JPH05233137A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05233137A
JPH05233137A JP3044192A JP3044192A JPH05233137A JP H05233137 A JPH05233137 A JP H05233137A JP 3044192 A JP3044192 A JP 3044192A JP 3044192 A JP3044192 A JP 3044192A JP H05233137 A JPH05233137 A JP H05233137A
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JP
Japan
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scanning
scanning range
input
coordinates
storage means
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Application number
JP3044192A
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English (en)
Inventor
Manabu Sasaki
学 佐々木
Isao Takita
功 滝田
Kazuhide Nishiyama
一秀 西山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、部分的に走査する範囲を設定する走
査範囲設定手段と、上記走査範囲設定手段によって設定
された走査範囲を記憶する走査範囲記憶手段と、上記座
標入力装置への指示位置を走査範囲の基準位置として記
憶する走査範囲基準位置記憶手段と、上記走査基準位置
記憶手段が記憶している座標を基準に、上記走査範囲記
憶手段が記憶している走査範囲を上記走査手段により走
査する走査制御手段により構成される。 【効果】本発明により、座標入力装置からの入力により
走査する範囲を限定することで、サンプリングレートの
高速化が実現できると共に、消費電力が低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットを備えた情
報処理装置に関し、上記情報処理装置への入力位置を基
準に、部分的走査を行うことにより、タブレットのサン
プリングレートを高速化するものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に各種情報処理装置では、入力装置
としてキーボードや、マウス,タッチパネルタブレット
などを用いている。特にキーボードは、パソコンやワー
クステーションを始め大型コンピュータにいたるまで、
幅広く情報入力装置として用いられており、テキストデ
ータを入力するのに適している。また、マウスやタッチ
パネル,タブレットも幅広く情報入力装置として用いら
れており、座標を入力するポインティングデバイスに適
している。特にタブレットは、平板状のタブレット面と
鉛筆状の入力ペンから構成されているので、誰でも容易
に取扱うことができ、非常に扱い易いインタフェースを
提供することができる。
【0003】また、タブレットを用いたシステムも多様
化しており、特にオンライン文字認識装置のうち、入力
された文字の座標データを基準に文字の認識を行うもの
などは、筆記速度に関わらず高い認識率を実現するため
に、詳細な座標データが必要となり、そのためタブレッ
トのサンプリングレートの高速化を図る必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来使用し
ていたタブレットでは、全入力面に対し、常時、ペンか
ら入力による座標を走査していたので、サインなどの速
い筆記速度の入力に対して、現状のサンプリングレート
では十分に対応ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、上
記考察に基づき、予め走査範囲を記憶しておく。そし
て、座標入力装置の指示位置を走査範囲の基準位置とし
て記憶し、記憶している座標を基準に、上記記憶してい
る走査範囲だけを走査するようにした。つまり、座標入
力装置の指示した座標を検出する走査手段と、部分的に
走査する範囲を設定する走査範囲設定手段と、上記走査
範囲を記憶する走査範囲記憶手段と、上記座標入力装置
への指示位置を走査範囲の基準位置として記憶する走査
範囲基準位置記憶手段と、上記走査基準位置記憶手段が
記憶している座標を基準に、上記走査手段を制御する走
査制御手段を備えることで達成される。
【0006】
【作用】走査手段は、入力座標と入力ペンのアップ/ダ
ウンを検出する。走査範囲設定手段は、部分的に走査す
る範囲を設定する。そして走査範囲記憶手段は、上記走
査範囲設定手段により設定された走査範囲を記憶してお
く。走査範囲基準位置記憶手段は、座標入力装置により
指示された位置を走査する基準位置として記憶してお
く。そして、走査制御手段は、上記走査基準位置記憶手
段が記憶している座標を基準に、上記走査範囲記憶手段
が記憶している範囲を走査する。これにより、上記座標
入力装置の指示位置を基準にした範囲のサンプリングレ
ートの高速化が実現できると共に、走査範囲を限定する
ことで消費電力の低減ができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係る情報処理装置の一実施
例を図1ないし図5を用いて説明する。なお、各図にお
いて、同一部分は、同一符号を付与してある。
【0008】本実施例におけるタブレットは、入力面に
多数の平行なセンス線が敷設してある電磁誘導式のタブ
レットであり、上記タブレットに座標を入力するための
コイルを備えたスタイラスペンを備え、上記センス線で
発生する誘導起電力を順次走査して上記スタイラスペン
の指示した座標を検出するものである。
【0009】また本実施例では、入力ペンがペンアップ
時には全走査範囲を走査し、ペンダウン時にはペンダウ
ンした座標を基準に部分的な走査だけを行う例について
述べている。
【0010】図2は、本実施例の情報処理装置の外観図
である。図2において、本実施例の情報処理装置は、座
標情報などを入力するタブレット201と、タブレット
201に接続され、座標を入力するスタイラスペン20
2と、これらを制御する処理装置203から構成され
る。なお、スタイラスペン202には、タブレット20
1の入力面に対して、座標を入力したことを検知するス
イッチ204が備えられている。
【0011】図1は、本実施例の詳細なハードウェア構
成である。図1は、図2と同様に、タブレット201
と、処理装置203から構成されている。処理装置20
3は、CPU101が処理するプログラムを格納するR
OM102と、処理情報を格納するRAM103と、タ
ブレット201との間で情報の送受信を行うシリアルイ
ンタフェース制御部104とディスプレイ117とキー
ボード118から構成される。タブレット201は、タ
ブレットの制御を行うタブレット制御部105と、座標
が入力される座標走査部109と、座標走査部109を
走査するX走査回路106とY走査回路107と、X走
査回路106とY走査回路107へ送るデータが通過す
るデータバス112と、データ書き込みのためのライト
クロック(以下WCLK)115と、クロック(以下C
LK)113,114と、X走査回路106とY走査回
路107を初期状態に戻すリセット信号116と、座標
を入力するスタイラスペン202と、スタイラスペンの
センタに備え付けられた座標走査部109に入力された
ことをペンダウンとして検知するスイッチ204と座標
走査部109とスイッチ204からの信号を検知して座
標情報やペンアップ/ダウン情報に変換する座標検出部
110と、変換された情報を処理装置203に送信する
等、処理装置203と情報の送受信を行うシリアルイン
タフェース制御部111から構成される。
【0012】始めに、タブレット制御部105は、WC
LK115を“ハイ”にし、X方向,Y方向の走査の開
始点と終了点に1を足したデータをデータバス112を
通して、X走査回路106,Y走査回路107に入力す
る。X走査回路106,Y走査回路107は、WCLK
115が“ロー”になった後、CLK113,CLK1
14に同期して、X方向,Y方向の開始点から終了点ま
で順次走査する。X方向,Y方向の開始点から終了点ま
で順次走査することがで、X,Yの座標を特定する。
【0013】走査開始点,終了点の変更がある場合、タ
ブレット制御部105は、WCLK115を“ハイ”に
し、データバス112を通して、X走査回路106とY
走査回路107にデータを入力する。この間走査は一時
中断する。
【0014】図6は本実施例のX走査回路の詳細図であ
る。X走査回路106は、WCLK115が“ハイ”に
なると、メモリ601に5ビットの開始点のデータ“0
0010”、メモリ602に5ビットの終了点に1を足
したデータ“00101”をデータバス112から読み
込む。また、WCLK115はOR回路603にも入力
され、WCLK115が“ハイ”になると、OR回路6
03の出力も“ハイ”となり、OR回路603の出力
“ハイ”はカウンタ604に入力される。カウンタ60
4は、OR回路603の出力が“ハイ”になると、カウ
ンタ604内のカウント値を“0”にリセットする。W
CLK115が“ロー”になり、RESET116から
の信号も“ロー”ならば、OR回路603の出力は、
“ロー”になり、カウンタ604はCLK113に同期
してカウントを開始する。カウンタ604の出力とメモ
リ601に記憶してある開始点のデータ“00010”
は、加算回路605で加算され、加算したデータ“00
010”は、デコーダ606に入力し、デコードした結
果、開始点からクロック113に同期して走査する。
【0015】一方、加算回路605の出力とメモリ60
2に記憶してある終了点のデータは各ビットごとにXO
R回路607,608,609,610,611に入力
する。各XOR回路は、加算回路605の出力と終了点
に1を足したデータの値が等しいときに出力を“ハイ”
にする。各XOR回路の出力は、AND回路612に入
力する。AND回路612は、各XOR回路の出力がす
べて“ハイ”になったとき、つまり、終了点に1を足し
た加えたデータと加算回路の出力が等しくなったとき、
出力を“ハイ”にする。AND回路612の出力は、W
CLK115を入力するOR回路603に入力する。O
R回路603は、AND回路602の出力が“ハイ”に
なると、出力を“ハイ”にし、カウンタ604に入力
し、カウンタ604内のカウント値を“0”にする。カ
ウンタ604は、OR回路603から出力が“ロー”に
なると再び、CLK113に同期して、カウントを始め
る。X走査回路106と同じ動作をするので、同じ回路
で構成できる。このようにすることで、X走査回路10
6,Y走査回路107ともに任意の範囲のみを走査する
ことができる。
【0016】また、リセット信号116が“ハイ”の期
間は、X走査回路106,Y走査回路107の動作は一
時中断する。これにより、入力を受け付ける必要がない
とき、走査を中断でき消費電力を小さくすることができ
る。
【0017】また、静電結合方式など、他の方式のタブ
レットでも同様に可能である。
【0018】さらに、タブレット制御部105の設定に
より、全走査と部分走査の回数の比は、変えられる。
【0019】図3,図4,図5は本発明に係る情報処理
装置の実施例を示すソフトウェア構成である。
【0020】図3は、本実施例のソフトウェアを内蔵し
ているROM102とデータなどを記憶しておくRAM
103の構成の概略図である。ROM102には、タブ
レット201に入力された情報の座標値やペンのアップ
/ダウンなどの処理を行う入力制御部301と、タブレ
ット201への入力時に走査する範囲を設定する走査範
囲設定部302と、走査する開始点と終了点を計算した
り、タブレット制御部へデータ転送を行う走査回路制御
部303から構成される。RAM103には、走査範囲
設定部302で設定された走査範囲を記憶する走査範囲
記憶部304と、現在タブレットに入力されている座標
を走査する基準位置として記憶する走査基準位置記憶部
305から構成される。
【0021】図4,図5は本実施例の処理フロー図であ
る。
【0022】図4は、本実施例の情報処理装置のCPU
101が処理開始直後に行う走査条件設定の処理フロー
である。ステップ401は、ROM102の走査範囲設
定部302により、走査範囲をメモリ112,113に
設定するステップである。
【0023】図5は、本実施例の情報処理装置が図4に
示す走査条件設定フロー終了後に行う処理フローであ
る。ステップ507は、座標検出部110で検出した座
標値とペンスイッチ204のペンアップ/ダウンの情報
を入力制御部301により処理するステップである。ス
テップ501は、スタイラスペン202がペンダウン状
態か否かの判断をROM102の入力制御部301で行
うステップである。ペンアップの時はステップ503に
進み、ペンダウンの時はステップ502に進む。
【0024】ステップ503は、CPU101がROM
301の走査回路制御部303により、座標走査部10
9の走査する範囲を全範囲に設定するステップである。
ステップ502は、スタイラスペン202がペンダウン
した座標をRAM103の走査基準位置記憶部305に
記憶するステップである。ステップ504は、CPU1
01が走査回路制御部303により、RAM103の走
査基準位置記憶部305に記憶している座標と走査範囲
記憶部302に記憶してある範囲から走査する開始点と
終了点を求めるステップである。ステップ505は、C
PU101が走査回路制御部303により、シリアルイ
ンタフェース104,111を介し、タブレット制御部
に走査する開始点と終了点のデータを転送するステップ
である。ステップ506は、転送された開始点と終了点
のデータをタブレット制御部105によりメモリ60
1,602に設定するステップである。
【0025】そして、図5に示した処理を繰り返し行う
ことにより、随時、走査範囲が移動する処理になる。
【0026】本実施例では、タブレット201と処理装
置203を別にしたが、タブレット201のシリアルイ
ンタフェース制御部111と、処理装置203のシリア
ルインタフェース制御部104をなくし、装置を一体化
することで、小型にすることも可能である。さらに、タ
ブレット102と表示装置を一体化することで、紙と鉛
筆に類似した、扱いやすいユーザインタフェースを提供
することができる。
【0027】次に、本実施例による他の実施例を図7な
いし図8を用いて説明する。本実施例において、ハード
ウェア構成は図1,図2、及び図6と同等とする。ま
た、本実施例は、走査した座標間での入力速度に対応す
る走査回数をあらかじめ記憶し、それに応じて走査回数
を随時更新していく場合である。
【0028】図7は、本実施例のソフトウェアを内蔵し
ているROM102とデータを記憶しておくRAM10
3の構成の概略図である。ROM102には、タブレッ
ト201に入力された手書き情報の座標値やペンのアッ
プ/ダウンなどの処理を行う入力制御部301と、タブ
レット201への入力時に走査する範囲を設定する走査
範囲設定部302と、走査する開始点と終了点を計算し
たり、タブレット制御部へデータ転送を行う走査回路制
御部303と、タブレット201への入力速度を計算す
る手書き入力速度計算部701と、手書き入力速度計算
部701で計算された手書き入力速度に対応する走査回
数を速度別走査回数記憶部705から読み出す走査回数
読出部702と、上記走査回数読出部702で読み出さ
れた走査回数と、タブレット201の走査回数を更新す
る走査回数更新部703から構成される。RAM103
には、走査範囲設定部302で設定された走査範囲を記
憶する走査範囲記憶部304と、現在タブレットに入力
されている座標を走査する基準位置として記憶する走査
基準位置記憶部305と、入力された手書き情報を記憶
する手書き情報記憶部704と、手書き情報がタブレッ
ト201に入力されている時の走査回数を記憶する走査
回数記憶部705と、手書き入力速度毎の走査回数を予
め記憶しておく速度別走査回数記憶部706から構成さ
れる。
【0029】図8は、CPU101が、スタイラスペン
202のペンダウンと同時に実行する処理フロー図であ
り、1ストローク入力時に、手書き入力速度に応じてタ
ブレットの走査回数を更新する処理を示している。ここ
では、初期値の走査回数と速度別走査回数及び走査範囲
は、RAM306に予め設定されているものとする。
【0030】図8において、ステップ801は、ペンダ
ウン直後にタブレット201へスタイラスペン202で
入力した座標を座標検出部110で検出するステップで
ある。ステップ802は、1番目のサンプリング点を手
書き情報記憶部704に記憶するための前処理を行うス
テップである。ステップ803は、手書き情報をRAM
103の手書き情報記憶部704に読み込むステップで
ある。入力された手書き情報は、タブレット201のシ
リアルインタフェース制御部111から、処理装置20
3のシリアルインタフェース制御部104に転送され、
記憶される。ステップ804は、タブレット201への
1ストロークの入力終了、すなわちペンアップをROM
102の入力制御部301により確認するステップで、
ペンダウン状態の場合はステップ805に進み、次の座
標を読み込む。ペンアップ状態の場合は、ステップ81
1に進む。ペンのアップ/ダウンの状態は、座標検出部
110で検出され、シリアルインタフェース制御部11
1から、シリアルインタフェース制御部104に送信さ
れる。ステップ811は、情報処理装置の走査回数をリ
セットするステップで、走査回数を初期値に変更する。
変更後、処理を終了する。ステップ805は、次の座標
を読み込むステップである。ステップ806は、1スト
ローク入力中に、n番目の座標を手書き情報記憶部70
4に記憶するための前処理を行うステップである。ステ
ップ807は、座標値をRAM103の手書き情報記憶
部704に読み込むステップである。ステップ808
は、RAM103に記憶している手書き情報から、タブ
レット201に手書き入力されたときの手書き入力速度
を、ROM102の手書き入力速度計算部701で計算
するステップである。ステップ809は、RAM103
の速度別走査回数記憶部705に予め設定されている速
度別走査回数から、ステップ808で計算した手書き入
力速度に対応する走査回数をROM103の走査回数読
出部702により読み出すステップである。ステップ8
10は、RAM103の走査回数記憶部705に設定さ
れている現在の走査回数を、上記読み出した走査回数に
更新するステップである。データの更新は、走査回路制
御部303に従ってCPU101が、更新する開始点と
終了点のデータをシリアルインタフェース制御部10
4,111を介して、タブレット制御部105に転送す
ることにより行われ、上記データをメモリ112,11
3に記憶させる。更新後は、走査回路制御部302によ
り、走査基準位置記憶部305の記憶している走査基準
位置と更新された走査回数情報に従って走査を行い、ス
テップ101に戻る。
【0031】以上のステップを繰り返すことで、手書き
入力速度に応じて走査回数の更新が可能になる。例え
ば、入力速度が速い場合には全走査の回数の比を高くな
るように設定し、入力速度が遅い場合に全走査の回数の
比を低く設定する。その時、入力速度が速く、部分走査
の範囲から入力が外れても、全走査の回数の比を高く設
定しておいたことで、いちはやく入力を検出することが
できる。また逆に、入力速度が遅いときには、不必要に
全走査することもなく、集中的に部分走査することがで
き、細かなデータを得ることができる。
【0032】本実施例は、各パラメータのうち、座標間
の入力速度を求める場合であるが、入力距離,入力時
間,加速度についても同様である。また、本実施例では
走査回数を更新する処理を示したが、走査面積を更新す
る処理についても同様である。
【0033】また、本実施例では、タブレット201と
処理装置203を別にしたが、タブレット201のシリ
アルインタフェース制御部111と、処理装置203の
シリアルインタフェース制御部104をなくし、装置を
一体化することで、小型にすることも可能である。さら
に、タブレット102と表示装置を一体化することで、
紙と鉛筆に類似した、扱いやすいユーザインタフェース
を提供することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明により、上記座標入力装置の指示
位置を基準にした範囲のサンプリングレートの高速化が
実現できると共に、走査範囲を限定することで消費電力
の低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報処理装置におけるハー
ド構成の詳細図である。
【図2】本実施例における情報処理装置の外観図であ
る。
【図3】本実施例におけるソフトウェア構成の概略図で
ある。
【図4】本実施例における走査条件設定の処理フロー図
である。
【図5】本実施例における走査処理フロー図である。
【図6】本実施例におけるX走査回路の詳細図である。
【図7】本実施例におけるソフトウェア構成の概略図で
ある。
【図8】本実施例における手書き入力速度別走査回数更
新処理フロー図である。
【符号の説明】
106…X走査回路、107…Y走査回路、109…座
標走査部、302…走査範囲設定部、303…走査回路
制御部、304…走査範囲記憶部、305…走査基準位
置記憶部、307…走査制御部、401…走査範囲設定
ステップ、402…走査範囲記憶ステップ、502…走
査基準位置記憶ステップ、503…全体走査設定ステッ
プ、504…部分走査設定ステップ、505…データ転
送ステップ、601…走査開始点記憶メモリ、602…
走査終了点記憶メモリ、808…手書き入力速度計算ス
テップ、809…走査回数読み出しステップ、810…
走査回数更新ステップ、701…手書き入力速度計算
部、702…走査回数読出部、703…走査回数更新
部、704…手書き情報記憶部、705…走査回数記憶
部、706…速度別走査回数記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 一秀 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力面を順次走査して入力座標を検出する
    タブレットと、上記タブレットに座標を入力する座標指
    示装置から構成される座標入力装置を備えた情報処理装
    置において、上記座標入力装置に指示した座標を検出す
    る走査手段と、部分的に走査する範囲を設定する走査範
    囲設定手段と、上記走査範囲設定手段によって設定され
    た走査範囲を記憶する走査範囲記憶手段と、上記座標入
    力装置への指示位置を走査範囲の基準位置として記憶す
    る走査範囲基準位置記憶手段と、上記走査基準位置記憶
    手段が記憶している座標を基準に、上記走査範囲記憶手
    段が記憶している走査範囲を上記走査手段により走査す
    る走査制御手段を有することを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報処理装置において、上記タ
    ブレットの全走査範囲と上記走査範囲記憶手段によって
    設定された走査範囲をそれぞれの走査する回数を設定す
    る走査回数設定手段と、上記走査回数設定手段によって
    設定された走査回数を記憶する走査回数記憶手段を有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2の情報処理装置において、走査し
    た点の座標間での入力速度,入力時間もしくは入力距離
    の少なくとも一つが取りうる値に対応する走査回数を記
    憶する条件別走査回数記憶手段と、上記走査回数に従っ
    て入力された座標を記憶する走査座標記憶手段と、上記
    入力された座標を記憶する毎に各走査した点の座標間で
    の入力速度,入力時間、もしくは入力距離の少なくとも
    一つを計算するパラメータ計算手段と、上記パラメータ
    を基に上記条件別走査回数記憶手段から走査回数を読み
    出す走査回数読出手段と、上記走査回数記憶手段が記憶
    している走査回数を、上記走査回数読出手段から、読み
    出した走査回数に更新する走査回数更新手段を有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2の情報処理装置において、走査し
    た点の座標間での加速度に対応する走査回数を記憶する
    加速度別走査回数記憶手段と、上記タブレットに入力さ
    れた座標を記憶する走査座標記憶手段と、上記入力され
    た座標を記憶する毎に各走査した点の座標間での入力速
    度,入力時間、もしくは入力距離の少なくとも一つを計
    算するパラメータ計算手段と、上記記憶しているパラメ
    ータと、現在、入力している座標の上記パラメータ計算
    手段によるパラメータとから加速度を求める加速度計算
    手段と、上記加速度を基に上記加速度別走査回数記憶手
    段から走査回数を読み出す走査回数読出手段と、上記走
    査回数記憶手段が記憶している走査回数を、上記走査回
    数読出手段から読み出した走査回数に更新する走査回数
    更新手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2の情報処理装置において、
    走査した点の座標間での入力速度,入力時間もしくは入
    力距離の少なくとも一つが取りうる値に対応する走査範
    囲の面積を記憶する条件別走査範囲記憶手段と、上記タ
    ブレットに入力された座標を記憶する走査座標記憶手段
    と、上記入力された座標を記憶する毎に各走査した点の
    座標間での入力速度,入力時間、もしくは入力距離の少
    なくとも一つを計算するパラメータ計算手段と、上記パ
    ラメータを基に上記条件別走査範囲記憶手段から、走査
    範囲の面積を読み出す走査範囲読出手段と、上記走査範
    囲記憶手段が記憶している走査範囲の面積を、上記走査
    範囲読出手段から読み出した走査範囲の面積に更新する
    走査範囲更新手段を有することを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2の情報処理装置において、
    走査した点の座標間での加速度に対応する走査範囲の面
    積を記憶する加速度別走査範囲記憶手段と、上記タブレ
    ットに入力された座標を記憶する走査座標記憶手段と、
    上記座標を記憶する毎に各走査した点の座標間での入力
    速度,入力時間、もしくは入力距離の少なくとも一つを
    計算するパラメータ計算手段と、上記記憶しているパラ
    メータと、現在、入力している座標の上記パラメータ計
    算手段によるパラメータとから加速度を求める加速度計
    算手段と、上記加速度を基に上記加速度別走査範囲記憶
    手段から走査範囲の面積を読み出す走査範囲読出手段
    と、上記走査範囲記憶手段が記憶している走査範囲の面
    積を、上記走査範囲読出手段から読み出した走査範囲の
    面積に更新する走査範囲更新手段を有することを特徴と
    する情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項3又は4の情報処理装置において、
    走査した点の座標間での入力速度,入力時間もしくは入
    力距離の少なくとも一つが取りうる値に対応する走査範
    囲の面積を記憶する条件別走査範囲記憶手段と、上記パ
    ラメータを基に上記条件別走査範囲記憶手段から、走査
    範囲の面積を読み出す走査範囲読出手段と、上記走査範
    囲記憶手段が記憶している走査範囲の面積を、上記走査
    範囲読出手段から読み出した走査範囲の面積に更新する
    走査範囲更新手段を有することを特徴とする情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】請求項3又は4の情報処理装置において、
    走査した点の座標間での加速度に対応する走査範囲の面
    積を記憶する加速度別走査範囲記憶手段と、上記加速度
    を基に上記加速度別走査範囲記憶手段から走査範囲の面
    積を読み出す走査範囲読出手段と、上記走査範囲記憶手
    段が記憶している走査範囲の面積を、上記走査範囲読出
    手段から読み出した走査範囲の面積に更新する走査範囲
    更新手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    情報処理装置において、上記走査範囲記憶手段は、走査
    する範囲の形状を制御する走査範囲形状制御手段を有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    の情報処理装置において、上記タブレットと上記情報処
    理装置を一体化したことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10のいずれか1項に記
    載の情報処理装置において、上記タブレットと、上記タ
    ブレットから出力される座標データを基に、入力された
    座標を表示するディスプレイを一体化したことを特徴と
    する情報処理装置。
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