JPH05236628A - 上蓋浮上型防災トラフ - Google Patents
上蓋浮上型防災トラフInfo
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- JPH05236628A JPH05236628A JP6096792A JP6096792A JPH05236628A JP H05236628 A JPH05236628 A JP H05236628A JP 6096792 A JP6096792 A JP 6096792A JP 6096792 A JP6096792 A JP 6096792A JP H05236628 A JPH05236628 A JP H05236628A
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- band
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力ケーブルを収納して布設する防災トラフ
を改良する。 【構成】 防災トラフのファスナー部に上蓋脱落防止板
を有し、伸びの大きいトラフバンドによりトラフ上蓋と
トラフ本体とを２回巻きに結束して構成するトラフにお
いて、ケーブル地絡事故時にはトラフ内の圧力上昇をト
ラフ上蓋が浮上することによって生じるトラフ本体との
間に生じる隙間によって放圧させ、トラフバンドの結束
力によりトラフ上蓋が元の位置に復帰して密閉させるこ
とによりトラフ内への空気の供給を防ぎ、収納したケー
ブルへの着火を防止するようにした。
を改良する。 【構成】 防災トラフのファスナー部に上蓋脱落防止板
を有し、伸びの大きいトラフバンドによりトラフ上蓋と
トラフ本体とを２回巻きに結束して構成するトラフにお
いて、ケーブル地絡事故時にはトラフ内の圧力上昇をト
ラフ上蓋が浮上することによって生じるトラフ本体との
間に生じる隙間によって放圧させ、トラフバンドの結束
力によりトラフ上蓋が元の位置に復帰して密閉させるこ
とによりトラフ内への空気の供給を防ぎ、収納したケー
ブルへの着火を防止するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電力ケーブルを収納
して布設する防災トラフに関する。
して布設する防災トラフに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の防災トラフの一例を図面を参照し
て説明する。図６の防災トラフの斜視図において、防災
トラフは繊維強化プラスチック材によりトラフ本体１と
上蓋２とをそれぞれ断面凹字状に成形し、トラフ本体１
の両端部には図７に示すように断面Ｈ字状のファスナー
３をリベット６により取り付け、上蓋２の下端部をファ
スナー３の溝に挿し込んで断面方形状の筐体に組み合わ
せて形成する。そして、トラフ本体１と上蓋２の外周を
ステンレスあるいはケブラー４９（商品名）のアラミド
繊維から形成されるトラフバンド４で結束し、内部に電
力ケーブル５を収納するようになっている。なお、ファ
スナー３の溝の深さは約２５ｍｍ、トラフバンド４の間
隔は３〜１ｍ程度の間隔で結束している。
て説明する。図６の防災トラフの斜視図において、防災
トラフは繊維強化プラスチック材によりトラフ本体１と
上蓋２とをそれぞれ断面凹字状に成形し、トラフ本体１
の両端部には図７に示すように断面Ｈ字状のファスナー
３をリベット６により取り付け、上蓋２の下端部をファ
スナー３の溝に挿し込んで断面方形状の筐体に組み合わ
せて形成する。そして、トラフ本体１と上蓋２の外周を
ステンレスあるいはケブラー４９（商品名）のアラミド
繊維から形成されるトラフバンド４で結束し、内部に電
力ケーブル５を収納するようになっている。なお、ファ
スナー３の溝の深さは約２５ｍｍ、トラフバンド４の間
隔は３〜１ｍ程度の間隔で結束している。
【０００３】このように構成された防災トラフにおい
て、収納された電力ケーブル５に地絡事故が発生したと
きの圧力上昇は、図８に示すようにトラフバンド４の間
隔を狭くして完全に封じ込めるようにするか、あるいは
図９（Ａ）に示すようにトラフの上蓋２にゴム蓋７を設
けるか、または図９（Ｂ）に示すようにトラフの上蓋２
にノッチ８を設けて放圧する方法が採られている。
て、収納された電力ケーブル５に地絡事故が発生したと
きの圧力上昇は、図８に示すようにトラフバンド４の間
隔を狭くして完全に封じ込めるようにするか、あるいは
図９（Ａ）に示すようにトラフの上蓋２にゴム蓋７を設
けるか、または図９（Ｂ）に示すようにトラフの上蓋２
にノッチ８を設けて放圧する方法が採られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の方法では、地絡事故時に発生する圧力上昇が低い
場合においては有効であるが、圧力上昇が大きい場合に
は次のような不具合がある。即ち、図８に示すようにト
ラフバンド４の間隔を狭くしたものでは、圧力を封じ込
めることができずに防災トラフ自体が破壊してしまう
か、またはトラフバンド４が破断してしまうことにな
る。また、図９（Ａ），（Ｂ）に示すゴム蓋７またはノ
ッチ８をトラフ上蓋２に設けたものではゴム蓋７が吹き
飛んでしまうかノッチ８が壊れてしまい、防災トラフ内
への空気の流入が遮断されずにケーブルが着火してしま
うことになる。
従来の方法では、地絡事故時に発生する圧力上昇が低い
場合においては有効であるが、圧力上昇が大きい場合に
は次のような不具合がある。即ち、図８に示すようにト
ラフバンド４の間隔を狭くしたものでは、圧力を封じ込
めることができずに防災トラフ自体が破壊してしまう
か、またはトラフバンド４が破断してしまうことにな
る。また、図９（Ａ），（Ｂ）に示すゴム蓋７またはノ
ッチ８をトラフ上蓋２に設けたものではゴム蓋７が吹き
飛んでしまうかノッチ８が壊れてしまい、防災トラフ内
への空気の流入が遮断されずにケーブルが着火してしま
うことになる。
【０００５】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、地絡容量が大きい場合においても地絡事故後に
防災トラフ内への空気の流入を遮断することができるよ
うにし、収納されたケーブルへの着火を防止することが
可能な防災トラフを提供することを目的とする。
もので、地絡容量が大きい場合においても地絡事故後に
防災トラフ内への空気の流入を遮断することができるよ
うにし、収納されたケーブルへの着火を防止することが
可能な防災トラフを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、防災トラフ
のファスナー部に上蓋脱落防止板を有し、伸びの大きい
トラフバンドによりトラフ上蓋とトラフ本体とを２回巻
きに結束して構成する防災トラフにおいて、ケーブル地
絡事故時には防災トラフ内の圧力上昇をトラフ上蓋が浮
上することによって生じるトラフ本体との間に生じる隙
間によって放圧させ、トラフバンドの結束力により上蓋
が元の位置に復帰して密閉させることにより防災トラフ
内への空気の供給を防ぎ、収納したケーブルの着火を防
止するようにしたことを特徴とする上蓋浮上型防災トラ
フである。
のファスナー部に上蓋脱落防止板を有し、伸びの大きい
トラフバンドによりトラフ上蓋とトラフ本体とを２回巻
きに結束して構成する防災トラフにおいて、ケーブル地
絡事故時には防災トラフ内の圧力上昇をトラフ上蓋が浮
上することによって生じるトラフ本体との間に生じる隙
間によって放圧させ、トラフバンドの結束力により上蓋
が元の位置に復帰して密閉させることにより防災トラフ
内への空気の供給を防ぎ、収納したケーブルの着火を防
止するようにしたことを特徴とする上蓋浮上型防災トラ
フである。
【０００７】
【作用】地絡事故時の圧力上昇をトラフ上蓋の浮上によ
り吸収させ、放圧後のトラフ上蓋の復帰性を大幅に高め
ることにより、空気を遮断してケーブルへの着火を確実
に防止する。
り吸収させ、放圧後のトラフ上蓋の復帰性を大幅に高め
ることにより、空気を遮断してケーブルへの着火を確実
に防止する。
【０００８】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の一実施例を
説明する。図１は実施例の防災トラフの概要を示す斜視
図である。即ち、トラフ本体１およびトラフ上蓋２は図
６に示す従来例のものと同じく繊維強化プラスチック
（ＦＲＰ）の成形でそれぞれ断面が凹状に形成される。
トラフ本体１の両端部に設けられるファスナー３は、図
２に拡大断面図を示すようにトラフ本体１の端部にリベ
ット６で取り付けられるが、このときトラフ上蓋２のト
ラフバンド結束位置の内外側に長方形状の上蓋脱落板９
が形成される。そして、トラフ本体１とトラフ上蓋２の
外周に伸びが大きく難燃性の材料であるケブラー２９
（商品名）のアラミド繊維からなるトラフバンド１０を
２回巻回して結束して固定するのである。
説明する。図１は実施例の防災トラフの概要を示す斜視
図である。即ち、トラフ本体１およびトラフ上蓋２は図
６に示す従来例のものと同じく繊維強化プラスチック
（ＦＲＰ）の成形でそれぞれ断面が凹状に形成される。
トラフ本体１の両端部に設けられるファスナー３は、図
２に拡大断面図を示すようにトラフ本体１の端部にリベ
ット６で取り付けられるが、このときトラフ上蓋２のト
ラフバンド結束位置の内外側に長方形状の上蓋脱落板９
が形成される。そして、トラフ本体１とトラフ上蓋２の
外周に伸びが大きく難燃性の材料であるケブラー２９
（商品名）のアラミド繊維からなるトラフバンド１０を
２回巻回して結束して固定するのである。
【０００９】地絡発生時、図３に示すようにトラフ上蓋
２が矢印で示すようにトラフ内部の圧力上昇により円形
に近づこうと変形して浮上し、トラフ本体１とトラフ上
蓋２の間にできた隙間から放圧する。このとき、上記フ
ァスナー３の内外に設けられた脱落防止板９に沿ってト
ラフ上蓋２が上昇し、このトラフ上蓋２とトラフ本体１
の間に生じた隙間から矢印で示すように放圧する。そし
て、放圧した後トラフバンド１０の結束力により元の位
置に復帰するように作動する。このとき、上記トラフ本
体１およびトラフ上蓋２の変形を２回巻きしたトラフバ
ンド１０が抑えることになる。このようにしてトラフ内
への空気供給を瞬時に遮断し、収納された電力ケーブル
５への着火を防止するのである。
２が矢印で示すようにトラフ内部の圧力上昇により円形
に近づこうと変形して浮上し、トラフ本体１とトラフ上
蓋２の間にできた隙間から放圧する。このとき、上記フ
ァスナー３の内外に設けられた脱落防止板９に沿ってト
ラフ上蓋２が上昇し、このトラフ上蓋２とトラフ本体１
の間に生じた隙間から矢印で示すように放圧する。そし
て、放圧した後トラフバンド１０の結束力により元の位
置に復帰するように作動する。このとき、上記トラフ本
体１およびトラフ上蓋２の変形を２回巻きしたトラフバ
ンド１０が抑えることになる。このようにしてトラフ内
への空気供給を瞬時に遮断し、収納された電力ケーブル
５への着火を防止するのである。
【００１０】上記の例では、脱落防止板９をファスナー
３と別体に形成しリベット６によりトラフ本体１の端部
に固定したものであるが、図４に示すようにこの脱落防
止板をファスナーと一体型の構成としてファスナー１１
としてもよい。また、トラフバンド１０は地絡事故にお
ける圧力に耐え、かつ十分な伸びがあるアラミド繊維で
あるケプラー２９（商品名）が最適である。
３と別体に形成しリベット６によりトラフ本体１の端部
に固定したものであるが、図４に示すようにこの脱落防
止板をファスナーと一体型の構成としてファスナー１１
としてもよい。また、トラフバンド１０は地絡事故にお
ける圧力に耐え、かつ十分な伸びがあるアラミド繊維で
あるケプラー２９（商品名）が最適である。
【００１１】上記実施例において、脱落防止板９の高さ
は結束するトラフバンド１０の伸びにより決定される。
即ち、トラフが放圧を開始する圧力まではトラフ本体
１およびトラフ上蓋２が破壊しないこと、トラフバン
ド１０が破断せず、十分な伸びを有すること、放圧時
にトラフ上蓋２が脱落防止板９より外れないこと、が条
件となる。
は結束するトラフバンド１０の伸びにより決定される。
即ち、トラフが放圧を開始する圧力まではトラフ本体
１およびトラフ上蓋２が破壊しないこと、トラフバン
ド１０が破断せず、十分な伸びを有すること、放圧時
にトラフ上蓋２が脱落防止板９より外れないこと、が条
件となる。
【００１２】地絡発生時に、トラフ上蓋２は図３に示す
ように円形に近付こうと変形する。この変形をトラフバ
ンド９が抑えるためその径方向に剪断力が加わる。この
とき、トラフに加わる剪断力Ｑ（ｋｇ／ｃｍ2 ）は、剪
断応力τ（ｋｇ／ｃｍ2 ），トラフ内発生圧力Ｐ（ｋ
ｇ．ｃｍ2 ），トラフの断面積Ａ（ｃｍ2 ），トラフ幅
Ｗ（ｃｍ），トラフ高さＨ（ｃｍ），トラフ厚さｔ（ｃ
ｍ），トラフバンド間隔Ｌ（ｃｍ）とするとき、
ように円形に近付こうと変形する。この変形をトラフバ
ンド９が抑えるためその径方向に剪断力が加わる。この
とき、トラフに加わる剪断力Ｑ（ｋｇ／ｃｍ2 ）は、剪
断応力τ（ｋｇ／ｃｍ2 ），トラフ内発生圧力Ｐ（ｋ
ｇ．ｃｍ2 ），トラフの断面積Ａ（ｃｍ2 ），トラフ幅
Ｗ（ｃｍ），トラフ高さＨ（ｃｍ），トラフ厚さｔ（ｃ
ｍ），トラフバンド間隔Ｌ（ｃｍ）とするとき、
【００１３】 τ＝Ｑ／Ａ ・・・（１）
【００１４】 Ｑ＝２・Ｐ・（Ｗ＋Ｈ）・Ｌ ・・・（２）
【００１５】 Ａ＝２・（Ｗ＋Ｈ）・ｔ ・・・（３）
【００１６】となり、上記（１），（２），（３）式よ
りトラフバンド間隔Ｌと剪断応力τとの関係は、
りトラフバンド間隔Ｌと剪断応力τとの関係は、
【００１７】 Ｌ＝τ・ｔ／Ｐ ・・・（４）
【００１８】となる。トラフの許容応力τを１２００ｋ
ｇ／ｃｍ2 ，トラフ内発生圧力Ｐを３．２ｋｇ／ｃｍ
2 ，トラフ厚さｔを０．６ｃｍとして上記（４）式に代
入すると、トラフバンド間隔Ｌは２２５ｃｍとなる。一
方、トラフ長さは３００ｃｍであり、実用上トラフバン
ド間隔は１．５ｍでよいことになる。また、地絡発生時
にトラフ上蓋２がトラフバンド１０の伸び分だけ浮上す
ることになる。この浮上量ΔＨ（ｍｍ）は、トラフ幅Ｗ
（ｃｍ），トラフ高さＨ（ｍｍ），トラフバンド１０の
伸びθ（％）とすると、
ｇ／ｃｍ2 ，トラフ内発生圧力Ｐを３．２ｋｇ／ｃｍ
2 ，トラフ厚さｔを０．６ｃｍとして上記（４）式に代
入すると、トラフバンド間隔Ｌは２２５ｃｍとなる。一
方、トラフ長さは３００ｃｍであり、実用上トラフバン
ド間隔は１．５ｍでよいことになる。また、地絡発生時
にトラフ上蓋２がトラフバンド１０の伸び分だけ浮上す
ることになる。この浮上量ΔＨ（ｍｍ）は、トラフ幅Ｗ
（ｃｍ），トラフ高さＨ（ｍｍ），トラフバンド１０の
伸びθ（％）とすると、
【００１９】 ΔＨ＝（Ｗ＋Ｈ）・θ／１００ ・・・ （５）
【００２０】となり、トラフバンド９の伸びはトラフバ
ンドの試験結果より１０％程度として浮上量を計算する
と、
ンドの試験結果より１０％程度として浮上量を計算する
と、
【００２１】ΔＨ＝１０４ｍｍ
【００２２】となる。
【００２３】従って、脱落防止板９の高さをファスナー
溝から１１５ｍｍ，トラフバンド１０の間隔を１．０ｍ
および１．５ｍとして実施したところ、地絡容量６３ｋ
Ａ×０．２秒での地絡試験結果では、バンド間隔が１．
０ｍのものでは２本中２本ともケーブルに着火しなかっ
た。また、バンド間隔が１．５ｍのものでは２本中２本
ともケーブルに着火しなかった。
溝から１１５ｍｍ，トラフバンド１０の間隔を１．０ｍ
および１．５ｍとして実施したところ、地絡容量６３ｋ
Ａ×０．２秒での地絡試験結果では、バンド間隔が１．
０ｍのものでは２本中２本ともケーブルに着火しなかっ
た。また、バンド間隔が１．５ｍのものでは２本中２本
ともケーブルに着火しなかった。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の上蓋浮
上型防災トラフは地絡容量６３ｋＡ×０．２秒でのＯＦ
ケーブルの地絡防災が可能になった。
上型防災トラフは地絡容量６３ｋＡ×０．２秒でのＯＦ
ケーブルの地絡防災が可能になった。
【図１】この発明の実施例を示す上蓋浮上型防災トラフ
の斜視図、
の斜視図、
【図２】上記図１のファスナー部の構成を示す拡大断面
図、
図、
【図３】上蓋浮上型防災トラフの地絡事故時の放圧状態
を示す斜視図、
を示す斜視図、
【図４】変形例の上蓋浮上型防災トラフのファスナー部
を示す斜視図、
を示す斜視図、
【図５】上蓋浮上型防災トラフの放圧後の復帰状態を示
す横断面図、
す横断面図、
【図６】従来の防災トラフの斜視図、
【図７】図６の防災トラフのファスナー部の断面図、
【図８】従来のトラフでバンド間隔を狭くして地絡事故
時の圧力上昇を押え込む状態の斜視図、
時の圧力上昇を押え込む状態の斜視図、
【図９】（Ａ），（Ｂ）は、従来のトラフでゴム蓋放圧
方式およびノッチ放圧方式の構成を示す斜視図である。
方式およびノッチ放圧方式の構成を示す斜視図である。
１ トラフ本体 ２ トラフ上蓋 ３ ファスナー ４，１０ トラフバンド ６ リベット ９ 上蓋脱落防止板 １１ 上蓋脱落防止板一体化ファスナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒場 武司 東京都千代田区内幸町一丁目１番３号「東 京電力株式会社内」 (72)発明者 金井 清彦 東京都千代田区内幸町一丁目１番３号「東 京電力株式会社内」 (72)発明者 阿部 和俊 茨城県日立市日高町５丁目１番１号「日立 電線株式会社日高工場内」 (72)発明者 冨田 浩庸 茨城県日立市日高町５丁目１番１号「日立 電線株式会社日高工場内」 (72)発明者 石井 毅 東京都千代田区神田錦町３丁目20番地「昭 和高分子株式会社内」 (72)発明者 伊世 和幸 神奈川県相模原市宮下１丁目２番27号「大 日本硝子工業株式会社内」
Claims (1)
- 【請求項１】 防災トラフのファスナー部に上蓋脱落防
止板を有し、伸びの大きいトラフバンドによりトラフ上
蓋とトラフ本体とを２回巻きに結束して構成するトラフ
において、ケーブル地絡事故時にはトラフ内の圧力上昇
をトラフ上蓋が浮上することによって生じるトラフ本体
との間に生じる隙間によって放圧させ、トラフバンドの
結束力によりトラフ上蓋が元の位置に復帰して密閉させ
ることによりトラフ内への空気の供給を防ぎ、収納した
ケーブルへの着火を防止するようにしたことを特徴とす
る上蓋浮上型防災トラフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096792A JPH05236628A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 上蓋浮上型防災トラフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096792A JPH05236628A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 上蓋浮上型防災トラフ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05236628A true JPH05236628A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13157698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6096792A Pending JPH05236628A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 上蓋浮上型防災トラフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05236628A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007282333A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Ｏｆケーブル接続部の地絡防災方法およびｏｆケーブル接続部 |
| KR100862910B1 (ko) * | 2007-12-20 | 2008-10-13 | 주식회사 지에이엔지니어링건축사사무소 | 건축물용 지중배선의 소화구조물 |
| CN107706841A (zh) * | 2017-08-18 | 2018-02-16 | 国网上海市电力公司 | 一种用于500kV地下变电站敷设的电缆结构 |
| CN110471151A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-11-19 | 新昌县凌智机械有限公司 | 一种交通工程施工光缆的地下防护保护装置 |
| WO2021066745A1 (en) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | Yu Yee Engineering Pte Ltd | A cable trough system |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP6096792A patent/JPH05236628A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007282333A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | Ｏｆケーブル接続部の地絡防災方法およびｏｆケーブル接続部 |
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| CN110471151A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-11-19 | 新昌县凌智机械有限公司 | 一种交通工程施工光缆的地下防护保护装置 |
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| WO2021066745A1 (en) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | Yu Yee Engineering Pte Ltd | A cable trough system |
| KR20210128380A (ko) * | 2019-09-30 | 2021-10-26 | 유 이 엔지니어링 피티이 리미티드 | 케이블 홈통 시스템 |
| CN113826291A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-12-21 | 友谊工程私人有限公司 | 电缆槽系统 |
| EP3939135A4 (en) * | 2019-09-30 | 2022-11-30 | Yu Yee Engineering Pte Ltd | CABLE TRAY SYSTEM |
| JP2022549975A (ja) * | 2019-09-30 | 2022-11-30 | ユ イー エンジニアリング プライベート リミテッド | ケーブルトラフシステム |
| AU2020357475B2 (en) * | 2019-09-30 | 2023-04-06 | Yu Yee Engineering Pte Ltd | A cable trough system |
| CN113826291B (zh) * | 2019-09-30 | 2023-10-13 | 友谊工程私人有限公司 | 电缆槽系统 |
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