JPH05238428A - インナフェンダ - Google Patents
インナフェンダInfo
- Publication number
- JPH05238428A JPH05238428A JP7354092A JP7354092A JPH05238428A JP H05238428 A JPH05238428 A JP H05238428A JP 7354092 A JP7354092 A JP 7354092A JP 7354092 A JP7354092 A JP 7354092A JP H05238428 A JPH05238428 A JP H05238428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- wheel
- inner fender
- car body
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】灯火器の保守整備性を確保し得るようにインナ
フェンダを構成する。 【構成】車体のフェンダの内側に、ホイールに対向して
設けられる合成樹脂製のインナフェンダに於けるフェン
ダの内周縁に接続される側の少なくとも一部に、ホイー
ル側へ向けて撓曲可能なる部分を設ける。
フェンダを構成する。 【構成】車体のフェンダの内側に、ホイールに対向して
設けられる合成樹脂製のインナフェンダに於けるフェン
ダの内周縁に接続される側の少なくとも一部に、ホイー
ル側へ向けて撓曲可能なる部分を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のフェンダの内側
に、ホイールに対向して設けられる合成樹脂製のインナ
フェンダに関する。
に、ホイールに対向して設けられる合成樹脂製のインナ
フェンダに関する。
【０００２】
【従来の技術】ヘッドランプ・ターンシグナル・フォグ
ランプなどのような灯火器に於ては、そのバルブを交換
する際に、一部のフォグランプのように灯火器本体を車
体から取り外すように構成されたものや、専用の特殊工
具を用いて行うように構成されたものなどもあるが、一
般的には、エンジンフードを開いてエンジンルームの内
側からその交換作業を行うように構成されている。従っ
て、エンジンルーム内にメインテナンス用のスペースを
確保する必要がある。
ランプなどのような灯火器に於ては、そのバルブを交換
する際に、一部のフォグランプのように灯火器本体を車
体から取り外すように構成されたものや、専用の特殊工
具を用いて行うように構成されたものなどもあるが、一
般的には、エンジンフードを開いてエンジンルームの内
側からその交換作業を行うように構成されている。従っ
て、エンジンルーム内にメインテナンス用のスペースを
確保する必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、近時、デザ
インの傾向は、ヘッドランプ・ターンシグナル・フォグ
ランプなどを一体化する方向にあり、灯火器が大型化す
る傾向にある。そのため、エンジンルーム内に十分なメ
インテナンス用のスペースをとることができず、バルブ
交換に当たって周辺の補機類までも取り外さねばならな
くなるなど、作業性を犠牲にすることを余儀なくされる
こともある。
インの傾向は、ヘッドランプ・ターンシグナル・フォグ
ランプなどを一体化する方向にあり、灯火器が大型化す
る傾向にある。そのため、エンジンルーム内に十分なメ
インテナンス用のスペースをとることができず、バルブ
交換に当たって周辺の補機類までも取り外さねばならな
くなるなど、作業性を犠牲にすることを余儀なくされる
こともある。
【０００４】他方、フェンダの内側からバルブの取り付
け部にアクセスすることも考えられるが、フェンダの内
側には、ホイールに対向してインナフェンダが取付けら
れており、これを取外さねばならないため、作業性の上
で有利になるとは言い難かった。
け部にアクセスすることも考えられるが、フェンダの内
側には、ホイールに対向してインナフェンダが取付けら
れており、これを取外さねばならないため、作業性の上
で有利になるとは言い難かった。
【０００５】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、灯
火器の保守整備性を確保し得るように構成されたインナ
フェンダを提供することにある。
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、灯
火器の保守整備性を確保し得るように構成されたインナ
フェンダを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、車体のフェンダの内側に、ホイールに対向
して設けられる合成樹脂製のインナフェンダを、フェン
ダの内周縁に接続される側の少なくとも一部に、ホイー
ル側へ向けて撓曲可能なる部分を設けた構成とすること
によって達成される。
明によれば、車体のフェンダの内側に、ホイールに対向
して設けられる合成樹脂製のインナフェンダを、フェン
ダの内周縁に接続される側の少なくとも一部に、ホイー
ル側へ向けて撓曲可能なる部分を設けた構成とすること
によって達成される。
【０００７】
【作用】このような構成によれば、インナフェンダを部
分的に撓曲させることにより、フェンダの内周縁との間
に隙間を開けることができるようになる。この隙間から
灯火器の裏側のバルブ取り付け部へ手を差し込むことが
できるので、比較的簡単にバルブ交換を実施できる。
分的に撓曲させることにより、フェンダの内周縁との間
に隙間を開けることができるようになる。この隙間から
灯火器の裏側のバルブ取り付け部へ手を差し込むことが
できるので、比較的簡単にバルブ交換を実施できる。
【０００８】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明に基づき構成されたインナ
フェンダの全体を示している。このインナフェンダ１
は、比較的軟質な合成樹脂材にて形成されており、車体
のフェンダＦの内側に、ホイールＷに対向する部分を覆
うように取付けられる。
フェンダの全体を示している。このインナフェンダ１
は、比較的軟質な合成樹脂材にて形成されており、車体
のフェンダＦの内側に、ホイールＷに対向する部分を覆
うように取付けられる。
【００１０】アーチ状をなすインナフェンダ１の斜め前
側の部分には、車体フェンダに接合する部分１ａを一辺
とする概ね二等辺三角形状をなすビード状の折れ線２に
よって囲まれた撓曲部３が設けられている。そしてその
頂点部分から車幅方向に沿ってビード状の折れ線４が設
けられている。これらの折れ線２・４は、二等辺三角形
状の部分２が山折りとなるように、そして車幅方向に沿
う部分４が谷折りとなるようになっている。
側の部分には、車体フェンダに接合する部分１ａを一辺
とする概ね二等辺三角形状をなすビード状の折れ線２に
よって囲まれた撓曲部３が設けられている。そしてその
頂点部分から車幅方向に沿ってビード状の折れ線４が設
けられている。これらの折れ線２・４は、二等辺三角形
状の部分２が山折りとなるように、そして車幅方向に沿
う部分４が谷折りとなるようになっている。
【００１１】このインナフェンダ１は、車体フェンダＦ
に対して要所をタッピングスクリューなどのファスナ手
段を用いて止め付けられるが、山折りの折れ線２で囲ま
れた撓曲部３の中間部にも、同部分を車体フェンダＦに
止め付けられるように、ファスナ手段の挿通孔５が設け
られている。インナフェンダ自体としての通常の形状
は、材料自体の剛性をもって十分に保持し得るが、この
ように撓曲部３を車体フェンダＦに止め付けることによ
り、連続面の保持が確実になされる。
に対して要所をタッピングスクリューなどのファスナ手
段を用いて止め付けられるが、山折りの折れ線２で囲ま
れた撓曲部３の中間部にも、同部分を車体フェンダＦに
止め付けられるように、ファスナ手段の挿通孔５が設け
られている。インナフェンダ自体としての通常の形状
は、材料自体の剛性をもって十分に保持し得るが、この
ように撓曲部３を車体フェンダＦに止め付けることによ
り、連続面の保持が確実になされる。
【００１２】ファスナ手段を取り外して撓曲部３の中央
部を下向きに引き下ろすと、山折りの折れ線２と谷折り
の折れ線４とに沿って撓曲部３がホイールＷ側へ撓曲
し、車体フェンダＦの内周縁との間に図２に示したよう
な隙間Ｇが開く。この隙間Ｇから手を差し込めば、バル
ブＢの取り付け部に容易に到達することができる。
部を下向きに引き下ろすと、山折りの折れ線２と谷折り
の折れ線４とに沿って撓曲部３がホイールＷ側へ撓曲
し、車体フェンダＦの内周縁との間に図２に示したよう
な隙間Ｇが開く。この隙間Ｇから手を差し込めば、バル
ブＢの取り付け部に容易に到達することができる。
【００１３】
【発明の効果】このように本発明によれば、インナフェ
ンダの一部に折れ線を施すことにより、インナフェンダ
の特定の部分を容易に撓曲可能にするといった比較的安
価に実現できる構成により、フェンダの内側からバルブ
の取り付け部へのアクセスが可能になる。従って、エン
ジンルーム内にメインテナンス用のスペースが不要とな
り、専用工具も必要とせずに、灯火器の保守整備性を確
保することができる。
ンダの一部に折れ線を施すことにより、インナフェンダ
の特定の部分を容易に撓曲可能にするといった比較的安
価に実現できる構成により、フェンダの内側からバルブ
の取り付け部へのアクセスが可能になる。従って、エン
ジンルーム内にメインテナンス用のスペースが不要とな
り、専用工具も必要とせずに、灯火器の保守整備性を確
保することができる。
【図１】本発明によるインナフェンダの全体的な斜視図
である。
である。
【図２】本発明が適用された車両の部分的な側面図であ
る。
る。
１ インナフェンダ １ａ車体フェンダに接合する部分 ２ 山折りの折れ線 ３ 撓曲部 ４ 谷折り ５ 挿通孔 Ｆ 車体フェンダ Ｗ ホイール Ｇ 隙間 Ｂ バルブ
Claims (1)
- 【請求項１】車体のフェンダの内側に、ホイールに対向
して設けられる合成樹脂製のインナフェンダであって、 フェンダの内周縁に接続される側の少なくとも一部に、
ホイール側へ向けて撓曲可能なる部分を設けたことを特
徴とするインナフェンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073540A JP2755518B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | インナフェンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073540A JP2755518B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | インナフェンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238428A true JPH05238428A (ja) | 1993-09-17 |
| JP2755518B2 JP2755518B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13521175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4073540A Expired - Lifetime JP2755518B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | インナフェンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2755518B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137334A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Daikyoo Nishikawa Kk | バンパーのホールカバー部材取付構造 |
| US7909392B2 (en) * | 2007-12-17 | 2011-03-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fender protector structure |
| US20130026792A1 (en) * | 2011-07-30 | 2013-01-31 | Honda Motor Co., Ltd | Vehicle body structure for automobile |
| GB2510163A (en) * | 2013-01-28 | 2014-07-30 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | A vehicle wheel arch liner |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5870969U (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-13 | トヨタ自動車株式会社 | フエンダライナ |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4073540A patent/JP2755518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5870969U (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-13 | トヨタ自動車株式会社 | フエンダライナ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137334A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Daikyoo Nishikawa Kk | バンパーのホールカバー部材取付構造 |
| US7909392B2 (en) * | 2007-12-17 | 2011-03-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fender protector structure |
| US20130026792A1 (en) * | 2011-07-30 | 2013-01-31 | Honda Motor Co., Ltd | Vehicle body structure for automobile |
| JP2013032034A (ja) * | 2011-07-30 | 2013-02-14 | Honda Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
| US8434816B2 (en) * | 2011-07-30 | 2013-05-07 | Honda Motor Co., Ltd | Vehicle body structure for automobile |
| GB2510163A (en) * | 2013-01-28 | 2014-07-30 | Nissan Motor Mfg Uk Ltd | A vehicle wheel arch liner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2755518B2 (ja) | 1998-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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