JPH0523850B2 - - Google Patents
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- JPH0523850B2 JPH0523850B2 JP21854985A JP21854985A JPH0523850B2 JP H0523850 B2 JPH0523850 B2 JP H0523850B2 JP 21854985 A JP21854985 A JP 21854985A JP 21854985 A JP21854985 A JP 21854985A JP H0523850 B2 JPH0523850 B2 JP H0523850B2
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は織編物に使用する高純度の金細線を用
いた装飾用圧縮金糸の製造方法に関する。
いた装飾用圧縮金糸の製造方法に関する。
より詳しくは、高純度の金細線を同心撚りした
ものを、その外径より小さい径の線引きダイスに
通して円型に圧縮し、外層の線間に凹部を設けて
その外観に光輝のある明暗を付すことを特徴とす
る装飾用圧縮金糸の製造方法に関する。
ものを、その外径より小さい径の線引きダイスに
通して円型に圧縮し、外層の線間に凹部を設けて
その外観に光輝のある明暗を付すことを特徴とす
る装飾用圧縮金糸の製造方法に関する。
従来技術
従来より金銀糸を作る方法としては雁皮紙に金
銀箔を貼着したものを細長に細截し芯糸に巻付け
たり、下撚りを施した片撚糸に金銀粉を混和した
糊状液を糊付けし、乾燥して強撚りの上撚りを施
したり、基体シート上に金銀を真空蒸着した後、
その上に合成樹脂塗料で保護層を設けたものを細
長に細截して芯糸に巻付ける方法が知られてい
る。
銀箔を貼着したものを細長に細截し芯糸に巻付け
たり、下撚りを施した片撚糸に金銀粉を混和した
糊状液を糊付けし、乾燥して強撚りの上撚りを施
したり、基体シート上に金銀を真空蒸着した後、
その上に合成樹脂塗料で保護層を設けたものを細
長に細截して芯糸に巻付ける方法が知られてい
る。
特に、銀を真空蒸着した銀糸では、保護層を黄
色にして装飾用金糸としたり、銀の大気中におけ
る変色を防止するため薄くインジウム鍍金を施し
たり、高級直鎖アルキルイミダゾールを用いて銀
の表面をキレート化させる方法により銀の耐食性
を向上させることが用いられている。
色にして装飾用金糸としたり、銀の大気中におけ
る変色を防止するため薄くインジウム鍍金を施し
たり、高級直鎖アルキルイミダゾールを用いて銀
の表面をキレート化させる方法により銀の耐食性
を向上させることが用いられている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記に述べたように、雁皮紙に金銀箔を貼着す
るか、又は基体シート上に金銀を真空蒸着させた
ものを細長に截断した金銀糸は、外観が装飾的に
すぐれていても、前者の場合には均一厚の金銀箔
の製造が高価につき、且つ金銀箔を貼着するのに
特殊な熟練した技術が必要である。
るか、又は基体シート上に金銀を真空蒸着させた
ものを細長に截断した金銀糸は、外観が装飾的に
すぐれていても、前者の場合には均一厚の金銀箔
の製造が高価につき、且つ金銀箔を貼着するのに
特殊な熟練した技術が必要である。
後者の場合には、真空蒸着による金銀の飛散に
よる損失が大きく、歩留まりが悪くなる。
よる損失が大きく、歩留まりが悪くなる。
したがつて、上記の金銀糸は、基体シート上に
アルミを真空蒸着して得た装飾用金銀糸にくらべ
て相当に割高となるのに対して、織編物が汚染さ
れたり、使用によるいたみを生じた場合におい
て、金銀としての貴金属の回収が事実上困難なも
のとなるため、豪華な織編物もその資産的価値が
皆無となる欠点を有している。
アルミを真空蒸着して得た装飾用金銀糸にくらべ
て相当に割高となるのに対して、織編物が汚染さ
れたり、使用によるいたみを生じた場合におい
て、金銀としての貴金属の回収が事実上困難なも
のとなるため、豪華な織編物もその資産的価値が
皆無となる欠点を有している。
しかしながら、芯糸を種々な色彩として巻付け
られたこれらの金銀糸は、幾何的なスパイラル状
の色縞模様を呈し、外観的に美麗であつて装飾的
な見映えを有している。
られたこれらの金銀糸は、幾何的なスパイラル状
の色縞模様を呈し、外観的に美麗であつて装飾的
な見映えを有している。
このような色縞模様が純金の金線で形成できな
いものかは一つの課題でもある。
いものかは一つの課題でもある。
次に、直径が0.05〜0.3mmφの純金の軟質金線
を用いて織編物を織成することを試みたが、金細
線の破断荷重、屈曲性、可撓性が織成加工条件に
適合しないため容易に断線したり、折れ曲つた
り、又は織成時の作業性を著しく阻害する問題を
生じると共に得られた織編物の外観は全体的に金
独自の優雅な黄金色を呈するが、単なる黄金色で
あつて幾何的な色縞模様に欠ける点がある。
を用いて織編物を織成することを試みたが、金細
線の破断荷重、屈曲性、可撓性が織成加工条件に
適合しないため容易に断線したり、折れ曲つた
り、又は織成時の作業性を著しく阻害する問題を
生じると共に得られた織編物の外観は全体的に金
独自の優雅な黄金色を呈するが、単なる黄金色で
あつて幾何的な色縞模様に欠ける点がある。
例えば、金細線の表面に塗料などによつて間欠
的なリングマークによる色縞模様を付けることが
できるとすれば、その外観はより装飾的なものと
なる。しかし本発明に使用する金細線はその直径
が極めて小さいためリングマーク法による着色又
は色付けも困難である。
的なリングマークによる色縞模様を付けることが
できるとすれば、その外観はより装飾的なものと
なる。しかし本発明に使用する金細線はその直径
が極めて小さいためリングマーク法による着色又
は色付けも困難である。
仮りに、作られたとしても織編物の織成時又は
その後の使用において、リングマーク法の着色部
分は摩擦、摩耗、屈曲および外傷等を受けて、剥
離、脱落して外観の装飾的価値を失うことにな
る。
その後の使用において、リングマーク法の着色部
分は摩擦、摩耗、屈曲および外傷等を受けて、剥
離、脱落して外観の装飾的価値を失うことにな
る。
例えば第2図に示すように、金細線の1本を中
心線2としてその上に同一線径の金細線を同心撚
りした7本構成の金糸1について、該金糸外径と
同一のダイスを用いて外層線間の谷間7に着色性
合成樹脂又は塗料を充填して金との色縞模様を形
成させると、第3図のように金糸の外周全面に着
色性合成樹脂又は塗料8が被覆され、外層の金線
が表面に露出されないので、装飾的価値を皆無に
するものとなる。
心線2としてその上に同一線径の金細線を同心撚
りした7本構成の金糸1について、該金糸外径と
同一のダイスを用いて外層線間の谷間7に着色性
合成樹脂又は塗料を充填して金との色縞模様を形
成させると、第3図のように金糸の外周全面に着
色性合成樹脂又は塗料8が被覆され、外層の金線
が表面に露出されないので、装飾的価値を皆無に
するものとなる。
本発明はかかる問題を解決することを目的とす
るものであつて、純金の金細線を同心撚りした金
糸を円形に圧縮形成して外層の線間に凹部を設
け、その外観を黄金色の光輝のあるスパイラル状
のすじと凹部との明暗の色縞模様とする装飾用圧
縮金糸の製造方法を提供するものである。
るものであつて、純金の金細線を同心撚りした金
糸を円形に圧縮形成して外層の線間に凹部を設
け、その外観を黄金色の光輝のあるスパイラル状
のすじと凹部との明暗の色縞模様とする装飾用圧
縮金糸の製造方法を提供するものである。
本発明の他の目的は、本発明に係る装飾用圧縮
金糸を織編物に織成した後、該織編物が汚染され
たり、いたみを生じた場合に織編物に使用されて
いる純金の金細線を貴金属として回収し、資産的
価値を高め得ることも併せ提供するものである。
金糸を織編物に織成した後、該織編物が汚染され
たり、いたみを生じた場合に織編物に使用されて
いる純金の金細線を貴金属として回収し、資産的
価値を高め得ることも併せ提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の目的を解決するための手段は、直径が
0.05〜0.2mmφの高純度金細線のうち、いずれか
の1本若しくは5本を撚り合わせたものを中心線
とし、その上に同一線径の金細線を同心状に、撚
りピツチを最外層の線の中心を通る円の直径(以
下、層心径という)の50倍以下とし撚り合わせ、
撚り構成の総本数を7〜61本の撚り合わせ金糸と
する。
0.05〜0.2mmφの高純度金細線のうち、いずれか
の1本若しくは5本を撚り合わせたものを中心線
とし、その上に同一線径の金細線を同心状に、撚
りピツチを最外層の線の中心を通る円の直径(以
下、層心径という)の50倍以下とし撚り合わせ、
撚り構成の総本数を7〜61本の撚り合わせ金糸と
する。
かくして構成される種々の撚り合わせ金糸を圧
縮率3%以上として、撚り合わせ金糸の仕上外径
より小さい径の線引きダイスに通して円型に圧縮
した後、該圧縮金糸を500±10℃の温度範囲で短
時間調質して軟質の圧縮金糸とすることを特徴と
するものである。
縮率3%以上として、撚り合わせ金糸の仕上外径
より小さい径の線引きダイスに通して円型に圧縮
した後、該圧縮金糸を500±10℃の温度範囲で短
時間調質して軟質の圧縮金糸とすることを特徴と
するものである。
次に、圧縮前の撚り合わせ金糸の構成最小限、
すなわち中心線径0.05mmφ、撚り本数7本とする
のは、この構成未満では機械的性質としての破断
荷重が低くなり、織編物の織成加工時に断線を生
じる恐れがあるためである。
すなわち中心線径0.05mmφ、撚り本数7本とする
のは、この構成未満では機械的性質としての破断
荷重が低くなり、織編物の織成加工時に断線を生
じる恐れがあるためである。
また構成最大限、すなわち中心線径0.2mmφ、
撚り本数61本とするのは、この構成以上では金糸
の仕上外径が大きくなり、織編物の織成加工時の
作業性に支障をきたす恐れがあるためである。
撚り本数61本とするのは、この構成以上では金糸
の仕上外径が大きくなり、織編物の織成加工時の
作業性に支障をきたす恐れがあるためである。
撚り合わせ金糸の好ましい構成範囲は中心線径
0.07〜0.15mmφ、撚り本数7〜37本である。
0.07〜0.15mmφ、撚り本数7〜37本である。
撚り合わせ金糸の撚りピツチは層心径の50倍以
下とするのか好ましい。
下とするのか好ましい。
その値以上では織編物の織成時に受ける曲げ応
力によつて撚りがもどけやすくなるためである。
力によつて撚りがもどけやすくなるためである。
好ましい撚りピツチは層心径の10〜25倍の範囲
である。
である。
好ましい圧縮率は4〜15%の範囲である。
次に、撚り合わせ金糸について圧縮率が3%未
満では、線引きダイスによつて圧縮され、研磨さ
れる外層の変形が小さく、外層線間の凹部の形式
が十分でないため該圧縮金糸の長さ方向に対する
スパイラル状の光輝と暗部との明暗模様が視覚的
に期待できなくなるためである。
満では、線引きダイスによつて圧縮され、研磨さ
れる外層の変形が小さく、外層線間の凹部の形式
が十分でないため該圧縮金糸の長さ方向に対する
スパイラル状の光輝と暗部との明暗模様が視覚的
に期待できなくなるためである。
圧縮率を大にすると撚り合わせ金糸はソリツド
を呈し好ましくない。
を呈し好ましくない。
更に、本発明に使用する金細線の化学的成分は
18K(100%×18/24)以上であり、好ましいのは
24Kである。
18K(100%×18/24)以上であり、好ましいのは
24Kである。
18K未満では織編物から圧縮金糸を貴金属とし
て回収する場合、その回収価値が低くなるため、
好ましくない。
て回収する場合、その回収価値が低くなるため、
好ましくない。
(作用)
作用を第1図および第2図について説明する。
同心状に撚り合わせた金糸1を線引きダイスを
用いて円形に圧縮すると、中心線2は変形を受け
ないが、外層の金細線3は大きく変形し、線引き
ダイスによつて研磨された大きな円弧部4と外層
の線間に凹部5を形成する。
用いて円形に圧縮すると、中心線2は変形を受け
ないが、外層の金細線3は大きく変形し、線引き
ダイスによつて研磨された大きな円弧部4と外層
の線間に凹部5を形成する。
該円弧部4と凹部5は圧縮金糸6の長さ方向に
対して、前者では光輝のある黄金色の帯状のすじ
として、後者では凹部が視覚的な暗部となつて、
交互にスパイラル状の明暗の幾何的な色縞模様を
呈し、その外観は優雅な装飾用金糸となる。
対して、前者では光輝のある黄金色の帯状のすじ
として、後者では凹部が視覚的な暗部となつて、
交互にスパイラル状の明暗の幾何的な色縞模様を
呈し、その外観は優雅な装飾用金糸となる。
以上、7本構成の圧縮金糸の一例について説明
したが、19本、37本、61本撚り構成の各圧縮金糸
の外観についても前記と同様に黄金色と暗部との
明暗のある色縞模様を呈する。
したが、19本、37本、61本撚り構成の各圧縮金糸
の外観についても前記と同様に黄金色と暗部との
明暗のある色縞模様を呈する。
(実施例)
実施例 1
直径0.1±8/1000mmφの24K金細線を中心線
としてその上に同質同一線径の金細線6本を同心
状に、撚りピツチを層心径の30倍として右撚りに
撚り合わせて金糸とする。
としてその上に同質同一線径の金細線6本を同心
状に、撚りピツチを層心径の30倍として右撚りに
撚り合わせて金糸とする。
該金糸を圧縮率7%とする径の線引きダイスに
通して円型に圧縮した後、温度500±10℃に調整
した連続軟化装置によつて軟質に調質して装飾用
圧縮金糸とした。
通して円型に圧縮した後、温度500±10℃に調整
した連続軟化装置によつて軟質に調質して装飾用
圧縮金糸とした。
得られた圧縮金糸の外観は、外層の細線が線引
きダイスによつて圧縮され、研磨されて大きな円
弧を形成すると共に、外層線間に凹部が生じ、そ
の長さ方向には光輝のある黄金色の帯状のすじ
と、表面凹部による視覚的な暗部とが交互にスパ
イラル状となり、美麗な幾何的な明暗の色縞模様
を呈していた。
きダイスによつて圧縮され、研磨されて大きな円
弧を形成すると共に、外層線間に凹部が生じ、そ
の長さ方向には光輝のある黄金色の帯状のすじ
と、表面凹部による視覚的な暗部とが交互にスパ
イラル状となり、美麗な幾何的な明暗の色縞模様
を呈していた。
実施例 2
直径0.1±8/1000mmφの24K金細線を中心線
として、その上に同質同一線径の金細線6本を同
心状に左撚りし、更に同質同一線径の金細線12本
を同心状に、最外層の撚りピツチを層心径の20倍
として右撚りに撚り合わせて金糸とする。
として、その上に同質同一線径の金細線6本を同
心状に左撚りし、更に同質同一線径の金細線12本
を同心状に、最外層の撚りピツチを層心径の20倍
として右撚りに撚り合わせて金糸とする。
該金糸を圧縮率6%とする径の線引きダイスに
通して円型に圧縮した後、温度500±10℃に調整
した連続軟化装置によつて軟質に調質して装飾用
圧縮金糸とした。
通して円型に圧縮した後、温度500±10℃に調整
した連続軟化装置によつて軟質に調質して装飾用
圧縮金糸とした。
得られた圧縮金糸の外観は、実施例1と同様に
外層の細線が線引きダイスによつて圧縮され、研
磨されて大きな円弧を形成すると共に、外層線間
に凹部が生じ、その長さ方向には光輝のある黄金
色の帯状のすじと表面凹部による視覚的な暗部と
が交互にスパイラル状となり、美麗な幾何的な明
暗の縞模様を呈していた。
外層の細線が線引きダイスによつて圧縮され、研
磨されて大きな円弧を形成すると共に、外層線間
に凹部が生じ、その長さ方向には光輝のある黄金
色の帯状のすじと表面凹部による視覚的な暗部と
が交互にスパイラル状となり、美麗な幾何的な明
暗の縞模様を呈していた。
(発明の効果)
本発明の方法により製造された装飾用圧縮金糸
の外観は、その長さ方向において鏡面光輝のある
黄金色の帯状のすじと外層線間に形成された凹部
が暗部となつて交互にスパイラル状となり、きら
びやかで優雅な幾何的な明暗の縞模様を呈するの
で、金細線単独のものとは異なり、より装飾的な
効果を発揮する。
の外観は、その長さ方向において鏡面光輝のある
黄金色の帯状のすじと外層線間に形成された凹部
が暗部となつて交互にスパイラル状となり、きら
びやかで優雅な幾何的な明暗の縞模様を呈するの
で、金細線単独のものとは異なり、より装飾的な
効果を発揮する。
更に、本発明の方法により製造された装飾用圧
縮金糸は織編物に織成した後、織編物が汚染され
たり、いたみを生じた場合に使用されている高純
度の金糸を貴金属として回収でき且つ、織編物の
資産的価値を高め得るので需要に寄与する場合が
多大である。
縮金糸は織編物に織成した後、織編物が汚染され
たり、いたみを生じた場合に使用されている高純
度の金糸を貴金属として回収でき且つ、織編物の
資産的価値を高め得るので需要に寄与する場合が
多大である。
第1図は本発明の方法により製造された装飾用
圧縮金糸の横断面の拡大図の一実施例、第2図は
金細線の1本を中心線とし、その上に同一線径の
金細線6本を同心状に撚り合わせた金糸の横断面
の拡大図、第3図は同心状に撚り合わせた7本構
成の金糸上に着色性合成樹脂塗料を被覆した横断
面の拡大図の一例である。 図面の主要な符号は次の通りである。1……同
心状に撚り合わせた金糸、2……金細線の中心
線、3……外層の金細線、4……鏡面光沢のある
円弧部、5……外層の線間の凹部、6……圧縮金
糸、7……外層の線間の谷間、8……着色性合成
樹脂塗料。
圧縮金糸の横断面の拡大図の一実施例、第2図は
金細線の1本を中心線とし、その上に同一線径の
金細線6本を同心状に撚り合わせた金糸の横断面
の拡大図、第3図は同心状に撚り合わせた7本構
成の金糸上に着色性合成樹脂塗料を被覆した横断
面の拡大図の一例である。 図面の主要な符号は次の通りである。1……同
心状に撚り合わせた金糸、2……金細線の中心
線、3……外層の金細線、4……鏡面光沢のある
円弧部、5……外層の線間の凹部、6……圧縮金
糸、7……外層の線間の谷間、8……着色性合成
樹脂塗料。
Claims (1)
- 1 直径が0.05〜0.2mmφの高純度の金細線のう
ち、いずれかの1本若しくは2〜5本を撚り合わ
せたものを中心線とし、その上に同一線径の金細
線を同心状に撚り合わせ、その撚り合わせ構成総
本数を7〜61本とし、かくして構成される撚り合
わせ金糸を線引きダイスに通して円型に圧縮した
後、該圧縮金糸を加熱軟化することを特徴とする
装飾用圧縮金糸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21854985A JPS6277137A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 装飾用圧縮金糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21854985A JPS6277137A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 装飾用圧縮金糸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6277137A JPS6277137A (ja) | 1987-04-09 |
JPH0523850B2 true JPH0523850B2 (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=16721675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21854985A Granted JPS6277137A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 装飾用圧縮金糸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6277137A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102808263A (zh) * | 2012-08-17 | 2012-12-05 | 袁洪 | 真金复膜刺绣线及其制造方法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21854985A patent/JPS6277137A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6277137A (ja) | 1987-04-09 |
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