JPH05235728A - 分岐装置 - Google Patents

分岐装置

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Publication number
JPH05235728A
JPH05235728A JP7212392A JP7212392A JPH05235728A JP H05235728 A JPH05235728 A JP H05235728A JP 7212392 A JP7212392 A JP 7212392A JP 7212392 A JP7212392 A JP 7212392A JP H05235728 A JPH05235728 A JP H05235728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peak
voltage
signal
level
threshold value
Prior art date
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Pending
Application number
JP7212392A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kajiura
孝一 梶浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換器を並列接続してもデジタル信号の判定
を行えるようにする。 【構成】 ピーク値検出回路3で供給される信号のピー
ク値を検出しホールド回路3でピーク値を保持し、閾値
発生回路によってピーク値の中央値付近の閾値を発生す
るので、入力信号レベルが変動しても閾値レベルが追従
し、デジタル信号が検出できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発信器から供給された信
号を分岐する分岐装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセス制御装置は現場で検出し
たプロセス変量を4〜20mAの範囲の電流に変換して
アナログ変量として伝送していた。しかしこれでは1種
類の情報しか取り扱えないので、プロセス変量をデジタ
ル信号として送出するものが提供されている。このため
発信器の更新を行う場合、将来を見越してデジタル式の
ものとすることがある。この場合、受端側の装置もデジ
タル信号用に交換すれば良いが、既設装置に接続する場
合はデジタル信号を既設装置に適合するように変換器を
使用する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年は発信器か
ら送られてきた信号を複数に分岐して使用することも要
望されており、この場合は変換器を並列に接続して1入
力で2出力を得ることができる。しかし、デジタル式の
場合、入力信号とある閾値を比較して入力信号の方が閾
値より大きい場合に信号有りと判定しているが、変換器
を並列に接続すると入力インピーダンスが下がるために
入力信号レベルも低下し、甚だしい場合は入力信号レベ
ルが閾値を越えなくなり、信号有りと判定できなくなる
という課題を有していた。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので変換器を並列接続してもデジタル信号の判定を行
えるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、供給される信号のピーク値を検出す
るピーク値検出回路と、検出されたピーク値を保持する
ホールド回路と、ホールドされた信号の中央値付近の閾
値を発生する閾値発生回路と、供給されたデジタル信号
が前記閾値以上のときに出力信号を発生する比較器とを
備えたものである。
【0006】
【作用】入力信号のピーク値が検出され、そのピーク値
のほぼ中央値が閾値電圧として設定されるので常に入力
信号の中央値付近に閾値が設定され、デジタル信号の検
出ができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図1において、入力端子1a,1bに供給された図
2(a)に示すデジタル信号による電流が抵抗2に流
れ、その抵抗の両端に入力電流変化ΔIに対応するピー
ク電圧が発生する。このピーク電圧はピーク値検出回路
3によって検出され、ホールド回路4によってホールド
される。
【0008】ホールドされた電圧は抵抗5、6によるデ
バイダによってピーク値のほぼ中央値に設定される。こ
のため入力信号によって入力端子1a,1bに図2
(b)に示すピーク振幅ΔVの電圧が発生すると点線で
示す閾値Vth1 が設定されるのでその閾値Vth1 よりも
大きい電圧が発生している部分は比較器7が入力信号有
りと判断する。
【0009】この場合、入力電流にはオフセットΔI1
があるので端子電圧もオフセットΔV1がありデバイダ
によって発生する閾値はこのオフセットを考慮して決め
る必要がある。
【0010】一方、変換器を2台並列に接続すると入力
端子1a,1bの端子電圧は図2(c)に示すように低
い値ΔV2になる。ここで、従来の装置は閾値Vth1 を
使用していたので端子電圧のピーク値がそれを下回り、
デジタル信号が検出できなかった。
【0011】図1の回路ではピーク値検出回路3によっ
て新たなピーク値振幅ΔV2を検出し、それがホールド
回路3によってホールドされるのでそのピーク値のほぼ
中央値が新たな閾値Vth2 として設定される。したがっ
て、入力端子2a,2bに発生する電圧がこの新たな閾
値Vth2 よりも大きい部分はデジタル信号有りとして検
出される。
【0012】図3は他の実施例であり、ホールド回路3
のホールド電圧に基づいて最適な閾値をA/Dコンバー
タで設定し、それを比較器7の比較電圧入力端子に供給
するようにしたものである。
【0013】図4はこの装置が適用される分岐装置の一
実施例を示すブロック図であり、メイン/電源ユニット
10が1入力・1出力の基本となり、この例ではアウト
プットユニット11を付加して更に3出力増加し、1入
力・4出力の装置構成としている。メイン/電源ユニッ
ト10のうちIN+、IN−端子には発信器が接続さ
れ、P,TX,RX端子は他の対応する端子と並列に接
続され、制御信号が送受信される。
【0014】図5はその接続例であり、分岐装置10の
SFリンク(端子P,TX,RXに相当する)を複数並
列に接続しており、それらはSFリンクI/F12を介
してRS−232Cモジュール13を開始てパソコン等
の上位装置14に接続されている。
【0015】それぞれの分岐装置10から複数の出力信
号が送出され、それらはコントローラ/モニタ15に接
続されて監視される。また、それぞれの分岐装置は発信
器16に接続されている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力信号
レベルに応じて閾値を決めるようにしたので、変換器を
並列接続してもデジタル信号を検出することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図
【図2】図1の装置の各部波形図
【図3】他の実施例の構成を示す回路図
【図4】分岐装置の内部構成を示す図
【図5】分岐装置を複数接続したシステムを示す図
【符号の説明】
1 入力端子 2、5、6 抵抗 3 ピーク値検出回路 4 ホールド回路 7 比較器 10 メイン/電源ユニット 11 アウトプットユニット 12 S/FリンクI/F 13 RS−232Cモジュール 14 上位装置 15 コントローラ/モニタ 16 発信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出したプロセス変量が電流パルスから
    なるデジタル信号として供給され、供給された信号を分
    岐する分岐装置において、 供給される信号のピーク値振幅を検出するピーク値検出
    回路と、 検出されたピーク値振幅を保持するホールド回路と、 ホールドされたピーク値振幅の中央値付近の閾値を発生
    する閾値発生回路と、 供給されたデジタル信号が前記閾値以上の時出力信号を
    発生する比較器とから構成される分岐装置。
JP7212392A 1992-02-24 1992-02-24 分岐装置 Pending JPH05235728A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7212392A JPH05235728A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 分岐装置

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JP7212392A JPH05235728A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 分岐装置

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JPH05235728A true JPH05235728A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13480250

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JP7212392A Pending JPH05235728A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 分岐装置

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