JPH05231644A - ガスライターの着火ヒーター用触媒線 - Google Patents
ガスライターの着火ヒーター用触媒線Info
- Publication number
- JPH05231644A JPH05231644A JP4061060A JP6106092A JPH05231644A JP H05231644 A JPH05231644 A JP H05231644A JP 4061060 A JP4061060 A JP 4061060A JP 6106092 A JP6106092 A JP 6106092A JP H05231644 A JPH05231644 A JP H05231644A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- catalyst
- gas lighter
- high temperature
- catalyst wire
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 238000010304 firing Methods 0.000 title 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
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- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 abstract 2
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 高温に加熱されても軟化して撓むことがな
く、また触媒作用に優れ、燃焼効率が高く、高温強度に
優れたガスライターの着火ヒーター用触媒線を提供す
る。 【構成】 線径0.07〜0.15mmのＰｔ／Ｍｏ又はＰｔ／Ｗ
のクラッド線であって、Ｐｔの厚み10〜30μｍであるこ
とを特徴とするガスライターの着火ヒーター用触媒線。
く、また触媒作用に優れ、燃焼効率が高く、高温強度に
優れたガスライターの着火ヒーター用触媒線を提供す
る。 【構成】 線径0.07〜0.15mmのＰｔ／Ｍｏ又はＰｔ／Ｗ
のクラッド線であって、Ｐｔの厚み10〜30μｍであるこ
とを特徴とするガスライターの着火ヒーター用触媒線。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスライターの着火ヒ
ーター用触媒線に関する。
ーター用触媒線に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりガスライターの着火ヒーター用
触媒線としては、Ｐｔ線又はＰｔ−Ｉｒ20％合金線が使
用されてきた。
触媒線としては、Ｐｔ線又はＰｔ−Ｉｒ20％合金線が使
用されてきた。
【０００３】ところで、Ｐｔ線はブタンガス炎により高
温に加熱されると、軟化して撓み、炎より位置ずれが生
じて燃焼効率が悪くなる。一方、Ｐｔ−Ｉｒ20％合金線
は高温強度に優れるが、Ｉｒが含有されている為、Ｐｔ
線よりも触媒作用が劣る。
温に加熱されると、軟化して撓み、炎より位置ずれが生
じて燃焼効率が悪くなる。一方、Ｐｔ−Ｉｒ20％合金線
は高温強度に優れるが、Ｉｒが含有されている為、Ｐｔ
線よりも触媒作用が劣る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、高温
に加熱されても軟化して撓むことがなく、また触媒作用
に優れたガスライターの着火ヒーター用触媒線を提供し
ようとするものである。
に加熱されても軟化して撓むことがなく、また触媒作用
に優れたガスライターの着火ヒーター用触媒線を提供し
ようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のガスライターの着火ヒーター用触媒線は、線
径0.07〜0.15mmのＰｔ／Ｍｏ又はＰｔ／Ｗのクラッド線
であって、Ｐｔの厚み10〜30μｍであることを特徴とす
るものである。
の本発明のガスライターの着火ヒーター用触媒線は、線
径0.07〜0.15mmのＰｔ／Ｍｏ又はＰｔ／Ｗのクラッド線
であって、Ｐｔの厚み10〜30μｍであることを特徴とす
るものである。
【０００６】本発明のガスライターの着火ヒーター用触
媒線において、線径0.07mm未満では着火後のヒーター温
度が低く、0.15mmを超えるとコスト高となるばかりで耐
熱性に差異がないので、線径0.07〜0.15mmとした。また
Ｐｔの厚み10μｍ未満では張厚が薄く、Ｐｔが蒸発して
Ｍｏ、Ｗが露出してしまい、30μｍを超えると触媒作用
がそれ以上向上せず、コスト高となるばかりであるの
で、10〜30μｍとした。
媒線において、線径0.07mm未満では着火後のヒーター温
度が低く、0.15mmを超えるとコスト高となるばかりで耐
熱性に差異がないので、線径0.07〜0.15mmとした。また
Ｐｔの厚み10μｍ未満では張厚が薄く、Ｐｔが蒸発して
Ｍｏ、Ｗが露出してしまい、30μｍを超えると触媒作用
がそれ以上向上せず、コスト高となるばかりであるの
で、10〜30μｍとした。
【０００７】
【作用】上記構成の本発明のガスライターの着火ヒータ
ー用触媒線は、高温（1200〜1500℃）に加熱されても、
Ｍｏ、Ｗが軟化しない為、撓まず、常に一定の炎位置に
あって、Ｐｔ触媒作用が安定し、燃焼効率が向上する。
また、高温強度に優れるので、タバコに接触しても変形
することがない。
ー用触媒線は、高温（1200〜1500℃）に加熱されても、
Ｍｏ、Ｗが軟化しない為、撓まず、常に一定の炎位置に
あって、Ｐｔ触媒作用が安定し、燃焼効率が向上する。
また、高温強度に優れるので、タバコに接触しても変形
することがない。
【０００８】
【実施例】本発明のガスライターの着火ヒーター用触媒
線の実施例と比較例と従来例について説明すると、下記
の表１の左欄に示す実施例１〜３、比較例１〜５、従来
例１〜３の材質、線径の着火ヒーター用触媒線を、図１
に示すように内径2.8mm、長さ５mmのコイル１に成形し
てガスライターのノズル２の上方にセットし、ブタンガ
ス炎３を３秒着火、５秒消失のヒートサイクルを、夫々
3000回、5000回、 10000回行なったところ、下記の表１
の右欄に示すような結果を得た。
線の実施例と比較例と従来例について説明すると、下記
の表１の左欄に示す実施例１〜３、比較例１〜５、従来
例１〜３の材質、線径の着火ヒーター用触媒線を、図１
に示すように内径2.8mm、長さ５mmのコイル１に成形し
てガスライターのノズル２の上方にセットし、ブタンガ
ス炎３を３秒着火、５秒消失のヒートサイクルを、夫々
3000回、5000回、 10000回行なったところ、下記の表１
の右欄に示すような結果を得た。
【０００９】
【表１】
【００１０】上記の表で明らかなように従来例１〜３の
ガスライターの着火ヒーター用触媒線は、線が撓み、炎
よりずれ、ヒーター温度が低く、また比較例１〜５のガ
スライターの着火ヒーター用触媒線はＰｔ蒸着下地露出
が生じ、またヒーター温度が低かったが、実施例１〜３
のガスライターの着火ヒーター用触媒線は、高温に加熱
されても撓むことがなく、触媒作用が良好で、燃焼効率
が高かった。
ガスライターの着火ヒーター用触媒線は、線が撓み、炎
よりずれ、ヒーター温度が低く、また比較例１〜５のガ
スライターの着火ヒーター用触媒線はＰｔ蒸着下地露出
が生じ、またヒーター温度が低かったが、実施例１〜３
のガスライターの着火ヒーター用触媒線は、高温に加熱
されても撓むことがなく、触媒作用が良好で、燃焼効率
が高かった。
【００１１】
【発明の効果】以上の通り本発明のガスライターの着火
ヒーター用触媒線は、高温に加熱されても軟化して撓む
ことがなく、触媒作用が安定していて、燃焼効率が高
く、また高温強度に優れるので、従来のものにとって代
わることのできる画期的なものと言える。
ヒーター用触媒線は、高温に加熱されても軟化して撓む
ことがなく、触媒作用が安定していて、燃焼効率が高
く、また高温強度に優れるので、従来のものにとって代
わることのできる画期的なものと言える。
【図１】 本発明のガスライターの着火ヒーター用触媒
線の使用状態を示す図である。
線の使用状態を示す図である。
１ コイル ２ ノズル ３ ブタンガス炎
Claims (1)
- 【請求項１】 線径0.07〜0.15mmのＰｔ／Ｍｏ又はＰｔ
／Ｗのクラッド線であって、Ｐｔの厚み10〜30μｍであ
ることを特徴とするガスライターの着火ヒーター用触媒
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4061060A JP2921805B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ガスライターの着火ヒーター用触媒線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4061060A JP2921805B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ガスライターの着火ヒーター用触媒線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231644A true JPH05231644A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2921805B2 JP2921805B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=13160254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4061060A Expired - Lifetime JP2921805B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | ガスライターの着火ヒーター用触媒線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2921805B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0755141A (ja) * | 1993-08-12 | 1995-03-03 | Tokai Corp | 燃焼器具用炎色反応部材 |
| JPH08290059A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Ceratec:Kk | 燃焼器具用白金触媒部材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037368A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-02-26 | 小野 辰雄 | 足場特に建築用足場 |
| JPH02178442A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-11 | Tatsuo Ono | 支柱の連結方法及び支柱装置 |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP4061060A patent/JP2921805B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037368A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-02-26 | 小野 辰雄 | 足場特に建築用足場 |
| JPH02178442A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-11 | Tatsuo Ono | 支柱の連結方法及び支柱装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0755141A (ja) * | 1993-08-12 | 1995-03-03 | Tokai Corp | 燃焼器具用炎色反応部材 |
| JPH08290059A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Ceratec:Kk | 燃焼器具用白金触媒部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2921805B2 (ja) | 1999-07-19 |
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