JPH05234580A - 鉛蓄電池の製造法 - Google Patents
鉛蓄電池の製造法Info
- Publication number
- JPH05234580A JPH05234580A JP4037491A JP3749192A JPH05234580A JP H05234580 A JPH05234580 A JP H05234580A JP 4037491 A JP4037491 A JP 4037491A JP 3749192 A JP3749192 A JP 3749192A JP H05234580 A JPH05234580 A JP H05234580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straps
- cell
- manufacturing
- lead
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉛蓄電池の各セル室内の極板群を接続する方
法において、接続に要する部品を削減して製造コストを
低減するとともに、セル間接続時の溶接不良をなくし、
簡単容易にセル間の接続を行うことができる鉛蓄電池の
製造法を提供する。 【構成】 同極性極板の耳部をストラップにより接続し
た極板群を電槽内の各セル室内に収納し、セル室間の仕
切壁の上方で隣り合う室内の極板群をセル間接続体によ
り接続する鉛蓄電池の製造法で、各セル室内の極板群の
ストラップにはそれぞれ外側に向けて張り出した突出部
を設けて、仕切壁上方で隣り合うセル室内のストラップ
の突出部を対向させ、これらをアーク溶接、または、電
気抵抗溶接して極板群の接続を行うものである。これに
より、従来の極板群の接続時に使用されていた極柱とセ
ル間接続体を省略することができるため、製造コストを
低減することができ、セル間接続部の溶接不良の発生を
抑制し、簡単容易にセル間の接続を行うことができる。
法において、接続に要する部品を削減して製造コストを
低減するとともに、セル間接続時の溶接不良をなくし、
簡単容易にセル間の接続を行うことができる鉛蓄電池の
製造法を提供する。 【構成】 同極性極板の耳部をストラップにより接続し
た極板群を電槽内の各セル室内に収納し、セル室間の仕
切壁の上方で隣り合う室内の極板群をセル間接続体によ
り接続する鉛蓄電池の製造法で、各セル室内の極板群の
ストラップにはそれぞれ外側に向けて張り出した突出部
を設けて、仕切壁上方で隣り合うセル室内のストラップ
の突出部を対向させ、これらをアーク溶接、または、電
気抵抗溶接して極板群の接続を行うものである。これに
より、従来の極板群の接続時に使用されていた極柱とセ
ル間接続体を省略することができるため、製造コストを
低減することができ、セル間接続部の溶接不良の発生を
抑制し、簡単容易にセル間の接続を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛蓄電池の、とくにそ
の電槽外上部でのセル間の接続方法に関するものであ
る。
の電槽外上部でのセル間の接続方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】これまで、小型の鉛蓄電池の電槽外上部
において隣り合う各セル室内の極板群間の接続方法には
種々の方法がとられていたが、その代表的な一例を図7
および図8を用いて説明する。
において隣り合う各セル室内の極板群間の接続方法には
種々の方法がとられていたが、その代表的な一例を図7
および図8を用いて説明する。
【0003】図7は、各セル室内の極板群の接続の様子
を示す上面図であり、図8は同側面図である。
を示す上面図であり、図8は同側面図である。
【0004】図7および図8に示したように、従来の鉛
蓄電池の極板群の接続方法では、正極板1と負極板2お
よびセパレータ3からなる極板群は、各々の正極板耳部
4と、各々の負極板の耳部5をそれぞれストラップ8に
より接続されていた。そしてこの極板群を電槽7内の各
セル室内に収納した後、隣り合うセル室内の異極性スト
ラップ8に一体化された極柱9にセル室間の仕切壁の上
方で、セル間接続体10をアーク溶接するなどして極板
群間の直列接続を行っていた。
蓄電池の極板群の接続方法では、正極板1と負極板2お
よびセパレータ3からなる極板群は、各々の正極板耳部
4と、各々の負極板の耳部5をそれぞれストラップ8に
より接続されていた。そしてこの極板群を電槽7内の各
セル室内に収納した後、隣り合うセル室内の異極性スト
ラップ8に一体化された極柱9にセル室間の仕切壁の上
方で、セル間接続体10をアーク溶接するなどして極板
群間の直列接続を行っていた。
【0005】また、隣り合うセル室内の極板群間の直列
接続の他の方法としては、ストラップ形状を刻んだ鋳型
に溶融鉛を流し込み、ついで極板群の耳部を下向きにし
てこの鋳型の中に挿入して固化する、いわゆるキャスト
・オン方式が用いられている。この方法はストラップの
形成とストラップ間の接続を同時に行うものである。
接続の他の方法としては、ストラップ形状を刻んだ鋳型
に溶融鉛を流し込み、ついで極板群の耳部を下向きにし
てこの鋳型の中に挿入して固化する、いわゆるキャスト
・オン方式が用いられている。この方法はストラップの
形成とストラップ間の接続を同時に行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鉛蓄電池の製造法では、隣り合うセル室内の極板群を接
続するためにストラップに接続する極柱やこの極柱間を
接続するセル間接続体が必要であり、これらの部品が製
造コストを高めていた。
鉛蓄電池の製造法では、隣り合うセル室内の極板群を接
続するためにストラップに接続する極柱やこの極柱間を
接続するセル間接続体が必要であり、これらの部品が製
造コストを高めていた。
【0007】また、ストラップに接続した極柱をセル間
接続体により接続する場合には、接続する2本の極柱の
上部にセル間接続体を置いていたのでセル間接続体の安
定性も悪く、溶接不良が多く発生していた。
接続体により接続する場合には、接続する2本の極柱の
上部にセル間接続体を置いていたのでセル間接続体の安
定性も悪く、溶接不良が多く発生していた。
【0008】また、極板群のストラップの接続方法とし
てストラップの形状を刻んだ鋳型に溶融鉛を流し込み、
ついで極板群の耳部を下向きにしてこの鋳型の中に挿入
するキャスト・オン方式では、極板群を下向きにする工
程などが加わり、製造工程を複雑にしていた。
てストラップの形状を刻んだ鋳型に溶融鉛を流し込み、
ついで極板群の耳部を下向きにしてこの鋳型の中に挿入
するキャスト・オン方式では、極板群を下向きにする工
程などが加わり、製造工程を複雑にしていた。
【0009】本発明はこのような課題を解決するもの
で、隣り合うセル室内の極板群の直列接続に当って、接
続に要する部品を削減して製造コストを低減するととも
に、セル間接続部での溶接不良が無く、簡単容易にセル
間の接続を行うことができる鉛蓄電池の製造法を提供す
ることを目的とするものである。
で、隣り合うセル室内の極板群の直列接続に当って、接
続に要する部品を削減して製造コストを低減するととも
に、セル間接続部での溶接不良が無く、簡単容易にセル
間の接続を行うことができる鉛蓄電池の製造法を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の鉛蓄電池の製造法は、同極性極板の耳部
相互をストラップにより接続した極板群を仕切壁により
複数のセル室内に仕切った電槽の各セル室内に収納し、
仕切壁を介して隣り合うセル室内の異極性極板群のスト
ラップ相互を前記仕切壁上方でセル間接続体によって電
気的に直列接続する鉛蓄電池の製造法において、各セル
室内の極板群のストラップにはそれぞれ外側に向けて張
り出した突出部を設け、前記仕切壁の上方で隣り合うセ
ル室内の異極性ストラップの突出部相互を対向させ、つ
いでこの対向したストラップの突出部相互をアーク溶接
または電気抵抗溶接することによりセル間の接続を行う
ものである。
めに、本発明の鉛蓄電池の製造法は、同極性極板の耳部
相互をストラップにより接続した極板群を仕切壁により
複数のセル室内に仕切った電槽の各セル室内に収納し、
仕切壁を介して隣り合うセル室内の異極性極板群のスト
ラップ相互を前記仕切壁上方でセル間接続体によって電
気的に直列接続する鉛蓄電池の製造法において、各セル
室内の極板群のストラップにはそれぞれ外側に向けて張
り出した突出部を設け、前記仕切壁の上方で隣り合うセ
ル室内の異極性ストラップの突出部相互を対向させ、つ
いでこの対向したストラップの突出部相互をアーク溶接
または電気抵抗溶接することによりセル間の接続を行う
ものである。
【0011】
【作用】本発明の鉛蓄電池の製造法を図1〜4を用いて
説明する。
説明する。
【0012】図1は電槽の各セル室内に収納された極板
群を本発明のストラップにより接続した時の様子を示す
上面図であり、図2は同側面図である。
群を本発明のストラップにより接続した時の様子を示す
上面図であり、図2は同側面図である。
【0013】また、図3は本発明のストラップの溶接前
の様子を示す上面図であり、図4は同ストラップの溶接
後の様子を示す上面図である。
の様子を示す上面図であり、図4は同ストラップの溶接
後の様子を示す上面図である。
【0014】本発明の鉛蓄電池の製造法では、図1およ
び図2に示したように、正極板1と負極板2およびセパ
レータ3からなる極板群の各々の正極板の耳部4と各々
の負極板の耳部5を、それぞれ外側に向けて張り出した
突出部を備えたストラップ6により接続する。ついでセ
ル空間の仕切壁の上方で隣り合うセル室内の異極性のス
トラップ6の突出部相互を溶接して接続する。このとき
図3に示したように隣り合うセル室内の異極性のストラ
ップ6の突出部は溶接前に相互に突き合わせして接触さ
せておき、図4に示したようにストラップ6相互の突出
部の突き合わせ部分にプラズマアークを照射して突出部
相互を溶接する。
び図2に示したように、正極板1と負極板2およびセパ
レータ3からなる極板群の各々の正極板の耳部4と各々
の負極板の耳部5を、それぞれ外側に向けて張り出した
突出部を備えたストラップ6により接続する。ついでセ
ル空間の仕切壁の上方で隣り合うセル室内の異極性のス
トラップ6の突出部相互を溶接して接続する。このとき
図3に示したように隣り合うセル室内の異極性のストラ
ップ6の突出部は溶接前に相互に突き合わせして接触さ
せておき、図4に示したようにストラップ6相互の突出
部の突き合わせ部分にプラズマアークを照射して突出部
相互を溶接する。
【0015】この方法により、従来ではセル室内の極板
群を接続する場合に必要であった極柱やセル間接続体を
省略することができるとともに、溶接部分は、ストラッ
プ自体に一体に設けた突出部で確保しているので、溶接
不良を防止でき、簡単容易にセル間の接続を行うことが
できる。
群を接続する場合に必要であった極柱やセル間接続体を
省略することができるとともに、溶接部分は、ストラッ
プ自体に一体に設けた突出部で確保しているので、溶接
不良を防止でき、簡単容易にセル間の接続を行うことが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照にしなが
ら説明する。
ら説明する。
【0017】本発明の鉛蓄電池のセル間の接続に用いる
ストラップ6を図3および図5を用いて説明する。
ストラップ6を図3および図5を用いて説明する。
【0018】図3は本発明のストラップ6の溶接前の上
面図であり、図5は同ストラップの溶接前においてその
上面を削って高さをそろえた図である。本発明のストラ
ップ6は、図3に示したように、従来のストラップ8の
幅寸法X、例えば4.0mmよりも突出部6aの分だけ部
分的に幅寸法x、例えば1.4mmだけ長くなっている。
また図5に示したように、ストラップ6の上面は溶接の
前処理として平らに削られ、高さがそろえられている。
これは、ストラップ6の上面に凹凸があったり高さが違
うと、プラズマアーク溶接やTig溶接などを行った場
合、アークが凸部分や高さの高い部分に集中する傾向に
あり、溶接すべき突き合わせ部分にアークが集中できな
く溶接状態が悪くなるためである。
面図であり、図5は同ストラップの溶接前においてその
上面を削って高さをそろえた図である。本発明のストラ
ップ6は、図3に示したように、従来のストラップ8の
幅寸法X、例えば4.0mmよりも突出部6aの分だけ部
分的に幅寸法x、例えば1.4mmだけ長くなっている。
また図5に示したように、ストラップ6の上面は溶接の
前処理として平らに削られ、高さがそろえられている。
これは、ストラップ6の上面に凹凸があったり高さが違
うと、プラズマアーク溶接やTig溶接などを行った場
合、アークが凸部分や高さの高い部分に集中する傾向に
あり、溶接すべき突き合わせ部分にアークが集中できな
く溶接状態が悪くなるためである。
【0019】図4は溶接を終えたストラップの接続部分
を示す図である。このような上面を平らにしたストラッ
プ6を用いてセル間を接続し、図1に示したような鉛蓄
電池(公称仕様6V1.3Ah)を4,000個試作し
た。
を示す図である。このような上面を平らにしたストラッ
プ6を用いてセル間を接続し、図1に示したような鉛蓄
電池(公称仕様6V1.3Ah)を4,000個試作し
た。
【0020】また、比較例として図7に示したような従
来の製造法で作製した鉛蓄電池を4,000個用意し
た。そして、本発明と従来の鉛蓄電池のセル間接続の溶
接状態を比較した。この溶接不良率の結果を(表1)に
示す。
来の製造法で作製した鉛蓄電池を4,000個用意し
た。そして、本発明と従来の鉛蓄電池のセル間接続の溶
接状態を比較した。この溶接不良率の結果を(表1)に
示す。
【0021】
【表1】
【0022】(表1)に示したように、従来の鉛蓄電池
ではセル間接続における溶接不良が4,000個のうち
15個(0.38%)発生したが、本発明の鉛蓄電池で
はこの溶接不良が4,000個のうち4個(0.10
%)だけであり、溶接不良の発生を大幅に少なくするこ
とができた。
ではセル間接続における溶接不良が4,000個のうち
15個(0.38%)発生したが、本発明の鉛蓄電池で
はこの溶接不良が4,000個のうち4個(0.10
%)だけであり、溶接不良の発生を大幅に少なくするこ
とができた。
【0023】また、図6に示したように一方のストラッ
プはその長さ方向において従来の長さYよりもさらにy
だけ長くしたものを用いて、隣り合うセル室内の異極性
のストラップを接触させ、この接触部分をTig溶接に
より溶接を行った行なった本発明の鉛蓄電池において
も、ほぼ同様の効果が得られた。
プはその長さ方向において従来の長さYよりもさらにy
だけ長くしたものを用いて、隣り合うセル室内の異極性
のストラップを接触させ、この接触部分をTig溶接に
より溶接を行った行なった本発明の鉛蓄電池において
も、ほぼ同様の効果が得られた。
【0024】なお、本実施例では異極性ストラップの突
出部相互の先端部分を接触させていたが、この突出部の
先端はアーク溶接できる範囲で離れていても良い。
出部相互の先端部分を接触させていたが、この突出部の
先端はアーク溶接できる範囲で離れていても良い。
【0025】また、溶接方法として本実施例ではアーク
溶接を用いたがストラップの突出部相互を加圧して先端
部分を接触させ、この接触部分に通電し、その際の抵抗
発熱によって突出部相互を溶接する電気抵抗溶接方法で
あっても同様の効果が得られた。
溶接を用いたがストラップの突出部相互を加圧して先端
部分を接触させ、この接触部分に通電し、その際の抵抗
発熱によって突出部相互を溶接する電気抵抗溶接方法で
あっても同様の効果が得られた。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の鉛蓄電池の製造
法は、各セル室内の極板群のストラップにそれぞれ外側
に向けて張り出した突出部を設け、セル室間の仕切壁の
上方で隣り合う異極性のストラップの突出部相互を対向
させ、ついでこのストラップの突出部相互をアーク溶接
あるいは電気抵抗溶接することによってセル間を接続す
るものであるので、これまでのセル間接続に用いられて
いた極柱やセル間接続体を省略することができ、少ない
部品で接続できるのでコストを低減することができると
ともに、溶接不良の発生を抑制し簡単容易に鉛蓄電池を
製造することができる。
法は、各セル室内の極板群のストラップにそれぞれ外側
に向けて張り出した突出部を設け、セル室間の仕切壁の
上方で隣り合う異極性のストラップの突出部相互を対向
させ、ついでこのストラップの突出部相互をアーク溶接
あるいは電気抵抗溶接することによってセル間を接続す
るものであるので、これまでのセル間接続に用いられて
いた極柱やセル間接続体を省略することができ、少ない
部品で接続できるのでコストを低減することができると
ともに、溶接不良の発生を抑制し簡単容易に鉛蓄電池を
製造することができる。
【図1】本発明の鉛蓄電池の各セル室内の極板群の接続
の様子を示す上面図
の様子を示す上面図
【図2】同極板群の接続の様子を示す側面図
【図3】本発明の鉛蓄電池のストラップの溶接前の様子
を示す上面図
を示す上面図
【図4】同ストラップの溶接後の様子を示す上面図
【図5】ストラップを溶接以前においてその上面を削っ
て高さをそろえた様子を示す図
て高さをそろえた様子を示す図
【図6】本発明のストラップによるセル間の他の接続の
様子を示す図
様子を示す図
【図7】従来の鉛蓄電池の各セル室内の極板群の接続の
様子を示す上面図
様子を示す上面図
【図8】同極板群の接続の様子を示す側面図
1 正極板 2 負極板 3 セパレータ 4 正極板の耳部 5 負極板の耳部 6 本発明のストラップ 6a 本発明のストラップの突出部 7 電槽 8 従来のストラップ 9 ストラップに接続している極柱 10 セル間接続体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉嶺 俊文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡本 克博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】同極性極板の耳部相互をストラップにより
接続した極板群を、仕切壁により複数のセル室に仕切っ
た電槽の各セル室内に収納し、仕切壁を介して隣り合う
セル室内の異極性極板群のストラップ相互を前記仕切壁
の上方でセル間接続体によって電気的に直列接続する鉛
蓄電池の製造法であり、 前記各セル室内の極板群のストラップにはそれぞれ外側
に向けて張り出した突出部を設けて前記仕切壁の上方で
隣り合うセル室の異極性のストラップの突出部相互を対
向させ、ついでこの対向した突出部相互をアーク溶接す
ることによりセル間接続体を形成する鉛蓄電池の製造
法。 - 【請求項2】前記隣り合うセル室の異極性のストラップ
の突出部相互を加圧して接触させるとともに、この接触
部分をアーク溶接してセル間接続体を形成する請求項1
記載の鉛蓄電池の製造法。 - 【請求項3】前記隣り合うセル室の異極性のストラップ
の突出部相互を接触させないで対向させてアーク溶接す
ることによりセル間接続体を形成する請求項1記載の鉛
蓄電池の製造法。 - 【請求項4】同極性極板の耳部相互をストラップにより
接続した極板群を仕切壁により複数のセル室に仕切った
電槽の各セル室内に収納し、仕切壁を介して隣り合うセ
ル室内の異極性極板群のストラップ相互を前記仕切壁の
上方でセル間接続体によって電気的に直列接続する鉛蓄
電池の製造法であり、 各セル室内の極板群のストラップにはそれぞれ外側に向
けて張り出した突出部を設けて前記仕切壁の上方で隣り
合うセル室の異極性のストラップの突出部相互を対向さ
せ、ついでこの対向した突出部相互を加圧接触させると
ともにこの接触部分に通電して抵抗発熱することにより
突出部相互を溶接する鉛蓄電池の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037491A JPH05234580A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 鉛蓄電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4037491A JPH05234580A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 鉛蓄電池の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05234580A true JPH05234580A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12498996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4037491A Pending JPH05234580A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 鉛蓄電池の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05234580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022008910A1 (en) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Lead Technologies Limited | Joining of lead and lead alloys |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4037491A patent/JPH05234580A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022008910A1 (en) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Lead Technologies Limited | Joining of lead and lead alloys |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5456254B2 (ja) | 交互配向の構成を有する二次電池パック | |
JPH05234580A (ja) | 鉛蓄電池の製造法 | |
JPH09161761A (ja) | アルカリ蓄電池の製造方法 | |
CN217956073U (zh) | 一种电芯正负极极柱插接的电池组 | |
JP3163509B2 (ja) | ハイブリッド両極極板の製造方法 | |
JPS6031159Y2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
JP4575546B2 (ja) | 角形アルカリ蓄電池の製造方法 | |
JPS5981865A (ja) | 鉛蓄電池用ストラツプの形成方法 | |
KR20160084582A (ko) | 접합력을 향상시킬 수 있는 용접 방법 | |
JPH05217574A (ja) | 鉛蓄電池用極板群 | |
JPS6065454A (ja) | 鉛蓄電池のセル間接続法 | |
JP2005122916A (ja) | モノブロック式鉛蓄電池の製造方法 | |
JPS6056A (ja) | 鉛蓄電池用極板の化成方法 | |
JPS59221969A (ja) | 鉛蓄電池のセル間接続部 | |
JPH03295162A (ja) | 蓄電池の製造方法 | |
JP2001283823A (ja) | 鉛蓄電池およびその製造方法 | |
JP2567647B2 (ja) | 角型密閉電池 | |
JPH0523019B2 (ja) | ||
JPH11120984A (ja) | 鉛蓄電池のセル間接続体 | |
JPH0148612B2 (ja) | ||
JPH05121052A (ja) | 蓄電池 | |
JPH0233862A (ja) | 組立て蓄電池 | |
JPH11149913A (ja) | 鉛蓄電池のセル間接続方法 | |
JPH01176658A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JPS62249353A (ja) | 鉛蓄電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090219 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |