JPH05233868A - 光通信兼用バーコード・リーダー回路 - Google Patents

光通信兼用バーコード・リーダー回路

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Publication number
JPH05233868A
JPH05233868A JP3355294A JP35529491A JPH05233868A JP H05233868 A JPH05233868 A JP H05233868A JP 3355294 A JP3355294 A JP 3355294A JP 35529491 A JP35529491 A JP 35529491A JP H05233868 A JPH05233868 A JP H05233868A
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JP
Japan
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bar code
digitizer
bar
lpf
optical communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP3355294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kamezawa
広 亀沢
Hiroshi Hayashi
弘 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Priority to US07/977,922 priority patent/US5311002A/en
Publication of JPH05233868A publication Critical patent/JPH05233868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコード・リーダーとしての性能を低下さ
せることなく、高速な光シリアル通信を可能とする光通
信兼用バーコード・リーダー回路を提供する。 【構成】 紙面上のゴミ・汚れ等に起因する高周波ノイ
ズを除去する低周波通過フィルタ(LPF)を、パラレ
ル接続された異なる遮断周波数fC1及びfC2(fC1>f
C2)を持つ二つのLPF1(fC1)8とLPF2
(fC2)9とに分ける。LPF1 8の遮断周波数fC1
は1/19.2kbps≒52μS以下のパルスをノイ
ズとして除去するように設定されており、光通信時に用
いられる。また、LPF2 9の遮断周波数fC2は27
μS以下のパルスをノイズとして除去するように設定さ
れており、バーコード・リーダー時に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙面上に印刷されたバー
コードをLED光の反射によって読み取り・解読すると
ともに、他装置との間で光によるデータ通信をも実現す
るWAND型バーコード・リーダー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光通信兼用バーコード・リーダー
回路のブロック図の一例を図2に示す。図2において、
1は紙面上に印刷されたバーコード、2は可視光LE
D、3はLED2を点灯・滅灯させるLEDドライバ、
4は光センサ、5は増幅器、6は高域通過フィルタ(H
PF)、7は増幅器、8は低域通過フィルタ(LP
F)、14はデジタイザ、13はマスカブル割り込みコ
ントローラ(ICU)、11はシリアル・コミュニケー
ション・ユニット(SCU)である。
【0003】次に、図2に示す従来の光通信兼用バーコ
ード・リーダー回路のバーコード・リード時の動作につ
いて説明する。LED2より発せられた可視光は、バー
コード1に当たり反射する。白バーからの反射光の方が
黒バーからの反射光より多い。この反射光を光センサ4
が検出し電気信号に変換する。光センサからの出力は微
弱であるため増幅器5により第一段目の増幅を行なう。
光センサがとらえる光の中には太陽光・電灯光及び蛍光
灯光のような信号としては不要な光も存在するため、D
C〜約60Hzの低周波成分をHPF6によって除去す
る。HPF6からの出力に対し増幅器7によって第二段
面の増幅を行なう。LPF8は増幅器17からの出力信
号の中に含まれる紙面上のゴミ・汚れ等に起因する高周
波ノイズを除去する。バーコード・リーダーが読取対象
とするバーコードの最小幅は約0.18mmであり、人
がスキャンする時の最大速度は約760mm/秒であ
る。0.18mmの長さを760mm/秒の速度でスキ
ャンした場合その時間は(0.18mm)/(760m
m/秒)≒237μSとなる。従ってLPF8はスキャ
ンした時に237μS未満の時間幅としてとらえられる
高周波ノイズを紙面上のゴミ・汚れとして除去する。デ
ジタイザ14はLPF8からの出力をその信号レベルに
よって+5Vと0Vのデジタル信号に変換する。ICU
13はデジタイザ14の二値出力信号から立ち下がりエ
ッジ(黒バーレベルから白バーレベルへの変化)及び立
ち上がりエッジ(白バーレベルから黒バーレベルへの変
化)をとらえる。ICUのINT入力は立ち上がりエッ
ジを検出し、int(INTバー)入力は立ち下がりエ
ッジを検出する。なお、バーコード・リード時、SCU
11が動作しないようにするためRxDATA端子はマ
スクされている。
【0004】次に、図2に示す従来の光通信兼用バーコ
ード・リーダー回路の光通信時の動作について説明す
る。他装置の光データ送信用LEDから発せられる可視
光を光センサ4により検出する。通信データとして光セ
ンサ4から出力される信号に対し増幅器5からデジタイ
ザ14まではバーコード・リード時と同様の働きをす
る。SCU11はデジタイザ14の二値出力をデータと
して受信する。光センサ4に入光がある時、デジタイザ
14の出力は論理値0(0V)となり、入光がない時、
論理値1(+5V)となる。なお、光通信時、ICU1
3が動作しないようにするためINT及びint端子は
マスクされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光通信
兼用バーコード・リーダー回路では、バーコードをスキ
ャンした時に237μS未満の時間幅としてとらえられ
る紙面上のゴミ・汚れ等に起因する高周波ノイズを除去
するLPF8が存在するため、本光通信兼用バーコード
・リーダー回路を光通信に用いた時、1/237μS≒
4222bps(bit per second)以上
のスピード、すなわち19.2kbpsという高速光通
信は不可能であるという問題があった。
【0006】本発明は上述した問題点にかんがみてなさ
れたもので、バーコード・リーダーとしての性能を低下
させることなく光高速シリアル通信を可能とする光通信
兼用バーコード・リーダー回路の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光通信兼用バーコード・リーダー回路は、L
EDより発する可視光をバーコードに照射し、黒バー及
び白バーより反射される光強度に差のある反射光を一つ
の光センサにより受光し、デジタイザによりその反射光
の強弱を二値の電圧レベルに変換し、黒バーレベルから
白バーレベルへの変化及び白バーレベルから黒バーレベ
ルへの変化の両エッジをマスカブル割り込みコントロー
ラ(ICU)により検出し、各エッジ間の間隔を計測し
ながらバーコードを解読するとともに、他装置の光デー
タ送信用LEDから発せられる可視光を前記光センサに
より検出し、前記デジタイザにより電圧レベルに変換
し、シリアル・コミュニケーション・ユニット(SC
U)によりデータ受信するバーコード・リーダー回路に
おいて、バーコードが印刷された紙面上のゴミ・汚れ等
に起因し発生する高周波ノイズを除去する低域通過フィ
ルタ(LPF)を、異なる遮断周波数fC1及びfC2(f
C1>fC2)を持つ二種類のLPF1(fC1)及びLPF
2(fC2)に分け、これら二つのLPFをパラレル接続
し、LPF1からの出力をデジタイザ1を通して前記S
CUのデータ受信端子(RxDATA)に接続し、LP
F2からの出力デジタイザ2を通して前記ICUの入力
端子へ接続した構成としてある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例に係る光通
信兼用バーコード・リーダー回路を示すブロック図であ
る。図1において、1は紙面上に印刷されたバーコー
ド、2は可視光LED、3は2のLED点灯・滅灯させ
るLEDドライバ、4は光センサ、5は増幅器、6は高
域通過フィルタ(HPF)、7は増幅器、8は低域通過
フィルタ(LPF1)、9は低域通過フィルタ(LPF
2)、10はデジタイザ1、11はシリアル・コミュニ
ケーション・ユニット(SCU)、12はデジタイザ
2、13はマスカブル割り込みコントローラ(ICU)
である。
【0009】本発明による光通信兼用バーコード・リー
ダー回路では、紙面上のゴミ・汚れ等に起因する高周波
ノイズを除去するLPFを、パラレル接続された異なる
遮断周波数fC1及びfC2(fC1>fC2)を持つ二つのL
PF1(fC1)8とLPF2(fC2)9とに分けてい
る。そして、LPF1 8からの出力を受信データ信号
として専用デジタイザ1 10を通してSCU11のR
xDATA端子に入力し、LPF2 9からの出力をバ
ーコード・エッジの検出信号として専用デジタイザ2
12を通してICU13のINT及びint(INTバ
ー)端子に入力する。LPF1 8の遮断周波数fC1
1/19.2kbps≒52μS以下のパルスをノイズ
として除去するように設定されている。また、LPF2
9の遮断周波数fC2は27μS以下のパルスをノイズ
として除去するように設定されている。
【0010】次に、図1に示す実施例の光通信兼用バー
コード・リーダー回路のバーコード・リード時の動作に
ついて説明する。LED2より発せられた可視光は、バ
ーコード1に当たり反射する。白バーからの反射光の方
が黒バーからの反射光より多い。この反射光を光センサ
4が検出し電気信号に変換する。光センサからの出力は
微弱であるため増幅器5により第一段目の増幅を行な
う。光センサがとらえる光の中には太陽光・電灯光及び
蛍光灯光のような信号としては不要な光も存在するた
め、DC〜約60Hzの低周波成分をHPF6によって
除去する。HPF6からの出力に対し増幅器7によって
第二段目の増幅を行なう。LPF2 9は増幅器7から
の出力信号の中に含まれる紙面上のゴミ・汚れ等に起因
する高周波ノイズの中で(0.18mm)/(760m
m/秒)≒237μS以下のパルスを除去する。デジタ
イザ2 12はLPF2 9からの出力をその信号レベル
によって+5Vと0Vのデジタル信号に変換する。IC
U13はデジタイザ2 12の二値出力信号から立ち下
がりエッジ(黒バーレベルから白バーレベルへの変化)
及び立ち上がりエッジ(白バーレベルから黒バーレベ
ル)をとらえる。ICUのINT入力は立ち上がりエッ
ジを検出し、int入力は立ち下がりエッジを検出す
る。なお、バーコード・リード時、SCU11が動作し
ないようにするためRxDATA端子はマスクされてい
る。
【0011】次に、図1に示す実施例の光通信兼用バー
コード・リーダー回路の光通信時の動作について説明す
る。他装置の光データ送信用LEDから発せられる可視
光を光センサ4により検出する。通信データとして光セ
ンサ4から出力される信号に対し増幅器5から増幅器7
まではバーコード・リード時と同様の働きをする。LP
F1 8は増幅器7からの出力信号の中に含まれる紙面
上のゴミ・汚れ等に起因する高周波ノイズの中で1/1
9.2kbps≒52μS以下のパルスを除去する。デ
ジタイザ1 10はLPF1 8からの出力信号をその信
号レベルによって+5Vと0Vのデジタル信号に変換す
る。SCU11はデジタイザ1 10の二値出力をデー
タとして受信する。光センサ4に入光がある時、デジタ
イザ1 10の出力は論理値0(0V)となり、入光が
ない時、論理値1(+5V)となる。なお、光通信時、
ICU13が動作しないようにするためINT及びin
t端子はマスクされている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光通信兼用
バーコード・リーダー回路によれば、紙面上のゴミ・汚
れ等に起因する高周波ノイズを除去するLPFを、バー
コード・リーダー用のLPFと光通信用のLPFとに分
けているので、バーコード・リーダーとしての性能を低
下させることなく光高速シリアル通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光通信兼用バーコード
・リーダー回路を示したブロック図である。
【図2】従来の光通信兼用バーコード・リーダー回路の
一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…バーコード 2…可視光LED 3…LEDドライバ 4…光センサ 5…増幅器 6…高域通過フィルタ(HPF) 7…増幅器 8…低域通過フィルタ1(LPF1) 9…低域通過フィルタ2(LPF2) 10…デジタイザ1 11…シリアル・コミュニケーション・ユニット(SC
U) 12…デジタイザ2 13…マスカブル割り込みコントロール・ユニット 14…デジタイザ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDより発する可視光をバーコードに
    照射し、黒バー及び白バーより反射される光強度に差の
    ある反射光を一つの光センサにより受光し、デジタイザ
    によりその反射光の強弱を二値の電圧レベルに変換し、
    黒バーレベルから白バーレベルへの変化及び白バーレベ
    ルから黒バーレベルへの変化の両エッジをマスカブル割
    り込みコントローラ(ICU)により検出し、各エッジ
    間の間隔を計測しながらバーコードを解読するととも
    に、他装置の光データ送信用LEDから発せられる可視
    光を前記光センサにより検出し、前記デジタイザにより
    電圧レベルに変換し、シリアル・コミュニケーション・
    ユニット(SCU)によりデータ受信するバーコード・
    リーダー回路において、 バーコードが印刷された紙面上のゴミ・汚れ等に起因し
    発生する高周波ノイズを除去する低域通過フィルタ(L
    PF)を、異なる遮断周波数fC1及びfC2(fC1
    C2)を持つ二種類のLPF1(fC1)及びLPF2
    (fC2)に分け、これら二つのLPFをパラレル接続
    し、LPF1からの出力をデジタイザ1を通して前記S
    CUのデータ受信端子(RxDATA)に接続し、LP
    F2からの出力デジタイザ2を通して前記ICUの入力
    端子へ接続したことを特徴とする光通信兼用バーコード
    ・リーダー回路。
JP3355294A 1991-11-19 1991-12-20 光通信兼用バーコード・リーダー回路 Pending JPH05233868A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355294A JPH05233868A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 光通信兼用バーコード・リーダー回路
US07/977,922 US5311002A (en) 1991-11-19 1992-11-18 Circuit for dealing with a bar code signal and a high speed electric signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355294A JPH05233868A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 光通信兼用バーコード・リーダー回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233868A true JPH05233868A (ja) 1993-09-10

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ID=18443082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3355294A Pending JPH05233868A (ja) 1991-11-19 1991-12-20 光通信兼用バーコード・リーダー回路

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JP (1) JPH05233868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05307628A (ja) * 1991-11-19 1993-11-19 Nec Corp 光通信兼用バーコード・リーダー回路
US6044256A (en) * 1995-12-28 2000-03-28 Nec Corporation Terminal device with detector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05307628A (ja) * 1991-11-19 1993-11-19 Nec Corp 光通信兼用バーコード・リーダー回路
US6044256A (en) * 1995-12-28 2000-03-28 Nec Corporation Terminal device with detector

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