JP3225283U - スーツケース - Google Patents

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裕介 尾瀧
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Abstract

【課題】蓋体の上部に、メイン収納部へアクセスでき、小物を収納するバッグを出し入れできる副開口部を設けたスーツケースを提供する。
【解決手段】スーツケースは、箱体と蓋体をヒンジで連結し、合わせ部を主開口部4とした直方体状の硬質樹脂製であり、主開口部近傍にホックまたは面ファスナーで係止されたメイン収納部を仕切る仕切り30が設けられている。そして、蓋体の前面に上部側をファスナー5aで開口する開口蓋3を設けて副開口部を形成し、小物物品を収納するバッグの上端を開放して副開口部における蓋体2と開口蓋3に脱着可能に吊持した。
【選択図】図4

Description

本考案は、蓋体の前面に設けた副開口部からメイン収納部へアクセスできる硬質樹脂製のスーツケースに関するものである。
硬質樹脂製のスーツケースは、箱体と蓋体をヒンジで二つ割りに開口する主開口部を有し、丈夫にできているが、荷物を出し入れする場合は、主開口部を開口し、横に寝かせた状態(箱体と蓋体それぞれの表面が床面に接地した状態)で行わなければならない。
しかし、空港ロビーなど他人の多いところで主開口部を開口することは避けたいので、スーツケースにスペースがあっても出し入れすると思われる物は収納せずに別途手荷物にならざるを得ない。
そこで、主開口部の外にボディの一部を開口できる副開口部を設けて、スーツケースを縦置き(縦に長い直方体の状態)のままでモバイル機器など使用頻度の高い小物が出し入を出し入れできるようにしたものが開発されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のスーツケースは、出願人が開発したもので、副開口部として蓋体の前面上部にファスナーで開閉できる開口蓋を設け、モバイル機器を収納する収納袋を該開口蓋から脱着可能に蓋体内側のスペースに付設したものである。
実用新案登録3213252号公報
特許文献1のスーツケースはパソコンなどのモバイル機器をクッションを介して保持され、スーツケースを寝かさなくても副開口部から簡便に出し入れできる。
このモバイル機器の収納部はスーツケースのメイン収納部とはファスナーで開閉できる仕切りが設けられているが、該開口蓋から手を入れて操作して仕切りを開放することはスーツケースが縦置き状態ではかなり困難である。したがって、メイン収納部へ収納した荷物を取り出す場合は、スーツケースを寝かせて主開口部を開口しなければならない。
また、モバイル機器以外にも、季節の異なる地域へ出かける場合など、コートなど嵩張るものは手に持ちたくないので、メイン収納部へ出し入れすることが必要になり、このような場合に主開口部を開口しなくても出し入れしたいという要望がある。
更に、モバイル収納部にモバイルなどの小物等収納するものがない場合はポケット内装仕切りがメイン収納部の邪魔になり、荷物の収納スペースを狭めている。また、脱着できる内装は従来の構造では外した内装は他に使い道がなく保管が煩わしい。
本考案は、上記の問題点を解消するものであり、スーツケースを縦置きの状態で副開口部からメイン収納部へ簡便にアクセスでき、モバイル機器など小物があるときはこれを収納するバッグを副開口部から出し入れできるスーツケースを提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本考案のスーツケースは、次のように構成した。すなわち、箱体と蓋体をヒンジで連結した直方体状の硬質樹脂製のスーツケースにおいて、該ヒンジで開閉される主開口部近傍にメイン収納部を仕切る仕切りを設けるとともに、該蓋体の前面に上部側をファスナーで開口し副開口部を形成する開口蓋を設け、該仕切りは、四隅の少なくとも副開口部近くの一つをホックまたは面ファスナーで係止し、該副開口部の該開口蓋と該蓋体に小物物品を収納するバッグをその上端を開放して脱着可能に吊持したことを特徴としている。
硬質樹脂製スーツケースは、キャスターと伸縮できるキャリーハンドルを備えたものが、一般的であるが、本考案は、特に、これを備えたものに限定するものではない。
副開口部の形状および大きさは特に問わないが、スーツケースを縦置きの状態で、開口蓋を開口でき、モバイル機器など使用頻度の高いものが出し入れできる大きさとすればよい。開口蓋は、開口しすぎないように(30〜50度)、蓋体と開口蓋をベルトで連結するとよい。なお、開口部は、密封性を保つように構成する。
メイン収納部を仕切る仕切りは、主開口部の面全体を覆うように設けられるが、簡便に外すことができるように、ホックまたは面ファスナーで係止する。ホックまたは面ファスナーは、スーツケース内の四隅全てに設ける必要はなく、一箇所でもよい。ただし、外すところは、副開口部の近くとする。
バッグは、材質は特に問わないが開口蓋を開口してスムーズに装入できるように軟質なものがよい。また、単体としても使用できるもので、上端はファスナーで閉鎖でき、モバイル機器などを収納できるようにクッションを付設するとよい。
バッグは上端側を開口して、その上端部の一方を蓋体の上面へ、他方を開口蓋の上面に脱着可能に係止する。係止手段は特に問わないが、蓋体および開口蓋に付設するとよい。
本考案の硬質樹脂製のスーツケースは、メイン収納部を仕切る仕切りをホックまたは面ファスナーで係止するとともに該蓋体の前面に上部側をファスナーで開口し副開口部を形成する開口蓋を設けたので、メイン収納部へ収納した上着やコートなど嵩張るものでも副開口部から仕切りを外せば、主開口部を開口しなくても出し入れすることができる。
また、モバイル機器など取り出すことが多い小物はバッグに収納して副開口部に吊持すればよく、長時間出しておく場合は、バッグ毎取り出すことができる。さらに、収納する小物がないときは、バッグを取り出し、収納スペースを大きくできる。なお、取り出したバッグは単独で使用できる。
本考案のスーツケースの実施の形態を示す全体斜視図である。 同、スーツケースの主開口部を開口した状態を示す平面図である。 同、副開口部を開口したときの状態を示す斜視図である。 同、副開口部の側面断面図である。 同、バッグの実施の形態を示す斜視図である。 同、バッグをスーツケースへ取り付ける状態を示す斜視図である。
本考案のスーツケースの実施の形態を、図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本考案のスーツケースを縦置きにした全体を示す斜視図で、硬質樹脂からなる箱体1と蓋体2がヒンジで連結され、合わせ面にはフレーム4aが付設され、主開口部4を形成している。
そして、スーツケースを縦置きにしたとき、蓋体2の上部側にファスナー5aで開閉する開口蓋3が設けられ、副開口部5を形成している。なお、5bは、副開口部5を開口するヒンジである。図中、6はトップハンドル、8はキャリーハンドル、7はキャスターである。
図2は、主開口部4を開口したときの平面図で、箱体1および蓋体2のそれぞれの主開口部4の近傍には仕切り30,31が脱着可能に設けられている。
仕切り30,31の内端部30a、31a(ヒンジ寄り)は、箱体1および蓋体2に固着され、外端部には係止具33が付設されており、箱体1および蓋体2に固設された止金具32に係止するように構成されている。また、仕切り30,31には小物を収納するためのポケット35が設けられており、それぞれにファスナー36が付設されている。なお、図2において、37は収納物を固定するためのバンドである。
図3は、副開口部5を開口した状態を示す斜視図で、図4は側面図である。
副開口部5は、ファスナー5aを操作して開口蓋3を外側へ開くことにより蓋体2の前面上部に形成される。
開口蓋3の左右端には、副開口部5の開口量を所定量に規制するため、係止ベルト9bが付設されており、蓋体2に固設された係止ベルト9aと互いに先端に取り付けられたホックを連結して使用する。
副開口部5の蓋体2と開口蓋3の上端には、モバイル機器など小物を収納するためのバッグ10が上面を開口した状態で脱着可能に吊持されている。
このバッグ10は布製で、外観が図5に示す如く直方体で、蓋面17の端部周囲にファスナー13が付設され、上端にバッグハンドル20を備えている。なお、図5において、19は形を整えるための芯材で、18aは、スーツケースの蓋体2に取り付けられた脱着金具18が差し込まれる係止穴である。
図6は、バッグ10のファスナー13を操作して蓋面17を開口した斜視図である。
背面16にはモバイル機器を収納できるようにポケット11が設けられ、保持するためのバンド12が付設されている。
そして、蓋面17の上端近くには、副開口部5の開口蓋3の上端裏面に付設したホック14と嵌着するホック14が付設されている(図3および図4参照)。なお背面16側は蓋体2に取り付けられた脱着金具18を係止穴18aに差し込んで90度回転させて保持させている。
図4に示すように、バッグ10の下端はスーツケースの底面から浮いた状態で、背面側には、仕切り30が取り付けられている。したがって、バッグ10をスーツケースから取出したときは蓋体2の内側に大きなスペースができる。
次に、このように構成された本考案のスーツケースの作用について説明する。
時々出し入れする小物がないとき、または、バッグ10に収納して手に持っていく場合のなどスーツケースにバッグ10を収納しないときは、蓋体2内部はバッグ10のない通常のスーツケースと同じスペースを収納スペースとして使用できる。
しかも、横に寝かせて主開口部4を開口しなくても、スーツケースを縦置き状態で開口蓋3を開口して副開口部5から蓋体2内の例えば、気候の違う場所への行き帰りで、上着やコートなどを簡便に出し入れできる。
また、蓋体2側に収納した荷物はもとより、箱体1側に収納したものも、副開口部5から仕切り30,および仕切り31の一隅を簡単に外せるので、メイン収納部へのアクセスができ、収納物の出し入れが可能である。
なお、副開口部5からの出し入れを考慮してスーツケースに収納すれば、箱体1の奥から取り出すことは避けられ、主開口部4を開口することを少なくできる。また、バッグ10はスーツケースと対ではなく、これ単独で使用可能である。
一方、モバイル機器をスーツケースへ収納することが予想されるときは、スーツケースを縦置きの状態で、開口蓋3を開口して、バッグ10を吊持する。すなわち、バッグ10をファスナー13を操作して蓋面17を開けた状態で副開口部5へ挿入し、蓋体2に取り付けられた脱着金具18にバッグ10の係止穴18aを嵌入させて、脱着金具18を回転させて保持し、蓋面17は上端に付設されているホック14を開口蓋3の上端裏面に付設されているホック14と嵌着して保持する。
モバイル機器を収納するときは、バンド12を外して、ポケット11に収納し、バンド7を止め、開口蓋3を閉じ、ファスナー5aを操作して副開口部5を閉鎖する。
モバイル機器は、バッグ10のポケット11に収納されてバンド12で保持され、バッグ10は芯材19で一定の形状に固定され、上端を脱着金具18で吊持されているので、搬送過程でスーツケースが乱暴に扱われても、ポケット8に収納されたモバイル機器は、不用意にスーツケース内を移動することはない。なお、必要ならバッグ10にクッションを付設すればよい。
なお、上記の実施の形態においては、収納する小物をモバイル機器として説明したが、本考案はこれに限るものではなく、収納したり、取出したりすることが考えられるものであればよい。また、仕切り30,31の係止に止め金具32と、係止材33で説明したが、面ファスナーでも同様の効果が得られることは当然である。
また、開口蓋3の開口量を係止ベルト9a,9bで調整するようにしたが、バックルなど接合できるものであればよい。また、スーツケース中央部のフレーム4aは、ファスナーでもよい。
1 箱体
2 蓋体
2a 面ファスナー
3 開口蓋
4 主開口部
4a フレーム
5 副開口部
5a ファスナー
6 トップハンドル
7 キャスター
8 キャリーハンドル
9a 係止ベルト
9b 係止ベルト
10 バッグ
11 ポケット
12 バンド
13 ファスナー
14 ホック
15 バッグポケット
16 背面
17 蓋面
18 脱着金具
19 芯材
20 バッグハンドル
21 支持ベルト
30 仕切り
30a 内端部
31a 内端部
32 止金具
33 係止材
35 ポケット
36 ファスナー
37 バンド

Claims (1)

  1. 箱体と蓋体をヒンジで連結した直方体状の硬質樹脂製のスーツケースにおいて、該ヒンジで開閉される主開口部近傍にメイン収納部を仕切る仕切りを設けるとともに、該蓋体の前面に上部側をファスナーで開口し副開口部を形成する開口蓋を設け、該仕切りは、四隅の少なくとも副開口部近くの一つをホックまたは面ファスナーで係止し、該副開口部の該開口蓋と該蓋体に小物物品を収納するバッグをその上端を開放して脱着可能に吊持したことを特徴とするスーツケース。
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