JPH0143056Y2 - - Google Patents

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JPH0143056Y2
JPH0143056Y2 JP1982186879U JP18687982U JPH0143056Y2 JP H0143056 Y2 JPH0143056 Y2 JP H0143056Y2 JP 1982186879 U JP1982186879 U JP 1982186879U JP 18687982 U JP18687982 U JP 18687982U JP H0143056 Y2 JPH0143056 Y2 JP H0143056Y2
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JP
Japan
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frequency
doppler
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blood flow
flow meter
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JP1982186879U
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JPS59108604U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は超音波パルスドプラ血流計に関し、特
にドプラ信号の周波数解析された結果を見やすく
表示するための手段に関する。
〔考案の従来技術〕
一般に超音波パルスドプラ血流計の解析出力の
表示には、横軸に時間経過をとり、縦軸にスペク
トル周波数をとつて各スペクトル強度を輝度で表
わしたもの、或いは横軸にスペクトル周波数をと
り、縦軸に各スペストル強度をとつて表わしたも
の等がある。
第1図は前者の表示例であり、さらに心電波形
(ECG)を合わせて表示している。
また第2図は後者の表示例を示す。いずれの場
合においてもその表示波形には細かいザク(ギザ
ギザ)を多く含んでおり、正確な波形を読み取る
のが困難であるという欠点を有する。
これはドプラ成分には血液中の個々の血球の動
きによる成分が含まれ、かつ個々の血球の動きは
かなりランダムであるためである。
また血流速が速い場合には解析可能周波数(例
えば±2KHz)を上回わる周波数成分が負側の成
分として表示される場合がある(第3図)。
〔考案の目的〕
本考案はこれらの従来装置の見にくさを改善す
ることを目的とし、そのために、周波数解析部と
表示部との間に表示波形を平滑化するための演算
部を設けたものである。
〔考案の実施例〕
第4図は本考案の一実施例ブロツク図であり、
1は送信アンプ、2は電気音響トランスデユー
サ、3は受信アンプ、4はドプラ検出部、5は周
波数分析部(例えば高速フーリエ変換器FFT)、
6は本考案で設ける演算部、7は表示部、8はこ
れら各部を制御する制御部である。
演算部6における演算にはいくつかの種類が考
えられる。先ず第5図aに示す如く、周波数軸上
において平均化を行なう。これは第5図bの如く
FFTから並列に得られる各周波数の強度値の隣
接する3者づつの平均を演算して各周波数の強度
値とすることにより達成される。平均をとるのは
3者に限らず、4者、5者でもよいし、また単純
平均でなく、重みづけを施して平均してもよい。
また第6図aに示す如く時間軸上において平均
化してもよい。これは第6図bに示す如く、
FFTからの時々刻々の解析結果を数段のレジス
タ63,64で保持して遅延させ、それらの平均
をとることにより達成される。この場合にも平均
をとるのは過去3回分に限らず4回分、5回分で
もよいし、またそれらに重みづけを施して平均し
てもよい。
また第5図、第6図いずれの場合にも、表示装
置の画面上の表示分解能に比べて、周波数解析部
5からの出力は一般にかなり低分解能で与えられ
る。即ち、例えば時間軸上の1サンプル時間間隔
内に多数の画素が含まれ、それらの画素には同じ
輝度が与えられる。また周波数軸上でも、1周波
数チヤネルに関して多数の画素が含まれ、それら
の画素には同一輝度が与えられる。従つて画面上
の表示はいわばモザイク状になる。これもまた表
示を見にくくする一因になつている。この点を改
良するためには第7図に示す如く、従来同一輝度
が割当てられていた一群の画素に、隣接画素群に
与えられる輝度との関係に応じて輝度勾配をつ
け、隣接画素群とも滑らかに輝度勾配がつくよう
にすればよい。
さらに第3図で述べた如き問題に対しては、周
波数解析結果に関して、第8図に示す如く周波数
チヤネル番号をオフセツトさせればよい。
さらにトランスデユーサ2の周波数特性等を補
正するためのイコライザ機能を上記演算部6に含
ませてもよい。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案によれば時間軸及び1又は周
波数軸に関して平均化、平滑化を行なう演算部を
設けることにより、見やすい表示画像を得ること
ができる。
尚、演算部6の構成はアナログ回路でも、デジ
タル回路でも、さらにはマイクロコンピユータに
よつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の表示の例を示
す図、第4図は本考案の一実施例ブロツク図、第
5図ないし第8図は本考案の実施例を説明する図
である。 図中、1は送信アンプ、2はトランスデユー
サ、3は受信アンプ、4はドプラ検出部、5は周
波数解析部(FFT等)、6は演算部、61,6
2,65は平均値計算器、7は表示部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波を送信する送信アンプと、電気音響変換
    を行うトランスジユーサと、血液からの散乱波を
    受信する受信アンプと、測定ポイントのドプラ信
    号を得るドプラ検出器と、ドラプ信号を周波数解
    析する周波数解析部と、その結果を表示する表示
    部とを有する超音波パルスドプラ血流計におい
    て、前記周波数解析部と表示部との間に、表示波
    形を時間軸に関して部分移動して平均化する演算
    部を設けたことを特徴とする超音波パルスドプラ
    血流計。
JP18687982U 1982-12-10 1982-12-10 超音波パルスドプラ血流計 Granted JPS59108604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18687982U JPS59108604U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 超音波パルスドプラ血流計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18687982U JPS59108604U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 超音波パルスドプラ血流計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108604U JPS59108604U (ja) 1984-07-21
JPH0143056Y2 true JPH0143056Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30403533

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18687982U Granted JPS59108604U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 超音波パルスドプラ血流計

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JP (1) JPS59108604U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863861A (ja) * 1981-09-21 1983-04-15 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 超音波パルスドプラ法による流れ測定方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863861A (ja) * 1981-09-21 1983-04-15 シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト 超音波パルスドプラ法による流れ測定方法および装置

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JPS59108604U (ja) 1984-07-21

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