JPH05240546A - 製氷機 - Google Patents

製氷機

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JPH05240546A
JPH05240546A JP4078444A JP7844492A JPH05240546A JP H05240546 A JPH05240546 A JP H05240546A JP 4078444 A JP4078444 A JP 4078444A JP 7844492 A JP7844492 A JP 7844492A JP H05240546 A JPH05240546 A JP H05240546A
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JP
Japan
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ice
ice storage
ice making
storage
making
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Application number
JP4078444A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takahashi
和弘 高橋
Kichiji Abe
吉治 阿部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to KR1019930002321A priority patent/KR970002812B1/ko
Priority to US08/021,842 priority patent/US5345782A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知動作が安定し、かつ取付けも簡単な静電
容量式の貯氷センサを備える製氷機を提供する。 【構成】 絶縁部材で形成せる貯氷庫31の内壁の一部
を内方へ突出させ、この突出部42に氷検知板41を固
定する。一方、製氷部1を覆うエバーケース27と貯氷
庫31との接続部分には絶縁空間49を設けて、水垢の
付着による氷検知板41と貯氷庫31間の導通を生じな
いようにして誤動作を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は製氷装置にて製造された
氷の貯氷庫を備え、この貯氷庫の所定氷量を検出して製
氷装置の運転を制御するように構成されている製氷機に
関する。
【0002】
【従来の技術】製氷機は、一般に生成した氷の量が規定
量に達すると製氷運転を停止し、氷が消費され規定量以
下になると、製氷運転を再開すると言う具合に制御され
ている。この氷の貯氷量を検知して製氷装置の運転を制
御する具体的構成は、例えば実開昭54−15351号
公報に開示されている。
【0003】即ち、製氷機構により製造された氷を氷導
出筒を介して受容する貯氷庫を有し、アースした貯氷庫
ケース側を第1電極(金属製の内箱または外箱)とし、
この貯氷庫の内壁に絶縁的に取付けた貯氷センサを第2
電極とし、両電極間の静電容量がまだ氷が一杯とならな
い空気状態の時と氷が十分貯まり氷で橋絡する状態の時
とで変化するのを捉える静電容量式のスイッチ手段を用
い、そのスイッチ手段の信号変化をコントロール回路に
伝達して製氷装置の運転を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、この静電容量
式の貯氷センサでは、貯氷センサが外枠等の電気伝導性
の部品から絶縁状態にあり、貯氷量が増して氷が貯氷セ
ンサに触れた時の静電容量の増大を確実に検知すること
が重要である。
【0005】しかし、水垢付着等により貯氷センサと外
表面金属部が導通状態になり誤動作する問題がある。こ
の誤動作防止のためには、貯氷センサを物理的に内箱か
ら浮かせて空間を設けることが最も確実ではあるが、構
造上困難である。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて成されたもの
で、貯氷センサを内箱から空間を存させて取付けること
が構造的に簡単に成せると共に、水垢付着等の問題をな
くし、検知動作の安定化を図ることのできる製氷機を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は製氷部と、該製
氷部を冷却する冷凍機構部と、前記製氷部で作られた氷
を貯蔵する貯氷庫と、前記製氷部を覆い前記貯氷庫に分
離可能に装着される断熱性のエバーケースと、前記貯氷
庫の所定氷量を検出してて製氷運転の制御が成される静
電容量式の貯氷センサとを備える製氷機において、前記
エバーケースと貯氷庫との接続部分に空間を形成すると
共に、絶縁部材にて形成せる前記貯氷庫の内壁の一部を
内方へ突出させた突出部を形成し、この突出部に貯氷セ
ンサを取付けたものである。
【0008】
【作用】貯氷センサは貯氷庫の内壁自体を一部突出させ
て設けた突出部に取付けられ、貯氷庫壁面より十分に離
間している。更にこの貯氷庫に分離自在なエバーケース
も、貯氷庫との接続部分において空間を保有させている
構造としている。
【0009】従って、この空間の存在および貯氷センサ
が貯氷庫内壁より離れていることから、従来のように水
垢付着により貯氷センサと貯氷庫との間が導通して貯氷
センサが誤動作するということは防がれる。
【0010】また、貯氷センサを貯氷庫より絶縁して取
付けるための絶縁介在物を不要とし貯氷センサの取付け
も容易である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0012】製氷部1は凹凸状の製氷面を有し、略垂直
に対向配置した一対の製氷板2,2と、製氷板2,2の
裏面間に配備した冷却パイプ3と、製氷面に製氷用水を
散水流下させる製氷用散水器4と、離氷時に製氷板2,
2の裏面に離氷用水を流す離氷用散水器5と、受水樋6
で受けた未凍結水を貯水タンク7に集水し、貯水タンク
7内のポンプPにより、管路8を介して製氷用散水器4
に製氷用水として循環供給する水循環部9とより成る。
機械室11内には、冷凍機構部等が収納される。すなわ
ち、前記冷却パイプ3と共に冷媒管12によって順次接
続され冷凍サイクルを構成する電動圧縮機13、凝縮器
14、凝縮器用ファン15およびキャピラリチューブ1
6等より成る凝縮ユニット17並びに冷凍サイクルの運
転制御や製氷部1との給水制御等を行なう制御装置を収
容した電装箱18、更に冷凍サイクルに付加的に設けら
れるホットガス弁19を有するホットガス回路、そして
給水弁21を有する給水管22等が収納配置されてい
る。
【0013】24は断熱材で形成され、その平面壁部2
4A上に凝縮ユニット17等を設置させ、平面壁部24
Aの端部に立設する垂直な仕切壁部24Bに製氷部1を
支持金具10にて装着させている基板である。従って、
この基板24に凝縮ユニット17等と製氷部1とは共に
装着されて、一体化構成の製氷ユニット25が製作され
る。
【0014】27は製氷部1を覆うように取付けられる
エバーケースにして、樹脂製部材の内箱27aとステン
レス製の外箱27bとの間に断熱材を充填して形成され
る。そしてエバーケース27の下端部は貯氷庫31との
嵌合用の段部を形成している。
【0015】貯氷庫31は樹脂製の内箱32とステンレ
ス板の外箱33とを所定間隔を存して組み合わせその内
箱32、外箱33間に断熱材34を発泡充填して形成さ
れている。
【0016】そして、貯氷庫31の上に製氷ユニット2
5が載る構成となるが、貯氷庫31の内箱32の上端部
には、基板24の平面壁部24Aを嵌め込んで、製氷ユ
ニット25を位置決め可能とさせる段部35,35が形
成されている。この段部35,35は内箱32の樹脂成
形時に一体に形成することができる。
【0017】そして、この段部35,35に嵌合させた
基板24の平面壁部24Aの両側を固定用ビス(図示せ
ず)で上から締め付けると製氷ユニット25は貯氷庫3
1と結合する。貯氷庫31の上面にはそのほぼ前半部は
凝縮ユニット17等で塞がれ、その後半部はそのまま開
口状態とされて、製氷部1から氷はダイレクトに貯氷庫
31内に落ちるが、その堆積状況は図1の影図Mで示す
ように貯氷庫31の奥を頂点として堆積する。従って貯
氷量を検知して製氷運転の停止、再開を制御する静電容
量式の貯氷センサは、貯氷庫31の奥部に設ける。そし
て、この貯氷センサは貯氷センサ41と貯氷センサ41
よりの検出信号を処理する処理部45とより成る。そし
て貯氷センサの貯氷センサ41が貯氷庫31の奥の内壁
に取付けられるが、内壁より十分離して取付けるため
に、内壁の一部を内方に突出させ、この突出部42にネ
ジ43にて止着する。ここでこの突出部42は、樹脂製
の内箱32の成形時に内箱32の一部を突出形成するこ
とで容易に作ることができる。そして、一方の電極であ
る貯氷センサ41と対を成す他方の電極はステンレス製
の外箱33とする。
【0018】貯氷量が増え、貯氷センサ41に氷が触れ
ると、触れる前の空気に比較して誘電率の高い氷iによ
って、貯氷センサ41と貯氷庫外箱33との間の静電容
量cの増大が検出される。45はこの静電容量の変化を
入力信号として貯氷センサ41から導線46を介して取
り込み、スイッチ動作を行なう静電容量式の貯氷センサ
の処理部で、貯氷庫31の内箱32内面に止着されてい
る。この貯氷センサの処理部45からの信号変化は、製
氷装置のコントロール回路とのコネクター47を有する
信号ケーブル48にてコントロール回路に伝達され、製
氷装置の運転停止を行なわすことになる。
【0019】ところで、エバーケース27と貯氷庫31
とは、その接続部分で図2に明瞭に示すように、絶縁空
間49を設けるようにしている。このように絶縁空間4
9が存在すると、水垢が生じても貯氷センサ41と金属
製の貯氷庫外箱33とを橋絡してしまうほどに水垢が付
着する事態は生じ難いので、従来のように水垢付着によ
り貯氷センサと貯氷庫外表面(金属部材)間が導通し
て、貯氷センサ45が誤動作するということはなくな
る。
【0020】また、エバーケース27の下端が段状部に
なっていることで、エバーケース27を伝わる水滴の水
切りが十分行なわれ、貯氷庫31への回収が確実に成さ
れると共に、エバーケース27の下端面に水が廻り込み
難くなり、水垢の付着を防いでいる。貯氷庫31内の氷
は、その前面側に設けた貯氷庫扉50を開けて、スコッ
プ等により取り出される。なお、51は氷取り出し時
に、氷が側面よりこぼれないようにする扉マスクで、貯
氷庫扉50と連動して開閉する。
【0021】また、水循環部9の一構成部となる受水樋
6および貯水タンク7の一体形成されている集水器37
(図3参照)は、貯氷庫31内側から取付けられる。す
なわち、製氷ユニット25を貯氷庫31の上部に設置し
た後、集水器37の一端部を貯氷庫31の奥壁に設けた
支持金具(図示せず)上に係止し、他端部をネジ38に
よって基板24の平面壁部24A下面に取付け固定させ
る。
【0022】なお、機械室11を覆う外面板のうち、前
面板52に外気(矢印E)取入口53が、そして天面板
54に熱交換後の空気(矢印F)を排出する排出口55
が形成されている。
【0023】図5は貯氷センサ41の取付け方の別の実
施例を示す。
【0024】すなわち、エバーケース27が貯氷庫31
と接続する下端部分において、貯氷庫31の上端より下
へ長く延びる延出部28を形成する。そしてこの延出部
28に貯氷センサ41を止着する。こうすることで、貯
氷庫31の内壁より十分に離して取付けることが可能と
なり、水垢付着により貯氷センサ41と貯氷庫31間と
の導通を行なわせないで、貯氷検知の誤動作をなくすこ
とができる。
【0025】製氷動作は次の如きである。
【0026】電動圧縮機13が作動して冷却パイプ3に
冷媒が循環して冷却されている製氷板2,2に製氷用散
水器4から製氷用水が繰り返して流下されていくうち
に、製氷板2,2には氷塊iが形成される。時間制御に
より冷凍サイクルが一旦停止すると冷却パイプ3にホッ
トガスが一定時間流れ、同時に離氷用散水器5より離氷
用水が流下して、氷塊iは製氷板2,2より脱氷して貯
氷庫31に貯まる。そして氷iが取り出され、貯氷量が
減ると貯氷センサにて製氷運転が開始される。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
造により貯氷センサを貯氷庫内面より十分離間させて取
付けることができ、また貯氷庫と分離可能なエバーケー
スは互いの接続部分に空間を設けるようにしたので、水
垢付着により貯氷センサが誤動作するという懸念はなく
なり、貯氷検知動作は安定し、正確な製氷運転制御が行
なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流下式製氷機の縦断側面図。
【図2】貯氷センサの取付けられている部分を拡大して
示す要部拡大構造断面図。
【図3】流下式製氷機の組立分解図。
【図4】貯氷庫の外観構造斜視図。
【図5】貯氷センサの取付け方の他の実施例を示す要部
構造断面図。
【符号の説明】
1 製氷部 25 製氷ユニット 27 エバーケース 28 延出部 31 貯氷庫 41 貯氷センサ 42 突出部 49 絶縁空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷部と、該製氷部を冷却する冷凍機構
    部と、前記製氷部で作られた氷を貯蔵する貯氷庫と、前
    記製氷部を覆い前記貯氷庫に分離可能に装着される断熱
    性のエバーケースと、前記貯氷庫の所定氷量を検出して
    て製氷運転の制御が成される静電容量式の貯氷センサと
    を備える製氷機において、 前記エバーケースと貯氷庫との接続部分に空間を形成す
    ると共に、絶縁部材にて形成せる前記貯氷庫の内壁の一
    部を内方へ突出させた突出部を形成し、この突出部に貯
    氷センサを取付けたことを特徴とする製氷機。
  2. 【請求項2】 製氷部と、該製氷部を冷却する冷凍機構
    部と、前記製氷部で作られた氷を貯蔵する貯氷庫と、前
    記製氷部を覆い前記貯氷庫に分離可能に装着される断熱
    性のエバーケースと、前記貯氷庫の所定氷量を検出して
    て製氷運転の制御が成される静電容量式の貯氷センサと
    を備える製氷機において、エバーケースの貯氷庫と接続
    する下端を貯氷庫の内側に沿って下方に長く延ばした延
    出部を形成し、この延出部に貯氷センサを取付けたこと
    を特徴とする製氷機。 【0001】
JP4078444A 1992-02-25 1992-02-28 製氷機 Pending JPH05240546A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4078444A JPH05240546A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 製氷機
KR1019930002321A KR970002812B1 (ko) 1992-02-25 1993-02-19 흘러내림식 제빙기
US08/021,842 US5345782A (en) 1992-02-25 1993-02-23 Flow-type ice manufacturing machine

Applications Claiming Priority (1)

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JP4078444A JPH05240546A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 製氷機

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JPH05240546A true JPH05240546A (ja) 1993-09-17

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JP4078444A Pending JPH05240546A (ja) 1992-02-25 1992-02-28 製氷機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005201473A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Hoshizaki Electric Co Ltd 流下式製氷装置
WO2008032368A1 (fr) * 2006-09-12 2008-03-20 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Machine de production de glace à courant descendant
JP2012207824A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nidec Sankyo Corp 製氷装置

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