JPH05233711A - 検索子学習付情報検索方式 - Google Patents
検索子学習付情報検索方式Info
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- JPH05233711A JPH05233711A JP4036699A JP3669992A JPH05233711A JP H05233711 A JPH05233711 A JP H05233711A JP 4036699 A JP4036699 A JP 4036699A JP 3669992 A JP3669992 A JP 3669992A JP H05233711 A JPH05233711 A JP H05233711A
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- JP
- Japan
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- searcher
- similarity
- retriever
- information
- search
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検索結果に必要な情報の漏れを少なくし得る
検索子学習付情報検索方式を提供する。 【構成】 情報検索における検索子の入力において、例
えば同時選択頻度により予めユーザに適合すべく検索子
の相互関係を生成し、該検索子の類義語だけでなく、該
入力検索子と近縁関係にある検索子も検索語として使用
して、情報検索を行う。
検索子学習付情報検索方式を提供する。 【構成】 情報検索における検索子の入力において、例
えば同時選択頻度により予めユーザに適合すべく検索子
の相互関係を生成し、該検索子の類義語だけでなく、該
入力検索子と近縁関係にある検索子も検索語として使用
して、情報検索を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータシ
ステムにおいてユーザの入力に対応する情報を出力する
ために入力された検索子のみでなく、該検索子と近縁関
係にある検索子も検索語として使用して情報検索を行う
検索子学習付情報検索方式に関する。
ステムにおいてユーザの入力に対応する情報を出力する
ために入力された検索子のみでなく、該検索子と近縁関
係にある検索子も検索語として使用して情報検索を行う
検索子学習付情報検索方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】情報検索システムにおいて、所望の情報
を検索する場合、ユーザの要求する情報の言葉の表し方
は個人により表現が異なるため、ユーザが入力する検索
子と該検索子の類義語或いはシソーラスを用いて検索す
る方式がある。例えばシソーラスの「情報処理」という
カテゴリーにおいてコンピュータ・電子計算機・電算機
が同義語、アナログ計算機・デジタル計算機が下位語、
計算機が上位語、というように構成されていれば、「コ
ンピュータ」という語の入力に対し、上述の全ての関係
子が検索の際の検索語となる。
を検索する場合、ユーザの要求する情報の言葉の表し方
は個人により表現が異なるため、ユーザが入力する検索
子と該検索子の類義語或いはシソーラスを用いて検索す
る方式がある。例えばシソーラスの「情報処理」という
カテゴリーにおいてコンピュータ・電子計算機・電算機
が同義語、アナログ計算機・デジタル計算機が下位語、
計算機が上位語、というように構成されていれば、「コ
ンピュータ」という語の入力に対し、上述の全ての関係
子が検索の際の検索語となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】言葉の表現は個人によ
っても、又、同一のユーザでも文脈によって異なり、そ
のうえ、一般にユーザの要求は曖昧であるため、情報検
索を行うために、ユーザの所望の情報を言葉で表現し難
く、文字入力は勿論、検索システムに適切な検索子が掲
示された場合でも、ユーザが該検索子を認識できないこ
とがあるため、類義語或いはシソーラスを用いて検索す
る場合には所望する情報を得られないことがあるという
問題点があった。
っても、又、同一のユーザでも文脈によって異なり、そ
のうえ、一般にユーザの要求は曖昧であるため、情報検
索を行うために、ユーザの所望の情報を言葉で表現し難
く、文字入力は勿論、検索システムに適切な検索子が掲
示された場合でも、ユーザが該検索子を認識できないこ
とがあるため、類義語或いはシソーラスを用いて検索す
る場合には所望する情報を得られないことがあるという
問題点があった。
【０００４】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、検索結果に必要な情報の漏れ
を少なくし得る検索子学習付情報検索方式を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、検索結果に必要な情報の漏れ
を少なくし得る検索子学習付情報検索方式を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の検索子学習付情報検索方式は、検索子を入
力する入力手段と、検索子を記憶する検索子記憶手段
と、所与の検索子とすべての検索子との類似度を決定す
る類似度決定手段と、所与の検索子とすべての検索子と
の類似度を記憶する類似度記憶手段と、所与の検索子と
すべての検索子との類似度を決定するにあたり検索子相
互の類似度の重み付けを更新する更新手段と、前記入力
手段によって選択された検索子および該検索子と近縁関
係にある検索子に対応した情報を検索して出力する出力
手段とを有することを要旨とする。
め、本発明の検索子学習付情報検索方式は、検索子を入
力する入力手段と、検索子を記憶する検索子記憶手段
と、所与の検索子とすべての検索子との類似度を決定す
る類似度決定手段と、所与の検索子とすべての検索子と
の類似度を記憶する類似度記憶手段と、所与の検索子と
すべての検索子との類似度を決定するにあたり検索子相
互の類似度の重み付けを更新する更新手段と、前記入力
手段によって選択された検索子および該検索子と近縁関
係にある検索子に対応した情報を検索して出力する出力
手段とを有することを要旨とする。
【０００６】
【作用】本発明の検索子学習付情報検索方式では、情報
検索における検索子の入力において、例えば同時選択頻
度により予めユーザに適合すべく検索子の相互関係を生
成し、該検索子の類義語だけでなく、該入力検索子と近
縁関係にある検索子も検索語として使用して、情報検索
を行う。
検索における検索子の入力において、例えば同時選択頻
度により予めユーザに適合すべく検索子の相互関係を生
成し、該検索子の類義語だけでなく、該入力検索子と近
縁関係にある検索子も検索語として使用して、情報検索
を行う。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】図１は、本発明の一実施例の構成ブロック
図である。図１において、１１は入力部であり、ユーザ
はこれを用いて検索子を入力する。１２は検索子類似度
記憶部であり、予め設定した検索子と該検索子相互の類
似度を予め記憶している。１３は検索制御部であり、ユ
ーザが入力部１１を使って選択した検索子と該検索子と
近縁関係にある検索子とを検索語として対応する情報を
蓄積された情報から検索する。１４は出力情報記憶部で
あり、予め設定した情報を記憶している。１５はメッセ
ージ記憶部であり、ユーザが検索システムを利用する際
の手順のガイドメッセージを予め記憶している。１６は
表示部であり、ユーザが入力部１１を使って選択した検
索子、ならびにユーザの選択した検索子と該検索子と近
縁関係にある検索子に対応する情報、ならびにメッセー
ジ記憶部１５に予め記憶されているメッセージを表示す
る。１７は検索子類似度合成部であり、検索子相互の類
似度を更新する。
図である。図１において、１１は入力部であり、ユーザ
はこれを用いて検索子を入力する。１２は検索子類似度
記憶部であり、予め設定した検索子と該検索子相互の類
似度を予め記憶している。１３は検索制御部であり、ユ
ーザが入力部１１を使って選択した検索子と該検索子と
近縁関係にある検索子とを検索語として対応する情報を
蓄積された情報から検索する。１４は出力情報記憶部で
あり、予め設定した情報を記憶している。１５はメッセ
ージ記憶部であり、ユーザが検索システムを利用する際
の手順のガイドメッセージを予め記憶している。１６は
表示部であり、ユーザが入力部１１を使って選択した検
索子、ならびにユーザの選択した検索子と該検索子と近
縁関係にある検索子に対応する情報、ならびにメッセー
ジ記憶部１５に予め記憶されているメッセージを表示す
る。１７は検索子類似度合成部であり、検索子相互の類
似度を更新する。
【０００９】図２は、検索子類似度記憶部１２に記憶さ
れる表であり、表の各成分であるａijが類似度を表し、
ある検索子ｘi と全ての検索子ｘj （１≦ｉ，ｊ≦５）
との類似度を記憶している。ａij（１≦ｉ，ｊ≦５）は
実数値であり、ａii（１≦ｉ≦５）は検索子ｘ1 ，
ｘ2 ，ｘ3 ，ｘ4 ，ｘ5 で自分自身との類似度を表し、
ａ11＝ａ22＝ａ33＝ａ44＝ａ55且つａij（１≦ｉ，ｉ≦
５）の中の最大値となっている。
れる表であり、表の各成分であるａijが類似度を表し、
ある検索子ｘi と全ての検索子ｘj （１≦ｉ，ｊ≦５）
との類似度を記憶している。ａij（１≦ｉ，ｊ≦５）は
実数値であり、ａii（１≦ｉ≦５）は検索子ｘ1 ，
ｘ2 ，ｘ3 ，ｘ4 ，ｘ5 で自分自身との類似度を表し、
ａ11＝ａ22＝ａ33＝ａ44＝ａ55且つａij（１≦ｉ，ｉ≦
５）の中の最大値となっている。
【００１０】図３は、親和図法により、カードに書かれ
た検索子のうち、互いに類似した意味を持った検索子同
志を近くに配置して分類した一例である。３−１，３−
２，…，３−ｎはカードに書かれた検索子であり、ａ，
ｂ，ｃ，ｄは分類の結果生成された小グループ、Ａは中
グループ、（Ｉ）は大グループである。
た検索子のうち、互いに類似した意味を持った検索子同
志を近くに配置して分類した一例である。３−１，３−
２，…，３−ｎはカードに書かれた検索子であり、ａ，
ｂ，ｃ，ｄは分類の結果生成された小グループ、Ａは中
グループ、（Ｉ）は大グループである。
【００１１】図４は、検索子類似度記憶部１２に記憶さ
れている検索子相互の類似度を表す表の例である。
れている検索子相互の類似度を表す表の例である。
【００１２】図５は、ユーザが入力部１１を使って入力
した検索子が表示部１６に表示された例である。５−１
はユーザが入力した検索子の例であり、１００はユーザ
が検索子選択部を使って選択する検索子を指示する印の
例、１１０は情報検索を開始する意思を表す信号を検索
制御部１３に伝えるためのボタンの例である。
した検索子が表示部１６に表示された例である。５−１
はユーザが入力した検索子の例であり、１００はユーザ
が検索子選択部を使って選択する検索子を指示する印の
例、１１０は情報検索を開始する意思を表す信号を検索
制御部１３に伝えるためのボタンの例である。
【００１３】図６は、出力情報の例を示す図である。６
−１，６−２，…，６−１０は出力情報集合の要素であ
る出力情報である。
−１，６−２，…，６−１０は出力情報集合の要素であ
る出力情報である。
【００１４】図７は、ユーザの選択した検索子と該検索
子と近縁関係にある検索子に対応する情報が表示部に表
示された例であり、７−１が最も適切な情報であり、７
−２が次に適切な情報、７−３がその次に適切な情報で
ある。２００はメッセージ記憶部１５に予め記憶されて
いるメッセージが表示された例であり、２１０，２２０
は検索結果に対するユーザの評価を表す信号を検索制御
部１３に伝えるためのボタンの例である。
子と近縁関係にある検索子に対応する情報が表示部に表
示された例であり、７−１が最も適切な情報であり、７
−２が次に適切な情報、７−３がその次に適切な情報で
ある。２００はメッセージ記憶部１５に予め記憶されて
いるメッセージが表示された例であり、２１０，２２０
は検索結果に対するユーザの評価を表す信号を検索制御
部１３に伝えるためのボタンの例である。
【００１５】図８は、検索子類似度合成部１７によっ
て、検索子類似度記憶部１２に予め記憶されていた検索
子類似度が更新された一例である。
て、検索子類似度記憶部１２に予め記憶されていた検索
子類似度が更新された一例である。
【００１６】図９は、検索子類似度合成部１７によっ
て、検索子類似度記憶部１２に予め記憶されていた検索
子類似度が更新された他の例である。
て、検索子類似度記憶部１２に予め記憶されていた検索
子類似度が更新された他の例である。
【００１７】図１０は、親和図法により、カードに書か
れた検索子のうち、互いに類似した意味を持った検索子
同志を近くに配置して分類した一例である。１０−１，
…，１０−５はカードに書かれた検索子である。
れた検索子のうち、互いに類似した意味を持った検索子
同志を近くに配置して分類した一例である。１０−１，
…，１０−５はカードに書かれた検索子である。
【００１８】図１１はある特徴を縦にとり、その特徴を
表す言葉（検索子）を横にとった表で、ある特徴を表す
全ての言葉に〇印を付けた例である。
表す言葉（検索子）を横にとった表で、ある特徴を表す
全ての言葉に〇印を付けた例である。
【００１９】実施例の動作を説明する前に、前提条件を
述べる。
述べる。
【００２０】例えば、親和図法による分類を基準として
類似度を定めるとし、図３のようにａ，ｂ，ｃ，ｄの小
グループ、Ａの中グループ、（Ｉ）の大グループに分類
されたとすれば、例えば、ある検索子ｘk （∈ａ⊂Ａ⊂
（Ｉ））と他の検索子Ｘm （１≦ｋ，ｍ≦ｎ）の類似度
は、ｍ＝ｋならば、例えば４．００、ｘm （ｍ≠ｋ）∈
ａ⊂Ａ⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と同じ小グループに属
するならば、例えば３．００、ｘm ∈ｂ（ａ≠ｂ）⊂Ａ
⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と小グループは異なるが、同
じ中グループに属するならば、例えば２．００、ｘm ∈
ｃ⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と中グループは異なるが、
同じ大グループに属するならば、例えば１．００、ｘm
∈ｄ、即ちｘm がｘk と異なる大グループに属するなら
ば、例えば０．００という数値を与え、次に上記のよう
に与えた数値を正規化する。該数値を類似度と定め、類
似度を表に表すときには、行数および列数を検索子の個
数と等しくし、例えばｎ＝５の時は図２のようになる。
類似度を定めるとし、図３のようにａ，ｂ，ｃ，ｄの小
グループ、Ａの中グループ、（Ｉ）の大グループに分類
されたとすれば、例えば、ある検索子ｘk （∈ａ⊂Ａ⊂
（Ｉ））と他の検索子Ｘm （１≦ｋ，ｍ≦ｎ）の類似度
は、ｍ＝ｋならば、例えば４．００、ｘm （ｍ≠ｋ）∈
ａ⊂Ａ⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と同じ小グループに属
するならば、例えば３．００、ｘm ∈ｂ（ａ≠ｂ）⊂Ａ
⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と小グループは異なるが、同
じ中グループに属するならば、例えば２．００、ｘm ∈
ｃ⊂（Ｉ）、即ちｘm がｘk と中グループは異なるが、
同じ大グループに属するならば、例えば１．００、ｘm
∈ｄ、即ちｘm がｘk と異なる大グループに属するなら
ば、例えば０．００という数値を与え、次に上記のよう
に与えた数値を正規化する。該数値を類似度と定め、類
似度を表に表すときには、行数および列数を検索子の個
数と等しくし、例えばｎ＝５の時は図２のようになる。
【００２１】検索子類似度記憶部１２には、図４に記憶
されているとし、ｘ3 とｘ3 自身に対する類似度が１．
００の時、ｘ3 とｘ1 との類似度が０．７５、ｘ3 とｘ
2 との類似度が０．５０、ｘ3 とｘ5 との類似度が０．
８０、前記以外のある検索子ｘi と検索子ｘj （１≦
ｉ，ｊ≦５）との類似度は図示していないが全て０．５
０未満であったとする。
されているとし、ｘ3 とｘ3 自身に対する類似度が１．
００の時、ｘ3 とｘ1 との類似度が０．７５、ｘ3 とｘ
2 との類似度が０．５０、ｘ3 とｘ5 との類似度が０．
８０、前記以外のある検索子ｘi と検索子ｘj （１≦
ｉ，ｊ≦５）との類似度は図示していないが全て０．５
０未満であったとする。
【００２２】検索制御部１３は、ユーザが選択した検索
子ｘp と、ユーザは選択していないが、該検索子の検索
子類似度記憶部１２に記憶されている検索子ｘq （１≦
ｐ，ｑ≦５，ｐ≠ｑ）に対する類似度が例えば０．７５
以上の検索子を検索語として情報を検索するように予め
定められているとする。
子ｘp と、ユーザは選択していないが、該検索子の検索
子類似度記憶部１２に記憶されている検索子ｘq （１≦
ｐ，ｑ≦５，ｐ≠ｑ）に対する類似度が例えば０．７５
以上の検索子を検索語として情報を検索するように予め
定められているとする。
【００２３】出力情報記憶部１４には、図６に示す出力
情報が記憶されているとし、表示部１６には、図７が表
示されるとする。
情報が記憶されているとし、表示部１６には、図７が表
示されるとする。
【００２４】図１２は検索制御部１３の処理を示すフロ
ー図、図１３は検索子類似度合成部１７の処理を示すフ
ロー図である。これらのフロー図を用いて、本実施例の
動作を説明する。
ー図、図１３は検索子類似度合成部１７の処理を示すフ
ロー図である。これらのフロー図を用いて、本実施例の
動作を説明する。
【００２５】先ず、検索制御部１３が検索子類似度記憶
部１２に記憶されている検索子類似度を読み込んで（ス
テップ１１０）、表示部１６に検索子を表示する（ステ
ップ１２０）。次に、ユーザが入力部１１を使って、図
５に示すように、例えば検索子５−１を入力し、情報検
索する意思を表す信号を検索制御部１５に伝えるため
に、例えば情報検索を開始するためのボタンを選択し、
入力する。ここで検索制御部１３は検索子入力結果を読
み込み（ステップ１３０）、検索子類似度記憶部１２に
記憶されている検索子の中に、入力された検索子５−１
と一致するような検索子ｘp （１≦ｐ≦５）があるかど
うか判断し（ステップ１４０）、存在する場合に、以下
の処理を行う。
部１２に記憶されている検索子類似度を読み込んで（ス
テップ１１０）、表示部１６に検索子を表示する（ステ
ップ１２０）。次に、ユーザが入力部１１を使って、図
５に示すように、例えば検索子５−１を入力し、情報検
索する意思を表す信号を検索制御部１５に伝えるため
に、例えば情報検索を開始するためのボタンを選択し、
入力する。ここで検索制御部１３は検索子入力結果を読
み込み（ステップ１３０）、検索子類似度記憶部１２に
記憶されている検索子の中に、入力された検索子５−１
と一致するような検索子ｘp （１≦ｐ≦５）があるかど
うか判断し（ステップ１４０）、存在する場合に、以下
の処理を行う。
【００２６】例えば、ユーザが入力部１１を使って入力
した検索子５−１が検索子類似度記憶部１２に記憶され
ているｘ3 と等しかったとする。ここで検索制御部１３
はｘ3 に対する類似度が０．７５以上である検索子ｘq
（１≦ｑ≦５，ｐ≠ｑ）を選出し（ステップ１７０）、
次に検索制御部１３はｘ3 およびユーザは選択していな
いが、ｘ3 に対する類似度が０．７５以上であるｘ5 と
ｘ1 とを検索語として検索し（ステップ１８０）、出力
情報記憶部１４から情報を呼び出し（ステップ１９
０）、検索結果を表示部１６に図７に示すように表示さ
せ（ステップ２００）、メッセージ記憶部１５に予め記
憶されているメッセージを読み込み（ステップ２１
０）、表示部１６にメッセージを表示する（ステップ２
２０）。次に検索制御部１３は、検索子類似度合成部１
７に類似度を合成させる（ステップ２３０）。
した検索子５−１が検索子類似度記憶部１２に記憶され
ているｘ3 と等しかったとする。ここで検索制御部１３
はｘ3 に対する類似度が０．７５以上である検索子ｘq
（１≦ｑ≦５，ｐ≠ｑ）を選出し（ステップ１７０）、
次に検索制御部１３はｘ3 およびユーザは選択していな
いが、ｘ3 に対する類似度が０．７５以上であるｘ5 と
ｘ1 とを検索語として検索し（ステップ１８０）、出力
情報記憶部１４から情報を呼び出し（ステップ１９
０）、検索結果を表示部１６に図７に示すように表示さ
せ（ステップ２００）、メッセージ記憶部１５に予め記
憶されているメッセージを読み込み（ステップ２１
０）、表示部１６にメッセージを表示する（ステップ２
２０）。次に検索制御部１３は、検索子類似度合成部１
７に類似度を合成させる（ステップ２３０）。
【００２７】ここでユーザが例えば図７に示す２１０或
いは２２０のボタンを選択することによって検索結果に
対して評価を行い、検索子類似度合成部１７はユーザの
評価を読み込んで（ステップ３１０）、肯定評価か否か
を判断する（ステップ３２０）。
いは２２０のボタンを選択することによって検索結果に
対して評価を行い、検索子類似度合成部１７はユーザの
評価を読み込んで（ステップ３１０）、肯定評価か否か
を判断する（ステップ３２０）。
【００２８】ユーザが検索結果に対して肯定的に評価
し、図７のボタンを選択した場合には、検索子類似度合
成部１７はｘ3 に対するｘ5 ，ｘ1 のそれぞれの類似度
を例えば図８に示すように０．０５プラスし（ステップ
３４０）、検索子類似度記憶部１２に記憶されている類
似度を更新して（ステップ３５０）一連の動作を終了す
る。
し、図７のボタンを選択した場合には、検索子類似度合
成部１７はｘ3 に対するｘ5 ，ｘ1 のそれぞれの類似度
を例えば図８に示すように０．０５プラスし（ステップ
３４０）、検索子類似度記憶部１２に記憶されている類
似度を更新して（ステップ３５０）一連の動作を終了す
る。
【００２９】一方、ステップ３２０の結果、ユーザが検
索結果に対して否定的に評価し、図７の２２０のボタン
を選択した場合には、検索子類似度合成部１７はｘ3 に
対するｘ5 ，ｘ1 のそれぞれの類似度を例えば図９に示
すように０．０５マイナスし（ステップ３３０）、検索
子類似度記憶部１２に記憶されている類似度を更新し
（ステップ３５０）、一連の動作を終了する。
索結果に対して否定的に評価し、図７の２２０のボタン
を選択した場合には、検索子類似度合成部１７はｘ3 に
対するｘ5 ，ｘ1 のそれぞれの類似度を例えば図９に示
すように０．０５マイナスし（ステップ３３０）、検索
子類似度記憶部１２に記憶されている類似度を更新し
（ステップ３５０）、一連の動作を終了する。
【００３０】又、図１２のステップ１４０の判定におい
て、ユーザが入力部１１を使って入力した検索子が、検
索子類似度記憶部１２に記憶されている検索子のいずれ
にも等しくない場合には、例えば検索システムに予め備
えられている類義語辞書が読み出され（ステップ１５
０）、入力された検索子に最も意味が近い表現の検索子
ｘp （１≦ｐ≦５）が選出される（ステップ１６０）。
以後の動作は、ユーザが入力部１１を使って入力した検
索子が検索子類似度記憶部１２に記憶されている検索子
と等しい場合と同様にして一連の処理を終了する。
て、ユーザが入力部１１を使って入力した検索子が、検
索子類似度記憶部１２に記憶されている検索子のいずれ
にも等しくない場合には、例えば検索システムに予め備
えられている類義語辞書が読み出され（ステップ１５
０）、入力された検索子に最も意味が近い表現の検索子
ｘp （１≦ｐ≦５）が選出される（ステップ１６０）。
以後の動作は、ユーザが入力部１１を使って入力した検
索子が検索子類似度記憶部１２に記憶されている検索子
と等しい場合と同様にして一連の処理を終了する。
【００３１】尚、本発明は上記実施例に限るわけではな
い。例えばユーザが入力部１１を使って入力した検索子
ｘp （１≦ｐ≦５）と、ユーザは選択していないが該検
索子に対し、ある類似度の検索子ｘq （１≦ｑ≦５）と
を検索語として情報検索する場合において、本実施例で
は類似度０．７５以上のｘq を用いたが、ｘq は類似度
０．７５以上のものに限らず、任意である。又、ｘq の
個数は本実施例のように２個に限らず、任意である。
又、本実施例ではユーザが検索結果に対して肯定的に評
価したときには検索語として使用した検索子の類似度を
０．０５プラスしたが、類似度の該増加分の値は任意で
ある。又、本実施例ではユーザが検索結果に対して否定
的に評価したときには検索語として使用した検索子の類
似度を０．０５マイナスしたが、類似度の該増加分の値
は任意である。又、検索子類似度記憶部１２に記憶され
る検索子の個数は本実施例のように５個である必要はな
く、任意である。
い。例えばユーザが入力部１１を使って入力した検索子
ｘp （１≦ｐ≦５）と、ユーザは選択していないが該検
索子に対し、ある類似度の検索子ｘq （１≦ｑ≦５）と
を検索語として情報検索する場合において、本実施例で
は類似度０．７５以上のｘq を用いたが、ｘq は類似度
０．７５以上のものに限らず、任意である。又、ｘq の
個数は本実施例のように２個に限らず、任意である。
又、本実施例ではユーザが検索結果に対して肯定的に評
価したときには検索語として使用した検索子の類似度を
０．０５プラスしたが、類似度の該増加分の値は任意で
ある。又、本実施例ではユーザが検索結果に対して否定
的に評価したときには検索語として使用した検索子の類
似度を０．０５マイナスしたが、類似度の該増加分の値
は任意である。又、検索子類似度記憶部１２に記憶され
る検索子の個数は本実施例のように５個である必要はな
く、任意である。
【００３２】又、検索子類似度記憶部１２に記憶される
検索子類似度は、本実施例のように、予め親和図法によ
り類似した意味を持った検索子同志を近くに配置して分
類した時のグループを基準とすることに限らず、検索子
間の距離を基準に決定してもよい。
検索子類似度は、本実施例のように、予め親和図法によ
り類似した意味を持った検索子同志を近くに配置して分
類した時のグループを基準とすることに限らず、検索子
間の距離を基準に決定してもよい。
【００３３】例えば親和図法による分類の結果、図１０
のように１０−１，１０−３，１０−５で１つの小グル
ープ、１０−２，１０−４で１つの小グループを構成し
ていたとする。あるカードの中心から他のそれぞれのカ
ードの中心までの線分の長さを距離とすれば、例えば１
０−３と１０−５の距離が５．００cm、１０−３と１０
−１の距離が５．３０cm、１０−３と１０−２の距離が
６．００ｃｍ、１０−３と１０−４の距離が６．６０ｃ
ｍであったとする。ここで、１０−３と他の４つの検索
子との類似度は、まず距離の逆数をとった後、正規化し
（その検索子自身との類似度は１．００になるようにす
る）、次に１０−３と異なる小グループに属する検索子
との類似度は上記の値に例えば１／３を掛け、１０−３
と同一の小グループに属する検索子との類似度は上記の
値に例えば１．００を掛ける。このようにして類似度を
決定すれば、１０−３と１０−５の類似度は０．８０、
１０−３と１０−１の類似度は０．７５、１０−３と１
０−２の類似度は０．５０、１０−３と１０−４の類似
度は０．２０となり、上記の類似度を表にすれば図４の
ように表せる。
のように１０−１，１０−３，１０−５で１つの小グル
ープ、１０−２，１０−４で１つの小グループを構成し
ていたとする。あるカードの中心から他のそれぞれのカ
ードの中心までの線分の長さを距離とすれば、例えば１
０−３と１０−５の距離が５．００cm、１０−３と１０
−１の距離が５．３０cm、１０−３と１０−２の距離が
６．００ｃｍ、１０−３と１０−４の距離が６．６０ｃ
ｍであったとする。ここで、１０−３と他の４つの検索
子との類似度は、まず距離の逆数をとった後、正規化し
（その検索子自身との類似度は１．００になるようにす
る）、次に１０−３と異なる小グループに属する検索子
との類似度は上記の値に例えば１／３を掛け、１０−３
と同一の小グループに属する検索子との類似度は上記の
値に例えば１．００を掛ける。このようにして類似度を
決定すれば、１０−３と１０−５の類似度は０．８０、
１０−３と１０−１の類似度は０．７５、１０−３と１
０−２の類似度は０．５０、１０−３と１０−４の類似
度は０．２０となり、上記の類似度を表にすれば図４の
ように表せる。
【００３４】又、検索子類似度記憶部１２に記憶される
検索子類似度で表を用いる場合には、記憶される表の行
数ならびに列数は本実施例のように５行５列である必要
はなく、検索子類似度記憶部１２に記憶される検索子の
個数と等しければ任意である。
検索子類似度で表を用いる場合には、記憶される表の行
数ならびに列数は本実施例のように５行５列である必要
はなく、検索子類似度記憶部１２に記憶される検索子の
個数と等しければ任意である。
【００３５】又、検索子類似度記憶部１２に記憶される
検索子類似度は本実施例では予め親和図法を用いて検索
子を分類し、その結果を基準として類似度を定めたが、
本実施例に限らず、数量化理論の手法で検索子を数量化
し、該数量をもとに検索子の類似度を定めてもよい。例
えば図１１の表のように、ある特徴を縦にとり、その特
徴を表す言葉（検索子）を横にとって、ある特徴を表す
全ての言葉に○印を付け、次に○印の付いている欄には
１を、空欄には０の数値を与えて表の成分を行列とみな
し、該行列Ａの固有ベクトルと固有ベクトル空間の次元
ｒ（＝ rank Ａ）を求め、ｒ次元空間上に解をプロット
し、各点の距離を言葉（検索子）の類似度と定めてもよ
い。
検索子類似度は本実施例では予め親和図法を用いて検索
子を分類し、その結果を基準として類似度を定めたが、
本実施例に限らず、数量化理論の手法で検索子を数量化
し、該数量をもとに検索子の類似度を定めてもよい。例
えば図１１の表のように、ある特徴を縦にとり、その特
徴を表す言葉（検索子）を横にとって、ある特徴を表す
全ての言葉に○印を付け、次に○印の付いている欄には
１を、空欄には０の数値を与えて表の成分を行列とみな
し、該行列Ａの固有ベクトルと固有ベクトル空間の次元
ｒ（＝ rank Ａ）を求め、ｒ次元空間上に解をプロット
し、各点の距離を言葉（検索子）の類似度と定めてもよ
い。
【００３６】又、検索子類似度記憶部１２に記憶される
検索子類似度は本実施例のように表を用いることに限ら
ず、関数を用いてもよい。又、ユーザが入力部１１を使
って入力した検索子が、検索子類似度記憶部１２に記憶
されているいずれの検索子にも等しくない場合には、本
実施例のように類義語辞書を利用することに限らず、検
索子類似度記憶部に検索子ならびに検索子の類似度を新
たに記憶させるようにしてもよい。
検索子類似度は本実施例のように表を用いることに限ら
ず、関数を用いてもよい。又、ユーザが入力部１１を使
って入力した検索子が、検索子類似度記憶部１２に記憶
されているいずれの検索子にも等しくない場合には、本
実施例のように類義語辞書を利用することに限らず、検
索子類似度記憶部に検索子ならびに検索子の類似度を新
たに記憶させるようにしてもよい。
【００３７】又、検索子等を選択する場合、マウスでク
リックしても、キーボード、トラックボード、ジョイス
ティック等を使って選択してもよい。又、ユーザが入力
部１１を使って選択する検索子を指示する印は、矢印、
丸印等、位置がわかれば何でもよい。又、ユーザが選択
した検索子を表示する方法は、反転文字、点滅、枠で囲
う等、選択していない検索子と区別がつけば任意であ
る。又、検索の結果、出力される情報の個数は、本実施
例のように３個に限らず、任意である。
リックしても、キーボード、トラックボード、ジョイス
ティック等を使って選択してもよい。又、ユーザが入力
部１１を使って選択する検索子を指示する印は、矢印、
丸印等、位置がわかれば何でもよい。又、ユーザが選択
した検索子を表示する方法は、反転文字、点滅、枠で囲
う等、選択していない検索子と区別がつけば任意であ
る。又、検索の結果、出力される情報の個数は、本実施
例のように３個に限らず、任意である。
【００３８】
【発明の効果】本発明によれば、所望の情報を検索する
ための検索子入力において、予め生成されたユーザ指向
の検索子相互関係により、該検索子の類義語だけでな
く、該入力検索子と、該検索子と近縁関係にある検索子
とを検索語として情報を検索することにより、出力情報
において必要な情報の漏れを少なくする。
ための検索子入力において、予め生成されたユーザ指向
の検索子相互関係により、該検索子の類義語だけでな
く、該入力検索子と、該検索子と近縁関係にある検索子
とを検索語として情報を検索することにより、出力情報
において必要な情報の漏れを少なくする。
【図１】本発明の一実施例に係わる検索子学習付情報検
索方式の構成を示すブロック図である。
索方式の構成を示すブロック図である。
【図２】図１に示す検索子学習付情報検索方式に使用さ
れている検索子類似度記憶部に記憶されている検索子お
よび検索子類似度を示す図である。
れている検索子類似度記憶部に記憶されている検索子お
よび検索子類似度を示す図である。
【図３】親和図法によりカードに書かれた検索子で互い
に類似した意味を有する検索子同志を近くに配置して分
類した一例を示す図である。
に類似した意味を有する検索子同志を近くに配置して分
類した一例を示す図である。
【図４】検索子類似度記憶部に記憶されている検索子お
よび検索子類似度の例を示す図である。
よび検索子類似度の例を示す図である。
【図５】ユーザが入力した検索子およびユーザが情報検
索する意思を表す信号を検索制御部に伝えるためのボタ
ンを表示装置に表示した例を示す図である。
索する意思を表す信号を検索制御部に伝えるためのボタ
ンを表示装置に表示した例を示す図である。
【図６】予め記憶された出力情報の例を示す図である。
【図７】検索情報、メッセージおよび検索結果に対する
ユーザの評価を表す信号を検索制御部に伝えるためのボ
タンを表示部に表示した例を示す図である。
ユーザの評価を表す信号を検索制御部に伝えるためのボ
タンを表示部に表示した例を示す図である。
【図８】検索子類似度合成部によって検索子類似度記憶
部に予め記憶されていた検索子類似度が更新された一例
を示す図である。
部に予め記憶されていた検索子類似度が更新された一例
を示す図である。
【図９】検索子類似度合成部によって検索子類似度記憶
部に予め記憶されていた検索子類似度が更新された他の
例を示す図である。
部に予め記憶されていた検索子類似度が更新された他の
例を示す図である。
【図１０】親和図法によりカードが書かれた検索子で互
いに類似した意味を有する検索子同志を近くに配置して
分類した他の例を示す図である。
いに類似した意味を有する検索子同志を近くに配置して
分類した他の例を示す図である。
【図１１】ある特徴を縦にとり、その特徴を表す言葉
（検索子）を横にとった表であり、ある特徴を表すすべ
ての言葉に○印を付けた例を示す図である。
（検索子）を横にとった表であり、ある特徴を表すすべ
ての言葉に○印を付けた例を示す図である。
【図１２】図１に示す検索子学習付情報検索方式に使用
されている検索制御部の処理を示すフローチャートであ
る。
されている検索制御部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図１３】図１に示す検索子学習付情報検索方式に使用
されている検索子類似度合成部の処理を示すフローチャ
ートである。
されている検索子類似度合成部の処理を示すフローチャ
ートである。
１１ 入力部 １２ 検索子類似度記憶部 １３ 検索制御部 １４ 出力情報記憶部 １５ メッセージ記憶部 １６ 表示部 １７ 検索子類似度合成部
Claims (1)
- 【請求項１】 検索子を入力する入力手段と、検索子を
記憶する検索子記憶手段と、所与の検索子とすべての検
索子との類似度を決定する類似度決定手段と、所与の検
索子とすべての検索子との類似度を記憶する類似度記憶
手段と、所与の検索子とすべての検索子との類似度を決
定するにあたり検索子相互の類似度の重み付けを更新す
る更新手段と、前記入力手段によって選択された検索子
および該検索子と近縁関係にある検索子に対応した情報
を検索して出力する出力手段とを有することを特徴とす
る検索子学習付情報検索方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4036699A JPH05233711A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 検索子学習付情報検索方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4036699A JPH05233711A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 検索子学習付情報検索方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05233711A true JPH05233711A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12477027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4036699A Pending JPH05233711A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 検索子学習付情報検索方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05233711A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10232885A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-09-02 | Fujitsu Ltd | データベース類似検索方法及び装置及び類似検索プログラムを格納した記憶媒体 |
| JP2004164662A (ja) * | 2003-12-24 | 2004-06-10 | Just Syst Corp | 検索装置、検索方法、ならびに、情報記録媒体 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP4036699A patent/JPH05233711A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10232885A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-09-02 | Fujitsu Ltd | データベース類似検索方法及び装置及び類似検索プログラムを格納した記憶媒体 |
| JP2004164662A (ja) * | 2003-12-24 | 2004-06-10 | Just Syst Corp | 検索装置、検索方法、ならびに、情報記録媒体 |
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