JPH0523050A - 接ぎ木用テープ - Google Patents

接ぎ木用テープ

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JPH0523050A
JPH0523050A JP3199890A JP19989091A JPH0523050A JP H0523050 A JPH0523050 A JP H0523050A JP 3199890 A JP3199890 A JP 3199890A JP 19989091 A JP19989091 A JP 19989091A JP H0523050 A JPH0523050 A JP H0523050A
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JP
Japan
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tape
film
release paper
cutting
elongation
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Application number
JP3199890A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Tode
良一 都出
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Daiseru Kanzaki Kako Kk
Original Assignee
Daiseru Kanzaki Kako Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】切断,固定,後始末を含めた総合的な作業性の
よい接ぎ木用テープ. 【構成】手先で延伸でき,延伸により自己粘着性を発揮
するフィルム形成性材料により構成され,離型紙を伴な
わないで巻き物の形状をなし,0.2〜2kgの力で30
%以下の伸びでミシン目部分から切断する接ぎ木用テー
プ.具体的な材料の例は,石油系ワックス,エラストマ
ー,エチレン系ポリマーの混合物. 【効果】ミシン目があるので適度の伸びの範囲で確実に
切断でき,引き伸ばしたテープ末端部分を押し付けるだ
けで接ぎ木を固定できる.ブロッキング性が小さい材料
を利用して離型紙を使わないのでテープからの分離作業
に煩わされず,また屑を散らさない.伸び易く木の成育
を阻害しない材料を使用しているので,活着した後でテ
ープを取り除く必要がない.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,接ぎ木作業を能率的
に行なうことのできるテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】接ぎ木作業は,接ぎ木部分を固定し,活
着する迄の間,そこを乾燥,雨水の侵入等から防ぐ必要
がある.昔は,藁,縄等で縛り,その上から臘を塗って
いた.近年はポリ塩化ビニル等の合成樹脂製テープが固
定作業に用いられる.この場合,テーピング作業毎にテ
ープを切断し,テープの両端を結び付ける.また,接ぎ
木部分が活着した後は,木の成長に悪影響を及ぼさない
ようにテープを取り除く必要がある.粘着テープは作業
性が悪くなり,取り除きにも不便で,普通は用いられて
いない。
【0003】手先で延伸でき,延伸状態で自己粘着しや
すい特殊ポリマー製のテープが知られている.これは,
通常の粘着テープの欠点がなく,手先で延伸しながらテ
ーピングして端を止めれば,自己粘着して固定される.
また,木の成長に応じて小さい力で容易に伸びるので,
テープ取り除き作業を省略しても木に食い込んで悪影響
を及ぼすことがない.しかし,この種のフィルムは延伸
性があまりにも大きいために,テープを引きちぎる際に
ずるずると伸びやすく,切断の作業性が悪く,長さのば
らつきも出やすい。
【0004】この点を改良した接ぎ木用テープとして,
ミシン目を入れたテープがある.これは,延伸状態で自
己粘着しやすいテープが離型紙(厚さ30μm程度のパ
ラフィン紙)を伴なった巻物になっており,両者共通の
位置にミシン目を入れてある.離型紙は,テープのブロ
ッキングを防ぐセパレーターとして働くと共に,テープ
が引きちぎられる際にずるずると伸びてしまうのを防
ぐ.この場合,離型紙もテープと一緒にミシン目で切断
され,離型紙とテープの分離のため作業性が落ち,テー
プから剥離した不必要な離型紙の屑が畑に散乱しやす
く,これを掃除する必要もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,切
断,固定,後始末を含めた総合的な作業性のよい接ぎ木
用テープを実現することである.従来技術において特に
問題になるのは,伸びやすく,延伸状態で自己粘着しや
すいテープをミシン目で切るためには離型紙を必要とし
た点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような接ぎ木用テー
プは,適切な材料と製法を組み合わせることにより初め
て実現した.その結果得られたテープは,手先で延伸で
き,延伸により自己粘着性を発揮するフィルム形成性材
料により構成され,離型紙を伴なわないで巻き物の形状
をなし,適度な力で30%以下の伸びでミシン目部分か
ら切断する接ぎ木用テープである.通常の接ぎ木作業に
おいて適度な力は0.2〜2kg,例えば0.5〜1kgで
あり,テープ断面積(ミシン目は計算から除外)を考慮
すれば単位断面積あたりの切断強度は0.1〜0.6kg
/mm2 である.具体的な材料の例は,石油系ワックス,
エラストマー,エチレン系ポリマーの混合物である。
【0007】本発明の接ぎ木用テープに用いる材料は常
温で適度の延伸性を備えている。即ち,降伏点が低く,
弾性率の小さい材料であり,指先により加えることので
きる比較的小さい応力により大きな伸びが得られる。降
伏点を過ぎた後,ほとんど応力の増大なしに数百%まで
伸びる.破断点伸度はかなり大きなものが良く,200
〜1500%,特に400〜1000%のものが普通に用い
られる。切断時強度は0.2 〜2kg/mm2 ,例えば0.2
〜0.5kg/mm2 である。切断時強度,伸びの測定条
件:15×100mmのテストピースを使用。チャック間
隔50mmにセットしたテンシロン(商品名)引張試験機
使用。引張速度300mm/分。
【0008】本発明で用いる材料は,通常の取り扱いに
あたりベトベトと手にまつわりつくような一般的な意味
での粘着性物質ではない。フィルムが伸びない程度の力
で取り扱う場合は粘着性を持たず,離型紙等を介さない
でも重ねて保存することができる。即ちブロッキング性
が小さい.この点で先行技術で用いられた類似の材料が
離型紙を必要とする程度のブロッキング性のあるもので
あるのと異なる.ブロッキング性は,例えば次のような
試験によって確認できる。
【0009】試験方法:25mm×55mmのテストピース
20枚を55mm×55mmのガラス板2枚の間に挟み,ガ
ラス板の上から2kgの重りを乗せ,3条件で24時間放
置後,テストピースを指先で軽くほぐして,簡単に剥が
れるものを○,剥がれ難いものを△,大変剥がれ難いも
のを×と3段階に評価する. 放置条件:A=20°C,65%RH B=30°C,0%RH C=40°C,0%RH いずれも145g/cm2 。
【0010】例えば商標セルパラテープ(以下材料Iと
記す)の名で市販されている材料は,手先で延伸でき,
延伸により自己粘着性を発揮し,かつ上記の試験のすべ
ての条件で簡単に剥がれる(評価○)ので本発明に使用
するのに適当な材料である。
【0011】離型紙を伴なったミシン目入り接ぎ木用テ
ープの市販品(商標メデール,材料II)はすべての条
件で極めて剥離困難である(評価×).手先で延伸で
き,延伸により自己粘着性を発揮するフィルムの代表的
な市販品(商標PARAFILM,材料III)は条件AとBで
は△,条件Cでは×と評価される.他の市販品(商標T.
S.film,材料IV)についても同様である.両者はいず
れも離型紙を伴ない,ミシン目はない.軟質塩ビテープ
(材料V)はすべての条件で簡単に剥がれるが延伸によ
る自己粘着性を発揮しない.図3は,材料I〜材料Vの
引張応力と歪みとの関係を示す説明図であり,15mm×
70mmのテープ(離型紙,ミシン目なし)について20
°C,65%RHで試験した.試験機,引張速度は前記
と同じで,チャック間隔は20mm,速度300mm/分の
記録チャートを縮小して図3としてある.テープの厚さ
は次の通りである.材料I:120μm ,材料II:1
00μm ,材料III:130μm ,材料IV:110
μm ,材料V:60μm 。
【0012】本発明で用いる材料は,このように通常の
状態では実質的に粘着性を発揮しないが,延伸すると新
たな表面が出て,初めて粘着性を発揮する。延伸により
新たな表面を形成したフィルム相互間は良好な自己粘着
性を持ち,それゆえに両端を結び付けなくても自己粘着
により接ぎ木部分を固定する。
【0013】延伸により発揮する自己粘着性は,例えば
次のような試験によって確認できる。即ち,試料フィル
ムを切断伸度より少し下の範囲,例えば3〜4倍以上の
高延伸度で伸ばしながら,直径10〜30mmの棒に巻き
付けてゆき,最後に伸度を大きくとって切断したとき,
フィルム同士が自己密着し,巻き付けたフィルムが自然
に剥がれないものは自己粘着性を有する。しかし,この
ようにして自己粘着したフィルム相互の結合はさほど強
固なものではないので,引張れば容易に再剥離し,また
木材,紙,ガラス,プラスチックス,金属からの剥離も
容易である。
【0014】この材料はこのような自己粘着性と共に,
小さい力で伸びやすいところに特徴がある.例えば降伏
値 0.3〜 0.4kg/mm2 程度の材料が用いられる.小さい
力で伸びやすいことは,手先で行なう接ぎ木の作業性に
とり原則的には有利であり,更に,木の太さに応じて伸
びるので木の成長を妨げず,活着した後のテープ取り除
き作業が必要でなくなる.しかし,あまりにもずるずる
と伸びやすいテープは,かえって切断の作業性を悪化
し,ミシン目を入れて切断の便を図っても,切断する前
にテープが伸び過ぎてしまう.先行技術が離型紙を必要
とした理由の一つである。
【0015】このように伸びが大きく,自己粘着性の出
る特殊ポリマーは接ぎ木用テープ材料として利点と欠点
の両方をもち,離型紙を伴なわないで切断特性の優れた
接ぎ木用テープは実現していなかった.それにも拘ら
ず,本発明者は適当な材料と製法を組合わせることによ
り離型紙を伴なわないで切断特性の優れた接ぎ木用テー
プは実現することを見出し,本発明を完成した。
【0016】好適な材料は,例えば特開昭51−122
153に開示されているような石油系ワックス,エラス
トマーおよびエチレン系のポリマーよりなる組成物に見
出すことができる。石油系ワックスとしては,パラフィ
ンワックス,マイクロクリスタリンワックス,ペトロラ
タム等を挙げることができる。エラストマーとしては,
天然ゴム,SBR,ニトリルゴム,エチレンプロピレン
ゴム,イソプレンゴム,イソブチレンゴム等がある。エ
チレン系のポリマーとしては,低密度ポリエチレン,エ
チレン酢酸ビニル共重合体,エチレン塩化ビニル共重合
体,エチレンメタクリル酸グリシジル共重合体,エチレ
ンブテン−1共重合体,エチレン4−メチル−1−ペン
テン共重合体,無水マレイン酸グラフトポリエチレン等
を挙げることができる。これらは,それぞれ単独または
混合物として用いることができる。
【0017】各成分の組成の一例を具体的に示すと,パ
ラフィンワックス30〜65%(重量以下同じ),ポリ
イソブチレン30〜50%,低密度ポリエチレン5〜1
5%である.本発明の目的を損なわない範囲で,その他
のポリマー,例えばポリエステル類,ポリアミド類,ポ
リウレタン類,ポリビニルピロリドン等を含有したもの
であっても良い。
【0018】図1は本発明品の斜視図であり,1はミシ
ン目,2は巻かれたテープ,3は引き出されたテープ,
4は紙管でできた芯を示している.接ぎ木用テープの幅
は,取り扱う接ぎ木の大きさにより選ぶことができる
が,通常20〜30mm程度のものが便利である。テープ
は巻長10〜100m程度の巻き物の形状の製品として
市場に供給するのが便利である。ミシン目の間隔も取り
扱う接ぎ木の大きさに応じて選ぶが,普通は3〜10cm
程度である。
【0019】代表的な接ぎ木用テープの寸法は,取り扱
う接ぎ木の大きさに応じて選ぶことができる.通常は厚
さ50〜300μm 程度,好ましくは100〜200μ
m ,幅10〜50mm,特に好ましくは20〜30mm程
度,ミシン目間隔は30〜100mm程度である.切断強
度は作業しやすい0.2〜2kg,例えば0.8kg前後に
なるようにする.テープ断面1mm2 あたりの切断強度は
0.1〜0.6kgである.切断するまでの伸びが大きす
ぎると接ぎ木作業性や強度の点で不適当であり,30%
以下,好ましくは5〜20%の伸びでミシン目部分から
切断するようにする。
【0020】この接ぎ木用テープは,巻長10〜100
m程度の,離型紙を伴なわない巻き物の形状の製品とし
て市場に供給するのが便利である。離型紙なしの巻き物
製品であるためには,勿論テープのブロッキング性の小
さいことが必要である。
【0021】本発明品は,例えば次の方法で得られる得
られる原反フィルムを加工することにより製造すること
ができる。原反フィルムは,代表的には石油系ワック
ス,エラストマーおよびエチレン系ポリマーを,ニーダ
ー,混練ロール,各種ミキサー等の混合機で予備混合し
た後,カレンダー法,Tダイ法あるいはインフレーショ
ン法等の溶融押出法,2本あるいは3本ロール法等常法
の成形法を用いてフィルム状に成形する。また,溶媒に
溶解して金属バンドあるいは回転ドラム上に流延して成
形することもできる。原反フィルムは,紙管等の芯にロ
ール状に巻き取る。
【0022】
【実施例】粘度平均分子量約10万のポリイソブチレン
50部,イソパラフィン5%を含む融点52°Cのパラ
フィンワックス40部,比重0.92の低密度ポリエチ
レン10部をバンバリーミキサーで溶融混練,冷却後,
ペレット状に破砕し,単軸の押出機を用い,120°C
でTダイを通して金属ローラー表面上に押出成形して得
た原反フィルムを用いる。
【0023】図2は,原反フィルムにミシン目を入れ,
製品の幅に合わせてスリット切断して本発明品を製造す
る装置の一例を示す斜視説明図であり,1はミシン目,
5は原反フィルムロール,6は製品巻取部,7はミシン
目のピッチに合わせて上下動する鋸刃式ナイフ,8は刃
先受け,9は押え枠,10は製品の幅に合わせて設置した
レザー刃である。
【0024】0.2〜2kgの力で30%以下の伸びでミ
シン目部分から切断する接ぎ木用テープを得る製造技術
上のポイントは,原反ロールのブレーキ力,巻取張力の
調整,鋸刃の形状,ピッチ,刃先受けの材質,押え枠の
間隔,レザー刃の調整である. 例えば巻取張力は,原
反フィルムの伸びが30%以下になるような張力で巻く
のがよい.30%以上の伸びを伴なって巻き取ると,た
とえ適切な材料を用いても製品がブロッキングしやす
い。
【0025】また,ミシン目に関しては次のようなテス
トから,ミシン目のピッチは下記の程度では適性であ
り,ミシン目の幅は刃先の深さを調整する等して,十分
に検討すべきであることがわかる.頂角60°の鋸刃式
ナイフを用い,ミシン目のピッチと幅を変えた場合の結
果は次の通りである.ミシン目幅の小,中,大は,それ
ぞれ1ピッチの1/3,1/2,2/3に対応する。
【0026】例1:フィルム厚さ120μm ,ミシン目
ピッチ2.5mm,製品テープ幅25mm,ミシン目間隔5
0mm ミシン目幅 切断強度kg kg/mm2 切断時の伸び% 小 0.7 〜0.9 0.23〜0.3 40〜60 中 0.7 〜0.8 0.23〜0.26 10〜20 大 巻取張力でミシン目切断。
【0027】例2:フィルム厚さ110μm ,ミシン目
ピッチ1.5mm,製品テープ幅20mm,ミシン目間隔7
0mm ミシン目幅 切断強度kg kg/mm2 切断時の伸び% 小 0.5 〜0.7 0.22〜0.32 50〜100 中 0.5 〜0.6 0.22〜0.27 10〜 15 大 巻取張力でミシン目切断。
【0028】参考例(従来品):フィルム厚さ100μ
m ,離型紙厚さ30μm ,ミシン目ピッチ2mm,製品テ
ープ幅30mm,ミシン目間隔70mm ミシン目幅 切断強度kg kg/mm2 切断時の伸び% 中 2.9 〜3.0 0.97〜1.0 10〜12 注:1mm2 あたりの切断強度はミシン目を計算に入
れないフィルム断面積について計算した。
【0029】
【作用及び効果】本発明者は,ミシン目付き接ぎ木用テ
ープの素材として,延伸により自己粘着性を発揮する性
質を持つにも拘らずブロッキング性が小さい材料を利用
することを考えテストした結果,適度の(この種の材料
にしては比較的小さい)伸びの範囲内でミシン目の部分
において確実に切断するものが現実に製造し得ることを
見出した.これにより離型紙を使用せずにミシン目を利
用して,容易に予定した長さでの切断できる接ぎ木用テ
ープが実現した.切断したテープは,手先で引っ張れば
粘着性のある新しい表面が出るので,接ぎ木をぐるぐる
巻いて,引き伸ばしたテープ末端部分を押しつけるだけ
でしっかり固定することができる。
【0030】このテープは,接ぎ木作業にマッチしたテ
ープ寸法,切断強度,伸びを持ち,結び付け作業を必要
としない.離型紙を使用しなくても,ブロッキングしな
い巻物として保存,使用できるので,テープと離型紙の
分離作業に煩わされず,また離型紙の屑を散乱させるこ
とがない.そして,このテープは木の成育を阻害しない
伸び易さを備えており,活着した後のテープ取り除き作
業は必要でない.また,剥離容易であるから,必要に応
じて悪い影響を残さずに木から除去することができる。
【0031】このようにして,従来品の中では最も作業
性のよいものと比較しても,離型紙の使用に伴ない切断
力が大きくなること,テープと離型紙の分離作業に煩わ
されること,屑が畑に散乱しやすいこと等の欠点がなく
なり,切断,固定,後始末を含めた総合的な作業性のよ
い接ぎ木用テープが初めて実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の実施例の斜視図
【図2】本発明品を製造する装置の一例を示す斜視説明
【図3】材料I〜材料Vの引張応力と歪みの関係を示す
説明図
【符号の説明】
1 ミシン目 2 巻かれたテープ 3 引き出されたテープ 4 紙管でできた芯 5 原反フィルムロール 6 製品巻取部 7 鋸刃式ナイフ 8 刃先受け 9 押え枠 10 レザー刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手先で延伸でき,延伸により自己粘着性を
    発揮するフィルム形成性材料により構成され,離型紙を
    伴なわないで巻き物の形状をなし,0.2〜2kgの力で
    30%以下の伸びでミシン目部分から切断する接ぎ木用
    テープ
  2. 【請求項2】手先で延伸でき,延伸により自己粘着性が
    発揮される石油系ワックス,エラストマー,エチレン系
    ポリマーの混合物よりなるフィルム形成性材料により構
    成され,厚さ100〜300μm ,幅10〜50mm,離
    型紙を伴なわないで巻長10〜100mの巻き物の形状
    をなし,30〜100mm間隔のミシン目があり,テープ
    断面1mm2 あたり0.1〜0.6kgの力により30%以
    下の伸びでミシン目部分から切断する接ぎ木用テープ
JP3199890A 1991-07-16 1991-07-16 接ぎ木用テープ Pending JPH0523050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042773A3 (en) * 1997-03-21 1999-05-20 Duarte Nurseries Inc Method for grafting rootstock using improved grafting film

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