JPH05238959A - 静脈注射用制癌作用物質複合体 - Google Patents

静脈注射用制癌作用物質複合体

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JPH05238959A
JPH05238959A JP4079220A JP7922092A JPH05238959A JP H05238959 A JPH05238959 A JP H05238959A JP 4079220 A JP4079220 A JP 4079220A JP 7922092 A JP7922092 A JP 7922092A JP H05238959 A JPH05238959 A JP H05238959A
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JP
Japan
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cisplatin
complex
salt
carcinostatic agent
intravenous injection
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JP4079220A
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English (en)
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Sumihiro Shiraishi
澄廣 白石
Mitsuko Matsuda
光子 松田
Taiji Nakano
泰治 中野
Masaki Odagiri
優樹 小田切
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MORISHITA ROUSSEL KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Kikkoman Soyfoods Co
Original Assignee
MORISHITA ROUSSEL KK
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Kibun Food Chemifa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の制癌作用物質の高分子プロドラッグに
見られた問題点を解決し、副作用の少ない、また生物学
的有用性に優れた静脈注射用制癌剤複合体を提供する。 【構成】 アルギン酸またはその塩のカルボキシル基に
制癌作用物質が結合してなる静脈注射用制癌剤複合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子プロドラッグ化
による静脈注射用制癌剤複合体に関し、さらに詳しく
は、アルギン酸またはその塩に制癌作用物質が結合して
なる静脈注射用制癌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多数の制癌作用物質が開発され、
臨床に用いられている。しかし、多くの制癌作用物質
は、癌細胞と正常細胞の感受性に対して十分な特異性を
示さないため、正常細胞に対しても作用し、副作用が大
きい。そこで、制癌作用物質を癌細胞へ選択的に、かつ
望ましい量を長時間にわたって供給できるターゲッティ
ング療法について、種々の製剤的工夫が提案されてい
る。
【0003】例えば、癌細胞へ特異的に制癌作用物質を
到達させるために、癌細胞に対して親和性を有する高分
子物質に制癌作用物質を結合させた高分子プロドラッグ
が提案されている。高分子プロドラッグに使用される高
分子物質(以下担体という)としては、デキストラン等
の多糖類(Int.J.Pharmaceut.Vol.l37.145-154.198
7)、アルブミン等の蛋白、ペプタイド類(Proc,Natl.A
cad.Sci.USA.Vol.81.1445-1447.1984)およびポリエチ
レングリコール等の合成高分子(J.Pharmacol.Exp.The
r.Vol.216.410-414.1981)が知られている。
【0004】ところが、ペプタイド類および合成高分子
を担体とした場合、担体自身の毒性が問題となる。ま
た、デキストランを担体とした場合は、デキストラン
が、制癌作用物質を結合させる官能基をもたない中性多
糖類であることから、制癌作用物質の結合にはスペーサ
ーが必要で、製造工程が複雑になる点およびスペーサー
自身の毒性が問題となる。このデキストランを担体とし
た場合の問題点を解決する方法として、デキストランの
アルドヘキソピラノース環を酸化剤で開裂し、得られた
酸化デキストランに制癌剤を結合させる方法が開示され
ている(特開昭63-264427号公報)。しかし、前記の酸
化デキストランに制癌剤を結合させた制癌剤複合体を静
脈用注射剤として用いるためには、デキストランの開裂
に用いた酸化剤(例えば過ヨウ素酸ナトリウム)を透析
して取り除く必要があり、大量生産が困難な問題があ
る。
【0005】ターゲティング療法に利用されている制癌
剤として、高分子プロドラッグの他に抗体−制癌作用物
質複合体が提案されている。これは、癌に対する標的指
向物質として抗体を利用したもので、例えば、特開昭62
-221637号公報には制癌作用物質と抗体を結合させるた
めのスペーサーとしてアルギン酸を利用する方法が開示
されている。これは、アルギン酸を酸化剤で酸化して生
じたアルデヒド基に、制癌作用物質を結合させるもの
で、酸化デキストランを用いた高分子プロドラッグと同
様な問題点を含んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、従来の制癌作用物質の高分子プロドラッグに見
られた問題点を解決し、副作用の少ない、また生物学的
有用性に優れた静脈注射用制癌剤複合体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、アルギン酸またはその塩のカルボキシル基に
制癌作用物質を結合させた静脈注射用制癌剤複合体が上
記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するこ
とができた。すなわち、本発明は、アルギン酸またはそ
の塩のカルボキシル基に制癌作用物質が結合してなる静
脈注射用制癌剤複合体を提供するものであり、好ましい
実施態様として、制癌作用物質が白金錯体化合物である
静脈注射用制癌剤複合体を挙げることができる。
【0008】本発明に係るアルギン酸またはその塩は、
水に対する溶解度が高い、毒性が少ない、体内蓄積性が
ない、免疫原性がない、薬剤を結合するための官能基を
有している、さらに至適な分子サイズが選択できるな
ど、担体として要求される諸性質を備えている。なかで
も、アルギン酸の塩としてはアルカリ金属塩が好まし
い。アルギン酸またはその塩の好ましい平均分子量の範
囲は1,000〜100,000、さらに好ましくは5,
000〜80,000である。アルギン酸またはその塩
と制癌作用物質の結合割合に関しては、アルギン酸また
はその塩のカルボキシル基のうち、5〜100%が制癌
作用物質と結合していることが好ましい。
【0009】制癌作用物質としては、カルボキシル基と
結合できるものであればよく、また、結合できないもの
については、適当な化合物を反応させてカルボキシル基
と反応性の官能基を導入すればよい。特に、アルギン酸
またはその塩は2価以上の金属と容易に錯体を形成する
ため、制癌作用物質としては、金属錯体化合物が好まし
い。金属錯体化合物のなかでも白金錯体化合物は、腎臓
に対する副作用および嘔吐等の副作用が頻発しているこ
とから、特にターゲティング療法が望まれている制癌作
用物質であり、本発明の静脈注射用制癌剤複合体として
好適に使用できる。
【0010】アルギン酸またはその塩と制癌作用物質と
の反応は、アルギン酸またはその塩200mgに対して
制癌作用物質0.1ミリモル〜1ミリモル、例えば、シ
スプラチンとして30mgから300mg程度を反応さ
せることが好ましい。
【0011】前記反応は、例えば、水またはアルカリ水
溶液を溶媒として用いアルギン酸またはその塩を約0.
1〜2W/V%、シスプラチンを0.015〜3W/V
%となるように加えて、室温で12〜72時間攪拌させ
ることによって行う。前記反応により得られた制癌剤複
合体水溶液は、ゲルろ過、イオン交換クロマトグラフィ
ーなどの方法で精製することができる。精製した制癌剤
複合体水溶液は、注射用蒸留水で希釈し、等張化剤、p
H調整剤等の添加剤を加えた後滅菌して経静脈用の注射
剤とする。また、前記静脈注射用制癌剤複合体水溶液を
凍結乾燥製剤とすることもできる。
【0012】
【実施例】
実施例1 平均分子量9,600のアルギン酸ナトリウム(紀文フ
ードケミファ社製)266mg{ウロン酸単位(ウロン
酸ナトリウム単位)として1.33×10-3モル}を蒸
留水40mlに溶解し、シスプラチン(シグマ社製)4
0mg(1.33×10-4モル)を加えて、室温で72
時間振とうした。この反応液を、分画分子量2,000
の透析用チューブ(フナコシ社製)に入れ48時間透析
して、遊離シスプラチンを除き、この溶液に塩化ナトリ
ウムを加え等張とした後、ろ過滅菌してシスプラチン−
アルギン酸ナトリウム複合体(シスプラチンとアルギン
酸ナトリウムの比率1:11)の経静脈用注射剤(白金
として0.6mg/ml)を得た。 なお、前記反応液
中のシスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体の生成
率を、遊離シスプラチン量の測定により求めた結果、9
1%であった。遊離シスプラチン量の測定は、反応液中
の遊離シスプラチンを平衡型透析セル(孔径24オング
ストロームのセルロース膜使用、京都理化社製)で分離
後、発色試薬o-フェニレンジアミン(OPDA)を用い
た吸光度測定法により行った。
【0013】実施例2 平均分子量9,600のアルギン酸ナトリウム(紀文フ
ードケミファ社製)106mg{ウロン酸単位(ウロン
酸ナトリウム単位)として0.53×10-3モル}およ
び160mg{ウロン酸単位(ウロン酸ナトリウム単
位)として0.80×10-3モル}をそれぞれ蒸留水4
0mlに溶解し、各溶液にシスプラチン(シグマ社製)
40mg(1.33×10-4モル)を加え室温で72時
間振とうした。以降、実施例1と同様に処理して、シス
プラチンとアルギン酸ナトリウムの比率がそれぞれ1:
4.4および1:6.7のシスプラチン−アルギン酸ナ
トリウム複合体の経静脈用注射剤を得た。なお、前記反
応液中のシスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体の
生成率は2種類の反応液ともに90%であった。
【0014】実施例3 平均分子量14,000、45,500、74,000の
3種類のアルギン酸ナトリウム(紀文フードケミファ社
製)各266mg{ウロン酸単位(ウロン酸ナトリウム
単位)として1.33×10-3モル}をそれぞれ蒸留水
40mlに溶解した後、各溶液にシスプラチン(シグマ
社製)40mg(1.33×10-4モル)を加えて、室
温で72時間振とうした。以降、実施例1と同様に処理
して、アルギン酸ナトリウム分子量の異なったシスプラ
チン−アルギン酸複合体の経静脈用注射剤を得た。な
お、前記3種類の反応液中のシスプラチン−アルギン酸
ナトリウム複合体の生成率は90〜92%であった。
【0015】試験例1 実施例1で調製した反応溶液、シスプラチン(シグマ社
製)水溶液(1mg/ml)およびアルギン酸ナトリウ
ム水溶液(13mg/ml)のそれぞれ1mlをゲルろ
過用カラム(セファデックスG−50,カラム;内径
1.5cm×22cm,流速2ml/5min.)に注
入し、分画分取した。分画分取した前記反応溶液および
シスプラチン水溶液は、OPDAで発色させ波長703
nmにおける吸光度を測定した。また、分画分取したア
ルギン酸ナトリウム水溶液は波長205nmにおける吸
光度を測定した。図1にそれぞれのゲルクロマトグラム
を示す。反応溶液のクロマトグラムとアルギン酸ナトリ
ウム水溶液のそれとがほとんど一致したことから、反応
液中でシスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体が形
成されていることが明らかとなった。
【0016】試験例2 実施例1で調製したシスプラチン−アルギン酸ナトリウ
ム複合体の経静脈用注射剤およびシスプラチン(シグマ
社製)水溶液(1mg/ml)を、それぞれSD系雄性
ラット(7週齡,1群4匹)に静脈内投与し(投与量:
白金として1.3mg/kg相当量)、ヘパリン処理し
たヘマトクリット管を用いて経時的に尾静脈より採血し
た。各血液試料を遠心分離後、血漿中の白金量を原子吸
光光度計(180−80型、日立製作所製)を用いて測
定した。
【0017】前記2種類の被検物質の白金血中濃度−時
間推移を図2に、また、投与後24時間までの血漿中白
金濃度−時間曲線下面積(AUC0-24)を表1にそれぞ
れ示した。シスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体
投与群は、シスプラチン投与群に比べ投与後の各時間に
おける白金の血漿中濃度が高く、また、シスプラチン−
アルギン酸ナトリウム複合体のAUC0-24は、シスプラ
チン投与群の約3倍であった。これらの結果より、本発
明のシスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体が、体
内貯留性に優れた生物学的有用性をもつことが明らかと
なった。
【0018】
【表1】
【0019】試験例3 実施例1で調製したシスプラチン−アルギン酸ナトリウ
ム複合体の経静脈用注射剤およびシスプラチン(シグマ
社製))水溶液(1mg/ml)を、それぞれSD系雄
性ラット(7週齡,1群4匹)に静脈内投与し(投与
量:白金として1.3mg/kg相当量)、24時間後
に腎臓を摘出して、腎臓中の白金量を原子吸光光度計
(180−80型、日立製作所製)を用いて測定した。
表2に腎臓中の白金量測定結果を示す。シスプラチン−
アルギン酸複合体投与群の腎臓中の白金量は、シスプラ
チン投与群の1/2以下であり、本発明の静脈注射用制
癌剤複合体は腎臓への蓄積性が少ないことが明らかとな
った。
【0020】
【表2】
【0021】試験例4 実施例1および実施例2で調製した2種類のシスプラチ
ン−アルギン酸ナトリウム複合体の経静脈用注射剤およ
びシスプラチン(シグマ社製)水溶液(1mg/ml)
を、それぞれSD系雄性ラット(7週齡,1群5〜14
匹)に静脈内投与(白金として2.6mg/kg)し
た。また、対照群として、生理食塩水およびアルギン酸
ナトリウム水溶液(6.65mg/ml)をそれぞれ投
与(4ml/kg)した。投与後4日目に腹部大静脈よ
り採血して、血清中の尿素窒素(以下BUNという)と
クレアチニン(以下CREという)を自動分析装置(7
150型、日立製作所製)で測定した。
【0022】表3に各被検物質投与群のBUN,CRE
を示す。シスプラチン投与群のBUN,CREはそれぞ
れ対照群の6.4倍、4.7倍と高値を示した。一方、
シスプラチンとアルギン酸ナトリウムの比率が異なる3
種類のシスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合体投与
群のBUNは、いずれも対照群の2.4〜2.7倍、ま
たCREは2.2〜2.4倍とシスプラチン投与群より
低く、腎障害が少ないことが明らかとなった。
【0023】
【表3】
【0024】試験例5 実施例1および実施例2で調製した2種類のシスプラチ
ン−アルギン酸ナトリウム複合体の経静脈用注射剤およ
びシスプラチン(シグマ社製)水溶液(1mg/ml)
のAH109A細胞に対する増殖阻害効果を調べた。A
H109A細胞は、牛胎仔血清を10%添加したRPM
I1640培地(GIBCO社製)を用いて5%二酸化
炭素ガス雰囲気中、37℃条件下で培養した。1×10
4細胞/mlのAH109A細胞を浮遊させた培地10
mlを、シャーレに入れ3日間前培養した。新鮮培地9
mlを培地交換したシャーレに、白金として1、2、
4、6μg/mlになるように希釈した被検試料溶液1
mlを加え2日間培養した。培養前と培養終了時のAH
109A腫瘍細胞数を、0.02%EDTA含有のダル
ベッコPBS(−)溶液(ニッスイ社製)で処理した
後、自動血小板計数装置(PL−110型、東亜医用電
子社製)を用いて測定した。
【0025】シスプラチン−アルギン酸ナトリウム複合
体およびシスプラチンの50%腫瘍細胞阻止濃度(以下
IC50という)を、腫瘍細胞抑制率曲線より求め表4に
示した。シスプラチン−アルギン酸複合体のIC50は、
いずれもシスプラチンとほぼ等しい値を示し、本発明の
静脈注射用制癌剤複合体がシスプラチン固有の抗腫瘍活
性を保持していることが明らかとなった。
【0026】
【表4】
【0027】
【発明の効果】本発明の静脈注射用制癌剤複合体は制癌
作用物質単独に比べ生物学的有用性に優れ、かつ正常臓
器への移行性が少ない。したがって、制癌作用物質固有
の制癌活性を失うことなく、副作用を軽減することがで
き、癌の化学療法に有用な制癌剤を提供できる。さら
に、本発明の静脈注射用制癌剤複合体は、室温で特殊な
反応を使うことなく効率よく製造できるので、工業的な
生産が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルギン酸ナトリウムとシスプラチンとの反応
溶液、シスプラチン水溶液およびアルギン酸ナトリウム
水溶液のゲルクロマトグラムを示す。
【図2】本発明の効果をあらわす説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルギン酸またはその塩のカルボキシル
    基に制癌作用物質が結合してなる静脈注射用制癌剤複合
    体。
  2. 【請求項2】 制癌作用物質が白金錯体化合物である請
    求項1記載の静脈注射用制癌剤複合体。
JP4079220A 1992-02-28 1992-02-28 静脈注射用制癌作用物質複合体 Withdrawn JPH05238959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999033489A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Compositions medicinales a liberation prolongee

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