JPH0523333A - ドツプラ血流速測定装置 - Google Patents

ドツプラ血流速測定装置

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JPH0523333A
JPH0523333A JP18085191A JP18085191A JPH0523333A JP H0523333 A JPH0523333 A JP H0523333A JP 18085191 A JP18085191 A JP 18085191A JP 18085191 A JP18085191 A JP 18085191A JP H0523333 A JPH0523333 A JP H0523333A
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JP
Japan
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section
characteristic
blood stream
blood flow
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP18085191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Watanabe
良信 渡辺
Satoshi Akaishi
智 赤石
Yoshinao Sorinaka
由直 反中
Satoshi Uchikawa
智 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0523333A publication Critical patent/JPH0523333A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微弱な血流情報成分を欠落させることなく、
不要なノイズ成分が削除された測定上有効なスペクトラ
ムを表示する。 【構成】 超音波探触子13からの反射波信号のドップ
ラ効果成分を位相検波器20で抽出して、ディジタル演
算部22で周波数解析し、特性分析器25で流速情報の
分布を分析してMAX値とMIN値を求め、この血流の
分布を(a)、(b)、(c)の3つに分割し、その区
間に同期した特性分析器25からの切り換え信号で、輝
度を必要とする血流区間は表示器19で明るく表示する
ためのA特性処理部24bと、不要なノイズ区間を表示
器19で暗く表示するためのB特性処理部24cをスイ
ッチ24aを切り換えて、縦軸に周波数、横軸に時間と
してリアルタイムで表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に利用
するドップラ血流速測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のドップラ血流速測定装置を
示している。
【0003】図3において、1は超音波探触子、2は送
受信回路、3は信号処理部である。4はA/D変換器、
5はスキャンコンバータ、6はD/A変換器、8は位相
検波器、9はA/D変換器、10はFFT演算部、11
はメモリ、12は特性設定部である。
【0004】次に、上記構成の動作について説明する。
体内組織からの反射波を超音波探触子1で電気信号に変
換し、送受信回路2を通じて信号処理部3で処理した信
号の中から、血液が流れていることにより発生するドッ
プラ効果成分を、位相検波器8で抽出する。このドップ
ラ効果成分信号がA/D変換器9を通じてFFT演算部
10に供給されて周波数解析が行われる。FFT演算部
10で求めた流速情報はメモリ11に記憶された後、特
性設定部12で圧縮などのデータ変換を行い、この後、
信号処理部3からのドップラ効果成分信号がA/D変換
器4、スキャンコンバータ5を通じた信号とともにD/
A変換器6に供給され、ここからのアナログ信号が表示
部7にパワースペクトラム表示として縦軸に周波数、横
軸に時間、強さ情報を輝度としてリアルタイムで表示さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドップラ血流速測定装置では表示されている流速情
報の感度(輝度)を上げるために検出部の増幅度を上げ
ると流速成分と同様にノイズ成分も多くなり、最悪条件
ではノイズ成分と流速情報が略等価な輝度で表示されて
しまう。この改善のために各種のノイズ除去方法が提案
されているが、ノイズ成分と略同等な微弱な血流情報を
欠落させずに、不要なノイズ成分のみを除去することは
困難である。
【0006】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、微弱な血流情報を欠落させることなく、不要なノイ
ズ成分のみが削除された測定上有効なスペクトラムを表
示することができる優れたドップラ血流速測定装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のドップラ血流速測定装置は、血流により体内
組織から反射された超音波信号を周波数解析する周波数
解析手段と、周波数解析手段で解析された周波数情報を
保持する保持回路と、保持回路からの周波数情報におけ
る周波数分布を分析する分析手段と、分析手段での分析
に応じた画像表示状態を設定する表示可変手段と、特性
可変手段で設定した画像表示状態でスペクトラム画像表
示を行う表示手段とを備えるものである。
【0008】
【作用】上記構成の本発明のドップラ血流速測定装置に
よれば、分析した血流区間とノイズ区間等に応じた画像
表示状態、例えば、輝度や色を血流区間とノイズ区間と
で変化させる信号処理を行って画像表示を行っているた
め、微弱な血流情報成分を欠落させることなく、不要な
ノイズ成分のみが削除された測定上有効なスペクトラム
を表示することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のドップラ血流速測定装置の実
施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、実施例の構成を示している。図1
において、13は超音波探触子、14は送受信回路、1
5は信号処理部である。16はA/D変換器、17はス
キャンコンバータ、18はD/A変換器、19は測定結
果を表示するための表示器である。
【0011】20は信号処理部15で信号処理された超
音波の反射波信号の中から血流の反射波情報を取り出
し、さらにドップラシフト成分を検出するための位相検
波器である。21はA/D変換器、22は周波数分析
(FFT)を行うディジタル演算部、23はその結果を
保持するメモリ、25はメモリ23に保持された流速情
報を分析する特性分析器、24は特性分析器25で求め
られた結果にしたがってスペクトラム表示のための特性
設定を切り換える特性変換器である。この特性変換器2
4では、スイッチ24aでスペクトラムの輝度を必要と
する血流区間は明るく表示させるためのA特性処理部2
4bを特性分析器25からの切り換え信号で選択し、ま
た、不要なノイズ区間は暗く表示させるためのB特性処
理部24cを特性分析器25からの切り換え信号で選択
するようになっている。
【0012】次に、上記構成における動作について説明
する。体内組織からの反射波を超音波探触子13で電気
信号に変換し、送受信回路14を通じて信号処理部15
で処理した信号の中から、血液が流れていることにより
発生するドップラ効果成分を、位相検波器20で抽出し
ている。このドップラ効果成分信号がA/D変換器21
を通じてディジタル演算部22に供給されて周波数解析
が行われる。
【0013】ディジタル演算部22で周波数解析された
結果がメモリ23に保持されると、特性分析器25によ
り図2に示すような流速情報の分布が分析され、MAX
値(最高流速値)とMIN値(最低流速値)が求められ
る。
【0014】この結果は血流の分布を(a)MAX値以
上に速い流速を表示する部分、(b)血流情報の流速を
表示する部分、(c)MIN値以下に遅い流速を表示す
る部分の3つに分割することができる。
【0015】この(a)〜(c)の区間分割情報を表示
するタイミングに同期させて、特性分析器25からの切
り換え信号で特性変換器24のスイッチ24aを切り換
える。この特性変換器24のスイッチ24aの選択は、
主に血液情報を表示する区間とそれ以外の情報(主にノ
イズ成分など)を表示する区間とで表示の特性設定をダ
イナミックに切り換えるものであり、スペクトラムの輝
度を必要とする血流区間は表示器19で明るく表示させ
るためのA特性処理部24bを特性分析器25からの切
り換え信号で特性変換器24のスイッチ24aを切り換
えて選択する。
【0016】また、不要なノイズ区間は表示器19で暗
く表示させるためのB特性処理部24cを特性分析器2
5からの切り換え信号で特性変換器24のスイッチ24
aを切り換えて選択する。
【0017】この特性変換器24で選択した信号は、信
号処理部15からのドップラ効果成分信号がA/D変換
器16、スキャンコンバータ17を通じた信号とともに
D/A変換器18に供給され、このアナログ信号が表示
部19にパワースペクトラム表示として縦軸に周波数、
横軸に時間としてリアルタイムで表示される。
【0018】このように、血液の速度分布が一般的には
正規分布しており、その平均流速値をほぼ中心としてM
AX値とMIN値との間に分布していることに着目し、
血液からの情報が分布している区間と、ノイズ成分が分
布している区間とを識別し、スペクトラム表示のための
特性設定、例えば、輝度を切り換え、血流情報を表示す
る区間と、それ以外の区間の輝度を切り換えて、主に血
流情報が分布している区間では全ての流速情報を欠落さ
せることなく表示し、それ以外の区間に分布しているノ
イズ成分を大幅に削除することが可能となり、表示上の
S/N比が改善されて測定上有効なスペクトラムの表示
ができる。
【0019】なお、上記輝度の変化を色別で表示するよ
うにしても良い。また上記実施例では最高強度値(10
0%)に対して96%降下した地点をMAX値、MIN
値として定義し、そのMAX値やMIN値を区間切り換
え情報として使用しているが流速情報の内側区間か外側
区間かを判断できる値であればその選定の手段は問わ
ず、また区間分割の数も3つに限るものではない。
【0020】また、MAX値、MIN値はそれぞれ独立
に設定することも可能である。さらに、ソフトウエアに
よる分割点の検出、および切り換え制御の手段であって
も同等の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】上記説明より明らかなように本発明のド
ップラ血流速測定装置は、分析した血流区間とノイズ区
間等に応じた画像表示状態、例えば、輝度や色を血流区
間とノイズ区間とで変化させる信号処理を行って、画像
表示を行っているため、微弱な血流情報成分を欠落させ
ることなく、不要なノイズ成分のみが削除された測定上
有効なスペクトラムを表示することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドップラ血流速測定装置の実施例にお
ける構成を示すブロック図
【図2】実施の動作説明に供される血流速度の分布を示
す特性図
【図3】従来のドップラ血流速測定装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
13 超音波探触子 15 信号処理部 17 スキャンコンバータ 19 表示器 20 位相検波器 22 ディジタル演算部 23 メモリ 24 特性変換器 24a スイッチ 24b A特性処理部 24c B特性処理部 25 特性分析器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 智 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 血流により体内組織から反射された超音
    波信号を周波数解析する周波数解析手段と、上記周波数
    解析手段で解析された周波数情報を保持する保持回路
    と、上記保持回路からの周波数情報における周波数分布
    を分析する分析手段と、上記分析手段での分析に応じた
    画像表示状態を設定する表示可変手段と、上記特性可変
    手段で設定した画像表示状態でスペクトラム画像表示を
    行う表示手段とを備えるドップラ血流速測定装置。
JP18085191A 1991-07-22 1991-07-22 ドツプラ血流速測定装置 Pending JPH0523333A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279056A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Seiko Instruments Inc 血流速度測定装置および血流速度の測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279056A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Seiko Instruments Inc 血流速度測定装置および血流速度の測定方法
JP4497979B2 (ja) * 2004-03-30 2010-07-07 セイコーインスツル株式会社 血流速度測定装置および血流速度の測定方法

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