JPH05232124A - 自動分注装置 - Google Patents

自動分注装置

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JPH05232124A
JPH05232124A JP3302092A JP3302092A JPH05232124A JP H05232124 A JPH05232124 A JP H05232124A JP 3302092 A JP3302092 A JP 3302092A JP 3302092 A JP3302092 A JP 3302092A JP H05232124 A JPH05232124 A JP H05232124A
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axis moving
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Takeki Oshikubo
雄樹 押久保
Shigeru Izawa
茂 伊沢
Masatoshi Kikuchi
正俊 菊地
Mitsuhiro Sasaki
光弘 佐々木
Yukihiro Mitsuida
幸宏 三井田
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NICHIRIYOO KK
Nichiryo Co Ltd
Koden Electronics Co Ltd
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NICHIRIYOO KK
Nichiryo Co Ltd
Koden Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形で使い勝手のよい自動分注装置を提供す
る。 【構成】 基台の一辺に鉛直姿勢で鉛直フレームを設
け、この鉛直フレームの上端側から片持フレームを基台
と平行して突設し、この片持フレームにXYZ軸駆動機
構を支持させる。XYZ軸駆動機構によりピペットチッ
プをXYZ方向に移動させ、基台上に配置した複数の容
器の中の所望の容器にピペットチップをアクセスさせ各
容器に対して分注を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば医療関係、薬
品関係等の分野で試料の分注、試薬の分注、血清の希釈
分注等に利用される自動分注装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より液状の試料、検体等を反応用の
容器に分注する作業を自動的に行わせる自動分注装置が
各種提案されている。その一つの例として、例えば「特
開昭59−119268号公報」で提案された自動分注
装置はX,Y,Zの3軸方向に移動する3軸方向搬送装
置によってノズルを移動させ、このノズルの可動範囲内
に複数の試料を収納した複数の容器、試薬を収納した複
数の容器を配置して所望の試料または所望の試薬等をノ
ズルで吸引すると共に、その吸引した試料または試薬等
をターンテーブルに搭載されて回転移動する反応容器に
順次分注する構造とされている。
【0003】また「特開昭59−147268号公報」
には直線案内機構によって往復動できる搬送台と、この
搬送台の上部に上下動できるように支持されたノズル可
動装置とを具備して構成され、搬送台に試料または検体
等を収納した容器と反応用容器とを複数搭載し、搬送台
の移動によってノズル可動装置の下部に試料または検体
等を収納した容器を移動させ、この容器から試料、検体
等をノズルに吸引させ、吸引が完了した時点で搬送台を
移動させ、反応容器をノズル可動装置の下部に移動さ
せ、ノズルに吸引した試料または検体等を反応容器に分
注する作業を繰り返すように構成された自動分注装置が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
自動分注装置の前者はノズルを可動させるためのX,
Y,Zの3軸方向駆動機構に加えて、反応容器を移動さ
せるターンテーブルが用いられておりその構造は複雑で
ある。またX,Y,Zの3軸方向駆動機構とターンテー
ブルとを設けなくてはならないから、占有スペースが広
くなる欠点がある。また後者の例では、マトリックス状
に配列された容器群を搭載した搬送台を往復動させるか
ら、その可動範囲を考慮すれば占有面積が大きくなる欠
点がある。また容器群を可動させるため大出力のモータ
が必要になる欠点もある。
【0005】この発明の目的は、占有スペースが小さ
く、また駆動モータも小容量のもので済む構造とした自
動分注装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では平板状の基
台と、この基台の一辺に沿って鉛直な姿勢に植設された
鉛直フレームと、この鉛直フレームの上端部両側から基
台に平行して突設された一対の片持フレームと、この片
持フレームの基端側および遊端側において片持フレーム
の相互の間に差し渡された一対のX軸ガイドレールと、
この一対のX軸ガイドレールにスライド自在に係合し、
X軸方向に移動することができるX軸移動体と、このX
軸移動体に装着され片持フレームと平行する方向に移動
自在に支持されたY軸移動体と、このY軸移動体に支持
され基台の板面に対して鉛直方向に移動できるように支
持されたZ軸移動体と、このZ軸移動体に支持されて上
下動し、下端がピペットチップの中空部に圧入されてピ
ペットチップを保持することができるピペットチップ支
持管と、このピペットチップ支持管に連結され微量の吸
引、吐出動作を行うシリンジポンプと、X軸移動体、Y
軸移動体およびZ軸移動体をそれぞれ移動させるX軸モ
ータ、Y軸モータおよびZ軸モータと、X軸モータおよ
びY軸モータおよびY軸モータを駆動制御し、ピペット
チップ支持管を基台上に割当てたX−Y座標の任意の座
標位置に移動制御する搬送制御手段と、この搬送制御手
段によって、ピペットチップ支持管を所望の座標位置に
移動させた状態でZ軸モータを駆動制御し、上記ピペッ
トチップ支持管を上下動させて、このピペットチップ支
持管の下端に支持したピペットチップを基台上に置かれ
た容器に挿入、離脱動作させるZ軸制御手段と、このZ
軸制御手段の動作と連動して、シリンジポンプを吸引、
吐出動作させるシリンジポンプ制御手段とによって自動
分注装置を構成したものである。
【0007】この発明の構成によれば、ピペットチップ
はZ軸移動体に支持されて上下動することができる外に
X軸移動体とY軸移動体の動きによって指定された任意
のX−Y座標位置に移動させることができる。従って、
基台の上にマトリックス状に容器を配列させて配置する
ことにより、どの容器の位置にもピペットチップを移動
させることができ、指定された容器の位置でZ軸制御手
段によりZ軸搬送台を駆動制御し、ピペットチップを上
下に移動させることにより、ピペットチップの先端を指
定された容器に挿入し、また離脱させることができる。
【0008】よって指定した容器に試料、検体、試薬等
の液体が存在する場合は、その液体をピペットチップ内
に吸引することができ、この吸引した液体を他の容器の
位置に移動して吐出し、分注することができる。このよ
うに、この発明によれば試料、検体、試薬等を収納した
容器と空の容器とを基台の上にマトリックス状に配列し
ておくだけで、容器を移動させる必要がない。従って、
基台の平面積を大きく採らなくて済むため、占有面積を
小さくすることができ、小形に作ることができる。また
容器を移動させる必要がないから、大出力のモータを用
いる必要がなく、コストの低減も期待できる。
【0009】また、この発明ではピペットチップの位置
をX,Y,Z方向に移動させる機構を片持フレームによ
って支持する構造としたから、基台の前面側に支柱が存
在しない構造とすることができる。この結果、基台の前
面側に障害物がなく、容器を多数収納した容器ラックの
装着、取り外しを容易に行うことができる利点が得られ
る。
【0010】
【実施例】図1乃至11にこの発明の実施例を示す。図
1にこの発明による自動分注装置の外観構造を示す。こ
の発明の特徴とする構造は片持フレーム102によっ
て、X,Y,Z軸駆動機構200を支持した点である。
つまり、平板状の基台100の一つの辺に沿って鉛直方
向に植設した鉛直フレーム101を設け、この鉛直フレ
ーム101の上端部の両側に、基台100の板面と平行
して突出させた一対の片持フレーム102を設ける。一
対の片持フレーム102の基端側と遊端側にX軸ガイド
レール103,104を架設する。この実施例では、片
持フレーム102の基端側に丸棒状のX軸ガイドレール
103を設け、片持フレーム102の遊端側は鉄板をL
字状に形成したX軸ガイドレール104(図3参照)を
設けた場合を示す。この実施例では、片持フレーム10
2の遊端部に操作パネル盤105を差し渡して支持させ
た場合を示す。X軸ガイドレール104はこの操作パネ
ル盤105の背面に沿って支持される。
【0011】X軸ガイドレール103と104にX,
Y,Z方向に移動するXYZ軸移動機構200を支持さ
せる。XYZ軸移動機構200はX軸ガイドレール10
3と104にスライド自在に係合したX軸移動体201
と、このX軸移動体201に沿うY軸方向に移動するY
軸移動体202と、基台100の板面に対して鉛直方向
に移動するZ軸移動体203とによって構成される。
【0012】図4にXYZ軸移動機構200の概略の構
造を示す。X軸移動体201はX軸ガイドレール103
と104にスライド自在に係合してX軸方向に移動でき
るように支持され、X軸モータMx によって駆動され
る。X軸モータMx は鉛直フレーム101に取付けら
れ、X軸ガイドレール103に沿って架設したベルト2
04を正または逆方向に移動させる。ベルト204にX
軸移動体201が連結されており、この結果、X軸モー
タMx の正転または逆転駆動によってX軸移動体201
をX軸方向に正逆方向に移動させる。
【0013】X軸移動体201にはY軸ガイドレール2
05がY軸方向に架設され、このY軸ガイドレール20
5にスライド自在にY軸移動体202を係合させる。Y
軸移動体202を駆動するY軸モータMy はY軸移動体
202の一方の端部に取付けられ、X軸移動体201の
軸芯に沿って架設したベルト206を駆動する。ベルト
206にY軸移動体202を連結し、ベルト206の正
転および逆転動作によってY軸方向に移動される。
【0014】Y軸移動体202にはZ軸移動体203が
装着される。Z軸移動体203はこの例では角形シャフ
トによって構成した場合を示す。つまり、Z軸移動体2
03を構成する角形シャフトはY軸移動体202を上下
方向に貫通して上下方向に移動自在に支持される。Z軸
移動体203を駆動するZ軸モータMz は、この例では
X軸移動体201の端部に搭載し、Y軸ガイドレール2
05と平行して架設した角シャフト207を正転または
逆転駆動してZ軸移動体203を上下に移動させる。つ
まり、この例ではY軸移動体202にプーリ208を設
ける。このプーリ208はその軸芯に角形孔が形成さ
れ、この角形孔に角形シャフト207を貫通させる。角
形孔は角形シャフト207に対してスライド自在に係合
する。よってプーリ208はY軸移動体202の移動に
追従してY軸方向に移動することができ、しかもZ軸モ
ータMz の回転駆動に追従して正転および逆転方向に回
転駆動される。
【0015】プーリ208の周には、極細のスチールワ
イヤ209が巻かれており、スチールワイヤ209の両
端をZ軸移動体203の上下の端部に連結する。このよ
うに構成することによりZ軸モータMz の正転または逆
転駆動によりZ軸移動体203を上下方向に移動させる
ことができる。X軸モータMx ,Y軸モータMy ,Z軸
モータMz はそれぞれステップモータを用いることがで
き、各ステップモータに必要な数のパルスを与えること
によりX軸移動体201,Y軸移動体202,Z軸移動
体203を各ストローク内の任意の所望位置に移動させ
ることができる。この移動位置の制御手段については後
で説明する。
【0016】Z軸移動体203の下端にピペットチップ
支持管211が設けられる。このピペットチップ支持管
211は図5乃至図7に示すように、下端に先細となる
テーパ面211Aを有し、このテーパ面211Aを図6
に示すように、ピペットチップ300の中空部に圧入さ
せ、ピペットチップ300を支持させる。この圧入操作
は以下のように行われる。ピペットチップ300は予め
図1および図10に示すように所定のX−Y座標位置に
従ってマトリックス状に基台100上に配置しておく、
XYZ軸駆動機構200を駆動制御して所望のピペット
チップ300の位置にピペットチップ支持管211の位
置を合わせ、その位置でZ軸移動体203を降下させ、
テーパ面211Aをピペットチップ300の上端開口部
に嵌合させる。この嵌合操作によってピペットチップ3
00はピペットチップ支持管211の下端に支持され
る。
【0017】ピペットチップ300がピペットチップ支
持管211に嵌着されたことを検出するために、この実
施例では図6および図7に示すようにマイクロスイッチ
212を設け、マイクロスイッチ212をピペットチッ
プ支持管211に沿って上下に移動できるように支持し
たレバー213によってオン、オフ操作し、ピペットチ
ップ300の装着状態を検出するように構成した場合を
示す。
【0018】ピペットチップ支持管211の上部には角
筒部211Bが設けられ、この角筒部211Bの一つの
面に孔211Cを形成し、この孔211Cに微気圧セン
サ400(図5乃至図7参照)を取付ける。この微気圧
センサ400は容器に試料、検体あるいは試薬等の液体
が収納されている場合、その液面を検出するために設け
られる。この実施例では、ピペットチップ支持管211
の近傍に微気圧センサ400を取付け、可及的にピペッ
トチップ300の先端に近い位置で気圧の変化を検出す
るように構成した場合を示す。
【0019】気圧の変化を検出してピペットチップ30
0の先端が液面に接触したことを検出する動作は、次の
ようにして行われる。つまりZ軸移動体203が降下中
に後述するシリンジポンプに空気を吐出させる動作を行
わせる。このシリンジポンプから吐出される空気はチュ
ーブ401(図5および図7参照)を通じてピペットチ
ップ300の先端に送られ、ピペットチップ300の先
端から大気に排気させる。ピペットチップ300の先端
が容器に収納された液体の液面に接触すると、ピペット
チップ300の先端は液体によって塞がれ、これによっ
てピペットチップ300およびピペットチップ支持管2
11内の圧力が高まる。微気圧センサ400は、この圧
力の急変を検出してピペットチップ300の先端が液面
に接触したことを表す信号を発信し、Z軸移動体203
の降下動作を停止させる。
【0020】この実施例のように、微気圧センサ400
を可及的にピペットチップ300の先端に近い位置に設
けることにより、気圧の急変を遅れなく検出することが
でき、ピペットチップ300の先端を常に正確に液面か
ら一定の深さ位置に停止させることができる。換言すれ
ば、微気圧センサ400をピペットチップ300の先端
から離れた位置に設置した場合には、ピペットチップ3
00の先端が液面に接触した時点から微気圧センサ40
0に気圧の変化が伝わるまでに時間がかゝる。しかも、
その伝達速度は気温、大気圧によって変化するため検出
時間が変動する。よって、微気圧センサ400をピペッ
トチップ300の先端から大きく離れた位置に設けた場
合は、ピペットチップ300の先端が液面に接触した時
点から気圧の変化を検出し、下降動作を停止させるため
の信号を発信するまでの時間が変動するから、ピペット
チップ300の先端を液面から一定の位置で停止させる
ことが難しいことになる。このようにピペットチップ3
00の先端が液面から沈む深さにバラツキがあると、ピ
ペットチップ300に侵入する液体の量が一定しなくな
るため、液体の吸引量に誤差が生じることになる。
【0021】この実施例では、ピペットチップ300の
先端の停止位置の精度を高めるために、更に次のような
手段を講じている。つまり上述では、シリンジポンプと
ピペットチップ支持管211との間を連結したチューブ
401には空気が存在するものとして説明したが、空気
は周知のように気体であるがために圧縮変形および膨張
変形が自在である。このためシリンジポンプの吐出動作
および吸引動作に伴ってチューブ401内の空気が圧縮
変形および膨張変形し、シリンジポンプの容積変化がピ
ペットチップ300の先端に正確に伝わらない不都合が
生じる。更に、ピペットチップ300に被分注液体を吸
引した場合、その被分注液体の重量により空気が膨張変
形する。この膨張変形によりシリンジポンプの容積変化
より吸引する液体の量の方が少なくなる傾向があり、シ
リンジポンプの容積変化より吸引する液体の量の精度が
悪くなる欠点がある。
【0022】このために、この考案ではシリンジポンプ
とチューブ401に後述する洗浄水(例えば純水)を封
入し、この洗浄水をシリンジポンプの吸引および吐出動
作に従ってチューブ401内を移動させる。つまり洗浄
水を一種のピストンとして作用させる。シリンジポンプ
が最も吐出位置にあるとき、洗浄水の先端がピペットチ
ップ支持管211の近辺に位置するように洗浄水の量を
設定する。
【0023】このようにチューブ401に洗浄水を封入
することにより、シリンジポンプとピペットチップ30
0との間の空気の部分が少なくなり、空気が弾性変形す
ることに伴う被分注液の吸引量および吐出量の誤差を小
さくすることができる。ところで、チューブ401に洗
浄水を封入し、封入した洗浄水をピストンとして作用さ
せる場合、この洗浄水に空気が侵入して一部が分離し、
この分離した洗浄水の一部が微気圧センサ400に連通
する孔に侵入し、連通孔を塞いでしまう事故が起きるお
それがある。このように微気圧センサ400に連通する
孔に洗浄水が侵入し、連通孔を塞ぐとピペットチップ3
00の先端が被分注液の液面に侵入したとき発生する気
圧の変化を検出することができない欠点が生じる。
【0024】このため、この考案では図5に示すよう
に、チューブ401の先端がピペットチップ支持管21
1の下端よりわずかに突出する程度までチューブ401
をピペットチップ支持管211に挿入する。ピペットチ
ップ支持管211に形成される中心孔をチューブ401
の外径より大きく形成し、チューブ401の外周面とピ
ペットチップ支持管211の内壁との間に間隙211B
を形成する。微気圧センサ400に連通する孔はこの間
隙211Bを通じてピペットチップ300に連結され
る。
【0025】このような構造とすることにより、チュー
ブ401に封入した洗浄水が微気圧センサ400に連通
する孔の位置まで降下したとしても、微気圧センサ40
0に連通する孔はチューブ401で隔離されているから
封入した洗浄水によって塞がれることはない。よって信
頼性が高く、しかも精度が高い自動分注装置を提供する
ことができる。
【0026】ピペットチップ支持管211の上端部に
は、図7に示すうように外周に雄ネジ211Dが形成さ
れ、この雄ネジ211Dがスイッチ取付用金具214に
形成した孔214Aとフランジ板215に形成した孔2
15Aを貫通し、更にZ軸移動体203の下端を取付け
た取付板216に形成した孔216Aを貫通し、ナット
217に螺合してスイッチ取付用金具214とフランジ
板215,取付板216を締め付け一体化し、Z軸移動
体203に取付ける。
【0027】ピペットチップ支持管211の上端の内壁
には雌ネジ211Eを形成する。この雌ネジ211Eに
はチューブ401を連結するための中空ネジ218を螺
合させ、この中空ネジ218の中空部にチューブ401
を挿通し、チューブ401をピペットチップ支持管21
1に連通させる。なお、フランジ板215には図7に示
す同筒カバー219を取付け、マイクロスイッチ211
およびスイッチ取付用金具214等を保護する構造とし
ている。
【0028】チューブ401は図8および図9に示すシ
リンジポンプ500に連結する。シリンジポンプ500
はシリンジ501と、このシリンジ501に出入りして
液体の吸引、吐出動作を行わせるプランジャ502と、
このプランジャ502を上下方向に駆動させるネジ送り
機構503と、このネジ送り機構503に回転力を与え
るシリンジ駆動モータ504と、シリンジ501をピペ
ットチップ支持管211に連通させる状態と、図10に
示すように洗浄水溜601に連通させる状態に切換弁5
05と、この切換弁505を駆動する弁切換用モータ5
06とによって構成される。
【0029】シリンジ501はこの例ではプランジャ5
02が上向きに移動するとき、シリンジ501から空気
が吐出され、プランジャ502が下向きに移動すると
き、シリンジ501に空気が吸引される。ピペットチッ
プ300を試薬、検体等を収納した容器に向かって下降
動作することは上述したように、液面を検出するために
下降動作と平行してプランジャ502を上昇させシリン
ジ501から吐出される空気を弁505とチューブ40
1を通じてピペットチップ300に送り出し、ピペット
チップ300の先端から吐出させる。
【0030】チューブ401およびピペットチップ支持
管211,ピペットチップ300を洗浄する場合には、
弁505を図10に示す洗浄水溜601に切り換え、プ
ランジャ502を下降させる。プランジャ502の下降
動作により、シリンジ501に洗浄水が吸引される。シ
リンジ501に洗浄水が充分吸引された状態で弁505
を切り換え、これと共にプランジャ502を上昇させる
ことにより、洗浄水をピペットチップ300から吐出さ
せることができる。この動作によりチューブ401,ピ
ペットチップ支持管211,ピペットチップ300を洗
浄水によって洗浄することができる。また先に説明した
ように、チューブ401にピストンとして作用させる洗
浄水を封止することができる。
【0031】ところで、この発明ではピペットチップ3
00を自動的に交換し、分注動作を連続的に実行できる
ように構成する。このためにこの発明では図1または図
10に示すように、XYZ軸移動機構200の動作範囲
内の縁にピペットチップ支持管211と係合することが
できる切欠701を具備した突片700を設ける。突片
700の下部には廃棄箱702を設け、廃棄される。ピ
ペットチップ300を収納する構造としている。
【0032】ピペットチップ300の取外し作業は、ピ
ペットチップ支持管211を突片700の切欠701に
係合させ、その係合位置でZ軸移動体203を上昇動作
させる。切欠701はピペットチップ300の上端部の
外径より幅が小さく選定されている。従ってピペットチ
ップ300は切欠701に衝合し、ピペットチップ支持
管211だけが上昇動作し、ピペットチップ300はピ
ペットチップ支持管211から抜き取られ、廃棄箱70
2に落とし込まれる。
【0033】なお、切欠701はこの例では3個所に分
散して配置し、切欠701の位置を交互に使うことによ
り廃棄されたピペットチップ300が局所的に集中して
堆積することのないように考慮した場合を示す。図11
にXYZ軸駆動機構200の動作およびシリンジポンプ
500の切換制御を行う制御手段の実施例を示す。図1
1に示す符号750は制御手段の全体を指す。制御手段
750はマイクロコンピュータによって構成することが
できる。
【0034】マイクロコンピュータは周知のように中央
演算処理装置751と、この中央演算処理装置751を
所定の順序で動作させるためのプログラムを収納したR
OM752と、入力されるデータ等を一時記憶するRA
M753と、入力ポート754,出力ポート755等に
よって構成される。入力ポート754には操作パネル盤
105に設けたキーボード106と、微気圧センサ40
0および外部記憶装置107が接続される。キーボード
106から分注開始容器の位置、分注モード等を入力す
る。分注モードは図10に示すように、検体ラック80
0から斜線を付した矢印Aで示す分注モードと、点線B
で示すように検体ラック800からマイクロプレートと
呼ばれる容器840に分注するモードと、試薬容器60
3,604,605から実線Cで示すように、容器ラッ
ク820の各容器に分注する試薬分注モードと、希釈液
容器602から2点鎖線Dで示すように容器ラック82
0の各容器に分注する希釈系列分注モード等がある。
【0035】これらの各モードは予め外部記憶装置10
7に記憶させておくことができる。外部記憶装置107
としては、この例ではICカードを用いた場合を示す。
図1および図2に示す符号108は、このICカードの
挿入用スロットを示す。外部記憶装置107に搬送制御
プログラム、Z軸制御プログラムおよびシリンジポンプ
制御プログラムを記憶させておくことにより、キーボー
ド106からの入力により所望の動作モードを選択する
ことができ、面倒な設定のための入力を行うことなく、
瞬時に起動させることができる。
【0036】各モードの実行は、出力ポート755に接
続される各駆動モータMx ,My ,Mz ,504,50
6によって実行される。これら各駆動モータMx ,My
,Mz,504,506はそれぞれステッピイングモ
ータを用いることができ、各容器の位置をX−Y座標位
置に対応付けし、目的とする容器に移動するに必要な数
のパルスをX軸モータMx およびY軸モータMy に与え
る。X軸モータMx ,Y軸モータMy に与えるパルスの
数によってX−Y座標上の任意の位置に移動することが
でき、容器ラック800,820,840のいずれかの
容器に対してもアクセスすることができ、またピペット
チップ300の配列に対してもアクセスすることができ
る。また突片700の切欠701の位置に対してもアク
セスすることができる。
【0037】更に、各容器に対してアクセスした状態に
おいて、Z軸モータMz を駆動することにより、容器ラ
ック800に収納した各容器にピペットチップ300の
先端を差し込むことができ、その差し込んだ状態におい
て、微気圧センサ400が気圧の急変を検出したときZ
軸モータMz の駆動を停止させる。これと同時にシリン
ジポンプ500を構成するモータ504を逆転状態に切
り換え、シリンジ501を吸引動作に切り換える。シリ
ンジ501に所定の、つまり予め設定した量の吸引動作
を行わせると、モータ504が停止し、Z軸モータMz
が再び起動されてZ軸移動体203を上昇させ、これと
共にX軸モータMx およびY軸モータMy を駆動し、分
注先の容器の位置に移動し、目的の容器位置で再びZ軸
モータMz を駆動し、ピペットチップ300の先端を目
的の容器に差し込む。ピペットチップ300の先端が目
的の容器に充分入り込んだ状態でZ軸モータMz は停止
し、シリンジポンプ500を吐出動作させる。この吐出
動作により目的の容器に所定量の検体、あるいは試薬等
を分注する。検体または試薬等を一度の吸引動作により
保持した液体を複数の容器に対して所定量ずつ分割して
分注することもできる。
【0038】分注終了時点でXYZ軸駆動機構200は
ピペットチップ支持管211を突片700の切欠701
の位置に移動させ、この突片700にピペットチップ3
00を係合させて、ピペットチップ支持管211からピ
ペットチップ300を取り外し、ピペットチップ支持管
211に再び新しいピペットチップ300を装着し、分
注作業を繰り返す。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ピペットチップ300をXYZ駆動機構200によって
XYZ軸方向に移動させ、基台100上に配列した載置
した容器に対してアクセスし、シリンジポンプ500を
吸引、吐出動作させて検体あるいは試薬等を分注するか
ら、容器を移動させる必要がない。このため基台100
の面積を大きく採らなくて済むから、基台100の面積
を小さく設定することができ、占有面積の小さい自動分
注装置を提供することができる。
【0040】また、駆動モータは終局的にはピペットチ
ップ300を移動させるだけでよいから、小容量のモー
タで駆動することができる。この結果、コストを掛ける
ことなく作ることができる。更に、基台100の上に片
持フレーム102によってXYZ軸駆動機構200を支
持した構造としたから、基台100の前面の隅に支柱が
存在しない。この結果、容器ラック800,820,8
40を装着し、また取り出す作業が行い易くなる利点も
あり、またこの発明では微気圧センサ400を可及的に
ピペットチップに近づけて配置したから、ピペットチッ
プの先端が容器内の液面に接したことを検出する時間を
短くすることができ、これによりピペットチップの先端
の停止位置を液面から一定位置に規定することができ
る。よって、ピペットチップに侵入する液量を一定にす
ることができるから、ピペットチップの外周面に付着す
る液の量も一定となるため分注する液量の精度を高める
ことができる。よって、その効果は実用に供して頗る大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】この発明の一実施例を示す正面図。
【図3】この発明の一実施例を示す側面図。
【図4】この発明の実施例に用いたXYZ軸駆動機構の
一例を示す斜視図。
【図5】この発明の実施例に用いたピペットチップの支
持管の部分の構造を説明するための断面図。
【図6】図5を側面から見た側面図。
【図7】この発明の実施例に用いたZ軸移動体とピペッ
トチップの支持管の部分の構造を説明するための分解斜
視図。
【図8】この発明の実施例に用いたシリンジポンプの構
造を説明するための側面図。
【図9】この発明の実施例に用いたシリンジポンプの構
造を説明するための正面図。
【図10】この発明の動作を説明するための基台上の平
面図。
【図11】この発明の実施例に用いる制御手段の一例を
示すブロック図。
【符号の説明】
100 基台 101 鉛直フレーム 102 片持フレーム 103,104 X軸ガイドレール 105 操作パネル盤 200 XYZ軸駆動機構 201 X軸移動体 202 Y軸移動体 203 Z軸移動体 211 ピペットチップ支持管 Mx X軸モータ My Y軸モータ Mz Z軸モータ 300 ピペットチップ 400 微気圧センサ 401,402 チューブ 500 シリンジポンプ 700 突片 701 切欠 702 廃棄箱 750 制御手段 800 検体ラック 820 容器ラック 840 マイクロプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 正俊 東京都江東区越中島3−5−27−612 (72)発明者 佐々木 光弘 東京都世田谷区上祖師谷1−37−5 サニ ーハウス5号 (72)発明者 三井田 幸宏 千葉県市川市塩焼2−2−20 行徳ハイム 2−1007

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の基台と、この基台の一辺に沿っ
    て植設された鉛直フレームと、この鉛直フレームの上端
    部両側から上記基台に平行して突設された一対の片持フ
    レームと、この片持フレームの基端側および遊端側にお
    いて片持フレームの相互の間に差し渡された一対のX軸
    ガイドレールと、この一対のX軸ガイドレールにスライ
    ド自在に係合し、X軸方向に移動することができるX軸
    移動体と、このX軸移動体に装着され、上記片持フレー
    ムと平行する方向に移動自在に支持されたY軸移動体
    と、このY軸移動体に支持され、上記基台の板面に対し
    て鉛直方向に移動できるように支持されたZ軸移動体
    と、このZ軸移動体に支持されて上下動し下端がピペッ
    トチップの中空部に圧入されてピペットチップを保持す
    ることができるピペットチップ支持管と、このピペット
    チップ支持管に連結され微量の吸引、吐出動作を行うシ
    リンジポンプと、上記X軸移動体、Y軸移動体およびZ
    軸移動体をそれぞれ移動させるX軸モータ、Y軸モータ
    およびZ軸モータと、上記X軸モータおよびY軸モータ
    を駆動制御し、上記ピペットチップ支持管を上記基台上
    に割当てたX−Y座標の任意の座標位置に移動制御する
    搬送制御手段と、この搬送制御手段によって、上記ピペ
    ットチップ支持管を所望の座標位置に移動させた状態で
    上記Z軸モータを駆動制御し、上記ピペットチップ支持
    管を上下動させて、このピペットチップ支持管の下端に
    支持したピペットチップを上記基台上に置かれた容器に
    挿入、離脱動作させるZ軸制御手段と、このZ軸制御手
    段の動作と連動して、上記シリンジポンプを吸引、吐出
    動作させるシリンジポンプ制御手段とによって構成した
    ことを特徴とする自動分注装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動分注装置において、
    ピペットチップ支持管に微気圧検知センサを装着し、上
    記シリンジポンプの吐出動作中における気圧の急変を検
    出して、上記ピペットチップの先端が容器内の液体の液
    面に接触したことを検出するように構成したことを特徴
    とする自動分注装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動分注装置において、
    Y軸移動体の可動範囲の側縁に切欠を具備した突片を設
    け、この突片に設けた切欠に上記ピペットチップ支持管
    を係合させ、この係合状態でZ軸モータを駆動してピペ
    ットチップを上昇させ、ピペットチップをピペットチッ
    プ支持管から引き抜いてピペットチップを取り外し交換
    できるように構成したことを特徴とする自動分注装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動分注装置において、
    外部記憶装置を設け、この外部記憶装置に上記搬送制御
    手段を各種モードで動作させる複数の搬送制御プログラ
    ム、この複数の搬送制御プログラムのそれぞれに同期し
    て上記Z軸制御手段を動作させる複数のZ軸制御プログ
    ラムおよびこの複数のZ軸制御プログラムのそれぞれに
    同期して上記シリンジポンプ制御手段を動作させるシリ
    ンジポンプ制御プログラムをそれぞれ記憶させ、これら
    制御プログラムを任意に選択して読み出し、任意のモー
    ドで動作させることができる自動分注装置。
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