JPH05236643A - 電流制限回路 - Google Patents
電流制限回路Info
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- JPH05236643A JPH05236643A JP3104292A JP3104292A JPH05236643A JP H05236643 A JPH05236643 A JP H05236643A JP 3104292 A JP3104292 A JP 3104292A JP 3104292 A JP3104292 A JP 3104292A JP H05236643 A JPH05236643 A JP H05236643A
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- power supply
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- voltage
- load
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電流制限回路に関し、負荷に供給する電源回
路を共有してコストを低減することを目的とする。 【構成】 負荷共用電源回路12は、内部負荷13及び
外部負荷20に出力電圧を供給する。比較器14bは、
外部負荷20に供給する出力電圧と基準電圧発生器14
aから出力される基準電圧とを比較して、出力電圧が基
準電圧よりも低下した場合には電源出力制御手段14c
に遮断信号を出力する。この遮断信号により、電源出力
制御手段14cは負荷共用電源回路12から外部負荷2
0に供給する出力電圧を遮断し、内部負荷13への影響
を少なくする。
路を共有してコストを低減することを目的とする。 【構成】 負荷共用電源回路12は、内部負荷13及び
外部負荷20に出力電圧を供給する。比較器14bは、
外部負荷20に供給する出力電圧と基準電圧発生器14
aから出力される基準電圧とを比較して、出力電圧が基
準電圧よりも低下した場合には電源出力制御手段14c
に遮断信号を出力する。この遮断信号により、電源出力
制御手段14cは負荷共用電源回路12から外部負荷2
0に供給する出力電圧を遮断し、内部負荷13への影響
を少なくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流制限回路に関し、特
に外部負荷に供給する出力電圧を遮断する電流制限回路
に関する。
に外部負荷に供給する出力電圧を遮断する電流制限回路
に関する。
【0002】通信装置は、一般的に直流電圧48 V の
他に、ICやLSIなどで構成される論理回路用の定電
圧が必要である。この電圧を得るためには直流電圧48
Vを入力とするDC−DCコンバータで所定電圧に変換
して出力する方式が採用されている。このDC−DCコ
ンバータは、近年の技術開発によって小型化・高効率化
が推進され、他の電子回路と同様に、通信装置内にパッ
ケージ実装できるようになった。
他に、ICやLSIなどで構成される論理回路用の定電
圧が必要である。この電圧を得るためには直流電圧48
Vを入力とするDC−DCコンバータで所定電圧に変換
して出力する方式が採用されている。このDC−DCコ
ンバータは、近年の技術開発によって小型化・高効率化
が推進され、他の電子回路と同様に、通信装置内にパッ
ケージ実装できるようになった。
【0003】このような通信装置において、通信装置に
接続される外部負荷に対して出力電圧を供給する場合
は、通信装置内部の電子回路等に供給する電源回路とは
別に、外部負荷専用の電源回路を構成していた。このよ
うな構成としたのは、外部負荷が短絡等の影響により、
通信装置内部の電子回路等に供給する出力電圧が低下す
るのを防止するためである。
接続される外部負荷に対して出力電圧を供給する場合
は、通信装置内部の電子回路等に供給する電源回路とは
別に、外部負荷専用の電源回路を構成していた。このよ
うな構成としたのは、外部負荷が短絡等の影響により、
通信装置内部の電子回路等に供給する出力電圧が低下す
るのを防止するためである。
【0004】
【従来の技術】図3は、従来の監視部の全体構成を示す
ブロック図である。図において、監視部10は通信装置
の一部を構成する回路であり、直流電源回路11、内部
負荷用電源回路12a、外部負荷用電源回路12b及び
内部負荷13から構成されている。
ブロック図である。図において、監視部10は通信装置
の一部を構成する回路であり、直流電源回路11、内部
負荷用電源回路12a、外部負荷用電源回路12b及び
内部負荷13から構成されている。
【0005】ここで、直流電源回路11の出力端子は内
部負荷用電源回路12aの入力端子に接続される。内部
負荷用電源回路12aの出力端子は、内部負荷13に接
続される。また、直流電源回路11の出力端子は外部負
荷用電源回路12bの入力端子にも並列して接続され
る。なお、外部負荷用電源回路12bの出力端子は、外
部負荷20に接続される。
部負荷用電源回路12aの入力端子に接続される。内部
負荷用電源回路12aの出力端子は、内部負荷13に接
続される。また、直流電源回路11の出力端子は外部負
荷用電源回路12bの入力端子にも並列して接続され
る。なお、外部負荷用電源回路12bの出力端子は、外
部負荷20に接続される。
【0006】また、直流電源回路11は、商用電源の交
流電圧100 V を直流電圧−48V に変換して出力
する電源回路である。内部負荷用電源回路12aは、内
部負荷13に出力電圧を供給するために、直流電源回路
11からの直流電圧−48 Vを直流電圧+5.2 V に
変換して出力するDC−DCコンバータである。内部負
荷13は、例えば通信信号線のデータを監視するための
回路である。外部負荷用電源回路12bは、内部負荷用
電源回路12aと同一又は同様の機能を有する回路構成
になっており、外部負荷20に直流電圧+5.2 V の
出力電圧を供給する。
流電圧100 V を直流電圧−48V に変換して出力
する電源回路である。内部負荷用電源回路12aは、内
部負荷13に出力電圧を供給するために、直流電源回路
11からの直流電圧−48 Vを直流電圧+5.2 V に
変換して出力するDC−DCコンバータである。内部負
荷13は、例えば通信信号線のデータを監視するための
回路である。外部負荷用電源回路12bは、内部負荷用
電源回路12aと同一又は同様の機能を有する回路構成
になっており、外部負荷20に直流電圧+5.2 V の
出力電圧を供給する。
【0007】このような全体構成において、例えば外部
負荷20に短絡等の事故が発生した場合には、外部負荷
用電源回路12bが有する保護機能により、外部負荷2
0が監視部10から切り離された。したがって、外部負
荷20の短絡等の事故の影響による内部負荷13への出
力電圧の供給の影響はなかった。
負荷20に短絡等の事故が発生した場合には、外部負荷
用電源回路12bが有する保護機能により、外部負荷2
0が監視部10から切り離された。したがって、外部負
荷20の短絡等の事故の影響による内部負荷13への出
力電圧の供給の影響はなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では内部
負荷13への影響をなくすために、内部負荷用電源回路
12aとは別に外部負荷用電源回路12bを設ける必要
があり、コスト高になるという問題点があった。また、
外部負荷用電源回路12bを通信装置内にパッケージ実
装するために、余分なスペースを必要とするという問題
点があった。
負荷13への影響をなくすために、内部負荷用電源回路
12aとは別に外部負荷用電源回路12bを設ける必要
があり、コスト高になるという問題点があった。また、
外部負荷用電源回路12bを通信装置内にパッケージ実
装するために、余分なスペースを必要とするという問題
点があった。
【0009】また、外部負荷20に短絡等の事故が発生
した場合には、外部負荷用電源回路12b内のトランジ
スタ及びトランス等の回路部品の損傷が発生するため、
保守が困難になるという問題点があった。
した場合には、外部負荷用電源回路12b内のトランジ
スタ及びトランス等の回路部品の損傷が発生するため、
保守が困難になるという問題点があった。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、外部負荷用の電源を設けることなく、外部負
荷の事故の影響を内部負荷に及ぼさない電流制限回路
を、提供することを目的とする。
のであり、外部負荷用の電源を設けることなく、外部負
荷の事故の影響を内部負荷に及ぼさない電流制限回路
を、提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の電流制限回路の原理説明図である。図におい
て、監視部10は直流電源回路11、負荷共用電源回路
12、内部負荷13及び電流制限回路14から構成され
る。
る本発明の電流制限回路の原理説明図である。図におい
て、監視部10は直流電源回路11、負荷共用電源回路
12、内部負荷13及び電流制限回路14から構成され
る。
【0012】ここで、直流電源回路11の出力端子は負
荷共用電源回路12の入力端子に接続される。負荷共用
電源回路12の出力端子は電流制限回路14の入力端子
に接続されるとともに、内部負荷13にも並列して接続
される。なお、外部負荷20は電流制限回路14の出力
端子に接続される。
荷共用電源回路12の入力端子に接続される。負荷共用
電源回路12の出力端子は電流制限回路14の入力端子
に接続されるとともに、内部負荷13にも並列して接続
される。なお、外部負荷20は電流制限回路14の出力
端子に接続される。
【0013】また、電流制限回路14は負荷共用電源回
路12から外部負荷20に供給する出力電圧を遮断する
回路である。この電流制限回路14は、基準電圧を出力
する基準電圧発生器14a、この基準電圧と外部負荷2
0に供給する出力電圧とを比較して出力電圧が基準電圧
より低下した場合は遮断信号を出力する比較器14b、
及びこの遮断信号に基づき外部負荷20に供給する出力
電圧を遮断する電源出力制御手段14cから構成され
る。
路12から外部負荷20に供給する出力電圧を遮断する
回路である。この電流制限回路14は、基準電圧を出力
する基準電圧発生器14a、この基準電圧と外部負荷2
0に供給する出力電圧とを比較して出力電圧が基準電圧
より低下した場合は遮断信号を出力する比較器14b、
及びこの遮断信号に基づき外部負荷20に供給する出力
電圧を遮断する電源出力制御手段14cから構成され
る。
【0014】
【作用】直流電源回路11は、商用電源の交流電圧を直
流電圧に変換し、負荷共用電源回路12に供給する。負
荷共用電源回路12は、内部負荷13及び外部負荷20
に出力電圧を供給する共用の電源回路であり、直流電源
回路11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して出
力する。
流電圧に変換し、負荷共用電源回路12に供給する。負
荷共用電源回路12は、内部負荷13及び外部負荷20
に出力電圧を供給する共用の電源回路であり、直流電源
回路11からの直流電圧を所定の直流電圧に変換して出
力する。
【0015】また、比較器14bは外部負荷20に供給
される出力電圧と、基準電圧発生器14aから出力され
る基準電圧とを比較して、出力電圧が基準電圧よりも低
いときに遮断信号を出力する。この比較器14bからの
遮断信号に基づき、電源出力制御手段14cは負荷共用
電源回路12から外部負荷20に供給する出力電圧を遮
断する。
される出力電圧と、基準電圧発生器14aから出力され
る基準電圧とを比較して、出力電圧が基準電圧よりも低
いときに遮断信号を出力する。この比較器14bからの
遮断信号に基づき、電源出力制御手段14cは負荷共用
電源回路12から外部負荷20に供給する出力電圧を遮
断する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、本発明の電流制限回路の実施例を示す
図である。図において、監視部10は通信装置の一部を
構成する回路であり、直流電源回路11、負荷共用電源
回路12、監視制御回路13a及び電流制限回路14か
ら構成される。
明する。図2は、本発明の電流制限回路の実施例を示す
図である。図において、監視部10は通信装置の一部を
構成する回路であり、直流電源回路11、負荷共用電源
回路12、監視制御回路13a及び電流制限回路14か
ら構成される。
【0017】ここで、直流電源回路11の出力端子は負
荷共用電源回路12の入力端子に接続される。負荷共用
電源回路12の出力端子は電流制限回路14に接続され
るとともに、監視制御回路13aにも並列して接続され
る。なお、MPT(Maintenance Personal Terminal)2
1は監視部10の電流制限回路14の出力端子にRS−
232C等の通信回線で接続される。監視制御回路13
aは図1の内部負荷13に、MPT21は外部負荷20
に、それぞれ相当する。
荷共用電源回路12の入力端子に接続される。負荷共用
電源回路12の出力端子は電流制限回路14に接続され
るとともに、監視制御回路13aにも並列して接続され
る。なお、MPT(Maintenance Personal Terminal)2
1は監視部10の電流制限回路14の出力端子にRS−
232C等の通信回線で接続される。監視制御回路13
aは図1の内部負荷13に、MPT21は外部負荷20
に、それぞれ相当する。
【0018】また、直流電源回路11は、商用電源の交
流電圧100 V を直流電圧−48V に変換して出力
する電源回路である。負荷共用電源回路12は、監視制
御回路13a及びMPT21に出力電圧を供給するため
に、直流電源回路11からの直流電圧−48 V を直流
電圧+5.2 V に変換して出力するDC−DCコンバ
ータであり、後に詳述する。監視制御回路13aは通信
信号線のデータを監視するための回路であり、例えば+
3.7 V のように所定の直流電圧以下になると回路動
作がリセットされる。電流制限回路14は、負荷共用電
源回路12からMPT21に出力電圧を供給又は遮断の
制御を行う回路であり、後に詳述する。
流電圧100 V を直流電圧−48V に変換して出力
する電源回路である。負荷共用電源回路12は、監視制
御回路13a及びMPT21に出力電圧を供給するため
に、直流電源回路11からの直流電圧−48 V を直流
電圧+5.2 V に変換して出力するDC−DCコンバ
ータであり、後に詳述する。監視制御回路13aは通信
信号線のデータを監視するための回路であり、例えば+
3.7 V のように所定の直流電圧以下になると回路動
作がリセットされる。電流制限回路14は、負荷共用電
源回路12からMPT21に出力電圧を供給又は遮断の
制御を行う回路であり、後に詳述する。
【0019】まず、監視部10の概略的な全体の動作に
ついて説明する。直流電源回路11は、商用電源の交流
電圧100 V を直流電圧−48 V に変換し、負荷共
用電源回路12に供給する。負荷共用電源回路12は、
直流電源回路11からの直流電圧−48 V を直流電圧
+5.2 V に変換して、監視制御回路13a及び電流
制限回路14に出力する。
ついて説明する。直流電源回路11は、商用電源の交流
電圧100 V を直流電圧−48 V に変換し、負荷共
用電源回路12に供給する。負荷共用電源回路12は、
直流電源回路11からの直流電圧−48 V を直流電圧
+5.2 V に変換して、監視制御回路13a及び電流
制限回路14に出力する。
【0020】電流制限回路14では、MPT21に供給
される出力電圧と、電流制限回路14内の基準電圧発生
器から出力される基準電圧+4.3 V とを比較して、
出力電圧が基準電圧よりも低下した場合に、MPT21
に供給される出力電圧を遮断する。こうして、MPT2
1の短絡に影響されることなく、負荷共用電源回路12
の出力電圧を監視制御回路13aに供給することができ
る。したがって、監視制御回路13aの回路動作はリセ
ットされることがないため、確実に通信信号線のデータ
を監視することができる。
される出力電圧と、電流制限回路14内の基準電圧発生
器から出力される基準電圧+4.3 V とを比較して、
出力電圧が基準電圧よりも低下した場合に、MPT21
に供給される出力電圧を遮断する。こうして、MPT2
1の短絡に影響されることなく、負荷共用電源回路12
の出力電圧を監視制御回路13aに供給することができ
る。したがって、監視制御回路13aの回路動作はリセ
ットされることがないため、確実に通信信号線のデータ
を監視することができる。
【0021】次に、上述の負荷共用電源回路12の具体
的な回路構成について説明する。負荷共用電源回路12
は内部負荷13及び外部負荷20に出力電圧を供給する
ためのDC−DCコンバータであり、タイミング制御回
路12c、トランジスタTR1,TR2、トランスT、
ダイオードD1,D2、コイルL及びコンデンサCから
構成される。ここで、タイミング制御回路12cは出力
電圧を監視し、トランジスタTR1,TR2のスイッチ
ングを制御する回路である。
的な回路構成について説明する。負荷共用電源回路12
は内部負荷13及び外部負荷20に出力電圧を供給する
ためのDC−DCコンバータであり、タイミング制御回
路12c、トランジスタTR1,TR2、トランスT、
ダイオードD1,D2、コイルL及びコンデンサCから
構成される。ここで、タイミング制御回路12cは出力
電圧を監視し、トランジスタTR1,TR2のスイッチ
ングを制御する回路である。
【0022】トランスTには、1次巻線T1に中間タッ
プT1mと、2次巻線T2に中間タップT2mとを備え
ている。直流電源回路11の出力側の正端子は中間タッ
プT1mに接続され、直流電源回路11の出力側の負端
子は一対のトランジスタTR1,TR2のコレクタ端子
にそれぞれ接続される。また、一対のトランジスタTR
1,TR2のコレクタ端子は、それぞれ1次巻線T1に
接続される。タイミング制御回路12cの出力端子は一
対のトランジスタTR1,TR2のベース端子に接続さ
れる。
プT1mと、2次巻線T2に中間タップT2mとを備え
ている。直流電源回路11の出力側の正端子は中間タッ
プT1mに接続され、直流電源回路11の出力側の負端
子は一対のトランジスタTR1,TR2のコレクタ端子
にそれぞれ接続される。また、一対のトランジスタTR
1,TR2のコレクタ端子は、それぞれ1次巻線T1に
接続される。タイミング制御回路12cの出力端子は一
対のトランジスタTR1,TR2のベース端子に接続さ
れる。
【0023】2次巻線T2は一対のダイオードD1,D
2のアノード端子にそれぞれ接続される。そして、一対
のダイオードD1,D2のカソード端子は接続点12d
で接続されて、コイルLの一端に接続される。また、コ
イルLの他端は電流制限回路14の出力側の正端子に接
続される。コンデンサCの両端は電流制限回路14の出
力側の正端子及び負端子に、MPT21と並列に接続さ
れる。さらに、電流制限回路14の出力側の正端子及び
負端子は、タイミング制御回路12cの入力端子に接続
される。
2のアノード端子にそれぞれ接続される。そして、一対
のダイオードD1,D2のカソード端子は接続点12d
で接続されて、コイルLの一端に接続される。また、コ
イルLの他端は電流制限回路14の出力側の正端子に接
続される。コンデンサCの両端は電流制限回路14の出
力側の正端子及び負端子に、MPT21と並列に接続さ
れる。さらに、電流制限回路14の出力側の正端子及び
負端子は、タイミング制御回路12cの入力端子に接続
される。
【0024】ここで、ダイオードD1,D2はトランス
Tで変換された交流電圧を全波整流する整流回路であ
り、コイルL及びコンデンサCは全波整流した電圧を平
滑にするチョーク入力型平滑回路である。このDC−D
Cコンバータにより、供給する出力電圧が所望の直流電
圧に変えられ、出力電圧を安定して供給することができ
る。
Tで変換された交流電圧を全波整流する整流回路であ
り、コイルL及びコンデンサCは全波整流した電圧を平
滑にするチョーク入力型平滑回路である。このDC−D
Cコンバータにより、供給する出力電圧が所望の直流電
圧に変えられ、出力電圧を安定して供給することができ
る。
【0025】次に、電流制限回路14の具体的な回路構
成について説明する。電流制限回路14は、演算増幅器
OP、トランジスタTR、ツェナーダイオードZD及び
抵抗R1,R2,R3から構成される。これらの素子を
使用して簡単な回路構成にすることにより、コストを低
減することができる。
成について説明する。電流制限回路14は、演算増幅器
OP、トランジスタTR、ツェナーダイオードZD及び
抵抗R1,R2,R3から構成される。これらの素子を
使用して簡単な回路構成にすることにより、コストを低
減することができる。
【0026】負荷共用電源回路12の出力側の正端子
は、抵抗R1及びツェナーダイオードZDを通じて接地
される。抵抗R1とツェナーダイオードZDとの接続点
は、演算増幅器OPの正相入力端子に接続される。ま
た、演算増幅器OPの逆相入力端子は、電流制限回路1
4の出力側の正端子に接続される。演算増幅器OPの正
電源入力端子は負荷共用電源回路12の出力側の正端子
に接続され、演算増幅器OPの負電源入力端子は負荷共
用電源回路12の出力側の負端子に接続される。
は、抵抗R1及びツェナーダイオードZDを通じて接地
される。抵抗R1とツェナーダイオードZDとの接続点
は、演算増幅器OPの正相入力端子に接続される。ま
た、演算増幅器OPの逆相入力端子は、電流制限回路1
4の出力側の正端子に接続される。演算増幅器OPの正
電源入力端子は負荷共用電源回路12の出力側の正端子
に接続され、演算増幅器OPの負電源入力端子は負荷共
用電源回路12の出力側の負端子に接続される。
【0027】演算増幅器OPの出力端子は抵抗R2を通
じて、トランジスタTRのベース端子に接続される。ま
た、トランジスタTRのエミッタ端子は負荷共用電源回
路12の出力側の正端子に接続され、トランジスタTR
のコレクタ端子は電流制限回路14の出力側の正端子に
接続される。そして、トランジスタTRのエミッタ端子
とコレクタ端子との間には抵抗R3が並列して接続され
る。
じて、トランジスタTRのベース端子に接続される。ま
た、トランジスタTRのエミッタ端子は負荷共用電源回
路12の出力側の正端子に接続され、トランジスタTR
のコレクタ端子は電流制限回路14の出力側の正端子に
接続される。そして、トランジスタTRのエミッタ端子
とコレクタ端子との間には抵抗R3が並列して接続され
る。
【0028】したがって、負荷共用電源回路12から供
給される出力電圧を、図1の基準電圧発生器14aとし
ての抵抗R1及びツェナーダイオードZDの入力電圧と
することにより、回路構成が簡単になり、コストを低減
することができる。なお、抵抗R2はトランジスタTR
に過大な遮断信号電流が流れるのを防止するための保護
抵抗である。また、抵抗R3はトランジスタTRがオフ
され、MPT21に出力電圧が供給されなくなった場合
に、MPT21の容量を充電する。
給される出力電圧を、図1の基準電圧発生器14aとし
ての抵抗R1及びツェナーダイオードZDの入力電圧と
することにより、回路構成が簡単になり、コストを低減
することができる。なお、抵抗R2はトランジスタTR
に過大な遮断信号電流が流れるのを防止するための保護
抵抗である。また、抵抗R3はトランジスタTRがオフ
され、MPT21に出力電圧が供給されなくなった場合
に、MPT21の容量を充電する。
【0029】次に、電流制限回路14の動作について説
明する。まず、MPT21への出力電圧は、直流電源回
路11、負荷共用電源回路12及び電流制限回路14を
介して供給される。このとき、MPT21に供給される
出力電圧は+5.2 V であり、基準電圧発生器として
のツェナーダイオードZDから出力される基準電圧の+
4.3 V より高い。したがって、MPT21に供給さ
れる出力電圧と基準電圧とを比較して、演算増幅器OP
はトランジスタTRに供給信号、すなわちオン信号を出
力する。こうして、負荷共用電源回路12からMPT2
1への出力電圧は、安定して供給される。
明する。まず、MPT21への出力電圧は、直流電源回
路11、負荷共用電源回路12及び電流制限回路14を
介して供給される。このとき、MPT21に供給される
出力電圧は+5.2 V であり、基準電圧発生器として
のツェナーダイオードZDから出力される基準電圧の+
4.3 V より高い。したがって、MPT21に供給さ
れる出力電圧と基準電圧とを比較して、演算増幅器OP
はトランジスタTRに供給信号、すなわちオン信号を出
力する。こうして、負荷共用電源回路12からMPT2
1への出力電圧は、安定して供給される。
【0030】ところで、MPT21が短絡した場合、M
PT21に供給される出力電圧は基準電圧よりも低くな
る。このとき、演算増幅器OPはトランジスタTRに遮
断信号、すなわちオフ信号を出力する。この遮断信号に
よりMPT21へ供給する出力電圧は遮断される。この
ため、MPT21が短絡した場合でも、これに影響され
ることなく、負荷共用電源回路12から監視制御回路1
3aに供給する出力電圧は一定値に維持することができ
る。
PT21に供給される出力電圧は基準電圧よりも低くな
る。このとき、演算増幅器OPはトランジスタTRに遮
断信号、すなわちオフ信号を出力する。この遮断信号に
よりMPT21へ供給する出力電圧は遮断される。この
ため、MPT21が短絡した場合でも、これに影響され
ることなく、負荷共用電源回路12から監視制御回路1
3aに供給する出力電圧は一定値に維持することができ
る。
【0031】上記の説明では、基準電圧発生器14aと
して抵抗R1及びツェナーダイオードZDから構成され
る定電圧ダイオードレギュレータを使用したが、外部負
荷20に供給する出力電圧に応じた他の安定化電源装
置、例えばトランジスタの内部抵抗を変化させるトラン
ジスタシリーズレギュレータ、電圧検出・比較回路を集
積化した三端子レギュレータ、及び非線形抵抗素子であ
るバリスタ等を使用してもよい。
して抵抗R1及びツェナーダイオードZDから構成され
る定電圧ダイオードレギュレータを使用したが、外部負
荷20に供給する出力電圧に応じた他の安定化電源装
置、例えばトランジスタの内部抵抗を変化させるトラン
ジスタシリーズレギュレータ、電圧検出・比較回路を集
積化した三端子レギュレータ、及び非線形抵抗素子であ
るバリスタ等を使用してもよい。
【0032】また、基準電圧発生器14aは負荷共用電
源回路12から供給される出力電圧を入力電圧とした
が、負荷共用電源回路12とは独立した他の安定化電源
回路から供給される出力電圧を入力電圧としてもよい。
源回路12から供給される出力電圧を入力電圧とした
が、負荷共用電源回路12とは独立した他の安定化電源
回路から供給される出力電圧を入力電圧としてもよい。
【0033】さらに、電源出力制御手段14cとしてP
NP型トランジスタを使用したが、他の電源出力制御手
段、例えばNPN型トランジスタ、電界効果トランジス
タ(FET)又はリレー等を使用してもよい。
NP型トランジスタを使用したが、他の電源出力制御手
段、例えばNPN型トランジスタ、電界効果トランジス
タ(FET)又はリレー等を使用してもよい。
【0034】そして、外部負荷20としてMPT21を
接続したが、他の外部負荷を接続する場合にも適用でき
る。
接続したが、他の外部負荷を接続する場合にも適用でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、比較器
が外部負荷に供給する出力電圧と基準電圧発生器からの
基準電圧とを比較して、出力電圧が基準電圧よりも低下
した場合には遮断信号を出力し、この遮断信号に基づき
電源出力制御手段が負荷共用電源回路からの出力電圧を
遮断するように構成したので、外部負荷の短絡に影響さ
れることなく、負荷共用電源回路の出力電圧を内部負荷
に供給することができる。
が外部負荷に供給する出力電圧と基準電圧発生器からの
基準電圧とを比較して、出力電圧が基準電圧よりも低下
した場合には遮断信号を出力し、この遮断信号に基づき
電源出力制御手段が負荷共用電源回路からの出力電圧を
遮断するように構成したので、外部負荷の短絡に影響さ
れることなく、負荷共用電源回路の出力電圧を内部負荷
に供給することができる。
【0036】また、内部負荷及び外部負荷に供給する出
力電圧を負荷共用電源回路で共有することにより、コス
トが低減でき、また通信装置内のスペースも減少する。
力電圧を負荷共用電源回路で共有することにより、コス
トが低減でき、また通信装置内のスペースも減少する。
【図1】本発明の電流制限回路の原理説明図である。
【図2】本発明の電流制限回路の実施例を示す図であ
る。
る。
【図3】従来の監視部の全体構成を示すブロック図であ
る。
る。
10 監視部 11 直流電源回路 12 負荷共用電源回路 13 内部負荷 14 電流制限回路 14a 基準電圧発生器 14b 比較器 14c 電源出力制御手段 20 外部負荷
Claims (5)
- 【請求項1】 負荷共用電源回路から外部負荷に出力電
圧を供給する電流制限回路において、 基準電圧を出力する基準電圧発生器(14a)と、 外部負荷(20)に供給する出力電圧と、前記基準電圧
とを比較して、前記出力電圧が前記基準電圧より低下し
た場合には遮断信号を出力する比較器(14b)と、 負荷共用電源回路(12)と前記外部負荷(20)との
間に設けられ、前記遮断信号に基づき出力電圧を遮断す
る電源出力制御手段(14c)と、 を有することを特徴とする電流制限回路。 - 【請求項2】 前記負荷共用電源回路(12)は、通信
装置の監視部に構成されるDC−DCコンバータである
ことを特徴とする請求項1記載の電流制限回路。 - 【請求項3】 前記電源出力制御手段(14c)は、ト
ランジスタ又は電界効果トランジスタであることを特徴
とする請求項1記載の電流制限回路。 - 【請求項4】 前記基準電圧発生器(14a)は、ツェ
ナーダイオードにより前記基準電圧を出力するように構
成したことを特徴とする請求項1記載の電流制限回路。 - 【請求項5】 前記電源出力制御手段(14c)に並列
に前記外部負荷(20)の容量成分を充電する抵抗を接
続したことを特徴とする請求項1記載の電流制限回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104292A JPH05236643A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 電流制限回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104292A JPH05236643A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 電流制限回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236643A true JPH05236643A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12320432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3104292A Withdrawn JPH05236643A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 電流制限回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05236643A (ja) |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP3104292A patent/JPH05236643A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |