JPH05238036A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
- Publication number
- JPH05238036A JPH05238036A JP3910692A JP3910692A JPH05238036A JP H05238036 A JPH05238036 A JP H05238036A JP 3910692 A JP3910692 A JP 3910692A JP 3910692 A JP3910692 A JP 3910692A JP H05238036 A JPH05238036 A JP H05238036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- thermal head
- variation
- absorbing
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源のサージおよびリップルなど電源の変動
を吸収する素子と、電源のサージおよびリップルなど電
源の変動を吸収する素子を切り放す手段を持つことによ
り、通常の印字時には電源のサージおよびリップルなど
電源の変動を吸収する素子により電源の変動を抑えサー
マルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値の測定時には電源のサ
ージおよびリップルなど電源の変動を吸収する素子を切
り放し高速に抵抗値を測定することを目的とする。 【構成】 通常の印字時には、電源の変動を吸収する素
子1を電源VH、GNDHに接続して電源の変動を吸収
し、サーマルヘッドの抵抗発熱体6の抵抗値を測定する
時には、切り放し手段2により、電源の変動を吸収する
素子1を電源から切り放す。
を吸収する素子と、電源のサージおよびリップルなど電
源の変動を吸収する素子を切り放す手段を持つことによ
り、通常の印字時には電源のサージおよびリップルなど
電源の変動を吸収する素子により電源の変動を抑えサー
マルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値の測定時には電源のサ
ージおよびリップルなど電源の変動を吸収する素子を切
り放し高速に抵抗値を測定することを目的とする。 【構成】 通常の印字時には、電源の変動を吸収する素
子1を電源VH、GNDHに接続して電源の変動を吸収
し、サーマルヘッドの抵抗発熱体6の抵抗値を測定する
時には、切り放し手段2により、電源の変動を吸収する
素子1を電源から切り放す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルヘッドは、電源のサージ
およびリップルなど電源の変動を吸収する素子として、
コンデンサをサーマルヘッドに持っていたものと、ツェ
ナーダイオードをサーマルヘッドに持っていたものがあ
る。しかしそれらを切り放す手段を持っているものはな
い。
およびリップルなど電源の変動を吸収する素子として、
コンデンサをサーマルヘッドに持っていたものと、ツェ
ナーダイオードをサーマルヘッドに持っていたものがあ
る。しかしそれらを切り放す手段を持っているものはな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーマルヘッド
では、電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸
収する素子として、コンデンサをサーマルヘッドに持っ
ていたので、サーマルヘッドの断線を検出するためにサ
ーマルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値を測定する場合、コ
ンデンサの容量のために発熱体の抵抗間の電圧の変動
は、コンデンサの容量と抵抗発熱体の抵抗値の積である
時定数によって決められ、電圧の変動に遅延を生じる。
そのため高速に抵抗発熱体の抵抗値を検出することがで
きないという問題があった。
では、電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸
収する素子として、コンデンサをサーマルヘッドに持っ
ていたので、サーマルヘッドの断線を検出するためにサ
ーマルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値を測定する場合、コ
ンデンサの容量のために発熱体の抵抗間の電圧の変動
は、コンデンサの容量と抵抗発熱体の抵抗値の積である
時定数によって決められ、電圧の変動に遅延を生じる。
そのため高速に抵抗発熱体の抵抗値を検出することがで
きないという問題があった。
【0004】またツェナーダイオードをサーマルヘッド
に持っていたものでは、前記のコンデンサを持たした場
合のような抵抗発熱体の抵抗値の測定は高速にできる
が、電源のサージなどの変動がツェナー電圧を超えたと
き、その超えた部分だけカットされるため、電源のリッ
プルなどツェナー電圧を超えない電源電圧の変動を抑え
ることはできないという問題があった。
に持っていたものでは、前記のコンデンサを持たした場
合のような抵抗発熱体の抵抗値の測定は高速にできる
が、電源のサージなどの変動がツェナー電圧を超えたと
き、その超えた部分だけカットされるため、電源のリッ
プルなどツェナー電圧を超えない電源電圧の変動を抑え
ることはできないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーマルヘッ
ドにおいて電源のサージおよびリップルなど電源の変動
を吸収する素子を持ち、前記電源の変動を吸収する素子
を切り放す手段を持つことを特徴とするサーマルヘッド
により前記の課題を解決する。
ドにおいて電源のサージおよびリップルなど電源の変動
を吸収する素子を持ち、前記電源の変動を吸収する素子
を切り放す手段を持つことを特徴とするサーマルヘッド
により前記の課題を解決する。
【0006】
【作用】本発明によるサーマルヘッドは、電源のサージ
およびリップルなど電源の変動を吸収する素子を切り放
すことができ、抵抗発熱体の抵抗値の測定を高速に行う
ことができる。
およびリップルなど電源の変動を吸収する素子を切り放
すことができ、抵抗発熱体の抵抗値の測定を高速に行う
ことができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0008】図1は本発明による電源のサージおよびリ
ップルなど電源の変動を吸収する素子を持ち、電源の変
動を吸収する素子を切り放す手段を持つサーマルヘッド
の要部の回路図である。電源のサージおよびリップルな
ど電源の変動を吸収する素子1は電解コンデンサで、電
解コンデンサを回路から電気的に切り放す手段2として
本実施例ではトランジスタを用い、ベース信号であるO
CS信号3によりコレクタ、エミッタ間をON、OFF
させる。図1におけるVH、GNDHはサーマルヘッド
の抵抗発熱体6の電源電圧で、CNTS信号4によりD
ATAIN信号5が“H”であるデータの存在するサー
マルヘッドの抵抗発熱体6がスイッチ素子7により加熱
される。
ップルなど電源の変動を吸収する素子を持ち、電源の変
動を吸収する素子を切り放す手段を持つサーマルヘッド
の要部の回路図である。電源のサージおよびリップルな
ど電源の変動を吸収する素子1は電解コンデンサで、電
解コンデンサを回路から電気的に切り放す手段2として
本実施例ではトランジスタを用い、ベース信号であるO
CS信号3によりコレクタ、エミッタ間をON、OFF
させる。図1におけるVH、GNDHはサーマルヘッド
の抵抗発熱体6の電源電圧で、CNTS信号4によりD
ATAIN信号5が“H”であるデータの存在するサー
マルヘッドの抵抗発熱体6がスイッチ素子7により加熱
される。
【0009】まず通常の印字の場合、OCS信号3は
“H”のままとし、電源電圧VHがサーマルヘッドの抵
抗発熱体6に印加されるが、電源の変動を吸収する素子
1により電源のサージおよびリップルなど電源の変動を
吸収する。
“H”のままとし、電源電圧VHがサーマルヘッドの抵
抗発熱体6に印加されるが、電源の変動を吸収する素子
1により電源のサージおよびリップルなど電源の変動を
吸収する。
【0010】断線検出など、サーマルヘッドの抵抗発熱
体6の抵抗値を測定する場合、OCS信号3を“L”と
し、電源の変動を吸収する素子1を電気的に電源VH、
GNDHから切り放し、高速にサーマルヘッドの抵抗発
熱体の抵抗値を測定する。
体6の抵抗値を測定する場合、OCS信号3を“L”と
し、電源の変動を吸収する素子1を電気的に電源VH、
GNDHから切り放し、高速にサーマルヘッドの抵抗発
熱体の抵抗値を測定する。
【0011】図2は、本発明のサーマルヘッドを使用し
た抵抗検出回路の一例である。破線内がサーマルヘッド
の抵抗発熱体6のうちの1ドットを示したものである。
通常の印字の場合、前述のようにOCS信号3を“H”
とし、VH、GNDH間に電源を印加し、CNTS信号
4を“H”にすることによりデータが存在するサーマル
ヘッドの抵抗発熱体6を加熱するが、断線検出を行う場
合、断線検出切り替え素子8の入力信号であるCHS信
号9を“L”としてVDを電気的に接続し、同時にOC
S信号3を“L”とし、CNTS信号4とDATAIN
信号5をともに“H”にし、サーマルヘッドの抵抗発熱
体6と分圧抵抗10から得られるVDの分圧であるVO
の電圧を測定することにより、高速にサーマルヘッドの
抵抗発熱体の抵抗値を求めることができる。なお逆流防
止素子11は、VOの測定系に電源電圧VHがかからな
いように設けており、本実施例ではダイオードを用い
た。
た抵抗検出回路の一例である。破線内がサーマルヘッド
の抵抗発熱体6のうちの1ドットを示したものである。
通常の印字の場合、前述のようにOCS信号3を“H”
とし、VH、GNDH間に電源を印加し、CNTS信号
4を“H”にすることによりデータが存在するサーマル
ヘッドの抵抗発熱体6を加熱するが、断線検出を行う場
合、断線検出切り替え素子8の入力信号であるCHS信
号9を“L”としてVDを電気的に接続し、同時にOC
S信号3を“L”とし、CNTS信号4とDATAIN
信号5をともに“H”にし、サーマルヘッドの抵抗発熱
体6と分圧抵抗10から得られるVDの分圧であるVO
の電圧を測定することにより、高速にサーマルヘッドの
抵抗発熱体の抵抗値を求めることができる。なお逆流防
止素子11は、VOの測定系に電源電圧VHがかからな
いように設けており、本実施例ではダイオードを用い
た。
【0012】また電源のサージおよびリップルなど電源
の変動を吸収する素子1を内蔵し、切り放す手段2を外
部回路に設けることもできる。また電源のサージおよび
リップルなど電源の変動を吸収する素子1を外部回路に
持ち、切り放す手段2を外部回路に設けることもでき
る。さらに電源のサージおよびリップルなど電源の変動
を吸収する素子1を外部回路に持ち、切り放す手段2を
内蔵することもできる。
の変動を吸収する素子1を内蔵し、切り放す手段2を外
部回路に設けることもできる。また電源のサージおよび
リップルなど電源の変動を吸収する素子1を外部回路に
持ち、切り放す手段2を外部回路に設けることもでき
る。さらに電源のサージおよびリップルなど電源の変動
を吸収する素子1を外部回路に持ち、切り放す手段2を
内蔵することもできる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電源
のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する素子
を切り放す手段を持つことにより、通常の印字時には、
電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する
素子を接続することにより、電源の変動を抑える。一方
サーマルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値を測定する場合、
電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する
素子を電気的に切り放し、素子の容量による電源の変動
の遅延を生じさせることなく、高速に測定できるという
効果がある。
のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する素子
を切り放す手段を持つことにより、通常の印字時には、
電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する
素子を接続することにより、電源の変動を抑える。一方
サーマルヘッドの抵抗発熱体の抵抗値を測定する場合、
電源のサージおよびリップルなど電源の変動を吸収する
素子を電気的に切り放し、素子の容量による電源の変動
の遅延を生じさせることなく、高速に測定できるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すサーマルヘッドの要部
回路図
回路図
【図2】本発明のサーマルヘッドを使用した抵抗検出回
路の一例を示す回路図
路の一例を示す回路図
1 電源の変動を吸収する素子 2 切り放し手段 3 OCS信号 4 CNTS信号 5 DATAIN信号 6 サーマルヘッドの抵抗発熱体 7 スイッチ素子 8 断線検出切り替え手段 9 CHS信号 10 分圧抵抗 11 逆流防止素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8804−2C B41J 29/00 S (72)発明者 畑田 尚起 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西畠 尚美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 橋本 美和子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】サーマルヘッドにおいて、電源のサージお
よびリップルなど電源の変動を吸収する素子を持ち、前
記電源の変動を吸収する素子を切り放す手段を持つこと
を特徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3910692A JPH05238036A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3910692A JPH05238036A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | サーマルヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238036A true JPH05238036A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12543822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3910692A Pending JPH05238036A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05238036A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062085A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Teraoka Seiko Co Ltd | サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP3910692A patent/JPH05238036A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062085A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Teraoka Seiko Co Ltd | サーマルプリンタ |
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