JPH05233155A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

Info

Publication number
JPH05233155A
JPH05233155A JP4034993A JP3499392A JPH05233155A JP H05233155 A JPH05233155 A JP H05233155A JP 4034993 A JP4034993 A JP 4034993A JP 3499392 A JP3499392 A JP 3499392A JP H05233155 A JPH05233155 A JP H05233155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
data storage
storage file
parity
host
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4034993A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sumita
利幸 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4034993A priority Critical patent/JPH05233155A/ja
Publication of JPH05233155A publication Critical patent/JPH05233155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル装置への書込み時間を短縮する。 【構成】 データ格納用ファイル装置D0〜D3とパリ
ティデータ格納用ファイル装置DP′のデータ格納エリ
アを各々同数の複数のブロックに分割すると共に、パリ
ティデータ格納用ファイル装置DP′の各ブロックにデ
ータ格納用ファイル装置D0〜D3の対応するブロック
のデータから求めたパリティデータを格納するディスク
アレイ装置において、使用頻度の高いブロックのデータ
を記憶するキャッシュメモリ3と、書込みデータを一時
記憶する書込みバッファ4とを設けた。また、パリティ
データ格納用ファイル装置DP′はICメモリ等から成
る半導体ディスク装置で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクアレイ装置に
関するものであり、更に詳しくはキャッシュメモリ、書
き込みバッファ及び半導体ディスク装置を設けることに
より書き込み時のオーバーヘッド時間を短縮するように
したディスクアレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに使われるファイ
ル装置としては、ハードディスク装置が一般的によく知
られている。
【0003】近年、マルチメディア指向に伴い取り扱う
データ量が増えたこと、マルチユーザ環境によりファイ
ルアクセスの並列化が必要不可欠になったことにより、
ディスクアレイ装置と呼ばれるファイル装置が最近注目
を浴びている。
【0004】ディスクアレイ装置とは、カリフォルニア
大学バークレー校において考案されたアーキテクチャ
“RAIDアーキテクチャと呼ばれる”を利用したもの
である。
【0005】本RAIDアーキテクチャには幾つかのレ
ベルがあるが、その中でレベル4と呼ばれるアーキテク
チャを利用したディスクアレイ装置は、高速データ転送
が可能で、かつ、ファイルアクセスの並列動作が可能と
なる。
【0006】図6に、従来のRAIDレベル4を利用し
たディスクアレイ装置の概略ブロック図を示す。
【0007】同図において、1はホストと本ディスクア
レイ装置間のシステムバス、2bは本ディスクアレイ装
置の制御装置、D0〜D3はデータを格納するハードデ
ィスク装置、DPは後述するパリティデータを格納する
ハードディスク装置(以下、パリティディスクと呼
ぶ)、5a〜5d及び5fは制御装置2bとハードディ
スク装置D0〜DPを接続するインタフェースバス、6
bはハードディスク装置D0〜DPの回転を同期させる
ためのインタフェースバスである。
【0008】図2に、ディスクアレイ装置のデータ書き
込み形式を示す。
【0009】ホストからの書き込みデータは、あるブロ
ック単位(本例は、1ブロックサイズ=1セクタサイズ
を示す。)に分割されハードディスク装置D0〜D3に
書き込まれる。また、パリティディスクには、後述のパ
リティデータが書き込まれる。
【0010】図7に、ホストからのデータ読み出しに対
する動作説明図を示す。
【0011】図8に、ホストからのデータ書き込みに対
する動作説明図を示す。
【0012】図9に、ホストからの部分データ書き込み
に対する動作説明図を示す。
【0013】以下に、図2及び図6〜図9を参照して、
従来のディスクアレイ装置における各種動作を詳細に説
明する。
【0014】まず、ホストより、図2に示すデータブロ
ックd0〜d1の読み出し要求と、データブロックd6
〜d7の読み出し要求が同時に発生した場合の動作を説
明する。
【0015】ホストからの要求に対し、制御装置2b
(図6参照)は、ハードディスク装置D0,D1に対し
てセクタ0の読み出し指示、ハードディスク装置D2,
D3に対してセクタ1の読み出し指示を同時に行う。
【0016】その後、ハードディスク装置D0,D1よ
り送られてきたデータを制御装置2b内の図示せぬメモ
リバッファに一旦格納し、次に該データをホストに送信
する。
【0017】また、ハードディスク装置D2,D3より
送られてきたデータも制御装置2b内の図示せぬメモリ
バッファに格納後ホストに送信する。
【0018】メモリバッファの構成及びホストへのデー
タ送信方法には、様々な方式があるが、本発明には直接
関係のないため説明は省略する。
【0019】なお、D0及びD1(または、D2及びD
3)より送られてくるデータは、インタフェースバス6
b(図6参照)によりハードディスク装置D0〜DPの
回転を同期させているので、同一タイミングとなってい
る。
【0020】以上説明した動作の処理時間は、一般的に
は数十ミリ秒を必要とする。
【0021】次に、ホストより、図2に示すデータブロ
ックd0〜d3の書き込み要求が発生した場合の動作を
説明する(図8参照)。
【0022】ホストからの要求に対し、制御装置2b
は、まず以下の式によりパリティデータを生成する。
【0023】
【数1】
【0024】次に、制御装置2bは、ハードディスク装
置D0〜D3及びDPに対してセクタ0に書き込み指示
を行う。書き込みデータは、ハードディスク装置D0に
はd0、D1にはd1、D2にはd2、D3にはd3、
パリティディスクDPには(式1)で求めたdP0であ
る。
【0025】その後、各ハードディスク装置D0,D
1,D2,D3,DPより書き込み終了通知が送られて
きて、それをホストに通知して終了となる。
【0026】なお、各ハードディスク装置より送られて
くる書き込み終了通知は、前述の通り回転同期を行って
いることにより、同一タイミングで来る。
【0027】以上説明した動作の処理時間は、一般的に
は数十ミリ秒を必要とする。
【0028】最後に、ホストより、図2に示すデータブ
ロックdWの書き込み要求が発生した場合の動作を説明
する(図9参照)。
【0029】この様な、あるハードディスク装置のみの
データブロックを書き換える場合、以下に示す様にパリ
ティデータも書き換える必要がある。
【0030】
【数2】
【0031】(dPW′,dW′,dX′,dY′,d
Z′は書き込み以前の旧データ、dPW,dWは書き換
え後の新データを示す。)このことより、ホストからの
要求に対し、制御装置2bは、ハードディスク装置D
0,DPに対してセクタmの読み出し指示を行う。
【0032】その後、ハードディスク装置D0,DPよ
り送られてきたデータ(dW′,dPW′)を用いて、
上記(式4)により新しいパリティデータを生成する。
【0033】次に、制御装置2bは、ハードディスク装
置D0,DPに対してセクタmに書き込み指示を行う。
書き込みデータは、ハードディスク装置D0にはdW、
パリティディスクDPには(式4)で求めたdPWであ
る。
【0034】その後、ハードディスク装置D0,DPよ
り書き込み終了通知が送られてきて、それをホストに通
知して終了となる。
【0035】なお、各ハードディスク装置より送られて
くる書き込み終了通知は、前述の通り回転同期を行って
いることにより、同一タイミングで来る。
【0036】以上説明した動作の処理時間は、一般的に
は数十ミリ秒×2を必要とする。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
たように従来のRAIDレベル4を利用したディスクア
レイ装置では、あるデータブロックのみを書き換える場
合、書き込み以前の該データブロックが格納されている
ハードディスク装置と、パリティデータが格納されてい
るパリティディスクを一旦読み出し、新しいパリティデ
ータを生成し、その後、前記ハードディスク装置とパリ
ティディスク装置を書き換えねばならず、通常の書き込
み時間の約2倍の書き込み時間がかかるという問題点が
あった。
【0038】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたもので、部分書き換え動作に対しても高速にアク
セスが可能なディスクアレイ装置を提供することを目的
とするものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のデータ
格納用ファイル装置と少なくとも1台のパリティデータ
格納用ファイル装置とで構成され、前記データ格納用フ
ァイル装置とパリティデータ格納用ファイル装置のデー
タ格納エリアを各々同数の複数のブロックに分割すると
共に、前記パリティデータ格納用ファイル装置の各ブロ
ックに前記データ格納用ファイル装置の対応するブロッ
クのデータから求めたパリティデータを格納するディス
クアレイ装置に関し、使用頻度の高いブロックのデータ
を記憶するキャッシュメモリと書込みデータを一時記憶
する書込みバッファとを設けた。
【0040】また、前記パリティデータ格納用ファイル
装置としてICメモリ等から成る半導体ディスク装置を
用いた。
【0041】また、使用頻度の高いブロックのデータを
記憶するキャッシュメモリと書込みデータを一時記憶す
る書込みバッファとを設けると共に、パリティデータ格
納用ファイル装置としてICメモリ等から成る半導体デ
ィスク装置を用いた。
【0042】
【作用】キャッシュメモリには使用頻度の高いブロック
のデータが記憶され、これらのデータは高速に読み出さ
れる。また、書込みデータは書込みバッファに一時記憶
され、制御装置の空時間を利用してハードディスク装置
に書き込まれる。また、パリティデータ格納用ファイル
装置はICメモリ等から成る半導体ディスク装置なの
で、パリティデータが高速に読み出され、書き込みが行
われる。
【0043】したがって、高速なディスクアレイ装置を
提供することができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0045】図1は、本発明に係るRAIDレベル4を
利用したディスクアレイ装置の概略ブロック図を示す。
【0046】同図において、1はホストと本発明に係る
ディスクアレイ装置間のシステムバス、2aは本発明に
係るディスクアレイ装置の制御装置、3は本発明に係る
ディスクアレイ装置の制御装置内のキャッシュメモリ、
4は本発明に係るディスクアレイ装置の制御装置内の書
込みバッファ、D0〜D3はデータを格納するハードデ
ィスク装置、5a〜5dは制御装置2aとハードディス
ク装置D0〜D3を接続するインタフェースバス、D
P′は本発明に係るパリティデータを格納する半導体デ
ィスク装置、5eは制御装置2aと半導体ディスク装置
DP′を接続するインタフェースバス、6aはハードデ
ィスク装置D0〜D3の回転を同期させるためのインタ
フェースバスである。
【0047】図3に、ホストからのデータ読み出しに対
する動作説明図を示す。
【0048】図4に、ホストからのデータ書き込みに対
する動作説明図を示す。
【0049】図5に、ホストからの部分データ書き込み
に対する動作説明図を示す。
【0050】以下に、図1〜図5を参照して、本発明の
ディスクアレイ装置における各種動作を詳細に説明す
る。
【0051】まず、ホストより、図2に示すデータブロ
ックd0〜d1の読み出し要求と、データブロックd6
〜d7の読み出し要求が同時に発生した場合の動作を説
明する(図3参照)。
【0052】ホストからの要求に対し、制御装置2a
(図1参照)は、まず該データブロックがキャッシュメ
モリ3内に存在するかどうかを調べる。
【0053】ここでは、一例としてデータブロックd
0,d1がキャッシュメモリ3内に存在し、データブロ
ックd6,d7はキャッシュメモリ3内に存在しない場
合を説明する。
【0054】データブロックd0,d1はキャッシュメ
モリ3内に存在するため、ハードディスク装置D0,D
1に対してアクセスすることなくキャッシュメモリ3内
のデータブロックd0,d1のデータをホストに送信す
る。
【0055】次に、データブロックd6,d7はキャッ
シュメモリ3内に存在しないため、ハードディスク装置
D2,D3に対してセクタ1の読み出し指示を行う。
【0056】その後、ハードディスク装置D2,D3よ
り送られてきたデータを制御装置2a内の図示せぬメモ
リバッファに一旦格納し、次に該データをホストに送信
する。
【0057】また、ハードディスク装置D2,D3より
送られてきたデータブロックd6,d7はキャッシュメ
モリ3にも格納する。
【0058】なお、D2及びD3より送られてくるデー
タは、インタフェースバス6a(図1参照)によりハー
ドディスク装置D0〜D3の回転を同期させているの
で、同一タイミングとなっている。
【0059】以上説明した動作の処理時間は、キャッシ
ュメモリ3内にデータブロックが存在する場合は、一般
的には数ミリ秒を必要とし、キャッシュメモリ内にデー
タブロックが存在しない場合は、一般的には数十ミリ秒
を必要とする。
【0060】次に、ホストより、図2に示すデータブロ
ックd0〜d3の書き込み要求が発生した場合の動作を
説明する(図4参照)。
【0061】ホストからの要求に対し、制御装置2a
は、まず一旦書込みバッファ4(図1参照)にデータブ
ロックd0〜d3のデータを格納する。
【0062】データブロックd0〜d3が既にキャッシ
ュメモリ3内に存在する場合には、ホストよりのデータ
に書き換える。
【0063】次に、以下の式によりパリティデータを生
成する。
【0064】
【数3】
【0065】その後、制御装置2aは、半導体ディスク
装置DP′に対してセクタ0に書き込み指示を行う。書
き込みデータは、(式5)で求めたdP0である。
【0066】その後、半導体ディスク装置DP′より書
き込み終了通知が送られてきて、それをホストに通知し
て終了となる。
【0067】なお、各ハードディスク装置D0,D1,
D2,D3への書き込みは、ホストへの書き込み終了通
知を報告後、制御装置2aの処理の空時間を利用して行
う。
【0068】空時間を利用する方式にはライトバック型
ディスクキャッシュ装置等で使われている、一定周期、
可変周期、ランダム周期等があるが本実施例では特に規
定はしない。
【0069】以上説明した動作の処理時間で、ホストへ
の書き込み終了通知報告までは、書込みバッファ4への
書き込みと、半導体ディスク装置DP′への書き込みの
みであり、半導体ディスク装置DP′は、メカニカルな
機構がないためヘッド移動時間及び回転待ち時間が非常
に小さく、かつICメモリ等を用いているため、アクセ
スが非常に高速であり、一般的には数ミリ秒となる。
【0070】最後に、ホストより、図2に示すデータブ
ロックdWの書き込み要求が発生した場合の動作を説明
する(図5参照)。
【0071】ホストからの要求に対し、制御装置2a
は、まず一旦書込みバッファ4にデータブロックdWの
データを格納する。
【0072】次に、該データブロックがキャッシュメモ
リ3内に存在するかどうかを調べる。
【0073】まず最初に該データブロックがキャッシュ
メモリ3内に存在する場合を説明する。
【0074】新しいパリティデータdPWは、以下の式
で求められることは既に説明した。
【0075】
【数4】
【0076】このことより、新しいパリティデータdP
Wは、書き換え前のパリティデータdPW′を読み出
し、該データとキャッシュメモリ3内にあるdW′及び
ホストからのデータdWを用い(式6)により求められ
ることがわかる。
【0077】依って、制御装置2aは、半導体ディスク
装置DP′に対してセクタmの読み出し指示を行う。
【0078】その後、半導体ディスク装置DP′より送
られてきたデータ(dPW′)を用いて、上記(式6)
により新しいパリティデータを生成する。
【0079】次に、制御装置2aは、半導体ディスク装
置DP′に対してセクタmに書き込み指示を行う。書き
込みデータは、(式6)で求めたdPWである。
【0080】そして、キャッシュメモリ3内のデータブ
ロックdW′をホストからのデータdWに書き換える。
【0081】その後、半導体ディスク装置DP′より書
き込み終了通知が送られてきて、それをホストに通知し
て終了となる。
【0082】なお、ハードディスク装置D0への書き込
みは、ホストへの書き込み終了通知を報告後、制御装置
2aの処理の空時間を利用して行う。
【0083】以上説明した動作の処理時間は、書込みバ
ッファ4への書き込みと、キャッシュメモリ3の書き換
え及び、半導体ディスク装置DP′に対する読み出しと
書き込みであり、半導体ディスク装置DP′は、メカニ
カルな機構がなく、かつICメモリ等を用いているため
アクセスが非常に高速であるため、一般的には数ミリ秒
となる。
【0084】次に該データブロックがキャッシュメモリ
内に存在しない場合を説明する。
【0085】新しいパリティデータdPWは、以下の式
で求められることは既に説明した。
【0086】
【数5】
【0087】このことより、新しいパリティデータdP
Wは、書き換え前のデータdW′及びパリティデータd
PW′を読み出し、該データとホストからのデータdW
を用い(式7)により求められることがわかる。
【0088】依って、制御装置2aは、ハードディスク
装置D0及び半導体ディスク装置DP′に対してセクタ
mの読み出し指示を行う。
【0089】その後、ハードディスク装置D0及び半導
体ディスク装置DP′より送られてきたデータ(d
W′,dPW′)を用いて、上記(式7)により新しい
パリティデータを生成する。
【0090】次に、制御装置2aは、半導体ディスク装
置DP′に対してセクタmに書き込み指示を行う。書き
込みデータは、(式7)で求めたdPWである。
【0091】その後、半導体ディスク装置DP′より書
き込み終了通知が送られてきて、それをホストに通知し
て終了となる。
【0092】なお、ハードディスク装置D0への書き込
みは、ホストへの書き込み終了通知を報告後、制御装置
2aの処理の空時間を利用して行う。
【0093】以上説明した動作の処理時間は、ハードデ
ィスク装置D0に対する読み出しが発生するため、一般
的には数十ミリ秒を必要とする。
【0094】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ディスクアレイ制御装置内に使用頻度の高いデー
タブロックを一時保存しておくためのキャッシュメモ
リ、書き込み動作の高速化を図るための書込みバッファ
及び、パリティデータ格納用に半導体ディスク装置を持
ったことにより、ホストからの読み出し要求に対し、該
データブロックがキャッシュメモリ内に存在する場合、
ハードディスク装置にアクセスすることなく、キャッシ
ュメモリ内の該データをホストに送信するだけでよく、
アクセス時間が短縮できるという効果がある。
【0095】また、ホストからの書き込み要求に対し、
該データブロックがキャッシュメモリ内に存在する場
合、書き込みバッファへの書き込みと、キャッシュメモ
リの書き換え及び高速アクセスが可能な半導体ディスク
装置に対する読み出しと書き込みだけで済み、アクセス
時間が短縮できるという効果もある。
【0096】また、ホストからの書き込み要求に対し、
該データブロックがキャッシュメモリ内に存在しない場
合であっても、書き込みバッファへの書き込みと、半導
体ディスク装置に対する読み出しと書き込み及び、ハー
ドディスク装置に対する読み出しだけで済み、ハードデ
ィスク装置への書き込みは空時間を利用して行うため、
従来に比較して約半分のアクセス時間の短縮ができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクアレイ装置の概略ブロッ
ク図である。
【図2】ディスクアレイ装置におけるデータ書き込みを
説明する図である。
【図3】本発明におけるホストからのデータ読み出しに
対する動作説明図である。
【図4】本発明におけるホストからのデータ書き込みに
対する動作説明図である。
【図5】本発明におけるホストからの部分データ書き込
みに対する動作説明図である。
【図6】従来のディスクアレイ装置の概略ブロック図で
ある。
【図7】従来におけるホストからのデータ読み出しに対
する動作説明図である。
【図8】従来におけるホストからのデータ書き込みに対
する動作説明図である。
【図9】従来におけるホストからの部分データ書き込み
に対する動作説明図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2a 本発明のディスクアレイ制御装置 2b 従来のディスクアレイ制御装置 3 キャッシュメモリ 4 書込みバッファ 5a〜5d,5f ハードディスク装置と制御装置間
のインタフェースバス 5e 半導体ディスク装置と制御装置間のインタフェ
ースバス 6a,6b 回転同期用インタフェースバス D0〜D3 データ格納用ハードディスク装置 DP パリティデータ格納用ハードディスク装置 DP′ パリティデータ格納用半導体ディスク装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ格納用ファイル装置と少な
    くとも1台のパリティデータ格納用ファイル装置とで構
    成され、前記データ格納用ファイル装置とパリティデー
    タ格納用ファイル装置のデータ格納エリアを各々同数の
    複数のブロックに分割すると共に、前記パリティデータ
    格納用ファイル装置の各ブロックに前記データ格納用フ
    ァイル装置の対応するブロックのデータから求めたパリ
    ティデータを格納するディスクアレイ装置において、 使用頻度の高いブロックのデータを記憶するキャッシュ
    メモリと、書込みデータを一時記憶する書込みバッファ
    とを設けたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ格納用ファイル装置と少な
    くとも1台のパリティデータ格納用ファイル装置とで構
    成され、前記データ格納用ファイル装置とパリティデー
    タ格納用ファイル装置のデータ格納エリアを各々同数の
    複数のブロックに分割すると共に、前記パリティデータ
    格納用ファイル装置の各ブロックに前記データ格納用フ
    ァイル装置の対応するブロックのデータから求めたパリ
    ティデータを格納するディスクアレイ装置において、 前記パリティデータ格納用ファイル装置としてICメモ
    リ等から成る半導体ディスク装置を用いたことを特徴と
    するディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 複数のデータ格納用ファイル装置と少な
    くとも1台のパリティデータ格納用ファイル装置とで構
    成され、前記データ格納用ファイル装置とパリティデー
    タ格納用ファイル装置のデータ格納エリアを各々同数の
    複数のブロックに分割すると共に、前記パリティデータ
    格納用ファイル装置の各ブロックに前記データ格納用フ
    ァイル装置の対応するブロックのデータから求めたパリ
    ティデータを格納するディスクアレイ装置において、 使用頻度の高いブロックのデータを記憶するキャッシュ
    メモリと書込みデータを一時記憶する書込みバッファと
    を設けると共に、前記パリティデータ格納用ファイル装
    置としてICメモリ等から成る半導体ディスク装置を用
    いたことを特徴とするディスクアレイ装置。
JP4034993A 1992-02-21 1992-02-21 ディスクアレイ装置 Pending JPH05233155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4034993A JPH05233155A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ディスクアレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4034993A JPH05233155A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ディスクアレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233155A true JPH05233155A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12429670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4034993A Pending JPH05233155A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ディスクアレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05233155A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06324815A (ja) * 1993-05-13 1994-11-25 Nec Corp ディスクアレイ装置
JPH07295763A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク・アレイ装置およびデータの格納方法
JPH0816327A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Shikoku Nippon Denki Software Kk ディスクアレイ装置
US5799140A (en) * 1995-04-21 1998-08-25 International Business Machines Corporation Disk array system and method for storing data
JP2008217395A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nec Corp ディスクアレイ装置
JP2008293350A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Storage Vision Co Ltd 記憶装置、記憶装置の制御方法および制御プログラム
JP2011141857A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Promise Technology Inc Raidシステム
JP4767323B2 (ja) * 2006-02-14 2011-09-07 トレック・2000・インターナショナル・リミテッド 2つの形式のストレージメディアを使用するデータストレージデバイス

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06324815A (ja) * 1993-05-13 1994-11-25 Nec Corp ディスクアレイ装置
JPH07295763A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク・アレイ装置およびデータの格納方法
US5650969A (en) * 1994-04-22 1997-07-22 International Business Machines Corporation Disk array system and method for storing data
JPH0816327A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Shikoku Nippon Denki Software Kk ディスクアレイ装置
US5799140A (en) * 1995-04-21 1998-08-25 International Business Machines Corporation Disk array system and method for storing data
US5889795A (en) * 1995-04-21 1999-03-30 International Business Machines Corporation Disk array system and method for storing data
JP4767323B2 (ja) * 2006-02-14 2011-09-07 トレック・2000・インターナショナル・リミテッド 2つの形式のストレージメディアを使用するデータストレージデバイス
JP2008217395A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nec Corp ディスクアレイ装置
JP2008293350A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Storage Vision Co Ltd 記憶装置、記憶装置の制御方法および制御プログラム
JP2011141857A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Promise Technology Inc Raidシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5883909A (en) Method and apparatus for reducing data transfers across a memory bus of a disk array controller
TW200416673A (en) Data storage apparatus and method for managing buffer memory
CN103226525B (zh) 存储器装置、计算装置和数据传输方法
JP3247075B2 (ja) パリティブロックの生成装置
JPH06236241A (ja) フラッシュメモリを用いたハードディスク装置
US5668957A (en) Method and apparatus for providing virtual DMA capability on an adapter connected to a computer system bus with no DMA support
JPH06110617A (ja) ディスク制御方法
US20030236943A1 (en) Method and systems for flyby raid parity generation
JPH10149260A (ja) ディスクドライブにおける読出キャッシュ方式
JPH05233155A (ja) ディスクアレイ装置
JP2007102436A (ja) ストレージ制御装置およびストレージ制御方法
JP2003241904A (ja) ディスクアレイ装置、及びその制御方法
CN1601484A (zh) 磁盘数据备份系统及其方法
JP2007011659A (ja) インターフェース装置、ディスクドライブ及びインターフェース制御方法
JPH11184761A (ja) リードモディファイライト制御システム
JPH11119922A (ja) データ記憶システム及び冗長データ書き込み制御方法
JPS6055453A (ja) ディスクキャッシュ機構へのデ−タ格納方式
JPH09305330A (ja) ディスクアレイ装置
JPH05257609A (ja) ディスク装置の連続書込み処理方法
JPH06289998A (ja) ディスクアレイ装置
JP5293542B2 (ja) ストレージ装置及びストレージ装置のデータ消去方法
US20030120862A1 (en) Controlling method of storage apparatus, and storage apparatus, disk array device, and disk controller used in the method thereof
JP2000305798A (ja) エラー検出コード発生方法および装置
JPS6041123A (ja) 磁気デイスク制御装置
JPH02176950A (ja) ディスクキャッシュ制御方式