材料およびその製造方法
WO2008079967A1 (en) * 2006-12-20 2008-07-03 3M Innovative Properties Company Damping tape and articles comprising same
CN115703251A (zh) * 2021-08-04 2023-02-17 现代摩比斯株式会社 能够用于自动包装的实木片材及制造实木片材的方法

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