JPH05234079A - マークエッジ記録方法及びその装置 - Google Patents

マークエッジ記録方法及びその装置

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JPH05234079A
JPH05234079A JP4034624A JP3462492A JPH05234079A JP H05234079 A JPH05234079 A JP H05234079A JP 4034624 A JP4034624 A JP 4034624A JP 3462492 A JP3462492 A JP 3462492A JP H05234079 A JPH05234079 A JP H05234079A
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成博 増井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録データパターンによってエッジ位置のず
れ量が異なるような場合であっても、記録マークのエッ
ジ位置を正確に制御できるようにすること。 【構成】 光記録媒体上に強度変調させたレーザ光を照
射して、長さが情報を担う記録マークを形成することに
より情報を記録するようにしたマークエッジ記録方法に
おいて、書込み対象の記録パルス長L0 、この記録パル
ス直前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長L2
を算出し、これらの長さL0,L1,L2 に応じて前記書
込み対象の記録パルスに対するパルス幅及び出力タイミ
ングの補正値を設定し、この補正値に従い書込み対象の
記録パルスのエッジ位置を補正して記録するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクドライブ装
置や光磁気ディスクドライブ装置におけるマークエッジ
記録方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクにおいてデータを書
込む時には、光記録媒体上へレーザ光を照射して熱を加
え、媒体に穴をあけたり、媒体の磁化方向を反転させた
り、或いは、媒体の結晶状態を変化させることにより、
データを記録するようにしている。
【0003】ここに、光ディスクの記録方法の一つとし
て、記録マークの前エッジと後エッジとに各々符号語ビ
ットを対応させ、記録マークの長さが情報を担うように
した「マークエッジ記録方法」がある。この記録方法は
高密度記録化に適している反面、エッジ位置に正確さが
要求される。
【0004】即ち、マークエッジ記録方法により記録す
る際、直前に書込んだ記録マークの余熱の影響により、
実際の記録マーク長が印加した記録パルスより長くなっ
たり、前エッジ近傍ではレーザ光による熱の蓄積が不十
分なため、図11に示すように、マーク形状の不整が生
じ得る。このため、エッジ位置が理想の位置からずれ、
ジターが増大し、最悪の場合には、元のデータ通りに再
生できなくなってしまう。よって、マークエッジ記録方
法においては、正確なエッジ位置制御が必要となる。
【0005】このようなことから、エッジ位置制御方法
として、記録光パルスのパルス幅とパワーとを、光ディ
スクの記録半径に応じて、或いは、記録データパターン
の疎密により(つまり、直前のブランク長により)補正
するようにしたものが、特開昭63−53722号公報
により示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光磁気ディ
スクのように熱伝導率の高い媒体に記録する際には、書
込もうとしている記録マークの熱の影響のみならず、直
前に書込まれた記録マークの余熱の影響により、記録マ
ークの前エッジ及び後エッジの位置がずれてしまう。即
ち、直前のマーク長並びにブランク長の違いによって光
ディスクに蓄積されている余熱の量が異なるため、記録
データパターンによりエッジ位置ずれの量が変化する。
例えば、図12に示すように、データパターンaとデー
タパターンbのように、ブランク長が等しくても、直前
の記録パルス長が異なると光ディスクに蓄積されている
熱の量が異なるため、記録マークのエッジの位置ずれ量
が異なってくる。よって、光磁気ディスクに対する記録
時においては、従来のように、記録パルスのパルス幅及
びパワーの補正量を一定に設定したり、直前のブランク
長のみで補正量を決定する方法では、正確なエッジ位置
制御を行えない。
【0007】また、前述したようなマーク形状の不整を
補正する際にも、上記と同様な理由により、記録データ
パターンによってマーク形状の不均一性の度合いが異な
るため、記録パルスの立上り部のパワーを一定に設定し
たり、直前のブランク長のみで決定するような従来法で
はマーク形状の補正が不完全なものとなってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光記録媒体上に強度変調させたレーザ光を照射し
て、長さが情報を担う記録マークを形成することにより
情報を記録するようにしたマークエッジ記録方法におい
て、書込み対象の記録パルス長L0 、この記録パルス直
前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長L2 を算
出し、これらの長さL0,L1,L2 に応じて前記書込み
対象の記録パルスに対するパルス幅及び出力タイミング
の補正値を設定し、この補正値に従い書込み対象の記録
パルスのエッジ位置を補正して記録するようにした。
【0009】請求項2記載の発明では、書込み対象の記
録パルスに対するパルス幅、出力タイミングの他に、記
録パルス立上り部の記録パワー及びこの記録パワーを変
化させる長さの補正値も設定し、この補正値に従い書込
み対象の記録パルスのエッジ位置及びマーク形状を補正
して記録するようにした。
【0010】また、請求項3記載の発明では、書込み対
象の記録パルス長L0 、記録パルス直前のブランク長L
1及び1つ前の記録パルス長L2に加え、さらに先行する
1つ又は複数のブランク長及び記録パルス長を算出して
補正値を設定するようにした。
【0011】このような記録方法を実施するための装置
として、請求項4記載の発明では、書込み対象の記録パ
ルス長L0 、この記録パルス直前のブランク長L1 及び
1つ前の記録パルス長L2 を算出する記録データパター
ン識別手段を設け、これらの長さL0,L1,L2 に応じ
て前記書込み対象の記録パルスに対するパルス幅及び出
力タイミングの補正値を設定する補正値設定手段を設
け、この補正値設定手段による補正値に従い書込み対象
の記録パルスのエッジ位置を補正する記録パルス補正手
段を設けた。
【0012】ここに、請求項5記載の発明では、請求項
4記載の発明において、記録パルス長及びブランク長を
カウンタにより算出する記録データパターン識別手段と
した。
【0013】この際、請求項6記載の発明では、記録パ
ルス長をカウントするカウンタと、ブランク長をカウン
トするカウンタとを別個に設けた。
【0014】また、これらの発明において、請求項7記
載の発明では、予め長さL0,L1,L2 情報に応じた記
録パルスの補正値を記憶したROMよりなる補正値設定
手段とした。
【0015】請求項8記載の発明では、光記録媒体の種
類を判別する判別手段と、予め長さL0,L1,L2 情報
に応じた記録パルスの補正値を光記録媒体の種類毎に記
憶した複数個のROMと、前記判別手段の判別結果に応
じて対応するROMを選択する選択手段とよりなる補正
値設定手段とした。
【0016】請求項9記載の発明では、光記録媒体の種
類を判別する判別手段と、判別された光記録媒体の種類
に適した長さL0,L1,L2 情報に応じた記録パルスの
補正値が書込まれるRAMと、このRAMに対する書込
み制御手段とよりなる補正値設定手段とした。
【0017】この際、請求項10記載の発明では、指定
領域にその種類に適した記録パルスの補正値を記憶させ
た光記録媒体とし、書込み制御手段によりこの指定領域
から読込んだ記録パルスの補正値をRAMに書込ませる
ようにした。
【0018】また、請求項11記載の発明では、電源投
入時、データの記録前又は装置のアイドル状態時にRA
Mに対する書込みを行なわせる書込み制御手段とした。
【0019】請求項12記載の発明では、請求項4記載
の発明において、記録データパターン認識手段により認
識された記録データパターンの前エッジ位置情報及び後
エッジ位置情報を示すパルスを補正値設定手段による記
録パルスの補正値に基づき各々遅延させる遅延手段と、
この遅延手段により遅延されたパルス列からNRZIコ
ードによる記録パルスを生成する生成手段とよりなる記
録パルス補正手段とした。
【0020】同様に、請求項13記載の発明では、請求
項4記載の発明において、記録データパターン認識手段
により認識された記録データパターンの前エッジ位置情
報を示すパルスと後エッジ位置情報を示すパルスとを分
離するパルス列分離手段と、分離された各々のパルス列
を補正値設定手段による記録パルスの補正値に基づき各
々遅延させる遅延手段と、この遅延手段により遅延され
た各々のパルス列からNRZIコードによる記録パルス
を生成する生成手段とよりなる記録パルス補正手段とし
た。
【0021】請求項14記載の発明では、請求項12記
載の発明において、記録パルスの補正値に基づき各々遅
延させた前エッジ位置情報を示すパルスと後エッジ位置
情報を示すパルスとが入力される毎にトグル動作を繰返
してNRZIコードによる記録パルスを生成するトグル
型フリップフロップよりなる生成手段とした。
【0022】請求項15記載の発明では、請求項13記
載の発明において、前エッジ位置情報を示すパルス列の
みを補正したNRZIコードを生成する前用生成手段
と、後エッジ位置情報を示すパルス列のみを補正したN
RZIコードを生成する後用生成手段と、これらの前用
生成手段と後用生成手段との出力を入力とするANDゲ
ートとよりなる生成手段とした。
【0023】
【作用】請求項1,4記載の発明においては、マークエ
ッジ記録を行う際、これから書込もうとする書込み対象
の記録パルス長L0 、直前のブランク長L1 及び1つ前
の記録パルス長L2 に応じて書込み対象の記録パルスの
パルス幅及び出力タイミングを補正するようにしたの
で、直前のブランク長の影響のみならず、1つ前の記録
マークに関する余熱の影響も考慮した補正となり、記録
マークのエッジ位置の制御が正確に行われる。
【0024】請求項2記載の発明においては、記録パル
スの補正値として、記録パルスのパルス幅及び出力タイ
ミングの他に、記録パルスの立上り部のパワー及びその
パワーを変化させる長さに関しても、補正するようにし
たので、記録マークに関してそのエッジ位置制御だけで
なくマーク形状の制御も正確に行われる。
【0025】請求項3記載の発明においては、直前のブ
ランク長、記録パルス長だけでなく、さらに先行するブ
ランク長や記録パルス長が考慮されて補正されるので、
光記録媒体周辺に蓄積された余熱の影響をも考慮した補
正となり、記録マークのエッジ位置がより正確に制御さ
れる。
【0026】請求項5記載の発明においては、記録デー
タパターン識別手段をカウンタにより構成したので、簡
単な構成にして、確実に必要な記録パルス長、ブランク
長を算出し得るものとなる。
【0027】請求項6記載の発明においては、記録パル
ス長とブランク長とを別個のカウンタにより算出するよ
うにしたので、高速記録に適したものとなる。
【0028】請求項7記載の発明によれば、補正値設定
手段を予め補正値を記憶したROMにより構成したの
で、極めて簡単に記録マークに対する補正値を設定し得
るものとなる。
【0029】請求項8記載の発明においては、補正値設
定手段として複数個のROMを設け、光記録媒体の種類
に応じてROMを選択するようにしたので、光記録媒体
の種類によって補正値が異なる場合に適正に対処し得る
ものとなる。
【0030】請求項9記載の発明においては、補正値設
定手段をRAM構成とし、光記録媒体の種類に応じて記
録パルスの補正値を書込むようにしたので、光記録媒体
の種類によって補正値が異なる場合であっても適正に対
処し得るものとなる。
【0031】この際、請求項10記載の発明において
は、光記録媒体の指定領域にその媒体に適した補正値を
記憶させておき、これを読込んでRAMに書込むように
したので、少ないメモリ容量にして個々の光記録媒体に
適した記録パルスの補正が可能となり、エッジ位置の正
確な制御が可能となる。
【0032】さらに、請求項11記載の発明において
は、このようなRAMへの補正値の書込みを電源投入時
等のタイミングで行うようにしたので、本来の記録/再
生動作等を妨げることなく処理できる。
【0033】請求項12記載の発明においては、認識さ
れた記録データパターンの前エッジ位置情報、後エッジ
位置情報を示すパルスを各々補正値に従って遅延させ、
遅延されたパルス列からNRZIコードの記録パルスを
生成するようにしたので、極めて簡単にして補正値に基
づいた記録パルスを得ることができる。
【0034】請求項13記載の発明においては、このよ
うな記録データパターンの前エッジ位置情報、後エッジ
位置情報を示すパルスを分離手段で分離して各々遅延処
理を経てNRZIコードの記録パルスを生成するように
したので、高速記録にも対応できるものとなる。
【0035】請求項14記載の発明においては、このよ
うな記録パルスの生成手段をトグル型フリップフロップ
により構成したので、極めて簡単に補正値に基づいた記
録パルスの生成が可能となる。
【0036】請求項15記載の発明においては、前エッ
ジ位置情報を示すパルスのみを補正したNRZIコード
と、後エッジ位置情報を示すパルスのみを補正したNR
ZIコードとを別個に生成して、両者のANDをとって
記録パルスを生成するようにしたので、高速動作にも対
応できるものとなる。
【0037】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。本実施例は、記録データパターンに応
じて記録パルスのパルス幅、出力タイミング、さらに
は、記録パルス立上り時のパワー、この記録パワーを変
化させる長さを補正することで、記録マークのエッジ位
置、さらにはマーク形状を高精度に制御するようにした
ものであり、その補正方法を図1により説明する。
【0038】まず、データをマークエッジ記録方法によ
り書込む際、データをNRZIコード(Non Return t
o Zero Inverted コード)に変換し、これを補正せず
にそのまま用いて記録すると、前述したように、記録マ
ークは理想状態より長く書き込まれてしまう(図1中の
上部にも実際の記録マークとして示す)。そこで、本実
施例では、このような記録パルスを記録データパターン
に応じて補正し、記録マークのエッジ位置が理想の位置
にくるように制御するものである。例えば、これから書
込もうとする書込み対象の記録パルスのパルス長をL
0 、この記録パルスの直前のブランク長をL1 、1つ前
の記録パルス長をL2 とした時、これらの長さL0
1,L2 を算出し、算出されたこれらの長さL0
1,L2 に応じて、書込み対象の記録パルスのパルス
幅及び出力タイミングを補正し、記録マークのエッジ位
置を制御するようにしたものである。
【0039】このような補正方法は、図2に示すような
構成により達成される。大別すると、記録データパター
ン識別手段1と補正値設定手段2と記録パルス補正手段
3とにより構成されている。まず、前提として、コント
ローラ(図示せず)より送られてきた入力データは変調
器(図示せず)により変調され変調データとされる。こ
の変調方式としてはどのような方式でもよく、例えば
(2,7)RLL符号(Run Length Limited 符号)
や、(1,7)RLL符号等がある。ここに、本実施
例では、変調器からそのままNRZIコードを出力する
のではなく、NRZIコードの変調データとして出力
し、これを入力として変調データのデータパターンに応
じた補正を行い、NRZIコードの記録パルスを出力す
るものである。
【0040】このような変調データが記録データパター
ン識別手段1に入力され、前述した各長さL0,L1,L
2 が算出される。算出された各長さL0,L1,L2 のデ
ータは補正値設定手段2に入力され、これらのデータに
基づく記録データパターンに応じた記録パルスのパルス
幅、出力タイミングの補正値が設定される。例えば、記
録パルスの前エッジの出力タイミング、後エッジの出力
タイミングが設定され、これらの2つのタイミングから
パルス幅が決定される。このような補正値を基にして、
記録パルス補正手段3では記録パルスを補正し、補正さ
れた記録パルス情報をレーザ駆動回路(図示せず)に送
出し、半導体レーザ(図示せず)を点滅させて光記録媒
体に記録マークが形成される。
【0041】このような構成及び作用を、より詳細に説
明する。まず、記録データパターン識別手段1は、変調
データを入力とし、そのパターンデータとして、書込み
対象の記録パルスのパルス長L0 、この記録パルスの直
前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長L2 を求
めるものである。ここでは、カウンタ4により変調デー
タに基づき記録パルス長及びブランク長を順次カウント
していき、そのカウント値を各々レジスタ5,6,7に
保持しておく。レジスタ5は書込み対象の記録パルスの
パルス長L0 用、レジスタ6は直前のブランク長L1
用、レジスタ7は1つ前の記録パルス長L2 用である。
これらの長さL0,L1,L2 のデータが出揃った時点で
補正値設定手段2に出力する。なお、これらの長さ
0,L1,L2のデータのみならず、さらに先行する1
つ又は複数のブランク長や記録パルス長のデータを求め
るように構成することも容易である。
【0042】ついで、本実施例の補正値設定手段2はR
OM8により構成されている。即ち、記録データパター
ン識別手段1で算出された長さL0,L1,L2 のデータ
をROM8のアドレス入力とし、このROM8に長さL
0,L1,L2 のデータに応じた記録パルスの補正値の最
適値を予め記憶させておき、このROM8の出力を書込
み対象の記録パルスの補正データとして用いるように構
成したものである。このような補正データとしては、記
録パルスの前エッジの出力タイミング、後エッジの出力
タイミング等を記憶させておけばよい。ちなみに、パル
ス幅はこれらの2つの出力タイミングにより決定され
る。さらには、これらのパルス幅や出力タイミングに加
え、記録パルスの立上り部のパワーの補正値や、そのパ
ワーを変化させる長さを補正データとしてROM8に記
憶させておけば、マーク形状をも補正し得るものとな
る。
【0043】記録パルス補正手段3は、補正値設定手段
2より出力される補正値に基づき記録パルスを補正する
ものであり、本実施例では、遅延手段となる遅延素子9
とセレクタ10と生成手段となるトグル型フリップフロ
ップ11とを縦列接続して構成され、前記ROM8の出
力によりセレクタ10の選択動作が制御される。まず、
図3に示すように、変調データには記録パルスの立上り
を決める前エッジパルスと立下りを決める後エッジパル
スとが交互に並んでおり、これをトグル型フリップフロ
ップ11に入力すると、NRZIコードに変換され、そ
の出力が記録パルスとなる。そこで、補正値設定手段2
のROM8によって得られた補正データをセレクト信号
として用いる一方、各々のパルスを前記遅延素子9で遅
延させてセレクタ10に入力させ、その内の一つを選択
する。ちなみに、記録パルス幅を短くする場合、後エッ
ジパルスを進める必要があるが、実際にはパルスを進め
るような素子が存在しないので、ここでは、変調データ
を所定の時間だけ前に受取ることで、前後エッジパルス
を各々遅延させるようにしている。この補正データに基
づいて各々遅延させたパルス列をトグル型フリップフロ
ップ11に入力させると、このトグル型フリップフロッ
プ11の出力Qが記録データパターンに応じて補正され
た記録パルスとなる。
【0044】つづいて、本発明の第二の実施例を図4に
基づいて説明する。前記実施例で示した部分と同一部分
は同一符号を用いて示す(以下の実施例でも同様とす
る)。本実施例は、請求項6記載の発明に相当するもの
で、記録データパターン認識手段1に関して、カウンタ
4に代えて、2つのカウンタ12,13を設け、カウン
タ12を記録パルス長専用、カウンタ13をブランク長
専用としたものである。このため、カウンタ12に対し
ては記録パルス長算出時のみのイネーブル信号が与えら
れ、カウンタ13に対してはブランク長算出時のみのイ
ネーブル信号が与えられる。このように記録パルス長と
ブランク長とで分けて算出することにより、高速記録に
対応できるものとなる。
【0045】また、本発明の第三の実施例を図5及び図
6により説明する。本実施例は、請求項13記載の発明
に相当するものである。本実施例の記録パルス補正手段
14では、まず、入力された変調データに関して記録パ
ルスの立上りを決める前エッジパルスと立下りを決める
後エッジパルスとに分離するパルス列分離手段としての
デマルチプレクサ15が設けられている。このデマルチ
プレクサ15の後段に前エッジパルス用の遅延手段とな
る遅延素子16とセレクタ17とが設けられているとと
もに、後エッジパルス用の遅延手段となる遅延素子18
とセレクタ19とが設けられている。セレクタ17に対
しては補正値設定手段2からの補正データ中の前エッジ
パルス遅延データセレクト信号が与えられ、遅延素子1
6により遅延された前エッジパルス中の一つがセレクタ
17により選択される構成とされている。同様に、セレ
クタ19に対しては補正値設定手段2からの補正データ
中の後エッジパルス遅延データセレクト信号が与えら
れ、遅延素子18により遅延された後エッジパルス中の
一つがセレクタ19により選択される構成とされてい
る。前記セレクタ17の出力をセット信号とし、前記セ
レクタ19の出力をリセット信号とする生成手段として
のSRフリップフロップ20が設けられている。よっ
て、このSRフリップフロップ20の出力Qが、図6に
示すように、記録データパターンに応じて補正された記
録パルスとなる。
【0046】本実施例によれば、前エッジパルスと後エ
ッジパルスとに分離して遅延処理、NRZIコードの記
録パルスの生成処理を行うようにしたので、高速記録に
対処し得るものとなる。
【0047】また、本発明の第四の実施例を図7により
説明する。本実施例は、請求項15記載の発明に相当す
るもので、前記実施例を変形させたものである。即ち、
補正データに基づき遅延させた前エッジパルスから、前
エッジ位置のみ補正したNRZIコードをフリップフロ
ップにより生成する一方、補正データに基づき遅延させ
た後エッジパルスから、後エッジ位置のみ補正したNR
ZIコードをフリップフロップにより生成し、これらの
2つのNRZIコードをANDゲート(図示せず)に入
力させてANDをとることにより、ANDゲート出力と
して記録データパターンに応じて補正された記録パルス
が得られるようにしたものである。本実施例による場合
も、前記実施例と同様、高速記録に対処し得るものとな
る。
【0048】さらに、本発明の第五の実施例を図8によ
り説明する。本実施例は、請求項8記載の発明に相当
し、光記録媒体の種類(光ディスク、光磁気ディスク
等)により補正値の最適値が異なる場合を想定した補正
値設定手段21に関するものである。即ち、図2に示し
た1つのROM8により構成された補正値設定手段2に
代えて、本実施例の補正値設定手段21では光記録媒体
の種類毎に最適な補正値を記憶させた複数のROM22
a,22b,〜,22nと、これらのROM22a,2
2b,〜,22n中から一つを選択する選択手段として
のセレクタ23とにより構成されている。このセレクタ
23は光記録媒体の種類を判別する判別手段としてのC
PU(図示せず)からのセレクト信号により選択動作を
行うものである。
【0049】よって、光記録媒体の種類によって補正値
の最適値が異なる場合には、その種類を判別し、その種
類に応じてROM22a,22b,〜,22n中の一つ
を選択することで用いる補正値を変えればよいものであ
る。ここに、光記録媒体の種類判別方式としては、例え
ば、光記録媒体の指定領域にその媒体の種類を示すデー
タを予め記録しておき、電源投入時やデータ記録前やド
ライブ装置のアイドル時に、光記録媒体の種類情報を読
込むとか、或いは、ユーザによるスイッチ操作で種類情
報を入力させるようにしてもよい。光記録媒体の指定領
域としては、例えば、SFP(Standard Formated P
art) 等が用いられる。本実施例によれば、光記録媒体
の種類によって補正値が異なる場合にも適正に対処し得
るものとなる。
【0050】つづいて、本発明の第六の実施例を図9に
より説明する。本実施例は、請求項9記載の発明に相当
し、補正値設定手段をRAMにより構成したものであ
る。この場合、前記実施例と同様に光記録媒体の種類を
判別する判別手段を設けておく。そして、その判別結果
に応じて、電源投入時、或いは、データ記録前に、CP
Uを書込み制御手段として、予めRAMに判別された種
類の光記録媒体に適した記録パルスの補正値を書込んで
おく。後は、ROMを用いた場合と同様に、記録データ
パターン識別手段1により算出された長さL0,L1,L
2 情報をRAMのアドレス入力とし、このRAM出力を
記録パルスの補正値として設定するようにすればよい。
図9はRAMに対する補正値の書込み処理を示すフロー
チャートである。
【0051】よって、本実施例によれば、光記録媒体の
種類によって補正が異なる場合であっても、1つのRA
Mを用いるのみの少ないメモリ容量にして対応できる。
【0052】さらに、本発明の第七の実施例を図10に
より説明する。本実施例は、請求項10記載の発明に相
当し、前記実施例と同様に、補正値設定手段をRAMに
より構成するとともに、このRAMに対する補正値の書
込みを光記録媒体を利用して行うようにしたものであ
る。即ち、光記録媒体の指定領域(前述したSFP等)
にその光記録媒体に適した補正値そのものを予め記録し
ておき、電源投入時、或いは、データ記録前に、この指
定領域に記録されている補正値データを読込み、この補
正値データをRAMに書込むようにしたものである。図
10はこのようなRAMへの補正値データの書込み処理
を示すフローチャートである。後は、前記実施例と同様
に処理すればよい。
【0053】本実施例による場合も、前記実施例と同様
に、光記録媒体の種類によって補正が異なる場合であっ
ても、1つのRAMを用いるのみの少ないメモリ容量に
して対応できる上に、CPUが搭載されるコントローラ
側で各種類毎の補正値を記憶しておく必要がなく、コン
トローラ内のメモリ容量も低減させることができる。
【0054】なお、これらのRAMを用いた実施例にお
いて、RAMに対する補正値データの書込みは、前述し
た電源投入時、データ記録前の他に、ドライブ装置のア
イドル状態の時に行わせることにより、ドライブ装置の
記録/再生といった本来の諸動作を妨げることがない。
【0055】
【発明の効果】請求項1,4記載の発明によれば、マー
クエッジ記録を行う際、これから書込もうとする書込み
対象の記録パルス長L0 、直前のブランク長L1 及び1
つ前の記録パルス長L2 に応じて書込み対象の記録パル
スのパルス幅及び出力タイミングを補正するようにした
ので、直前のブランク長の影響のみならず、1つ前の記
録マークに関する余熱の影響も考慮した補正とし、記録
マークのエッジ位置の制御を正確に行うことができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、記録パルス
の補正値として、記録パルスのパルス幅及び出力タイミ
ングの他に、記録パルスの立上り部のパワー及びそのパ
ワーを変化させる長さに関しても、補正するようにした
ので、記録マークに関してそのエッジ位置制御だけでな
くマーク形状の制御も正確に行うことができる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、直前のブラ
ンク長、記録パルス長だけでなく、さらに先行するブラ
ンク長や記録パルス長を考慮して補正するようにしたの
で、光記録媒体周辺に蓄積された余熱の影響をも考慮し
た補正とし、記録マークのエッジ位置をより正確に制御
することができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、記録データ
パターン識別手段をカウンタにより構成したので、簡単
な構成にして、確実に必要な記録パルス長、ブランク長
を算出することができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、記録パルス
長とブランク長とを別個のカウンタにより算出するよう
にしたので、高速記録に適したものとすることができ
る。
【0060】請求項7記載の発明によれば、補正値設定
手段を予め補正値を記憶したROMにより構成したの
で、極めて簡単に記録マークに対する補正値を設定する
ことができる。
【0061】請求項8記載の発明によれば、補正値設定
手段として複数個のROMを設け、光記録媒体の種類に
応じてROMを選択するようにしたので、光記録媒体の
種類によって補正値が異なる場合にも適正に対処するこ
とができる。
【0062】請求項9記載の発明によれば、補正値設定
手段をRAM構成とし、光記録媒体の種類に応じて記録
パルスの補正値を書込むようにしたので、1つのRAM
を用いた構成にして、光記録媒体の種類によって補正値
が異なる場合であっても適正に対処することができる。
【0063】この際、請求項10記載の発明によれば、
光記録媒体の指定領域にその媒体に適した補正値を記憶
させておき、これを読込んでRAMに書込むようにした
ので、一層少ないメモリ容量にして個々の光記録媒体に
適した記録パルスの補正を行うことができ、エッジ位置
の正確な制御が可能となる。
【0064】さらに、請求項11記載の発明によれば、
このようなRAMへの補正値の書込みを電源投入時等の
タイミングで行うようにしたので、本来の記録/再生動
作等を妨げることなく処理できる。
【0065】請求項12記載の発明によれば、認識され
た記録データパターンの前エッジ位置情報、後エッジ位
置情報を示すパルスを各々補正値に従って遅延させ、遅
延されたパルス列からNRZIコードの記録パルスを生
成するようにしたので、極めて簡単にして補正値に基づ
いた記録パルスを得ることができる。
【0066】請求項13記載の発明によれば、このよう
な記録データパターンの前エッジ位置情報、後エッジ位
置情報を示すパルスを分離手段で分離して各々遅延処理
を経てNRZIコードの記録パルスを生成するようにし
たので、高速記録にも対応できるものとなる。
【0067】請求項14記載の発明によれば、このよう
な記録パルスの生成手段をトグル型フリップフロップに
より構成したので、極めて簡単に補正値に基づいた記録
パルスを生成することができる。
【0068】請求項15記載の発明によれば、前エッジ
位置情報を示すパルスのみを補正したNRZIコード
と、後エッジ位置情報を示すパルスのみを補正したNR
ZIコードとを別個に生成して、両者のANDをとって
記録パルスを生成するようにしたので、高速動作にも対
応できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の補正方法を示す説明図
である。
【図2】ブロック図である。
【図3】補正値設定手段の動作を示す説明図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】その動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の第四の実施例を示すタイミングチャー
トである。
【図8】本発明の第五の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第六の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第七の実施例を示すフローチャート
である。
【図11】従来方式による記録マークの不整形状を示す
説明図である。
【図12】従来方式によるエッジ位置ずれを示す説明図
である。
【符号の説明】
1 記録データパターン識別手段 2 補正値設定手段 3 記録パルス補正手段 4 カウンタ 8 ROM 9 遅延手段 10 選択手段 11 生成手段=トグル型フリップフロップ 12 カウンタ 13 カウンタ 14 記録データパターン識別手段 15 分離手段 16 遅延手段 18 遅延手段 20 生成手段 21 補正値設定手段 22 ROM 23 選択手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体上に強度変調させたレーザ光
    を照射して、長さが情報を担う記録マークを形成するこ
    とにより情報を記録するようにしたマークエッジ記録方
    法において、書込み対象の記録パルス長L0 、この記録
    パルス直前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長
    2 を算出し、これらの長さL0,L1,L2 に応じて前
    記書込み対象の記録パルスに対するパルス幅及び出力タ
    イミングの補正値を設定し、この補正値に従い書込み対
    象の記録パルスのエッジ位置を補正して記録するように
    したことを特徴とするマークエッジ記録方法。
  2. 【請求項2】 光記録媒体上に強度変調させたレーザ光
    を照射して、長さが情報を担う記録マークを形成するこ
    とにより情報を記録するようにしたマークエッジ記録方
    法において、書込み対象の記録パルス長L0 、この記録
    パルス直前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長
    2 を算出し、これらの長さL0,L1,L2 に応じて前
    記書込み対象の記録パルスに対するパルス幅、出力タイ
    ミング、記録パルス立上り部の記録パワー及びこの記録
    パワーを変化させる長さの補正値を設定し、この補正値
    に従い書込み対象の記録パルスのエッジ位置及びマーク
    形状を補正して記録するようにしたことを特徴とするマ
    ークエッジ記録方法。
  3. 【請求項3】 書込み対象の記録パルス長L0 、記録パ
    ルス直前のブランク長L1及び1つ前の記録パルス長L2
    に加え、さらに先行する1つ又は複数のブランク長及び
    記録パルス長を算出して補正値を設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のマークエッジ記録方法。
  4. 【請求項4】 光記録媒体上に強度変調させたレーザ光
    を照射して、長さが情報を担う記録マークを形成するこ
    とにより情報を記録するようにしたマークエッジ記録装
    置において、書込み対象の記録パルス長L0 、この記録
    パルス直前のブランク長L1 及び1つ前の記録パルス長
    2 を算出する記録データパターン識別手段を設け、こ
    れらの長さL0,L1,L2 に応じて前記書込み対象の記
    録パルスに対するパルス幅及び出力タイミングの補正値
    を設定する補正値設定手段を設け、この補正値設定手段
    による補正値に従い書込み対象の記録パルスのエッジ位
    置を補正する記録パルス補正手段を設けたことを特徴と
    するマークエッジ記録装置。
  5. 【請求項5】 記録パルス長及びブランク長をカウンタ
    により算出する記録データパターン識別手段としたこと
    を特徴とする請求項4記載のマークエッジ記録装置。
  6. 【請求項6】 記録パルス長をカウントするカウンタ
    と、ブランク長をカウントするカウンタとを別個に設け
    たことを特徴とする請求項5記載のマークエッジ記録装
    置。
  7. 【請求項7】 予め長さL0,L1,L2 情報に応じた記
    録パルスの補正値を記憶したROMよりなる補正値設定
    手段としたことを特徴とする請求項4,5又は6記載の
    マークエッジ記録装置。
  8. 【請求項8】 光記録媒体の種類を判別する判別手段
    と、予め長さL0,L1,L2 情報に応じた記録パルスの
    補正値を光記録媒体の種類毎に記憶した複数個のROM
    と、前記判別手段の判別結果に応じて対応するROMを
    選択する選択手段とよりなる補正値設定手段としたこと
    を特徴とする請求項4,5又は6記載のマークエッジ記
    録装置。
  9. 【請求項9】 光記録媒体の種類を判別する判別手段
    と、判別された光記録媒体の種類に適した長さL0
    1,L2 情報に応じた記録パルスの補正値が書込まれ
    るRAMと、このRAMに対する書込み制御手段とより
    なる補正値設定手段としたことを特徴とする請求項4,
    5又は6記載のマークエッジ記録装置。
  10. 【請求項10】 指定領域にその種類に適した記録パル
    スの補正値を記憶させた光記録媒体とし、書込み制御手
    段によりこの指定領域から読込んだ記録パルスの補正値
    をRAMに書込ませるようにしたことを特徴とする請求
    項9記載のマークエッジ記録装置。
  11. 【請求項11】 電源投入時、データの記録前又は装置
    のアイドル状態時にRAMに対する書込みを行なわせる
    書込み制御手段としたことを特徴とする請求項9又は1
    0記載のマークエッジ記録装置。
  12. 【請求項12】 記録データパターン認識手段により認
    識された記録データパターンの前エッジ位置情報及び後
    エッジ位置情報を示すパルスを補正値設定手段による記
    録パルスの補正値に基づき各々遅延させる遅延手段と、
    この遅延手段により遅延されたパルス列からNRZIコ
    ードによる記録パルスを生成する生成手段とよりなる記
    録パルス補正手段としたことを特徴とする請求項4記載
    のマークエッジ記録装置。
  13. 【請求項13】 記録データパターン認識手段により認
    識された記録データパターンの前エッジ位置情報を示す
    パルスと後エッジ位置情報を示すパルスとを分離するパ
    ルス列分離手段と、分離された各々のパルス列を補正値
    設定手段による記録パルスの補正値に基づき各々遅延さ
    せる遅延手段と、この遅延手段により遅延された各々の
    パルス列からNRZIコードによる記録パルスを生成す
    る生成手段とよりなる記録パルス補正手段としたことを
    特徴とする請求項4記載のマークエッジ記録装置。
  14. 【請求項14】 記録パルスの補正値に基づき各々遅延
    させた前エッジ位置情報を示すパルスと後エッジ位置情
    報を示すパルスとが入力される毎にトグル動作を繰返し
    てNRZIコードによる記録パルスを生成するトグル型
    フリップフロップよりなる生成手段としたことを特徴と
    する請求項12記載のマークエッジ記録装置。
  15. 【請求項15】 前エッジ位置情報を示すパルス列のみ
    を補正したNRZIコードを生成する前用生成手段と、
    後エッジ位置情報を示すパルス列のみを補正したNRZ
    Iコードを生成する後用生成手段と、これらの前用生成
    手段と後用生成手段との出力を入力とするANDゲート
    とよりなる生成手段としたことを特徴とする請求項13
    記載のマークエッジ記録装置。
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