JPH05235816A - 衛星通信回線割当て制御方式 - Google Patents

衛星通信回線割当て制御方式

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JPH05235816A
JPH05235816A JP4036283A JP3628392A JPH05235816A JP H05235816 A JPH05235816 A JP H05235816A JP 4036283 A JP4036283 A JP 4036283A JP 3628392 A JP3628392 A JP 3628392A JP H05235816 A JPH05235816 A JP H05235816A
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control
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line allocation
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Masato Hayashi
正人 林
Kazuo Yagi
和夫 八木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星通信が輻輳状態となる場合でも、その輻
輳状態を抑えつつ管理局での回線割当て処理上での処理
負荷を軽減すること。 【構成】 管理局20からは、衛星通信回線の使用状況
監視結果に応じて、従局20ー1〜20ーn各々に対し
同報にて回線割当て規制/規制解除情報が伝送されるこ
とによって、回線割当て規制/規制解除情報の伝送先従
局20ー1〜20ーn各々では、自局に収容の端末各々
からの回線割当て要求が規制/規制解除されることによ
って、衛星通信の輻輳状態を抑えつつ管理局での回線割
当て処理上での処理負荷が軽減され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地球局各々に1以上の
情報速度種別の端末が収容されている場合に、それら地
球局各々からランダムに制御用共通回線を介し回線割当
て要求が集中制御局にあった場合には、集中制御局から
は制御用共通回線を介し、回線割当て要求元地球局に衛
星通信回線が割当てられるようにした集中制御形デマン
ドアサインメント衛星通信システムにおける衛星通信回
線割当て制御方式係わり、特に衛星通信の輻輳状態如何
に応じて、集中制御局から全地球局、あるいはその一部
の地球局に対し回線割当て規制/規制解除情報が同報伝
送されることによって、回線割当て規制/規制解除情報
の伝送先地球局各々では、自局に収容の端末各々からの
回線割当て要求が規制/規制解除されるようにした衛星
通信回線割当て制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでの集中制御形デマンドアサイン
メント衛星通信システムにおける衛星通信回線割当て制
御方式においては、何等かの衛星通信を行うべく地球局
(以下、単に従局と称す)各々からランダムに回線割当
て要求が集中制御局(以下、単に管理局と称す)にあっ
た場合、その衛星通信用の空き衛星通信回線が存在する
限りにおいては、管理局からは回線割当て要求元従局に
対しては衛星通信回線が割当てられるようになってい
る。図7には従来技術に係る一例での回線割当て制御シ
ーケンスが示されているが、これからも判るように、時
点ts 以前では現に行われている衛星通信の輻輳状態が
それ程でもなく、空き衛星通信回線がまだ存在している
状態では、複数の従局A〜N各々からランダムに回線割
当て要求があった場合には、その都度、管理局からは回
線割当て要求対応に回線割当てが実施されているが、そ
の時点ts 以降、もはや回線割当て要求に対し衛星通信
回線が割当てられない状況が発生した場合には、回線割
当て要求対応に回線割当て不可である旨が回線割当て要
求元従局に通知されるようになっている。このような状
態で、再び時点te 以降で回線割当てが可能な状態とな
った場合には、時点ts以前での場合と同様にして、回
線割当てが行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、これま
での集中制御形デマンドアサインメント衛星通信システ
ムにおける衛星通信回線割当て制御方式では、もはや空
き衛星通信回線が存在しなくなったにも拘らず、従局各
々から回線割当て要求がなおもあった場合には、回線割
当て要求元従局には回線割当てが不可である旨が管理局
から通知されるものとなっている。管理局ではそれまで
の回線割当て状況からその時点での輻輳状態が知れてい
るが、従局各々ではその輻輳状態を知り得ないことか
ら、したがって、輻輳状態においては、従局各々からは
再三に亘って回線割当てを試みるべく回線割当て要求が
行われる一方では、回線割当て要求対応に管理局からは
回線割当てが不可である旨が回線割当て要求元従局に通
知されるようになっている。この結果、管理局・従局間
では回線割当てに係る制御情報の授受が頻繁に行われる
ことになり、回線割当て要求処理上での管理局の処理負
荷の増加は避けられいというものである。特に従局各々
から複数の回線割当て要求が管理局にほぼ同時にあった
場合には、それら回線割当て要求を即処理した上、従局
各々に応答し得ないものとなっている。
【0004】本発明の目的は、衛星通信が輻輳状態とな
る場合でも、その輻輳状態を抑えつつも、管理局での回
線割当て処理上での処理負荷が軽減され得る衛星通信回
線割当て制御方式を供するにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記目的は、基本的に
は、従局各々からランダムに制御用共通回線を介し回線
割当て要求が管理局にあった場合、管理局からは制御用
共通回線を介し、回線割当て要求元従局に衛星通信回線
が割当てられるに際しては、管理局から、衛星通信回線
の使用状況監視結果に応じて、1以上の従局に対し制御
用共通回線を介し同報にて回線割当て規制/規制解除情
報が伝送されることによって、回線割当て規制/規制解
除情報の伝送先従局各々では、自局に収容の端末各々か
らの回線割当て要求が規制/規制解除されることで達成
される。
【0006】
【作用】管理局では、それまでの衛星通信回線の使用状
況、即ち、輻輳状態の監視結果から、以降での回線割当
て要求に対する衛星回線の割当てが可能であるか否かが
知れているが、以降での回線割当てが不可能となった場
合には、1以上の従局に対し制御用共通回線を介し同報
にて回線割当て規制情報が伝送されることによって、回
線割当て規制情報の伝送先従局各々では、自局に収容の
端末各々からの回線割当て要求が規制されるようにした
ものである。この回線割当て要求の規制によって、従局
各々からの不要、あるいは無駄な回線回線割当て要求は
抑えられ、その分、管理局での回線割当て処理上での処
理負荷は大幅に軽減され得るものである。また、従局各
々で回線割当て要求の規制が行われている状態で、やが
て、輻輳状態が緩和され回線割当てが再び可能となった
場合には、管理局からは、その規制が行われていた1以
上の1以上の従局に対し制御用共通回線を介し同報にて
回線割当て規制解除情報が伝送されることによって、回
線割当て規制解除情報の伝送先従局各々では、自局に収
容の端末各々からの回線割当て要求が規制解除されるよ
うにしたものである。規制が解除された時点から、従局
各々から管理局への回線割当て要求が初めて許容されて
いるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図1から図7により説明す
る。先ず本発明が適用された集中制御形デマンドアサイ
ンメント衛星通信システムについて説明すれば、図2は
そのシステム構成を示したものである。これによる場
合、従局21(21ー1〜21ーn)各々には情報速度
が異なる複数の端末が収容されているが、衛星通信回線
上で従局21(21ー1〜21ーn)相互間で通信衛星
22を介し衛星通信が行われるに際しては、その衛星通
信回線は事前に管理局20によって割当てされるものと
なっている。ここで、通常状態での回線割当て制御(従
来技術に係る回線割当て制御に同一)について説明すれ
ば、例えば従局21ー1に収容されている端末から、従
局21ーnに収容されている端末への衛星通信によるデ
ータ伝送の必要が生じた場合を想定すれば、その端末か
らの要求にもとづき従局21ー1からは回線割当て要求
が共通回線23を介し管理局20に通知されるものとな
っている(図中)。管理局20からはその回線割当て
要求に見合う空き衛星通信回線が存在していない場合に
は、従局20ー1に対し回線割当てが不可である旨の通
知が行われるが、空き衛星通信回線が存在している場合
は、衛星中継器での回線割当てが共通回線23を介し従
局21ー1,21ーnに通知されるようになっている
(図中)。管理局20からの回線割当てにもとづき従
局21ー1では割当てられた通信回線24を従局21ー
nとの間で確立した上、端末間ではデータ伝送が行われ
ているものである(図中)。
【0008】通常状態での回線割当て制御は以上のよう
であるが、次に回線割当てが規制されなければならない
場合について説明すれば、管理局20では、それまでの
衛星通信回線の使用状況(輻輳状態)の監視結果から、
以降での回線割当て要求に対する衛星回線の割当てが可
能であるか否かが容易に知れるものとなっている。した
がって、管理局20がその輻輳状態より回線割当て規制
の必要性が認識された場合には、回線規制内容を含む回
線規制情報が従局21ー1〜21ーn各々に同報にて一
斉に通知されるようになっているものである(図中
)。この通知にもとづき規制対象の端末を収容してい
る従局各々では、以降、規制対象の端末から回線割当て
要求があったとしも、管理局20に対しては回線割当て
要求が行われることはなく、その端末に対してはビジー
信号が直接返送されているものである。この回線割当て
規制状態では、従局21ー1〜21ーn各々からの回線
割当て要求は相当抑えられ共通回線23上での輻輳状態
が軽減される結果、管理局での回線割当て処理上での処
理負荷も軽減され得るものである。しかしながら、その
後の輻輳状態が緩和され、管理局20で回線割当て規制
の必要性がないと認識された場合は、それまでの回線割
当て規制を解除すべく回線規制解除情報が従局21ー1
〜21ーn各々に同報にて一斉に通知されることによっ
て、それまで規制状態におかれていた端末からの回線割
当て要求は従局で許容された上、管理局20に対し回線
割当て要求が行われるようになっているものである。
【0009】さて、図1により以上の回線割当て制御に
もとづく回線割当て制御シーケンスについて簡単ながら
説明すれば、時点ts でそれまでの輻輳状態の監視結果
から、以降での回線割当てを行い得ない、と管理局20
が認識した場合には、管理局20からは全従局20ー1
〜21ーn、あるいはその一部の従局に対しては回線規
制情報が一斉同報されるようになっている。この回線規
制情報を受信した従局各々では、自局に収容されている
端末から回線割当て要求があったとしても、管理局20
への回線割当て要求は行われなく、その端末に対しては
ビジー信号が返送されるものとなっている。やがて、時
間T1経過後の時点te で再び回線割当てが可能になれ
ば、管理局20からは、それまで規制が行われていた従
局各々に対しては回線規制解除情報が一斉同報されるこ
とで規制は解除され、規制解除された従局各々は通常の
運用状態に復帰されるようになっているものである。
【0010】以上のように、管理局による制御下に、回
線割当て規制が具体的には従局各々に収容の端末に対し
て行われているわけであるが、回線割当て規制が行われ
る場合を代表的な具体例を以て示せば以下のようであ
る。 (1)衛星通信回線の輻輳状態 システムからのトラヒック(輻輳)が増大し、使用可な
衛星通信回線が全く存在しなくなった場合での回線割当
て不可能状態である。管理局では、回線割当て不可能状
態ではそれ以上の回線割当てはもはや不可能であること
から、回線割当て規制が必要であると判断した上、回線
割当て不可理由を含む回線割当て規制情報を全従局に一
斉同報するものとなっている。その後に、使用可な衛星
通信回線が再び存在する状態となれば、管理局からはそ
の規制を解除すべく規制解除情報が全従局に一斉同報さ
れるものとなっている。また、数局の従局、あるいは特
定情報速度での衛星通信トラヒックの増加が著しく輻輳
状態に遷移する場合、この輻輳状態を軽減すべくそれら
従局のみ、あるいは特定情報速度についての衛星通信の
みに対し、回線割当て規制が行われるものとなってい
る。
【0011】(2)サービス品質の劣化 サービス品質のその定義は一般的には呼損率がその基準
とされている。したがって、予め設定されている呼損率
上でのサービス品質が満足されない場合、管理局では回
線割当て規制の必要性があると判断した上、そのサービ
ス品質劣化に係る特定情報速度以外の衛星通信に対して
回線割当て規制を行うものとなっている。具体的には、
管理局からは、そのサービス品質劣化に係る特定情報速
度以外の衛星通信を行う可能性がある従局各々に対し一
斉に回線割当て規制情報が同報されればよいものであ
る。この回線規制によって、例えばそのサービス品質劣
化に係る特定情報速度についての新たな空き衛星通信回
線の設定帯域が確保され得るものであり、新たな空き衛
星通信回線の増加によりサービス品質の劣化が軽減され
るものである。
【0012】(3)予約による回線割当て 管理局では、ある従局から回線割当ての予約を受けた場
合、その予約時間帯には必要な回線をその従局に提供し
なければならないが、その時間帯において回線を確保す
べく、その時間帯における予約以外の即時通信の回線割
当て要求の一部に対し、回線割当て規制を行う必要があ
るというわけである。具体的には、予約に係る回線割当
て要求が、例えば大きな帯域幅が要される通信種別につ
いての回線割当て要求、多くの時間が要される通信種別
についての回線割当て要求、あるいは回線割当て要求が
頻度大な通信種別について回線割当て要求であるような
場合には、その回線割当て管理に多大な影響を及ぼす可
能性がある従局(予約に係る従局を除く)の一部に対し
ては、回線割当て規制情報を同報すればよいものであ
る。これにより予約時には確実に回線確保が可能とな
り、サービス向上が図られるものである。
【0013】(4)優先権のある回線割当て 回線割当て上での優先度を有する種々な通信種類が混在
している場合に、回線能率が相当高い時点で複数の回線
割当て要求がほぼ同時に発生するような場合には、管理
局からは、優先度が低い端末を収容している従局各々に
対しては回線割当て規制情報が同報されるものとなって
いる。これにより優先度が低い種類の通信は規制される
結果、その分、優先度が高い種類の通信が優先的に行わ
れるものであり、通信の優先度にクラスを有するシステ
ムの構築が容易になる。
【0014】(5)割込みによる回線割当て 緊急事態の発生等により回線割当てに割込みが必要とな
る場合である。割込み発生時に、割込みのための回線が
不足している場合には、管理局からは、回線を使用して
いる従局に対して回線割当解除を行った後、割込みによ
る通信が終了するまでの間、回線割当て規制を行おうと
いうわけである。これにより緊急時等の割込み回線割当
てが可能となるものである。
【0015】ところで、回線割当て規制/規制解除を必
要時のみ行う場合とすれば、回線品質の劣化時には回線
割当て規制/規制解除情報が欠落する事態が発生する虞
があるものとなっている。このような不具合を解決する
には、以下のような方法が採られ得るものとなってい
る。即ち、共通回線23上に回線割当て規制/規制解除
情報伝送用チャネルを確保した上、例えばTDMA方式
では基準バーストデータ中に規制/規制解除情報設定領
域を設け、これに規制/規制解除の有無、規制/規制解
除が有の場合は規制/規制解除内容を設定するものであ
る。これにより常時、あるいは間欠的に回線割当て規制
/規制解除が実施され得るものである。例えば回線品質
が良好状態である場合には、間歇的(数TDMAフレー
ム毎)に、また、それが良好でない場合は、常時(TD
MAフレーム毎に)回線割当て規制/規制解除情報を設
定した上、同報すればよいものである。このような方法
により管理局からは、回線品質劣化時においても確実に
回線割当て規制/規制解除情報が規制/規制解除対象の
従局各々に通知され得るものである。因みに以上の例で
はTDMA方式を用いたが、アウトバウンドTDMA方
式や、インバウンドTDMA方式を用いても同様に実現
可能である。
【0016】図3(A),(B)はTDMA方式での基
準バーストデータ中に回線割当て規制/規制解除情報が
設定される場合でのフォーマットを示したものである。
図3(A)に示すように、そのバーストは搬送波とクロ
ック再生のためのプリアンブル31に引続いては、バー
ストデータの開始を受信側に通知するためのユニークワ
ード32が、更にユニークワード32に引続いては、バ
ーストデータ30が配置されたものとなっている。バー
ストデータ30には回線制御情報が含まれるが、その領
域内の一部に回線割当て規制/規制解除を指示するため
の規制情報33が設定されるようになっている。規制情
報33のその先頭2ビットは規制種別34を示すものと
して使用されるが、規制種別34の内容は図4に示す通
りである。即ち、[00]は規制無しを、[01]は規
制設定(規制有り)を、[10]は規制解除をそれぞれ
意味したものとなっている。規制無しの場合には、従局
各々では規制種別34に後続する一切の情報は無視され
るものとなっている。さて、図3(A)には回線割当て
規制情報のフォーマットが併せて示されているが、その
フォーマットは規制種別34、規制先(従局・端末)を
指定するアドレス35、規制対象としての通信種別を指
定する通信種類36、規制理由37、規制毎に一意に付
加されるシーケンシャルな規制番号38等からなるもの
となっている。その際、アドレス35としては、従局ア
ドレスおよび端末番号が指定されるが、これにより従局
対応のみならず、端末対応にも回線割当て規制を行い得
るものである。一方、回線割当て規制解除情報のフォー
マットは、図3(B)に示すように、規制種別34、規
制解除先(従局・端末)を指定するアドレス35、規制
解除対象の規制番号38等からなる。従局各々には規制
番号38を含む回線割当て規制情報が一時記憶されてい
るが、その規制番号38と回線割当て規制解除情報を受
信した際での規制番号38との一致を以て、規制解除対
象は一意に定まるものである。管理局では、以上の回線
割当て規制/規制解除に係る規制種別34と付随情報の
設定を随時、常時、または間欠的に行うことによって、
従局各々に対し所望に回線割当て規制/規制解除を行い
得るものである。
【0017】図5は以上の回線割当て規制/規制解除制
御を行う管理局でのその制御処理フローを示したもので
ある。この制御処理フローは適当なタイミングで起動・
実行されるが、例えば従局の何れかより回線割当て要求
があった場合に起動・実行されるものとなっている。こ
れによる場合、実行初期のステップ50aにおいては、
先ず回線割当て状況が把握された上、次のステップ50
bでは、回線割当て規制を行う上での条件、即ち、既述
の(1)〜(5)の何れかに該当する状況が発生してい
るか否か、また、何等かの回線割当て規制が行われてい
る場合には、その解除条件が満足されているか否かの状
況把握が行われるものとなっている。その後のステップ
50cにおいては、ステップ50bでの状況把握より規
制/規制解除の必要性が判断されるが、規制/規制解除
が必要でなければ、制御処理はステップ50aに戻され
次での起動・実行に備えるべく待機状態におかれるもの
となっている。もしもステップ50cにおいて、規制/
規制解除が必要であると判断された場合には、ステップ
50dにおいて、既述の規制情報33が作成された上、
バーストデータ30中に挿入設定された状態で、規制/
規制解除対象の従局各々に同報されているものである。
【0018】図6はまた、規制/規制解除対象としての
従局でのその制御処理フローを示したものである。この
制御処理フローは管理局からのバーストデータ30が受
信された後に起動・実行されるものとなっている。これ
による場合、ステップ60aで規制種別34がチェック
された上、ステップ60bでは規制無しか否かが判断さ
れるものとなっている。規制無しの場合には、制御処理
はステップ60aへ戻され待機状態におかれるものであ
る。また、もしも規制無しではないならば、ステップ6
0cで規制有りか否かが判断されるが、規制有りである
場合にはステップ60dに、また、規制有りでないなら
ば、ステップ60iで規制解除か否かが判断されるもの
となっている。ステップ60iで規制解除であると判断
された場合にはステップ60jに、また、規制解除でな
いと判断された場合には、不合理な規制種別であるとし
て、制御処理はステップ60aへ戻され待機状態におか
れるものとなっている。
【0019】さて、規制有りである場合にはステップ6
0dで先ずアドレス35がチェックされた上、自局アド
レスが含まれているか否かがステップ60eで行われる
が、自局アドレスが含まれていない場合には、その従局
は規制対象外であるとして、制御処理はステップ60a
へ戻され待機状態におかれるものとなっている。また、
自局アドレスが含まれている場合は、ステップ60fで
規制対象となる通信種類36がチェックされた後、規制
理由37および規制番号38の一時記憶がステップ60
gで行われ、更にその後のステップ60hでは、回線割
当て規制を行うべく規制対象端末に対してはビジー信号
が転送されるものである。一方、また、ステップ60i
で規制解除であると判断された場合には、ステップ60
jでアドレス35がチェックされた上、自局アドレスが
含まれているか否かがステップ60kで行われるものと
なっている。この判断で自局アドレスが含まれていない
場合には、その従局は規制解除対象外であるとして、制
御処理はステップ60aへ戻され待機状態におかれるも
のとなっている。また、自局アドレスが含まれている場
合は、ステップ60lで規制番号38と既に一時記憶さ
れている規制番号38との一致がチェックされた後、ス
テップ60mでは規制対象端末でのビジー信号は解除さ
れるものとなっている。従局では規制解除された端末か
らの回線割当て要求にもとづき再び管理局に対し回線割
当て要求行い得るものである。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜4に
よる場合には、衛星通信が輻輳状態となる場合でも、そ
の輻輳状態を抑えつつも、管理局での回線割当て処理上
での処理負荷が軽減され得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一例での回線割当て制御
シーケンスを示す図
【図2】図2は、本発明が適用可とされる集中制御形デ
マンドアサインメント衛星通信システムのシステム構成
を示す図
【図3】図3(A),(B)は、TDMA方式での基準
バーストデータ中に回線割当て規制/規制解除情報が設
定される場合でのフォーマットを示す図
【図4】図4は、そのフォーマットにおける規制種別内
容を示す図
【図5】図5は、本発明に係る管理局での回線割当て規
制/規制解除制御処理フローを示す図
【図6】図6は、本発明に係る従局での制御処理フロー
を示す図
【図7】図7は、従来技術に係る一例での回線割当て制
御シーケンスを示す図
【符号の説明】
20…管理局、21ー1〜20ーn…従局、22…通信
衛星、23…共通回線、24…通信回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の情報速度種別の端末が収容され
    ている地球局各々からランダムに制御用共通回線を介し
    回線割当て要求が集中制御局にあった場合、該集中制御
    局からは制御用共通回線を介し、回線割当て要求元地球
    局に衛星通信回線が割当てられるようにした集中制御形
    デマンドアサインメント衛星通信システムにおける衛星
    通信回線割当て制御方式であって、集中制御局から、衛
    星通信回線の使用状況監視結果に応じて、1以上の地球
    局に対し制御用共通回線を介し同報にて回線割当て規制
    /規制解除情報が伝送されることによって、該回線割当
    て規制/規制解除情報の伝送先地球局各々では、自局に
    収容の端末各々からの回線割当て要求が規制/規制解除
    されるようにした衛星通信回線割当て制御方式。
  2. 【請求項2】 1以上の情報速度種別の端末が収容され
    ている地球局各々からランダムに制御用共通回線を介し
    回線割当て要求が集中制御局にあった場合、該集中制御
    局からは制御用共通回線を介し、回線割当て要求元地球
    局に衛星通信回線が割当てられるようにした集中制御形
    デマンドアサインメント衛星通信システムにおける衛星
    通信回線割当て制御方式であって、集中制御局から、衛
    星通信回線の使用状況監視結果に応じて、1以上の地球
    局に対し制御用共通回線を介し同報にて、特定の情報速
    度種別、あるいは特定の通信種別に係る回線割当て規制
    /規制解除情報が伝送されることによって、該回線割当
    て規制/規制解除情報の伝送先地球局各々では、自局に
    収容の端末各々からの回線割当て要求が規制/規制解除
    されるようにした衛星通信回線割当て制御方式。
  3. 【請求項3】 1以上の情報速度種別の端末が収容され
    ている地球局各々からランダムに制御用共通回線を介し
    回線割当て要求が集中制御局にあった場合、該集中制御
    局からは制御用共通回線を介し、回線割当て要求元地球
    局に衛星通信回線が割当てられるようにした集中制御形
    デマンドアサインメント衛星通信システムにおける衛星
    通信回線割当て制御方式であって、集中制御局から、衛
    星通信回線の使用状況監視結果に応じて、随時、常時、
    または間欠的に1以上の地球局に対し制御用共通回線を
    介し同報にて、回線割当て規制/規制解除の有無および
    規制/規制解除内容を含む回線割当て規制/規制解除情
    報が伝送されることによって、該回線割当て規制/規制
    解除情報の伝送先地球局各々では、自局に収容の端末各
    々からの回線割当て要求が規制/規制解除されるように
    した衛星通信回線割当て制御方式。
  4. 【請求項4】 1以上の情報速度種別の端末が収容され
    ている地球局各々からランダムに制御用共通回線を介し
    回線割当て要求が集中制御局にあった場合、該集中制御
    局からは制御用共通回線を介し、回線割当て要求元地球
    局に衛星通信回線が割当てられるようにした集中制御形
    デマンドアサインメント衛星通信システムにおける衛星
    通信回線割当て制御方式であって、集中制御局から、衛
    星通信回線の使用状況監視結果に応じて、1以上の地球
    局に対しTDMA伝送方式制御用共通回線を介し同報に
    て、回線割当て規制/規制解除情報がTDMAの基準バ
    ーストに重畳された状態で伝送されることによって、該
    回線割当て規制/規制解除情報の伝送先地球局各々で
    は、自局に収容の端末各々からの回線割当て要求が規制
    /規制解除されるようにした衛星通信回線割当て制御方
    式。
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