JPH05238121A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
- Publication number
- JPH05238121A JPH05238121A JP3895292A JP3895292A JPH05238121A JP H05238121 A JPH05238121 A JP H05238121A JP 3895292 A JP3895292 A JP 3895292A JP 3895292 A JP3895292 A JP 3895292A JP H05238121 A JPH05238121 A JP H05238121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- ribbon cartridge
- serial printer
- carrier
- cartridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】キャリア４に印字ヘッド７と、インクリボン１
を収容したインクリボンカートリッジ２を搭載し、印字
面に沿って往復運動を行いつつ印字動作を行うシリアル
プリンタにおいて、インクリボンカートリッジ２の両側
面をキャリア４に対し揺動可能に軸支させ、インクリボ
ンカートリッジ２の底面の球状突起１２に係合して無段
階に上下方向に揺動させる円筒カム１３と、カム駆動用
のパルスモータ１５とからなるインクリボン揺動機構に
より構成する。 【効果】インクリボンの走行とインクリボンカートリッ
ジの揺動を同時に行い、インクリボン上をまんべんなく
印字することでインクリボンの長寿命化をはかる。
を収容したインクリボンカートリッジ２を搭載し、印字
面に沿って往復運動を行いつつ印字動作を行うシリアル
プリンタにおいて、インクリボンカートリッジ２の両側
面をキャリア４に対し揺動可能に軸支させ、インクリボ
ンカートリッジ２の底面の球状突起１２に係合して無段
階に上下方向に揺動させる円筒カム１３と、カム駆動用
のパルスモータ１５とからなるインクリボン揺動機構に
より構成する。 【効果】インクリボンの走行とインクリボンカートリッ
ジの揺動を同時に行い、インクリボン上をまんべんなく
印字することでインクリボンの長寿命化をはかる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルプリンタに関
し、特にキャリアに印字ヘッド及びインクリボンを収容
したインクリボンカートリッジを搭載し印字面に沿って
往復運動を行いながら印字動作を行うシリアルプリンタ
に関する。
し、特にキャリアに印字ヘッド及びインクリボンを収容
したインクリボンカートリッジを搭載し印字面に沿って
往復運動を行いながら印字動作を行うシリアルプリンタ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のシリアルプリンタは、キ
ャリアに印字ヘッドとインクリボンを収容したインクリ
ボンカートリッジとを搭載し、これが印字面に沿って往
復運動を行いながら、インクリボンカートリッジを揺動
させて、インクリボンカートリッジの取り付け角度を数
段階に切替えつつ印字を行うようになっていた。この場
合、図３に示すように、インクリボンカートリッジを段
階的に揺動させるチェンジカム等に、部品のばらつき、
温度変化、組立誤差等を吸収するだけの幅１ｄを有する
インクリボン１を印字ヘッドが重ね印字を行なわない十
分な量１ｅと印字幅１ｃを加えた切替量１ｆだけインク
リボンカートリッジを揺動させるべき形状を設け、安定
点が複数個固定されたストロークで配置される構造とな
っていた。
ャリアに印字ヘッドとインクリボンを収容したインクリ
ボンカートリッジとを搭載し、これが印字面に沿って往
復運動を行いながら、インクリボンカートリッジを揺動
させて、インクリボンカートリッジの取り付け角度を数
段階に切替えつつ印字を行うようになっていた。この場
合、図３に示すように、インクリボンカートリッジを段
階的に揺動させるチェンジカム等に、部品のばらつき、
温度変化、組立誤差等を吸収するだけの幅１ｄを有する
インクリボン１を印字ヘッドが重ね印字を行なわない十
分な量１ｅと印字幅１ｃを加えた切替量１ｆだけインク
リボンカートリッジを揺動させるべき形状を設け、安定
点が複数個固定されたストロークで配置される構造とな
っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシリア
ルプリンタのインクリボン切替機構においては、チェン
ジカム等に安定点が複数個固定された配置となっている
ことにより、印字ヘッドは相対的にインクリボンの複数
行の位置を平均に選択して印字しているが、印字濃度の
差により各行にインク濃度の差が発生し、重ね印字が行
なわれた場合、印字品質が悪くなる為、部品のばらつ
き、温度変化、組立誤差等を吸収して重ね印字を行なわ
ない十分な量を確保しなければならず、インクリボンの
幅を有効に使用できないところからインクリボンの寿命
が短いという欠点があった。
ルプリンタのインクリボン切替機構においては、チェン
ジカム等に安定点が複数個固定された配置となっている
ことにより、印字ヘッドは相対的にインクリボンの複数
行の位置を平均に選択して印字しているが、印字濃度の
差により各行にインク濃度の差が発生し、重ね印字が行
なわれた場合、印字品質が悪くなる為、部品のばらつ
き、温度変化、組立誤差等を吸収して重ね印字を行なわ
ない十分な量を確保しなければならず、インクリボンの
幅を有効に使用できないところからインクリボンの寿命
が短いという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はキャリアに搭載
した印字ヘッドとインクリボンを収容したインクリボン
カートリッジとが印字面に沿って往復運動を行いながら
印字動作を行うシリアルプリンタにおいて、前記インク
リボンカートリッジを前記キャリアに対し揺動自在に軸
支する軸支機構と、前記インクリボンカートリッジを前
記往復運動と垂直な方向に無段階に揺動させるインクリ
ボン揺動機構とを備えてなり、前記インクリボン揺動機
構は、前記インクリボンカートリッジのインクリボン走
行部と反対側の底面部に下方に突出して設けた球状突起
と、この球状突起と係合するように前記キャリア上に設
けた無段階形状のカムと、このカムを駆動する駆動用モ
ータとからなっている。
した印字ヘッドとインクリボンを収容したインクリボン
カートリッジとが印字面に沿って往復運動を行いながら
印字動作を行うシリアルプリンタにおいて、前記インク
リボンカートリッジを前記キャリアに対し揺動自在に軸
支する軸支機構と、前記インクリボンカートリッジを前
記往復運動と垂直な方向に無段階に揺動させるインクリ
ボン揺動機構とを備えてなり、前記インクリボン揺動機
構は、前記インクリボンカートリッジのインクリボン走
行部と反対側の底面部に下方に突出して設けた球状突起
と、この球状突起と係合するように前記キャリア上に設
けた無段階形状のカムと、このカムを駆動する駆動用モ
ータとからなっている。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例に係るインクリボ
ン揺動機構を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）はその側面
図であり、図２は本発明の一実施例のインクリボン上の
印字ヘッドの相対軌跡を示す図である。
ン揺動機構を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）はその側面
図であり、図２は本発明の一実施例のインクリボン上の
印字ヘッドの相対軌跡を示す図である。
【０００７】本実施例において、インクリボンカートリ
ッジ２はインクリボン１を収容する。またインクリボン
カートリッジ２の両側面には支持軸３が設けられてお
り、この支持軸３がキャリア４に取り付けられたリボン
ベース５の一部により形成されている保持部６に回転自
在に保持され、揺動可能にされている。インクリボンカ
ートリッジ２及び印字ヘッド７を搭載したキャリア４
は、ガイドシャフト８によりプラテン９に沿って印字動
作を実行しながら左右方向に往復運動を行うようになっ
ている。
ッジ２はインクリボン１を収容する。またインクリボン
カートリッジ２の両側面には支持軸３が設けられてお
り、この支持軸３がキャリア４に取り付けられたリボン
ベース５の一部により形成されている保持部６に回転自
在に保持され、揺動可能にされている。インクリボンカ
ートリッジ２及び印字ヘッド７を搭載したキャリア４
は、ガイドシャフト８によりプラテン９に沿って印字動
作を実行しながら左右方向に往復運動を行うようになっ
ている。
【０００８】インクリボンカードリッジ２のインクリボ
ン１の走行部と反対側の底面部には球状突起１２が下方
に突出して設けてある。この球状突起１２はリボンベー
ス５に取り付けられた円筒カム１３に係合している。円
筒カム１３は歯車減速機構１４により減速されてパルス
モータ１５によって回転するようになっている。この円
筒カム１３は、インクリボンカートリッジ２の傾き角と
パルスモータ１５のパルス数が比例するプロフィルを有
しており、連続した曲線で形成され、特に固定的な安定
点を持たない。インクリボンカートリッジ２は、図２に
示すように、円筒カム１３の回転によるインクリボンカ
ートリッジ２の傾きによる振幅と、部品のばらつき，温
度変化，組立誤差等を考慮した、印字ヘッド７の印字幅
帯１ｂが外れない幅１ｄのインクリボン１を収容してい
る。
ン１の走行部と反対側の底面部には球状突起１２が下方
に突出して設けてある。この球状突起１２はリボンベー
ス５に取り付けられた円筒カム１３に係合している。円
筒カム１３は歯車減速機構１４により減速されてパルス
モータ１５によって回転するようになっている。この円
筒カム１３は、インクリボンカートリッジ２の傾き角と
パルスモータ１５のパルス数が比例するプロフィルを有
しており、連続した曲線で形成され、特に固定的な安定
点を持たない。インクリボンカートリッジ２は、図２に
示すように、円筒カム１３の回転によるインクリボンカ
ートリッジ２の傾きによる振幅と、部品のばらつき，温
度変化，組立誤差等を考慮した、印字ヘッド７の印字幅
帯１ｂが外れない幅１ｄのインクリボン１を収容してい
る。
【０００９】以上のような構成の本実施例において、印
字ヘッド７はインクリボン１の走行中に印字を行い、同
時にパルスモータ１５を駆動させてインクリボンカート
リッジ２を揺動させることにより、図２に示すように、
インクリボン１の上を印字ヘッド７の相対軌跡１ａが波
形を描いて通り、印字を行う。そして、このとき印字ヘ
ッド７の相対軌跡１ａは、パルスモータ１５の回転速度
及びリボン送り速度のいずれか、または両方を制御する
ことにより、更にまたインクリボン１の長さを調整する
ことにより、まんべんなくインクリボン１の上を通るご
とき作用を行う波形となる。
字ヘッド７はインクリボン１の走行中に印字を行い、同
時にパルスモータ１５を駆動させてインクリボンカート
リッジ２を揺動させることにより、図２に示すように、
インクリボン１の上を印字ヘッド７の相対軌跡１ａが波
形を描いて通り、印字を行う。そして、このとき印字ヘ
ッド７の相対軌跡１ａは、パルスモータ１５の回転速度
及びリボン送り速度のいずれか、または両方を制御する
ことにより、更にまたインクリボン１の長さを調整する
ことにより、まんべんなくインクリボン１の上を通るご
とき作用を行う波形となる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、インクリ
ボンの走行と同時にインクリボンカートリッジを揺動さ
せ、印字ヘッドの相対軌跡がインクリボン上をまんべん
なく通り印字することができるので、インクリボン幅を
有効に使え、インクリボン寿命を長くできるという効果
を有する。
ボンの走行と同時にインクリボンカートリッジを揺動さ
せ、印字ヘッドの相対軌跡がインクリボン上をまんべん
なく通り印字することができるので、インクリボン幅を
有効に使え、インクリボン寿命を長くできるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のインクリボン揺動機構を示
し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は側面図である。
し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は側面図である。
【図２】本発明の一実施例のインクリボン上の印字ヘッ
ドの相対軌跡を示す図である。
ドの相対軌跡を示す図である。
【図３】従来のシリアルプリンタのインクリボン上の印
字ヘッドの相対軌跡を示す図である。
字ヘッドの相対軌跡を示す図である。
１ インクリボン ２ インクリボンカートリッジ ３ 支持軸 ４ キャリア ６ 保持部 ７ 印字ヘッド １２ 球状突起 １３ 円筒カム １５ パルスモータ
Claims (3)
- 【請求項１】 キャリアに搭載した印字ヘッドとインク
リボンを収容したインクリボンカートリッジとが印字面
に沿って往復運動を行いながら印字動作を行うシリアル
プリンタにおいて、前記インクリボンカートリッジを前
記キャリアに対し揺動自在に軸支する軸支機構と、前記
インクリボンカートリッジを前記往復運動と垂直な方向
に無段階に揺動させるインクリボン揺動機構とを備える
ことを特徴とするシリアルプリンタ。 - 【請求項２】 前記インクリボン揺動機構は、前記イン
クリボンカートリッジのインクリボン走行部と反対側の
底面部に下方に突出して設けた球状突起と、この球状突
起と係合するように前記キャリア上に設けた無段階形状
のカムと、このカムを駆動する駆動用モータとからなる
ことを特徴とする請求項１記載のシリアルプリンタ。 - 【請求項３】 前記駆動用モータがパルスモータである
ことを特徴とする請求項２記載のシリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3895292A JPH05238121A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3895292A JPH05238121A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シリアルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238121A true JPH05238121A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12539538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3895292A Pending JPH05238121A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | シリアルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05238121A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02227279A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3895292A patent/JPH05238121A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02227279A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981110 |