JPH05239846A - 掘削機用ブームアーム連結器 - Google Patents
掘削機用ブームアーム連結器Info
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- JPH05239846A JPH05239846A JP4232601A JP23260192A JPH05239846A JP H05239846 A JPH05239846 A JP H05239846A JP 4232601 A JP4232601 A JP 4232601A JP 23260192 A JP23260192 A JP 23260192A JP H05239846 A JPH05239846 A JP H05239846A
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- Japan
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- pair
- arm
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- boom
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3622—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with a hook and a locking element acting on a pin
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/369—Devices to connect parts of a boom or an arm
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/59—Manually releaseable latch type
- Y10T403/591—Manually releaseable latch type having operating mechanism
- Y10T403/593—Remotely actuated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワーシャベルと呼ばれる掘削機のシャベル
やバケットのような装具をじん速、確実につけ変えるこ
とのできる連結具を提供すること。 【構成】 掘削機のブームとアームとの間を相互連結す
るため前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの間を
相互位置決めする連結器において、それぞれ第１の端部
に前記ブームとの相互連結のためのピンを受け入れる環
状の開口と第２の端部に前記アームとの相互連結のため
のピンを受け入れるスロットとを有する第１の対の平行
に相互連結した板と、この第１の対の板に連結されこれ
から延びており、前記アームとの相互連結用のピンを受
け入れる貫通スロットをそれぞれ有する第２の対の平行
に相互連結した板と、前記第１の対の板に連結されこれ
から延びており、前記液圧ピストンとの相互連結用のピ
ンを受け入れる環状の開口をそれぞれ有する第３の対の
平行に相互連結した板とを包含させた。
やバケットのような装具をじん速、確実につけ変えるこ
とのできる連結具を提供すること。 【構成】 掘削機のブームとアームとの間を相互連結す
るため前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの間を
相互位置決めする連結器において、それぞれ第１の端部
に前記ブームとの相互連結のためのピンを受け入れる環
状の開口と第２の端部に前記アームとの相互連結のため
のピンを受け入れるスロットとを有する第１の対の平行
に相互連結した板と、この第１の対の板に連結されこれ
から延びており、前記アームとの相互連結用のピンを受
け入れる貫通スロットをそれぞれ有する第２の対の平行
に相互連結した板と、前記第１の対の板に連結されこれ
から延びており、前記液圧ピストンとの相互連結用のピ
ンを受け入れる環状の開口をそれぞれ有する第３の対の
平行に相互連結した板とを包含させた。
Description
【０００１】本発明は、連結装置の技術分野に属するも
ので、ことに重機用の連結器を提供することを目的とし
ている。詳しくは、本発明は掘削機のブームに取付けて
各種のアームおよび装具を受けることができるようにす
る連結器に関する。
ので、ことに重機用の連結器を提供することを目的とし
ている。詳しくは、本発明は掘削機のブームに取付けて
各種のアームおよび装具を受けることができるようにす
る連結器に関する。
【０００２】掘削機すなわちパワーシャベルは様々な業
界において周知であり、広く使用されている。典型的に
はこのような掘削機はブームを有している。このブーム
は掘削機の中央基部部材から延びるもので、その上方か
つ外方に延びている端部にはアームまたは装具が取付け
られる。当業者は屡々このようなアームをディッパース
ティックと呼んでいる。
界において周知であり、広く使用されている。典型的に
はこのような掘削機はブームを有している。このブーム
は掘削機の中央基部部材から延びるもので、その上方か
つ外方に延びている端部にはアームまたは装具が取付け
られる。当業者は屡々このようなアームをディッパース
ティックと呼んでいる。
【０００３】建設業界では、このディッパースティック
の先端に、土を掘ったり運んだりするためのシャベルま
たはバケットを取付けるのが普通である。材料処理業の
ような他の業界では、アームすなわちディッパースティ
ックの端部にせん断具、つかみ具、磁石またはこれらに
似た装置を取付けるか、ブーム自体の端部に独立の装具
として取付けている。特に、破壊スクラップ化処理の分
野ではこのような装置を日常の作業に用いている。
の先端に、土を掘ったり運んだりするためのシャベルま
たはバケットを取付けるのが普通である。材料処理業の
ような他の業界では、アームすなわちディッパースティ
ックの端部にせん断具、つかみ具、磁石またはこれらに
似た装置を取付けるか、ブーム自体の端部に独立の装具
として取付けている。特に、破壊スクラップ化処理の分
野ではこのような装置を日常の作業に用いている。
【０００４】ブームの端部に用いるアームまたは装具の
型式の如何にかかわらず、掘削機では、ブームの上げ下
げのため、ブームに対してアームまたはその他の装具を
動かすため、さらにはブームの端部またはアームの端部
に取付けた装具を実際に操作するために液圧ピストンま
たはその類似手段を用いていることは当業者にとって容
易に理解され得るところである。ここに記述する本発明
の概念は、一般に知られている型式の掘削機の装備に容
易に採用され得るものである。
型式の如何にかかわらず、掘削機では、ブームの上げ下
げのため、ブームに対してアームまたはその他の装具を
動かすため、さらにはブームの端部またはアームの端部
に取付けた装具を実際に操作するために液圧ピストンま
たはその類似手段を用いていることは当業者にとって容
易に理解され得るところである。ここに記述する本発明
の概念は、一般に知られている型式の掘削機の装備に容
易に採用され得るものである。
【０００５】掘削機の有用性および汎用性を改善するた
め、各種の装具およびまたはアームをブームにす早くか
つ信頼性をもって連結できることは最も望まれていると
ころである。換言すると、１台の掘削機がある場所では
せん断具を取付けて使用でき、次の場所ではつかみ具を
取付けて使用でき、他の場所では磁石を取付けて使用で
き、さらに別の場所ではバケットを取付けて使用でき
る。しかしながら、掘削機に取付けて用いる装具および
アームは、屡々長さ１５フィートから２０フィート、重
さ数百ポンドにも及ぶきわめて大型のものである。当業
者であればこのようなアームおよび装具は取扱いおよび
取付けが困難であることを容易に理解できよう。
め、各種の装具およびまたはアームをブームにす早くか
つ信頼性をもって連結できることは最も望まれていると
ころである。換言すると、１台の掘削機がある場所では
せん断具を取付けて使用でき、次の場所ではつかみ具を
取付けて使用でき、他の場所では磁石を取付けて使用で
き、さらに別の場所ではバケットを取付けて使用でき
る。しかしながら、掘削機に取付けて用いる装具および
アームは、屡々長さ１５フィートから２０フィート、重
さ数百ポンドにも及ぶきわめて大型のものである。当業
者であればこのようなアームおよび装具は取扱いおよび
取付けが困難であることを容易に理解できよう。
【０００６】これまで、掘削機のブームの端部のアーム
または装具を取り替えるのには長い時間を要し困難で危
険な作業を集中的に行うことを要していた。このような
作業では何本ものピンを取りはずし交換することを必然
的に要求するものである。しかしながらこのようなピン
の除去交換は、重く面倒なブームおよびアームの操作を
手動的および液圧的に行ってからしか、することができ
ない。
または装具を取り替えるのには長い時間を要し困難で危
険な作業を集中的に行うことを要していた。このような
作業では何本ものピンを取りはずし交換することを必然
的に要求するものである。しかしながらこのようなピン
の除去交換は、重く面倒なブームおよびアームの操作を
手動的および液圧的に行ってからしか、することができ
ない。
【０００７】このようなことから、ブームとアームまた
は装具との間に設ける即時離脱取付が可能な連結器に対
する要望がある。
は装具との間に設ける即時離脱取付が可能な連結器に対
する要望がある。
【０００８】上述のことから、本発明の第１の目的は、
掘削機のブームにアームまたは装具をじん速かつ有効に
取付け取はずしをすることができる掘削機用連結器を提
供することにある。
掘削機のブームにアームまたは装具をじん速かつ有効に
取付け取はずしをすることができる掘削機用連結器を提
供することにある。
【０００９】本発明の他の目的は、作業の効率を維持で
きるようにブームとこれに連結したアームまたは装具の
一体性を維持する掘削機用連結器を提供することにあ
る。
きるようにブームとこれに連結したアームまたは装具の
一体性を維持する掘削機用連結器を提供することにあ
る。
【００１０】本発明のさらに他の目的は、信頼性あり耐
久性がある掘削機用連結器を提供することにある。
久性がある掘削機用連結器を提供することにある。
【００１１】本発明のまた別の目的は、現在用いられて
いる掘削機、ブーム、アームおよび装具に容易に適用す
ることができる掘削機用連結器を提供することにある。
いる掘削機、ブーム、アームおよび装具に容易に適用す
ることができる掘削機用連結器を提供することにある。
【００１２】上述の目的および本文中の記載から明らか
となるその他の目的は、掘削機のブームとアームとの間
の相互連結のために、前記ブームと前記アームと液圧ピ
ストンとの間を相互連結する連結器において、第１の端
部に設けられ前記ブームに係合する第１の手段と第２の
端部に設けられ前記アームに係合する第２の手段とを有
する第１の対の板と、前記第１の端部において前記第１
の対の板のそれぞれに連結され前記アームに係合する第
３の手段を有する第２の対の板と、前記第２の端部にお
いて前記第１の対の板のそれぞれに連結され前記液圧ピ
ストンと係合する第４の手段を有する第３の対の板とを
包含することを特徴とする連結器により達成される。
となるその他の目的は、掘削機のブームとアームとの間
の相互連結のために、前記ブームと前記アームと液圧ピ
ストンとの間を相互連結する連結器において、第１の端
部に設けられ前記ブームに係合する第１の手段と第２の
端部に設けられ前記アームに係合する第２の手段とを有
する第１の対の板と、前記第１の端部において前記第１
の対の板のそれぞれに連結され前記アームに係合する第
３の手段を有する第２の対の板と、前記第２の端部にお
いて前記第１の対の板のそれぞれに連結され前記液圧ピ
ストンと係合する第４の手段を有する第３の対の板とを
包含することを特徴とする連結器により達成される。
【００１３】本文中の記載から明らかとなるその他の目
的は、掘削機のブームとアームとの間を相互連結するた
め前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの間を相互
位置決めする連結器において、それぞれ第１の端部に前
記ブームとの相互連結のためのピンを受け入れる環状の
開口と第２の端部に前記アームとの相互連結のためのピ
ンを受け入れるスロットとを有する第１の対の平行に相
互連結した板と、この第１の対の板に連結されこれから
延びており、前記アームとの相互連結用のピンを受け入
れる貫通スロットをそれぞれ有する第２の対の平行に相
互連結した板と、前記第１の対の板に連結されこれから
延びており、前記液圧ピストンとの相互連結用のピンを
受け入れる環状の開口をそれぞれ有する第３の対の平行
に相互連結した板とを包含することを特徴とする連結器
により達成される。
的は、掘削機のブームとアームとの間を相互連結するた
め前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの間を相互
位置決めする連結器において、それぞれ第１の端部に前
記ブームとの相互連結のためのピンを受け入れる環状の
開口と第２の端部に前記アームとの相互連結のためのピ
ンを受け入れるスロットとを有する第１の対の平行に相
互連結した板と、この第１の対の板に連結されこれから
延びており、前記アームとの相互連結用のピンを受け入
れる貫通スロットをそれぞれ有する第２の対の平行に相
互連結した板と、前記第１の対の板に連結されこれから
延びており、前記液圧ピストンとの相互連結用のピンを
受け入れる環状の開口をそれぞれ有する第３の対の平行
に相互連結した板とを包含することを特徴とする連結器
により達成される。
【００１４】図面ことに図３において、当業界で周知の
型式の掘削機が符号１０で示されている。この掘削機１
０は標準型式の無限軌条１２で動くことができる。たと
えばジーゼルエンジンまたはその類似装置のような機関
またはパワーユニット１４はこの無限軌条１２を駆動
し、かつ各種の液圧ポンプ、ジェネレータおよび掘削機
の操作に用いられるその他のシステムを駆動する。運転
室１６が基体２０の上にあり、ここで運転者が掘削機１
０を制御する。
型式の掘削機が符号１０で示されている。この掘削機１
０は標準型式の無限軌条１２で動くことができる。たと
えばジーゼルエンジンまたはその類似装置のような機関
またはパワーユニット１４はこの無限軌条１２を駆動
し、かつ各種の液圧ポンプ、ジェネレータおよび掘削機
の操作に用いられるその他のシステムを駆動する。運転
室１６が基体２０の上にあり、ここで運転者が掘削機１
０を制御する。
【００１５】標準型式のように、ブーム１８は基体２０
から上方に延び、液圧ピストン２２によって垂直面内で
動き得る。ブーム１８の端部には、アームまたはディッ
パースティック２４が適宜取付けてある。アーム２４は
当業者にとって周知のような一体の装具で置き換えても
よい。図示の実施例では、バケットまたは他の適宜の装
具２６をアーム２４の端部に設けてある。適宜のリンケ
ージ２８が液圧ピストンとバケット２６との間を相互連
結しており、これによりバケットの作動を周知のように
制御する。同様に、液圧ピストン３２がブーム１８とア
ーム２４との間に介在しており、これによって周知のよ
うにこれらふたつの部材間の枢動運動を果たさせてい
る。従来技術とは異なり、ブーム１８、液圧ピストン３
２およびアーム２４の間には連結器３４が介挿してあ
る。
から上方に延び、液圧ピストン２２によって垂直面内で
動き得る。ブーム１８の端部には、アームまたはディッ
パースティック２４が適宜取付けてある。アーム２４は
当業者にとって周知のような一体の装具で置き換えても
よい。図示の実施例では、バケットまたは他の適宜の装
具２６をアーム２４の端部に設けてある。適宜のリンケ
ージ２８が液圧ピストンとバケット２６との間を相互連
結しており、これによりバケットの作動を周知のように
制御する。同様に、液圧ピストン３２がブーム１８とア
ーム２４との間に介在しており、これによって周知のよ
うにこれらふたつの部材間の枢動運動を果たさせてい
る。従来技術とは異なり、ブーム１８、液圧ピストン３
２およびアーム２４の間には連結器３４が介挿してあ
る。
【００１６】図１および図２にはこの連結器３４の詳細
構造が示してある。図示のように、１対の側板３６がチ
ャンネル部材を形成するように互いに間を離して平行に
設けられている。ガゼット板３８が図示のように側板３
６のそれぞれに溶接または適宜の手段で取付けてある。
ボス４０はガゼット板３８のそれぞれに形成または取付
けてあり、スロット開口４２を取り囲んでいる。
構造が示してある。図示のように、１対の側板３６がチ
ャンネル部材を形成するように互いに間を離して平行に
設けられている。ガゼット板３８が図示のように側板３
６のそれぞれに溶接または適宜の手段で取付けてある。
ボス４０はガゼット板３８のそれぞれに形成または取付
けてあり、スロット開口４２を取り囲んでいる。
【００１７】この対をなす側板３６を相互連結し連結器
３４に剛性と強度とを与えているのが、内板４４、背板
４６、底板４８、前板５０および頂板５２である。これ
らの板のすべては典型的には金属構造のもので、溶接ま
たは他の適宜な手段によって各側板３６に相互連結して
ある。
３４に剛性と強度とを与えているのが、内板４４、背板
４６、底板４８、前板５０および頂板５２である。これ
らの板のすべては典型的には金属構造のもので、溶接ま
たは他の適宜な手段によって各側板３６に相互連結して
ある。
【００１８】１対のフランジ板５６は側板３６および背
板４６に連結されこれらから延びている。これも溶接ま
たは他の適宜の手段により取付けられている。ボス５６
は図示のようにフランジ板５４のそれぞれの環状の開口
または孔５８を中心として枢装されている。
板４６に連結されこれらから延びている。これも溶接ま
たは他の適宜の手段により取付けられている。ボス５６
は図示のようにフランジ板５４のそれぞれの環状の開口
または孔５８を中心として枢装されている。
【００１９】側板３６のそれぞれの底部では、ボス６０
が環状の開口または孔６２のまわりに設けてある。側板
３６の反対側の端部にはスロット開口６４が設けてあ
り、このスロットは側板３６の内部からその端縁部を通
って外方へと延びている。ガゼット板６５は所望によっ
ては、強度と補強性を与えるように、スロット６４の領
域で側板３６のそれぞれの内面に溶接するのがよい。
が環状の開口または孔６２のまわりに設けてある。側板
３６の反対側の端部にはスロット開口６４が設けてあ
り、このスロットは側板３６の内部からその端縁部を通
って外方へと延びている。ガゼット板６５は所望によっ
ては、強度と補強性を与えるように、スロット６４の領
域で側板３６のそれぞれの内面に溶接するのがよい。
【００２０】枢動ピン６６が側板３６のそれぞれに連結
してあり、カム鎖錠板６８を枢動的に受けている。図示
のように、カム鎖錠板６８は弓状のリップ７０を持って
いる。このカム鎖錠板６８がピン６６を中心として枢装
されており、弓状のリップ７０をスロット６４の領域に
もたらす。弓状のリップ７０はスロット６４を部分的に
閉じて、このスロットを実質的な円形の開口に有効に変
える。この鎖錠作用の目的は以下の記述において明かと
なろう。
してあり、カム鎖錠板６８を枢動的に受けている。図示
のように、カム鎖錠板６８は弓状のリップ７０を持って
いる。このカム鎖錠板６８がピン６６を中心として枢装
されており、弓状のリップ７０をスロット６４の領域に
もたらす。弓状のリップ７０はスロット６４を部分的に
閉じて、このスロットを実質的な円形の開口に有効に変
える。この鎖錠作用の目的は以下の記述において明かと
なろう。
【００２１】カム鎖錠板の６８の背面のカム面７２は枢
動ピン７６に装架されこれを中心に枢動するカム７４と
係合するようにしてある。本発明の好適な実施例におい
ては、側板３６のそれぞれが上述のようにカム鎖錠板６
８および関連するカム７４を受けている。カムバイアス
部材７８は、関連する側板３６に連結されているピン８
０に受けられている。適宜の装架フランジ８２が前板５
０に受けられており、図示のように関連するカムバイア
ス部材７８と整合して位置している。ばね８４が装架フ
ランジ８２のピン８６とカムバイアス部材７８との間に
介挿されており、カムバイアス部材７８をカム７４に対
して負荷して、このカムの望ましくない動きを最小限に
とどめている。
動ピン７６に装架されこれを中心に枢動するカム７４と
係合するようにしてある。本発明の好適な実施例におい
ては、側板３６のそれぞれが上述のようにカム鎖錠板６
８および関連するカム７４を受けている。カムバイアス
部材７８は、関連する側板３６に連結されているピン８
０に受けられている。適宜の装架フランジ８２が前板５
０に受けられており、図示のように関連するカムバイア
ス部材７８と整合して位置している。ばね８４が装架フ
ランジ８２のピン８６とカムバイアス部材７８との間に
介挿されており、カムバイアス部材７８をカム７４に対
して負荷して、このカムの望ましくない動きを最小限に
とどめている。
【００２２】ストップピン８８が側板３６およびまたは
ガゼット板６５内に設けられ、カム７４の動きを制限し
ている。ばねバイアスの鎖錠ピン９０もカム７４に関連
して設けてあり、これによって所望時にカム７４を予じ
め定めた位置に鎖錠する。しかしながら、この鎖錠ピン
９０はカム７４を動かすために容易に関連する孔から外
すことができ、カム鎖錠板６８を所望時にスロット開口
６４との干渉する位置から動かすことができる。
ガゼット板６５内に設けられ、カム７４の動きを制限し
ている。ばねバイアスの鎖錠ピン９０もカム７４に関連
して設けてあり、これによって所望時にカム７４を予じ
め定めた位置に鎖錠する。しかしながら、この鎖錠ピン
９０はカム７４を動かすために容易に関連する孔から外
すことができ、カム鎖錠板６８を所望時にスロット開口
６４との干渉する位置から動かすことができる。
【００２３】取付操作に当っては、連結器３４を典型的
には掘削機１０のブーム１８に固定する。ピンを開口６
２およびブーム１８に通して所望の相互係合を果たす。
同様に、環状の開口５８は、ブーム１８の他端部に連結
した液圧ピストン３２からのピンを受ける。この連結器
３４を介してアームまたは装具をブーム１８に係合せし
めたい時には、スロット開口４２を、たとえばアーム２
４のようなアームまたは装具から適宜延びているピンの
上にもち来らせる。カム鎖錠板６８をスロット開口６４
から除去するように鎖錠ピン９０を外しカム７４をカム
面７２へ動かすと、アーム２４の他対のピンがスロット
６４に受けられるようになる。この係合は単に液圧ピス
トン３２の操作で当業者が容易にわかるようにスロット
６４をこのようなピンの上に揺動することで容易に果た
すことができる。ピンがスロット６４内に受けられる
と、カム鎖錠板６８はそれぞれ関連するピンに重なるよ
うに動かすことができる。これにより、スロット６４は
このように受けられたピンに実質的に適合する、実質的
に円形の形状をとることとなる。この時カム７４は図示
するその鎖錠位置へと下方に動かされる。鎖錠ピン９０
が、関連する板３６、６５のいずれか、または両方に設
けた取付孔と係合する。この時点において、装具または
アームは連結器３４を介して掘削機のブームへしっかり
と係合する。
には掘削機１０のブーム１８に固定する。ピンを開口６
２およびブーム１８に通して所望の相互係合を果たす。
同様に、環状の開口５８は、ブーム１８の他端部に連結
した液圧ピストン３２からのピンを受ける。この連結器
３４を介してアームまたは装具をブーム１８に係合せし
めたい時には、スロット開口４２を、たとえばアーム２
４のようなアームまたは装具から適宜延びているピンの
上にもち来らせる。カム鎖錠板６８をスロット開口６４
から除去するように鎖錠ピン９０を外しカム７４をカム
面７２へ動かすと、アーム２４の他対のピンがスロット
６４に受けられるようになる。この係合は単に液圧ピス
トン３２の操作で当業者が容易にわかるようにスロット
６４をこのようなピンの上に揺動することで容易に果た
すことができる。ピンがスロット６４内に受けられる
と、カム鎖錠板６８はそれぞれ関連するピンに重なるよ
うに動かすことができる。これにより、スロット６４は
このように受けられたピンに実質的に適合する、実質的
に円形の形状をとることとなる。この時カム７４は図示
するその鎖錠位置へと下方に動かされる。鎖錠ピン９０
が、関連する板３６、６５のいずれか、または両方に設
けた取付孔と係合する。この時点において、装具または
アームは連結器３４を介して掘削機のブームへしっかり
と係合する。
【００２４】装具又はアームの除去は上述と逆の手順で
行なうことができる。鎖錠ピン９０の取り外しおよびカ
ム面７２上でのカム７４の回転は、カム鎖錠板６８をス
ロット６４との干渉から外し、アーム２４のピンを外す
ことを可能とする。アームの他のピンも同様に、ピンが
開口４２の外へ滑動するように連結器３４を単にもち上
げることで外すことができる。
行なうことができる。鎖錠ピン９０の取り外しおよびカ
ム面７２上でのカム７４の回転は、カム鎖錠板６８をス
ロット６４との干渉から外し、アーム２４のピンを外す
ことを可能とする。アームの他のピンも同様に、ピンが
開口４２の外へ滑動するように連結器３４を単にもち上
げることで外すことができる。
【００２５】以上本発明を添付図面に例示したその好適
な実施例について詳述したが、本発明はこの特定の実施
例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しな
いで幾多の変化変形がなし得ることはもちろんである。
な実施例について詳述したが、本発明はこの特定の実施
例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しな
いで幾多の変化変形がなし得ることはもちろんである。
【図１】本発明の連結器の側面図である。
【図２】本発明の連結器の背面図である。
【図３】本発明の連結器を採用した掘削機の斜視図であ
る。
る。
１０ 掘削機 １２ 無限軌条 １４ 機関 １６ 運転室 １８ ブーム ２０ 基体 ２２ 液圧ピストン ２４ アームまたはディッパースティック ２６ 装具 ２８ リンケージ ３２ 液圧ピストン ３４ 連結器 ３６ 側板 ３８ ガゼット板 ４０ ボス ４２ スロット開口 ４４ 内板 ４６ 背板 ４８ 底板 ５０ 前板 ５２ 頂板 ５４ フランジ板 ５６ ボス ５８ 環状の開口または孔 ６０ ボス ６２ 環状の開口または孔 ６４ スロット開口 ６５ ガゼット板 ６６ 枢動ピン ６８ カム鎖錠板 ７０ リップ ７２ カム面 ７４ カム ７６ 枢動ピン ７８ カムバイアス部材 ８０ ピン ８２ 装架フランジ ８４ ばね ８６ ピン ８８ ストップピン ９０ 鎖錠ピン
Claims (13)
- 【請求項１】掘削機のブームとアームとの間の相互連結
のために、前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの
間を相互連結する連結器において、第１の端部に設けら
れ前記ブームに係合する第１の手段と第２の端部に設け
られ前記アームに係合する第２の手段とを有する第１の
対の板と、前記第１の端部において前記第１の対の板の
それぞれに連結され前記アームに係合する第３の手段を
有する第２の対の板と、前記第２の端部において前記第
１の対の板のそれぞれに連結され前記液圧ピストンと係
合する第４の手段を有する第３の対の板とを包含するこ
とを特徴とする連結器。 - 【請求項２】請求項１記載の連結器において、前記第１
の手段が、前記第１の対の板のそれぞれに設けた環状の
開口を包含し、これらの環状の開口が前記ブームとの相
互連結用のピンを収容するようにしたことを特徴とする
連結器。 - 【請求項３】請求項２記載の連結器において、前記第４
の手段が、前記第３の対の板のそれぞれに設けた環状の
開口を包含し、これら環状の開口が前記液圧ピストンと
の相互連結のためのピンを収容するようにしたことを特
徴とする連結器。 - 【請求項４】請求項３記載の連結器において、前記第３
の手段が、前記第２の対の板のそれぞれに設けたスロッ
トを包含し、このスロットが前記板を貫通しておりその
周縁部に延び、前記アームにより担持された第１のピン
を収容するようにしたことを特徴とする連結器。 - 【請求項５】請求項４記載の連結器において、前記第２
の手段が、前記第１の対の板のそれぞれに設けたスロッ
トを包含し、このスロットが前記板を貫通し、その周縁
部に延び、前記アームによって担持された第２のピンを
収容するようにしたことを特徴とする連結器。 - 【請求項６】請求項５記載の連結器において、前記第２
の手段がさらに、前記第１の対の板のそれぞれに設けた
前記スロットに隣接して枢動的に維持されたカム鎖錠板
を包含することを特徴とする連結器。 - 【請求項７】請求項６記載の連結器において、前記カム
鎖錠板が、前記関連するスロット内で選択的な内部位置
を占めるようにした弓状の面を有し、この弓状の面が前
記関連するスロットを実質的に環状化するようにしたこ
とを特徴とする連結器。 - 【請求項８】請求項７記載の連結器において、前記第２
の手段がさらに、前記カムのカム面と係合し前記弓状の
面を前記関連するスロットに付勢するカムを包含するこ
とを特徴とする連結器。 - 【請求項９】請求項８記載の連結器において、前記カム
と相互連結し前記カムを選択した位置に鎖錠する鎖錠手
段をさらに包含することを特徴とする連結器。 - 【請求項１０】掘削機のブームとアームとの間を相互連
結するため前記ブームと前記アームと液圧ピストンとの
間を相互位置決めする連結器において、それぞれ第１の
端部に前記ブームとの相互連結のためのピンを受け入れ
る環状の開口と第２の端部に前記アームとの相互連結の
ためのピンを受け入れるスロットとを有する第１の対の
平行に相互連結した板と、この第１の対の板に連結され
これから延びており、前記アームとの相互連結用のピン
を受け入れる貫通スロットをそれぞれ有する第２の対の
平行に相互連結した板と、前記第１の対の板に連結され
これから延びており、前記液圧ピストンとの相互連結用
のピンを受け入れる環状の開口をそれぞれ有する第３の
対の平行に相互連結した板とを包含することを特徴とす
る連結器。 - 【請求項１１】請求項１０記載の連結器において、関連
する前記スロット内に受け入れた前記ピンを保持するよ
うに、前記第１の対の板のそれぞれの前記第２の端部内
の前記スロットのそれぞれに関連する鎖錠手段をさらに
包含することを特徴とする連結器。 - 【請求項１２】請求項１１記載の連結器において、前記
鎖錠手段が、前記第１の対の板のそれぞれに枢着され前
記関連するスロットと選択的に相互連結するようにした
弓状の面を有するカムロックを包含することを特徴とす
る連結器。 - 【請求項１３】請求項１２記載の連結器において、前記
鎖錠手段がさらに、前記カムロックのカム面と係合する
カムを包含することを特徴とする連結器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US74325791A | 1991-08-09 | 1991-08-09 | |
| US743,257 | 1991-08-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05239846A true JPH05239846A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=24988097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4232601A Withdrawn JPH05239846A (ja) | 1991-08-09 | 1992-08-10 | 掘削機用ブームアーム連結器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5423625A (ja) |
| JP (1) | JPH05239846A (ja) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |