JPH0523440Y2 - - Google Patents

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JPH0523440Y2
JPH0523440Y2 JP12077688U JP12077688U JPH0523440Y2 JP H0523440 Y2 JPH0523440 Y2 JP H0523440Y2 JP 12077688 U JP12077688 U JP 12077688U JP 12077688 U JP12077688 U JP 12077688U JP H0523440 Y2 JPH0523440 Y2 JP H0523440Y2
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JP
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life jacket
seat
storage box
life
housing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航空機用座席の下部に設ける救命胴
衣を収納する航空機座席用救命胴衣収納箱に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来から、航空機には各座席のシートボトム下
部に救命胴衣が格納されており、例えば第8図及
び第9図に示すように、各座席のシートボトム5
1,51下部の略中央部に袋又はケース52等に
収納した救命胴衣53が配備されている。この救
命胴衣53の使用時には、第9図乃至第11図に
示すように、救命胴衣53に接続されたストラツ
プ54の先端を真下(A方向)に引き下ろすと共
に、次に前方(B方向)へ引き出して、シートボ
トム51下部から救命胴衣53を取り出すもので
あつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、航空機用座席のデラツクス化により、
各座席の前方下部にはレツグレストやフツトレス
トが装備されるようになつたため、従来のように
各座席のシートボトム51下部に救命胴衣53を
収納するスペースが少なくなり、各座席のシート
ボトム51,51間の下部に装備する方法が望ま
れていた。
また、従来のようにシートボトム51の下部に
収納した救命胴衣53は、第11図に示すような
ケース52に収納されているために、先ずストラ
ツプ54の先端を真下(A方向)に引き下げて、
ケース52の蓋55を開き、次に手前(座席前
方、B方向)へ引き寄せるという2方向への動作
が必要となるため、緊急時における取り出しが困
難になるという問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、各座席のシートボトム間の下部に救命胴衣
専用の収納箱を構成して救命胴衣を取り出し易く
した航空機座席用救命胴衣収納箱を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る航空
機座席用救命胴衣収納箱は、航空機用座席の下部
に、開口部側を該座席前方に向けて筐体を配置
し、該筐体の開口部に取り付けた枠体の一端部に
前方側へ開閉自在となる蓋を取り付け、該筐体内
に収納した救命胴衣に接続したストラツプ端を上
記枠体に形成したストラツプ収納溝から露出さ
せ、該ストラツプ端を引つ張ることにより蓋を開
放し、同時に救命胴衣を筐体外へ取り出すことが
できるように構成したことを要旨とするものであ
る。
なお、上記ストラツプ収納溝を、上記枠体の上
部外周に縦方向に形成することが望ましい。
また、筐体内に複数の救命胴衣を収容すべく、
1個の枠体に対して複数の蓋を構成し、同時又は
各別に開閉するように構成することもできる。
〔作用〕
上記構成によれば、ストラツプ端を座席前方に
引つ張れば、筐体の蓋を開放し、そのまま筐体の
開口部から救命胴衣を取り出すことができる。
また、救命胴衣収納箱は各座席のシートボトム
間の下部に構成してあるので、各座席に構成され
ているレツグレストやフツトレストと干渉するこ
とがない。
〔実施例〕
以下、本考案に係る航空機座席用救命胴衣収納
箱の実施例を図面に従つて説明する。
第1図乃至第4図は、本考案に係る救命胴衣収
納箱の第一の実施例を示すものであり、1は、航
空機用座席を構成するシートボトム間の下部に構
成する救命胴衣収納箱である。この救命胴衣収納
箱1は、筐体2の開口部3側を座席前方に向けて
配置構成するものであり、該開口部3には、上部
端面に2本の溝4,4を縦方向に形成した枠体5
を取り付けてある。この溝4,4は、救命胴衣6
に接続したストラツプ7の先端を筐体2内から引
き出した状態で2個の救命胴衣6,6を収納する
ためのものである。また、溝4,4の一側は筐体
2内に連通形成すると共に、該枠体5の下端部に
おいて、蓋8をヒンジ9,9等を介して開閉自在
に取り付け、筐体2の開口部3を被蓋するように
なつている。なお、このヒンジ9,9にコイルバ
ネを介在させて常に開口部3側に蓋8が閉まるよ
うに構成することもできる。また、この溝4,4
は、蓋8を枠体5に被蓋したときにも、所定の隙
間を形成し、該隙間から救命胴衣6,6に接続さ
れているストラツプ7,7の先端を露出させるよ
うに構成することにより、その構成を省略するこ
とも可能である。
また、下方に展開する蓋8は、その上端縁部が
当接する枠体5側の上端縁にベルクロテープ10
やマグネツトキヤツチ等の固定手段を構成するこ
とにより適宜掛け止め又は掛け外しができるよう
に構成してある。更に、各ストラツプ7,7収納
用の溝4,4の長さ、深さ及び幅等は、ストラツ
プ7の形状や大きさによつて適宜設計変更するこ
とができることは勿論である。なお、筐体2の開
口部3は、外方に向けて広くなるように、例えば
上面を傾斜させれば救命胴衣6の出し入れを更に
容易にすることができる。
上記のように構成した救命胴衣収納箱1は、第
4図に示すように、シートボトム11とシートボ
トム11との中間の位置に取り付けられる。即
ち、座席の左右脚12,12に支承したベースフ
レーム13に構成されたレツグレスト14とレツ
グレスト14との中間位置に救命胴衣収納箱1,
1を取り付け、レツグレスト14,14の動作に
関係なく、1個の救命胴衣収納箱1から2名用の
救命胴衣6,6をそれぞれ取り出し得るように構
成してある。
2個の救命胴衣6,6を救命胴衣収納箱1から
取り出す場合、それぞれのストラツプ7,7の先
端をその前方に引つ張ると、このストラツプ7,
7により蓋8の上端を前方へ傾斜開放させ、その
まま筐体2から各救命胴衣6,6を取り出すこと
ができる。
第5図は、本考案に係る救命胴衣収納箱の第二
の実施例を示すものであり、筐体2の開口部3に
構成する枠体5に、左右方向へ観音開き状に開く
2枚の蓋8,8を左右側部に構成したヒンジ9,
9によつて開閉自在に取り付けたものである。該
枠体5の周囲に形成するストラツプ収納用の溝
4,4は第一の実施例と同様に、上方へ向けて2
本形成し、この溝4,4から上記筐体2に収納し
てある2個の救命胴衣6,6の各ストラツプ7,
7の先端をそれぞれ露出させる。
第6図は、本考案に係る救命胴衣収納箱の第三
の実施例を示すものであり、筐体2の開口部3に
構成する枠体5に、下から上方へ開く蓋8を開閉
自在に取り付けたものである。上記筐体2に収納
してある2個の救命胴衣6,6の各ストラツプ
7,7の先端は、筐体2の周囲からそれぞれ露出
させてある。第三の実施例において救命胴衣6を
取り出すときは、ストラツプ7,7の先端を筐体
2の側方へ外すようにして前方へ引つ張れば、蓋
8を容易に開けることができる。
なお、ストラツプ7,7の先端を前方へ引つ張
ることにより、蓋8が開き、救命胴衣6,6を容
易に取り出せる構造のものであれば、第7図に示
すように、ストラツプ7,7収納用の溝4,4を
形成する場所は自由に設計変更することができる
のは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案に係る航空機座席用救命胴衣収納箱は、
以上のように構成したから、救命胴衣収納箱を座
席シートボトムの中間下部位置に構成し、各座席
に構成されているレツグレストやフツトレストと
干渉することがないので、ストラツプの先端を引
つ張れば、筐体の開口部から救命胴衣を容易かつ
確実に取り出すことができる。
また、従来のような救命胴衣を袋に収納したも
のとは異なり、収納箱に収納してあるので座席の
外観形状の一部として意匠上の効果も高めること
ができる等、本考案実施後の実用的効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る航空機座席用救命胴衣収
納箱の第一の実施例を示す斜視図、第2図は同じ
く側断面図、第3図は同じく蓋を外した状態を示
す正面図、第4図は救命胴衣収納箱を取り付けた
航空機用座席を示す正面図、第5図は本考案に係
る航空機座席用救命胴衣収納箱の第二の実施例を
示す斜視図、第6図は本考案に係る航空機座席用
救命胴衣収納箱の第三の実施例を示す斜視図、第
7図は本考案に係る航空機座席用救命胴衣収納箱
の他の実施例を示す斜視図、第8図は従来の救命
胴衣を取り付ける航空用座席の斜視図、第9図及
び第10図は同じく救命胴衣を取り出す状態を示
す要部斜視図、第11図は同じく側断面図であ
る。 11……救命胴衣収納箱、2……筐体、3……
開口部、4……溝、5……枠体、6……救命胴
衣、7……ストラツプ、8……蓋、9……ヒン
ジ、11……シートボトム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 航空機用座席の下部に、開口部側を該座席前
    方に向けて筐体を配置し、 該筐体の開口部に取り付けた枠体の一端部に
    前方側へ開閉自在となる蓋を取り付け、 該筐体内に収納した救命胴衣に接続したスト
    ラツプ端を上記枠体に形成したストラツプ収納
    溝から露出させ、該ストラツプ端を引つ張るこ
    とにより蓋を開放し、同時に救命胴衣を筐体外
    へ取り出すことができるように構成したことを
    特徴とする航空機座席用救命胴衣収納箱。 (2) 上記ストラツプ収納溝を、上記枠体の上部外
    周に縦方向に形成したことを特徴とする請求項
    1の航空機座席用救命胴衣収納箱。 (3) 上記筐体内に複数の救命胴衣を収容すべく、
    複数の蓋を構成したことを特徴とする請求項1
    の航空機座席用救命胴衣収納箱。
JP12077688U 1988-09-14 1988-09-14 Expired - Lifetime JPH0523440Y2 (ja)

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JP12077688U JPH0523440Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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JP12077688U JPH0523440Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009501656A (ja) * 2005-07-14 2009-01-22 ビー イー エアロスペイス,インク. 安全な救命胴衣収納器
JP2009012756A (ja) * 2007-06-30 2009-01-22 Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co Kg シート装置

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