JPH05241086A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチInfo
- Publication number
- JPH05241086A JPH05241086A JP3959792A JP3959792A JPH05241086A JP H05241086 A JPH05241086 A JP H05241086A JP 3959792 A JP3959792 A JP 3959792A JP 3959792 A JP3959792 A JP 3959792A JP H05241086 A JPH05241086 A JP H05241086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- fiber
- optical switch
- fiber array
- array member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数か所の切替接続に適用でき、
３か所以上の切替えを低損失で実現できる構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本発明は、互いに光結合する１対の光ファイ
バの一方１２を保持する第１ファイバ配列部材１１と、
１対の光ファイバの他方１５を保持する第２ファイバ配
列部材１４と、第１ファイバ配列部材１１を回動させる
回動機構１１ｂ、１７、１８と、第２ファイバ配列部材
１４を光軸方向に往復移動させる移動機構１９とを備え
ている。
３か所以上の切替えを低損失で実現できる構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 本発明は、互いに光結合する１対の光ファイ
バの一方１２を保持する第１ファイバ配列部材１１と、
１対の光ファイバの他方１５を保持する第２ファイバ配
列部材１４と、第１ファイバ配列部材１１を回動させる
回動機構１１ｂ、１７、１８と、第２ファイバ配列部材
１４を光軸方向に往復移動させる移動機構１９とを備え
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに光結合する１対
の光ファイバの少なくとも一方を移動させることによ
り、光ファイバの結合先を切り替える光スイッチに関す
る。
の光ファイバの少なくとも一方を移動させることによ
り、光ファイバの結合先を切り替える光スイッチに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】光スイッチとして、光ファイバやミラ
ー、プリズムなどを電磁石で移動させる方式の低損失な
メカニカル光スイッチが知られているが、光通信システ
ムの高速、大容量化に伴い、さらに、高速、高効率の光
スイッチが要望されている（光通信技術の現状と将来、
p.139 、電機通信技術審議会編）。
ー、プリズムなどを電磁石で移動させる方式の低損失な
メカニカル光スイッチが知られているが、光通信システ
ムの高速、大容量化に伴い、さらに、高速、高効率の光
スイッチが要望されている（光通信技術の現状と将来、
p.139 、電機通信技術審議会編）。
【０００３】従来の光スイッチとして、図３で示すよう
に、一方の光ファイバ１を取り付けた固定側スイッチ素
子２に対し、他方の光ファイバ３を取り付けた移動側ス
イッチ素子４を光軸に対し直交する方向（図中の矢印方
向）に電磁ソレノイドで移動させ、定常位置と切替位置
とに光路を切り替える構造が知られている。
に、一方の光ファイバ１を取り付けた固定側スイッチ素
子２に対し、他方の光ファイバ３を取り付けた移動側ス
イッチ素子４を光軸に対し直交する方向（図中の矢印方
向）に電磁ソレノイドで移動させ、定常位置と切替位置
とに光路を切り替える構造が知られている。
【０００４】スイッチ素子２には、光ファイバ１を挟ん
で１対の位置決めピン５が突設されており、スイッチ素
子４には位置決めピン５に対し、係合溝６が形設されて
いる。係合溝６は位置決めピン５の外形より細長く形成
されているので、スイッチ素子４は所定ピッチだけ移動
することができ、これにより、光ファイバの切替えが可
能になる。
で１対の位置決めピン５が突設されており、スイッチ素
子４には位置決めピン５に対し、係合溝６が形設されて
いる。係合溝６は位置決めピン５の外形より細長く形成
されているので、スイッチ素子４は所定ピッチだけ移動
することができ、これにより、光ファイバの切替えが可
能になる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光スイ
ッチでは定常位置と切替位置の２か所の切替えは可能で
あるが、３か所以上の切替を実現するためには、この種
の光スイッチを連続して２個以上設けなければならな
い。ところで、光ファイバは、切替接続点やファイバ接
続点などで光強度を損失するので、これら接続点が増え
る程、光損失が増大する。
ッチでは定常位置と切替位置の２か所の切替えは可能で
あるが、３か所以上の切替を実現するためには、この種
の光スイッチを連続して２個以上設けなければならな
い。ところで、光ファイバは、切替接続点やファイバ接
続点などで光強度を損失するので、これら接続点が増え
る程、光損失が増大する。
【０００６】その為、従来の光スイッチで３か所以上の
切替を実現する場合、光損失が増大するという欠点があ
った。
切替を実現する場合、光損失が増大するという欠点があ
った。
【０００７】そこで本発明は、複数か所の切替接続に適
用でき、３か所以上の切替えを低損失で実現できる構造
を提供することを目的とする。
用でき、３か所以上の切替えを低損失で実現できる構造
を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、１対の光ファ
イバの一方を保持する第１ファイバ配列部材と、１対の
光ファイバの他方を保持する第２ファイバ配列部材と、
第１ファイバ配列部材を回動させる回動機構と、第２フ
ァイバ配列部材を光軸方向に往復移動させる移動機構と
を備えている。
イバの一方を保持する第１ファイバ配列部材と、１対の
光ファイバの他方を保持する第２ファイバ配列部材と、
第１ファイバ配列部材を回動させる回動機構と、第２フ
ァイバ配列部材を光軸方向に往復移動させる移動機構と
を備えている。
【０００９】
【作用】本発明では、第１ファイバ配列部材が所定角度
だけ回動すると、光スイッチは定常位置から切替位置に
切り替わる。したがって、光ファイバが（３６０度／
ｎ）（ｎ：２以上の正数）の角度ピッチで配列されてい
れば、第２ファイバ配列部材が（３６０度／ｎ）だけ回
動することにより定常位置から第１切替位置に変わり、
さらに、（３６０度／ｎ）回動すると、第１切替位置か
ら別の位置に変わる。
だけ回動すると、光スイッチは定常位置から切替位置に
切り替わる。したがって、光ファイバが（３６０度／
ｎ）（ｎ：２以上の正数）の角度ピッチで配列されてい
れば、第２ファイバ配列部材が（３６０度／ｎ）だけ回
動することにより定常位置から第１切替位置に変わり、
さらに、（３６０度／ｎ）回動すると、第１切替位置か
ら別の位置に変わる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る光スイッチを
添付図面に基づき説明する。なお、説明において、同一
要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
添付図面に基づき説明する。なお、説明において、同一
要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
【００１１】図１は本発明の実施例に係る光スイッチの
構造を示す斜視図である。第１ロッド部材（第１ファイ
バ配列部材）１１は円柱状に形成されており、３本のテ
ープ状光ファイバ心線１２を保持した多心コネクタフェ
ルール１３が、ほぼ１２０度の角度ピッチで配列されて
いる。これらのテープ状光ファイバ心線１２の一端部１
２ａは光結合面１１ａに露出している。また、これらテ
ープ状光ファイバ心線１２の他端部の内の１つはポート
Ａに接続され、他の２つは互いに接続されてループ部Ｌ
が形成されている。
構造を示す斜視図である。第１ロッド部材（第１ファイ
バ配列部材）１１は円柱状に形成されており、３本のテ
ープ状光ファイバ心線１２を保持した多心コネクタフェ
ルール１３が、ほぼ１２０度の角度ピッチで配列されて
いる。これらのテープ状光ファイバ心線１２の一端部１
２ａは光結合面１１ａに露出している。また、これらテ
ープ状光ファイバ心線１２の他端部の内の１つはポート
Ａに接続され、他の２つは互いに接続されてループ部Ｌ
が形成されている。
【００１２】また、第２ロッド部材（第２ファイバ配列
部材）１４も円柱状に形成されており、３本のテープ状
光ファイバ心線１５がテープ状光ファイバ心線１２と対
応して配列されている。このテープ状光ファイバ心線１
５の一端部は第２ファイバ配列部材１４の光結合面１４
ａに露出し、これらテープ状光ファイバ心線１５の他端
部は、それぞれポートＢ、Ｃ、Ｄに接続されている。
部材）１４も円柱状に形成されており、３本のテープ状
光ファイバ心線１５がテープ状光ファイバ心線１２と対
応して配列されている。このテープ状光ファイバ心線１
５の一端部は第２ファイバ配列部材１４の光結合面１４
ａに露出し、これらテープ状光ファイバ心線１５の他端
部は、それぞれポートＢ、Ｃ、Ｄに接続されている。
【００１３】第１ロッド部材１１には歯形部１１ｂが形
成されており、この歯形部１１ｂは所定角度だけ回動可
能なモータ１７に接続された駆動ギア１８と噛み合って
いる。その為、モータ１７を回転させることにより、第
１ロッド部材１１を所定角度だけ回転させることができ
る。この場合、多心コネクタフェルール１３は１２０度
間隔で配置されているので（図１（ｂ）参照）、第１ロ
ッド部材１１は１２０度単位で回動する。
成されており、この歯形部１１ｂは所定角度だけ回動可
能なモータ１７に接続された駆動ギア１８と噛み合って
いる。その為、モータ１７を回転させることにより、第
１ロッド部材１１を所定角度だけ回転させることができ
る。この場合、多心コネクタフェルール１３は１２０度
間隔で配置されているので（図１（ｂ）参照）、第１ロ
ッド部材１１は１２０度単位で回動する。
【００１４】また、第２ロッド部材１４は電磁ソレノイ
ド１９に取り付けられており、光軸に沿って第２ロッド
部材１４を第１ロッド部材１１から離間させる方向に力
を加えることができる。さらに、第２ロッド部材１４は
第２ロッド部材１４を第１ロッドに近付ける方向に附勢
するため、その一部に引張コイルバネ２０が取り付けら
れている。その為、電磁ソレノイド１９に電圧が印加さ
れると、第２ロッド部材１４は第１ロッド部材１１から
離間し、電圧が取り除かれると、第１ロッド部材１１と
第２ロッド部材１４は近付き、光結合の状態に戻る。
ド１９に取り付けられており、光軸に沿って第２ロッド
部材１４を第１ロッド部材１１から離間させる方向に力
を加えることができる。さらに、第２ロッド部材１４は
第２ロッド部材１４を第１ロッドに近付ける方向に附勢
するため、その一部に引張コイルバネ２０が取り付けら
れている。その為、電磁ソレノイド１９に電圧が印加さ
れると、第２ロッド部材１４は第１ロッド部材１１から
離間し、電圧が取り除かれると、第１ロッド部材１１と
第２ロッド部材１４は近付き、光結合の状態に戻る。
【００１５】次に、図２を参照して、本実施例に係る光
スイッチの動作を説明する。図２は、本実施例に係る光
スイッチを模式的に表示した概念図である。ポートＡと
ポートＢが接続され、ポートＣとポートＤが接続された
状態を定常位置とする（同図（ａ））。この定常状態か
ら、第１ロッド部材１１を１２０度回動させると、第１
の切替状態が実現される（同図（ｂ））。第１切替状態
では、ポートＡとポートＣが接続され、ポートＢとポー
トＤが接続された状態になっている。さらに、同一方向
に第１ロッド部材１１を１２０度回動させると、第２の
切替状態が実現される（同図（ｃ））。第２切替状態で
は、ポートＡとポートＤが接続され、ポートＢとポート
Ｃが接続された状態になっている。
スイッチの動作を説明する。図２は、本実施例に係る光
スイッチを模式的に表示した概念図である。ポートＡと
ポートＢが接続され、ポートＣとポートＤが接続された
状態を定常位置とする（同図（ａ））。この定常状態か
ら、第１ロッド部材１１を１２０度回動させると、第１
の切替状態が実現される（同図（ｂ））。第１切替状態
では、ポートＡとポートＣが接続され、ポートＢとポー
トＤが接続された状態になっている。さらに、同一方向
に第１ロッド部材１１を１２０度回動させると、第２の
切替状態が実現される（同図（ｃ））。第２切替状態で
は、ポートＡとポートＤが接続され、ポートＢとポート
Ｃが接続された状態になっている。
【００１６】このように、本実施例では複数のフェルー
ル間で簡単に光スイッチの切替えが可能になり、接続場
所は１か所だけなので、接続損失は最小限に抑えられ
る。
ル間で簡単に光スイッチの切替えが可能になり、接続場
所は１か所だけなので、接続損失は最小限に抑えられ
る。
【００１７】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、ファイバ配列部材は円柱形に限定
されず、三角形、四角形であってもよい。
のではない。例えば、ファイバ配列部材は円柱形に限定
されず、三角形、四角形であってもよい。
【００１８】また、ファイバ配列部材に接続されるファ
イバの種類、本数、取付け位置、ピッチ間隔は必要に応
じて、適切なものが設定されるものであり、本実施例に
限定されないことはいうまでもない。
イバの種類、本数、取付け位置、ピッチ間隔は必要に応
じて、適切なものが設定されるものであり、本実施例に
限定されないことはいうまでもない。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、複数の切替え状態を有する光
スイッチに回転部材を適用しているので、接続場所が数
によって増加することはない。その為、複数の切替状態
を有する光スイッチの接続損失を実質的に低減すること
ができる。
スイッチに回転部材を適用しているので、接続場所が数
によって増加することはない。その為、複数の切替状態
を有する光スイッチの接続損失を実質的に低減すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例に係る光スイッチの構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本実施例に係る光スイッチの動作を説明するた
めの概念図である。
めの概念図である。
【図３】従来の光スイッチの概要を示す斜視図である。
１、３…光ファイバ、２…固定側スイッチ素子、４…移
動側スイッチ素子、５…位置決めピン、６…係合溝、１
１…第１ロッド部材、１２、１５…テープ状光ファイバ
心線、１３…多心コネクタフェルール、１４…第２ロッ
ド部材、１７…モータ、１８…駆動ギア、１９…電磁ソ
レノイド、２０…引張コイルバネ。
動側スイッチ素子、５…位置決めピン、６…係合溝、１
１…第１ロッド部材、１２、１５…テープ状光ファイバ
心線、１３…多心コネクタフェルール、１４…第２ロッ
ド部材、１７…モータ、１８…駆動ギア、１９…電磁ソ
レノイド、２０…引張コイルバネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 正利 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日 本電信電話株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 互いに光結合する１対の光ファイバの少
なくとも一方を移動させることにより、光ファイバの結
合先を切り替える光スイッチにおいて、 前記１対の光ファイバの一方を保持する第１ファイバ配
列部材と、前記１対の光ファイバの他方を保持する第２
ファイバ配列部材と、前記第１ファイバ配列部材を回動
させる回動機構と、前記第２ファイバ配列部材を光軸方
向に往復移動させる移動機構とを備えている光スイッ
チ。 - 【請求項２】 前記光ファイバは多心で構成され、多心
コネクタフェルールにより保持されている請求項１記載
の光スイッチ。 - 【請求項３】 前記１対の光ファイバの少なくとも一方
を保持する前記多心コネクタフェルールにガイドピンが
固定されている請求項２記載の光スイッチ。 - 【請求項４】 前記光ファイバは単心で構成され、単心
コネクタフェルールにより保持されている請求項１記載
の光スイッチ。 - 【請求項５】 前記１対の光ファイバの少なくとも一方
を保持する前記単心コネクタフェルールに割りスリーブ
が固定されている請求項４記載の光スイッチ。 - 【請求項６】 前記第１ファイバ配列部材および前記第
２ファイバ配列部材には前記フェルールがそれぞれ１２
０度の間隔で配置されており、前記第１ファイバ配列部
材および前記第２ファイバ配列部材の一方に保持された
２つのフェルールが互いに接続されている請求項２また
は４記載の光スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3959792A JPH05241086A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3959792A JPH05241086A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 光スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05241086A true JPH05241086A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12557524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3959792A Pending JPH05241086A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 光スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05241086A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113467004A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-01 | 深圳市飞宇光纤系统有限公司 | 一种具有高强度防脱落结构的光无源器件用连接件 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3959792A patent/JPH05241086A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113467004A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-01 | 深圳市飞宇光纤系统有限公司 | 一种具有高强度防脱落结构的光无源器件用连接件 |
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